JP3005528U - チケット保持具 - Google Patents
チケット保持具Info
- Publication number
- JP3005528U JP3005528U JP1994007413U JP741394U JP3005528U JP 3005528 U JP3005528 U JP 3005528U JP 1994007413 U JP1994007413 U JP 1994007413U JP 741394 U JP741394 U JP 741394U JP 3005528 U JP3005528 U JP 3005528U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ticket
- pin
- lid
- lid portion
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スキー場、遊園地等で使用するチケット保持
器をバンドに取付け容易でチケットの着脱も容易なもの
にする。 【構成】 チケットクリップ10の一方に取付け片1
4,14と支持部17を設け、取付け片14に横フック
15、支持部17にピン18,18を設ける。薄肉の可
撓部13で連設される蓋部12にピン穴22,22を設
け、両部17,22を閉じるための縦フック19と係止
穴26を設ける。取付け片14は表シート6の切り穴8
に挿入し、横フック15を表シート6の下にすることに
より凹部を切り穴に係止してチケットクリップ10をバ
ンド1に取付け、支持部17上にチケットを置き蓋部1
2を閉じてチケットを貫くピン18でチケットを保持す
る。
器をバンドに取付け容易でチケットの着脱も容易なもの
にする。 【構成】 チケットクリップ10の一方に取付け片1
4,14と支持部17を設け、取付け片14に横フック
15、支持部17にピン18,18を設ける。薄肉の可
撓部13で連設される蓋部12にピン穴22,22を設
け、両部17,22を閉じるための縦フック19と係止
穴26を設ける。取付け片14は表シート6の切り穴8
に挿入し、横フック15を表シート6の下にすることに
より凹部を切り穴に係止してチケットクリップ10をバ
ンド1に取付け、支持部17上にチケットを置き蓋部1
2を閉じてチケットを貫くピン18でチケットを保持す
る。
Description
【0001】
本考案は、スキー場、遊園地等でリフトなどの乗物やパビリオンを利用するた めの一日券、回数券等のチケット類を保持するためのチケット保持具に関する。
【0002】
チケットを保持又は点検し易いように腕バンドに吊り下げるようにしたものは 従来知られているが、この種のものは、腕バンドに分離不能に取付けられるのが 一般で、チケットが使用済みになると腕バンドと共に廃棄されるものが多い。
【0003】
本考案は、チケットを挟持するクリップにチケットを着脱でき、また該クリッ プを腕バンドに着脱できるようにして繰返して使用できるようにし、かつクリッ プと腕バンドの組付け、チケットの着脱を容易にすることを課題とする。
【0004】
前記課題を解決するための第1の手段は、請求項1に記載したとおり、合成樹 脂材よりなり、薄肉の可撓部を介して接続した基板部と蓋部とを備え、前記基板 部には、該基板部から両側に伸びる一対の取付け片と一つの支持部とが連設され 、前記支持部には先細のピンが立設され、前記蓋部には前記ピンが進入できるピ ン穴を備え、前記基板部と蓋部に互いに係合できる縦フックと止め穴を備えるこ とを特徴とする。
【0005】 また第2の手段は、請求項2に記載したとおり、合成樹脂材よりなり、薄肉の 可撓部を介して接続した基板部と蓋部とを備え、前記基板部には、該基板部から 両側に伸びる一対の取付け片と一つの支持部とが連設され、前記支持部の両端近 くにはそれぞれ先細のピンが立設され、前記蓋部には前記ピンが進入できるピン 穴を備え、前記基板部と蓋部に互いに係合できる縦フックと止め穴を備え、蓋部 の外形が長楕円であることを特徴とする。
【0006】 更に第3の手段は、請求項3に記載したとおり、合成樹脂材よりなり、薄肉の 可撓部を介して接続した基板部と蓋部とを備え、前記基板部には、該基板部から 両側に伸びる一対の取付け片と一つの支持部とが連設され、前記支持部には先細 のピンが立設され、前記蓋部には前記ピンが進入できるピン穴を備え、前記基板 部と蓋部に互いに係合できる縦フックと止め穴を備え、前記一対の取付け片の内 端側に内向きの横フックを備え、取付け片のそれぞれを腕バンドに設けた一対の 切り穴に挿入し、前記横フックを切り穴の内側縁に係止したことを特徴とする。
