JP2002130673A - キャンドル用点火装置およびキャンドル演出方法 - Google Patents
キャンドル用点火装置およびキャンドル演出方法Info
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- JP2002130673A JP2002130673A JP2000326982A JP2000326982A JP2002130673A JP 2002130673 A JP2002130673 A JP 2002130673A JP 2000326982 A JP2000326982 A JP 2000326982A JP 2000326982 A JP2000326982 A JP 2000326982A JP 2002130673 A JP2002130673 A JP 2002130673A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数のキャンドルからなるキャンドル群の各
キャンドル燃焼芯がキャンドル用導火線で連結され該導
火線での導火によって点火されるようになしたキャンド
ル装置の、前記導火線への点火を行わせるためのキャン
ドル用点火装置であって、電気抵抗部を発熱させ該導火
線へ点火する、キャンドル用点火装置において、確実な
点火と時間的な制御、多彩な演出が可能な、キャンドル
用点火装置および該キャンドル用点火装置を使用するキ
ャンドル演出方法を提供する。 【解決手段】複数のキャンドルからなるキャンドル群の
各キャンドル燃焼芯がキャンドル用導火線で連結され該
導火線での導火によって点火されるようになしたキャン
ドル装置の、前記導火線への点火を行わせるためのキャ
ンドル用点火装置であって、該点火装置は、電気抵抗部
を含み、電源部に接続して電気回路を構成でき、該電気
抵抗部には発火部材が接するか又は近接状態で配置され
て発火部を形成し、電源オンの状態で電気抵抗部を発熱
させ、該発熱により発火部材を発火させるようになした
ことを特徴とする、キャンドル用点火装置を提供する。
キャンドル燃焼芯がキャンドル用導火線で連結され該導
火線での導火によって点火されるようになしたキャンド
ル装置の、前記導火線への点火を行わせるためのキャン
ドル用点火装置であって、電気抵抗部を発熱させ該導火
線へ点火する、キャンドル用点火装置において、確実な
点火と時間的な制御、多彩な演出が可能な、キャンドル
用点火装置および該キャンドル用点火装置を使用するキ
ャンドル演出方法を提供する。 【解決手段】複数のキャンドルからなるキャンドル群の
各キャンドル燃焼芯がキャンドル用導火線で連結され該
導火線での導火によって点火されるようになしたキャン
ドル装置の、前記導火線への点火を行わせるためのキャ
ンドル用点火装置であって、該点火装置は、電気抵抗部
を含み、電源部に接続して電気回路を構成でき、該電気
抵抗部には発火部材が接するか又は近接状態で配置され
て発火部を形成し、電源オンの状態で電気抵抗部を発熱
させ、該発熱により発火部材を発火させるようになした
ことを特徴とする、キャンドル用点火装置を提供する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のキャンドル
からなるキャンドル群の各キャンドル燃焼芯がキャンド
ル用導火線で連結され該導火線での導火によって点火さ
れるようになしたキャンドル装置の、前記導火線への点
火を行わせるためのキャンドル用点火装置であって、電
気抵抗部を発熱させ該導火線へ点火する、キャンドル用
点火装置および該キャンドル用点火装置を使用するキャ
ンドル演出方法に関するものである。
からなるキャンドル群の各キャンドル燃焼芯がキャンド
ル用導火線で連結され該導火線での導火によって点火さ
れるようになしたキャンドル装置の、前記導火線への点
火を行わせるためのキャンドル用点火装置であって、電
気抵抗部を発熱させ該導火線へ点火する、キャンドル用
点火装置および該キャンドル用点火装置を使用するキャ
ンドル演出方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、結婚披露宴、パーティ、イベント
等の演出に使用されるキャンドルにおいて、複数のキャ
ンドルのキャンドル燃焼芯へ点火する方法としては、複
数のキャンドルの燃焼芯にキャンドル用導火線を連結
し、該導火線又は該キャンドルの燃焼芯に、トーチ、キ
ャンドル、ライターなどの炎を人の手で着火していた。
又、複数の花火及びオイルランプ、キャンドルの燃焼芯
にキャンドル用導火線を連結し、一定位置に固定された
点火プラグに該キャンドル用導火線を接続し、送受信機
により点火の指示を行うことにより、該点火プラグの発
熱により複数のキャンドルの燃焼芯に連結した該キャン
ドル用導火線に点火し、連続的に該キャンドル用導火線
に着火する装置も使用されている。又、キャンドル燃焼
芯への電気的着火としては、実開平4−40745に示
される、可燃性物質と電気発熱素子をローソクの芯の着
火部に設け、ローソク底部付近に電極を設け、該電極と
前記発熱素子間を結ぶ導電線をローソクに埋没した電気
着火ローソクや、特開平8−41487に示される、カ
ーボンブラックと、赤燐等の易燃性固体粉末と、接着剤
または粘着剤等の可燃性樹脂等よりなる高導電率点火薬
等を用いて電気着火する蝋燭、などがある。
等の演出に使用されるキャンドルにおいて、複数のキャ
ンドルのキャンドル燃焼芯へ点火する方法としては、複
数のキャンドルの燃焼芯にキャンドル用導火線を連結
し、該導火線又は該キャンドルの燃焼芯に、トーチ、キ
ャンドル、ライターなどの炎を人の手で着火していた。
又、複数の花火及びオイルランプ、キャンドルの燃焼芯
にキャンドル用導火線を連結し、一定位置に固定された
点火プラグに該キャンドル用導火線を接続し、送受信機
により点火の指示を行うことにより、該点火プラグの発
熱により複数のキャンドルの燃焼芯に連結した該キャン
ドル用導火線に点火し、連続的に該キャンドル用導火線
に着火する装置も使用されている。又、キャンドル燃焼
芯への電気的着火としては、実開平4−40745に示
される、可燃性物質と電気発熱素子をローソクの芯の着
火部に設け、ローソク底部付近に電極を設け、該電極と
前記発熱素子間を結ぶ導電線をローソクに埋没した電気
着火ローソクや、特開平8−41487に示される、カ
ーボンブラックと、赤燐等の易燃性固体粉末と、接着剤
または粘着剤等の可燃性樹脂等よりなる高導電率点火薬
等を用いて電気着火する蝋燭、などがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来の、裸の炎
を人の手で着火する方法では、同時に複数箇所への点火
は複数人で呼吸を合わせて行うしかなく、事実上不可能
であり、また演出上のタイミングが合いにくく、演出の
流れが滞り、演出効果を著しく減じる場合が起こりがち
であった。又、一定位置に固定された点火プラグによる
点火においては、該点火プラグの電気抵抗線への導火線
の接続の面倒さと、其の際、細い抵抗線を損傷、切断さ
せる危険性もあった。該抵抗線が切断してしまうと通電
しても該点火プラグによる発熱は起こらず、該導火線へ
の点火も行われない。さらに、該点火プラグによる点火
位置が固定されているため、任意のキャンドルからの連
続点火は行えず、点火位置、連続点火方向、点火される
キャンドルの順番等は1種類に固定され、演出の巾を広
