JP3054333B2 - 紙葉類結束装置における捺印体保持機構 - Google Patents

紙葉類結束装置における捺印体保持機構

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JP3054333B2
JP3054333B2 JP7004497A JP449795A JP3054333B2 JP 3054333 B2 JP3054333 B2 JP 3054333B2 JP 7004497 A JP7004497 A JP 7004497A JP 449795 A JP449795 A JP 449795A JP 3054333 B2 JP3054333 B2 JP 3054333B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は紙幣、証券等の紙葉類を
集積状態でその周囲に結束テープを巻回し結束させる紙
葉類結束装置に設けられ、結束処理後の結束テープに捺
印を行うための捺印体を保持する捺印体保持機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】紙幣、証券等の紙葉類を集積状態でその
周囲に結束テープを巻回させ、該結束テープの終端を既
に巻回された部分に熱接着させて紙葉類を結束させる紙
葉類結束装置には、結束処理後の結束テープに捺印体を
押し付けて捺印を行うものがある。このような捺印体を
保持する捺印体保持機構としては、例えば、実開昭59
−104765号公報に記載されたものがある。この捺
印体保持機構は、相互間に捺印体が嵌合される一対の平
行な板部を有する支持枠と、該支持枠を捺印体の捺印方
向に沿って往復移動自在に支持するガイド枠と、ガイド
枠と支持枠との間に設けられ支持枠を保持した捺印体が
捺印方向に位置するよう付勢するバネとを有するもので
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように、支持枠の一対の平行な板部間に捺印体を嵌合さ
せて保持する構成では、紙葉類結束装置の結束処理動作
中に生じる振動等で捺印体が支持枠に対し徐々に位置ず
れを生じ該支持枠から外れてしまうという問題があっ
た。また、捺印体が支持枠から外れるのを防止するた
め、捺印体を支持枠に固定してしまうことも考えられる
が、銀行等の金融機関では捺印体として日付を捺印させ
るものが多く用いられるため、毎日この捺印体を紙葉類
結束装置およびこれを含む機器から取り出して交換する
必要があり、よって、支持枠に固定する構造では、この
ような交換に対応することが困難となってしまう。した
がって、本発明の目的は、捺印体を確実に保持すること
ができ、しかも交換のための取り外しおよび取り付けを
容易にできる紙葉類結束装置における捺印体保持機構を
提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、集積状態の紙葉類に結束テ
ープを巻回させて結束処理を行う紙葉類結束装置に設け
られ、集積状態の紙葉類に巻回された結束処理後の結束
テープに捺印を行う捺印体を保持具により保持する捺印
体保持機構において、前記捺印体にマグネットを突出し
て設け、前記保持具に、前記マグネットを嵌脱自在に挿
入させるとともに嵌入状態で該マグネットに吸着される
底面を有する凹部を設けてなることを特徴としている。
【0005】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明に関し、前記捺印体には、マグネットの突出方向に延
出するフックが設けられ、前記保持具には、前記マグネ
ットを凹部に嵌入させた状態で前記フックを係合させる
係合部が設けられていることを特徴としている。
【0006】
【作用】請求項1記載の発明によれば、捺印体に突出し
て設けられたマグネットが、保持具に設けられた凹部に
嵌入された状態で該凹部の底面に吸着されて保持され
る。よって、捺印体は、マグネットの吸着力とマグネッ
トの凹部への係合とで保持具に保持される。また、捺印
体の交換時においては、マグネットを凹部から吸着力に
抗して外し、マグネットを凹部に挿入して底面に吸着さ
せて取り付けることになる。
【0007】請求項2記載の発明によれば、さらに、捺
印体にマグネットの突出方向に延出して設けられたフッ
クが、マグネットを凹部に嵌入させた状態で、保持具に
設けられた係合部に係合する。よって、捺印体は、さら
