JP3053366B2 - ボールゲーム装置 - Google Patents

ボールゲーム装置

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JP3053366B2
JP3053366B2 JP8166251A JP16625196A JP3053366B2 JP 3053366 B2 JP3053366 B2 JP 3053366B2 JP 8166251 A JP8166251 A JP 8166251A JP 16625196 A JP16625196 A JP 16625196A JP 3053366 B2 JP3053366 B2 JP 3053366B2
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泰昭 松田
裕博 若月
孝 益子
光正 河田
幸延 山本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボールを用いるル
ーレット式のボールゲーム装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、メダルを用いたルーレット式のゲ
ーム装置はその多くがスタートボタンを押して光を円軌
条等に点滅させ、ストップボタンを押して光が停止した
位置のマークを賭けていれば、予め決められた倍率に基
づきメダルが払い出されるものである。
【0003】また、ボールを用いるボールゲーム装置と
しては複数個のボールを上から旋回させつつ降りてフィ
ールド板上を転がし、該フィールド板に設けた自己の領
域の入賞ポケットにボールが入ればメダルが払い出され
るものも提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た前者のゲーム装置ではゲーム内容が単純であり、さら
に動きも少ないため、アイキャッチ性が良いとは言えな
い。また、後者のゲームでは実際のボールが螺旋条のレ
ールに沿って転がってくるため、アイキャッチ性が良い
が、自分の領域にボールが来るか来ないかでゲームが決
まってしまうため、途中で当りがないと判ってしまうゲ
ームが度々生ずることがあり、しかもゲームに対して興
奮するがボール停止するときの1度だけであった。
【0005】本発明は、上記した従来の事情に鑑み、ア
イキャッチ性に優れ、ゲーム性の高いルーレット形式の
新規なボールゲーム装置を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、ボールを用いるボールゲーム装置におい
て、少なくとも1個のボールを送り出すボール送り出し
手段と、該ボール送り出し手段によって送り出されたボ
ールが転がるフィールド部材と、該フィールド部材を回
転させる回転駆動手段と、前記フィールド部材に連続的
に形成されたボールが入り込む複数の入賞ポケットと、
前記入賞ポケットに入ったボールを検出するボール検出
手段と、そのボールが入った入賞ポケットの停止位置を
検出する位置検出手段と、前記入賞ポケットを選択する
入賞ポケット選択手段と、該入賞ポケット選択手段によ
って選択された入賞ポケットにボールが入るとともに、
当該入賞ポケットが所定のエリア内で停止した際に当り
として検出する当り検出手段とを有することを特徴とし
ている。
【0007】なお、本発明は前記入賞ポケットとして複
数種類が設けられ、前記当り検出手段が当りを検出した
際、当った入賞ポケットの種類に応じて払い出す賞品数
を算出する賞品数算出手段を設けると、効果的である。
【0008】また、本発明は前記ボールが軽量ボールで
あり、前記ボール送り出し手段がボールをファンの送風
力によって前記フィールド部材に送り出すと、効果的で
ある。
【0009】さらにまた、本発明は前記フィールド部材
がリング状に形成されており、前記ボール送り出し手段
は該フィールド部材の中央に設けた送り出し口からボー
ルを上方に吹き上げ送出すると、効果的である。
【0010】さらにまた、本発明は前記入賞ポケットに
特別入賞ポケットを設け、該特別入賞ポケットにボール
