JP2000146497A - 室内装飾用花火 - Google Patents

室内装飾用花火

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JP2000146497A
JP2000146497A JP10314240A JP31424098A JP2000146497A JP 2000146497 A JP2000146497 A JP 2000146497A JP 10314240 A JP10314240 A JP 10314240A JP 31424098 A JP31424098 A JP 31424098A JP 2000146497 A JP2000146497 A JP 2000146497A
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JP
Japan
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fireworks
flame
cake
solid
interior decoration
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Pending
Application number
JP10314240A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomochiyo Mitsuzawa
朋千代 三ツ澤
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GUNMA KAKO SEIZOSHO KK
Original Assignee
GUNMA KAKO SEIZOSHO KK
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C06EXPLOSIVES; MATCHES
    • C06CDETONATING OR PRIMING DEVICES; FUSES; CHEMICAL LIGHTERS; PYROPHORIC COMPOSITIONS
    • C06C15/00Pyrophoric compositions; Flints

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Toys (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 各種会場内の雰囲気をより華やかに盛り上げ
ることができるようにする。 【解決手段】 無煙火薬と炎色剤と微粒状の火花発生用
金属粉と結合剤とを混合して形成された棒状の固形物で
あって、有色炎と火花とを発しつつ燃焼可能に構成され
た室内装飾用花火10を、例えば蝋燭1の火口(芯の先
端部2)に竹ひご(支持部材)15により取り付ける。
また、支持部材15を介してケーキの上面に刺し、ケー
キカットに先立ち、室内装飾用花火10に点火する等し
て会場内の雰囲気を盛り上げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種パーティー会
場や結婚披露宴会場などで使用するのに好適な室内装飾
用花火に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、結婚披露宴会場やクリスマスパ
ーティー会場では、荘厳で華やかな雰囲気が醸し出され
るように、例えば新郎新婦が各テーブルを回ってテーブ
ル上の蝋燭に点火したり(キャンドルサービス)、ケー
キカットをするなどのイベントがなされることが多い。
【0003】また、最近では、会場をより一層華やかな
ものとするために、上記イベントが行われる前後に余興
として花火が行われることがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した各
種会場で花火を行った場合、火薬の燃焼に伴って大量の
煙が発生したり、燃え滓が床面やテーブルなどに落下し
て会場を汚してしまうことがある。
【0005】また、花火は、上記したイベント(キャン
ドルサービス、ケーキカット等)の前後に余興として行
われるが、例えば蝋燭に点火する際の着火源としたり、
ケーキを飾る装飾物とするなどイベントの一要素として
利用すれば、イベント自体が一段と盛り上がるはずであ
る。
【0006】本発明の目的は、各種会場内の雰囲気を一
段と華やかに盛り上げることができる室内装飾用花火を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、無煙火薬と炎
色剤と微粒状の火花発生用金属粉と結合剤とを混合して
形成された棒状の固形物であって、有色火炎と火花とを
発しつつ燃焼可能に構成されたことを特徴とする。
【0008】かかる発明の場合、固形物の一端部に火が
点けられると、無煙火薬が燃焼を開始して他端部に火が