にこのフックと係合部とが係合された状態で保持具に保
持される。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例を図面を参照して以下に説
明する。図1は、本実施例の捺印体保持機構が採用され
た紙葉類結束装置を示すものである。この紙葉類結束装
置は、紙葉類として紙幣を取り扱うもので、図示せぬ搬
送手段により搬送された集積状態の紙幣に結束テープを
巻回させて結束処理を行う結束部11と、該結束部11
の斜め上方に設けられ、集積状態の紙葉類に巻回された
結束処理後の結束テープに捺印を行う捺印部12とを有
するものである。
【0009】結束部11は、回転自在な回転部材14
と、該回転部材14に上下一対のリンク機構15,15
を介して支持された上下一対の挟持部材16,16とを
有している。そして、図示せぬ搬送手段で搬送された集
積紙幣をその間に結束テープの繰出先端側を介在させた
状態で挟持部材16,16により挟持し、この状態で回
転部材14を回転させて集積紙幣に結束テープを巻回さ
せ、該結束テープを図示せぬカッタで切断した後に図示
せぬヒータでその終端側をすでに巻回された部分に熱接
着させるようになっている。
【0010】捺印部12は、フレーム18に位置固定で
設けられたソレノイド19と、該ソレノイド19の駆動
で揺動するリンク機構部20と、該リンク機構部20の
ソレノイド19に対し反対側に設けられた保持具21
と、該保持具21により保持される捺印体22とを有し
ている。ソレノイド19は、下部に設けられた移動子2
4を励磁時に上方に移動させるものである。
【0011】リンク機構部20は、上記移動子24に、
上端の支持部26において回動自在に支持された第一ア
ーム27と、該第一アーム27の下部に、一端支持部2
8において回動自在に支持されるとともに該支持部28
より内側がフレーム18に支持部29において回動自在
に支持されて側方に延出し、さらに他端支持部30が保
持具21に回動自在に支持された第二アーム32と、該
第二アーム32と平行をなすように一端支持部33にお
いてフレーム18の支持部29より上側に回動自在に支
持され他端支持部34において保持具21の支持部30
より上側に回動自在に支持された第三アーム35と、第
三アーム35を保持具21側が上昇する方向に付勢する
スプリング36とを有している。そして、ソレノイド1
9が励磁されその移動子24が上昇すると、第二アーム
32が保持具21側を下方に移動させるよう揺動されこ
れと平行に第三アーム35も揺動して保持具21を姿勢
をそのままで下方に移動させる。また、ソレノイド19
が消磁されると、スプリング36の付勢力で第二アーム
32および第三アーム35が平行をなして保持具21を
上昇させるようになっている。なお、ソレノイド19に
は、第三アーム35に当接してその保持具21の上昇側
の揺動限界位置を決めるストッパ38が当接面にクッシ
ョン39を貼付して設けられている。
【0012】保持具21は、第二アーム32および第三
アーム35に対し反対側に捺印体22が装着されるもの
で、図2に示すように、第二アーム32および第三アー
ム35で支持されて鉛直方向に沿う基部41と、該基部
41の上部に固定されるとともに、捺印体方向に水平に
延出する板部42が設けられたガイド板43とを有して
いる。
【0013】基部41の下部には、捺印体22を装着す
る側の平面状の装着面部45に垂直をなして水平方向に
貫通する貫通孔46が形成されており、該貫通孔46の
第二アーム32および第三アーム35側には、板状のマ
グネットキャッチ(底面)47が固定されている。ここ
で、これら貫通孔46およびマグネットキャッチ47で
凹部48が形成されている。なお、貫通孔46は、水平
方向に沿う上面部49および下面部50と、鉛直方向に
沿う両側面部51,52とを有しており、上面部49、
下面部50および各側面部51,52の隣り合うもの同
士は円弧形状に連結されている。
【0014】また、基部41の貫通孔46の両側方の側
面部54,55は、鉛直方向に沿いかつ装着面部45に
垂直をなす平面状をなしており、一方の側面部55の下
部の第二アーム32および第三アーム35側には、該側
面部55に垂直をなしかつ鉛直方向に沿うよう延出する
板状の係合部57が設けられている。該係合部57は、
略一定板厚をなすとともに、延出先端側の第二アーム3
2および第三アーム35に対し反対側に、上下方向の全
