JP3054801B2 - アドレス式警備システム - Google Patents

アドレス式警備システム

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JP3054801B2 JP7145664A JP14566495A JP3054801B2 JP 3054801 B2 JP3054801 B2 JP 3054801B2 JP 7145664 A JP7145664 A JP 7145664A JP 14566495 A JP14566495 A JP 14566495A JP 3054801 B2 JP3054801 B2 JP 3054801B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、警備システムに係り、
特に、所定アドレスの防犯センサからの信号を無効にす
るよう設定(以下、「マスク設定」という。)した場合
に、マスク設定が解除されるまで一定時間毎に当該防犯
センサについて警報を発するアドレス式警備システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のアドレス式警備システム
は、例えば特開昭60−116098号公報、特開平1
−156900号公報等に示されるように、警戒区域に
設置された防犯センサと、これら防犯センサが接続され
た伝送線路と、この伝送線路が接続される中央処理装置
とから構成されているものが一般的である。このような
システムにおいて、各防犯センサには固有のアドレスが
割り当てられている。中央処理装置は、例えばアドレス
ポーリングして、所定の防犯ンサを呼び出し、当該防
犯センサとの間で情報の送受を行うようになっている。
また、防犯センサは、例えばパッシブセンサ、マグネッ
トアドレス式センサ、シャッターアドレス式センサ等が
挙げられる。
【0003】ところで、上記防犯センサは、建物への侵
入者を検出するため、建物内外に設置されているが、長
年使用することにより検出部の劣化や、センサの設置位
置がずれる等の理由により、侵入者や火災等の異常が発
生しているにも関わらずこの異常を検出できなくなった
り、逆に、異常が発生していないにも関わらず警備セン
ターに警報が送信されるという問題があった。 特に、
記防犯センサの中でパッシブセンサは、人体の熱を感知
することができるため、建物内部の防犯に使用されてい
る。すなわち、パッシブセンサを建物内部の所望の箇所
に設置し、建物内への侵入者を検出している。 しかし、
パッシブセンサの場合、センサの視野調整および感度調
整が難しく、センサの視野調整が不完全であって太陽光
等の当たる窓等が当該センサの視野に入ったり、当該セ
ンサの感度調整が不完全であるときには、適正な視野調
整または感度調整が行われるまで、侵入者以外の原因に
よる警報(以下、「誤報」という)が警備センターに何
度も送信されるという問題があった。
【0004】そこで、このようなときには、防犯センサ
を交換したり、設置位置の修正、あるいは、パッシブセ
ンサの視野調整や感度調整が終了するまでの間、一時的
に誤報を発する防犯センサの信号を無効にする(マスク
する)ことがよくある。このマスクをする方法として
は、センサヘッドを取外して信号ラインをショートする
方法や、中央処理装置(監視盤)に、マスクするセンサ
のアドレスを設定して当該センサの監視機能を一時的に
保留するアイソレーションを行ったりする方法が採用さ
れている。また、1つでもアイソレーションされたセン
サがある場合、表示灯を点灯し、アイソレーションされ
たセンサがあることを認識できるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、マスクされ
ている防犯センサが、建物内部で発生している侵入者や
火災等の異常を検出したとしても、防犯センサの交換、
設置位置の修正、あるいは、パッシブセンサの視野調整
や感度調整等が終了し、マスク設定が解除されるまでの
間は、この防犯センサからの信号は無効になる。つま
り、マスクされている防犯センサが設置されている場所
は未警戒状態になってしまうという問題があった。
た、防犯センサの交換、設置位置の修正、あるいは、パ
ッシブセンサの視野調整や感度調整等を行った後、この
防犯センサのマスク設定を解除し忘れると、この防犯セ
ンサはマスク設定されたままとなり、未警戒状態のまま
放置される虞れがあった。 さらに、表示灯を点灯してア
イソレーションされたセンサがあることを表示していて
、うっかり忘れてしまったり、そのように表示されて
いるのが当たり前のように感じてしまうことが間々あ
り、盗難事故等の発生につながる可能性があった。
【0006】そこで、本発明は、上記従来技術の欠点を
解消するためになされたものであり、マスクしたセンサ