が入るとともに、当該入賞ポケットが所定のエリア内で
停止した際、前記賞品数算出手段によって算出される払
い出される賞品数が倍増可能であると、効果的である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に従って説明する。図1は、本発明に係るボールゲ
ーム装置の一例の概略を示す斜視図、図2はその断面説
明図である。
【0012】図1及び図2において、符号1はボールゲ
ーム装置の装置本体であり、装置本体1は上部が透明な
材料から作られた覆い部材としてのドーム2、下部が不
透明な筐体3で構成されている。ドーム2内には、その
中央に活火山の形状に形成された山型模型4が設けら
れ、山型模型4の裾にはリングドーナツ状に形成されて
山型模型4を1周するフィールド部材としてのルーレッ
ト盤5が設けられている。このルーレット盤5は、山型
模型4の裾からドーム2の下端近くまで達する長さの幅
を有し、図2に示すように、幅方向の断面形状は外側が
内側よりも多少高くなるという傾斜が付けられている。
そして、ルーレット盤5には高さの低い内側に寄った位
置にボール7が入る入賞ポケット6が設けられ、この入
賞ポケット6はルーレット盤5の全周に渡って多数形成
されており、本例の各入賞ポケット6は同径で当間隔に
配列されている。入賞ポケット6には、6種類の絵が描
かれたポケットとラッキーゾーンポケット及びアウトゾ
ーンポケットとが設けられている。なお、ボール7は軽
くて物に当っても破損しないスポンジボールを用いてい
るが、ボール7は軟質な無垢または内部に空気を入れた
ゴムボール、あるいはピンポン球のようなものであって
もよい。
【0013】上記筐体1の筐体本体3には、ドーム2を
囲んで4か所のプレイ部10が設けられている。本例の
ボールゲーム装置はメダルゲームであって、各プレイ部
10には図3に示すように、メダルを投入するメダル投
入口11、投入されたメダル総数を表示するクレジット
表示部12、当りになって賞品としてのメダルが払い戻
される枚数を表示する当り枚数表示部13、上記6種類
の入賞ポケット6に対応して設けられた入賞ポケット選
択手段としてのベットボタン14、そのベットボタン1
4の上に配置されたベット数を表示するベット表示部1
4a等が設けられている。また、ルーレット盤5上は各
プレイ部10に合わせて4つのエリアが設定されてお
り、該各エリアはルーレット盤5上に立設されたゲート
状の区切り部材8によって区分けされている。この区切
り部材8は、後述するようにボール7を入賞ポケット6
に確実に入れる用もなしている。
【0014】ルーレット盤5に設けられた入賞ポケット
6は、本例の場合エリア数である4で割り切れる数の2
4個が設けられており、24個の入賞ポケット6は図4
に示すように6種類の絵のポケットとラッキーポケット
及びアウトポケットに割り振られている。そして、6種
類の絵の入賞ポケット6はポケット数と反比例するよう
にして賭けの倍率が予め設定されている。すなわち、ホ
ネとガイコツの絵のポケットは共に6マスで倍率が2
倍、サカナの絵のポケットは4マスで倍率が3倍、ニク
の絵のポケットは3マスで倍率が4倍、トリの絵のポケ
ットは2マスで倍率が6倍、マンモスの絵のポケットは
1マスで倍率が12倍にそれぞれ設定されている。ラッ
キーポケットは、後に詳述するように、当りがあった場
合さらに倍率を増す可能性が生ずるものであり、アウト
ポケットは当りにならないポケットで、ここに入ったボ
ールはムダ球となる。
【0015】ルーレット盤5は、図2に示すように、機
枠15に設けられた適当数のコロ16上に載置されて回
転可能となっており、その外円側面には図4に示すよう
に、ほぼ120度毎に計3個のローラが当接されてい
る。ローラの1つは、モータ17によって駆動される駆
動ローラ18で、他のローラはテンションローラ19と
ガイドローラ20として構成されている。テンションロ
ーラ19は、ルーレット盤5の外円側面に対し接離方向
に移動可能に装着された可動板21に回転自在に取り付
けられ、可動板21はスプリング22によってテンショ
ンローラ19がルーレット盤5の外円側面に当接する方