長にわたって面取部58が形成されている。
【0015】捺印体22は、図3に示す捺印体本体60
と、該捺印体本体60が装着される、図4に示すホルダ
61とを有している。捺印体本体60は、捺印を行う捺
印面63を有する捺印主部64と、該捺印主部64の捺
印面63に対し反対側に固定された台部65と、該台部
65の捺印主部64に対し反対側に装着される蓋体66
とを有している、台部65は、蓋体66の装着側に幅お
よび奥行がともに捺印主部64側より小さくされた絞り
部67が形成されており、蓋体66は台部65の絞り部
67に形状を合わせている。
【0016】ホルダ61は、捺印体本体60が挿入され
て保持される本体保持部69と、該本体保持部69の一
側に固定された装着部70と、本体保持部69に支持さ
れたフック71とを有している。図5に示すように、本
体保持部69は略角筒状をなす角筒部72を有してお
り、この角筒部72は一端開口部73に対し他端開口部
74が開口面積を小さくするよう折り曲げられた形状を
なしている。また他端開口部74側の内面には、相互に
対向する一対の押さえゴム75が固着されている。そし
て、一端開口部73側から蓋体66および台部65の絞
り部67側を挿入させ台部65の絞り部67を押さえゴ
ム75の内周側に押し込むことで、捺印体本体60は、
本体保持部69に押さえゴム75による押圧力および摩
擦力で保持されることになる。
【0017】ここで、押さえゴム75の下側には、台部
65の段差部77に当接してその挿入方向の移動限界位
置を規制するストッパ部材78が固着されており、この
ストッパ部材78に段差部77が当接した状態におい
て、蓋体66は、他端開口部74から突出されることに
なり、捺印の日付等の内容を変更する図示せぬ内容変更
機構部を台部65から露出させる場合等における蓋体6
6の台部65からの着脱が容易となっている。なお、ホ
ルダ61と捺印体本体60との嵌合力は、通常、これら
を分離することがないため、振動等の影響で外れること
がないよう比較的大きく設定されている。
【0018】装着部70は、角筒部72に固着される板
状の基板部80と、該基板部80の両側端部から該基板
部80に垂直をなしかつ相互に平行をなして突出する板
状の突出板部81,82とを有する、略コ字状をなすも
ので、両突出板部81,82の突出先端側の相互対向側
には、面取部83がそれぞれ形成されている。なお、本
体保持部69も、これら突出板部81,82と同様に延
出されている。突出板部81,82は、捺印体本体60
のホルダ61への挿入方向に沿っており、両突出板部8
1,82の内側同士の間隔は、保持具21の基部41の
側面部54,55同士の間隔と略等しく(厳密には若干
大きく)されている。
【0019】そして、基板部80の突出板部81,82
側には、これら突出板部81,82間の中央に、基板部
80および突出板部81,82に直交する面部84,8
5と基板部80に垂直をなしかつ突出板部82に平行を
なす面部86,87と基板部80に平行をなす先端面部
88とを有する直方体形状のマグネット本体89が金具
90を介して固定されており、これらマグネット本体8
9および金具90でマグネット91が構成されている。
【0020】金具90は、マグネット本体89の面部8
4,85の外側にこれと平行をなすよう延在される長方
形状の板部92,93を有している。なお、板部92,
93の基板部80からの高さはマグネット本体89の基
板部80からの高さに一致されていて、これらの基板部
80に対し反対側はいわゆる面一とされている。また、
これら板部92,93は、マグネット本体89の面部8
6,87よりさらに両外方へ延出されている。ここで、
両板部92,93の外側同士の間隔は、保持具21の貫
通孔46すなわち凹部48の上面部49および下面部5
0の間隔と略等しく(厳密には若干小さく)されてお
り、両板部92,93の幅は、貫通孔46の両側面部5
1,52の間隔より小さくされていて、これにより、マ
グネット91は、凹部48に嵌脱自在となっている。
【0021】そして、一方の突出板部81は、本体保持
部69の一端開口部73と同側の突出先端側に切欠部9
5が形成されており、この切欠部95は本体保持部69
まで延在している。この切欠部95は、ホルダ61を保
持具21に取り付ける際に保持具21の係合部57との
干渉を避けるためのもので、この切欠部95が形成され
た突出板部81のマグネット91に対し反対側にフック
