JP2005514287A5 - - Google Patents

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飲用容器用のシール装置、及び該シール装置を作る方法
本発明は飲用容器の開口部と飲用ストローとの間、例えば、飲料袋の開口部と飲用ストローとの間に簡便で信頼性のあるシールを施す装置に関する。本発明は、また、前記シールを施す装置を作る方法に関する。このシール装置によると、飲用容器のストローを挿入する孔の位置を明確に示し、ストロー挿入孔の縁を補強し、また、孔が開けられる前に前記ストロー挿入孔を覆っている容器の材料の厚さを小さくし、したがって弱くすることができる。これによって、飲用ストローの飲用容器への挿入を単純化することができる。
飲用容器の開口部と飲用ストローとを接続するいくつかの装置及び方法が知られている。しかしながら、これらは、プラスチック、厚紙、金属などの更なる材料を加えることなく、物理的な接続と十分に優れたシールとの両方を提供するのには、特によく適してはいなかった。
本発明の目的は、従来技術の前記欠点を解消することである。
この目的は、本発明の以下の記載と続く請求項とに開示されている特徴によって達成される。
本発明によると、前記目的は、飲用容器の一領域に、又は飲用容器に接続される部分に、図1に示されるような、前記ストロー挿入口に対応する膨らみの形状をしたシール部を形成することによって達成される。この飲用容器は、例えば、プラスチック又はプラスチックで被覆された箔で作ることができる。これは、元々の容器壁面形成材料を機械的及び/又は熱的に延伸して膨らみの領域の材料厚を薄くすることによって達成される。次いで、この膨らみを押し潰して、膨らみの縁の周りに比較的平坦な環状の折り重ね部を形成する(図2参照)。このようにして、前記シール部は、スペースを取らず、また、飲用容器の製造、包装、取り扱いによく適した形状と大きさとを得ることができる。膨らみを圧縮することによって、シール部に増大した弾力性を与えると共に、シール部の大きさ及び圧縮力の優れた境界限定を提供することができる。折り重ね部の内側端部は、シールの補強材と、飲用ストローを引用容器内に挿入したときの適当な支持体とを与える(図3参照)。内側端部の補強は、前記折り重ね部の内表面の全て又は一部を相互に貼り付けることによって達成することができる。また、膨らみ部分の材料の厚さが薄いことによって膨らみ領域におけるシールが弱くなり、飲用ストローを飲用容器に挿入する際のシール部の穿孔を容易にする。可能な最良の密閉性を飲用ストローの周囲に与えるために、折り重ね部の内側端部は略円形であるのがよく、可能な最良の方法で所定の飲用ストローの大きさに適合するようになっているのがよい
飲用ストローがシール部に孔を穿って、挿入孔を通って挿入されると、飲用ストローの外側の周囲2つのシール部材が形成される(図3参照)。この2つのシール部材は
−シール部にできた孔を取り囲む、膨らみを形成していた材料でできた、内側にある可撓性のあるシール環と、
−折り重ね部の内側の縁部でなっている、外側のより堅いシール環と
である
挿入孔に対応するシール部の材料は、飲用ストローの飲用容器への挿入をより容易にすると同時にシール表面をよりよく限定するために、予め押し型を設けておいてもよい。この型は円形、星形、十字形、または他の適切な形状であればよい。本発明のシール装置は2つのシール環を有するので、ストローの脱落に対する抵抗性が著しく向上する(図4参照)。摩擦力を高める外表面を有する飲用ストローを使用すると、この抵抗性をさらに高めることができる。このシール部の材料は、異なる性質を有する2種以上の層からなっていてもよい。
以下において、本発明の方法と、この方法によって作られたシール装置の態様の本発明を限定しない例を記載する。本発明は添付の図面に示されている。
図1は、本発明によるシール装置を製造する第一の段階を示している。飲用容器(図示せず)用のシール材料14のある領域を塑性変形させシール材料14中に膨らみ部分2aを形成する。同時に、シール材料14とその膨らみ部分2aとの間の移行部が、飲用容器における挿入孔を定める。この塑性変形によって、膨らみ部分2aの材料4の厚さは膨らみ部分2aの外側の材料の厚さよりも薄くなる。このようにして、膨らみ部分2aの材料の強度が弱くなるので、該材料4は、通常の厚さを有する飲用容器の他の部分の材料14よりも、飲用ストロー20を挿入するのにより適したものになる。
図2は、本発明による方法の第二の段階を示している。膨らみ部分2a外縁部の周囲の材料は押し潰されて、シール材料14の内側と未穿孔の挿入孔に折り重ねられたシール環12を形成する。折り重ねられたシール環12の外側部分として、外側シール環6が前記挿入孔の周囲にこのようにして形成される。折り重ねられたシール環12の内側部分は膨らみ部分2aの折り重ねられていない部分に繋がって、前記挿入孔を覆う液密な内部シールを形成する。
図3は、穿孔及び装置2を介しての飲用ストロー20を挿入した後の前記シール装置を示している。結果として、膨らみ部2aに環形状の破裂した領域が形成される。この破裂した領域の周囲の熱可塑性材料4が飲用ストロー20の周囲を締め付けて、飲用ストロー20の周囲に可撓性のある内側シール環19を形成する。同時に、前記外部シール環6が飲用容器の挿入孔のところで飲用ストロー20の周囲にシールを形成する。シール環12は折り重ねられており、飲用ストロー20の外形に対応する予め定められた周囲形状を有しているので、外側シール環6は、より柔らかい内側シール環19よりも、飲用ストロー20に対して堅いシールを形成する。このようにして、2つの環形状のシール6, 19が飲用ストロー20を取り囲み、両者が協働して、飲用容器と飲用ストロー20との間に単純で信頼性の高いシールを形成する。
図4は、飲用ストロー20を引き抜こうとしたときに、前記可撓性のある内側シール環19と堅い外側シール環6が協働して飲用ストロー20の引き抜きに対して更なる抵抗を与える様子を示している。このように飲用ストローを引き抜こうとしている間、可撓性のある内側シール環19が飲用容器外側に向かう動きに沿って引かれる。その可撓性故に、内側シール環19は堅い外側シール環6に折り込まれて、該外側シール環の下部にしっかりと押し込まれ、このようにして、飲用ストロー20の意図しない引き抜きを防ぐことができる。飲用ストローが摩擦力を高める外表面を有していると、この効果を高めることができる。
図5はプラスチック材料で作られた飲料袋1’に配置されている、本発明によるシール装置2’を示している。飲料袋1’のプラスチック材料中にシール装置2’が直接的に一体化されている。
図6は飲料カートン1”の外側に取り付けられた除去可能なシール15を備えた、本発明によるシール装置2”を示している。飲料カートン1”のこの除去可能なシール15の下にある部分には、飲用ストローを使用せずに飲料カートン1”の中身を消費する場合に使用される飲用開口部17が設けられている。この場合には、シール15をカートン1”から剥がし、その中身を飲用開口部から流し出す。この除去可能なシール15はプラスチック又はプラスチックで被覆された箔で作られていると好ましい。シール15をカートン1”から剥がさない場合は、飲用ストローをシール装置2”を通して挿入することができ、その後に、飲用ストローを介してカートン1”の中身を、こぼすことなく、消費することができる。
図1は、飲用容器と飲用ストローとの間にシール装置を作るための、本発明による方法の第一の段階を示している。 図2は、本発明による方法の第二の段階を示している。 図3は、飲用ストローを挿入した後の本発明のシール装置を示している。 図4は、飲用ストローを引き抜こうとしたときの予想変形形状を示している。 図5は、飲料袋に取り付けられたシール装置を示している。 図6は、飲料カートンに取り付けられたシール装置を示している。

