JP2605461Y2 - 電線へのマークチューブ装着装置 - Google Patents

電線へのマークチューブ装着装置

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JP2605461Y2
JP2605461Y2 JP1993031842U JP3184293U JP2605461Y2 JP 2605461 Y2 JP2605461 Y2 JP 2605461Y2 JP 1993031842 U JP1993031842 U JP 1993031842U JP 3184293 U JP3184293 U JP 3184293U JP 2605461 Y2 JP2605461 Y2 JP 2605461Y2
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厚暢 高塚
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、配電盤等の配線を行な
う場合に使われるマークチューブ付き電線を作成する電
線へのマークチューブ装着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】配電盤等に取り付ける電線作成のための
マークチューブ装着装置として図16に示すものが提案
されている。このマークチューブ装着装置は、図2に示
すようなマークチューブ付き電線を作成するものであ
り、チューブ2を複数の搬送ローラ76で搬送し、プリ
ンタ77にて配電盤の器具端子名等を印字しカッタ78
で所定長さに切断するチューブ印字部8と、電線1を複
数の搬送ローラ72により搬送し、カッタ73で先端を
斜めに切断し、ハウジング74に保持されたマークチュ
ーブ単材48に挿入させ、電線1をカッタ73により所
定量長さに切断し、抜け止め手段75により電線に抜止
め加工をする電線搬送部7と、チューブ印字部で作成さ
れたマークチューブ単材48をチューブハンド79で掴
み、これを電線搬送部7のハウジング74に搬送するチ
ューブ搬送部9より構成されている。
【0003】このハウジング74にはマークチューブ単
材48を保持するセット部74aと、セット部74aに
保持されるマークチューブ単材48の内孔に電線1を案
内する案内部74b、74cとが備えてあり、電線1を
搬送している間はこのセット部74aにマークチューブ
単材48を保持し、従って電線1は、案内部74bを通
過するとマークチューブ単材48の内孔に挿入するよう
になっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
なマークチューブ装着装置では、切断した後の使用しな
い電線やマークチューブをそれぞれ本装置から排出しな
ければならないので、操作者が取り出したり、あるいは
この電線とマークチューブ外部に排出するための手段を
それぞれ備えなければならなかった。
【0005】本考案の目的とするところは、このような
問題をふまえ、簡単な構成で、操作者が取り出さなくと
も、使用しない電線及びマークチューブを装置の外部に
排出することができる電線へのマークチューブ装着装置
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案に係る電線へのマ
ークチューブ装着装置は、第1に、電線を搬送する電線
搬送手段と、電線を斜めに切断する電線カッタと、電線
の搬送経路に備えられマークチューブ単材を保持するマ
ークチューブ保持手段と、電線を搬送し所定の文字など
を印字するマークチューブ印字手段と、マークチューブ
を所定の長さに切断するマークチューブカッタと、切断
したマークチューブ単材をマークチューブ保持手段に搬
送するマークチューブ搬送手段とを有する電線へのマー
クチューブ装着装置において、マークチューブ搬送手段
の搬送経路の下方に不要なマークチューブ及び電線を外
部に排出する排出孔を備え、電線カッタの下方側に電線
を排出孔に案内する案内部材を備えると共に、前記マー
クチューブ搬送手段は不要なチューブをその搬送経路中
で落下させることを特徴とする