71が設けられている。このフック71は、突出板部8
1に略沿って延在するとともに、中間所定位置が、該突
出板部81に支持部96において捺印体本体60の本体
保持部69への挿入方向に沿う軸線回りに回動自在とな
るよう支持されており、突出板部81の突出方向側の端
部に突出板部81方向に突出する爪部97が形成されて
いる。この爪部97には先端が細くなるよう面取部98
が形成されている。また、フック71には、爪部97を
突出板部81方向に位置させるよう付勢するフックバネ
99が設けられている。
【0022】このような構成の本実施例によれば、捺印
体本体60をホルダ61に嵌合させて一体化された捺印
体22を保持具21に装着する場合、図6に示すよう
に、捺印体22を手でつかむ際にフック71の爪部97
に対し反対側を押さえることでフック71を爪部97が
突出板部81から離間する方向に揺動させた状態とし、
この状態で、捺印体22を、そのフック71を保持具2
1の係合部57側に位置させ、突出板部81,82間に
保持具21の基部41を挿入させかつマグネット91を
凹部48に挿入させると、図5に示すように、捺印体2
2の基板部80が保持具21の装着面部45に当接し、
この位置でマグネット91のマグネット本体89の先端
面部88がマグネットキャッチ47に当接してこれらが
吸着状態となる。また、フック71への押圧を解除する
ことで、図7に示すように、フック71は、フックバネ
99の付勢力で爪部97を係合部57に係合させる。な
お、フック71は、手で押さえなくても、捺印体22の
移動で、その爪部97が係合部57を乗り上げるようフ
ックバネ99の付勢力に抗して揺動して係合部57に係
合することになる。
【0023】このように保持された状態で保持具21と
捺印体22は、基部41が突出板部81,82間に嵌合
して水平一方向の位置決めがなされるとともに、これと
直交する水平方向は、装着面部45および基板部80の
当接と、マグネット91およびマグネットキャッチ47
の当接とで位置決めがなされ、さらに、マグネット91
が凹部48に嵌合することで上下方向の位置決めがなさ
れる。
【0024】そして、捺印体22は、そのマグネット9
1が保持具21の凹部48に嵌入された状態で該凹部4
8の底面をなすマグネットキャッチ47に吸着されて保
持されているため、マグネット91の吸着力とマグネッ
ト91の凹部48への係合と基部41の両突出板部8
1,82間への係合とで保持具21に保持されており、
よって、保持具21に確実に保持されることになる。具
体的には、上記吸着力でマグネット91を凹部48から
引き抜く引抜方向への移動が規制され、マグネット91
と凹部48との係合で上下方向の移動が規制されること
になり、これに加えて基部41と両突出板部81,82
との係合で前記引抜方向に直交する水平方向の移動が規
制され、よって、捺印体22は保持具21に確実に保持
されることになる。なお、ガイド板43は、蓋体66の
台部65からの外れを防止する。
【0025】したがって、この捺印処理動作は勿論、結
束処理動作等の他の動作による振動等を受けても保持具
21から捺印体22が脱落することがない。しかも、捺
印体22は、そのフック71が保持具21の係合部57
に係合された状態で保持具21に保持されるため、特に
上記引抜方向への移動がさらに規制され、よって、捺印
体22をより確実に保持具21により保持することがで
きる。
【0026】このようにして、捺印体22が保持具21
に保持された状態で、ソレノイド19が励磁されると、
捺印体22が下方に移動し、移動方向に位置された集積
紙幣の結束テープに捺印面63を当接させて捺印を施
す。
【0027】ここで、日付等の捺印内容を変更するため
捺印体22を保持具21から外す際には、図8に示すよ
うにフック71側の突出板部81を側面部55に当接さ
せながらここを中心に、該突出板部81に対し反対側を
傾動させることで容易にマグネット91を吸着力に抗し
て凹部48から外すことができる。したがって、交換の
ための取り外しおよび取り付けを人手により容易かつ迅
速にでき、しかも片手でできる。
【0028】なお上記実施例に限定されることなく、例
えば、上記実施例に対しフック71および係合部57を
除くこともでき、この場合もマグネット91の吸着力で
捺印体22を保持具21に保持できるため、良好な効果
を発揮することになる。また、上記実施例における突出