があることを確実に認識させるようにしたアドレス式警
備システムを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のアドレス式警備システムは、固有のアドレ
スを有し、かつ所定の防犯・防災検出機能を有する防犯
センサと、各防犯センサが伝送線路を介して接続されか
つ上記固有のアドレスにより各防犯センサを呼出して該
当防犯センサとの間で情報を送受する処理装置とを備え
てなるアドレス式警備システムにおいて、前記処理装置
は、所定の時間を設定できるタイマーと、所定の防犯セ
ンサについてマスク設定を行うと、前記タイマーを自動
的に起動させる第1の手段と、タイマーがタイムアップ
したときに外部機器へ警報を出力するとともに前記タイ
マーに再び起動をかける第2の手段とを備えたことを特
徴とするものである。
【0008】請求項2記載の発明では、処理装置は、第
2の手段から警報が発せられたときに、警報ブザーを鳴
動させるか、警告メッセージを表示装置に表示させるも
のであることを特徴とするものである。
【0009】請求項3記載の発明では、第1の手段は、
マスクカウンタを備え、マスク設定要求があったとき
に、当該マスクカウンタにマスク設定された防犯センサ
の個数を設定できるようにしたことを特徴とするもので
ある。
【0010】請求項4記載の発明では、第1の手段は、
複数の防犯センサがマスク設定されたときでも、最初に
設定された防犯センサによるタイマーで時間管理される
ようにしたことを特徴とするものである。
【0011】請求項5記載の発明では、上記処理装置
は、前記タイマーに設定すべき時間をメニューで提示で
きるとともに、その提示されたメニューから設定したい
時間を選択できる手段を備えたことを特徴とするもので
ある。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明では、防犯センサをマスク
設定したときに、各センサに個別に、あるいは、マス
設定したセンサの全てに、自動的に、一定時間タイマー
をセットし、このタイマーがタイムアップしたときに警
報を発し、かつタイマーを再設定し、マスクの解除がな
いかぎり、何回でも警報を発するようにしたものであ
る。
【0013】請求項2記載の発明では、第2の手段から
警報が発せられたときに、警報ブザーを鳴動させてい
る。また、第2の手段から警報が発せられたときに、警
告メッセージを表示装置に表示させている。
【0014】請求項3記載の発明では、マスク設定要求
があったときに、第1の手段は、当該マスクカウンタに
マスク設定された防犯センサの数を設定し、マスクされ
た防犯センサの個数を確実に通知できる。
【0015】請求項4記載の発明では、複数の防犯セン
サがマスク設定されたときでも、第1の手段は、最初に
設定された防犯センサによるタイマーで時間管理でき
る。
【0016】請求項5記載の発明では、タイマーに設定
すべき時間がメニューで提示されているので、保守要員
はそのメニューの中から所定の時間を選択する。これに
より、タイマーに当該時間が設定できる。したがって、
経験の浅い保守要員であっても、その現場に適切な設定
時間を、参考値あるいは推奨値として提供することがで
きる。
【0017】
【実施例】以下、本発明について図示の実施例を参照し
て説明する。図1は、本発明のアドレス式警備システム
の実施例を示すブロック図である。この図において、符
号1は防犯監視盤(処理装置)であり、この防犯監視盤
1には一対の伝送線路3が接続されている。また、伝送
線路3は、この図では、二つの伝送線路3a、3bに分
岐されている。伝送線路3aには、防犯センサ511
12,…,51Nがそれぞれ接続されている。また、
伝送線路3aの末端には、現場でセンサーの情況を確認
できる点検確認ユニット7aが接続されている。一方、
伝送線路3bには、防犯センサ521,522,…,5
2Nがそれぞれ接続されている。また、伝送線路3bの
末端には、現場でセンサーの情況を確認できる点検確認
ユニット7bが接続されている。なお、防犯センサ5
11,512,…,51Nはマグネットアドレス式セン
サであり、ドアーや窓等を警戒するために使用される。
また、防犯センサ521,522,…,52Nは、例え
ばパッシブアドレス式センサ、シャッターセンサ等であ
る。ここで、パッシブアドレス式センサは人の侵入を検
出し、シャッターセンサはシャッターの開閉等を検出す
る。各防犯センサ511,512,…,51N、及び防
犯センサ521,522,…,52Nには、それぞれ固
有のアドレスが割り当てられている。
【0018】防犯監視盤1は、アドレスポーリングを行
うことにより、所定の防犯センサ5を呼び出すことがで
きるようになっており、呼び出した防犯センサ5との間
で情報の送受ができるようになっている。この防犯監視
盤1にはキースイッチ9が接続されており、防犯監視盤
