JPH0527180B2 - - Google Patents
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- JPH0527180B2 JPH0527180B2 JP59197643A JP19764384A JPH0527180B2 JP H0527180 B2 JPH0527180 B2 JP H0527180B2 JP 59197643 A JP59197643 A JP 59197643A JP 19764384 A JP19764384 A JP 19764384A JP H0527180 B2 JPH0527180 B2 JP H0527180B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/58—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/488—Disposition of heads
- G11B5/4886—Disposition of heads relative to rotating disc
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明は磁気ヘツド装置、特に可撓性磁気記録
媒体を使用する磁気記録及び1又は再生装置用の
磁気ヘツド装置であつて、記録媒体に対する当接
面及び磁気ギヤツプを有し、弾性的に支持された
磁気ヘツド・ユニツトと、記録媒体に対する当接
面を有し、記録媒体を挟んで磁気ヘツド・ユニツ
トと対向するように設けられた対向部材と、磁気
ヘツド・ユニツトをその所定の部分において対向
部材側に押圧するための押圧部材とを具えた磁気
ヘツド装置に関するものである。
媒体を使用する磁気記録及び1又は再生装置用の
磁気ヘツド装置であつて、記録媒体に対する当接
面及び磁気ギヤツプを有し、弾性的に支持された
磁気ヘツド・ユニツトと、記録媒体に対する当接
面を有し、記録媒体を挟んで磁気ヘツド・ユニツ
トと対向するように設けられた対向部材と、磁気
ヘツド・ユニツトをその所定の部分において対向
部材側に押圧するための押圧部材とを具えた磁気
ヘツド装置に関するものである。
例えば、フレキシブル磁気デイスクの両面に対
して信号の記録再生を行なう記録再生装置におけ
る磁気ヘツド装置として特に必要とされること
は、第1に回転し、揺動する磁気デイスクの記録
面に対して磁気ヘツド・ユニツト磁気ギヤツプを
安定的に密着させ、分解能の劣化及び出力の不安
定化等を防ぐことであり、第2には磁気ヘツド・
ユニツトと磁気デイスクを密着させても磁気デイ
スクの磁性層を損傷させないように、磁気ヘツ
ド・ユニツトの磁気デイスクに対する当接平面及
び縁等をできるだけ滑らかに仕上げることであ
る。又、第3として、前述の2つのことをできる
だけ小さい押圧力で実現させることも、磁気デイ
スクの回転に必要な駆動パワーを小さくし、電力
消費を軽減する面から重要である。
して信号の記録再生を行なう記録再生装置におけ
る磁気ヘツド装置として特に必要とされること
は、第1に回転し、揺動する磁気デイスクの記録
面に対して磁気ヘツド・ユニツト磁気ギヤツプを
安定的に密着させ、分解能の劣化及び出力の不安
定化等を防ぐことであり、第2には磁気ヘツド・
ユニツトと磁気デイスクを密着させても磁気デイ
スクの磁性層を損傷させないように、磁気ヘツ
ド・ユニツトの磁気デイスクに対する当接平面及
