JP3053831U - フリルスカーフ - Google Patents

フリルスカーフ

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JP3053831U
JP3053831U JP1998003046U JP304698U JP3053831U JP 3053831 U JP3053831 U JP 3053831U JP 1998003046 U JP1998003046 U JP 1998003046U JP 304698 U JP304698 U JP 304698U JP 3053831 U JP3053831 U JP 3053831U
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JP
Japan
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fabric
frill
scarf
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JP1998003046U
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タケ子 山口
洋子 近藤
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タケ子 山口
洋子 近藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単に結ぶことができ、ずれもなく、長さの
調整も容易に行うことができるスカーフを提供する。 【解決手段】 布地10の長穴12に挿通されているゴ
ム紐14は、長穴12の両端の開口16,18から外に
至り、ボタン20,22に繋がれている。ボタン20,
22を引いてゴム紐14を布地10から引き出すと、布
地10が短く縮まってフリルができる。このフリルの分
量は、ボタン20,22を布地10からどの程度引き出
すかによって調整することができ、好みの見栄えにする
ことができる。引き出したボタン20,22は、ループ
24〜30のいずれか適当なものに通してゴム紐14を
折り返す。着用の際には、矢印Fで示すように、端10
Aを端10Bのゴム紐14部分にくぐらせ、更に逆に、
端10Bを端10Aのゴム紐14部分にくぐらせる。こ
れにより、布地10の端10A,10Bが二重螺旋を描
くようになり、ずれ落ちるなどの不都合が防止される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、フリルが付いたフリルスカーフに関するものである。
【0002】
【背景技術】
スカーフは、色々なデザインの生地を使用するとともに、各種の結び方を行う ことで、服装に多様な変化を付けることができ、首周りのおしゃれを楽しむこと ができるアクセサリとして広く利用されている。
【0003】 ところが、実際にスカーフを着用してみると、結ぶのに手数がかかる、結び目 がほどける、ずれ落ちる、といった不都合があり、各種の工夫が提案されている 。例えば、特開平5−247706号のスカーフは、対角線方向に切欠を設ける ようにして多くの結び方ができるようにしている。実開平7−45068号のス カーフは、四角形の一方の対角線上に切込みをいれて、首と接する部分との結び 部分を設け、他方の対角線の端をラウンドさせて、ずれを防止している。更に、 実用新案登録第3043364号のスカーフ型衣類は、同形の2枚の輪状の布か らなり、交差する部分から同時に頭からかぶることで、結ぶ手間や止め金具を必 要とすることなく、結び目のほどけやずれ落ちを防止している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、スカーフを見栄えよく結ぶことは、例え止め具のようなものを 使用したとしても結構難しいのが実情である。また、仮にそのような結び方がで きるとしても、一般的には相当の時間が必要で、短時間で簡単に結ぶというよう なことは、相当慣れていなければできるものではない。結び方によって長さを調 整するというようなことになれば、更に結び方は難しくなり、時間もかかるよう になる。
【0005】 この考案は、以上の点に着目したもので、簡単に結ぶことができるとともに、 ずれもなく、長さの調整も容易に行うことができるフリルスカーフを提供するこ とを、その目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本考案は、曲折してフリルが形成可能な布地;この 布地の長手方向に沿って挿通されており、その少なくとも一端が前記布地から引 き出された紐;前記布地に形成されるフリルの分量を調整するために、前記紐の 一端を係止する係止具;を備えたことを特徴とする。
【0007】 主要な形態の一つによれば、前記紐としてゴムが用いられる。他の形態によれ ば、前記紐は、前記布地の中央付近に長手方向に沿って設けられる。更に他の形 態によれば、前記紐の両端が前記布地から引き出され、係止具が設けられる。こ の係止具は、例えば、布地の一端において引き出された紐の間に布地の他端をく ぐらせることができる構造となっている。他の態様によれば、前記係止具が、前 記布地の長手方向に複数の係止位置を備えている。
【0008】 他の考案は、曲折してフリルが形成される布地;この布地の中央付近に長手方 向に沿って挿通されており、その少なくとも一端が前記布地から引き出されたゴ ム紐;前記布地に形成されるフリルの分量を調整するために、前記紐の一端を複 数の位置で係止する係止具;を備えたことを特徴とする。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態について詳細に説明する。図2には、本形態にかか るスカーフが示されている。同図(A)は平面であり、その#2線に沿って矢印 方向に見た端面が同図(B)である。後述する図4についても同様である。また 、図2(A)の#3線に沿って矢印方向に見た端面が図3に示されている。これ らの図において、布地10は、全体が首にかけて洋服の襟元と重なる程度の長さ となっており、その長手方向中心に長穴12が形成されている。布地10の素材 としては、必要に応じて適宜のものを用いてよいが、質感や肌触りなどを考慮す ると、シルク,ポリエステル,レーヨンなどが好適である。このような布地10 及び長穴12は、生地を2つ折にして端を縫い合わせるとともに、それを裏返し 、中央部分を適宜の間隔で平行に長手方向に縫い合わせることで簡単に作ること ができる。
【0010】 この長穴12には、ゴム紐(ゴム糸)14が挿通されている。ゴム紐14は、 長穴12の両端に形成された開口16,18から外に至り、それぞれボタン20 ,22に繋がれている。これらボタン20,22によって、ゴム紐14が布地1 0の長穴12内に入り込んでしまうという不都合が防止されている。更に、本形 態では、布地10の前記開口16,18よりも内側に、前記長穴12に沿って適 当な間隔でループ24,26,28,30がそれぞれ設けられている。
【0011】 次に、本形態の作用を説明する。前記図2の状態は、ボタン20,22がちょ うど開口16,18の位置にきており、布地10は最も伸びた状態である。この 状態からボタン20,22を引いてゴム紐14を布地10から引き出すと、図4 に示すように布地10が短く縮まって、フリル(ひだ)が形成される。このフリ ルの分量は、ボタン20,22を布地10からどの程度引き出すかによって調整 することができ、好みの見栄えにすることができる。しかし、このままの状態で は、やがてゴム紐14が布地10内に引き込まれ、せっかく作ったフリルが元に 戻ってしまう。
【0012】 そこで、引き出したボタン20,22をループ24〜30のいずれか適当なも のに通してゴム紐14を折り返し、その長さを固定する。例えば、ボタン20を ループ24に通すとともに、ボタン22をループ30に通すという具合である。 図2が最もフリルの少ない状態である。一方、ボタン20をループ26に通すと ともに、ボタン22をループ28に通した状態が、最もフリルの多い状態である 。
【0013】 以上のようにしてフリルの分量を調整した布地10を着用する際には、もちろ ん好みに応じた使い方でよいが、ずれたりあるいは落ちたりするという不都合を なくすため、例えば図1に示すように着用する。まず、図1に矢印Fで示すよう に、布地10の端10Aを、端10Bにおいて布地10から出ているゴム紐14 との間にくぐらせるようにする。そして今度は、逆に、布地10の端10Bを、 端10Aにおいてゴム紐10との間にくぐらせるようにする。すると、布地10 の端10A,10Bが二重螺旋を描くようになり、ずれ落ちるなどの不都合を良 好に防ぐことができる。もちろん、フリルのついた布地10が襟元位置で絡み付 くため、ファッション的にも効果的である。更にこの場合に、布地10を適当回 数ねじってから、ゴム紐14との間をくぐらせるようにすることで、更にアクセ ントを付けることができる。
【0014】 本考案には数多くの実施形態があり、以上の開示に基づいて多様に改変するこ とが可能である。例えば、次のようなものも含まれる。 (1)前記形態では、スカーフ中にゴム紐を通したが、伸縮しない通常の紐でも よい。しかし、ゴム紐にすることでスカーフ全体が伸縮し、着脱などに好都合で ある。ループについても同様である。 (2)前記形態では、スカーフの両端においてゴム紐の長さを調整できるように したが、いずれか一方のみ調整できる構成としてもよい。 (3)前記形態では、ゴム紐の両端にボタンを付けたが、適当な係止具であれば 、ホック,マジックテープ,磁石など、どのようなものでもよい。 (4)各部の素材や作り方など、一般的なものが適用可能である。 (5)前記形態では、スカーフが最も長い状態でも多少のフリルがあるようにし たが、その分量は必要に応じて適宜調整してよい。 (6)前記形態では、長さ調整のためのループをスカーフの一端に2ヶ所設けた が、必要に応じて適当な位置に適当数のループを設けるようにしてよい。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、次のような効果がある。 (1)スカーフの長さとともにフリルの分量を簡単に調整することができ、服装 に多様な変化を付けて首周りのおしゃれを楽しむことができる。 (2)短時間で簡単に結ぶことができ、ずれたり落ちたりすることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一形態にかかるスカーフを結ぶときの
様子を示す図である。
【図2】前記スカーフの平面及び長手方向端面を示す図
である。
【図3】前記スカーフの幅方向端面を示す図である。
【図4】前記スカーフのフリルの分量を増やした状態を
示す図である。
【符号の説明】
10…布地 10A,10B…布地の端 12…長穴 14…ゴム紐 16,18…開口 20,22…ボタン 24〜30…ループ