げる余地はない。さらに、実開平4−40745や特開
平8−41487に示された電気的着火技術では、複数
のキャンドルに連続的に着火させることはできず、複数
のキャンドルに連続的に着火させると云う装飾性を有し
たキャンドルによる演出は不可能である。
を人の手で着火する方法では、同時に複数箇所への点火
は複数人で呼吸を合わせて行うしかなく、事実上不可能
であり、また演出上のタイミングが合いにくく、演出の
流れが滞り、演出効果を著しく減じる場合が起こりがち
であった。又、一定位置に固定された点火プラグによる
点火においては、該点火プラグの電気抵抗線への導火線
の接続の面倒さと、其の際、細い抵抗線を損傷、切断さ
せる危険性もあった。該抵抗線が切断してしまうと通電
しても該点火プラグによる発熱は起こらず、該導火線へ
の点火も行われない。さらに、該点火プラグによる点火
位置が固定されているため、任意のキャンドルからの連
続点火は行えず、点火位置、連続点火方向、点火される
キャンドルの順番等は1種類に固定され、演出の巾を広
げる余地はない。さらに、実開平4−40745や特開
平8−41487に示された電気的着火技術では、複数
のキャンドルに連続的に着火させることはできず、複数
のキャンドルに連続的に着火させると云う装飾性を有し
たキャンドルによる演出は不可能である。
【0004】本発明の目的は、結婚披露宴、パーティ、
イベント等の演出に使用され、複数のキャンドルからな
るキャンドル群の各キャンドル燃焼芯がキャンドル用導
火線で連結され該導火線での導火によって点火されるよ
うになしたキャンドル装置の、前記導火線への点火を行
わせるためのキャンドル用点火装置であって、電気抵抗
部を発熱させ該導火線へ点火する、キャンドル用点火装
置において、該導火線への確実な点火と時間的な制御、
多彩な演出が可能な、キャンドル用点火装置および該キ
ャンドル用点火装置を使用するキャンドル演出方法を提
供することにある。
イベント等の演出に使用され、複数のキャンドルからな
るキャンドル群の各キャンドル燃焼芯がキャンドル用導
火線で連結され該導火線での導火によって点火されるよ
うになしたキャンドル装置の、前記導火線への点火を行
わせるためのキャンドル用点火装置であって、電気抵抗
部を発熱させ該導火線へ点火する、キャンドル用点火装
置において、該導火線への確実な点火と時間的な制御、
多彩な演出が可能な、キャンドル用点火装置および該キ
ャンドル用点火装置を使用するキャンドル演出方法を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、第一の発明
は、複数のキャンドルからなるキャンドル群の各キャン
ドル燃焼芯がキャンドル用導火線で連結され該導火線で
の導火によって点火されるようになしたキャンドル装置
の、前記導火線への点火を行わせるためのキャンドル用
点火装置であって、該点火装置は、電気抵抗部を含み、
電源部に接続して電気回路を構成でき、該電気抵抗部に
は発火部材が接するか又は近接状態で配置されて発火部
を形成し、電源オンの状態で電気抵抗部を発熱させ、該
発熱により発火部材を発火させるようになしたことを特
徴とする、キャンドル用点火装置であり、第二の発明
は、電気抵抗部に発火部材が一体として構成されている
ことを特徴とする、第一の発明に記載のキャンドル用点
火装置であり、第三の発明は、キャンドル用点火装置
は、その電気回路中に電源コントローラー回路と、無線
送信部からの信号を受信し該信号を電源コントローラー
回路に伝える無線受信部を含むことを特徴とする、第一
の発明又は第二の発明に記載のキャンドル用点火装置で
ある。さらに第四の発明は、キャンドル用点火装置は、
その電気回路中に電源コントローラー回路を含み、セン
サーからの信号を該電源コントローラー回路に伝えるこ
とにより電源オンの状態となすことを特徴とする、第一
の発明又は第二の発明に記載のキャンドル用点火装置で
あり、第五の発明は、キャンドル用点火装置は、クリッ
プによりキャンドル装置に取り付けるようになしたこと
を特徴とする、第一の発明ないし第四の発明に記載のキ
ャンドル用点火装置であり、第六の発明は、第一の発明
ないし第五の発明に記載のキャンドル用点火装置を使用
し、遠隔操作によりキャンドル用導火線への点火を行う
ことを特徴とする、キャンドル演出方法である。
は、複数のキャンドルからなるキャンドル群の各キャン
ドル燃焼芯がキャンドル用導火線で連結され該導火線で
の導火によって点火されるようになしたキャンドル装置
の、前記導火線への点火を行わせるためのキャンドル用
点火装置であって、該点火装置は、電気抵抗部を含み、
電源部に接続して電気回路を構成でき、該電気抵抗部に
は発火部材が接するか又は近接状態で配置されて発火部
を形成し、電源オンの状態で電気抵抗部を発熱させ、該
発熱により発火部材を発火させるようになしたことを特
徴とする、キャンドル用点火装置であり、第二の発明
は、電気抵抗部に発火部材が一体として構成されている
ことを特徴とする、第一の発明に記載のキャンドル用点
火装置であり、第三の発明は、キャンドル用点火装置
は、その電気回路中に電源コントローラー回路と、無線
送信部からの信号を受信し該信号を電源コントローラー
回路に伝える無線受信部を含むことを特徴とする、第一
の発明又は第二の発明に記載のキャンドル用点火装置で
ある。さらに第四の発明は、キャンドル用点火装置は、
その電気回路中に電源コントローラー回路を含み、セン
サーからの信号を該電源コントローラー回路に伝えるこ
とにより電源オンの状態となすことを特徴とする、第一
の発明又は第二の発明に記載のキャンドル用点火装置で
あり、第五の発明は、キャンドル用点火装置は、クリッ
プによりキャンドル装置に取り付けるようになしたこと
を特徴とする、第一の発明ないし第四の発明に記載のキ
ャンドル用点火装置であり、第六の発明は、第一の発明
ないし第五の発明に記載のキャンドル用点火装置を使用
し、遠隔操作によりキャンドル用導火線への点火を行う
ことを特徴とする、キャンドル演出方法である。
【0006】本発明のキャンドル用点火装置およびキャ
ンドル演出方法は、電源オンの状態で電気抵抗部を発熱
させ、該発熱により発火部材を発火させ、該発火により
キャンドル用導火線に点火する構成であるので、電気的
な制御のみで、確実で時間的にも思い通りの点火を行う
ことができる。また、発火部には発火部材が配置されて
いるので、電気抵抗部の発熱のみの場合に比べて格段に
発火量が大きく、このため、発火部とキャンドル用導火
線が必ずしも接していなくても近接配置されていれば確
実に該導火線に点火することができる。さらに発火部
は、フレキシブルアーム、クリップ等で、演出形態によ
り必要とされる該キャンドル用導火線の任意の位置に点
火できるよう配置することが、簡便、簡易に行える。ま
た、本発明の該キャンドル用点火装置を使用するキャン
ドル演出方法においては、複数のキャンドルの炎及び該
キャンドル用導火線の炎で表す文字、図形、意匠の任意
の位置から点火を開始させることができ、今までにない
多彩な演出が可能となる。このように、様々な演出にす
ぐさま対応できることで、結婚披露宴、パーティ、屋内
外でのイベント、祭り、宗教行事などの使用雰囲気に合
わせた、多彩な演出、装飾効果を簡便、簡易に得ること
が可能となった。
ンドル演出方法は、電源オンの状態で電気抵抗部を発熱
させ、該発熱により発火部材を発火させ、該発火により
キャンドル用導火線に点火する構成であるので、電気的