【0007】第2に、電線を搬送する電線搬送手段と、
電線を斜めに切断する電線カッタと、電線の搬送経路に
備えられマークチューブ単材を保持するマークチューブ
保持手段と、電線を搬送し所定の文字などを印字するマ
ークチューブ印字手段と、マークチューブを所定の長さ
に切断するマークチューブカッタと、切断したマークチ
ューブ単材をマークチューブ保持手段に搬送するマーク
チューブ搬送手段とを有する電線へのマークチューブ装
着装置において、マークチューブ搬送手段の搬送経路の
下方から電線カッタ下方にわたり、不要なマークチュー
ブ及び電線を外部に排出する排出孔を備え、前記マーク
チューブ搬送手段は不要なチューブをその搬送経路中で
落下させることを特徴とする。
【0008】
【実施例】本考案の実施例を図より説明する。本実施例
は電線に装着するマーカーの一例としてマークチューブ
を使用したもので、図1は、マークチューブを電線に自
動的に装着するマークチューブ装着装置の正面図で、図
2はこのマークチューブ装着装置で作成されたマークチ
ューブ付電線で、図3はマークチューブ装着装置の装着
部正面断面図であり、図4はマークチューブ装着装置の
装着部平面断面図で、図6はマークチューブ装着装置の
装着部側面断面図である。
【0009】このマークチューブ装着装置は、電線1に
マークチューブ2を装着する装着部3と、装着部3を作
動させる動作データ(電線の出先名と行先名、電線の長
さ、電線の本数、マークチューブの長さ)の入力やオペ
レータへの指示を表示する操作部4とから構成され、5
と6はそれぞれ電線束、マークチューブ束を示してい
る。また装着部3は電線1を搬送しマークチューブ単材
48に挿入する電線搬送部7と、マークチューブ2に配
電盤の器具端子名等を印字し所定長さに切断するチュー
ブ印字部8と、マークチューブ単材48をチューブ印字
部8から電線搬送部7に搬送するチューブ搬送部9より
構成されている。
【0010】装着部3の電線搬送部7は、電線1を搬送
する複数の駆動ローラ10a、10b、10c、10d
と従動ローラ11a、11b、11c、11dと、電線
を次の行程に案内する複数のガイドブロック12a、1
2b、12cと、電線1を斜めにカットするカッタ13
と、電線1の搬送経路に設けられ電線1がマークチュー
ブ単材48の内孔を通過するようにマークチューブ単材
48を保持するハウジング14と、図2に示すマークチ
ューブ単材48の電線1からの抜止めのための曲げ部4
9を形成する抜止めプレス15a、15bと、電線の通
過を検知するセンサ16a、16bと、斜めに切断され
た電線を直角に切断するカッタ17とを備えている。
【0011】なお、駆動ローラ10a、10b、10
c、10dは、それぞれステップモータ18a、18
b、18c、18dにより駆動され、電線1の搬送はこ
のステップモータ18a、18b、18c、18dを制
御することで行っている。
【0012】ハウジング14は、図3、図6および図9
に示すように上ブロック14aと下ブロック14bとの
上下に2分割する構成で、上ブロック14aはエアシリ
ンダ19により案内棒20に沿って上下動し、この上ブ
ロック14aを下げ、上下ブロックを閉じると図9に示
すようにマークチューブ単材48を保持するセット部1
4cと、電線1をマークチューブ単材48の内穴に挿入
するよう案内する案内部14dが形成される。また、上
ブロック14aの電線の抜ける方向(図9中セット部の
右側)には電線挿入時に電線と共にマークチューブ単材
48が抜けでないようにするマークチューブ止め14e
が備えられている。
【0013】またこのハウジング14は、エアロータ2
1に駆動により電線の逆搬送時には180°回転するよ
うに設けられており、図4に示す位置は常態時における
位置(ホームポジション)で、センサ22はこの位置を
検知するものである。また下ブロックにはマークチュー
ブの有無を検知するセンサ23が備えられている。
【0014】このハウジング14のセット部14cは、
電線1が通過する間マークチューブ単材48をこの中に
保持するため、ハウジングを閉じたときにその内径をマ
ークチューブの外径と等しくなるような寸法が好まし
