JP3053412U - 導火専用の導火紐を使用せず単独のキャンドルを連続して 着火可能にしたキャンドル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来技術の問題点を除去する為キャンドルを導
火紐と切り離す。 【解決の手段】本件、キャンドルは、導火専用紐を使用
せず連続着火使用時に本件キャンドル頭部に取り付けた
リングを他方のキャンドル燃焼芯の頭部に架ける事によ
り連続着火ができる装置。

Description

【考案の詳細な説明】

【考案の属する技術分野】単独のキャンドルを導火用の導火紐に連結せずキャン ドル燃焼芯による連続着火を可能にした。

【従来の技術】従来の連続着火装置では導火する為の専用の導火紐に多数のキャ ンドルが連結され、そのキャンドルに順次、点火されるよう製作されている連続 着火キャンドルである。

【考案が解決しようとする課題】

現在、提案され使用されている技術は次のような欠点がある。 （１）１本の導火用紐に多数のキャンドルを連結した場合、キャンドルの重量に よる導火用紐の切れ （２）キャンドル燃焼芯に固着した導火用紐からのキャンドルの脱落 （３）燭台にキャンドルを取り付ける時点で導火紐とキャンドルの、からみつき （４）キャンドルの形状及び数量、又重量等の制約を受ける。 （５）キャンドルとキャンドル間の取り付け角度による制約を受ける。 （６）１本の導火用紐でキャンドルを大量に連結する事は作業上、多くの困難を 来すと共に輸送時のパッケージも大変困難で大きくなる為、コストが懸かる。 （７）導火用紐が長い為、導火紐に、パッケージ時の曲がつき、その弾性の為に 導火された火が消える場合がある。 （８）キャンドルとキャンドルの間隔が１５ｃｍ以上ある場合、導火紐の剛性が 無い為たれさがるのでスムーズな着火が困難で有る。

【課題を解決するための手段】

（１）この考案されたキャンドルは、単体のキャンドル燃焼芯先端部をリング状 に成形しそのリング状の燃焼芯を他の一方のキャンドル燃焼芯に架け、これを繰 り返す事で連続着火が可能になる。 （２）キャンドル先端部の燃焼芯の中間部、又は頭部の横に可燃製部材で成形し たリング又は棒状の先端部をリング状に成形した可燃製部材を固着したリング部 分を他の一方のキャンドル燃焼芯の上部に架ける これを繰り返す事で連続着火 が行なわれる。 （３）キャンドル先端部に固着したリングは従来の導火紐より数倍の剛性が有る 為１５ｃｍ以上のキャンドルとキャンドルの間隔が有っても対応できる。 （４）本件キャンドルは、単体の為、燭台に多数のキャンドルを取り付ける際の 困難さを大幅に軽減した。

【考案実施の形態】

キャンドル燃焼芯（１）の先端より下限の任意の部分に可燃製部材をリング状に 形成した（２）を固着し、他のキャントル燃焼芯（１）にリング状に形成した可 燃製部材のリング部分（２）を、架ける事により連続着火ができた。

【考案の効果】

（１）各々のキャンドルは、単体で有るも各キャンドルの燃焼芯中間部 又は先 端部に可燃製部材で形成されたリングをキャンドル燃焼芯の頭部に順次架ける事 によりスムーズな連続着火ができた。また文字、絵、模様等 自由な発想を表現 する事ができた。 （２）このキャンドルの特長としてキャンドル先端部の可燃製部材がリング状に なっている為 リング内であれば、他の一方のキャンドル燃焼芯は自由に位置を 変更する事ができ、キャンドル燭台に合わせて無理なくキャンドルの設置ができ た。キャンドル間のピッチの誤差は上下左右 前後の修正は任意に変更できる

【図面の簡単な説明】

【図１】リング状に形成された可燃製部材（２）を、燃
焼芯（１）の頭部に固着したキャンドルの平面図であ
る。

【図２】リング状に形成された可燃製部材（２）を、燃
焼芯（１）の、中間部又は、下限の任意の部分に固着し
たキャンドルの平面図である。

【図３】直立したキャンドルの燃焼芯（１）の、中間部
横に先端部を、リング状にした棒状の可燃製部材（２）
を、固着したキャンドルの平面図である。

【図４】図１図２図３の、方法により連結を、した場合
の連続着火キャンドルの平面図である。

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】キャンドル燃焼芯（１）の先端部をリング
   状に形成し、そのリング状（２）のリングに他のキャン
   ドル燃焼芯（１）を架け連続着火を可能にしたキャンド
   ル
2. 【請求項２】直立したキャンドル燃焼芯（１）の中間部
   横にリング状 又は先端部をリング状にした棒状の可燃
   製部材（２）を固着した請求項１のキャンドル