JPH0686225U - 電線へのマークチューブ装着装置 - Google Patents
電線へのマークチューブ装着装置Info
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- JPH0686225U JPH0686225U JP3184293U JP3184293U JPH0686225U JP H0686225 U JPH0686225 U JP H0686225U JP 3184293 U JP3184293 U JP 3184293U JP 3184293 U JP3184293 U JP 3184293U JP H0686225 U JPH0686225 U JP H0686225U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 マークチューブに所定の文字を印字し、かつ
所定の長さに切断し、このマークチューブ単材を電線に
装着し、この電線を所定の長さに切断する電線へのマー
クチューブ装着装置において、使用しない切断後の電線
やマークチューブのを排出すること。 【構成】 電線1の搬送ローラ10a,10b,10
c,10dと、電線を切断するカッタ13、17と、電
線の搬送経路に備えられマークチューブ単材37を保持
するマークチューブ保持手段14と、マークチューブ単
材をマークチューブ保持手段のセット部に搬送するマー
クチューブ搬送手段9と、このマークチューブ搬送手段
の搬送経路の下方部に位置する電線とマークチューブの
排出孔29とを有する。
所定の長さに切断し、このマークチューブ単材を電線に
装着し、この電線を所定の長さに切断する電線へのマー
クチューブ装着装置において、使用しない切断後の電線
やマークチューブのを排出すること。 【構成】 電線1の搬送ローラ10a,10b,10
c,10dと、電線を切断するカッタ13、17と、電
線の搬送経路に備えられマークチューブ単材37を保持
するマークチューブ保持手段14と、マークチューブ単
材をマークチューブ保持手段のセット部に搬送するマー
クチューブ搬送手段9と、このマークチューブ搬送手段
の搬送経路の下方部に位置する電線とマークチューブの
排出孔29とを有する。
Description
【0001】
本考案は、配電盤等の配線を行なう場合に使われるマークチューブ付き電線を 作成する電線へのマークチューブ装着装置に関する。
【0002】
配電盤等に取り付ける電線作成のためのマークチューブ装着装置として図16 に示すものが提案されている。このマークチューブ装着装置は、図2に示すよう なマークチューブ付き電線を作成するものであり、チューブ2を複数の搬送ロー ラ76で搬送し、プリンタ77にて配電盤の器具端子名等を印字しカッタ78で 所定長さに切断するチューブ印字部8と、電線1を複数の搬送ローラ72により 搬送し、カッタ73で先端を斜めに切断し、ハウジング74に保持されたマーク チューブ単材48に挿入させ、電線1をカッタ73により所定量長さに切断し、 抜け止め手段75により電線に抜止め加工をする電線搬送部7と、チューブ印字 部で作成されたマークチューブ単材48をチューブハンド79で掴み、これを電 線搬送部7のハウジング74に搬送するチューブ搬送部9より構成されている。
【0003】 このハウジング74にはマークチューブ単材48を保持するセット部74aと 、セット部74aに保持されるマークチューブ単材48の内孔に電線1を案内す る案内部74b、74cとが備えてあり、電線1を搬送している間はこのセット 部74aにマークチューブ単材48を保持し、従って電線1は、案内部74bを 通過するとマークチューブ単材48の内孔に挿入するようになっている。
【0004】
しかしながらこのようなマークチューブ装着装置では、切断した後の使用しな い電線やマークチューブをそれぞれ本装置から排出しなければならないので、操 作者が取り出したり、あるいはこの電線とマークチューブ外部に排出するための 手段をそれぞれ備えなければならなかった。
【0005】 本考案の目的とするところは、このような問題をふまえ、簡単な構成で、操作 者が取り出さなくとも、使用しない電線及びマークチューブを装置の外部に排出 することができる電線へのマークチューブ装着装置を提供することにある。
【0006】
