JPH0647004Y2 - 連続着火キャンドル構造 - Google Patents

連続着火キャンドル構造

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JPH0647004Y2
JPH0647004Y2 JP1990082785U JP8278590U JPH0647004Y2 JP H0647004 Y2 JPH0647004 Y2 JP H0647004Y2 JP 1990082785 U JP1990082785 U JP 1990082785U JP 8278590 U JP8278590 U JP 8278590U JP H0647004 Y2 JPH0647004 Y2 JP H0647004Y2
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JP
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wick
candle
combustion
combustible
squib
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JP1990082785U
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JPH0440746U (ja
Inventor
睦 槙村
Original Assignee
株式会社まきむら
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、導火線により連続的に着火されるように配設
される連続着火キャンドル構造に関し、特に構造が簡単
で、容易かつ確実な着火が可能な連続着火キャンドル構
造に関する。
[従来の技術] 結婚式の披露宴においては、1本のキャンドルに点火す
ることによって、導火線を通じて次々に他のキャンドル
に点火するようにした連続着火キャンドルがしばしば用
いられる。従来の連続着火キャンドル構造は、例えば第
4図に示すように、燭台10の各キャンドルホルダ11にそ
れぞれキャンド12を装着し、各キャンドル12の燃焼芯13
を導火線14で接続したものである。
各キャンドル12に点火させるために、各キャンドル12の
燃焼芯13に導火線14を接続しなければならないが、各キ
ャンドル12の燃焼芯13と導火線とを直接接着したとする
と、隣接するキャンドル12の燃焼芯13間のピッチ寸法と
キャンドルホルダ11間のピッチ寸法とが不一致の場合に
は、キャンドルホルダ11にすべてのキャンドル12が挿入
されない場合が生ずると共に、隣接するキャンドル12間
に架設される導火線14にたるみが生じたり又は必要以上
の張力が加わったりする不具合が生ずる。
この不具合を解消するために、導火線14が燃焼芯とは固
定しない構造のものが採用されている。例えば、第5図
はそのような構造の従来の開示技術(実開昭63−135955
号)を示すものである。即ち、キャンドル12の燃焼芯13
は可燃性の第1部材15が冠着され、その第1部材15に可
燃性の第2部材16が連結接着される。この第2部材16に
は導火線14をスライド自在に支持する挿通部17が形成さ
れる。以上の構造により、キャンドル12は第4図に示し
たキャンドルホルダ10に無理なく挿入され、導火線14に
はたるみ又は余分の張力がかかることがなくなる。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、実開昭63−135955号公報の開示技術で
は、キャンドル12の燃焼芯13に導火線14を保持する第2
部材16を直接接着させるのが望ましい。しかし、燃焼芯
13は円柱形状であり、第2部材16は一枚の平面板状であ
るので、燃焼芯13と第2部材16との接着箇所は円弧と平
面との接着となる。このため、その接着箇所が剥れ易
く、確実に着火が行なえないという不具合が発生する。
これら燃焼芯13と第2部材16とが剥れないようにするた
めに、燃焼芯13と第2部材16との両方に確実に接着する
第1部材15が必要となる。即ち、第1部材15は燃焼芯13
をすっぽり包んで固着すると共に、第2部材16と接着す
る箇所を第2部材16の形状に合致した形状とする。これ
によって、導火線14を保持する第2部材16と燃焼芯13と
が剥れることなく接続され、燃焼芯13への着火を確実に
行なえるようにしている。
しかし、第1部材15と第2部材16との2つの部材を使用
するため、材料費がかかる。また、燃焼芯13と第1部材
15との接着と、第1部材15と第2部材16との接着の2箇
所の接着を必要とするため、作業工数がかかるものであ
った。更に、2箇所の接着箇所があるため、その1箇所
でも剥れると着火されないので、確実性という点で若干
の心配があった。
[考案の目的] 本考案は、以上の問題点を解決するもので、連続着火が
確実に行われると共に、構造簡単で安価な連続着火キャ
ンドル構造を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案は、以上の目的を達成するために、適宜間隔で並
設される複数のキャンドルと、それら各キャンドルの燃
焼芯に着火するように各燃焼芯の付近に備えた導火線と
を有し、その導火線を介して各キャンドルの燃焼芯に順
次着火する連続着火キャンドル構造において、可燃部材
の両端部を前記各キャンドルの燃焼芯に接着すると共に
その可燃部材の両端部同士を接着させ、しかもその燃焼
芯に接着したその可燃部材によって輪状の挿通孔を形成
し、各挿通孔に一連の導火線を挿通させるようにしたも
のである。
[作用] 導火線と燃焼芯との間には一つの部材である可燃部材の
みが介在する。この可燃部材の先端同士は、燃焼芯に接
着すると共にその燃焼芯を挟んで互いに接着する。この
