JP3049846B2 - 垂直磁気記録ヘッドおよびその調整方法 - Google Patents

垂直磁気記録ヘッドおよびその調整方法

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JP3049846B2 JP3173519A JP17351991A JP3049846B2 JP 3049846 B2 JP3049846 B2 JP 3049846B2 JP 3173519 A JP3173519 A JP 3173519A JP 17351991 A JP17351991 A JP 17351991A JP 3049846 B2 JP3049846 B2 JP 3049846B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスク装置に於
ける磁気記録ヘッドの構造に関する。磁気ディスク装置
には、記録の高速化と高密度化が要望されており、記録
方法も従来の水平記録方法に対して垂直記録方法がコン
タクトレコーディングに向いているとして注目されてい
る。
【0002】又、記録の高密度化に依って装置の小型化
が実現出来る。本発明が対象とする垂直磁気記録ヘッド
1は、直径3.5 インチ程の磁気ディスクを使用する小型
のコンタクトレコーディング磁気ディスク装置に適用さ
れる。
【0003】
【従来の技術】本発明が適用される磁気ディスク装置
は、図4の側面図に示す如く磁気ディスク装置は、磁気
ディスク2と、磁気ディスク2を回転するスピンドル3
と、磁気ディスク2の両面に接触する垂直磁気記録ヘッ
ド1と、垂直磁気記録ヘッド1を保持するキャリッジ4
及び垂直磁気記録ヘッド1をシークするボイスコイルモ
ータ5等から成る。
【0004】垂直磁気記録ヘッド1はバー6の後端部が
キャリッジ4のアーム4aに接着で固定されている。垂
直磁気記録ヘッド1は、図5の平面図及び図6の側面図
に示す如く、幅500μm 、厚さ50μm 、長さ10mm程の例
えばアルミナ製のバー6の先端にカーボン製のパッド部
7を設け、図7の要部拡大図に示す如く、リード・ライ
ト用磁極8をスパッタ等の方法で形成したものである。
【0005】この垂直磁気ヘッドは、例えば、Data Str
age 90An International Forum:September 10-12;1990
Fairmont Hotel San jose、CaliforniaにてCenstor Cor
poration が発表したものである。
【0006】本発明が適用される垂直磁気記録ヘッド1
は、磁気ディスク2に対して浮上すること無く、磁気デ
ィスク2の面に直接圧接し摺動してリード/ライトを行
う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】垂直磁気記録ヘッド1
は、取付け精度に依ってパッド部7が片当たりし、磁極
8が磁気ディスク1の面にうまく接触しないことが有
る。
【0008】すると、リード/ライト特性のばらつきの
みならず、垂直磁気記録ヘッド1の耐久性(磨耗速度の
ばらつき)にも影響をもたらすと言う問題点があった。
本発明は、リード・ライト用の垂直磁気記録ヘッドが磁
気記録媒体に片当たりすることの防止を目的とするもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に於いては図1の
要部拡大図に示す如く、バー9と、バー9の先端に備え
られたパッド7と、バー9及びパッド7を通じて形成さ
れたリード・ライト用磁極8と、リード・ライト用磁極
8の片側或いは両側に備えられた位置決め用磁極10とを
有して成るもので、位置決め用磁極10は、磁気記録媒体
2の面に対してリード・ライト用磁極8より後退した位
置にある。そして磁気記録媒体2から読み取る位置決め
用磁極10の出力に依ってリード・ライト用磁極8の磁気
記録媒体2の面に対する平行度を検知するようにしたも
のである。
【0010】
【作用】リード・ライト用磁極が磁気記録媒体に対して
平行なる時の位置決め用磁極の出力を磁気記録媒体から
読み取り予め閾値として記憶しておく。
【0011】従って、組立て時の平行度合わせも位置決
め用磁極の出力を閾値と比較することでリード・ライト
用磁極が磁気記録媒体に対して平行か否かを検知するこ
とが出来る。
【0012】又、リード・ライト用磁極の両側に位置決
め用磁極が有る場合は、双方の出力を比較し、同等にな
ったらリード・ライト用磁極が磁気記録媒体に対して平
行であると検知する。
【0013】片当たりしていると検知された場合は、キ
ャリッジのアームを変形して位置決め用磁極の出力が適
正になるようにバーの取付け角度を調整する。調整時、
位置決め用磁極はリード・ライト用磁極に対して後退し
ていて磁気記録媒体に対して空間を有する為に作業が容
易に行える。
【0014】
【実施例】本発明に於いては図1の要部拡大図に示す如
く、バー9と、バー9の先端に備えられたパッド7と、
バー9とパッド7とを貫通するように備えられたリード
・ライト用磁極8と、リード・ライト用磁極8の片側或
いは両側に備えられた位置決め用磁極10とを有して成る
もので、位置決め用磁極10は、磁気記録媒体2の面に対
してリード・ライト用磁極8より後退した位置にある。
【0015】そして磁気記録媒体(磁気ディスク)2か
