JP3052509U - 定期券入れの構造 - Google Patents

定期券入れの構造

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JP3052509U
JP3052509U JP1998002126U JP212698U JP3052509U JP 3052509 U JP3052509 U JP 3052509U JP 1998002126 U JP1998002126 U JP 1998002126U JP 212698 U JP212698 U JP 212698U JP 3052509 U JP3052509 U JP 3052509U
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JP1998002126U
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澤 貞 好 滝
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滝澤 貞好
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 定期券入れから弾力性を有する定期券が脱落
することなく、また定期券の出し入れを簡易迅速に行
え、外観の優れた定期券入れの構造を提供する。 【解決手段】 定期券10を載置可能な基板13と、基
板13の一側に設けられたクリップ部15とを備える定
期券入れ11において、基板13の短辺側の他側を円弧
状端部13aに形成する。基板13の長辺側の両側部に
ガイド用の突起片17を形成する。クリップ部15を基
板13の一側より立上がる立上り片21と、立上り片2
1の上端より基板13の一側と対向するように延びる係
止片23とから形成する。係止片23の裏面側に第1の
係止突起25を形成する。基板13の一側に第2の係止
突起27を形成する。第1の係止突起25と第2の係止
突起27間で弾力性を有する定期券10の端部を挟持す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は定期券入れの構造に関し、更に詳細に説明すると定期券を載置可能な 基板と、該基板の一側に設けられたクリップ部とを備える定期券入れの構造に関 する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、電車,バス等の定期券入れの構造は、レザー,皮等で枠状の本体部 を形成し、前記本体部の枠内部に定期券が外部から透けて見えるように透明なプ ラスチック等からなるシートを縫着または接着により固着し、定期券が本体部内 に着脱し得るようになされていた。
【0003】 また、最近の電車の駅等での自動改札の採用に伴い、透明なシートの中央部に 穴部を形成し、指で定期券入れの中にある定期券をスライドさせ出し入れを容易 にした定期券入れもある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
然し乍ら、従来の定期券入れにおいては、定期券の出し入れが煩雑であり、特 に手荷物を持っている状態では片手で簡易迅速に定期券を定期券入れより抜き出 すことができず、改札口を迅速に通過できない虞れを有していた。また定期券入 れを長期間使用することにより本体部の皮等が弾力を失い、伸びることにより定 期券の保持力が弱まり、定期券が定期券入れから脱落する虞れもあった。
【0005】 そして、定期券入れの一部を透明なプラスチック等からなるシートで構成し、 中の定期券が外部から透けて見えるように構成した場合には、このシートがヒビ 割れたり、破れたりすることにより外観を悪化させる虞れも有していた。
【0006】 更には、種々の色で染められたレザー,皮等で定期券入れの本体部が構成され ている場合には、定期券入れが雨等に濡れた場合に変色したり脱色してしまう虞 れも有していた。
【0007】 本考案の目的は定期券入れから定期券が脱落することなく、また定期券の出し 入れを簡易迅速に行え、外観の優れた定期券入れの構造を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は上述せる課題に鑑みてなされたもので、本考案の請求項1に記載の定 期券入れの構造は、定期券を載置可能な基板と、該基板の一側に設けられたクリ ップ部とを備える定期券入れにおいて、前記基板の短辺側の一側に前記クリップ 部が形成され、前記基板の長辺側の両側部にガイド用の突起片が形成され、前記 クリップ部は基板の一側より立上がる立上り片と該立上り片の上端より前記基板 の一側と対向するように延びる係止片とからなり、前記係止片の裏面側に係止突 起が形成され、該係止突起と基板間で前記定期券の端部が挟持されるようになさ れていることを特徴とする。
【0009】 本考案の請求項2に記載の定期券入れの構造は、定期券を載置可能な基板と、 該基板の一側に設けられたクリップ部とを備える定期券入れにおいて、前記基板 の短辺側の一側に前記クリップ部が形成され、短辺側の他側が円弧状に形成され 、前記基板の長辺側の両側部にガイド用の突起片が形成され、前記クリップ部は 基板の一側より立上がる立上り片と該立上り片の上端より前記基板の一側と対向 するように延びる係止片とからなり、前記係止片の裏面側に第1の係止突起が形 成され、前記基板の一側に第2の係止突起が形成され、前記第1の係止突起と第 2の係止突起間で前記定期券の端部が挟持されるようになされていることを特徴 とする。
