JP3054112U - 緩傾斜階段ブロック - Google Patents

緩傾斜階段ブロック

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JP3054112U
JP3054112U JP1998003339U JP333998U JP3054112U JP 3054112 U JP3054112 U JP 3054112U JP 1998003339 U JP1998003339 U JP 1998003339U JP 333998 U JP333998 U JP 333998U JP 3054112 U JP3054112 U JP 3054112U
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block
staircase
concave
blocks
stones
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JP1998003339U
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治 宮地
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株式会社宮地組
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブロックを使用して階段を構築するときブロ
ック間の接合部を目立たせないように工夫した緩傾斜階
段ブロックを提供することにある。 【解決手段】 緩傾斜階段ブロック(1)の上面をあた
かも数個の石を敷きつめたかのように盛り上げた複数の
義石状(7)とし、ブロックの両側面に隣接した義石状
部分の縁面をブロックの凹面(2)及び凸面(3)に沿
った形態にしたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案が属する分野】
本考案は海岸における砂浜又は波打ち際に近づくための階段を構築するのに使 用される緩傾斜階段ブロックに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の階段ブロックは上面即ち踏み面が平で、下面が傾斜地盤に対応した傾 斜面をなし、平面がほぼ平行四辺形の形態をなしたものであって、その両側面に 凹面とそれに対応する凸面が形成され、また前後面にはアンダーカット部とそれ に対応する逃げ面が形成されている。階段を構築する際、ブロックは傾斜地盤上 に横方向に並べられてその凹面と凸面との嵌まり合いにより適所に組付けられ、 また一方のブロックの逃げ面を介して次のブロックのアンダーカット部との嵌ま り合いにより前後方向に組付けられる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記の階段ブロックはその上面が平であるため、これを敷きつめて階段を構築 したとき、隣接したブロック間の接合部が目立った線として現れ、階段そのもの がいかにも人工的なものとして認識され、海岸の景観を損ねる要因ともなってい た。 本考案の目的は、ブロックを使用して階段を構築するときブロック間の接合部 を目立たせないように工夫した緩傾斜階段ブロックを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的は、本考案によれば、上面が平で、下面が傾斜地盤に対応した傾斜 面をなし、平面がほぼ平行四辺形の形態をなし、その両側面に凹面とそれに対応 する凸面が形成され、また前後面にはアンダーカット部とそれに対応する逃げ面 が形成されている緩傾斜階段ブロックにおいて、ブロックの上面をあたかも数個 の石を敷きつめたかのように盛り上げた複数の義石状とし、ブロックの両側面に 隣接した義石状部分の周縁がブロックの凹面及び凸面に沿って形成されているこ とを特徴とする緩傾斜階段ブロックを提供することによって達成される。
【0005】
【作用】
本考案による階段ブロックを使用して階段を構築するとき、その横方向に敷き つめられた階段ブロックの接合部は盛り上げた義石状部分間の隙間と同じ態様で 位置するから、上から見たとき、義石状部分間の隙間に惑わされて接合線の目立 ちがなくなる。
【0006】
【考案の実施の形態】
図面、特にその図1及び2を参照すると、本考案による緩傾斜階段ブロック1 が示され、平面で見て、ほぼ平行四辺形の形態をなしたものであって、その両側 面に凹面2とそれに対応する凸面3が形成され、また前後面にはアンダーカット 部4とそれに対応する逃げ面5が形成されている。ブロック1の上面即ち踏み面 6はあたかも数個の石を敷きつめたかのように盛り上げた複数の義石状7として 形成され、盛り上げた義石状部分7間には隙間10が形成され、ブロック1の両 側面に隣接した義石状部分7の周縁8はブロックの凹面2及び凸面3に沿った形 態に構成されている。ブロック1の凹面2及び凸面3は円筒形でもよいが、好ま しくは嵌め具合等を考慮して、図示のように卵形であるのがよい。ブロック1の 下面は在来のものと同様に、ブロックが置かれる傾斜地盤に対応した傾斜面9と して形成されている。
【0007】 各ブロックの上面即ち踏み面6に盛り上げて形成された複数の義石状部分はそ の義石配列形態が図示したように、各ブロック毎に異なっている方が自然石を敷 き詰めた感じを与えることができるので望ましい。全てのブロック表面を異なっ た義石形態にすることは実際状困難であるし、またその必要もない。図3に示す ように、通常は4個の異なった型枠により形成されるのがよい。このようにして 形成された異なる義石状部分をもったブロックA,B,C,及びDを適宜順序を 変えて横方向及び前後方向に並べ、そのことによりブロック面の変化の多様性を 得ることができる。 本考案による階段ブロックはこれを使用して階段を構築す る際、横方向に敷きつめられ、また前後方向に階段状に置かれる。横方向に並べ られるとき、隣接したブロックはその凹面2と凸面3の嵌まり合いにより組付け られて義石面により平らな段の踏み面が形成される。前後方向に置かれるとき、 一方のブロックの逃げ面5上に他方のブロックのアンダーカット部4が重なり合 って組み付き、それによって隣接したブロック間に階段が形成される(図3及び 4参照)。
【0008】 本考案による階段ブロックは上記のように構成され、特に、ブロックの義石状 部分の縁面がブロックの凹面及び凸面に沿って位置するから、横方向に敷き詰め られたとき、隣接したブロックの接合部が盛り上げた義石状部分間の隙間10と 同じ態様で位置することになり、従って、構築された階段を上から見たとき、義 石状部分間の隙間に惑わされて接合線の目立ちがなくなる。そのことにより、構 築された階段はあたかも天然石を敷きつめて構成したような外観を呈し、海岸の 景観を自然な状態に極力維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案による緩傾斜階段ブロックの斜視図で
ある。
【図2】 本考案による緩傾斜階段ブロックの平面図で
ある。
【図3】 本考案による緩傾斜階段ブロックを敷き詰め
て階段を構築している様子を示す斜視図である。
【図4】 本考案による緩傾斜階段ブロックを敷き詰め
て構築された階段の断面図である。
【符号の説明】
1 緩傾斜階段ブロック 2 凹面 3 凸面 4 アンダーカット部 5 逃げ面 6 踏み面 7 義石状部分 9 底面 10 隙間

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面が平で、下面が傾斜地盤に対応した
    傾斜面をなし、平面がほぼ平行四辺形の形態をなし、そ
    の両側面に凹面とそれに対応する凸面が形成され、また
    前後面にはアンダーカット部とそれに対応する逃げ面が
    形成されている緩傾斜階段ブロックにおいて、ブロック
    の上面をあたかも数個の石を敷きつめたかのように盛り
    上げた複数の義石状とし、ブロックの両側面に隣接した
    義石状部分の周縁がブロックの凹面及び凸面に沿って形
    成されていることを特徴とする緩傾斜階段ブロック。
JP1998003339U 1998-05-18 1998-05-18 緩傾斜階段ブロック Expired - Lifetime JP3054112U (ja)

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