ら読み取る位置決め用磁極10の出力に依ってリード・ラ
イト用磁極8の磁気記録媒体2の面に対する平行度を検
知するようにしたものである。
【0016】位置決め用磁極10は、リード出力が大きく
なるようにコア幅をリード・ライト用磁極8のコア幅の
2〜3倍にするのが望ましい。検知方法は、組立てに際
して先ずリード・ライト用磁極8が磁気ディスク2に対
して情報の記録を行うと同時に、位置決め用磁極10でそ
のリード用情報の記録を行う。
【0017】次にリード・ライト用磁極8が磁気ディス
ク2に対して平行なる時、即ち、出力が最大なる時の位
置決め用磁極10の出力を磁気ディスク2からモニターで
読み取り、予め閾値として記憶しておく。
【0018】従って、組立て時の平行度合わせは、組立
ての都度図2の図表に示す如く位置決め用磁極10の出力
をモニターで読み取り、予て記憶しておいた閾値と比較
することで、リード・ライト用磁極8が磁気ディスク2
に対して平行か否かを検知するようにする。
【0019】又、リード・ライト用磁極8の両側に位置
決め用磁極10を備えた場合は、図3の図表に示す如く、
双方の位置決め用磁極10の出力を比較し、出力が同等に
なったらリード・ライト用磁極8が磁気ディスク2に対
して平行であると検知する。
【0020】片当たりしている場合は、図4に示すキャ
リッジ4のアーム4aを変形して位置決め用磁極10の出
力が適正になるようにバー9の磁気ディスク2に対する
取付け角度を調整する。
【0021】この時、位置決め用磁極10がリード・ライ
ト用磁極8に対して後退しており、磁気ディスク2の面
に対して空間が有る為に作業が容易に行える。
【0022】
【発明の効果】本発明に依って、部品の精度がそれほど
良くなくてもリード・ライト用の垂直磁気記録ヘッドが
磁気記録媒体に片当たりすることが防止されるようにな
り、リード/ライト特性のばらつきが無くなり、垂直磁
気記録ヘッドの耐久性も向上する等、経済上及び産業上
に多大の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の垂直磁気記録ヘッドの要部拡大図、
【図2】 本発明の垂直磁気記録ヘッドの位置決め用磁
極の出力を閾値と比較する図、
【図3】 本発明の垂直磁気記録ヘッドで位置決め用磁
極が複数有る場合の出力を比較する図、
【図4】 本発明が適用される磁気ディスク装置の側面
図、
【図5】 従来の垂直磁気記録ヘッドの平面図、
【図6】 従来の垂直磁気記録ヘッドの側面図、
【図7】 従来の垂直磁気記録ヘッドの要部拡大図、
【符号の説明】
2 磁気記録媒体(磁気ディスク)、 4 キャリッ
ジ、4a アーム、 7 パッド、8 リード・ライ
ト用磁極、 9 バー、10 位置決め用磁
極、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 5/48 - 5/49 G11B 5/127 G11B 21/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アームに接続されたバーと、バーの先端
    で且つ、バーの磁気記録媒体との対向面側に突出したパ
    ッドと、パッドに形成されたリード・ライト用磁極と、
    バーの先端で且つ、バーの幅方向の両側又は片側で且
    つ、磁気記録媒体との対向面側で且つ、リード・ライト
    用磁極より後退した位置にリード・ライト用磁極の磁気
    記録媒体に対する平行度を検知する位置決め用磁極を備
    えたことを特徴とする垂直磁気記録ヘッド。
  2. 【請求項2】 アームに接続されたバーと、バーの先端
    で且つ、バーの磁気記録媒体との対向面側に突出したパ
    ッドと、パッドに形成されたリード・ライト用磁極と、
    バーの先端で且つ、バーの幅方向の片側で且つ、記録媒
    体との対向面側で且つ、リード・ライト用磁極より後退
    した位置に位置決め用磁極を備えた垂直磁気記録ヘッド
    の調整方法において、 リード・ライト用磁極の磁気記録媒体に対する平行度検
    知時に、位置決め用磁極の出力と所定の値とを比較手段
    で比較し、 比較の結果、所定の値と位置決め用磁極の出力とが異な
    る場合は、位置決め用磁極の出力が所定の値と同等とな
    るようにアームを変形させて、バーの磁気記録媒体に対
    する取付け角度を変えることを特徴とする垂直磁気記録
    ヘッドの調整方法。
  3. 【請求項3】 アームに接続されたバーと、バーの先端
    で且つ、バーの磁気記録媒体との対向面側に突出したパ
    ッドと、パッドに形成されたリード・ライト用磁極と、
    バーの先端で且つ、バーの幅方向の両側で且つ、記録媒
    体との対向面側で且つ、リード・ライト用磁極より後退
    した位置に位置決め用磁極を備えた垂直磁気記録ヘッド
    の調整方法において、 リード・ライト用磁極の磁気記録媒体に対する平行度検
    知時に、両側の位置決め用磁極の出力を比較手段で比較
    し、 比較の結果、双方の出力が異なる場合は、双方の出力が
    同等となるようにアームを変形させて、バーの磁気記録
    媒体に対する取付け角度を変えることを特徴とする垂直
    磁気記録ヘッドの調整方法。
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