く、本実施例では2種類の異なる太さのマークチューブ
を保持させるため、太いマークチューブの外径とほぼ等
しい円弧をもたせ、縦方向を短くし、かつ図9及び図1
0に示すようにピン24を出し入れすることで縦方向の
高さを変更可能としている。
【0015】従って図9に示すピン24を引き込んだ状
態では、セット部14cの縦方向の内径が細いマークチ
ューブの外径とほぼ等しくなり、細いマークチューブを
保持することができ、図10に示すピン24を出した状
態では、セット部14cの縦方向の内径が太いマークチ
ューブの外径とほぼ等しくなり、太いマークチューブを
保持することができる。このピン24の出し入れは、図
示しないカム等の機構を介し操作杆25を操作すること
で行っている。
【0016】電線のカッタ13とカッタ17とはそれぞ
れエアシリンダ26、27により駆動される。抜止めプ
レス15aは電線1の後端部の曲げ部49を形成し、抜
止めプレス15bは電線1の先端部の曲げ部49を形成
し、その駆動はそれぞれエアシリンダ28a、28bに
よっておこなわれる。
【0017】排出穴29は、カッタ13およびカッタ1
7によって切断された不必要な電線および後記する使用
しないマークチューブを外部に排出するためもので、チ
ューブ搬送部9の搬送経路下方に位置している(図5に
示すように本装置の背面に排出される)。また電線を斜
めに切断するカッタ13をこの排出孔29に向けて傾け
ることで切断された電線をこの排出孔29に向けて落ち
るようにしてある。案内板30a、30bはそれぞれカ
ッタ13とカッタ17から切断された電線を、排出穴2
9に確実に落ちるよう案内するものである。
【0018】チューブ印字部8は、マークチューブ2を
搬送する複数のローラ対31a、31b、31cと、マ
ークチューブに指定文字を印字するプリンタ部32と、
マークチューブを指定長に切断するチューブカッタ33
とにより構成され、プリンタ部32は熱転写方式を用い
ており32aはサーマルヘッド、32bはインクリボン
である。このローラ対31a、31b、31cの駆動は
ステップモータ34により、インクリボン32bの駆動
はステップモータ35によって行われ、サーマルヘッド
32aの移動はソレノイド36により、カッタ33の駆
動はエアシリンダ37によって行われる。38a、38
bはチューブの通過を検知するセンサである。
【0019】チューブ搬送部9は、ガイドレール39に
沿って、エアシリンダ40によりチューブ印字部8と電
線搬送部7との間を移動するチューブハンド41によっ
て構成され、移動部44はこのチューブハンド41に摺
動自在に設けられ、ソレノイド42とスプリング43と
によって移動し、これを図6において左方向に移動させ
ると先端曲げ部41aとの間にマークチューブ単材48
を保持することができる。またセンサ45とセンサ46
はエアシリンダの位置を検知し、それぞれチューブハン
ドがホームポジションにあること、チューブハンドの先
端部がハウジング14の位置にあることを検知し、セン
サ47はチューブハンド41がチューブ排出穴29の位
置にあることを検知する。
【0020】なお、チューブ搬送部9によって搬送され
たマークチューブ単材48は、ハウジング14のセット
部14cの案内部14d側(図9中で左側)との断差に
近接して載置され、案内部14bを通過した電線1がス
ムーズにマークチューブ単材48の穴に挿入するように
してある。
【0021】図5は本実施例のマークチューブ装着装置
の装着部3の電気的構成を表すブロック図である。CP
U50は、ROM51に記憶されるプログラムと操作部
4から送られてきた動作データよりこの装着部7を制御
するものである。RAM52はインターフェイス回路5
3を介して送られきた動作データを一旦記憶するもので
ある。
【0022】このCPU50は、電線搬送部7において
は電線送り制御回路54と、電線曲げ制御回路55と、
電線カッタ制御回路56と、ハウジング制御回路57
と、電線のセンサ16a、16bと、ハウジングのチュ
ーブセンサ23およびハウジングの位置センサ22が接
続されており、電線送り制御回路54にはステップモー