【0007】
前記請求項1の手段によれば、取付け片を適宜の固着手段で腕バンドに取付け 、基板部にチケットを置いて蓋部を押し重ねると、チケットはピンで穿孔され、 ピンはピン穴に進入した状態で縦フックと止め穴が係止されてチケットは保持さ れる。
【0008】 請求項2の手段によれば、チケットを支持部の両端の2本のピンで保持される ため強い保持力で係止され、蓋体は外形が長楕円のため他人と接触することがあ っても痛みを与えない。
【0009】 請求項3の手段によれば、各取付け片が腕バンドに切り穴に挿入すると、取付 け片に設けた横フックが切り穴の内側縁に係止されて外れなくなる。したがって 、別の固着部材を用いることなく、取付け片を腕バンドに簡単に取付けることが できる。
【0010】
以下図面を参照して本考案の実施例を説明する。図1において1は腕バンド、 2はケース、3はゴムバンド、4はケース2とゴムバンドの止め具である。ケー ス2は、不透明の裏シート5に透明の表シート6を周縁で溶着したもので、表シ ート6の上部は、折返しできる雨蓋7となっている。そして、表シート6に2本 の切り穴8,8が開けられ、この切り穴8,8を利用してチケットクリップ10 が取付けられている。
【0011】 チケットクリップ10は、合成樹脂材で成形され、基板部11と蓋部12が薄 肉の可撓部13で開閉自在に接続されている。基板部11には、その両側から該 基板部11よりやや薄くされて弾性をもつ取付け片14,14が突設されており 、該取付け片14における可撓部13と反対の側すなわち前側には基板部11を 向く横フック15が設けられ、その後方に凹部16が形成されている。図中14 1 ,142は取付け片14の内面に突設した補強用の突条である。
【0012】 基板部11の前部には両側へ伸びる支持部17が連設され、その両端に先細の ピン18が立設されている。また、基板部11の中央には縦フック19が立設さ れており、該縦フック19の係止部191はその後面に設けられ、前面には突部 20が突設されている。
【0013】 蓋部12は、長楕円形をなして縁部21で囲まれ、該縁部21とこれに連設さ れた縁により2個のピン穴22が設けられ、縁部21の前端には凹入部211( 図2)が設けられ、蓋部12を開けるとき工具又はコインの一部を該凹入部211 と支持部17の間に入れてこじることができるようにされている。また補強用 に横方向の長短のリブ23,24と前後方向の一対のリブ25が設けられ、該リ ブ25,25間に係止穴26が開けられている。この係止穴26は、後面中間に 段部を有し、可撓部13を撓ませて図2に示すように蓋部12を基板部11に重 ねたとき、該段部に前記縦フック19の係止部191が係止され、突部20がリ ブ24に圧接して該リブ24の弾力で係止力を補強する。
【0014】 このチケットクリップ10をバンド2に取付けるには、表シート6に設けた前 記切り穴8,8を利用して取付けられる。図3に示すように、取付け片14を切 り穴8に挿入し、横フック15を切り穴8の内側縁81の下面に位置させるよう に少し戻すと、横フック15の凹部16が内側縁81に掛け止められて抜けなく なる。反対側(右側)の取付け片14を係止させるには、その取付け片14を湾 曲させて先端を右側の切り穴8に入れてから扁平に復元させ、横フック15の先 端を切り穴8の内側縁、下面に戻し、凹部16を内側縁81に係合される。
【0015】 かくすることにより、チケットクリップ10は腕バンド2に取付けられるから 、チケット28の上端側を支持部17上に置き、図4に示すように蓋部12を押 し下げて縦フック19に係止穴26を係合させることによりチケット28はピン 18で穿孔されてこれに嵌着し、蓋部12で抑えられて離脱しなくなる。
【0016】 したがってこの腕バンド1を腕に装着することにより、リフトなどの乗物の利 用、パビリオンへの入場が自由にできることになる。
【0017】 なお、チケット28は、予めピン18の位置に穿孔されたものであってよく、 また、ピン18及びピン穴22は、前記の2個に限らず1個又は3個以上であっ てもよい。