本考案に係る電線へのマークチューブ装着装置は、第1に、電線を搬送する電 線搬送手段と、電線を切断する電線カッタと、電線の搬送経路に備えられマーク チューブ単材を保持するマークチューブ保持手段と、電線を搬送し所定の文字な どを印字するマークチューブ印字手段と、マークチューブを所定の長さに切断す るマークチューブカッタと、切断したマークチューブ単材をマークチューブ保持 手段に搬送するマークチューブ搬送手段とを有する電線へのマークチューブ装着 装置において、マークチューブ搬送手段の搬送経路の下方に、使用しないマーク チューブ及び電線を外部に排出する排出孔を備え、電線カッタの下方側に電線を 排出孔に案内する案内路を備えたことを特徴とする
【0007】 第2に、電線を搬送する電線搬送手段と、電線を切断する電線カッタと、電線 の搬送経路に備えられマークチューブ単材を保持するマークチューブ保持手段と 、電線を搬送し所定の文字などを印字するマークチューブ印字手段と、マークチ ューブを所定の長さに切断するマークチューブカッタと、切断したマークチュー ブ単材をマークチューブ保持手段に搬送するマークチューブ搬送手段とを有する 電線へのマークチューブ装着装置において、マークチューブ搬送手段の搬送経路 の下方から電線カッタ下方にわたり、使用しないマークチューブ及び電線を外部 に排出する排出孔を備えたことを特徴とする。
【0008】
本考案の実施例を図より説明する。本実施例は電線に装着するマーカーの一例 としてマークチューブを使用したもので、図1は、マークチューブを電線に自動 的に装着するマークチューブ装着装置の正面図で、図2はこのマークチューブ装 着装置で作成されたマークチューブ付電線で、図3はマークチューブ装着装置の 装着部正面断面図であり、図4はマークチューブ装着装置の装着部平面断面図で 、図6はマークチューブ装着装置の装着部側面断面図である。
【0009】 このマークチューブ装着装置は、電線1にマークチューブ2を装着する装着部 3と、装着部3を作動させる動作データ(電線の出先名と行先名、電線の長さ、 電線の本数、マークチューブの長さ)の入力やオペレータへの指示を表示する操 作部4とから構成され、5と6はそれぞれ電線束、マークチューブ束を示してい る。また装着部3は電線1を搬送しマークチューブ単材48に挿入する電線搬送 部7と、マークチューブ2に配電盤の器具端子名等を印字し所定長さに切断する チューブ印字部8と、マークチューブ単材48をチューブ印字部8から電線搬送 部7に搬送するチューブ搬送部9より構成されている。
【0010】 装着部3の電線搬送部7は、電線1を搬送する複数の駆動ローラ10a、10 b、10c、10dと従動ローラ11a、11b、11c、11dと、電線を次 の行程に案内する複数のガイドブロック12a、12b、12cと、電線1を斜 めにカットするカッタ13と、電線1の搬送経路に設けられ電線1がマークチュ ーブ単材48の内孔を通過するようにマークチューブ単材48を保持するハウジ ング14と、図2に示すマークチューブ単材48の電線1からの抜止めのための 曲げ部49を形成する抜止めプレス15a、15bと、電線の通過を検知するセ ンサ16a、16bと、斜めに切断された電線を直角に切断するカッタ17とを 備えている。
【0011】 なお、駆動ローラ10a、10b、10c、10dは、それぞれステップモー タ18a、18b、18c、18dにより駆動され、電線1の搬送はこのステッ プモータ18a、18b、18c、18dを制御することで行っている。
【0012】 ハウジング14は、図3、図6および図9に示すように上ブロック14aと下 ブロック14bとの上下に2分割する構成で、上ブロック14aはエアシリンダ 19により案内棒20に沿って上下動し、この上ブロック14aを下げ、上下ブ ロックを閉じると図9に示すようにマークチューブ単材48を保持するセット部 14cと、電線1をマークチューブ単材48の内穴に挿入するよう案内する案内 部14dが形成される。また、上ブロック14aの電線の抜ける方向(図9中セ ット部の右側)には電線挿入時に電線と共にマークチューブ単材48が抜けでな いようにするマークチューブ止め14eが備えられている。
【0013】 またこのハウジング14は、エアロータ21に駆動により電線の逆搬送時には 180°回転するように設けられており、図4に示す位置は常態時における位置 (ホームポジション)で、センサ22はこの位置を検知するものである。また下 ブロックにはマークチューブの有無を検知するセンサ23が備えられている。