【0010】 また、本考案の請求項3に記載の定期券入れの構造は、定期券を載置可能な基 板と、該基板の一側に設けられたクリップ部とを備える定期券入れにおいて、前 記基板の短辺側の一側の上下両面に複数のクリップ部が形成され、前記基板の長 辺側の両側部に上下方向に延びるガイド用の突起片が夫々形成され、前記クリッ プ部は基板の一側より上下方向に延びる立上り片と該立上り片の先端より前記基 板の一側と対向するように夫々延びる上下一対の係止片とからなり、前記上下一 対の係止片の裏面側に第1の係止突起が夫々形成され、前記基板の一側の上下両 面に第2の係止突起が夫々形成され、前記基板の上下両面のクリップ部の第1の 係止突起と前記基板の上下両面の第2の係止突起間で複数の定期券の端部が夫々 挟持されるようになされていることを特徴とする。
【0011】 本考案によれば、基板の短辺側の一側に前記クリップ部が形成され、前記基板 の長辺側の両側部にガイド用の突起片が形成され、前記クリップ部は基板の一側 より立上がる立上り片と該立上り片の上端より前記基板の一側と対向するように 延びる係止片とからなり、前記係止片の裏面側に係止突起が形成され、該係止突 起と基板間で前記定期券の端部が定期券の弾力性により挟持されるようになされ ているので、定期券入れから定期券が脱落することなく、また定期券の出し入れ を簡易迅速に行え、外観を向上させることができる。
【0012】
【考案の実施の形態】
以下本考案に係る定期券入れの構造を図面を参照して詳述する。 図1乃至図3には、本考案の実施の形態の概略が夫々示されており、定期券入 れ11は、合成樹脂材等から一体に形成され、弾力性を有する合成樹脂材等から 形成された定期券10を載置可能な基板13と、この基板13の一側に設けられ たクリップ部15とを備えている。
【0013】 図1に示す如く定期券10を、載置可能な基板13は略長方形状に形成され、 基板13の短辺側の一側の上下両面に複数のクリップ部15が形成されている。 尚、クリップ部15は上下に形成するものに限定されず、上下何れか1個であっ てもよい。また本実施の形態では、複数のクリップ部15を上下対称に形成した が、上下で大きさを変えることもできる。
【0014】 前記基板13の短辺側の他側が円弧状端部13aに形成されている。また基板 13の長辺側の両側部にガイド用の突起片17が夫々形成され、このガイド用の 突起片17の端部17aが外方に斜めとなるように拡がって形成され、定期券1 0の挿入を容易にしている。
【0015】 前記クリップ部15は基板13の一側より立上がる立上り片21と、この立上 り片21の上端より前記基板13の一側と対向するように延びる水平状の係止片 23とから形成されている。
【0016】 前記係止片23の裏面側に第1の係止突起25が形成され、この第1の係止突 起25は、図2に示す如く、定期券10の挿入方向と直交する方向に長い突条の 状態で形成されている。尚、第1の係止突起25は、突条でなくてもよく、複数 の突起であってもよい。
【0017】 前記基板13の一側に第2の係止突起27が形成され、この第2の係止突起2 7は第1の係止突起25よりも立上り片21に近接した位置に形成され、前記第 1の係止突起25と適宜の間隔を置いて対向するように形成されている。前記第 1の係止突起25と第2の係止突起27間で前記弾力性を有する定期券10の端 部が挟持されるように形成されている。
【0018】 尚、基板13,クリップ部15の形状は図示のものに限定されるものではなく 、種々変更することができ、例えばクリップ部15の形状を唇の形状とすること もでき、また第1の係止突起25と第2の係止突起27の突出量も適宜調節する ことにより挟持力を変化させることができる。
【0019】 この定期券入れ11を使用する場合には、基板13の円弧状端部13a側より 定期券10を基板13に載置し、定期券10の端部をクリップ部15側に押圧す ることにより、前記第1の係止突起25と第2の係止突起27間で前記弾力性を 有する定期券10の端部を挟持させることができる。
【0020】 また、定期券10を取出す場合には、基板13上に載置された定期券10をク リップ部15とは反対側に押圧、または押出すことにより、簡易に定期券10を 取出すこともできる。
【0021】
【考案の効果】
以上が本考案に係る定期券入れの構造の実施の形態であるが、本考案の請求項 1に記載の定期券入れの構造によれば、基板の短辺側の一側に前記クリップ部が 形成され、前記基板の長辺側の両側部にガイド用の突起片が形成され、前記クリ ップ部は基板の一側より立上がる立上り片と該立上り片の上端より前記基板の一 側と対向するように延びる係止片とからなり、前記係止片の裏面側に係止突起が 形成され、該係止突起と基板間で前記定期券の端部が挟持されるようになされて いるので、定期券入れから弾力性を有する定期券が脱落することなく、また定期 券の出し入れを簡易迅速に行え、外観を向上させることができる。
