JP2001324299A - 棒状固形火薬に耐熱性金属テープを巻いた導火線付き火花吹き出しスパークラー - Google Patents

棒状固形火薬に耐熱性金属テープを巻いた導火線付き火花吹き出しスパークラー

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JP2001324299A
JP2001324299A JP2000140011A JP2000140011A JP2001324299A JP 2001324299 A JP2001324299 A JP 2001324299A JP 2000140011 A JP2000140011 A JP 2000140011A JP 2000140011 A JP2000140011 A JP 2000140011A JP 2001324299 A JP2001324299 A JP 2001324299A
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heat
candle
spark
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explosive
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JP2000140011A
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Takeshi Namiki
健 並木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 火花を今までのキャンドル付き花火よりも高
く上がるようにすること。高い位置まで火花を出す花火
の燃焼を蝋燭に伝火するための容易に製造可能な花火の
構造を得ること。 【解決手段】 花火の被覆を耐熱性金属被覆(3)と
し、燃焼圧力を上げて火花を十分な高さまであげるとと
もに、棒状の火薬(2)の燃焼熱が被覆の外側に伝熱さ
れ、そこに取り付けた導火線(8)を発火させるように
構成したことを最も主要な特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、ブライダルでのキ
ャンドルサービスにおいて用いる蝋燭等を花火を用いて
点火する方法及びそのための製品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、蝋燭に花火を用いて点火する方法
としては花火を蝋燭の芯の脇等に取り付けて直接花火の
炎で点火する、あるいは花火自体に導火線を取り付けて
間接的に蝋燭に点火する方法があった。
【0003】しかし、これらの方法では花火の方の火花
を高い位置まで吹き上げる吹き上げ花火を用いるのは困
難である。
【0004】また吹き上げ花火自体も従来のように容器
に紙筒等をもちいたり火薬が粉末のものでは燃焼の終わ
りあるいは途中から導火線を引き出すのは構造的に製作
が面倒になり実施は困難である。
【0005】また蝋燭に直接花火を取り付ける方法で花
火に、燃焼する被覆や塗装等を施す方法があるが、これ
では火花の上がる高さは30センチメートル程度が限度
であり、十分な高さまで火花を吹き上げるように燃焼圧
力をあげることは不可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、いままでより高い位置まで火花を出す花火の燃焼
を蝋燭に伝火するための容易に製造可能な花火の構造を
得る点である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、花火の被覆を
耐熱性金属被覆とし、火花を十分な高さまであげるとと
もに、火薬の燃焼熱が被覆の外側に伝熱され、そこに取
り付けた導火線を発火させるように構成したことを最も
主要な特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】過塩素酸アンモニウムとポリカプ
ロラクトンを主たる成分とする固形火薬にチタンの火花
剤を加えたものを棒状の火薬(2)に成形し、点火部
(1)を5ミリメートルほど残して、全体に耐熱性金属
被覆(3)としてステンレステープを密着巻きつけ、柄
(5)をつけて、燃焼時スパークラーの火花を上方に吹
き上げるようにし、ステンレステープの伝熱性を利用し
て火薬燃焼熱で導火線(8)を発火せしめ、その導火線
のもう一方の端部にニトロセルロースの小リングをキャ
ンドル(6)等の着火部(7)として取り付け、このリ
ングをキャンドルの芯(10)に通しておき、導火線の
燃焼が伝わってニトロセルロース製小リング燃焼により
キャンドルを燃焼させるという手順で、花火の点火から
キャンドルの燃焼までのプロセスを実現した。
【0009】
【実施例】図1は、本発明の1実施例の図であって、棒
状の火薬(2)に点火部(1)を5ミリメートルほど残
してステンレステープを耐熱性金属被覆(3)として巻
きつけ、これに下端を尖らせて突き刺し部(4)とした
竹製の柄(5)を取り付けたうえ、アルミテープ(9)
で固定する。なお火薬と柄の間に少量の接着剤を入れて
火薬が燃焼中に筒状部から飛び出すのを防止する。
【0010】次に長さ10センチメートルほどの導火線
(8)の端をステンレステープの筒状部の中に火薬が入
っている部位の最下部の5ミリメートルほど上に巻きつ
けてコロジオン等で固定し、もう一方の端にニトロセル
ロースで出来た直径5ミリメートル長さ5ミリメートル
ほどのリングをコロジオンで固定する。
【0011】フラワーコンポート(花台)のオアシスに
花火とキャンドル(6)を立て、導火線の先のリングを
キャンドルの芯(10)にはめて花火とキャンドルを導
火線で接続する。
【0012】この状態で花火の先端の露出した火薬に点
火するとステンレステープによって火花は上に吹き出す
しかなくしかも吹き出し口が細いので火薬の燃焼速度及
び火花剤の粒径によっては上方に50センチメートル以
上火花を吹き出しつつ火薬が燃焼しステンレステープは
その熱で灼熱する。灼熱部位が導火線(8)のところま
でくると導火線が発火し、導火線の燃焼がキャンドルの
芯(10)にはまっているニトロセルロース製のリング
状の着火部(7)に達してこれが燃え、さらにキャンド
ルの芯(10)に燃え移りキャンドル(6)が燃焼を始
める。
【0013】なお、この導火線を複数花火に取り付けて
複数のキャンドルに点火するように構成しても良い。
【0014】また、導火線の長さを長くして途中にいく
つものニトロセルロース製リングを取り付けて複数のキ
ャンドルに順次点火するように構成しても良い。
【0015】またニトロセルロース製リングを別の本発
明の花火の点火部にはめて花火が順次燃焼するように構
成することも出来る。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明の導火線付き
スパークラーは用いる火薬の燃焼速度によっては花火の
ひばなを50センチメートル以上上げることも可能な構
成となっており、結婚式に、より派手さを求める人々に
向いた製品となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施方法を示した説明図である。(実
施例1)
【符号の説明】
1 点火部 2 棒状の火薬 3 耐熱性金属被覆 4 突き刺し部 5 柄 6 キャンドル 7 着火部 8 導火線 9 アルミテープ 10 キャンドルの芯