達するまでの間(例えば、15〜20秒間)燃焼し続け
る。
【0009】この燃焼に伴い炎色剤が炎色反応を起こし
て美しい有色の火炎が発生する。また、同時に火花発生
用金属粉が反応して美しい有色の火花が発生する。この
際、無煙火薬の燃焼であるので煙が発生するようなこと
はない。また、火花発生用金属粉は、微粒状であるので
完全燃焼し、燃え滓となって周囲を汚してしまうことも
ない。
【0010】したがって、例えば上記固形物をその他端
部が蝋燭の芯先端部に接するようにセットすれば、会場
内の人々は固形物が燃焼するあいだ美しい有色火炎と火
花とを鑑賞することができるとともに、花火によって蝋
燭に火が点されるという意外性をも楽しむことができ
る。
【0011】また、固形物を竹ひご等の支持部材を介し
てケーキの上面に刺し、ケーキカットの際に固形物に点
火して有色火炎と火花とを発生させることもできる。こ
れにより、ケーキカットを一段と盛り上げることができ
る。
【0012】なお、多数の固形物を、例えばハート形状
に配設し、各固形物を速火線などを利用して同時的に点
火して有色火炎と火花とを発生させれば、色火の連接し
た構図(ハート形状)が現れる。これにより、会場内の雰
囲気を一段と華やかなものとすることができる。
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。
【0013】ここにおいて、図1は本発明の実施形態を
説明するための図、図2は本発明に係る室内装飾用花火
(固形物)が有色火炎と火花とを発しつつ燃焼する様子を
示す図、図3は固形物を二つ接合した状態を示す図、図
4は固形物をケーキを装飾するものとして利用した様子
を示す図、図5は複数の固形物を扇状に配設した様子を
示す図、図6は固形物を室内用の仕掛け花火として利用
した様子を示す図である。
【0014】本発明に係る室内装飾用花火(10)は、
図1に示すように、蝋燭1の着火源とされており、無煙
火薬と炎色剤と微粒状の火花発生用金属粉と結合剤とを
混合して形成された棒状の固形物である。
【0015】具体的には、無煙火薬は、綿火薬(ニトロ
セルロース)のうち硝化度が10以下の弱綿薬から形成
されている。これは、強綿薬とすると、急激に燃焼して
しまい、見る人が恐怖心をいだくとともに危険でもある
ので、ゆっくりと燃焼する弱綿薬を選定したのである。
【0016】また、炎色剤は、燃焼すると炎色反応を起
こして美しい有色光を発するものである。この実施形態
では、炎色剤として青白い火炎を発する酸化第二銅が用
いられる。なお、炎色剤として、赤い火炎を発するスト
ロンチウム(又はリチウム)や黄色い火炎を発する食塩を
使用してもよい。また、緑色の火炎を発する塩化バリウ
ムや紫色の火炎を発する塩化インジウムを使用すること
もできる。
【0017】また、火花発生用金属粉は、燃焼する際に
有色の美しい火花を発するものである。この金属粉は、
完全燃焼して周囲を汚す燃え滓が発生しないように微粒
化されている。この実施形態では、火花発生用金属粉
は、純度98%以上で200〜300メッシュのチタン
粉から形成されている。
【0018】なお、この実施形態では、途中で火が消え
ないように、固形物(室内装飾用花火)10には、酸化剤
が添加されている。酸化剤として、例えば過塩素酸カリ
ウム又は過塩素酸アンモニウムが使用されている。
【0019】この実施形態では、炎色剤として酸化第二
銅、塩化バリウム、食塩、ストロンチウム(又はリチウ
ム)、塩化インジウムを使用した場合には、酸化剤とし
て過塩素酸アンモニウムが使用されている。なお、炎色
剤として酸化第二銅が使用されている場合に、酸化剤と
して過塩素酸カリウムを使用すると、緑色の火炎が発生
する。
【0020】また、結合剤は、上記した無煙火薬等を結
合するために使用されるもので、この実施形態ではもち
米をひいていった粉(みじん粉)から形成されている。
上記した固形物10の成分割合は、1グラム当たり、過
塩素酸カリウム(又は過塩素酸アンモニウム)0.01
3グラム、酸化第二銅0.025グラム、みじん粉0.
013グラム、チタン粉0.021グラム、強綿薬0.
928グラムとされている。
【0021】ここにおいて、上記固形物10は、図1に
示すように、円筒形状とされており、その全長Lは所定
時間(例えば、15〜20秒間)燃焼を持続するように
選定されている。この実施形態では、全長Lは30mm
とされている。また、固形物10の外径Dおよび内径d
は、その端部(11,12)に蝋燭1の芯先端部2を挿
入できるように選定されている。この実施形態では、外
径Dは3mm、内径dは1.5mmとされている。
【0022】また、固形物10の端部(11,12)
は、図3に示すように、同種の固形物(10,10)同
士を直列に繋ぎあわせられるように形成されている。
【0023】複数の固形物10を繋ぎあわせることによ
り、燃焼時間を増大させることができる。また、炎色剤
が相違する固形物10を複数個繋ぎあわせることによ