1に対して警備−警備解除を指令できる。また、防犯監
視盤1には電話回線Lが接続されており、この電話回線
Lにより警備センター等に接続されている。さらに、防
犯監視盤1は、所定の防犯センサ5をマスクするアイソ
レーションができるようになっている。この防犯監視盤
1は、所定の防犯センサ5に対してマスク設定を行う
と、タイマー時間が設定されるとともに、タイマーを起
動し、かつ設定されたタイマー時間が経過する毎に、外
部機器へ警報Dを出力できるようになっている。
【0019】図2は、同防犯監視盤の具体的構成を示す
ブロック図である。この図において、防犯監視盤1は、
中央演算処理装置(CPU)11と、メモリー12と、
入力/出力(I/O)ポート13と、マンマシンインタ
ーフェース14と、伝送インターフェース15と、通信
回線伝送装置16とを備えている。
【0020】CPU11は、バスラインを介してメモリ
ー12とI/Oポート13に接続されている。I/Oポ
ート13には、マンマシンインターフェース14と、伝
送インターフェース15と、通信回線伝送装置16とが
接続されている。なお、図示しないが、キースイッチ9
は、I/Oポート13に接続されている。また、伝送イ
ンターフェース15には伝送線路3が接続されている。
前記通信回線伝送装置16には、電話回線Lが接続され
ている。また、I/Oポート13からは、警報Dも出力
できるようになっている。
【0021】また、CPU11は、メモリー12内に記
憶されているプログラムを実行し、この実施例を実現す
る。また、CPU11は、マスクする防犯センサ5が指
定されると、これのアドレスをメモリー12の所定のエ
リアに格納できるようになっている。また、CPU11
には、マスクが行われたことを格納しておくマスクカウ
ンタMが設けられている。このCPU11は、プログラ
ムを実行することにより、タイマー時間が所定のものに
設定できるタイマーと、防犯センサ5についてマスク設
定がされたときに、タイマーに起動をかける第1の手段
と、タイマーがタイムアップしたときに警報をI/Oポ
ート13を介して出力し、かつタイマーを再設定する第
2の手段とを実現できるようになっている。また、この
警報は、防犯監視盤1において、警報ブザーを鳴動させ
るか、メッセージを液晶ディスプレイに表示させるか、
あるいは警センー等に発信するようにすればよい。
【0022】マンマシンインターフェース14は、キー
ボード、テンキー等の入力装置と、液晶ディスプレイ等
の表示装置とから構成されている。このようなマンマシ
ンインターフェース14を使用し、例えば、参考値ある
いは推奨値としてタイマーに設定すべき時間をメニュー
方式でその表示装置に表示(提示)できるようにし、且
つ当該メニュー方式で表示されている所定の設定時間に
ついて、その入力装置により選択することにより、タイ
マーの時間設定ができるようにしてもよい。また、伝送
インターフェース15は、防犯センサ511,512
…,51N及び防犯センサ521,522,…,52N
と、CPU11との間のデータの交換を行わせるもの
ある。さらに、通信回線伝送装置16は、CPU11と
警備センター等との間で情報を送受されるものである。
【0023】このように構成された実施例の動作を図1
及び図2を基に図3を参照しながら説明する。なお、図
3は、同実施例の動作を説明するためのフローチャート
である。
【0024】防犯監視盤1の電源がオンとなると、初期
化処理が行われる(ステップ(S)101)。この初期
化処理には、マスクカウンタM=0とする処理も含まれ
ている。次に、防犯監視盤1のCPU11は、マスクカ
ンウタMが0より大きいか否かを判定する(S10
2)。この処理は、マスクが行われているか否かを判断
する処理である。
【0025】一般に、防犯センサ5はマスクされていな
いので(S102;NO)、CPU11は、通常の警戒
処理をおこなっている(S103)。すなわち、CPU
11はアドレスポーリング処理を行い、防犯センサ5
11を呼出し、各センサと情報の送受を行う。この処理
が終了すると、CPU11では、マスク要求があるか否
かを判定する(S104)。
【0026】マスク要求がないときには(S104;N
O)、再び、ステップ102に戻り、マスクカウンタM
の値を判定する(S102)。以後、マスク要求がない
限り、CPU11では、S102−S103−S104
−S102−S103−…を繰り返し、順次、防犯セン
サ512,…,51N、防犯センサ521,522
…,52Nの呼出し処理を実行してゆく。
【0027】一方、例えばマンマシンインターフェース
14を介してCPU11に対してマスク要求があったと
きには(S104;YES)、設定要求か否かを判定す
る(S105)。ここで、設定要求の場合には(S10
5;YES)、マンマシンインターフェース14を介し
