JP3053897U - ストロー - Google Patents

ストロー

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JP3053897U
JP3053897U JP1998004180U JP418098U JP3053897U JP 3053897 U JP3053897 U JP 3053897U JP 1998004180 U JP1998004180 U JP 1998004180U JP 418098 U JP418098 U JP 418098U JP 3053897 U JP3053897 U JP 3053897U
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straw
diameter
suction port
pack
thin film
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JP1998004180U
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Inventor
勉 浅野
Original Assignee
株式会社尚山堂
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は牛乳・果汁等の飲料の吸飲用ストロー
の改良の考案に関し、特にストローの長手方向の中間部
を可撓部位として伸縮自在にし且吸口に空気の流通を容
易にする通気溝を設けたストローを提供することを目的
とする。 【構成】飲料パック30上部の封被薄膜5の穿設用に斜
設された開膜先端口2を先端に、吸口3を後端に形成す
ると共に前記先端口2と吸口3との長手方向中間部に山
型形状にして折れ目8の頂部9からなる多数の蛇腹状の
可撓部位4を有する熱可塑性合成樹脂製ストロー1にお
いて、前記先端口2の口径Xと吸口3の口径Yとを吸出
口11に穿設される封被薄膜5の口径dと略同一口径と
し、一方蛇腹状部分の山型形状の折れ目8の頂部9間の
外径aを前記先端口2の日径Xと吸口3の口径Yより小
径に形成すると共に吸口3から前記可撓部位4にわたる
通気溝12を連続形成したことを特徴とする熱可塑性合
成樹脂製ストロー