り、異なった火炎を連続して鑑賞することができる。こ
れにより、会場内の人々を更に一段と楽しませることが
できる。
【0024】次に、この実施形態の作用について説明す
る。
【0025】図1に示す蝋燭1の頭部にセットされた固
形物(室内装飾用花火)10の一端部11に、ライターな
どを使って火が点けられると、花火成分の無煙火薬等が
燃焼を開始し、他端部12に火が達するまでのあいだ
(15〜20秒間)燃焼し続ける。
【0026】この燃焼に伴い炎色剤が炎色反応を起こし
て、図2に示すように、有色火炎(青白い火炎)FLが
発生する。また、同時にチタン粉が反応して有色の火花
(薄いオレンジ色の火花)SLが発生する。
【0027】この際、無煙火薬の燃焼であるので、煙が
発生するようなことはない。また、チタン粉は、微粒状
であるので完全燃焼し、燃え滓となって蝋燭1や周囲を
汚してしまうこともない。
【0028】したがって、会場内の人々は、固形物(花
火)10が燃焼するあいだ美しい有色火炎FLと火花S
Lとを鑑賞することができるとともに、花火によって蝋
燭1に火が点されるという意外性をも楽しむことができ
る。このようにして、室内装飾用花火(10)は、会場の
雰囲気を大いに盛り上げることができる。
【0029】また、固形物10を、図4に示すように、
支持部材(例えば、竹ひご15)を介してケーキ5の上面
に刺し、ケーキカットの際に固形物10を燃焼させれ
ば、有色火炎と火花とでケーキカットを一段と盛り上げ
ることができる。この際、固形物10は、円筒形状であ
るので、その端部(11又は12)に簡単に竹ひご15を
突き刺してセットすることができる。また、固形物10
が燃焼しても燃え滓は出ないので、ケーキ5を汚してし
まうようなこともない。
【0030】なお、各固形物10を、図5に示すよう
に、ケーキ5の上面に扇状にセットしてもよい。
【0031】また、多数の固形物10を、図6に示すよ
うに、枠20に構図(例えばハート形状)にしたがって
配設し、各固形物10の一端部11を速火線25を使っ
て結んで室内の仕掛け花火を形成してもよい。
【0032】かかる構成により、速火線25の一端に点
火すると、火が瞬時に各固形物10に回って有色火炎と
火花とを発し、色火の連接した構図(ハート形状)が現れ
る。これにより、会場内の人々は各固形物10の燃焼が
終了するまでの間(例えば、15〜20秒間)色火(火花)
を楽しむことができ、会場内の雰囲気が一段と盛り上げ
られる。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、無煙火薬と炎色剤と微
粒状の火花発生用金属粉と結合剤とを混合して形成され
た棒状の固形物であって、有色火炎と火花とを発しつつ
燃焼可能に構成されているので、各種会場内の雰囲気を
一段と華やかに盛り上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を説明するための図である。
【図2】同じく、有色火炎と火花とを発しつつ燃焼する
様子を示す図である。
【図3】同じく、固形物を直列に繋ぎあわせた様子を示
す図である。
【図4】同じく、ケーキの装飾用に用いた場合を説明す
るための図である。
【図5】同じく、扇状に配設した様子を示す図である。
【図6】同じく、室内用の仕掛け花火として利用した様
子を示す図である。
【符号の説明】
1 蝋燭 2 芯の先端部 3 燭台 10 室内装飾用花火 11 室内装飾用花火の一端部 12 室内装飾用花火の他端部 15 竹ひご(支持部材)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無煙火薬と炎色剤と微粒状の火花発生用
    金属粉と結合剤とを混合して形成された棒状の固形物で
    あって、有色火炎と火花とを発しつつ燃焼可能に構成さ
    れたことを特徴とする室内装飾用花火。
JP10314240A 1998-11-05 1998-11-05 室内装飾用花火 Pending JP2000146497A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10314240A JP2000146497A (ja) 1998-11-05 1998-11-05 室内装飾用花火

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009063187A (ja) * 2007-09-05 2009-03-26 Fujika:Kk 炎色花火
CN113402346A (zh) * 2021-07-20 2021-09-17 北京理工大学 一种安全环保的稳定型开爆药及其制备方法
CN113698265A (zh) * 2021-02-09 2021-11-26 北京理工大学 基于自维持反应安全环保烟花发射药的粘结剂

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