ように可燃部材の先端同士が燃焼芯を挟んで互いに接着
する結果、可燃部材は燃焼芯に外れることなく確実に接
着することができる。導火線は前記可燃部材にスライド
加工に支持される。これによって、導火線の火炎は一つ
の可燃部材を介して燃焼芯に伝播されるので、キャンド
ルに確実に着火が行われる。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を図面に基づき説明する。
第1図および第2図に示すように、連続着火キャンドル
1は、蝋材からなるキャンドル本体2と、そのキャンド
ル本体2の燃焼芯3に取り付けられる可燃部材4とから
構成される。可燃部材4は短冊状をしており、それを輪
状に曲げて、その両端部5,5をキャンドル本体2の燃焼
芯3を挟んで互いに接着する。この可燃部材4の燃焼芯
3への接着によって、可燃部材4による挿通孔6が形成
される。この挿通孔6内に導火線7を挿通させる。
以上のように構成された本考案では、可燃部材4と導火
線7とは固定しないので、どのような間隔のキャンドル
の配置にでも適応できる。
また、可燃部材4の挿通孔6内に導火線7が挿通するの
で、導火線7に着火した火炎は可燃部材4に確実に着火
する。この可燃部材4は燃焼芯3に直接接着しているた
め、可燃部材4が燃えると燃焼芯3に確実に着火する。
即ち、本願考案では、導火線7と燃焼芯3との間を1つ
の可燃部材4で連絡しているので、従来のような2つの
部材を介するものと比べて、その2つの部材の接続箇所
における着火不備やその接続箇所の剥離等の心配が無く
なり、キャンドルの燃焼芯3に確実に着火することがで
きる。
この可燃部材4は、1枚のシート状部材を単に輪状に曲
げてその先端同士を燃焼芯3を挟んで接着たものから成
るので、構造が極めて簡単で、製造コストが従来のもの
に比べて非常に安くて済む。また、導火線7と燃焼芯3
との間に可燃部材4のみを介在させているが、この可燃
部材4の両先端同士は燃焼芯3に接着すると共に互いに
接着しているので、可燃部材4が燃焼芯3から外れるこ
とはなく、確実に着火を行なうことができる。
第3図は、本考案の他の実施例を示すものである。この
第3図において、第1図及び第2図と同一符号のものは
同一構成物を表わし、その説明を省略する。
第1図及び第2図においては、燃焼芯3は可燃部材4の
両端部5,5に覆われて、その先端に空気が触れないよう
にされているが、第3図に示すように、燃焼芯3の先端
を挿通孔6内に突出させ、燃焼芯3の先端に常に空気が
存在するようにする。即ち、燃焼芯3の長さの途中(先
端を除く)を挟んで、可燃部材4の両端部5,5を接着さ
せる。
このように、燃焼芯3の先端部が大気側に露出している
ことから、燃焼芯3への着火の際に十分の酸素が得ら
れ、より確実に着火を行わせることができる。
[考案の効果] 以上のように、本考案に係る連続着火キャンドル構造に
よれば、導火線とキャンドルの燃焼芯との間に、導火線
を自由に挿通させる挿通孔を形成した単一の可燃部材の
みを介在させたので、従来のような2つの部材を介在さ
せたことによる火が消えるおそれを無くし、キャンドル
への着火を確実に行なわせるものである。
また、導火線と燃焼芯との間に介在する部材は、従来例
では2つの部材であるが、本考案では可燃部材のみであ
る。これは、1つの部材である可燃部材のみを用いて
も、燃焼芯から外れることなく燃焼芯に確実に接着でき
るからである。このように、導火線と燃焼芯との間に介
在する部品点数が1個で済み、かつ部材同士の接着箇所
が従来の2箇所から1箇所で済むので、部品コストの低
減と作業コストの低減とを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の斜視図、第2図は第1図の
正面図、第3図は本考案の他の実施例の正面図、第4図
は燭台上に配置された従来の連続着火キャンドル構造を
示す正面図、第5図は従来技術の連続着火キャンドル構
造の燃焼芯まわりの詳細構造を示す一部断面図である。 1……連続着火キャンドル、 2……キャンドル本体、3……燃焼芯、 4……可燃部材、5……両端部、 6……挿通孔、7……導火線。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】適宜間隔で並設される複数のキャンドル
    と、それら各キャンドルの燃焼芯に着火するように各燃
    焼芯の付近に備えた導火線とを有し、その導火線を介し
    て各キャンドルの燃焼芯に順次着火する連続着火キャン
    ドル構造において、可燃部材の両端部を前記各キャンド
    ルの燃焼芯に接着すると共にその可燃部材の両端部同士
    を接着させ、しかもその燃焼芯に接着したその可燃部材
    によって輪状の挿通孔を形成し、各挿通孔に一連の導火
    線を挿通させることを特徴とする連続着火キャンドル構
    造。
  2. 【請求項2】前記燃焼芯の先端部が、前記可燃部材の両
    端部の接着位置より外側に露出することを特徴とする請
    求項1記載の連続着火キャンドル構造。
JP1990082785U 1990-08-06 1990-08-06 連続着火キャンドル構造 Expired - Lifetime JPH0647004Y2 (ja)

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JP1990082785U JPH0647004Y2 (ja) 1990-08-06 1990-08-06 連続着火キャンドル構造

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JPH0440746U JPH0440746U (ja) 1992-04-07
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