な制御のみで、確実で時間的にも思い通りの点火を行う
ことができる。また、発火部には発火部材が配置されて
いるので、電気抵抗部の発熱のみの場合に比べて格段に
発火量が大きく、このため、発火部とキャンドル用導火
線が必ずしも接していなくても近接配置されていれば確
実に該導火線に点火することができる。さらに発火部
は、フレキシブルアーム、クリップ等で、演出形態によ
り必要とされる該キャンドル用導火線の任意の位置に点
火できるよう配置することが、簡便、簡易に行える。ま
た、本発明の該キャンドル用点火装置を使用するキャン
ドル演出方法においては、複数のキャンドルの炎及び該
キャンドル用導火線の炎で表す文字、図形、意匠の任意
の位置から点火を開始させることができ、今までにない
多彩な演出が可能となる。このように、様々な演出にす
ぐさま対応できることで、結婚披露宴、パーティ、屋内
外でのイベント、祭り、宗教行事などの使用雰囲気に合
わせた、多彩な演出、装飾効果を簡便、簡易に得ること
が可能となった。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、上記本発明のキャンドル
用点火装置およびキャンドル演出方法の一例を図面にて
説明する。図1は、本発明のキャンドル用点火装置の使
用例の一例の斜視図である。発火部1に内蔵された電気
抵抗部2は、無線送信部よりの信号によって無線受信部
を組み込んだ電源コントローラー回路3を操作すること
で通電状態とされて発熱し、該発熱により該電気抵抗部
2に接触するか又は近接状態で配置された発火部材4を
発火させる。該発火部材4の発火により、キャンドル装
置12に配置されたキャンドル用導火線5は点火され
る。該キャンドル用導火線5には複数のキャンドル燃焼
芯6を連結しており、該キャンドル燃焼芯6には該キャ
ンドル用導火線5の燃焼により順次着火される。ここで
該キャンドル用導火線5と複数のキャンドル燃焼芯6の
連結状態としては、接着や粘着や結び付け、巻き付け等
による固定された保持状態でも良く、又は、環状部を有
するキャンドル燃焼芯6を用い、該環状部の中を該キャ
ンドル用導火線5が移動可能な状態での連結状態など、
一般的に従来行われている手段が利用できる。キャンド
ル7はキャンドルスタンド8に設置されているが、図1
に示す使用例でのキャンドル用点火装置では、フレキシ
ブルアーム9を曲げることにより、該キャンドル用導火
線5の任意の部位又は任意の該キャンドル燃焼芯6に該
発火部1の発火部位を設置することができる。さらに図
2に使用例を示すキャンドル用点火装置では、発火部1
に付属させたクリップ10を該キャンドルスタンド8の
任意の部位やキャンドル装置12の任意の部位に留める
ことにより、同様に該キャンドル用導火線5又は該キャ
ンドル燃焼芯6の任意の部分に該発火部1の発火部位を
設置することができる。さらに図3では、アンテナの如
くに伸縮自在のアンテナ式アーム11を有する本発明の
キャンドル用点火装置を示す。
用点火装置およびキャンドル演出方法の一例を図面にて
説明する。図1は、本発明のキャンドル用点火装置の使
用例の一例の斜視図である。発火部1に内蔵された電気
抵抗部2は、無線送信部よりの信号によって無線受信部
を組み込んだ電源コントローラー回路3を操作すること
で通電状態とされて発熱し、該発熱により該電気抵抗部
2に接触するか又は近接状態で配置された発火部材4を
発火させる。該発火部材4の発火により、キャンドル装
置12に配置されたキャンドル用導火線5は点火され
る。該キャンドル用導火線5には複数のキャンドル燃焼
芯6を連結しており、該キャンドル燃焼芯6には該キャ
ンドル用導火線5の燃焼により順次着火される。ここで
該キャンドル用導火線5と複数のキャンドル燃焼芯6の
連結状態としては、接着や粘着や結び付け、巻き付け等
による固定された保持状態でも良く、又は、環状部を有
するキャンドル燃焼芯6を用い、該環状部の中を該キャ
ンドル用導火線5が移動可能な状態での連結状態など、
一般的に従来行われている手段が利用できる。キャンド
ル7はキャンドルスタンド8に設置されているが、図1
に示す使用例でのキャンドル用点火装置では、フレキシ
ブルアーム9を曲げることにより、該キャンドル用導火
線5の任意の部位又は任意の該キャンドル燃焼芯6に該
発火部1の発火部位を設置することができる。さらに図
2に使用例を示すキャンドル用点火装置では、発火部1
に付属させたクリップ10を該キャンドルスタンド8の
任意の部位やキャンドル装置12の任意の部位に留める
ことにより、同様に該キャンドル用導火線5又は該キャ
ンドル燃焼芯6の任意の部分に該発火部1の発火部位を
設置することができる。さらに図3では、アンテナの如
くに伸縮自在のアンテナ式アーム11を有する本発明の
キャンドル用点火装置を示す。
【0008】本発明のキャンドル用点火装置における発
火部1の一例を図6に拡大して示す。ここで、該発火部
1には電気抵抗部2および発火部材4が配置されてい
る。該電気抵抗部2としては、通電により赤熱可能な金
属線であれば、その材質、線径等は限定されないが、ニ
クロム線、タングステン線などが汎用性があり、好まし
い。該発火部材4としては、硝化綿、マッチに使用され
る頭薬、黒色火薬等の、公知の発火剤が使用可能であ
る。中でも硝化綿が使用に利便性が大きく好ましい。ま
たこれらの発火剤を、紙、糸、布等に付着や含浸させた
り塗布したものを使用してもよい。また、キャンドル用
導火線の切片を該発火部材4として使用することもでき
る。該電気抵抗部2と該発火部材4との関係としては、
該電気抵抗部2には該発火部材4が接するか又は近接状
態で配置されている。該発火部材4は、該電気抵抗部2
に接するか又は近接状態で配置されるのであれば、該電
気抵抗部2の上部、下部、側部、いずれに配置されても
良い。さらに、該電気抵抗部2に該発火部材4が一体と
して構成されても良い。この形態は、該発火部材4が支
えとなって該電気抵抗部2の細く繊細な金属線を保護す
ることで、点火が行われるまでの準備段階での該金属線
の損傷や切断を防ぐことができ、好ましい形態と言え
る。本発明のキャンドル用点火装置においては、該発火
部材4が該電気抵抗部2と上記の状態で配置されている
ので、該電気抵抗部2の発熱により確実に該発火部材4
が発火し、この炎がキャンドル用導火線に点火されるの
で、点火ミスが起こることはない。
火部1の一例を図6に拡大して示す。ここで、該発火部
1には電気抵抗部2および発火部材4が配置されてい
る。該電気抵抗部2としては、通電により赤熱可能な金
属線であれば、その材質、線径等は限定されないが、ニ
クロム線、タングステン線などが汎用性があり、好まし
い。該発火部材4としては、硝化綿、マッチに使用され
る頭薬、黒色火薬等の、公知の発火剤が使用可能であ
る。中でも硝化綿が使用に利便性が大きく好ましい。ま
たこれらの発火剤を、紙、糸、布等に付着や含浸させた
り塗布したものを使用してもよい。また、キャンドル用
導火線の切片を該発火部材4として使用することもでき
る。該電気抵抗部2と該発火部材4との関係としては、
該電気抵抗部2には該発火部材4が接するか又は近接状
態で配置されている。該発火部材4は、該電気抵抗部2
に接するか又は近接状態で配置されるのであれば、該電
気抵抗部2の上部、下部、側部、いずれに配置されても
良い。さらに、該電気抵抗部2に該発火部材4が一体と
して構成されても良い。この形態は、該発火部材4が支