向に常時付勢している。このテンションローラ19の作
用により、駆動ローラ18のルーレット盤5の外円側面
への当接が保持され、駆動ローラ18からの駆動が確実
にルーレット盤5に伝達される。なお、駆動ローラ18
はスリップしにくい材質または形状にすることが好まし
く、本例では3個のローラ18,19,20ともゴムロ
ーラで構成されている。
【0016】筐体1内には、図2に示すように、山型模
型4の頂上からボールを吹き出してルーレット盤5上に
送り出すボール送り出し手段が設けられ、本例のボール
送り出し手段は筐体本体3の下部近くより山型模型4の
頂上近くまで延在する送出筒23を備え、送出筒23の
下端にはファン24が設けられている。このファン24
の作用により送出筒23内を下から上に比較的強力な風
を吹き抜けさせている。また、送出筒23の下部には該
送出筒23内にボール7を1個ずつ連続して送り込むボ
ール送り出し装置25が設けられている。
【0017】ボール送り出し装置25は、図5に示すよ
うに、ソレノイド26のプランジャー26aにリンク2
7を介して第1ゲート28が連結され、さらにプランジ
ャー26aの先端側に第2ゲート29が連結されてい
る。第1ゲート28は、軸30に回動可能に装着され、
第2ゲート29は軸31に回動可能に装着されており、
そして第2ゲート29には軸31を中心として時計方向
に回動力を付勢するスプリング32が係止され、ストッ
パ33の左側部に当接する位置に保持されている。
【0018】この第1ゲート28は、図5に示すソレノ
イド26がオフ状態のとき、傾斜レール34に案内され
て送られて来るボール7を停止し、ソレノイド26のオ
ンされると、停止しているボール7を開放する。また、
第2ゲート29はその左端が第1ゲート28とほぼボー
ル1個分弱下流側に離して配置され、また第2ゲート2
9の下面は傾斜レール34と平行なると、ボール7が通
過可能な間隔を持って配置されている。そして、第2ゲ
ート29はソレノイド26がオン状態のとき、その左端
側でボール7を止め、ソレノイド26のオフされると、
止めていたボール7を右端側で押さえ、次にソレノイド
26がオンされるときに、そのボール7を開放するよう
に構成されている。
【0019】このボール送り出し装置25の作動は、図
5に示す状態でソレノイド26をオンすると、図6に示
すように第1ゲート28が軸30を中心に反時計方向に
回動して先頭のボール7を開放する。このとき、第2ゲ
ート29はスプリング32の作用に抗して反時計方向に
回動し、ストッパ33の右側部に当接する位置に保持さ
れる。従って、ボール7は転がってその先頭が第2ゲー
ト29の左端で停止される。ここで、ソレノイド26が
オフされると、図7に示すように、先頭のボール7は転
がって第2ゲート29の右端側で押さえられる位置へ移
動し、また次のボール7は第1ゲート28によって停止
される。そして、再度ソレノイド26をオンすると、図
8に示すように第2ゲート29が先頭のボール7を開放
して次のボール7を左端で停止する。この状態は図6の
同じ状態であるので、その後ソレノイド26をオンする
度にボール7を1個ずつ送り出すことができる。
【0020】このようにして、ボール送り出し装置25
は送り出し操作が難しいスポンジボールであっても1個
ずつ連続して送り出すことができる。そして、ボール送
り出し装置によって送り出されたボール7は図2に示す
送出筒23内に入り、ファン24の作用で上方へ吹き飛
ばされる。よって、山型模型4の頂上からはあたかも火
山が爆発して岩が吹き飛ばされるように、ボール7が一
定間隔で連続して勢いよく飛び出てくる。
【0021】山型模型4から飛び出たボール7は、ドー
ム2に当って回転しているルーレット盤5上に落ち、ル
ーレット盤5の傾斜によって入賞ポケット6内に入る。
このとき、ボール7は1回のゲームで例えば6個送り出
されるとすると、入賞ポケット6内に入ったボール7に
重なるようにして別のボールがルーレット盤5上に残っ
てことがあるが、このようなボール7はルーレット盤5
の回転によって区切り部材8に当ることにより、ボール
