JP2005298824A - 蝋燭・蝋燭の箱

Info

【課題】従来の蝋燭は、ライター・マッチなどの発火剤が無ければ点火する事が出来なかった。更に炎が消えやすいという性質もあった。
【解決手段】蝋燭本体に可燃剤を接着することと、その箱に発火剤を接着する事により、それ自体で点火する事が出来き、点火した後の炎を消えにくくする事が出来る。
【選択図】図１

本発明は、蝋燭の点火・燃焼に関する。

従来の蝋燭はライター、マッチなどの発火物からにより点火をしたものである。

そして、従来の蝋燭は本体一本に対して芯が一つであった。

上記で述べたものが従来の蝋燭の点火方式と蝋燭の性質であった。点火方式では、発火物がないと点火が出来ず、マッチであれば軸である木の資源の無駄につながっていた。そして芯が一本という性質では、燃焼部が一ヶ所の為、点火時・その後共に炎が消えやすいものであった。

本発明は、従来の蝋燭が抱えていた問題点を解決するもので、蝋燭の箱と蝋燭で点火することで、木材、ガスなどの資源の無駄を減らす事を目的とし、かつ炎の消えにくい蝋燭を提供する事を目的としたものである。

そして、本発明は上記の目的を達成する為に蝋燭本体の上部にマッチの可燃剤を接着するもので蝋燭の箱にはマッチを点火する時の擦りあわせる発火剤を接着する事と、蝋燭本体に複数本の芯を配する。

それらの事により、点火物（マッチ、ライター）を持っていない人でも容易に火を着ける事が出来る蝋燭で、更に従来の蝋燭よりも炎が消えにくい蝋燭を提供する事が出来る。

以下、本発明の実施の形態を図１〜図３に基づいて説明する。

図１における２は従来からある蝋燭の芯で、４は上記で述べた複数の芯、３は蝋燭本体である。

１の部分は、可燃剤を接着している部分で、図３では斜線の部分である。

図２の５の面には発火剤を接着している。

１を５の面で擦る事により、摩擦熱で発火剤に点火し、可燃剤に燃え移る事で２と４にも燃え移り蝋燭単体で点火する事が出来る。

２と４に燃え移った炎は、燃焼物が一つから複数になった事で、点火後に消えにくいものとなる。

蝋燭本体の外観図蝋燭の箱の外観図蝋燭上部からの平面図