て設定処理を実行する(S106)。例えば、防犯セン
サ511をマスクしたとすると、CPU11では、この
防犯センサ511のアドレスをメモリー12の所定のエ
リアに格納する。また、CPU11は、n=1として、
マスクカウンタMについて、M=M+nの計算をする
(S107)。しかる後に、CPU11では、マスクカ
ウンタMの内容をチェックする(S108)。ここで、
マスクカウンタMの値が1より大きければ(S108;
YES)、ステップ102に移行する。一方、マスクカ
ウンタMの値が1以下であれば(S108;NO)、タ
イマーをセットする(S109)。なお、ステップ10
8の処理は、複数の防犯センサ5がマスクされたとして
も、最初にマスク設定された防犯センサ5によりセット
されたタイマーのみで、時間管理を行うようにするため
の処理である。また、ステップ109において、タイマ
ーに設定される時間は、外周警備を行っていることもあ
り、2〜4日程度にセットすることがよりよいものと考
えられる。しかし、地域性や、保守要員数により異なる
ため、システム設定時にマンマシンインターフェース1
4のテンキー操作により、あらかじめ決められたタイマ
ー値中から選択するようにすればよい。
【0028】すなわち、タイマーに設定すべき時間につ
いて複数の時間を予め用意しておき、これをマンマシン
インターフェース14の表示装置にメニュー方式で表示
し、その表示を見ながら入力装置を使用して当該時間を
選択させるようにすることにより、タイマーの時間設定
を可能にしている。これにより、経験の浅い保守要員で
あっても、参考値あるいは推奨値を提供することによ
り、安全な保守をすることが可能となる。
【0029】タイマーのセットが終了すると(S10
9)、再び、ステップ102に移行する。S102にお
いては、CPU11は、マスクカウンタMが0より大き
いか否か判定する。ここでは、先の処理でマスクカウン
タMに“1”が設定されているので、マスクカウンタM
の値が0より大きいものと判定され(S102;YE
S)、CPU11は、タイマーがタイムアップしたか判
定される(S111)。タイムアップされないときには
(S111;NO)、所定の各端末器の呼出し処理(S
103)に移行する。以後、タイムアップしない間は、
S102−S111−S103−S104−S102−
S111−S103−…と処理が実行される。もちろ
ん、この処理の間は、ステップ103における端末器呼
出し処理においてマスクされた防犯センサ5は無視され
ることになる。
【0030】一方、タイマーがタイムアップしたときに
は(S111;YES)、CPU11はマスク警報D
発生する(S112)。次に、CPU11は、タイマー
をセットする(S113)。以後、再び、次のタイムア
ップになるまで、S102−S111−S103−S1
04−S102−S111−S103−…と処理が実行
される。
【0031】なお、センサ5の解除は、次のように行
う。まず、マスク要求をする(S104;YES)。次
に、解除要求を入力すると設定要求でないと判定される
から(S105;NO)、マスクカウンタMの値の判定
に移行する(S121)。マスクカウンタMが0のとき
には(S121;NO)、解除の必要がないので、ステ
ップ102の処理に移行する。また、マスクカウンタM
が0より大きいときには(S121;YES)、解除処
理を行う(S122)。M≧nとすると、CPU11
は、マスクカウンタMについて、M=M−nの計算をし
て(S12)、ステップ102に移行する。これによ
り、マスクカウンタMが0となり、マスクされた防犯セ
ンサ5がないことになる。
【0032】このように本実施例は、防犯センサ5をマ
スク操作したときに、各センサに個別に、あるいは、マ
スクしたセンサの全てに、自動的に、一定時間タイマー
をセットし、このタイマーがタイムアップしたときに警
報を発し、かつタイマーを再設定し、マスクの解除がな
いかぎり、何回でも警報を発するようにしたものであ
る。
【0033】このような実施例によれば、センサ5をマ
スクした後には、一定時間毎に警報を発するようにし、
マスク設定したことを忘れてしまうことによる長時間の
未警戒状態を防止することができ、これにより、盗難事
故の防止に役立つとともに、システムの安全性を確保す
ることができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明では、防犯センサをマスク設定したときに、各センサ
に個別に、あるいは、マスクしたセンサの全てに、自動
的に、一定時間タイマーをセットし、このタイマーがタ
イムアップしたときに警報を発し、マスクの解除がない
かぎり何回でも警報を発するようにしたので、センサー
マスクの設定後の忘れによる長時間の未警戒状態を防止
し、盗難事故の防止に役立つとともに、システムの安全
性の確保ができることになる。