えとなって該電気抵抗部2の細く繊細な金属線を保護す
ることで、点火が行われるまでの準備段階での該金属線
の損傷や切断を防ぐことができ、好ましい形態と言え
る。本発明のキャンドル用点火装置においては、該発火
部材4が該電気抵抗部2と上記の状態で配置されている
ので、該電気抵抗部2の発熱により確実に該発火部材4
が発火し、この炎がキャンドル用導火線に点火されるの
で、点火ミスが起こることはない。
【0009】本発明のキャンドル用点火装置の使用時に
おいて、発火部1では通電状態で電気抵抗部2が発熱
し、該発熱により発火部材4が発火すると、該電気抵抗
部2の損傷、断線が起こることが多く、また、該発火部
材4は一度の使用で燃え尽きてしまうことが多い。この
状態の該発火部1を再度使用した場合には、通電状態と
なっても該電気抵抗部2が発熱しなかったり、また該電
気抵抗部2が発熱しても該発火部材4が無いために発火
が起こらないことが多く、キャンドル用導火線5への点
火が行われないことが多い。このため、点火ミスの無い
確実な点火を毎回行うためには、該発火部1は使用の都
度、使用済みのものと新しいものとを交換することが必
要となる。このように該発火部1は使用毎の交換を必要
とするため、その交換が容易に行うことのできる形態が
好ましい。例えば、石油ストーブの点火等の用途に一般
的に使用されている点火ヒーターは専用ソケットに脱着
可能にセットされ、交換が容易である。このことから、
該発火部1として発火部材を配置した該点火ヒーターを
使用すれば、該発火部1を安価に作成でき、かつ該発火
部1のセッティグ、使用毎の交換が容易に行え好まし
い。
おいて、発火部1では通電状態で電気抵抗部2が発熱
し、該発熱により発火部材4が発火すると、該電気抵抗
部2の損傷、断線が起こることが多く、また、該発火部
材4は一度の使用で燃え尽きてしまうことが多い。この
状態の該発火部1を再度使用した場合には、通電状態と
なっても該電気抵抗部2が発熱しなかったり、また該電
気抵抗部2が発熱しても該発火部材4が無いために発火
が起こらないことが多く、キャンドル用導火線5への点
火が行われないことが多い。このため、点火ミスの無い
確実な点火を毎回行うためには、該発火部1は使用の都
度、使用済みのものと新しいものとを交換することが必
要となる。このように該発火部1は使用毎の交換を必要
とするため、その交換が容易に行うことのできる形態が
好ましい。例えば、石油ストーブの点火等の用途に一般
的に使用されている点火ヒーターは専用ソケットに脱着
可能にセットされ、交換が容易である。このことから、
該発火部1として発火部材を配置した該点火ヒーターを
使用すれば、該発火部1を安価に作成でき、かつ該発火
部1のセッティグ、使用毎の交換が容易に行え好まし
い。
【0010】図4に、図1に示したキャンドル用点火装
置の回路を示す。ここで電気的な各部材は、各使用用途
に広く一般に使用されているものが使用可能であり、特
別なものではない。また回路についても、ここに示した
ものに限定されるものではなく、リレー回路、その他の
安全回路を組み込むことにより、使い勝手の良いものと
することが好ましい。また電源については、一般に使用
されている100V電源以外にも200V電源を使用し
ても良い。さらに、乾電池、バッテリー等の電源を使用
すれば、電源差し込み口の無い場所においても使用可能
であり、さらに使用場所の限定を受けずに簡便に使用で
きる形態とでき、好ましい。
置の回路を示す。ここで電気的な各部材は、各使用用途
に広く一般に使用されているものが使用可能であり、特
別なものではない。また回路についても、ここに示した
ものに限定されるものではなく、リレー回路、その他の
安全回路を組み込むことにより、使い勝手の良いものと
することが好ましい。また電源については、一般に使用
されている100V電源以外にも200V電源を使用し
ても良い。さらに、乾電池、バッテリー等の電源を使用
すれば、電源差し込み口の無い場所においても使用可能
であり、さらに使用場所の限定を受けずに簡便に使用で
きる形態とでき、好ましい。
【0011】ここで図5に示すようにフレキシブルアー
ム9は、図5(a)、(c)、(e)の様に蛇腹構造を
有するもの、図5(b)の様に金属線により構成される
もの、図5(d)の様に自由樹脂により構成されるも
の、関節構造を有するもの等、一般に曲げ自由度を有す
るものが使用可能である。蛇腹構造や関節構造により構
成されたものは、発火部1の位置決めが確実に行え好ま
しい。又、金属線や自由樹脂により構成されるものは、
作成が簡易でありごく小型にすることもでき、簡便に使
用できる利点がある。電気コード13は該フレキシブル
アーム9の内部に組み込まれても良いし、外部にセット
されても良い。ここで該フレキシブルアーム9及び電気
コード13は、キャンドル用導火線5に近接したり該導
火線5の燃焼時の火の粉がかかる場合もあるので、耐熱
性、不燃性に配慮した素材や構造であることが望まし
い。例えば金属、難燃性合成樹脂、セラミックなどを素
材とした該フレキシブルアーム9の内部に該電気コード
13が組み込まれた構成とすることは耐熱性、不燃性の
点からも好ましい。さらに、色彩を加える、各種の装飾
やデザインをほどこす、等、装飾的に様々な加工を加え
ることが可能である。
ム9は、図5(a)、(c)、(e)の様に蛇腹構造を
有するもの、図5(b)の様に金属線により構成される
もの、図5(d)の様に自由樹脂により構成されるも
の、関節構造を有するもの等、一般に曲げ自由度を有す
るものが使用可能である。蛇腹構造や関節構造により構
成されたものは、発火部1の位置決めが確実に行え好ま
しい。又、金属線や自由樹脂により構成されるものは、
作成が簡易でありごく小型にすることもでき、簡便に使
用できる利点がある。電気コード13は該フレキシブル
アーム9の内部に組み込まれても良いし、外部にセット
されても良い。ここで該フレキシブルアーム9及び電気
コード13は、キャンドル用導火線5に近接したり該導
火線5の燃焼時の火の粉がかかる場合もあるので、耐熱
性、不燃性に配慮した素材や構造であることが望まし
い。例えば金属、難燃性合成樹脂、セラミックなどを素
材とした該フレキシブルアーム9の内部に該電気コード
13が組み込まれた構成とすることは耐熱性、不燃性の
点からも好ましい。さらに、色彩を加える、各種の装飾
やデザインをほどこす、等、装飾的に様々な加工を加え
ることが可能である。
【0012】また、クリップ10は、一般に使用されて
いる素材と構造を有するクリップが使用可能である。ご
く小型の該クリップ10であれば、該キャンドルスタン
ド8の任意の部分や装飾用キャンドル装置12の任意の
部分に留めた場合に、邪魔にならず好ましい。また、キ
ャンドル用導火線5に近接したり該導火線5の燃焼時の
火の粉がかかる場合もあるので、耐熱性、不燃性を有す
る素材、例えば金属、難燃性合成樹脂、セラミックなど
で構成されることが好ましい。さらに、各種の装飾やデ
ザインをほどこし、該キャンドル装置12のアクセサリ
ーとして使用しても良い。さらに、発火部1はマジック
テープ(登録商標)やゴムバンド、粘着テープ、粘着部
材、吸盤、填め込み具、絞め具、嵌着具等を使用して該
キャンドルスタンド8の任意の部分や該キャンドル装置
12の任意の部分に装着しても良い。また、該キャンド
ルスタンド8や該キャンドル装置12に鉄等の磁石に引
き付けられる材質が使用されていれば、磁石による固定
