JP3054624B2 - 線条材へのチューブ装着装置 - Google Patents

線条材へのチューブ装着装置

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JP3054624B2
JP3054624B2 JP5142547A JP14254793A JP3054624B2 JP 3054624 B2 JP3054624 B2 JP 3054624B2 JP 5142547 A JP5142547 A JP 5142547A JP 14254793 A JP14254793 A JP 14254793A JP 3054624 B2 JP3054624 B2 JP 3054624B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は、配電盤等の配線を行
なう場合に使われるマークチューブ付き電線等を作成す
る線条材へのチューブ装着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】 線条材へのチューブ装着装置の一例と
して配電盤等に取り付けるマークチューブ付き電線の作
成のための電線へのマークチューブ装着装置として図1
5に示すものが提案されている。このマークチューブ装
着装置は、図2に示すようなマークチューブ付き電線を
作成するものであり、チューブ2を複数の搬送ローラ7
5で搬送し、プリンタ76にて配電盤の器具端子名等を
印字しカッタ77で所定長さに切断するチューブ印字部
8と、電線1を複数の搬送ローラ71により搬送し、ハ
ウジング73に保持されたマークチューブ単材48に挿
入させ、電線1をカッタ72により所定量長さに切断
し、抜け止め手段74により電線に抜止め加工をする電
線搬送部7と、チューブ印字部で作成されたマークチュ
ーブ単材48をチューブハンド78で掴み、これを電線
搬送部7のハウジング73に搬送するチューブ搬送部9
より構成されている。
【0003】このハウジング73にはマークチューブ単
材48を保持するセット部73aと、セット部73aに
保持されるマークチューブ単材48の内孔に電線1を案
内する案内部73b、73cとが備えてあり、電線1を
搬送している間はこのセット部73aにマークチューブ
単材48を保持し、従って電線1は、案内部73bを通
過するとマークチューブ単材48の内孔に挿入するよう
になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
なマークチューブ装着装置では、マークチューブ保持手
段のセット部の寸法が決められているため、異なる外径
のマークチューブを使用する場合には、別のマークチュ
ーブ保持手段を用意しなければならず不便であった。
【0005】本発明の目的とするところは、このような
問題をふまえ、マークチューブ保持手段を変更すること
なく、異なる外径のマークチューブ単材であっても、電
線が通過できるよう確実に保持するマークチューブ保持
手段を有する電線へのマークチューブ装着装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る線条材への
チューブ装着装置は、線条材を搬送する搬送手段と、
割可能な一対のブロックからなり、この一対のブロック
を閉じたとき前記線条材の搬送方向の延長線上にチュー
ブ単材をその軸方向を一致させて保持するセット部を形
成するチューブ保持手段と、チューブ単材をチューブ保
持手段のセット部へ搬送するチューブ搬送手段とを有す
る線条材へのチューブ装着装置において、前記チューブ
保持手段のセット部の内部形状をこのセット部に装着可
能な最大径チューブの外径に対応する円弧形状かつその
凹みを浅くした形状とし、前記チューブ保待手段を構成
する一対のブロックを閉じたとき、このブロック間の距
離を規制することで、セット部の一方向の幅を変更する
セット部幅変更手段を設けたことを特徴とし、更に、
記セット部幅変更手段は、チューブ保持手段の一対のブ
ロック間の距離を規制するピンと、このピンの出し入れ
を行う操作杆を有することが望ましい。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図より説明する。本実施例
は電線に装着するマーカーの一例としてマークチューブ
を使用したもので、図1は、マークチューブを電線に自
動的に装着するマークチューブ装着装置の正面図で、図
2はこのマークチューブ装着装置で作成されたマークチ
ューブ付電線で、図3はマークチューブ装着装置の装着
部正面断面図であり、図4はマークチューブ装着装置の
装着部平面断面図で、図6はマークチューブ装着装置の