タ18a、18b、18c、18dが接続され、電線曲
げ制御回路55にはエアシリンダ28a、28bの空気
圧調節を行う電磁弁58、59が接続され、電線カッタ
制御回路56には、エアシリンダ26、27の空気圧調
節を行う電磁弁60、61が接続され、ハウジング制御
回路57にはエアシリンダ19とエアロータ20の空気
圧調節を行う電磁弁62、63が接続されている。
【0023】またCPU50は、チューブ印字部8にお
いては印字ヘッド制御回路56と、チューブ送り制御回
路65と、リボン巻取り制御回路66と、チューブカッ
タ制御回路67と、チューブセンサ38a、38bとが
接続されており、印字ヘッド制御回路64にはサーマル
ヘッド32aとソレノイド36が接続され、チューブ送
り制御回路65にはステップモータ34が接続され、リ
ボン巻取り制御回路66には、ステップモータ35が接
続され、チューブカッタ制御回路67にはソレノイド3
7が接続されている。
【0024】およびCPU50は、チューブ搬送部9に
おいてはチューブハンド制御回路68と、ハンド移動制
御回路69と、センサ45、46、47とが接続されて
おり、チューブハンド制御回路68にはソレノイド42
が接続され、ハンド移動制御回路69にはエアシリンダ
41の空気圧制御を行う電磁弁70が接続されている。
【0025】次に、本実施例のマークチューブ装着装置
の作動を図11から図14のフローチャートを用いて説
明する。本装置に電源を投入すると、まず各制御回路を
初期化し、ハウジング14とチューブ搬送部39とをそ
れぞれホームポジションに位置させ、ハウジング14と
チューブハンド39とをそれぞれ開く(101)。続い
てセンサ16aが電線1を検知するまで電線を搬送し
(102)、次に電線1をカッタ13により斜めに切断
する(103)。この切断され不要となった電線の先端
は排出穴29に落下し外部に排出される。
【0026】次に操作部4からの動作データの入力待ち
状態になり(104) 、動作データが入力されるとこのデー
タはRAM52に格納され(105) 、続いて全てのデータ
の作業が終了するまで電線へのマークチューブの装着作
業が行われることになる(106) 。
【0027】この作業は、まずチューブ印字処理がされ
(107)、続いてマークチューブ単材48の受渡し処
理がされる(108)。このマークチューブ印字処理
(107)は図12のフローチャートより説明すると、
まず最初の電線に装着するマークチューブ2のデータが
送られてくると(201)、印字データに従いマークチ
ューブに印字をしながらマークチューブを搬送し、この
印字処理開始からのチューブ搬送量がサーマルヘッド3
2aからチューブカッタ33までの距離に達したら停止
させ(202)、マークチューブ2の先端部を切断し
(203)、続いてこの切断された先端の余分なマーク
チューブの排除処理をする(204)。
【0028】このチューブ排除処理(204)は、図1
4のフローチャートより説明すると、まずチューブハン
ド41を閉じて前記切断され不要となったマークチュー
ブ単材48を掴み(401)、チューブハンド41をセ
ンサ47が検知するまで前進させ(402)、続いてチ
ューブハンド41を開く(403)。これで図8に示す
ようにマークチューブ単材48はチューブハンド41か
ら排出穴29に向け落下し外部に排出される。次に、チ
ューブハンド41をホームポジションまで後退させ(4
04)、これでマークチューブ排除処理が終了する。
【0029】続いてマークチューブチューブを一本分搬
送し(この時印字データがあるなら印字する)(205) 、
マークチューブ2を切断する(206) 。これで最初の電線
に装着するマークチューブ単材49が作成されたことに
なる。
【0030】次にチューブ受渡し処理(108) がされる。
図13のフローチャートより説明すると、まずチューブ
ハンド41を閉じてマークチューブ単材48を掴み(30
1) 、チューブハンド41をハウジング14まで前進さ
せ(302) 、続いてチューブハンド41を開く(303) 。こ
れで図7に示すようにマークチューブ単材48は、ハウ
ジング14のセット部14cに載置される。次に、ハウ