び縁等をできるだけ滑らかに仕上げることであ
る。又、第3として、前述の2つのことをできる
だけ小さい押圧力で実現させることも、磁気デイ
スクの回転に必要な駆動パワーを小さくし、電力
消費を軽減する面から重要である。
以上は一般的に磁気ヘツドとして必要な磁気回
路特性の他に磁気デイスクの両面に信号を記録再
生する磁気ヘツド装置の持つべき要点を述べたも
のであるが、従来の磁気ヘツド装置もこの要点を
満足させるべく一応の工夫がなされてきた。
路特性の他に磁気デイスクの両面に信号を記録再
生する磁気ヘツド装置の持つべき要点を述べたも
のであるが、従来の磁気ヘツド装置もこの要点を
満足させるべく一応の工夫がなされてきた。
しかし、第2の点である磁気ヘツド・ユニツト
のデイスク当接面の仕上げについては充分な水準
に達してはいるものの、第1の点についてはまだ
不満足であり、従つて磁気デイスクに対する磁気
ヘツド・ユニツトの押圧力を十分に減らすには到
つていないのが現状であり、従つて、第3の点に
ついても不満足な状態である。
のデイスク当接面の仕上げについては充分な水準
に達してはいるものの、第1の点についてはまだ
不満足であり、従つて磁気デイスクに対する磁気
ヘツド・ユニツトの押圧力を十分に減らすには到
つていないのが現状であり、従つて、第3の点に
ついても不満足な状態である。
〔目的〕
本発明は斯かる事情に鑑みて為されたもので、
冒頭に述べたような、可撓性磁気記録媒体に対す
る当接面及び磁気ギヤツプを有し、弾性的に支持
された磁気ヘツド・ユニツトと、記録媒体に対す
る当接面を有し、記録媒体を挟んで磁気ヘツド・
ユニツトと対向するように設けられた対向部材
と、磁気ヘツド・ユニツトをその所定の部分にお
いて対向部材側に押圧するための押圧部材とを具
えた磁気ヘツド装置として、磁気ヘツド・ユニツ
トに与えるべき対向部材に対する附勢力が小さく
ても記録媒体に対する磁気ヘツド・ユニツトの当
接状態が安定化され、磁気ギヤツプと記録媒体と
の間のスペーシング・ロスが減少される様にした
新規な磁気ヘツド装置を提供することを目的とす
るものである。
冒頭に述べたような、可撓性磁気記録媒体に対す
る当接面及び磁気ギヤツプを有し、弾性的に支持
された磁気ヘツド・ユニツトと、記録媒体に対す
る当接面を有し、記録媒体を挟んで磁気ヘツド・
ユニツトと対向するように設けられた対向部材
と、磁気ヘツド・ユニツトをその所定の部分にお
いて対向部材側に押圧するための押圧部材とを具
えた磁気ヘツド装置として、磁気ヘツド・ユニツ
トに与えるべき対向部材に対する附勢力が小さく
ても記録媒体に対する磁気ヘツド・ユニツトの当
接状態が安定化され、磁気ギヤツプと記録媒体と
の間のスペーシング・ロスが減少される様にした
新規な磁気ヘツド装置を提供することを目的とす
るものである。
以下、上記の目的を達成するために本発明に於
て論じた手段について実施例により例示説明す
る。
て論じた手段について実施例により例示説明す
る。
先ず、第1図により従来の斯種磁気ヘツド装置
の一例について説明する。
の一例について説明する。
図において、1は磁気ヘツド装置の全体を示
し、2はキヤリツジで、不図示の駆動手段により
図中左右方向に駆動される。上述の対向部材に相
当する第1の磁気ヘツド・ユニツト3はフレキシ
ブル磁気デイスク5に対するその当接平面(以
下、当接面と言う)がデイスク5とほぼ同じ高さ
でデイスク面と接触するか、若しくは、ややデイ
スク面を押し上げるような位置でデイスク面と接