装着部側面断面図である。
【0008】このマークチューブ装着装置は、電線1に
マークチューブ2を装着する装着部3と、装着部3を作
動させる動作データ(電線の出先名と行先名、電線の長
さ、電線の本数、マークチューブの長さ)の入力やオペ
レータへの指示を表示する操作部4とから構成され、5
と6はそれぞれ電線束、マークチューブ束を示してい
る。また装着部3は電線1を搬送しマークチューブ単材
48に挿入する電線搬送部7と、マークチューブ2に配
電盤の器具端子名等を印字し所定長さに切断するチュー
ブ印字部8と、マークチューブ単材48をチューブ印字
部8から電線搬送部7に搬送するチューブ搬送部9より
構成されている。
【0009】装着部3の電線搬送部7は、電線1を搬送
する複数の駆動ローラ10a、10b、10c、10d
と従動ローラ11a、11b、11c、11dと、電線
を次の行程に案内する複数のガイドブロック12a、1
2b、12cと、電線1を斜めにカットするカッタ13
と、電線1の搬送経路に設けられ電線1がマークチュー
ブ単材48の内孔を通過するようにマークチューブ単材
48を保持するハウジング14と、図2に示すマークチ
ューブ単材48の電線1からの抜止めのための曲げ部4
9を形成する抜止めプレス15a、15bと、電線の通
過を検知するセンサ16a、16bと、斜めに切断され
た電線を直角に切断するカッタ17とを備えている。
【0010】なお、駆動ローラ10a、10b、10
c、10dは、それぞれステップモータ18a、18
b、18c、18dにより駆動され、電線1の搬送はこ
のステップモータ18a、18b、18c、18dを制
御することで行っている。
【0011】ハウジング14は、図3、図6および図9
に示すように上ブロック14aと下ブロック14bとの
上下に2分割する構成で、上ブロック14aはエアシリ
ンダ19により案内棒20に沿って上下動し、この上ブ
ロック14aを下げ、上下ブロックを閉じると図9に示
すようにマークチューブ単材48を保持するセット部1
4cと、電線1をマークチューブ単材48の内穴に挿入
するよう案内する案内部14dが形成される。また、上
ブロック14aの電線の抜ける方向(図9中セット部の
右側)には電線挿入時に電線と共にマークチューブ単材
48が抜けでないようにするマークチューブ止め14e
が備えられている。
【0012】 またこのハウジング14は、エアロータ
21駆動により電線の逆搬送時には180°回転する
ように設けられており、図4に示す位置は常態時におけ
る位置(ホームポジション)で、センサ22はこの位置
を検知するものである。また下ブロックにはマークチュ
ーブの有無を検知するセンサ23が備えられている。
【0013】このハウジング14のセット部14cは、
電線1が通過する間マークチューブ単材48をこの中に
保持するため、ハウジングを閉じたときにその内径をマ
ークチュープの外径と等しくなるような寸法が好まし
く、本実施例では2種類の異なる太さのマークチュープ
を保持させるため、太いマークチュープの外径とほぼ等
しい円弧をもたせ、縦方向の寸法を短く、つまり凹みを
浅くし、かつ図9及ぴ図10に示すようにピン24を出
し入れすることで上ブロック14aの下ブロック14b
に対する位置を規制して、セット部の縦方向の幅を変更
可能としている。
【0014】従って図9に示すピン24を引き込んだ状
態では、セット部14cの縦方向のが細いマークチュ
ーブの外径とほぼ等しくなり、細いマークチューブを保
持することができ、図10に示すピン24を出した状態
では、セット部14cの縦方向のが大いマークチュー
ブの外径とほぼ等しくなり、大いマークチューブを保持
することができる。このピン24の出し入れは、図示し
ないカム等の機構を介し操作杵25を操作することで行
っている。
【0015】電線のカッタ13とカッタ17とはそれぞ
れエアシリンダ26、27により駆動される。抜止めプ
レス15aは電線1の後端部の曲げ部49を形成し、抜
止めプレス15bは電線1の先端部の曲げ部49を形成
し、その駆動はそれぞれエアシリンダ28a、28bに
よっておこなわれる。
【0016】排出穴29は、カッタ13およびカッタ1
7によって切断された不必要な電線および後記する使用
しないマークチューブを外部に排出するためもので、ハ
ウジング14の下方に位置している。案内板30a、3
0bはそれぞれカッタ13とカッタ17から切断された
電線を、排出穴29に落ちるよう案内するものである。
【0017】チューブ印字部8は、マークチューブ2を
搬送する複数のローラ対31a、31b、31cと、マ
ークチューブに指定文字を印字するプリンタ部32と、
マークチューブを指定長に切断するチューブカッタ33