7の入っていない入賞ポケット6へ動かされる。よっ
て、ボール7が何れの入賞ポケット6に入らずにゲーム
が終了してしまうことはない。
【0022】ゲームが終了すると、入賞ポケット6に入
ったボール7は全て回収しなければならなず、このため
ゲーム装置にはボール7を確実に回収することができる
ボール回収装置を設けている。本例のボール回収装置
は、図2に示すように、ルーレット盤5の下方に入賞ポ
ケット6の底板となる上下動可能で、ルーレット盤5と
ともに回転する回動円板40が設けられおり、回動円板
40は可動中間板41にコロ42を介して回転自在に支
持されている。この回動円板40は、ルーレット盤5に
設けられたガイド部材43が貫通されていることによ
り、ルーレット盤5の回転に伴って回転するとともに、
回動円板40がガイド部材43に案内されて上下動とな
っている。上記可動中間板41は、図9ないし図11に
示すように、筐体本体3の機枠15に立設されたガイド
レール44に沿って上下方向に移動可能に設けられ、機
枠15に取り付けられた上下可動機構45に支持されて
いる。上下可動機構45は、図10及び図11に示すよ
うに、駆動源としてのモータ46を備え、モータ46は
軸線が水平になるように支持された回転軸47に駆動連
結されている。回転軸47には、レバー48が固定さ
れ、この場合回転軸47はレバー48の中央よりも下方
で貫通されており、そのレバー48の図9の実線で示す
状態での上部と下部にはカムコロ49,50が取り付け
られている。上部のカムコロ49は上記可動中間板41
の一端を支え、下部のカムコロ50はロの字状に形成さ
れたシーソー枠51の左辺を下方に押さえ付けている。
シーソー枠51は、機枠15に回転自在に装着された軸
52を中心に回動可能に装着されており、その右端両側
には上記可動中間板41の他端を支えるコロ53が取り
付けられている。
【0023】レバー48は、図11の実線で示す位置の
とき、上カムコロ49と、下カムコロ50で押さえられ
たシーソー枠51のコロ53の高さ位置が一致するよう
に設定されており、これによって、これらのコロ49,
53で支えられる可動中間板41が水平に保持される。
ここで、モータ46を作動して回転軸47を90度回転
させると、レバー48が図9の鎖線で示す位置に移動
し、上カムコロ49が下がると同時にシーソー枠51の
右端側も下がり、可動中間板41は水平状態を保ちつつ
下降する。可動中間板41が下がれば、これに支持され
ている回動円板40も下降してルーレット盤5との間隔
が拡がる。これによって、ポケット6に入っていたボー
ル7が下方へ落ち、図2に示す回収板54を介してボー
ル送出装置のレール34に並び、次回以降のゲームに使
用される。なお、図9の符号55はシーソー枠51に水
平にしたことを検知する回収検知センサであり、回収検
知センサのシーソー枠51検知により、ボール7が回収
されたと判断している。
【0024】図12は、別のボール回収装置を示す説明
図であり、本例ではルーレット盤5が固定棚56に設け
られたコロ57上に載置されて回転されるものであり、
入賞ポケット6の底板58の1つが鎖線で示すように位
置に開閉底板として構成されている。この開閉底板58
は、図13に示すソレノイド59または図14に示す可
逆転モータ60を用いて簡単に開閉することができる。
【0025】このボール回収装置では、ボール回収時に
開閉底板58を開き、ルーレット盤5を回転させれば、
ルーレット盤5の回転に伴って移動する入賞ポケット6
に入ったボール7が開閉底板58の位置に達すると、下
方に落ちて回収される。この回収動作は、前記のボール
回収装置に比べると、時間がかかるが装置は簡単にな
る。なお、開閉底板58は複数箇所に設けて回収時間を
速めることも可能である。
【0026】次に、かく構成のボールゲーム装置のプレ
イの流れを図15のフローチャートに従って説明する。
図15において、本ゲーム装置はプレイヤが当る予想し
た6種類の絵に分けられたポケットに対しメダルを賭け
るメダルベットを開始すると(ステップ1)、ゲームの
メダルベット受付中であることを音声等で知らせ、その