ジング14のマークチューブセンサ23がマークチュー
ブ単材48を検知したら(304) 、チューブハンド41を
後退させ(305) 、このマークチューブ受渡し処理が終了
する。なお、ステップ(304) においてマークチューブ単
材48がチューブハンド41から落下せずセンサ23が
検知しないときは、チューブハンド41をもう一度閉じ
(306) 、再び開き(303) 、チューブが落下するまで行
う。
【0031】次にハウジング14を閉じて、マークチュ
ーブ単材48をセット部14c内に把持する(109) 。続
いて電線1を搬送させる。電線1はガイドブロック12
aと抜止めプレス15aとを通過し、ハウジング14の
案内部14dを通過しマーカーチューブ単材48の内孔
へ案内され、ハウジング14から抜け、抜止めプレス1
5bと、ガイドブロック12cと、搬送ローラ10cと
を通過し、センサ16bが電線を検知したたら電線1は
一旦停止される(110) 。このときマークチューブ単材4
8はハウジング上ブロック14aのマークチューブ止め
14eにより電線と共に搬送されることなくセット部1
4c内に止められることになる。続いて抜止めプレス1
5bが閉じ電線1の先端の曲げ部49が形成される(11
1) 。
【0032】次にハウジング14を開き(112) 、再び電
線1を搬送する(113) 。このときハウジング上ブロック
14aは移動しているのでマークチューブ止め14eが
マークチューブ搬送の邪魔にはならず、下ブロックには
断差を設けていないので電線1およびマークチューブ単
材48はスムーズに搬送される。続いてカッタ17によ
り電線1の先端部を直角に切断し(114) 、入力されたデ
ータに従って電線1を所定の長さまで搬送し(115) 、カ
ッタ13により電線1の後端部を斜めに切断する(116)
。斜め切断後電線1を再び搬送し、電線1の後端が抜
止めプレス15bを抜けるまで搬送したら電線1の搬送
を止め(117) 、電線1の後端部に装着される次のマーカ
ーチューブ単材48がハウジング14に搬送されるまで
待機状態となる。なお、ステップ(114) で切断された余
分な電線は排出穴29に落下し外部に排出される。
【0033】続いて、チューブ印字処理(118) がされ
る。図12のフローチャートより説明すると、この場合
は最初のチューブではないので(201) 、マークチューブ
を一本分搬送し(この時印字データがあるなら印字す
る)(205) 、マークチューブを切断し(206) 、これで次
に電線に装着されるマイクチューブ単材48が作成され
る。次に、前述するステップ(108) と同様にして、この
マークチューブ単材48をハウジング14に搬送しチュ
ーブ受渡し処理がされる(119) 。
【0034】続いてハウジング14を閉じ(120) 、次に
電線逆搬送に対応するためハウジング14を180°回
転させ(121) 、続いて電線を逆搬送させ、電線1がハウ
ジング14を通過し、センサ16aが検知したら電線の
逆搬送を止め(122) 、電線の後端に抜止めを形成し(12
3) 、ハウジングを開き(124) 、電線の後端がセンサ1
6bを通過するまで電線を搬送し(125) 、電線の後端を
カッタ17で直角に切断し(126) 、作成した電線を排出
する(127) 。最後にハウジング14を回転させホームポ
ジションの位置に戻す(128) 。一本の電線についてのマ
ークチューブ装着の処理を終了する。なお、ステップ(1
26) で切断された余分な電線は排出穴29に落下し外部
に排出される
【0035】なお、上述する実施例ではカッタ13及び
カッタ17の下方に案内板30a、30bを配置して電
線を排出孔29まで案内しているが、図15に示すよう
に排出孔71をカッタ13及びカッタ17の下方まで広
げてもよい。この場合、案内板は不要となる。
【0036】
【考案の効果】本考案によれば、第1にマークチューブ
搬送手段の搬送経路の下方に不要な電線とマークチュー
ブを外部に排出する排出孔を備え、電線カッタの下方側
不要な電線をこの排出孔に案内する案内部材を備える
と共に、マークチューブ搬送手段は不要なチューブをそ