とにより構成され、プリンタ部32は熱転写方式を用い
ており32aはサーマルヘッド、32bはインクリボン
である。このローラ対31a、31b、31cの駆動は
ステップモータ34により、インクリボン32bの駆動
はステップモータ35によって行われ、サーマルヘッド
32aの移動はソレノイド36により、カッタ33の駆
動はエアシリンダ37によって行われる。38a、38
bはチューブの通過を検知するセンサである。
【0018】チューブ搬送部9は、ガイドレール39に
沿って、エアシリンダ40によりチューブ印字部8と電
線搬送部7との間を移動するチューブハンド41によっ
て構成され、移動部44はこのチューブハンド41に摺
動自在に設けられ、ソレノイド42とスプリング43と
によって移動し、これを図6において左方向に移動させ
ると先端曲げ部41aとの間にマークチューブ単材48
を保持することができる。またセンサ45とセンサ46
はエアシリンダの位置を検知し、それぞれチューブハン
ドがホームポジションにあること、チューブハンドの先
端部がハウジング14の位置にあることを検知し、セン
サ47はチューブハンド41がチューブ排出穴29の位
置にあることを検知する。
【0019】なお、チューブ搬送部9によって搬送され
たマークチューブ単材48は、ハウジング14のセット
部14cの案内部14d側(図9中で左側)との断差に
近接して載置され、案内部14bを通過した電線1がス
ムーズにマークチューブ単材48の穴に挿入するように
してある。
【0020】 図5は本実施例のマークチューブ装着装
置の装着部3の電気的構成を表すブロック図である。C
PU50は、ROM51に記憶されるプログラムと操作
部4から送られてきた動作データよりこの装着部を制
御するものである。RAM52はインターフェイス回路
53を介して送られきた動作データを一旦記憶するもの
である。
【0021】このCPU50は、電線搬送部7において
は電線送り制御回路54と、電線曲げ制御回路55と、
電線カッタ制御回路56と、ハウジング制御回路57
と、電線のセンサ16a、16bと、ハウジングのチュ
ーブセンサ23およびハウジングの位置センサ22が接
続されており、電線送り制御回路54にはステップモー
タ18a、18b、18c、18dが接続され、電線曲
げ制御回路55にはエアシリンダ28a、28bの空気
圧調節を行う電磁弁58、59が接続され、電線カッタ
制御回路56には、エアシリンダ26、27の空気圧調
節を行う電磁弁60、61が接続され、ハウジング制御
回路57にはエアシリンダ19とエアロータ20の空気
圧調節を行う電磁弁62、63が接続されている。
【0022】またCPU50は、チューブ印字部8にお
いては印字ヘッド制御回路64と、チューブ送り制御回
路65と、リボン巻取り制御回路66と、チューブカッ
タ制御回路67と、チューブセンサ38a、38bとが
接続されており、印字ヘッド制御回路64にはサーマル
ヘッド32aとソレノイド36が接続され、チューブ送
り制御回路65にはステップモータ34が接続され、リ
ボン巻取り制御回路66には、ステップモータ35が接
続され、チューブカッタ制御回路67にはソレノイド3
7が接続されている。
【0023】およびCPU50は、チューブ搬送部9に
おいてはチューブハンド制御回路68と、ハンド移動制
御回路69と、センサ45、46、47とが接続されて
おり、チューブハンド制御回路68にはソレノイド42
が接続され、ハンド移動制御回路69にはエアシリンダ
41の空気圧制御を行う電磁弁70が接続されている。
【0024】次に、本実施例のマークチューブ装着装置
の作動を図11から図14のフローチャートを用いて説
明する。本装置に電源を投入すると、まず各制御回路を
初期化し、ハウジング14とチューブ搬送部39とをそ
れぞれホームポジションに位置させ、ハウジング14と
チューブハンド39とをそれぞれ開く(101) 。続いてセ
ンサ16aが電線1を検知するまで電線を搬送し(102)
、次に電線1をカッタ13により斜めに切断する(103)
。この切断された余分な電線は排出穴29に落下し外
部に排出される。
【0025】次に操作部4からの動作データの入力待ち
状態になり(104) 、動作データが入力されるとこのデー
タはRAM52に格納され(105) 、続いて全てのデータ
の作業が終了するまで電線へのマークチューブの装着作
業が行われることになる(106) 。
【0026】 この作業は、まずチューブ印字処理がさ
れ(107) 、続いてマークチューブ単材48の受渡し処理
がされる(108) 。このマークチューブ印字処理(107) は
図12のフローチャートより説明すると、まず最初の電
線に装着するマークチューブ2のデータが送られてくる
