JPS6350286Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6350286Y2
JPS6350286Y2 JP10684586U JP10684586U JPS6350286Y2 JP S6350286 Y2 JPS6350286 Y2 JP S6350286Y2 JP 10684586 U JP10684586 U JP 10684586U JP 10684586 U JP10684586 U JP 10684586U JP S6350286 Y2 JPS6350286 Y2 JP S6350286Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
candle
candles
fuse
guide member
decorative
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10684586U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63135955U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP10684586U priority Critical patent/JPS6350286Y2/ja
Publication of JPS63135955U publication Critical patent/JPS63135955U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6350286Y2 publication Critical patent/JPS6350286Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fats And Perfumes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、導火紐によつて燃焼芯を接続された
多数のキヤンドル間の距離を、キヤンドルの設備
条件に応じて自由に調節することができる間隔調
整機能を備えた連続着火キヤンドルに関する。
(従来の技術) 種々の式典、儀式、祭事、パーテイー等の行事
においては、演出上の効果や、装飾効果を高める
ために、キヤンドルが使用されることが多い。こ
のようなキヤンドルの使用方法として、多数のキ
ヤンドルを図形や文字等の種々の形態をかたどる
ように配列して、各キヤンドルに着火したときに
炎群が上記の図形や文字を表わすようにしたもの
がある。
例えば結婚披露宴においては、ハート型の形状
を有した枠体上に所定の間隔で多数のキヤンドル
ホルダを設けた燭台の各キヤンドルホルダにキヤ
ンドルを一本づつ立てて、各キヤンドルに着火し
たときに炎群が全体としてハート型を描くように
した演出が行われることが多い。また、この他に
もウエデイングケーキに直接多数のキヤンドルを
植設することもある。このように多数のキヤンド
ルを使用して所定の形態を表現する場合には、多
数のキヤンドルに対して同時或は連続的に着火す
ることが演出及び装飾効果上最も好ましいのであ
るが、このような迅速な着火作業を行事の進行上
の支障なく実現することは技術的に困難であり、
全てのキヤンドルの着火を完了するまでには相当
の手間と時間を要するのが現実であつた。
このような問題を解決し、多数のキヤンドルを
連続的に着火することを可能とした発明として、
特公昭60−27122号公報に開示された装飾用キヤ
ンドルがある。この発明は、ワツクスが気化して
燃焼するのに要する時間以上炎をあげて導火する
燃焼残渣の少ない導火用の糸条体(導火紐)によ
つて、多数のキヤンドルの各燃焼芯の各先端部を
連結固定し、多数のキヤンドルが導火紐を介して
連続的に点火されるように構成したものである。
この発明に係る装飾用キヤンドルは、接着剤を用
いてキヤンドルの燃焼芯を導火紐に直接固着する
ものであり、各キヤンドルは導火紐に対して等間
隔となるように固定される。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記公報記載の発明にあつて
は、各キヤンドル間の間隔が固定的に決定されて
いて動かすことができない点と、製造技術上間隔
寸法を常に均一に保持することが困難であるとい
う欠点を有している。即ち、装飾用キヤンドルを
大量生産する場合には各キヤンドル間の導火紐の
長さは一定に定められるが、各結婚式場等に従来
から備品として備えられている燭台は、このよう
な装飾用キヤンドルとは無関係に製造されたもの
であり、キヤンドルホルダの間隔が装飾用キヤン
ドルのキヤンドル間隔と一致していないものが大
半であるため、キヤンドルホルダの間隔寸法に適
合しない装飾用キヤンドルは使用することができ
なかつた。換言すれば、キヤンドルが燭台上に設
置される場合には、各キヤンドル間の導火紐は所
定のテンシヨンで張設されていることが着火効果
及び装飾効果上必要であるが、キヤンドルホルダ
の間隔がキヤンドル間の間隔よりも狭い場合には
導火紐が垂れ下がつてこのようなテンシヨンを得
ることができない。逆に、キヤンドルホルダの間
隔が広過ぎる場合には、各キヤンドルの取付け自
体が困難となる虞れがあつた。このため式場等に
おいては、従来の燭台を使用しないで装飾用キヤ
ンドルの寸法に合わせた燭台を新たに購入する等
の必要に迫られることが多かつた。
また、仮に装飾用キヤンドルの間隔と適合する
ホルダ間隔を有した燭台を用いたとしても、現実
の製造技術上、キヤンドルホルダを燭台に対して
常に均一の間隔で設置するのは困難である。即
ち、燭台に対するキヤンドルホルダの固定作業
は、人手による溶接作業によつているため、間隔
寸法や取付け角度上の誤差(バラツキ)が生じる
ことが多く、このような誤差に起因した導火紐の
たるみ、キヤンドルの取付け不能や傾き等の不都
合は依然として解消されることがなかつた。
また、製造技術上、導火紐に対するキヤンドル
の固着間隔を常に一定に保持することも困難であ
り、現実にキヤンドル間隔の誤差に起因した上記
のような不都合が生じている。
従つて、上記公報記載の装飾用キヤンドルにあ
つては、形状やサイズの異なる規格外の燭台に
は、コストの高い特別注文の装飾用キヤンドルを
使用せざるを得なかつた。即ち、例えば各キヤン
ドル間が固定的に等間隔に寸法決定されている装
飾用キヤンドルは、キヤンドルホルダの間隔寸法
が意図的に不揃いに設計されている燭台に対して
適用することができないため、キヤンドルホルダ
の不規側的に間隔と一致する間隔を有した装飾用
キヤンドルを特別に注文するしかなかつた。
さらに、上記装飾用キヤンドルは、専ら導火紐
の火力だけによつて燃焼芯に着火させるように構
成されているため導火紐の火力に対する依存度が
高くなり、単なる導火手段に必要とされる火力以