触する様に金属プレート4を介してキヤリツジ2
に固定されている。これによつて、回転時のデイ
スク5の揺動、或は不図示の、デイスク5を回転
スピンドルにクランプするクランプ手段のクラン
プ高さの誤差等が位置を固定された第1のヘツ
ド・ユニツト3の当接面により矯正され、第1の
ヘツド・ユニツト3の当接面を基準にデイスク5
の位置が一定の範囲内に位置決めされることにな
る。
し、2はキヤリツジで、不図示の駆動手段により
図中左右方向に駆動される。上述の対向部材に相
当する第1の磁気ヘツド・ユニツト3はフレキシ
ブル磁気デイスク5に対するその当接平面(以
下、当接面と言う)がデイスク5とほぼ同じ高さ
でデイスク面と接触するか、若しくは、ややデイ
スク面を押し上げるような位置でデイスク面と接
触する様に金属プレート4を介してキヤリツジ2
に固定されている。これによつて、回転時のデイ
スク5の揺動、或は不図示の、デイスク5を回転
スピンドルにクランプするクランプ手段のクラン
プ高さの誤差等が位置を固定された第1のヘツ
ド・ユニツト3の当接面により矯正され、第1の
ヘツド・ユニツト3の当接面を基準にデイスク5
の位置が一定の範囲内に位置決めされることにな
る。
一方、第2の磁気ヘツド・ユニツト8を取付け
たアーム6はその尾端の板ばね6aにおいて前記
キヤリツジ2の一端にスプリング支柱10ととも
にネジ12で固定されている。アーム6と押え板
10の間にはスプリング11が介装されて第2の
磁気ヘツド・ユニツト8を磁気デイスク5及び第
1の磁気ヘツド・ユニツト3側へ附勢するように
なつている。第2の磁気ヘツド・ユニツト8のデ
イスク当接面は、デイスク5を第1の磁気ヘツ
ド・ユニツト3の当接面に沿つて圧接可能でなけ
ればならず、又、デイスク5の揺動に対しても追
随できなければならない。そのために、第2の磁
気ヘツド・ユニツト8はジンバル・プレート9を
介してアーム6に支持されており、且つ、その中
央部をアーム6に設けた押圧部材である押圧ピン
7で押圧し、この点を中心として第2の磁気ヘツ
ド・ユニツト8の当接面は全ての方向に回転的揺
動が可能となるように工夫されている。
たアーム6はその尾端の板ばね6aにおいて前記
キヤリツジ2の一端にスプリング支柱10ととも
にネジ12で固定されている。アーム6と押え板
10の間にはスプリング11が介装されて第2の
磁気ヘツド・ユニツト8を磁気デイスク5及び第
1の磁気ヘツド・ユニツト3側へ附勢するように
なつている。第2の磁気ヘツド・ユニツト8のデ
イスク当接面は、デイスク5を第1の磁気ヘツ
ド・ユニツト3の当接面に沿つて圧接可能でなけ
ればならず、又、デイスク5の揺動に対しても追
随できなければならない。そのために、第2の磁
気ヘツド・ユニツト8はジンバル・プレート9を
介してアーム6に支持されており、且つ、その中
央部をアーム6に設けた押圧部材である押圧ピン
7で押圧し、この点を中心として第2の磁気ヘツ
ド・ユニツト8の当接面は全ての方向に回転的揺
動が可能となるように工夫されている。
このような配慮にもかかわらず、従来の斯種磁
気ヘツド装置にあつては、その磁気ヘツド出力の
性質は、第1の磁気ヘツド・ユニツト3に比較し
て第2の磁気ヘツド・ユニツト8、即ち、ジンバ
ル・プレート9による揺動の自由度を与えられた
ヘツド・ユニツトの方がその出力,分解能,モジ
ユレーシヨン等において劣ることが知られてい
る。特に、記録波長が最も短かくなるデイスク5
の最内周トラツクにおいて、この劣化は著しく、