手段を採用して装着することもできる。その他、該発火
部1の発熱部の位置が確実に決められて留め置かれる方
法であれば、一般に使用される固定手段が使用可能であ
る。
いる素材と構造を有するクリップが使用可能である。ご
く小型の該クリップ10であれば、該キャンドルスタン
ド8の任意の部分や装飾用キャンドル装置12の任意の
部分に留めた場合に、邪魔にならず好ましい。また、キ
ャンドル用導火線5に近接したり該導火線5の燃焼時の
火の粉がかかる場合もあるので、耐熱性、不燃性を有す
る素材、例えば金属、難燃性合成樹脂、セラミックなど
で構成されることが好ましい。さらに、各種の装飾やデ
ザインをほどこし、該キャンドル装置12のアクセサリ
ーとして使用しても良い。さらに、発火部1はマジック
テープ(登録商標)やゴムバンド、粘着テープ、粘着部
材、吸盤、填め込み具、絞め具、嵌着具等を使用して該
キャンドルスタンド8の任意の部分や該キャンドル装置
12の任意の部分に装着しても良い。また、該キャンド
ルスタンド8や該キャンドル装置12に鉄等の磁石に引
き付けられる材質が使用されていれば、磁石による固定
手段を採用して装着することもできる。その他、該発火
部1の発熱部の位置が確実に決められて留め置かれる方
法であれば、一般に使用される固定手段が使用可能であ
る。
【0013】アンテナ式アーム11はアンテナの如くに
伸縮自在の構造とすることができるものであれば一般に
使用されている素材が使用できる。多く使用されるの
は、金属、難燃性合成樹脂などであり、さらに、色彩を
加える、各種の装飾やデザインをほどこす等、装飾的に
様々な加工を加えることが可能である。また、フレキシ
ブルアーム9と同様に耐熱性、不燃性に配慮した素材や
構造であることが望ましい。
伸縮自在の構造とすることができるものであれば一般に
使用されている素材が使用できる。多く使用されるの
は、金属、難燃性合成樹脂などであり、さらに、色彩を
加える、各種の装飾やデザインをほどこす等、装飾的に
様々な加工を加えることが可能である。また、フレキシ
ブルアーム9と同様に耐熱性、不燃性に配慮した素材や
構造であることが望ましい。
【0014】フレキシブルアーム9、クリップ10、ア
ンテナ式アーム11はそれぞれを組み合わせて構成させ
てもよい。さらに花器やさらに他の装飾体等と共に組み
合わせて使用することで、意匠的、装飾的に優れたもの
とすることができると共に、本発明のキャンドル用点火
装置の使用可能範囲を大幅に広げることとなる。本発明
のキャンドル用点火装置はフレキシブルアーム9、クリ
ップ10、アンテナ式アーム11等の構成を有すること
により、キャンドル装置12に配置されたキャンドル用
導火線5又はキャンドル燃焼芯6の任意の部分に発火部
1の発火部位、つまり電気抵抗部2及び発火部材4部分
を設置することができ、このことから、演出形態により
必要とされる該キャンドル用導火線5又は該キャンドル
燃焼芯6の任意の位置に点火させることができる。この
ように本発明の該キャンドル用点火装置を使用するキャ
ンドル演出方法においては、複数のキャンドルの炎及び
該キャンドル用導火線5の炎で表す文字、図形、意匠の
任意の位置から点火を開始させることができる。
ンテナ式アーム11はそれぞれを組み合わせて構成させ
てもよい。さらに花器やさらに他の装飾体等と共に組み
合わせて使用することで、意匠的、装飾的に優れたもの
とすることができると共に、本発明のキャンドル用点火
装置の使用可能範囲を大幅に広げることとなる。本発明
のキャンドル用点火装置はフレキシブルアーム9、クリ
ップ10、アンテナ式アーム11等の構成を有すること
により、キャンドル装置12に配置されたキャンドル用
導火線5又はキャンドル燃焼芯6の任意の部分に発火部
1の発火部位、つまり電気抵抗部2及び発火部材4部分
を設置することができ、このことから、演出形態により
必要とされる該キャンドル用導火線5又は該キャンドル
燃焼芯6の任意の位置に点火させることができる。この
ように本発明の該キャンドル用点火装置を使用するキャ
ンドル演出方法においては、複数のキャンドルの炎及び
該キャンドル用導火線5の炎で表す文字、図形、意匠の
任意の位置から点火を開始させることができる。
【0015】本発明のキャンドル用点火装置は、複数の
キャンドルからなるキャンドル群の各キャンドル燃焼芯
がキャンドル用導火線で連結され該導火線での導火によ
って点火されるようになしたキャンドル装置への適応の
みならず、図10に示すように、1本のキャンドルのみ
の場合においてもキャンドル燃焼芯に連結されたキャン
ドル用導火線への点火を行うこともでき、また、図11
に示すように1本のキャンドルのキャンドル燃焼芯に直
接点火することもできる。さらに、図12に示すよう
に、複数のキャンドル燃焼芯を有する1個のキャンドル
の該燃焼芯がキャンドル用導火線で連結されている場合
においても、該導火線への点火を行うことができる。
キャンドルからなるキャンドル群の各キャンドル燃焼芯
がキャンドル用導火線で連結され該導火線での導火によ
って点火されるようになしたキャンドル装置への適応の
みならず、図10に示すように、1本のキャンドルのみ
の場合においてもキャンドル燃焼芯に連結されたキャン
ドル用導火線への点火を行うこともでき、また、図11
に示すように1本のキャンドルのキャンドル燃焼芯に直
接点火することもできる。さらに、図12に示すよう
に、複数のキャンドル燃焼芯を有する1個のキャンドル
の該燃焼芯がキャンドル用導火線で連結されている場合
においても、該導火線への点火を行うことができる。
【0016】本発明のキャンドル演出方法においては、
複数の発火部1を使用することにより、キャンドル装置
の該キャンドル用導火線5又は該キャンドル燃焼芯6の
複数の任意の位置に点火させることができる。この場
合、それぞれの該発火部1の発火は、一般的に行われて
いる電気的制御により、同時に行わせることもできる
し、また、任意の時間差をもって行わせることもでき
る。また、タッチセンサー、光センサー、音声センサ
ー、赤外線センサー、超音波センサー等、各種センサー
によりより感知される信号を電源コントローラー回路3
に伝え、この信号により電気抵抗部2への通電開始が行
われるようにすることもできる。該各種センサーは、図
8に示すように該電源コントローラー回路3と一体に組
み込んだ形態としても良いし、また、それぞれを分離し
て別の装置部として構成しても良い。その際、該各種セ
ンサーにより感知される信号は、一般に行われている方
法で、有線あるいは無線により該電源コントローラー回
路3に伝達され、電気抵抗部2への通電が行われる。
複数の発火部1を使用することにより、キャンドル装置
の該キャンドル用導火線5又は該キャンドル燃焼芯6の
複数の任意の位置に点火させることができる。この場
合、それぞれの該発火部1の発火は、一般的に行われて
いる電気的制御により、同時に行わせることもできる
し、また、任意の時間差をもって行わせることもでき
る。また、タッチセンサー、光センサー、音声センサ
ー、赤外線センサー、超音波センサー等、各種センサー
によりより感知される信号を電源コントローラー回路3
に伝え、この信号により電気抵抗部2への通電開始が行
われるようにすることもできる。該各種センサーは、図
8に示すように該電源コントローラー回路3と一体に組
み込んだ形態としても良いし、また、それぞれを分離し
て別の装置部として構成しても良い。その際、該各種セ