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、牛乳・ジュース等の飲料パックに添着される吸飲用ストローの改良 に関する考案で、特にストローの吸飲部とその長手方向の中間部の円周方向と軸 方向に多数の溝を設け、伸縮自在に構成し且飲料パックの吸口から空気の流通を 容易にする通気溝を設けた改良ストローに関する考案である。
【0002】
【従来の技術】
従来、牛乳・ジュース等の飲料の多くは紙製パックに入れて、その上面部の吸 出口の内面をポリエチレンフイルムとアルミ薄片とで構成される貼着フイルムの 封被片又は封被薄膜(以下封被薄膜という)で、封被して通常は密封状態にして 販売されている。 このパック内の液体飲料を飲用するには、通常はパックの側壁に熱溶着されて いるストローを剥がし取り、開膜先端口で封被薄膜を穿設開口してパック内にス トローを差し込み、ストローの吸口から吸飲している。一方従来のストローとし ては、伸縮又は折曲げを可能にするためのストローの長手方向の中間部に多数の 円周方向に溝を設けるストローとして、特公昭51−33477号公報に記載さ れた発明が知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従前のストローでは、液体飲料を吸飲するには、パックの吸口の封被薄膜等を ストローの開膜先端口で穿設開口して差し込んで、ストローの上端の吸口から吸 飲しているもパックの封被薄膜がストローの中空筒状の外周側面に密着する状態 で穿設開口されて、封被薄膜とストローの外周側面とで一種のシール状態を生じ る。この為に、パックの内部へ空気の流通が遮断され、吸口から一気に液体飲料 を吸飲するとパック内の飲料の減少にともないその上部に負圧が生じて大気の外 圧との差で、パックの外側面に外圧が作用する。これによって内側に向かって凹 み急激な吸飲では極端にパックが変形するという欠点があつた。又飲用者が連続 して吸飲すると内部圧が低下し吸飲力を強くする必要が生じ吸飲しずらくなると いう課題もあった。 又飲用者が間欠的に飲料を吸飲し、その間に息つきの為吸口を開放状態にする と、吸口から外気がパック内に入り飲料内に泡が発生し風味を損なうと共に泡が ゴボゴボという音をも発生して不快感を与えている。
【0004】 これらの課題を解決するために実開昭61−149575号公報や実開昭63 −142168号公報に記載された考案で、ストロー筒体の周壁側面に凹溝を形 成し、吸飲時にこの凹溝を通じてパック内外に通気させる技術が開発されている 。このストローはパックの側面に貼着が要請され、貼着面積が制約を受けると共 にストローの長さにも制約を受け、比較的短くストローが製作されることがある 。 上記の結果パックの吸口から内底までの高さ(長さ)より短く製作されること があって、ストローで液体飲料の吸飲中に吸口から飲料内部に落ち吸飲が難しく なり、やむえず直接吸口から吸飲を行うこともあった。 これらのものでは、一般的にその伸縮可撓部域はストローを縮めたときにV字 形の溝の頂部がストロー直線状部の外周より突出しているので伸ばしてパックの 吸口に差し込むとこの突出部が吸口に引っ掛かりながら入るために挿入しにくか った。更に蛇腹状の可撓部位を形成している円周方向の溝がそれぞれ独立してい るので、ストローの伸長には各々の溝が斜面の状態を変えてランダムに伸長する ことがあって使用感が悪いという欠点もあった。
【0005】 本考案は、上記の課題や欠点を解決する為になされたもので、 ストローを伸ばしてパックの吸飲に使用するときにも中間の蛇腹状の突出部が引 っ掛かりながら入れるようなことを無くし、吸飲者がストローを伸ばして使用す るときには滑らかに伸びて使用感が良く、更に伸ばしたときも縮めたときも開膜 先端口と吸口の外径よりも蛇腹状の頂部の口径を小さくして縮めたときの外周部 を滑らかにすることもでき、吸口と蛇腹状の可撓部位とに連続する通気溝を形成 してパック内への外気の流入を促し、パックの外側面の外圧が作用することを逓 減させることの可能なストローの提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記の課題等を、飲料パック30上部の封被薄膜5の穿設用に斜設さ れた開膜先端口2を先端に、吸日3を後端に形成すると共に前記先端口2と吸口 3との長手方向中間部に山型形状にして折れ目8の頂部9からなる多数の蛇腹状 の可撓部位4を有する熱可塑性合成樹脂製ストロー1において、前記先端口2の 口径Xと吸口3の口径Yとを吸出口11に穿設される封被薄膜5の口径dと略同 一口径とし、一方蛇腹状部分の山型形状の折れ目8の頂部9間の外径aを前記先 端口2の口径Xと吸口3の口径Yより小径に形成すると共に吸口3から前記可撓 部位4にわたる通気溝12を連続形成した熱可塑性合成樹脂製ストローで解決す るものである。
【0007】
【実施例】