Claims (5)

  1. 塑性変形可能な材料(14)から作られると共に、塑性変形されてそれ故に厚さの小さい薄壁の材料(4)でできた領域を有する凹部をその中に含むシール装置(2、2’、2”)を備え、該シール装置は飲用ストロー(20)が前記凹部を通って挿入されたときに該飲用ストロー用の開口部を定めて飲用ストロー(20)に対するシールを形成する飲用容器(1’、1”)又は飲用容器に接続されるように形成された部分において、
    前記凹部が、前記塑性変形領域において膨らみ(2a)の形状をしており、前記飲用容器(1’、1”)又は前記部分に環形状の折り重ね部(12)を形成するように該膨らみ(2a)は折り返されて圧迫されており、該折り重ね部(12)は前記膨らみ(2a)の塑性変形された薄壁の材料(4)を取り囲んでいることを特徴とする、飲用容器(1’、1”)又は飲用容器に接続されるように形成された部分
  2. 前記膨らみ部分の薄くなった材料(4)が、前記シール装置(2、2’、2”)を通しての飲用ストロー(20)の挿入を容易にする型を押されていることを特徴とする、請求項1に記載の飲用容器(1’、1”)又は飲用容器に接続されるように形成された部分
  3. 前記シール装置(2、2’、2”)の材料(1、14)が異なる性質を有する2層以上の材料から作られていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の飲用容器(1’、1”)又は飲用容器に接続されるように形成された部分
  4. 前記折り重ね部(12)の外側シール環(6)が、該折り重ね部(12)の内表面を全て又は部分的に相互に貼り付けることによって補強されることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の飲用容器(1’、1”)又は飲用容器に接続されるように形成された部分
  5. 塑性変形可能な材料(14)から作られると共に、塑性変形されてそれ故に厚さの小さい、薄壁の材料(4)でできた領域を有する凹部をその中に含むシール装置(2、2’、2”)を備え、該シール装置は飲用ストロー(20)が前記凹部を通って挿入されたときに該飲用ストロー用の開口部を定めて飲用ストロー(20)に対するシールを形成する飲用容器(1’、1”)又は飲用容器に接続されるように形成された部分を作る方法であって、該方法が
    −前記凹部の前記塑性変形領域が膨らみ(2a)を形成し、該膨らみ(2a)が環形状の折り重ね部(12)を形成するように折り返されて圧迫され
    −前記折り重ね部(12)が、前記膨らみ(2a)の塑性変形された薄壁の材料(4)を取り囲むように配置されること
    を特徴とする方法。
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