ンサーにより感知される信号は、一般に行われている方
法で、有線あるいは無線により該電源コントローラー回
路3に伝達され、電気抵抗部2への通電が行われる。
【0017】
【実施例】次に、本発明のキャンドル用点火装置および
キャンドル演出方法を実施例及び比較例を用いてさらに
具体的に説明する。実施例1及び比較例1: 図2に示
すハート形状のキャンドルスタンドに図7に示す発火部
に真鍮製のリボンをあしらった、アームはめ込みタイプ
のキャンドル用点火装置2個を該キャンドルスタンドの
左右のアームに装着した。該発火部としては、石油スト
ーブ用点火ヒーター(株式会社トヨトミ製)の電気抵抗
部にキャンドル用導火線の切片をニトロセルロース系接
着剤で接着固定したものを使用し、該発火部がキャンド
ル用導火線の下方10mm程度の間隔となるようセット
した。さらに図2に示すように市販ACアダプター(D
C3V、4A)及び、無線により回路の通電状態をコン
トロールする、2回路用の無線式受信遠隔コントロール
ユニット(市販電気器具用リモコン、ノア株式会社製、
NE−657N)をAC100V電源に接続した。次
に、キャンドル用導火線の65〜70mm間隔にキャン
ドル(径7mm、長さ85mm)の燃焼芯をニトロセル
ロース系接着剤で接着固定した連続着火キャンドルを図
2に示すように該キャンドルスタンドに配し、セットを
完了した仕様形態を実施例1とした。次に、暗がりの
中、実施例1のキャンドル用点火装置を配したキャンド
ルスタンドの正面より、一人の者が長さ500mmの先
端に化学発光ステックを装着した発光バーを差し出し、
振り下ろす動作を2〜3秒の間隔で2回行った。その振
り下ろされたタイミングを見計らって、他の者が約10
mの距離より無線送信し1回路目を通電し、さらに2回
路目を通電した。また、図2に示す実施例1に使用した
キャンドルスタンドを使用し、発熱部として実施例1で
用いたのと同仕様の石油ストーブ用ヒーターを使用し発
火部材が配置されていない固定式キャンドル用点火装置
を図9に示す位置に固定し、さらに実施例1で用いた市
販ACアダプター、無線式受信遠隔コントロールユニッ
トをAC100V電源に接続した。該固定式キャンドル
用点火装置の発火部には発火部材が配置されていないた
め、図9の拡大図に示すようにキャンドル用導火線の端
を発火部の電気抵抗部に接触させセットした。これを比
較例1とした。比較例1は、セットされた後に、暗がり
の中、発光バーを1度だけ振り下ろす以外は実施例1同
様の手順で点火を行った。
キャンドル演出方法を実施例及び比較例を用いてさらに
具体的に説明する。実施例1及び比較例1: 図2に示
すハート形状のキャンドルスタンドに図7に示す発火部
に真鍮製のリボンをあしらった、アームはめ込みタイプ
のキャンドル用点火装置2個を該キャンドルスタンドの
左右のアームに装着した。該発火部としては、石油スト
ーブ用点火ヒーター(株式会社トヨトミ製)の電気抵抗
部にキャンドル用導火線の切片をニトロセルロース系接
着剤で接着固定したものを使用し、該発火部がキャンド
ル用導火線の下方10mm程度の間隔となるようセット
した。さらに図2に示すように市販ACアダプター(D
C3V、4A)及び、無線により回路の通電状態をコン
トロールする、2回路用の無線式受信遠隔コントロール
ユニット(市販電気器具用リモコン、ノア株式会社製、
NE−657N)をAC100V電源に接続した。次
に、キャンドル用導火線の65〜70mm間隔にキャン
ドル(径7mm、長さ85mm)の燃焼芯をニトロセル
ロース系接着剤で接着固定した連続着火キャンドルを図
2に示すように該キャンドルスタンドに配し、セットを
完了した仕様形態を実施例1とした。次に、暗がりの
中、実施例1のキャンドル用点火装置を配したキャンド
ルスタンドの正面より、一人の者が長さ500mmの先
端に化学発光ステックを装着した発光バーを差し出し、
振り下ろす動作を2〜3秒の間隔で2回行った。その振
り下ろされたタイミングを見計らって、他の者が約10
mの距離より無線送信し1回路目を通電し、さらに2回
路目を通電した。また、図2に示す実施例1に使用した
キャンドルスタンドを使用し、発熱部として実施例1で
用いたのと同仕様の石油ストーブ用ヒーターを使用し発
火部材が配置されていない固定式キャンドル用点火装置
を図9に示す位置に固定し、さらに実施例1で用いた市
販ACアダプター、無線式受信遠隔コントロールユニッ
トをAC100V電源に接続した。該固定式キャンドル
用点火装置の発火部には発火部材が配置されていないた
め、図9の拡大図に示すようにキャンドル用導火線の端
を発火部の電気抵抗部に接触させセットした。これを比
較例1とした。比較例1は、セットされた後に、暗がり
の中、発光バーを1度だけ振り下ろす以外は実施例1同
様の手順で点火を行った。
【0018】実施例2及び比較例2: 図8に示よう
に、3連の半球状フレームよりなるキャンドルスタンド
に、図3に示す自立タイプの高さ調節可能なキャンドル
用点火装置をセットした。発火部としては、実施例1と
同様のものを使用し、図3に示す発火部材が配置された
発火部は、キャンドル用導火線の下方20mm程度の間
隔を空けてセットした。該点火装置は、大型キャンドル
の燃焼炎の光を感知して回路を通電状態とする光センサ
ーユニットに接続させ、さらに1.5V単3電池を2本
直列に接続させた。次に、実施例1に使用した同じ仕様
のキャンドルの燃焼芯を65〜73mm間隔にキャンド
ル用導火線にニトロセルロース系接着剤で接着固定した
3組の連続着火キャンドルが図8に示すよう中央部でキ
ャンドル用導火線で連結された状態で配置されセットが
完了し、実施例2とした。次に、実施例2のキャンドル
スタンドの正面より比較例1で使用した同じ仕様のガス
トーチを使用して該スタンド前方に配置された大型キャ
ンドルに点火した。また、図8に示す実施例2に使用し
た該キャンドル用点火装置を用いない以外は同じ仕様形
態のものを比較例2とし、実施例2と同じ仕様のガスト
ーチを使用し大型キャンドルに点火した後に背後の3連
の連続着火キャンドルに点火した。
に、3連の半球状フレームよりなるキャンドルスタンド
に、図3に示す自立タイプの高さ調節可能なキャンドル
用点火装置をセットした。発火部としては、実施例1と
同様のものを使用し、図3に示す発火部材が配置された
発火部は、キャンドル用導火線の下方20mm程度の間
隔を空けてセットした。該点火装置は、大型キャンドル
の燃焼炎の光を感知して回路を通電状態とする光センサ
ーユニットに接続させ、さらに1.5V単3電池を2本
直列に接続させた。次に、実施例1に使用した同じ仕様
のキャンドルの燃焼芯を65〜73mm間隔にキャンド
ル用導火線にニトロセルロース系接着剤で接着固定した
3組の連続着火キャンドルが図8に示すよう中央部でキ
ャンドル用導火線で連結された状態で配置されセットが
完了し、実施例2とした。次に、実施例2のキャンドル
スタンドの正面より比較例1で使用した同じ仕様のガス
トーチを使用して該スタンド前方に配置された大型キャ
ンドルに点火した。また、図8に示す実施例2に使用し
た該キャンドル用点火装置を用いない以外は同じ仕様形
態のものを比較例2とし、実施例2と同じ仕様のガスト
ーチを使用し大型キャンドルに点火した後に背後の3連
の連続着火キャンドルに点火した。
【0019】比較例1は、発光バーが振り下ろされたと
同時にキャンドルスタンドの正面中央に固定されている