図1は、本考案の実施例の熱可塑性合成樹脂製ストローを伸ばしたときの状態 を表す側面図、図2は、図1の側面要部A−A線の拡大側面図で、図3は、本考 案のストローを縮めたときの状態を表す側面図で、図4は、図3の側面要部B− B線の拡大側面図で、図5は、本考案に係るストローを伸ばしてパックに挿入し た使用状態を示す部分断面図で、図6は図5のC−C線で断面した拡大断面図で ある。 本考案に係るストローは、ポリエチレン・ポリプロピレン等の熱可塑性合成樹 脂製ストロー1の長手方向の中間部には多数の山型形状からなる折れ目8により 形成された可撓部位4を有し、この折れ目8は側面6と側面7からなり多数の蛇 腹状にして山型形状で頂部9を形成している。この二側面6、7には連続した凹 型の通気溝12が形成され、この通気溝12は吸口3の下端部からパック30の 吸出口11の縁部32と係接する位置と前記可撓部位4にわたって通気溝12が 連設さられている。 又二つの側面6、7は長さが異なっておりストロー1を長さ方向に縮めると図 4に図示の如く凹入して重なり合うようになり、伸縮自在となる。使用に当たっ てはストロー1を長さ方向に引き伸ばして蛇腹状部分の前記折れ目8から二つの 側面6、7を伸ばし拡げることによって通気溝12を連続でき且つ可撓性を得る ことができる。この場合蛇腹状部分の頂部9の外径aは開膜先端口2の口径Xと 吸口3の口径Yよりも小さな口径で形成される。
【0008】 前記ストロー1をパック30に挿入するには、ストロー1に穿設用に斜設され た開膜先端日2を封被薄膜5に差し込み、封被薄膜5を穿設しながら開口して挿 入するとこの先端口2が断面真円形である為に封被薄膜5も真円状態に開口され て略シール状態を保持しつつストロー1はパック30内に挿入される。このまま の状態でも吸口3の下端部に設けた通気溝12によってパック30内の空気を排 出したり、パック30外の空気をパック30内に通気しうる。飲料10を吸口3 で吸飲しても、パック30の内外圧は通気溝12によって空気の流通が確保され ておりパック30の変形を防止できる。加えて本考案のストロー1では開膜先端 口2の口径Xと吸口3の口径Yを吸出口11の封被薄膜5の口径dと略同一口径 とし、一方蛇腹状部分の山型形状の折れ目8の頂部9間の外径aは開膜先端口2 の口径Xと吸口3の口径Yに比べて小径に形成したので吸出口11より引き出し 易く、とりわけ蛇腹状を形成する側面6、7にも通気溝12を形成したので封被 薄膜5とストロー1の外周側面とでシール状に密着することなく、より吸出口1 1からの挿入や取り出しが容易である。更に通気は通気溝12を設けたことと折 れ目8の頂部9間の外径aが前記のように小径に形成されて確保され、吸口3の 円縁部31は吸出口11の縁部32に当接係止状態となってストロー1はパック 30の中にそれ以上の深入りは阻止されパック30内への落ち込みは阻止される 。一方ストロー1の円縁部31による封被薄膜5の穿断の拡大は防止されパック 30内でストロー1の中間部に揺動が生じても飲料10の飛び出しも防止される 。
【0009】
【効 果】
本考案によれば飲料を入れているパックの側面に貼着されるストローの先端に は吸出口の封被薄膜を穿設開口する為に斜設された開膜先端口を、中間部には蛇 腹状の可撓部位を、後端には吸口が形成されると共に吸口と可撓部位とにわたる 通気溝が連設形成されているストローの構造なので、ストローの開膜先端口で、 パックの吸出口の穿設しストローの主要部たる開膜先端口と可撓部位をパック内 に挿入することにより、吸飲に際し外気がパック内に進入してパックの側面が凹 んだりする等の変形が避けられ、連続して吸飲しても通気が可能でパックの外側 面に外圧が作用すること無く、吸飲がスムースに行われるという効果を期待しえ 、間欠的に吸飲しても蛇腹状の可撓部位とに吸口に設けた通気溝により通気が可 能で泡の発生と不快音の発生の防止も奏する。 加えて吸出口の縁部よりやや大きいストローの円縁部がストッパーとしての効 果も期待し得てストローのパック内への落下を防止できるという効果も期待でき る。
【図面の簡単な説明】
図1は、本考案の実施例の熱可塑性合成樹脂製ストロー
を伸ばしたときの状態を表す側面図 図2は、図1の側面要部A−A線の拡大側面図 図3は、ストローを縮めたときの状態を表す側面図 図4は、図3の側面要部B−B線の拡大側面図 図5は、本考案に係るストローを伸ばしてパックに挿入
した使用状態を示す部分断面図 図6は、図5のC−C線で断面した拡大断面図
【符号の説明】
1……熱可塑性合成樹脂製ストロー 2……開膜先
端口 3……吸口 4……可撓部位 5……封被薄膜 6……側面
7……側面 8……折れ目 9……頂部 10……飲料
11……吸出口 12……通気溝 30……飲料パック 31……円縁
部 32……縁部 X……開膜先端口2の口径 Y……吸口3
の口径 a……頂部9の外径 d……封被薄
膜5の口径

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】飲料パック30上部の封被薄膜5の穿設用
    に斜設された開膜先端口2を先端に、吸口3を後端に形
    成すると共に前記先端口2と吸口3との長手方向中間部
    に山型形状にして折れ目8の頂部9からなる多数の蛇腹
    状の可撓部位4を有する熱可塑性合成樹脂製ストロー1
    において、前記先端口2の口径Xと吸口3の口径Yとを
    吸出口11に穿設される封被薄膜5の口径dと略同一口
    径とし、一方蛇腹状部分の山型形状の折れ目8の頂部9
    間の外径aを前記先端口2の口径Xと吸口3の口径Yよ
    り小径に形成すると共に吸口3から前記可撓部位4にわ
    たる通気溝12を連続形成したことを特徴とする熱可塑
    性合成樹脂製ストロー
JP1998004180U 1998-05-08 1998-05-08 ストロー Expired - Lifetime JP3053897U (ja)

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