【0035】請求項2記載の発明では、第2の手段から
警報が発せられたときに、警報ブザーを鳴動させ、ま
た、警告メッセージを表示装置に表示させているので、
確実に未警戒状況を防止することができる。
【0036】請求項3記載の発明では、マスク設定要求
があったときに、当該マスクカウンタにマスク設定され
た防犯センサを設定できるようにしたので、マスクされ
た防犯センサの個数を確実に通知できる。
【0037】請求項4記載の発明では、複数の防犯セン
サがマスク設定されたときでも、最初に設定された防犯
センサによるタイマーで時間管理できるので、無駄な警
報がでず、確実に、マスクされている防犯センサがある
ことを知らせることができ、マスク忘れを防止できる。
【0038】請求項5記載の発明では、設定すべき時間
について複数の時間を予め用意しておき、これをメニュ
ーで提示し、その提示を参照して当該時間を選択設定す
ることにより、タイマーの時間設定が可能であるため、
経験の浅い保守要員であっても、参考値あるいは推奨値
を提供でき、安全で確実な保守が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアドレス式警備システムの実施例を示
すブロック図である。
【図2】同実施例の防犯監視盤の具体例を示すブロック
図である。
【図3】同実施例の動作を説明するためのフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 防犯監視盤(処理装置) 3 伝送線路 511,512,…,51N、521,522,…,5
2N 防犯センサ 11 CPU 12 メモリー 13 I/Oポート 14 マンマシンインターフェース 15 伝送インターフェース 16 通信回線伝送装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 誠一 東京都渋谷区幡ケ谷一丁目11番6号 ニ ッタン株式会社内 (72)発明者 河合 秀規 東京都渋谷区幡ケ谷一丁目11番6号 ニ ッタン株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−276295(JP,A) 特開 昭64−50195(JP,A) 特開 昭63−314698(JP,A) 特開 昭60−116098(JP,A) 特開 平1−156900(JP,A) 実開 昭61−196393(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 23/00 - 31/00 G08B 17/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固有のアドレスを有し、かつ所定の防犯
    ・防災検出機能を有する防犯センサと、各防犯センサが
    伝送線路を介して接続されかつ上記固有のアドレスによ
    り各防犯センサを呼出して該当防犯センサとの間で情報
    を送受する処理装置とを備えてなるアドレス式警備シス
    テムにおいて、 前記処理装置は、所定の時間を設定できるタイマーと、
    所定の防犯センサについて該防犯センサからの信号を無
    効にするように設定したときに、前記タイマーを自動的
    に起動させる第1の手段と、タイマーがタイムアップし
    たときに外部機器へ警報を出力するとともに前記タイマ
    再び起動させる第2の手段とを備えたことを特徴と
    するアドレス式警備システム。
  2. 【請求項2】 前記処理装置は、第2の手段から警報が
    出力されたときに、警報ブザーを鳴動させるか、警告メ
    ッセージを表示装置に表示させるものであることを特徴
    とする請求項1記載のアドレス式警備システム。
  3. 【請求項3】 前記第1の手段は、信号を無効にするよ
    う設定された防犯センサの個数を記憶するマスクカウン
    タを備え、信号を無効にするよう設定されたときに、当
    該マスクカウンタに信号を無効にするよう設定された防
    犯センサの個数を設定できるようにしたことを特徴とす
    る請求項1記載のアドレス式警備システム。
  4. 【請求項4】 前記第1の手段は、複数の防犯センサが
    信号を無効にするよう設定されたときでも、最初に設定
    された防犯センサによるタイマーで時間管理されるよう
    にしたことを特徴とする請求項1記載のアドレス式警備
    システム。
  5. 【請求項5】 上記処理装置は、前記タイマーに設定す
    べき時間を表示するとともに、表示された時間から設定
    したい時間を選択できる手段を備えたことを特徴とする
    請求項1記載のアドレス式警備システム。
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