【0014】 このハウジング14のセット部14cは、電線1が通過する間マークチューブ 単材48をこの中に保持するため、ハウジングを閉じたときにその内径をマーク チューブの外径と等しくなるような寸法が好ましく、本実施例では2種類の異な る太さのマークチューブを保持させるため、太いマークチューブの外径とほぼ等 しい円弧をもたせ、縦方向を短くし、かつ図9及び図10に示すようにピン24 を出し入れすることで縦方向の高さを変更可能としている。
【0015】 従って図9に示すピン24を引き込んだ状態では、セット部14cの縦方向の 内径が細いマークチューブの外径とほぼ等しくなり、細いマークチューブを保持 することができ、図10に示すピン24を出した状態では、セット部14cの縦 方向の内径が太いマークチューブの外径とほぼ等しくなり、太いマークチューブ を保持することができる。このピン24の出し入れは、図示しないカム等の機構 を介し操作杆25を操作することで行っている。
【0016】 電線のカッタ13とカッタ17とはそれぞれエアシリンダ26、27により駆 動される。抜止めプレス15aは電線1の後端部の曲げ部49を形成し、抜止め プレス15bは電線1の先端部の曲げ部49を形成し、その駆動はそれぞれエア シリンダ28a、28bによっておこなわれる。
【0017】 排出穴29は、カッタ13およびカッタ17によって切断された不必要な電線 および後記する使用しないマークチューブを外部に排出するためもので、チュー ブ搬送部9の搬送経路下方に位置している(図5に示すように本装置の背面に排 出される)。また電線を斜めに切断するカッタ13をこの排出孔29に向けて傾 けることで切断された電線をこの排出孔29に向けて落ちるようにしてある。案 内板30a、30bはそれぞれカッタ13とカッタ17から切断された電線を、 排出穴29に確実に落ちるよう案内するものである。
【0018】 チューブ印字部8は、マークチューブ2を搬送する複数のローラ対31a、3 1b、31cと、マークチューブに指定文字を印字するプリンタ部32と、マー クチューブを指定長に切断するチューブカッタ33とにより構成され、プリンタ 部32は熱転写方式を用いており32aはサーマルヘッド、32bはインクリボ ンである。このローラ対31a、31b、31cの駆動はステップモータ34に より、インクリボン32bの駆動はステップモータ35によって行われ、サーマ ルヘッド32aの移動はソレノイド36により、カッタ33の駆動はエアシリン ダ37によって行われる。38a、38bはチューブの通過を検知するセンサで ある。
【0019】 チューブ搬送部9は、ガイドレール39に沿って、エアシリンダ40によりチ ューブ印字部8と電線搬送部7との間を移動するチューブハンド41によって構 成され、移動部44はこのチューブハンド41に摺動自在に設けられ、ソレノイ ド42とスプリング43とによって移動し、これを図6において左方向に移動さ せると先端曲げ部41aとの間にマークチューブ単材48を保持することができ る。またセンサ45とセンサ46はエアシリンダの位置を検知し、それぞれチュ ーブハンドがホームポジションにあること、チューブハンドの先端部がハウジン グ14の位置にあることを検知し、センサ47はチューブハンド41がチューブ 排出穴29の位置にあることを検知する。
【0020】 なお、チューブ搬送部9によって搬送されたマークチューブ単材48は、ハウ ジング14のセット部14cの案内部14d側(図9中で左側)との断差に近接 して載置され、案内部14bを通過した電線1がスムーズにマークチューブ単材 48の穴に挿入するようにしてある。
【0021】 図5は本実施例のマークチューブ装着装置の装着部3の電気的構成を表すブロ ック図である。CPU50は、ROM51に記憶されるプログラムと操作部4か ら送られてきた動作データよりこの装着部7を制御するものである。RAM52 はインターフェイス回路53を介して送られきた動作データを一旦記憶するもの である。
【0022】 このCPU50は、電線搬送部7においては電線送り制御回路54と、電線曲 げ制御回路55と、電線カッタ制御回路56と、ハウジング制御回路57と、電 線のセンサ16a、16bと、ハウジングのチューブセンサ23およびハウジン グの位置センサ22が接続されており、電線送り制御回路54にはステップモー タ18a、18b、18c、18dが接続され、電線曲げ制御回路55にはエア シリンダ28a、28bの空気圧調節を行う電磁弁58、59が接続され、電線 カッタ制御回路56には、エアシリンダ26、27の空気圧調節を行う電磁弁6 0、61が接続され、ハウジング制御回路57にはエアシリンダ19とエアロー タ20の空気圧調節を行う電磁弁62、63が接続されている。
