JP3052971B2 - 枚葉印刷物検査装置 - Google Patents
枚葉印刷物検査装置Info
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- JP3052971B2 JP3052971B2 JP4095589A JP9558992A JP3052971B2 JP 3052971 B2 JP3052971 B2 JP 3052971B2 JP 4095589 A JP4095589 A JP 4095589A JP 9558992 A JP9558992 A JP 9558992A JP 3052971 B2 JP3052971 B2 JP 3052971B2
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- inspection
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- Expired - Lifetime
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- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Description
インキ飛び、異物、汚れ、ピンホール、欠け、濃度ムラ
等の印刷欠陥を検査し、正紙、不正紙を選別して各別の
積載台上に排紙する枚葉印刷物検査装置に関する。
後に検査員がオフラインで一枚一枚目視にて行なうのが
一般的であった。この場合、検査員は、パイルされた印
刷物を最上位のものから一枚ずつ目視検査し、正紙、不
正紙を選別して各別にその印刷物を積み替えするもので
あるから、近年の印刷機の高速化に伴う大量の印刷物を
検査するにあたり、多くの時間、手間を必要として非能
率的であるとともに、検査員の熟練度による個人差、疲
労度等により正確な検査結果が保証されないという不都
合があった。
検査胴の近傍に検査器を設けるとともに、その検査胴に
紙取胴を対設させ、その紙取胴のスプロケットに巻き掛
けたチェーンにより印刷物を排紙部に搬送し、上記の検
査器からの良否信号により、その印刷物を正紙用の紙積
台と不正紙用の紙受けとに選別して排紙するように構成
した枚葉印刷物検査装置は、実公平2−5952号公報
にて知られている。
枚葉印刷物検査装置は、排紙部の最後端に簡単な不正紙
受けを取付けたものである。
ものがあり、その中の一面にのみ印刷欠陥が生じたよう
な場合に、その印刷物を不正紙として廃棄処理すること
は資源の損失となるから、これを選別する必要がある。
大量の印刷物に対して上記の選別を行なう場合に、前記
の枚葉印刷物検査装置のように排紙部の最後端に不正紙
受けを設けると、その印刷物を選別できないという不都
合が生ずる。
排紙部を設け、チェーングリッパを制御して正紙、不正
紙を選別することも考えられるが、装置自体が非常に大
型になるという不都合が生ずる。
で、検査胴上において、印刷物を正紙、不正紙に検査選
別して各別の排紙装置に直接送紙可能に構成することに
より、上記の不都合な点を解決するとともに検査精度、
能率の向上を図ることを目的とする。
装置は、上記の目的を達成するために、印刷終了後の印
刷物を一枚づつ巻き付けて搬送する検査胴と、その検査
胴に対向して配置した検査器と、上記の検査胴に接する
複数の排紙胴とから成り、上記の検査器と最上流の排紙
胴とを、検査胴の円周上において、印刷紙の全長より長
い距離を設けてそれぞれ配置したものである。
了後の印刷物をその検査胴に巻き付けて搬送させること
により、その検査胴に対向して配置した検査器で印刷物
を全長に亘って検査する。その印刷物を後端まで検査し
た終了時に、先端は最上流の排紙胴に達していないか
ら、検査胴と各排紙胴との間での印刷物の受け渡しを制
御することにより、印刷物を正紙、不正紙に選別して排
紙することができる。
に説明する。図1は本発明を適用した枚葉印刷物検査装
置Aを示すもので、給紙部1、検査部2、排紙部3等に
より構成される。
に、紙積板5上に紙端を揃えてパイルされた状態で給紙
部1に装着され、給紙板6、スイング装置7、渡し胴8
を介して検査部2に一枚づつ送紙される。この給紙部1
の構成は枚葉印刷機の給紙部と略同じである。
a、13b、13cを介して回転される検査胴で、前記のよ
うに給紙部1から送紙された印刷物Pを外周に巻き付け
て搬送するものである。その渡し胴8と検査胴10との間
の印刷物Pの受け渡しは、その各胴8、10の外周に設け
た紙咥え爪によって行なわれるが図1では省略してい
る。
胴10の近傍に配置した検査器で、検査胴10に巻き付けら
れて搬送される印刷物Pを全長に亘って検査する。その
検査器15は、例えば、投光器15aにより印刷物Pを照明
し、その反射光をCCDイメージセンサ等からなる受光
器15bで受光して光電変換し、その検出信号を基準信号
と比較して検査する検査器が用いられるけれども、これ
に限定されるものではない。
第一、第二排紙胴で、上流側の第一排紙胴16を、検査胴
10の円周上に、これの検査器15の検査開始位置から印刷
物Pの全長より長い距離をあけて配置する。即ち、検査
器15により印刷物Pの後端P1を検査した検査終了時に
おける先端P2より下流になるように、第一排紙胴16を
検査胴10の円周上に配置し、その下流に第二排紙胴17を
配置したものである。上記のように検査器15と第一排紙
胴16との関係位置を設定し、その検査器15の良否信号に
よって印刷物Pを正紙、不正紙に選別制御する。そし
て、例えば、正紙は第一排紙胴16、不正紙は第二排紙胴
17を介してそれぞれに設けた搬送チェーン18、19のチェ
ーングリッパ18a、19aに受け渡されて、排紙部3の正
紙排紙部20、不正紙排紙部21に各別に排紙されるもので
ある。
検査器15により印刷物Pの欠陥を検査し、その良否信号
でカムを作動、不作動位置に切換えてチェーングリッパ
18a、19aの開閉を制御し、印刷物Pを正紙排紙部20又
は不正紙排紙部21に選別排紙するものであるが、従来の
技術で構成可能であるから詳細な説明は省略する。
したが、前記の検査胴10を枚葉印刷機の圧胴、渡し胴等
に直接、または搬送チェーンを介して接続することも可
能である。
ように印刷終了後の印刷物を一枚づつ巻き付けて搬送す
る検査胴と、その検査胴に対向して配置した検査器と、
上記の検査胴に接する復するの排紙胴とから成り、上記
の検査器と最上流の排紙胴とを、検査胴の円周上におい
て、印刷物の全長より長い距離を設けてそれぞれ配置し
たから、検査器の良否信号に基づいて検査胴と複数の排
紙胴との印刷物受渡しを制御することにより、印刷物を
正紙、不正紙に選別して各別に排紙することができる。
従って、前記の目的が良く達成されるものである。
図。
(排紙胴) A 枚葉印刷物検査装置 P 印刷物
Claims (1)
- 【請求項1】 印刷終了後の印刷物を一枚づつ巻き付け
て搬送する検査胴と、その検査胴に対向して配置した検
査器と、上記の検査胴に接する複数の排紙胴とから成
り、上記の検査器と最上流の排紙胴とを、検査胴の円周
上において、印刷物の全長より長い距離を設けてそれぞ
れ配置したことを特徴とする枚葉印刷物検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4095589A JP3052971B2 (ja) | 1992-04-15 | 1992-04-15 | 枚葉印刷物検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4095589A JP3052971B2 (ja) | 1992-04-15 | 1992-04-15 | 枚葉印刷物検査装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05286123A JPH05286123A (ja) | 1993-11-02 |
JP3052971B2 true JP3052971B2 (ja) | 2000-06-19 |
Family
ID=14141772
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4095589A Expired - Lifetime JP3052971B2 (ja) | 1992-04-15 | 1992-04-15 | 枚葉印刷物検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3052971B2 (ja) |
-
1992
- 1992-04-15 JP JP4095589A patent/JP3052971B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05286123A (ja) | 1993-11-02 |
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