の搬送経路中で落下させるようにすることで、第2にマ
ークチューブ搬送手段の搬送経路の下方から電線カッタ
下方に渡って、不要な電線とマークチューブを外部に
排出する排出孔を備え、マークチューブ搬送手段は不要
なチューブをその搬送経路中で落下させるようにするこ
で、操作者取り出すだすことなく不要な電線及びマ
ークチューブを外部に排出する極めて実用的な電線への
マークチューブ装着装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】マークチューブ装着装置の全体正面図
【図2】マークチューブ装着装置で作成されるマークチ
ューブ付き電線の図
【図3】マークチューブ装着装置の全体正面断面図
【図4】マークチューブ装着装置の装着部平面断面図
【図5】マークチューブ装着装置の電気的構成を表すブ
ロック図
【図6】マークチューブ装着装置の装着部側面断面図
【図7】マークチューブ装着装置の装着部側面一部拡大
断面図
【図8】マークチューブ装着装置の装着部側面一部拡大
断面図
【図9】ハウジングの拡大図
【図10】ハウジングの拡大図
【図11】電線へのマークチューブ装着処理のフローチ
ャート
【図12】チューブ印字処理のサブルーチンのフローチ
ャート
【図13】チューブ受渡し処理のサブルーチンのフロー
チャート
【図14】チューブ排出処理のサブルーチンのフローチ
ャート
【図15】他の実施例におけるマークチューブブ装着装
置の装着部正面断面図
【図16】従来のマークチューブ装着装置の平面図
【符号の説明】
1 電線 2 マークチューブ 3 装着部 4 操作部 7 電線搬送部 8 チューブ印字部 9 チューブ搬送部 10a,10b,10c,10d 搬送ローラ 13 カッタ 14 ハウジング 14c セット部 14d 案内部 17 カッタ 19 エアソレノイド 21 エアロータ 22 センサ 23 センサ 24 ピン 29 排出穴 31 ローラ対 32 プリンタ部 32a サーマルヘッド 33 チューブカッタ 41 チューブハンド 48 マークチューブ単材 50 CPU 71 排出孔

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線を搬送する電線搬送手段と、電線を
    斜めに切断する電線カッタと、電線の搬送経路に備えら
    れマークチューブ単材を保持するマークチューブ保持手
    段と、電線を搬送し所定の文字などを印字するマークチ
    ューブ印字手段と、マークチューブを所定の長さに切断
    するマークチューブカッタと、切断したマークチューブ
    単材をマークチューブ保持手段に搬送するマークチュー
    ブ搬送手段とを有する電線へのマークチューブ装着装置
    において、マークチューブ搬送手段の搬送経路の下方
    不要なマークチューブ及び電線を外部に排出する排出孔
    を備え、電線カッタの下方側に電線を排出孔に案内する
    案内部材を備えると共に、前記マークチューブ搬送手段
    は不要なチューブをその搬送経路中で落下させることを
    特徴とする電線へのマークチューブ装着装置。
  2. 【請求項2】 電線を搬送する電線搬送手段と、電線を
    斜めに切断する電線カッタと、電線の搬送経路に備えら
    れマークチューブ単材を保持するマークチューブ保持手
    段と、電線を搬送し所定の文字などを印字するマークチ
    ューブ印字手段と、マークチューブを所定の長さに切断
    するマークチューブカッタと、切断したマークチューブ
    単材をマークチューブ保持手段に搬送するマークチュー
    ブ搬送手段とを有する電線へのマークチューブ装着装置
    において、マークチューブ搬送手段の搬送経路の下方か
    ら電線カッタ下方にわたり、不要なマークチューブ及び
    電線を外部に排出する排出孔を備え、前記マークチュー
    ブ搬送手段は不要なチューブをその搬送経路中で落下さ
    せることを特徴とする電線へのマークチューブ装着装
    置。
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