上の高温且つ強い燃焼力を備えた導火紐が要求さ
れることになる。このため、導火紐に対して多量
の燃焼剤を含ませる等の加工を行うことが必要と
なり、工程の複雑化と、コストアツプの原因とな
つていた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記に鑑みてなされたものであり、一
つの燭台上のキヤンドルホルダの間隔が不揃いで
あることや、個々の燭台によつてホルダ間隔が異
なつていることに関わりなく、導火紐に所定のテ
ンシヨンをかけながら各キヤンドルホルダ上に最
適の姿勢でキヤンドルを立てることを可能にする
ため、複数のキヤンドルの各燃焼芯を導火紐で接
続し、該導火紐を介して各キヤンドルの各燃焼芯
を連続的に着火する装飾用キヤンドルにおいて、
該各キヤンドルの燃焼芯の先端部に固着された塊
状の花火用火薬と、該花火用火薬に固着されると
ともに、該導火紐をスライド自在に支持する可燃
性案内部材とを有したことを特徴としている。
(実施例) 以下、本考案の間隔調整機能を備えた連続着火
キヤンドルについて詳細に説明する。
第1図a及びbは本考案の一実施例の構成を示
す正面図及び側部断面図であり、この連続着火キ
ヤンドルは、複数のキヤンドル1と、各キヤンド
ル1の燃焼芯2の先端部に固着された塊状の花火
用火薬3と、各花火用火薬3に固着された可燃性
案内部材4と、各可燃性案内部材4にスライド移
動自在に挿通された導火紐5とから成る。
この花火用火薬3としては、例えばニトロセル
ロース(硝化綿)等の発火性の良好な物質を用
い、発火時に花火のように鮮やかな複数色の炎を
生じさせるように異なつた配合のものを複数段状
に積層してもよい。
可燃性案内部材4としては、例えば花火用火薬
3と同じような発火性の強い物質を薄板状に成形
したものを用い、この可燃性案内部材4には導火
紐5をスライド自在に支持する挿通部6が形成さ
れている。この挿通部6は、第1図a,bに示す
ような孔であつてもよいし、第2図aに示すよう
に導火紐5を着脱且つスライド自在に保持する切
欠きであつてもよい。要するに挿通部6は、スラ
イド自在に導火紐5を保持して各キヤンドル間の
導火紐5の距離を自由に調整できるようにしたも
のである。
導火紐5としては、例えば多数の細い綿糸を撚
つたものにニトロセルロースを適量添加したもの
を用いる。
第1図a,bに示すような可燃性案内部材4に
導火紐5を通す場合には、可燃性案内部材4に予
め挿通部6を形成しておいてもよいし、或は針尻
部の穴に導火紐5を通した針を用いて該針で可燃
性案内部材4を貫通することによつて、挿通部6
の形成と導火紐5の挿通作業を同時に完了させる
ようにしてもよい。
可燃性案内部材4は、第1図a,bや第2図a
のような薄板形状以外にも、第2図bに示すよう
な筒状体として構成し、筒状の挿通部6の軸方向
の貫通孔に導火紐5を挿通するようにしてもよ
い。
可燃性案内部材4は花火用火薬3に接着されて
固着されるのであるが、ニトロセルロースから成
る花火用火薬3は、溶剤(シンナー、アセトン、
酢酸アミール等)によつて軟化しているときには
接着性を有しているため固着が容易となる。可燃
性案内部材4もニトロセルロースで構成すること
ができ、この場合には花火用火薬3との接着性を
さらに向上させることができる。
以上の構成を有した本考案の間隔調整機能を備
えた連続着火キヤンドルは、多数のキヤンドル1
の可燃性案内部材4に一本の導火紐5を挿通した
状態で販売されるものであり、第3図に示すよう
な燭台7にセツトする場合には、各キヤンドルホ
ルダ8に各キヤンドル1を順番に取り付けてか
ら、端部に位置するキヤンドルの導火紐5を引張
つて長さ調整することによつて導火紐5を適度の
テンシヨンで張設することができる。このため、
キヤンドルホルダ8の設置間隔の誤差等に影響さ
れることなく、キヤンドルを最適に姿勢でホルダ
8上に取付けることができるとともに、取付け後
に導火紐5が垂れ下がる等の虞れを一切無くする
ことができる。
第3図のような状態にセツトされた連続着火キ
ヤンドルを発火させるための操作として必要なの
は、導火紐5に対する着火だけである。導火紐5
が着火して火がキヤンドル1の位置に達すると、
可燃性案内部材4と花火用火薬3が瞬間的に連続
発火するため、花火用火薬3に固着された燃焼芯
2も確実に着火される。また、各キヤンドル1に
おける着火動作とは関係なく導火紐5の火は進行
してゆき、隣接するキヤンドルの可燃性案内部材
4及び花火用火薬3を順次連続的に発火させてゆ
く。
(考案の効果) 以上のように、本考案の間隔調整機能を備えた
連続着火キヤンドルによれば、一つの燭台上のキ
ヤンドルホルダの間隔が不揃いであることや、
個々の燭台によつてホルダ間隔が異なつているこ
と等の条件に関わりなく、導火紐に所定のテンシ
ヨンをかけながら各キヤンドルホルダ上に最適の
姿勢でキヤンドルを立てることによつて、常に効
率の良い発火動作を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図a及びbは本考案の一実施例の構成を示
す正面図及び側断面図、第2図a及びbはそれぞ
れ可燃性案内部材の他の構成例の説明図、第3図
は連続着火キヤンドルを燭台上にセツトした状態
の説明図。 符号、1……キヤンドル、2……燃焼芯、3…
…花火用火薬、4……可燃性案内部材、5……導
火紐、6……挿通部、7……燭台、8……キヤン
ドルホルダ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 複数のキヤンドルの各燃焼芯を導火紐で接続
    し、該導火紐を介して各キヤンドルの各燃焼芯を
    連続的に着火する装飾用キヤンドルにおいて、 該各キヤンドルの燃焼芯の先端部に固着された
    塊状の花火用火薬と、 該花火用火薬に固着されるとともに、該導火紐
    をスライド自在に支持する可燃性案内部材とを有
    したことを特徴とする間隔調整機能を備えた連続
    着火キヤンドル。
JP10684586U 1986-07-14 1986-07-14 Expired JPS6350286Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10684586U JPS6350286Y2 (ja) 1986-07-14 1986-07-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10684586U JPS6350286Y2 (ja) 1986-07-14 1986-07-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63135955U JPS63135955U (ja) 1988-09-07
JPS6350286Y2 true JPS6350286Y2 (ja) 1988-12-23