【0023】 またCPU50は、チューブ印字部8においては印字ヘッド制御回路56と、 チューブ送り制御回路65と、リボン巻取り制御回路66と、チューブカッタ制 御回路67と、チューブセンサ38a、38bとが接続されており、印字ヘッド 制御回路64にはサーマルヘッド32aとソレノイド36が接続され、チューブ 送り制御回路65にはステップモータ34が接続され、リボン巻取り制御回路6 6には、ステップモータ35が接続され、チューブカッタ制御回路67にはソレ ノイド37が接続されている。
【0024】 およびCPU50は、チューブ搬送部9においてはチューブハンド制御回路6 8と、ハンド移動制御回路69と、センサ45、46、47とが接続されており 、チューブハンド制御回路68にはソレノイド42が接続され、ハンド移動制御 回路69にはエアシリンダ41の空気圧制御を行う電磁弁70が接続されている 。
【0025】 次に、本実施例のマークチューブ装着装置の作動を図11から図14のフロー チャートを用いて説明する。本装置に電源を投入すると、まず各制御回路を初期 化し、ハウジング14とチューブ搬送部39とをそれぞれホームポジションに位 置させ、ハウジング14とチューブハンド39とをそれぞれ開く(101) 。続いて センサ16aが電線1を検知するまで電線を搬送し(102) 、次に電線1をカッタ 13により斜めに切断する(103) 。この切断された余分な電線は排出穴29に落 下し外部に排出される。
【0026】 次に操作部4からの動作データの入力待ち状態になり(104) 、動作データが入 力されるとこのデータはRAM52に格納され(105) 、続いて全てのデータの作 業が終了するまで電線へのマークチューブの装着作業が行われることになる(106 ) 。
【0027】 この作業は、まずチューブ印字処理がされ(107) 、続いてマークチューブ単材 48の受渡し処理がされる(108) 。このマークチューブ印字処理(107) は図12 のフローチャートより説明すると、まず最初の電線に装着するマークチューブ2 のデータが送られてくると(201) 、印字データに従いマークチューブに印字をし ながらマークチューブを搬送し、この印字処理開始からのチューブ搬送量がサー マルヘッド32aからチューブカッタ33までの距離に達したら停止させ(202) 、マークチューブ2を切断し(203) 、先端の余分なマークチューブの排除処理を する(204) 。
【0028】 このチューブ排出処理(204) は、図14のフローチャートより説明すると、ま ずチューブハンド41を閉じてマークチューブ単材48を掴み(401) 、チューブ ハンド41をセンサ47が検知するまで前進させ(402) 、続いてチューブハンド 41を開く(403) 。これで図8に示すようにマークチューブ単材48はチューブ ハンド41から排出穴29に向け落下し外部に排出される。次に、チューブハン ド41をホームポジションまで後退させ(404) 、これでマークチューブ排出処理 が終了する。
【0029】 続いてマークチューブチューブを一本分搬送し(この時印字データがあるなら 印字する)(205) 、マークチューブ2を切断する(206) 。これで最初の電線に装 着するマークチューブ単材49が作成されたことになる。
【0030】 次にチューブ受渡し処理(108) がされる。図13のフローチャートより説明す ると、まずチューブハンド41を閉じてマークチューブ単材48を掴み(301) 、 チューブハンド41をハウジング14まで前進させ(302) 、続いてチューブハン ド41を開く(303) 。これで図7に示すようにマークチューブ単材48は、ハウ ジング14のセット部14cに載置される。次に、ハウジング14のマークチュ ーブセンサ23がマークチューブ単材48を検知したら(304) 、チューブハンド 41を後退させ(305) 、このマークチューブ受渡し処理が終了する。なお、ステ ップ(304) においてマークチューブ単材48がチューブハンド41から落下せず センサ23が検知しないときは、チューブハンド41をもう一度閉じ(306) 、再 び開き(303) 、チューブが落下するまで行う。