後メダルベット時間が経過すると(ステップ2)、ゲー
ム開始をプレイヤに知らせるとともにルーレット盤5が
回転し始める(ステップ3)。ルーレット盤5が回転す
ると、ボール送り出し装置25が作動を開始して6個の
ボール7が1個ずつ連続して山型模型4から飛び出す
(ステップ4)。6個のボール7をすべて送り出したか
は、ファン24の付近に設けたセンサ(図示せず)によ
って検知しており、該センサがボール7を6個検知すれ
ば、すべてのボールが送り出されたこと判断する(ステ
ップ5)。ルーレット盤5上に送り出されたボール7
は、ルーレット盤5面が入賞ポケット6側に傾いている
ことにより、適当に転がって入賞ポケット6に入る。こ
のとき、ボール7はルーレット盤5の四方八方に散らば
ることもあれば、複数個が一箇所に集まることもあり、
一箇所に複数個が集まって入賞ポケット6に入らないボ
ール7は区切り部材8に当って位置がずらされ、すべて
のボール7が入賞ポケット6に入る。このボール7がす
べて入賞ポケット6に入ったかは、図16に示すボール
検出手段のボール検知センサ70によって検知され、こ
のセンサ70がルーレット盤5が1周する間に6個検知
すれば、ボール7がすべて入賞ポケット6に入ったと判
断する(ステップ6)。
【0027】次に、センサ70がすべてのボール7を検
知すると、ルーレット盤5の回転が停止される(ステッ
プ7)。そして、プレイヤの賭けの当り外れが判定され
る(ステップ8)。本ゲーム装置の当りは、プレイヤが
賭けた絵の入賞ポケット6にボール7が入るだけでな
く、ボール7が入った絵の入賞ポケット6が自分のエリ
ア内に止まらなければ当りにならない。従って、プレイ
ヤはボール7がルーレット盤5のどの絵の入賞ポケット
6に入るかで興奮し、さらにルーレット盤5が停止する
とき、入賞ポケット6が自分のエリア内に止まるかで興
奮度がさらに高められる。なお、ルーレット盤5はボー
ル7がどの絵の入賞ポケット6に入ったかを十分に視認
できる程度の速さで回転させている。
【0028】当りがあったかを判断する場合、ボール7
がどの入賞ポケット6に入ったかということと、どのエ
リアで停止したかとを検知しなければならない。また、
ルーレット盤5の停止位置は入賞ポケット6が2つのエ
リアに跨った位置で停止してしまうことを防止しなけれ
ばならない。このため、ルーレット盤5の側面にはポケ
ットに対応した切欠き(図示せず)が形成され、この切
欠きを図16に示すポケット検知センサ71で検知し、
さらにルーレット盤5にホームポジションとなる突起
(図示せず)を形成してこれを基準検知センサ72で検
知するように構成している。また、ポケット検知センサ
71と上記ボール検知センサ70は本例の場合、入賞ポ
ケット6が24個なのでポケットと次のポケットとの角
度が15度であり、両センサの角度が15度の倍数にす
ると、制御しやすい。なお、本例は両センサの角度が3
0度に設定している。この基準検知センサ72とポケッ
ト検知センサ71とで、入賞ポケット6の停止位置を検
出する位置検出手段を構成している。なお、本例ではボ
ール検知センサ70として透過型センサ、ポケット検知
センサ71及び基準検知センサ72として反射型センサ
をそれぞれ用いているが、これらセンサは種類等は任意
である。
【0029】このようにセンサを設けると、ポケット検
知センサ71がポケットを検知する位置でルーレット盤
5を停止させれば、入賞ポケット6が2つのエリアに跨
って停止することがなくなり、またホームポジションか
ら何個目の入賞ポケット6にボールが入っているかで、
ボールが入った入賞ポケット6を特定できる。さらに、
ルーレット盤5を停止したときにも基準検知センサ72
とポケット検知センサ71の協働によってホームポジシ
ョンから何個目のポケットで停止したかが判る。よっ
て、これらの検知信号により図示していない制御装置が
当り検出手段として当り外れを確実かつ正確に判定さ
れ、当りがあった場合には該制御装置がメダル数を算出
する賞品数算出手段として倍率×ベット数から配当を算
出し、その算出された枚数のメダルが当該プレイヤに支
払われる。