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 曲折してフリルが形成可能な布地;この
    布地の長手方向に沿って挿通されており、その少なくと
    も一端が前記布地から引き出された紐;前記布地に形成
    されるフリルの分量を調整するために、前記紐の一端を
    係止する係止具;を備えたことを特徴とするフリルスカ
    ーフ。
  2. 【請求項2】 前記紐を、ゴムとした請求項1記載のフ
    リルスカーフ。
  3. 【請求項3】 前記紐を、前記布地の中央付近に長手方
    向に沿って設けた請求項1記載のフリルスカーフ。
  4. 【請求項4】 前記紐の両端が、前記布地から引き出さ
    れた請求項1記載のフリルスカーフ。
  5. 【請求項5】 前記係止具を、前記紐の両端に設けた請
    求項4記載のフリルスカーフ。
  6. 【請求項6】 前記係止具を、布地の一端において引き
    出された紐の間に布地の他端をくぐらせる構造とした請
    求項1記載のフリルスカーフ。
  7. 【請求項7】 前記係止具が、前記布地の長手方向に複
    数の係止位置を備えた請求項1記載のフリルスカーフ。
  8. 【請求項8】 曲折してフリルが形成される布地;この
    布地の中央付近に長手方向に沿って挿通されており、そ
    の少なくとも一端が前記布地から引き出されたゴム紐;
    前記布地に形成されるフリルの分量を調整するために、
    前記紐の一端を複数の位置で係止する係止具;を備えた
    ことを特徴とするフリルスカーフ。
JP1998003046U 1998-05-07 1998-05-07 フリルスカーフ Expired - Lifetime JP3053831U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022056078A (ja) * 2020-09-29 2022-04-08 千代田ネクタイ株式会社 スカーフ

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JP2022056078A (ja) * 2020-09-29 2022-04-08 千代田ネクタイ株式会社 スカーフ

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