【0031】 次にハウジング14を閉じて、マークチューブ単材48をセット部14c内に 把持する(109) 。続いて電線1を搬送させる。電線1はガイドブロック12aと 抜止めプレス15aとを通過し、ハウジング14の案内部14dを通過しマーカ ーチューブ単材48の内孔へ案内され、ハウジング14から抜け、抜止めプレス 15bと、ガイドブロック12cと、搬送ローラ10cとを通過し、センサ16 bが電線を検知したたら電線1は一旦停止される(110) 。このときマークチュー ブ単材48はハウジング上ブロック14aのマークチューブ止め14eにより電 線と共に搬送されることなくセット部14c内に止められることになる。続いて 抜止めプレス15bが閉じ電線1の先端の曲げ部49が形成される(111) 。
【0032】 次にハウジング14を開き(112) 、再び電線1を搬送する(113) 。このときハ ウジング上ブロック14aは移動しているのでマークチューブ止め14eがマー クチューブ搬送の邪魔にはならず、下ブロックには断差を設けていないので電線 1およびマークチューブ単材48はスムーズに搬送される。続いてカッタ17に より電線1の先端部を直角に切断し(114) 、入力されたデータに従って電線1を 所定の長さまで搬送し(115) 、カッタ13により電線1の後端部を斜めに切断す る(116) 。斜め切断後電線1を再び搬送し、電線1の後端が抜止めプレス15b を抜けるまで搬送したら電線1の搬送を止め(117) 、電線1の後端部に装着され る次のマーカーチューブ単材48がハウジング14に搬送されるまで待機状態と なる。なお、ステップ(114) で切断された余分な電線は排出穴29に落下し外部 に排出される。
【0033】 続いて、チューブ印字処理(118) がされる。図12のフローチャートより説明 すると、この場合は最初のチューブではないので(201) 、マークチューブを一本 分搬送し(この時印字データがあるなら印字する)(205) 、マークチューブを切 断し(206) 、これで次に電線に装着されるマイクチューブ単材48が作成される 。次に、前述するステップ(108) と同様にして、このマークチューブ単材48を ハウジング14に搬送しチューブ受渡し処理がされる(119) 。
【0034】 続いてハウジング14を閉じ(120) 、次に電線逆搬送に対応するためハウジン グ14を180°回転させ(121) 、続いて電線を逆搬送させ、電線1がハウジン グ14を通過し、センサ16aが検知したら電線の逆搬送を止め(122) 、電線の 後端に抜止めを形成し(123) 、ハウジングを開き(124) 、電線の後端がセンサ1 6bを通過するまで電線を搬送し(125) 、電線の後端をカッタ17で直角に切断 し(126) 、作成した電線を排出する(127) 。最後にハウジング14を回転させホ ームポジションの位置に戻す(128) 。一本の電線についてのマークチューブ装着 の処理を終了する。なお、ステップ(126) で切断された余分な電線は排出穴29 に落下し外部に排出される
【0035】 なお、上述する実施例ではカッタ13及びカッタ17の下方に案内板30a、 30bを配置して電線を排出孔29まで案内しているが、図15に示すように排 出孔71をカッタ13及びカッタ17の下方まで広げてもよい。この場合、案内 板は不要となる。
【0036】
本考案によれば、第1にマークチューブ搬送手段の搬送経路の下方に使用しな い電線とマークチューブを外部に排出する排出孔を備え、電線カッタの下方に切 断後の電線をこの排出孔に案内する案内板を備えた簡単な構成で、第2にマーク チューブ搬送手段の搬送経路の下方にから電線カッタに下方に渡って、電線とマ ークチューブを外部に排出する排出孔を備える簡単な構成で、操作者の取り出す ことなく使用しない電線及びマークチューブを外部排出することができる、極め て実用的な電線へのマークチューブ装着装置を提供することができる。
【図1】マークチューブ装着装置の全体正面図
【図2】マークチューブ装着装置で作成されるマークチ
ューブ付き電線の図
ューブ付き電線の図
【図3】マークチューブ装着装置の全体正面断面図
【図4】マークチューブ装着装置の装着部平面断面図
【図5】マークチューブ装着装置の電気的構成を表すブ
ロック図
ロック図
【図6】マークチューブ装着装置の装着部側面断面図
【図7】マークチューブ装着装置の装着部側面一部拡大
断面図
断面図
【図8】マークチューブ装着装置の装着部側面一部拡大
断面図
断面図