固定式キャンドル用点火装置の点火部の電気抵抗線の発
熱によりキャンドル用導火線に点火し、間もなく火は二
手に分かれて正面左右のキャンドルに連続着火してゆき
ハート形状にキャンドルの炎が浮かび上がり、最後に大
型キャンドルに点火した。ここで、比較例1においては
キャンドル用導火線の端を点火部の電気抵抗線に接触さ
せるようにセットしなければ確実な点火が期待できない
ため慎重な作業が要求され、さらに其のセットの際、繊
細な該電気抵抗線を引き伸ばしたり断線させる恐れがあ
るため、点火の確実性に不安が付きまとうこととなる。
また、キャンドルスタンドにキャンドル用点火装置が固
定されているため、点火位置に融通が利かないばかり
か、2カ所、3カ所への点火は行えない。一方、実施例
1は、発光バーが1度振り下ろされたと同時に該スタン
ドの正面左側に配した発火部より発火しキャンドル用導
火線に着火しキャンドルに連続点火していき、さらに発
光バーが2度目に振り下ろされたと同時に正面右側のキ
ャンドルが連続着火してゆきハート形状のキャンドルの
炎が浮かび上がり、最後に中央の大型キャンドルに点火
した。その様は、無線操作を行った者以外の、発光バー
を動作した者及び第3者にとって、驚きと幻想的な雰囲
気を与えるに十分に効果的なパフォーマンスであった。
さらに実施例1は比較例1に比べ、一連の演出動作に合
わせた確実な点火と時間制御が図りやすい。
同時にキャンドルスタンドの正面中央に固定されている
固定式キャンドル用点火装置の点火部の電気抵抗線の発
熱によりキャンドル用導火線に点火し、間もなく火は二
手に分かれて正面左右のキャンドルに連続着火してゆき
ハート形状にキャンドルの炎が浮かび上がり、最後に大
型キャンドルに点火した。ここで、比較例1においては
キャンドル用導火線の端を点火部の電気抵抗線に接触さ
せるようにセットしなければ確実な点火が期待できない
ため慎重な作業が要求され、さらに其のセットの際、繊
細な該電気抵抗線を引き伸ばしたり断線させる恐れがあ
るため、点火の確実性に不安が付きまとうこととなる。
また、キャンドルスタンドにキャンドル用点火装置が固
定されているため、点火位置に融通が利かないばかり
か、2カ所、3カ所への点火は行えない。一方、実施例
1は、発光バーが1度振り下ろされたと同時に該スタン
ドの正面左側に配した発火部より発火しキャンドル用導
火線に着火しキャンドルに連続点火していき、さらに発
光バーが2度目に振り下ろされたと同時に正面右側のキ
ャンドルが連続着火してゆきハート形状のキャンドルの
炎が浮かび上がり、最後に中央の大型キャンドルに点火
した。その様は、無線操作を行った者以外の、発光バー
を動作した者及び第3者にとって、驚きと幻想的な雰囲
気を与えるに十分に効果的なパフォーマンスであった。
さらに実施例1は比較例1に比べ、一連の演出動作に合
わせた確実な点火と時間制御が図りやすい。
【0020】さらに、比較例2の形態でのガストーチで
の点火は、大型キャンドルの点火は容易であったが、そ
れに続く、該大型キャンドル背後の3連の連続着火キャ
ンドルの点火は、該大型キャンドルが前方に位置するた
め点火部位が特定しづらく、手ぶれもあり点火動作にも
たつきを観察した。一方、実施例2では、大型キャンド
ルの点火と同時に該大型キャンドルの炎の光を感知して
キャンドル用点火装置の発火部が発火し背後の3連の該
スタンドフレームのキャンドルがスムーズに連続的に着
火していった。その様は、大型キャンドルへの点火の火
が背後に配置された多数のキャンドルに飛び火するごと
くに驚きと意外性を与え、一層効果的な演出パフォーマ
ンスであった。
の点火は、大型キャンドルの点火は容易であったが、そ
れに続く、該大型キャンドル背後の3連の連続着火キャ
ンドルの点火は、該大型キャンドルが前方に位置するた
め点火部位が特定しづらく、手ぶれもあり点火動作にも
たつきを観察した。一方、実施例2では、大型キャンド
ルの点火と同時に該大型キャンドルの炎の光を感知して
キャンドル用点火装置の発火部が発火し背後の3連の該
スタンドフレームのキャンドルがスムーズに連続的に着
火していった。その様は、大型キャンドルへの点火の火
が背後に配置された多数のキャンドルに飛び火するごと
くに驚きと意外性を与え、一層効果的な演出パフォーマ
ンスであった。
【0021】したがって、本発明のキャンドル用点火装
置は、発火部を形成する電気抵抗部には発火部材が接す
るか又は近接状態で配置されているため、該発火部がキ
ャンドル用導火線に必ずしも接触する必要はなく、該導
火線に近接配置するだけで良く、セットが比較例1に比
べ格段に容易であるばかりか、確実な点火が可能とな
る。さらに実施例1および実施例2に示すように任意の
キャンドルスタンドの任意の箇所に、任意の数のキャン
ドル用点火装置を簡便簡易に配置することができる。さ
らに本発明のキャンドル用点火装置は、実施例1および
実施例2のごとく、点火しづらい部位あるいは高所のた
め点火できない部位に配することで確実に点火させた
り、既存のキャンドルスタンドの所定位置への簡便な点
火に際しても、本発明のキャンドル用点火装置は極めて
有効であることがわかった。
置は、発火部を形成する電気抵抗部には発火部材が接す
るか又は近接状態で配置されているため、該発火部がキ
ャンドル用導火線に必ずしも接触する必要はなく、該導
火線に近接配置するだけで良く、セットが比較例1に比
べ格段に容易であるばかりか、確実な点火が可能とな
る。さらに実施例1および実施例2に示すように任意の
キャンドルスタンドの任意の箇所に、任意の数のキャン
ドル用点火装置を簡便簡易に配置することができる。さ
らに本発明のキャンドル用点火装置は、実施例1および
実施例2のごとく、点火しづらい部位あるいは高所のた
め点火できない部位に配することで確実に点火させた
り、既存のキャンドルスタンドの所定位置への簡便な点
火に際しても、本発明のキャンドル用点火装置は極めて
有効であることがわかった。
【0022】
【発明の効果】上記構成により本発明のキャンドル用点
火装置およびキャンドル演出方法は、電源オンの状態で
電気抵抗部を発熱させ、該発熱により発火部材を発火さ
せ、該発火によりキャンドル用導火線に点火する構成で
あるので、電気的な制御のみで、確実で時間的にも思い
通りの点火を行うことができる。また、発火部には発火
部材が配置されているので、電気抵抗部の発熱のみの場
合に比べて格段に発火量が大きく、このため、発火部と
キャンドル用導火線が必ずしも接していなくても近接配
置されていれば確実に該導火線に点火することができ
る。さらに発火部は、フレキシブルアーム、クリップ等
で、演出形態により必要とされる該キャンドル用導火線
の任意の位置に点火できるよう配置することが、簡便、
簡易に行える。また、本発明の該キャンドル用点火装置
を使用するキャンドル演出方法においては、複数のキャ
ンドルの炎及び該キャンドル用導火線の炎で表す文字、
図形、意匠の任意の位置から点火を開始させることがで
き、今までにない多彩な演出が可能となる。このよう
に、様々な演出にすぐさま対応できることで、結婚披露
宴、パーティ、屋内外でのイベント、祭り、宗教行事な
どの使用雰囲気に合わせた、多彩な演出、装飾効果を簡
便、簡易に得ることが可能となった。
火装置およびキャンドル演出方法は、電源オンの状態で
電気抵抗部を発熱させ、該発熱により発火部材を発火さ
せ、該発火によりキャンドル用導火線に点火する構成で
あるので、電気的な制御のみで、確実で時間的にも思い