【0030】次に、その当りの有無が判断されると(ス
テップ9)、当りがなければ次のゲームが開始される。
また、当りがあった場合、そのプレイヤのエリア内にボ
ール7が入ったラッキーポケットが停止しているかが判
断され(ステップ10)、ラッキーポケットの当りがな
ければ、倍率×ベット数の通常の配当がプレイヤに支払
いられる(ステップ11)。また、ラッキーポケットの
当りがあると、図1に示すラッキースロット73が駆動
する(ステップ12)。このラッキースロット73は、
ランダムに制御されて1〜3の数字を表示する。そし
て、配当に対し表示された数字分を倍増させる(ステッ
プ13)。すなわち、ラッキースロット73が1ならば
倍増がないが、2及び3ならば配当が数字倍分増える。
【0031】このようにして、本ゲーム装置ではプレイ
ヤが賭けた絵の入賞ポケット6にボール7が入り、その
ボール7が入った絵の入賞ポケット6が自分のエリア内
に止まって初めて当りになる。また、1回のゲームに複
数個のボール7をルーレット盤5上に送り出すので、プ
レイヤが賭けた絵の入賞ポケット6にボール7が入る確
率が高く、プレイヤは1回ゲームでボール7が入賞ポケ
ット6に入ったときと、ルーレット盤5が止まるときと
2度楽しむことができる。さらに、ラッキーポケットを
設けたので、運がよいとラッキーポケットによる配当の
倍増することがあり、ゲームの楽しみが多くなる。
【0032】以上、本発明の好ましい例について説明し
たが、本発明は上記例のみに限定されず、各種改変でき
るものである。例えば、上記の例では入賞ポケット、ラ
ッキーポケット及びアウトポケットの孔の同径に形成し
たが、各ポケットは径の大きさを違えるようにしてもよ
く、また入賞ポケット、ラッキーポケット及びアウトポ
ケットの形状も円形に限らず、楕円形、トラック形状等
に形成してもよい。
【0033】また、ルーレット盤に送り出すボール数は
増減は任意であり、ボール数によってペイアウト率を調
整することができる。さらに、上記ゲーム装置は賞品と
してメダルを払い出しているが、賞品としてはメダルで
ない景品でもよい。
【0034】
【発明の効果】請求項1の構成によれば、選択した入賞
ポケットにボールが入り、その入賞ポケットが自己のエ
リア内に止まって初めて当りになるので、ボールが入賞
ポケットに入るかと、ボールが入った入賞ポケット6が
自己のエリア内にで止まるかとの2度楽しむことができ
る。
【0035】請求項2の構成によれば、入賞ポケットと
して複数種類が設けられ、当り検出手段が当りを検出し
た際、当った入賞ポケットの種類に応じて払い出す賞品
数を算出する賞品数算出手段を設けたので、ゲームへの
プレイヤーの好みに応じて楽しみ方が得られる。
【0036】請求項3及び請求項4の構成によれば、ボ
ールをファンの作用で吹き飛ばしてフィールド部材上に
送り出されるので、ボールがあたかも火山が爆発して岩
が吹き飛ばされるように演出したボール送り出しを行う
ことができ、アイキャッチ性が良好である。
【0037】請求項5の構成によれば、入賞ポケットに
特別入賞ポケットを設け、該特別入賞ポケットにボール
が入るとともに、当該入賞ポケットが所定のエリア内で
停止した際、賞品数算出手段によって算出される払い出
される賞品数が倍増可能であるので、ゲームへの楽しみ
を増大させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るボールゲーム装置の一例の概略を
示す斜視図である。
【図2】図1に示すゲーム装置の縦断面図である。
【図3】プレイ部を示す説明図である。
【図4】ルーレット盤の絵の配置を示す説明図である。
【図5】ボール送出装置の作動を説明する説明図であ
る。
【図6】ボール送出装置の図5の次の作動を説明する説
明図である。
【図7】ボール送出装置の図6の次の作動を説明する説
明図である。
【図8】ボール送出装置の図7の次の作動を説明する説
明図である。
【図9】ボール回収装置の主要部を示す正面図である。
【図10】図9の平面図である。
【図11】図9のXI−XI線に従う断面図である。
【図12】別のボール回収装置の概略を示す説明図であ