【図9】ハウジングの拡大図
【図10】ハウジングの拡大図
【図11】電線へのマークチューブ装着処理のフローチ
ャート
ャート
【図12】チューブ印字処理のサブルーチンのフローチ
ャート
ャート
【図13】チューブ受渡し処理のサブルーチンのフロー
チャート
チャート
【図14】チューブ排出処理のサブルーチンのフローチ
ャート
ャート
【図15】他の実施例におけるマークチューブブ装着装
置の装着部正面断面図
置の装着部正面断面図
【図16】従来のマークチューブ装着装置の平面図
1 電線 2 マークチューブ 3 装着部 4 操作部 7 電線搬送部 8 チューブ印字部 9 チューブ搬送部 10a,10b,10c,10d 搬送ローラ 13 カッタ 14 ハウジング 14c セット部 14d 案内部 17 カッタ 19 エアソレノイド 21 エアロータ 22 センサ 23 センサ 24 ピン 29 排出穴 31 ローラ対 32 プリンタ部 32a サーマルヘッド 33 チューブカッタ 41 チューブハンド 48 マークチューブ単材 50 CPU 71 排出孔
Claims (2)
- 【請求項1】 電線を搬送する電線搬送手段と、電線を
切断する電線カッタと、電線の搬送経路に備えられマー
クチューブ単材を保持するマークチューブ保持手段と、
電線を搬送し所定の文字などを印字するマークチューブ
印字手段と、マークチューブを所定の長さに切断するマ
ークチューブカッタと、切断したマークチューブ単材を
マークチューブ保持手段に搬送するマークチューブ搬送
手段とを有する電線へのマークチューブ装着装置におい
て、マークチューブ搬送手段の搬送経路の下方に、使用
しないマークチューブ及び電線を外部に排出する排出孔
を備え、電線カッタの下方側に電線を排出孔に案内する
案内路を備えたことを特徴とする電線へのマークチュー
ブ装着装置。 - 【請求項2】 電線を搬送する電線搬送手段と、電線を
切断する電線カッタと、電線の搬送経路に備えられマー
クチューブ単材を保持するマークチューブ保持手段と、
電線を搬送し所定の文字などを印字するマークチューブ
印字手段と、マークチューブを所定の長さに切断するマ
ークチューブカッタと、切断したマークチューブ単材を
マークチューブ保持手段に搬送するマークチューブ搬送
手段とを有する電線へのマークチューブ装着装置におい
て、マークチューブ搬送手段の搬送経路の下方から電線
カッタ下方にわたり、使用しないマークチューブ及び電
線を外部に排出する排出孔を備えたことを特徴とする電
線へのマークチューブ装着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993031842U JP2605461Y2 (ja) | 1993-05-24 | 1993-05-24 | 電線へのマークチューブ装着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993031842U JP2605461Y2 (ja) | 1993-05-24 | 1993-05-24 | 電線へのマークチューブ装着装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0686225U true JPH0686225U (ja) | 1994-12-13 |
JP2605461Y2 JP2605461Y2 (ja) | 2000-07-17 |
Family
ID=12342312
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993031842U Expired - Fee Related JP2605461Y2 (ja) | 1993-05-24 | 1993-05-24 | 電線へのマークチューブ装着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2605461Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-05-24 JP JP1993031842U patent/JP2605461Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2605461Y2 (ja) | 2000-07-17 |
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