通りの点火を行うことができる。また、発火部には発火
部材が配置されているので、電気抵抗部の発熱のみの場
合に比べて格段に発火量が大きく、このため、発火部と
キャンドル用導火線が必ずしも接していなくても近接配
置されていれば確実に該導火線に点火することができ
る。さらに発火部は、フレキシブルアーム、クリップ等
で、演出形態により必要とされる該キャンドル用導火線
の任意の位置に点火できるよう配置することが、簡便、
簡易に行える。また、本発明の該キャンドル用点火装置
を使用するキャンドル演出方法においては、複数のキャ
ンドルの炎及び該キャンドル用導火線の炎で表す文字、
図形、意匠の任意の位置から点火を開始させることがで
き、今までにない多彩な演出が可能となる。このよう
に、様々な演出にすぐさま対応できることで、結婚披露
宴、パーティ、屋内外でのイベント、祭り、宗教行事な
どの使用雰囲気に合わせた、多彩な演出、装飾効果を簡
便、簡易に得ることが可能となった。
【図1】本発明のキャンドル用点火装置の使用例の一例
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図2】本発明のキャンドル用点火装置の使用例の他の
一例を示す斜視図である。
一例を示す斜視図である。
【図3】本発明のキャンドル用点火装置の一例を示す斜
視図である。
視図である。
【図4】本発明のキャンドル用点火装置の回路の一例を
示す回路図である。
示す回路図である。
【図5】本発明のキャンドル用点火装置の他の一例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図6】図3に示す本発明のキャンドル用点火装置の要
部の拡大図である。
部の拡大図である。
【図7】図2に示す本発明のキャンドル用点火装置の拡
大図である。
大図である。
【図8】本発明のキャンドル用点火装置の使用例のさら
に他の一例を示す斜視図である。
に他の一例を示す斜視図である。
【図9】従来のキャンドル用点火装置の使用例の一例を
示す斜視図及び該点火装置の要部の拡大図である。
示す斜視図及び該点火装置の要部の拡大図である。
【図10】本発明のキャンドル用点火装置の使用例のさ
らに他の一例を示す斜視図である。
らに他の一例を示す斜視図である。
【図11】本発明のキャンドル用点火装置の使用例のさ
らに他の一例を示す斜視図である。
らに他の一例を示す斜視図である。
【図12】本発明のキャンドル用点火装置の使用例のさ
らに他の一例を示す斜視図である。
らに他の一例を示す斜視図である。
1 発火部 2 電気抵抗部 3 電源コントローラー回路 4 発火部材 5 キャンドル用導火線 6 キャンドル燃焼芯 7 キャンドル 8 キャンドルスタンド 9 フレキシブルアーム 10 クリップ 11 アンテナ式アーム 12 キャンドル装置 13 電気コード 14 アダプタ 15 乾電池
Claims (6)
- 【請求項1】 複数のキャンドルからなるキャンドル群
の各キャンドル燃焼芯がキャンドル用導火線で連結され
該導火線での導火によって点火されるようになしたキャ
ンドル装置の、前記導火線への点火を行わせるためのキ
ャンドル用点火装置であって、該点火装置は、電気抵抗
部を含み、電源部に接続して電気回路を構成でき、該電
気抵抗部には発火部材が接するか又は近接状態で配置さ
れて発火部を形成し、電源オンの状態で電気抵抗部を発
熱させ、該発熱により発火部材を発火させるようになし
たことを特徴とする、キャンドル用点火装置。 - 【請求項2】 電気抵抗部に発火部材が一体として構成
されていることを特徴とする、請求項1に記載のキャン
ドル用点火装置。 - 【請求項3】 キャンドル用点火装置は、その電気回路
中に電源コントローラー回路と、無線送信部からの信号
を受信し該信号を電源コントローラー回路に伝える無線
受信部を含むことを特徴とする、請求項1又は請求項2
に記載のキャンドル用点火装置。 - 【請求項4】 キャンドル用点火装置は、その電気回路
中に電源コントローラー回路を含み、センサーからの信
号を該電源コントローラー回路に伝えることにより電源
オンの状態となすことを特徴とする、請求項1又は請求
項2に記載のキャンドル用点火装置。 - 【請求項5】 キャンドル用点火装置は、クリップによ
りキャンドル装置に取り付けるようになしたことを特徴
とする、請求項1ないし請求項4に記載のキャンドル用
点火装置。 - 【請求項6】 請求項1ないし請求項5に記載のキャン
ドル用点火装置を使用し、遠隔操作によりキャンドル用
導火線への点火を行うことを特徴とする、キャンドル演
出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000326982A JP2002130673A (ja) | 2000-10-26 | 2000-10-26 | キャンドル用点火装置およびキャンドル演出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000326982A JP2002130673A (ja) | 2000-10-26 | 2000-10-26 | キャンドル用点火装置およびキャンドル演出方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002130673A true JP2002130673A (ja) | 2002-05-09 |
Family
ID=18804088
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000326982A Pending JP2002130673A (ja) | 2000-10-26 | 2000-10-26 | キャンドル用点火装置およびキャンドル演出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002130673A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007024482A (ja) * | 2005-06-13 | 2007-02-01 | Kazufumi Fujii | キャンドルの着火システム |
WO2023249477A1 (fr) * | 2022-06-22 | 2023-12-28 | Mavor Import Sarl | Systeme d'allumage automatique pour dispositifs de lutte antigel |
-
2000
- 2000-10-26 JP JP2000326982A patent/JP2002130673A/ja active Pending
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JP2007024482A (ja) * | 2005-06-13 | 2007-02-01 | Kazufumi Fujii | キャンドルの着火システム |
WO2023249477A1 (fr) * | 2022-06-22 | 2023-12-28 | Mavor Import Sarl | Systeme d'allumage automatique pour dispositifs de lutte antigel |
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