と(201) 、印字データに従いマークチューブに印字をし
ながらマークチューブを搬送し、この印字処理開始から
のチューブ搬送量がサーマルヘッド32aからチューブ
カッタ33までの距離に達したら停止させ(202) 、マー
クチューブ2を切断し(203) 、先端の余分なマークチュ
ーブの排出処理をする(204) 。
【0027】このチューブ排出処理(204) は、図14の
フローチャートより説明すると、まずチューブハンド4
1を閉じてマークチューブ単材48を掴み(401) 、チュ
ーブハンド41をセンサ47が検知するまで前進させ(4
02) 、続いてチューブハンド41を開く(403) 。これで
図8に示すようにマークチューブ単材48はチューブハ
ンド41から排出穴29に向け落下し外部に排出され
る。次に、チューブハンド41をホームポジションまで
後退させ(404) 、これでマークチューブ排出処理が終了
する。
【0028】続いてマークチューブチューブを一本分搬
送し(この時印字データがあるなら印字する)(205) 、
マークチューブ2を切断する(206) 。これで最初の電線
に装着するマークチューブ単材49が作成されたことに
なる。
【0029】次にチューブ受渡し処理(108) がされる。
図13のフローチャートより説明すると、まずチューブ
ハンド41を閉じてマークチューブ単材48を掴み(30
1) 、チューブハンド41をハウジング14まで前進さ
せ(302) 、続いてチューブハンド41を開く(303) 。こ
れで図7に示すようにマークチューブ単材48は、ハウ
ジング14のセット部14cに載置される。次に、ハウ
ジング14のマークチューブセンサ23がマークチュー
ブ単材48を検知したら(304) 、チューブハンド41を
後退させ(305) 、このマークチューブ受渡し処理が終了
する。なお、ステップ(304) においてマークチューブ単
材48がチューブハンド41から落下せずセンサ23が
検知しないときは、チューブハンド41をもう一度閉じ
(306) 、再び開き(303) 、チューブが落下するまで行
う。
【0030】 次にハウジング14を閉じて、マークチ
ューブ単材48をセット部14c内に把持する(109) 。
続いて電線1を搬送させる。電線1はガイドブロック1
2aと抜止めプレス15aとを通過し、ハウジング14
の案内部14dを通過しマーカーチューブ単材48の内
孔へ案内され、ハウジング14から抜け、抜止めプレス
15bと、ガイドブロック12cと、搬送ローラ10c
とを通過し、センサ16bが電線を検知したら電線1は
一旦停止される(110) 。このときマークチューブ単材4
8はハウジング上ブロック14aのマークチューブ止め
14eにより電線と共に搬送されることなくセット部1
4c内に止められることになる。続いて抜止めプレス1
5bが閉じ電線1の先端の曲げ部49が形成される(11
1) 。
【0031】次にハウジング14を開き(112) 、再び電
線1を搬送する(113) 。このときハウジング上ブロック
14aは移動しているのでマークチューブ止め14eが
マークチューブ搬送の邪魔にはならず、下ブロックには
断差を設けていないので電線1およびマークチューブ単
材48はスムーズに搬送される。続いてカッタ17によ
り電線1の先端部を直角に切断し(114) 、入力されたデ
ータに従って電線1を所定の長さまで搬送し(115) 、カ
ッタ13により電線1の後端部を斜めに切断する(116)
。斜め切断後電線1を再び搬送し、電線1の後端が抜
止めプレス15bを抜けるまで搬送したら電線1の搬送
を止め(117) 、電線1の後端部に装着される次のマーカ
ーチューブ単材48がハウジング14に搬送されるまで
待機状態となる。なお、ステップ(114) で切断された余
分な電線は排出穴29に落下し外部に排出される。
【0032】続いて、チューブ印字処理(118) がされ
る。図12のフローチャートより説明すると、この場合
は最初のチューブではないので(201) 、マークチューブ
を一本分搬送し(この時印字データがあるなら印字す
る)(205) 、マークチューブを切断し(206) 、これで次
に電線に装着されるマイクチューブ単材48が作成され
る。次に、前述するステップ(108) と同様にして、この
マークチューブ単材48をハウジング14に搬送しチュ
ーブ受渡し処理がされる(119) 。
【0033】続いてハウジング14を閉じ(120) 、次に
電線逆搬送に対応するためハウジング14を180°回
転させ(121) 、続いて電線を逆搬送させ、電線1がハウ
ジング14を通過し、センサ16aが検知したら電線の
逆搬送を止め(122) 、電線の後端に抜止めを形成し(12