平均して20%前後の劣化を示すことが多い。特
に、線記録密度及びトラツク密度を増大させた最
近の高密度フレキシブル磁気デイスク装置におい
ては、この劣化は磁気ヘツド・ユニツトと磁気デ
イスクの接触の不安定さが原因であるだけに、デ
ータの信頼性の面で非常に重要な問題点となつて
いる。
気ヘツド装置にあつては、その磁気ヘツド出力の
性質は、第1の磁気ヘツド・ユニツト3に比較し
て第2の磁気ヘツド・ユニツト8、即ち、ジンバ
ル・プレート9による揺動の自由度を与えられた
ヘツド・ユニツトの方がその出力,分解能,モジ
ユレーシヨン等において劣ることが知られてい
る。特に、記録波長が最も短かくなるデイスク5
の最内周トラツクにおいて、この劣化は著しく、
平均して20%前後の劣化を示すことが多い。特
に、線記録密度及びトラツク密度を増大させた最
近の高密度フレキシブル磁気デイスク装置におい
ては、この劣化は磁気ヘツド・ユニツトと磁気デ
イスクの接触の不安定さが原因であるだけに、デ
ータの信頼性の面で非常に重要な問題点となつて
いる。
ここで、以上に説明した従来の磁気ヘツド装置
の構成において、第2の磁気ヘツド・ユニツト8
にスペーシング・ロスが発生しやすい原因を分析
した結果、二つの重要な事実が判明した。その一
つは、磁気デイスクと第2の磁気ヘツド・ユニツ
ト8の当接面との間に発生する摩擦力による、第
1の磁気ヘツド・ユニツト3に与える磁気デイス
ク回転方向分力の影響であり、他の一つは固定さ
れた第1の磁気ヘツド・ユニツト3により、僅か
に持ち上げられ凸状にならおうとする磁気デイス
ク面の影響である。
の構成において、第2の磁気ヘツド・ユニツト8
にスペーシング・ロスが発生しやすい原因を分析
した結果、二つの重要な事実が判明した。その一
つは、磁気デイスクと第2の磁気ヘツド・ユニツ
ト8の当接面との間に発生する摩擦力による、第
1の磁気ヘツド・ユニツト3に与える磁気デイス
ク回転方向分力の影響であり、他の一つは固定さ
れた第1の磁気ヘツド・ユニツト3により、僅か
に持ち上げられ凸状にならおうとする磁気デイス
ク面の影響である。
第2図a及びb並びに第3図a及びbはこれを
説明するもので、第1図と同一部分は同一符号を
示してある。
説明するもので、第1図と同一部分は同一符号を
示してある。
第1の影響については、第2図a及びbのモデ
ルで説明する。図中、Pは押圧ピン7が押圧力F
で圧接する第2の磁気ヘツド・ユニツト8の背面
上の点、Qは押圧力Fが磁気ヘツド・ユニツト8
のデイスクの当接面上に作用する点(対向点)、
Gは磁気ヘツド・ユニツト8の記録再生用磁気ギ
ヤツプの位置、Rは磁気ヘツド・ユニツト8の当
接面の磁気デイスク進入側における端縁の位置で
ある。磁気デイスク5が静止状態の場合は、第2
図aの様に押圧力Fにより第2の磁気ヘツド・ユ
ニツト8の当接面は磁気デイスク5を挟んで、第
1の磁気ヘツド・ユニツト3の当接面と密着状態
にあるが、磁気デイスク5が速度Vで矢印の向き
に走行している時には、第2の磁気ヘツド・ユニ
ツト8の当接面と磁気デイスク5との間の摩擦系
数μにより、第2の磁気ヘツド・ユニツト8は
F・μの力で磁気デイスク5の進行方向へ引張ら
れ、点Pを中心としを半径とする回転モーメ
ントが与えられる。この回転モーメントは第2図
bの様に第2の磁気ヘツド・ユニツト8の磁気ギ
ヤツプGを磁気デイスク面から引離す方向の力と
して作用することになる。従つて磁気デイスク5
を回転させている状態では、ヘツド表面及び磁気