【0022】 また、本考案の請求項2に記載の定期券入れの構造によれば、基板の短辺側の 一側に前記クリップ部が形成され、短辺側の他側が円弧状に形成され、前記基板 の長辺側の両側部にガイド用の突起片が形成され、前記クリップ部は基板の一側 より立上がる立上り片と該立上り片の上端より前記基板の一側と対向するように 延びる係止片とからなり、前記係止片の裏面側に第1の係止突起が形成され、前 記基板の一側に第2の係止突起が形成され、前記第1の係止突起と第2の係止突 起間で前記定期券の端部が挟持されるようになされているので定期券入れから弾 力性を有する定期券が脱落するのを更に防止することができ、また定期券の出し 入れを簡易迅速に行え、外観を向上させることができる。
【0023】 本考案の請求項3に記載の定期券入れの構造によれば、基板の短辺側の一側の 上下両面に複数のクリップ部が形成され、前記基板の長辺側の両側部に上下方向 に延びるガイド用の突起片が夫々形成され、前記クリップ部は基板の一側より上 下方向に延びる立上り片と該立上り片の先端より前記基板の一側と対向するよう に夫々延びる上下一対の係止片とからなり、前記上下一対の係止片の裏面側に第 1の係止突起が夫々形成され、前記基板の一側の上下両面に第2の係止突起が夫 々形成され、前記基板の上下両面のクリップ部の第1の係止突起と前記基板の上 下両面の第2の係止突起間で複数の定期券の端部が夫々挟持されるようになされ ているので、基板の上下両面に複数の定期券を収納保持することができ、定期券 入れから弾力性を有する定期券が脱落するのを更に防止することができ、また定 期券の出し入れを簡易迅速に行え、外観を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る定期券入れの斜視図。
【図2】本考案に係る定期券入れの平面図。
【図3】本考案に係る定期券入れの図2のX−X線断面
図。
【符号の説明】
10 定期券 11 定期券入れ 13 基板 13a 円弧状端部 15 クリップ部 17 突起片 17a 端部 21 立上り片 23 係止片 25 第1の係止突起 27 第2の係止突起

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定期券を載置可能な基板と、該基板の一
    側に設けられたクリップ部とを備える定期券入れにおい
    て、前記基板の短辺側の一側に前記クリップ部が形成さ
    れ、前記基板の長辺側の両側部にガイド用の突起片が形
    成され、前記クリップ部は基板の一側より立上がる立上
    り片と該立上り片の上端より前記基板の一側と対向する
    ように延びる係止片とからなり、前記係止片の裏面側に
    係止突起が形成され、該係止突起と基板間で前記定期券
    の端部が挟持されるようになされていることを特徴とす
    る定期券入れの構造。
  2. 【請求項2】 定期券を載置可能な基板と、該基板の一
    側に設けられたクリップ部とを備える定期券入れにおい
    て、前記基板の短辺側の一側に前記クリップ部が形成さ
    れ、短辺側の他側が円弧状に形成され、前記基板の長辺
    側の両側部にガイド用の突起片が形成され、前記クリッ
    プ部は基板の一側より立上がる立上り片と該立上り片の
    上端より前記基板の一側と対向するように延びる係止片
    とからなり、前記係止片の裏面側に第1の係止突起が形
    成され、前記基板の一側に第2の係止突起が形成され、
    前記第1の係止突起と第2の係止突起間で前記定期券の
    端部が挟持されるようになされていることを特徴とする
    定期券入れの構造。
  3. 【請求項3】 定期券を載置可能な基板と、該基板の一
    側に設けられたクリップ部とを備える定期券入れにおい
    て、前記基板の短辺側の一側の上下両面に複数のクリッ
    プ部が形成され、前記基板の長辺側の両側部に上下方向
    に延びるガイド用の突起片が夫々形成され、前記クリッ
    プ部は基板の一側より上下方向に延びる立上り片と該立
    上り片の先端より前記基板の一側と対向するように夫々
    延びる上下一対の係止片とからなり、前記上下一対の係
    止片の裏面側に第1の係止突起が夫々形成され、前記基
    板の一側の上下両面に第2の係止突起が夫々形成され、
    前記基板の上下両面のクリップ部の第1の係止突起と前
    記基板の上下両面の第2の係止突起間で複数の定期券の
    端部が夫々挟持されるようになされていることを特徴と
    する定期券入れの構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013511359A (ja) * 2009-11-21 2013-04-04 カ−ドウエア エルエルシー パーソナルカードに使用するための多目的補助メンバー
KR20220080277A (ko) * 2020-12-07 2022-06-14 플러스엑스 주식회사 카드케이스

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