る。
【図13】図12のボール回収装置の駆動源の一例を示
す説明図である。
【図14】図12のボール回収装置の駆動源の別の例を
示す説明図である。
【図15】ゲームの流れを示すフローチャートである。
【図16】ルーレット盤の周囲に設けたセンサの配置例
を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ゲーム装置本体 2 ドーム 5 ルーレット盤 6 入賞ポケット 7 ボール 10 プレイ部 70 ボール検知センサ 71 ポケット検
知センサ 72 基準検知センサ
フロントページの続き (72)発明者 河田 光正 東京都大田区多摩川2丁目8番5号 株 式会社ナムコ内 (72)発明者 山本 幸延 東京都大田区多摩川2丁目8番5号 株 式会社ナムコ内 (72)発明者 川田 哲男 東京都大田区多摩川2丁目8番5号 株 式会社ナムコ内 (72)発明者 宇津木 和男 東京都大田区多摩川2丁目8番5号 株 式会社ナムコ内 (56)参考文献 特開 昭57−166184(JP,A) 特開 昭57−166182(JP,A) 特開 平7−227456(JP,A) 特開 平7−284552(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63F 5/02

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボールを用いるボールゲーム装置におい
    て、 少なくとも1個のボールを送り出すボール送り出し手段
    と、該ボール送り出し手段によって送り出されたボール
    が転がるフィールド部材と、該フィールド部材を回転さ
    せる回転駆動手段と、前記フィールド部材に連続的に形
    成されたボールが入り込む複数の入賞ポケットと、前記
    入賞ポケットに入ったボールを検出するボール検出手段
    と、そのボールが入った入賞ポケットの停止位置を検出
    する位置検出手段と、前記入賞ポケットを選択する入賞
    ポケット選択手段と、該入賞ポケット選択手段によって
    選択された入賞ポケットにボールが入るとともに、当該
    入賞ポケットが所定のエリア内で停止した際に当りとし
    て検出する当り検出手段とを有することを特徴とするボ
    ールゲーム装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のボールゲーム装置にお
    いて、前記入賞ポケットとして複数種類が設けられ、前
    記当り検出手段が当りを検出した際、当った入賞ポケッ
    トの種類に応じて払い出す賞品数を算出する賞品数算出
    手段を設けたことを特徴とするボールゲーム装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のボールゲーム
    装置において、前記ボールが軽量ボールであり、前記ボ
    ール送り出し手段がボールをファンの送風力によって前
    記フィールド部材に送り出すことを特徴とするボールゲ
    ーム装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のボールゲーム装置にお
    いて、前記フィールド部材がリング状に形成されてお
    り、前記ボール送り出し手段は該フィールド部材の中央
    に設けた送り出し口からボールを上方に吹き上げ送出す
    ることを特徴とするボールゲーム装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または2に記載のボールゲーム
    装置において、前記入賞ポケットに特別入賞ポケットを
    設け、該特別入賞ポケットにボールが入るとともに、当
    該入賞ポケットが所定のエリア内で停止した際、前記賞
    品数算出手段によって算出される払い出される賞品数が
    倍増可能であることを特徴とするボールゲーム装置。
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