デイスク5の平面度等に打ち勝つて第2の磁気ヘ
ツド・ユニツト8のギヤツプGを磁気デイスク5
に良好に密着させるに最低限必要な力F0に、更
に、上述した引離し力を考慮した力を付加させた
押圧力Fを必要とすることがわかる。
ルで説明する。図中、Pは押圧ピン7が押圧力F
で圧接する第2の磁気ヘツド・ユニツト8の背面
上の点、Qは押圧力Fが磁気ヘツド・ユニツト8
のデイスクの当接面上に作用する点(対向点)、
Gは磁気ヘツド・ユニツト8の記録再生用磁気ギ
ヤツプの位置、Rは磁気ヘツド・ユニツト8の当
接面の磁気デイスク進入側における端縁の位置で
ある。磁気デイスク5が静止状態の場合は、第2
図aの様に押圧力Fにより第2の磁気ヘツド・ユ
ニツト8の当接面は磁気デイスク5を挟んで、第
1の磁気ヘツド・ユニツト3の当接面と密着状態
にあるが、磁気デイスク5が速度Vで矢印の向き
に走行している時には、第2の磁気ヘツド・ユニ
ツト8の当接面と磁気デイスク5との間の摩擦系
数μにより、第2の磁気ヘツド・ユニツト8は
F・μの力で磁気デイスク5の進行方向へ引張ら
れ、点Pを中心としを半径とする回転モーメ
ントが与えられる。この回転モーメントは第2図
bの様に第2の磁気ヘツド・ユニツト8の磁気ギ
ヤツプGを磁気デイスク面から引離す方向の力と
して作用することになる。従つて磁気デイスク5
を回転させている状態では、ヘツド表面及び磁気
デイスク5の平面度等に打ち勝つて第2の磁気ヘ
ツド・ユニツト8のギヤツプGを磁気デイスク5
に良好に密着させるに最低限必要な力F0に、更
に、上述した引離し力を考慮した力を付加させた
押圧力Fを必要とすることがわかる。
ここで、第2図a及びbから判る重要なこと
は、どのような場合でも点Rは磁気デイスク5に
常に圧接されているということであつて、ギヤツ
プGの位置と点Rとが近ければ近い程、同じ回転
角で第2の磁気ヘツド・ユニツト8が回転して
も、ギヤツプGと磁気デイスク5との距離が小さ
くなることである。
は、どのような場合でも点Rは磁気デイスク5に
常に圧接されているということであつて、ギヤツ
プGの位置と点Rとが近ければ近い程、同じ回転
角で第2の磁気ヘツド・ユニツト8が回転して
も、ギヤツプGと磁気デイスク5との距離が小さ
くなることである。
次に第2の影響について、第3図a及びbで説
明する。前にも述べたように第1の磁気ヘツド・
ユニツト3の当接面は磁気デイスクと同じ高さ
か、又は、それをやや持ち上げるような位置に保
持されており、一般的には0〜0.2mm程度磁気デ
イスク5を持ち上げる位置にある(第3図aの
d)。
明する。前にも述べたように第1の磁気ヘツド・
ユニツト3の当接面は磁気デイスクと同じ高さ
か、又は、それをやや持ち上げるような位置に保
持されており、一般的には0〜0.2mm程度磁気デ
イスク5を持ち上げる位置にある(第3図aの
d)。
ここで、磁気デイスク5が速度vで進入してく
ると、第1の磁気ヘツド・ユニツト3の当接面の
デイスク進入側の端縁R′により、磁気デイスク
5は上方向へ屈曲され、当接面上で隙間hを生じ
る。この隙間hが最大になるのは当接面の中央で
はなく、中央より進入側端縁R′に寄つた部分と
なる。そしてこの場合、第1の磁気ヘツド・ユニ
ツト3に対しこれとほぼ同じ形状の第2の磁気ヘ
ツド・ユニツト8を接圧すると、第2の磁気ヘツ
ド・ユニツト8の前縁Rの近傍により、デイスク
5の前記屈曲部を無理に押しつぶす形となり、前
述した摩擦力に伴う回転力を大きく助長するよう