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その一部を露出して点火部(1)となし
    た棒状固形火薬(2)に耐熱性金属被覆(3)をほどこ
    した、生花用のスポンジ状固定具に挿すための先の尖っ
    た突き刺し部(4)をもつ棒状の柄(5)を有する、火
    花と色付き火炎を吹き出す吹出し花火あるいはスパーク
    ラーに、キャンドル(6)等に点火するための着火部
    (7)を有する導火線(8)を耐熱性金属被覆(3)に
    とりつけしたもの
  2. 【請求項2】 軟質固形のあるいはゴム状の棒状固形火
    薬(2)に片面接着剤付きステンレステープを耐熱性金
    属被覆(3)として巻き、火薬の一端部を点火部(1)
    として露出せしめ、その反対の一端部を竹等でできた棒
    で塞ぎ片面接着剤付きアルミテープ(9)で固定した、
    生花用のスポンジ状固定具に挿すための突き刺し部
    (4)を有する火花と色付き火炎を吹き出す吹出し花火
    あるいはスパークラーで、キャンドル(6)等に着火す
    るためのリング状あるいは筒状の着火部(7)を有する
    導火線(8)をステンレステープを巻いた部分に取り付
    けたもの
  3. 【請求項3】 請求項1あるいは2の、着火部付きの導
    火線のない製品に、着火用の導火線(8)を取り付け、
    そのもう一方の先に結んだキャンドル(6)等を伝火燃
    焼させる方法
JP2000140011A 2000-05-12 2000-05-12 棒状固形火薬に耐熱性金属テープを巻いた導火線付き火花吹き出しスパークラー Pending JP2001324299A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022229478A1 (es) * 2021-04-30 2022-11-03 Comercial De Festes I Revetlles, S.L. Artículo de fuegos artificiales.

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022229478A1 (es) * 2021-04-30 2022-11-03 Comercial De Festes I Revetlles, S.L. Artículo de fuegos artificiales.

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