3) 、ハウジングを開き(124) 、電線の後端がセンサ1
6bを通過するまで電線を搬送し(125) 、電線の後端を
カッタ17で直角に切断し(126) 、作成した電線を排出
する(127) 。最後にハウジング14を回転させホームポ
ジションの位置に戻す(128) 。一本の電線についてのマ
ークチューブ装着の処理を終了する。なお、ステップ(1
26) で切断された余分な電線は排出穴29に落下し外部
に排出される
【0034】なお、上述する実施例ではマークチューブ
保持手段を上下方向に分割しているが、例えば横方向に
分割してもよい。また上述する実施例では手動でピンを
作動させセット部の幅を変更しているが、操作部4であ
らかじめマークチューブの太さを入力すると、モータ等
を用いて自動的に作動するものでもよい。またセット部
幅の変更もマークチューブ保持手段を閉じた位置を変更
すれば良く、その方法も本実施例にあるピンにの出し入
れに限るものではない。
【0035】また、上述する実施例では、チューブ印字
部を含む電線へのマークチューブ装着装置と開示してい
るが、別に作成されたマークチューブ単材を複数個スト
ックし、この中から順次マークチューブ単材をマークチ
ューブ保持手段に搬送してもよい。
【0036】
【発明の効果】 本発明によれば、チューブ保持手段を
構成する一対のブロックを閉じたときのブロック間の距
離を規制し、チューブ保持手段のセット部の一方向の幅
をチューブの外径に対応させて変更させるセット部幅変
更手段を設ることで、ことなる外径のチューブであって
もチューブ保持手段を変更させることなくそのセット部
内に保持することができ、確実に線条材をチューブに挿
入、通過させることができる実用的な線条材へのチュー
ブ装着装置を提供することかできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】マークチューブ装着装置の全体正面図
【図2】マークチューブ装着装置で作成されるマークチ
ューブ付き電線の図
【図3】マークチューブ装着装置の全体正面断面図
【図4】マークチューブ装着装置の装着部平面断面図
【図5】マークチューブ装着装置の電気的構成を表すブ
ロック図
【図6】マークチューブ装着装置の装着部側面断面図
【図7】マークチューブ装着装置の装着部側面一部拡大
断面図
【図8】マークチューブ装着装置の装着部側面一部拡大
断面図
【図9】ハウジングの拡大図
【図10】ハウジングの拡大図
【図11】電線へのマークチューブ装着処理のフローチ
ャート
【図12】チューブ印字処理のサブルーチンのフローチ
ャート
【図13】チューブ受渡し処理のサブルーチンのフロー
チャート
【図14】チューブ排出処理のサブルーチンのフローチ
ャート
【図15】従来のマークチューブ装着装置の平面図
【符号の説明】
1 電線 2 マークチューブ 3 装着部 4 操作部 7 電線搬送部 8 チューブ印字部 9 チューブ搬送部 10a,10b,10c,10d 搬送ローラ 13 カッタ 14 ハウジング 14c セット部 14d 案内部 17 カッタ 19 エアソレノイド 21 エアロータ 22 センサ 23 センサ 24 ピン 29 排出穴 31 ローラ対 32 プリンタ部 32a サーマルヘッド 33 チューブカッタ 41 チューブハンド 48 マークチューブ単材 50 CPU

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】線条材を搬送する搬送手段と、分割可能な一対のブロックからなり、この一対のブロッ
    クを閉じたとき前記 線条材の搬送方向の延長線上にチュ
    ーブ単材をその軸方向を一致させて保持するセット部を
    形成するチューブ保持手段と、 チューブ単材をチューブ保持手段のセット部へ搬送する
    チューブ搬送手段とを有する線条材へのチューブ装着装
    置において、前記チューブ保持手段のセット部の内部形状をこのセッ
    ト部に装着可能な最大径チューブの外径に対応する円弧
    形状かつその凹みを浅くした形状とし、 前記チューブ保待手段を構成する一対のブロックを閉じ
    たとき、このブロック間の距離を規制することで、セッ
    ト部の一方向の幅を変更するセット部幅変更手段を 設け
    たことを特徴とする線条材へのチューブ装着装置。
  2. 【請求項2】 セット部幅変更手段は、チューブ保持手
    段の一対のブロック間の距離を規制するピンと、このピ
    ンの出し入れを行う操作杆を有することを特徴とする線
    条材へのチューブ装着装置。
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