【0018】 更に、チケットクリップ10とバンド1を、横フック15と切り穴8の係合に より取付けているが、横フック15を使用せず、又は設けずに取付け片14と腕 バンド1をリベット状の固着具で一体にすることもでき、また、腕バンド1とし てケース2をもたない単純な構造のバンドを用いることもできる。
【0019】
以上により、請求項1の手段によれば、取付け片を適宜の手段で腕バンドに取 付けておき、支持部と蓋部の間にチケットを入れて押圧すれば、両部は互いに係 止されると共にチケットをピン止めすることができ、両部を強制的に開くことに よりチケットを交換することができる。
【0020】 また、請求項2の手段によれば、チケットが離れた位置にある二つのピンで取 付けられるので、ぐらつくことなく保持され、かつ蓋部が長楕円形で角張らない ので他人と衝突することがあっても痛みを与えることがない。
【0021】 更に、請求項3の手段によれば、チケットクリップを取付け片の横フックでバ ンドに取付けるので、取付け用の別部品が不要で安価であり、取付け作業も簡単 で能率よく組付けができる利点を有する。
【図1】 本考案の実施例のクリップ開放時の斜視図
【図2】 同上クリップ閉鎖時の斜視図
【図3】 取付け片の作用説明図
【図4】 チケット取付け時の正面図
1 腕バンド 2 ケース 6 表シート 8 切り穴 10 チケットクリップ 11 基板部 12 蓋部 13 可撓部 14 取付け片 15 横フック 16 凹部 17 支持部 18 ピン 19 縦フック 22 ピン穴 26 係止穴
Claims (3)
- 【請求項1】 合成樹脂材よりなり、薄肉の可撓部を介
して接続した基板部と蓋部とを備え、前記基板部には、
該基板部から両側に伸びる一対の取付け片と一つの支持
部とが連設され、前記支持部には先細のピンが立設さ
れ、前記蓋部には前記ピンが進入できるピン穴を備え、
前記基板部と蓋部に互いに係合できる縦フックと止め穴
を備えることを特徴とするチケット保持具。 - 【請求項2】合成樹脂材よりなり、薄肉の可撓部を介し
て接続した基板部と蓋部とを備え、前記基板部には、該
基板部から両側に伸びる一対の取付け片と一つの支持部
とが連設され、前記支持部の両端近くにはそれぞれ先細
のピンが立設され、前記蓋部には前記ピンが進入できる
ピン穴を備え、前記基板部と蓋部に互いに係合できる縦
フックと止め穴を備え、蓋部の外形が長楕円であること
を特徴とするチケット保持具。 - 【請求項3】合成樹脂材よりなり、薄肉の可撓部を介し
て接続した基板部と蓋部とを備え、前記基板部には、該
基板部から両側に伸びる一対の取付け片と一つの支持部
とが連設され、前記支持部には先細のピンが立設され、
前記蓋部には前記ピンが進入できるピン穴を備え、前記
基板部と蓋部に互いに係合できる縦フックと止め穴を備
え、前記一対の取付け片の内端側に内向きの横フックを
備え、取付け片のそれぞれを腕バンドに設けた一対の切
り穴に挿入し、前記横フックを切り穴の内側縁に係止し
たことを特徴とするチケット保持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994007413U JP3005528U (ja) | 1994-06-23 | 1994-06-23 | チケット保持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994007413U JP3005528U (ja) | 1994-06-23 | 1994-06-23 | チケット保持具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3005528U true JP3005528U (ja) | 1995-01-10 |
Family
ID=43141422
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994007413U Expired - Lifetime JP3005528U (ja) | 1994-06-23 | 1994-06-23 | チケット保持具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3005528U (ja) |
-
1994
- 1994-06-23 JP JP1994007413U patent/JP3005528U/ja not_active Expired - Lifetime
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