な力が、第2の磁気ヘツド・ユニツト8の当接面
の前縁Rとその近傍に生じ、第2の磁気ヘツド・
ユニツト8のデイスク5に対する密着性は甚しく
不安定なものとなつてくる。特に、この屈曲する
磁気デイスク5の力は、第1の磁気ヘツド・ユニ
ツト3の当接面の前縁R′に近い部分程大きく、
R′から離れて中央部分にくる程弱くなることに
なる。従つて第2の磁気ヘツド・ユニツト8の当
接面の前端縁Rは、できるだけ第1の磁気ヘツ
ド・ユニツト3の当接面の前端縁R′から離し中
央へ寄せてやることがこの前端縁R′により屈曲
させられるデイスク5による悪影響を減じるのに
効果的である。
ると、第1の磁気ヘツド・ユニツト3の当接面の
デイスク進入側の端縁R′により、磁気デイスク
5は上方向へ屈曲され、当接面上で隙間hを生じ
る。この隙間hが最大になるのは当接面の中央で
はなく、中央より進入側端縁R′に寄つた部分と
なる。そしてこの場合、第1の磁気ヘツド・ユニ
ツト3に対しこれとほぼ同じ形状の第2の磁気ヘ
ツド・ユニツト8を接圧すると、第2の磁気ヘツ
ド・ユニツト8の前縁Rの近傍により、デイスク
5の前記屈曲部を無理に押しつぶす形となり、前
述した摩擦力に伴う回転力を大きく助長するよう
な力が、第2の磁気ヘツド・ユニツト8の当接面
の前縁Rとその近傍に生じ、第2の磁気ヘツド・
ユニツト8のデイスク5に対する密着性は甚しく
不安定なものとなつてくる。特に、この屈曲する
磁気デイスク5の力は、第1の磁気ヘツド・ユニ
ツト3の当接面の前縁R′に近い部分程大きく、
R′から離れて中央部分にくる程弱くなることに
なる。従つて第2の磁気ヘツド・ユニツト8の当
接面の前端縁Rは、できるだけ第1の磁気ヘツ
ド・ユニツト3の当接面の前端縁R′から離し中
央へ寄せてやることがこの前端縁R′により屈曲
させられるデイスク5による悪影響を減じるのに
効果的である。
総合すれば、第1の磁気ヘツド・ユニツト3の
当接面の前端縁R′から第2の磁気ヘツド・ユニ
ツト8の当接面の前端縁Rをできるだけ離すこと
と、第2の磁気ヘツド・ユニツト8のギヤツプG
の位置をできるだけその当接面の前端縁Rに近づ
けることが重要なこととなる。
当接面の前端縁R′から第2の磁気ヘツド・ユニ
ツト8の当接面の前端縁Rをできるだけ離すこと
と、第2の磁気ヘツド・ユニツト8のギヤツプG
の位置をできるだけその当接面の前端縁Rに近づ
けることが重要なこととなる。
但し、点Rをヘツド・ユニツト8の中央部、即
ち、押圧ピン7の真下である点Qまで後退させる
ことは以下の問題により不可能である。即ち、第
2図bの説明の中で述べた様に、第2の磁気ヘツ
ド・ユニツト8は当接面の摩擦系数μによつて引
離し回転モーメントF・μ・()が発生し、従
つて線分ととの角度θが30゜以下になると
押圧力Fに対し摩擦回転力が打ち勝つて、完全に
第2の磁気ヘツド・ユニツト8のギヤツプGは浮
き上がり、不安定状態になつてしまうためであ
る。
ち、押圧ピン7の真下である点Qまで後退させる
ことは以下の問題により不可能である。即ち、第
2図bの説明の中で述べた様に、第2の磁気ヘツ
ド・ユニツト8は当接面の摩擦系数μによつて引
離し回転モーメントF・μ・()が発生し、従
つて線分ととの角度θが30゜以下になると
押圧力Fに対し摩擦回転力が打ち勝つて、完全に
第2の磁気ヘツド・ユニツト8のギヤツプGは浮
き上がり、不安定状態になつてしまうためであ
る。
次に斯かる不都合を解決する本発明の実施例を
説明する。
説明する。
第4〜6図は本発明の一実施例を示すもので、