Family

ID=30982582

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10684586U Expired JPS6350286Y2 (ja) 1986-07-14 1986-07-14

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6350286Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0647004Y2 (ja) * 1990-08-06 1994-11-30 株式会社まきむら 連続着火キャンドル構造
JPH07300599A (ja) * 1994-05-07 1995-11-14 Takeshi Namiki 花火ローソク

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63135955U (ja) 1988-09-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH01500686A (ja) ろうそくの焔を消すための装置
JPS6335896B2 (ja)
JPS6350286Y2 (ja)
US20050207155A1 (en) Decorative candle
US2239123A (en) Blasting with safety fuse
US6186776B1 (en) Birthday candle ignition system
US4334853A (en) Method of burning incense
US4107763A (en) Lamp adapting kit
KR20080094662A (ko) 캔들 장치
JP4090481B2 (ja) キャンドル装置
KR200208971Y1 (ko) 양초 장식품
JP2523251Y2 (ja) 装飾用キャンドル同時着火装置
JP3061784U (ja) 導火紐を燃焼芯の先端に取り付けた可燃性部材で挾む様に成したキャンドル。
KR20020011771A (ko) 양초 장식품
KR200179220Y1 (ko) 촛불의 장식기능을 갖는 양초
CN214537612U (zh) 一种烟花倒计时燃放装置
JPH0647004Y2 (ja) 連続着火キャンドル構造
JP2002130673A (ja) キャンドル用点火装置およびキャンドル演出方法
CN116294828A (zh) 一种电光花点火装置、电光花及串联式电光花组合结构
JP2001324299A (ja) 棒状固形火薬に耐熱性金属テープを巻いた導火線付き火花吹き出しスパークラー
JP2605095Y2 (ja) 食品装飾用花火
JPS5849830A (ja) 自動点火キヤンドル
JP2000146497A (ja) 室内装飾用花火
JPH0352467Y2 (ja)
CN2720392Y (zh) 具闪尾的单筒多发地面礼花