板部81,82と基部41との係合により行われる方向
の規制を、マグネット91の板部92,93の幅を凹部
48の側面部51,52の幅と略等しくすることによ
り、マグネット91と凹部48とで行うこともでき、こ
の場合突出板部81,82を除くことができる。但し、
マグネット91のマグネットキャッチ47からの取り外
しを容易にするためには、マグネット91がマグネット
キャッチ47に対し傾動可能となる上記実施例の構成を
採用するのが好ましい。
【0029】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の発
明によれば、捺印体に突出して設けられたマグネット
が、保持具に設けられた凹部に嵌入された状態で該凹部
の底面に吸着されて保持される。よって、捺印体は、マ
グネットの吸着力とマグネットの凹部への係合とで保持
具に保持される。したがって、捺印体を確実に保持する
ことができる。また、捺印体の交換時においては、マグ
ネットを凹部から吸着力に抗して外し、マグネットを凹
部に挿入して底面に吸着させて取り付けることになる。
したがって、交換のための取り外しおよび取り付けを容
易にできる。
【0030】請求項2記載の発明によれば、さらに、捺
印体にマグネットの突出方向に延出して設けられたフッ
クが、マグネットを凹部に嵌入させた状態で、保持具に
設けられた係合部に係合する。よって、捺印体は、さら
にこのフックと係合部とが係合された状態で保持具に保
持される。したがって、捺印体をより確実に保持するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の紙葉類結束装置における捺印体保持機
構の一実施例を説明するもので、紙葉類結束装置の要部
を示す正面図(a)および側面図(b)である。
【図2】本発明の紙葉類結束装置における捺印体保持機
構の一実施例を説明するもので、保持具を示す正面図
(a)、側面図(b)および背面図(c)である。
【図3】本発明の紙葉類結束装置における捺印体保持機
構の一実施例を説明するもので、捺印体本体を示す正面
図(a)、側面図(b)および平面図(c)である。
【図4】本発明の紙葉類結束装置における捺印体保持機
構の一実施例を説明するもので、ホルダを示す正面図
(a)、側面図(b)および平面図(c)である。
【図5】本発明の紙葉類結束装置における捺印体保持機
構の一実施例を説明するもので、捺印体を保持具に装着
した状態の側断面図である。
【図6】本発明の紙葉類結束装置における捺印体保持機
構の一実施例を説明するもので、捺印体を保持具に装着
する際の一状態を示す平面図である。
【図7】本発明の紙葉類結束装置における捺印体保持機
構の一実施例を説明するもので、捺印体を保持具に装着
した状態を示す平面図である。
【図8】本発明の紙葉類結束装置における捺印体保持機
構の一実施例を説明するもので、捺印体を保持具から外
す際の一状態を示す平面図である。
【符号の説明】
22 捺印体 47 マグネットキャッチ(底面) 48 凹部 57 係合部 71 フック 91 マグネット
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65B 13/00 - 13/34 B65B 27/00 - 27/12 B65B 61/26

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集積状態の紙葉類に結束テープを巻回さ
    せて結束処理を行う紙葉類結束装置に設けられ、集積状
    態の紙葉類に巻回された結束処理後の結束テープに捺印
    を行う捺印体を保持具により保持する捺印体保持機構に
    おいて、 前記捺印体にマグネットを突出して設け、 前記保持具に、前記マグネットを嵌脱自在に挿入させる
    とともに嵌入状態で該マグネットに吸着される底面を有
    する凹部を設けてなることを特徴とする紙葉類結束装置
    における捺印体保持機構。
  2. 【請求項2】 前記捺印体には、マグネットの突出方向
    に延出するフックが設けられ、前記保持具には、前記マ
    グネットを凹部に嵌入させた状態で前記フックを係合さ
    せる係合部が設けられていることを特徴とする請求項1
    記載の紙葉類結束装置における捺印体保持機構。
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