図中第1図と同一部材は同じ符号で示してある。
図中第1図と同一部材は同じ符号で示してある。
第4図aはアーム6に取付けられた第2の磁気
ヘツド・ユニツト(第1図の8に対応)の斜視図
で、記録再生用の磁気ギヤツプ16aを有し、高
透磁率材料から成る記録再生用磁気ヘツド・コア
16と、その両側面に消去ギヤツプ17aを有
し、高透磁率材料から成る消去用磁気ヘツド・コ
ア17を、セラミツクス等の非磁性材料より成る
スライダ18及び19で挟持して第2の磁気ヘツ
ド・ユニツト15としている。
ヘツド・ユニツト(第1図の8に対応)の斜視図
で、記録再生用の磁気ギヤツプ16aを有し、高
透磁率材料から成る記録再生用磁気ヘツド・コア
16と、その両側面に消去ギヤツプ17aを有
し、高透磁率材料から成る消去用磁気ヘツド・コ
ア17を、セラミツクス等の非磁性材料より成る
スライダ18及び19で挟持して第2の磁気ヘツ
ド・ユニツト15としている。
この第2の磁気ヘツド・ユニツト15は、回転
揺動を可能とするためのジンバル・プレート9に
取り付けられ、そして前記ヘツド・コア16には
記録再生用コイル22が巻装されると共にバツ
ク・コア23を取り付けられ、又、消去ヘツド・
コア17には消去用コイル24が巻装されると共
にバツク・コア24が取り付けられることにより
各々磁気回路を形成している。前記記録再生用コ
イル22と消去用コイル24は外部導出用のフレ
キシブル・プリント基板26に接続されて、不図
示の外部導出用ケーブルによつて記録再生装置内
の所要の回路と接続される。
揺動を可能とするためのジンバル・プレート9に
取り付けられ、そして前記ヘツド・コア16には
記録再生用コイル22が巻装されると共にバツ
ク・コア23を取り付けられ、又、消去ヘツド・
コア17には消去用コイル24が巻装されると共
にバツク・コア24が取り付けられることにより
各々磁気回路を形成している。前記記録再生用コ
イル22と消去用コイル24は外部導出用のフレ
キシブル・プリント基板26に接続されて、不図
示の外部導出用ケーブルによつて記録再生装置内
の所要の回路と接続される。
第4図bはキヤリツジ2に取付けられた第1の
磁気ヘツド・ユニツト3を示すもので、前記第2
の磁気ヘツド・ユニツト8とほぼ同様に構成され
ており、金属プレート4に取り付けられている。
磁気ヘツド・ユニツト3を示すもので、前記第2
の磁気ヘツド・ユニツト8とほぼ同様に構成され
ており、金属プレート4に取り付けられている。
ここで、第5図に詳細に示す様に、第2の磁気
ヘツド・ユニツト8は、押圧ピン7の押圧点Pに
対応する第1の磁気ヘツド・ユニツト3の当接面
上の点Q′からそのデイスク進入側端縁R′までの
距離L1に比べて、押圧ピン7の押圧点Pに対応
する第2の磁気ヘツド・ユニツト15の当接面上
の点Qからそのデイスク進入側端縁R(第4図a
で20a)までの距離L2がL1の1/2以下とな
るように、ヘツド・コア16及び17、スライダ
ー18及び19に斜面部21を設けてある。斜面
部21はあらかじめ設けておいてもよいし、後で
研摩等により形成してもよい。
ヘツド・ユニツト8は、押圧ピン7の押圧点Pに
対応する第1の磁気ヘツド・ユニツト3の当接面
上の点Q′からそのデイスク進入側端縁R′までの
距離L1に比べて、押圧ピン7の押圧点Pに対応
する第2の磁気ヘツド・ユニツト15の当接面上
の点Qからそのデイスク進入側端縁R(第4図a
で20a)までの距離L2がL1の1/2以下とな
るように、ヘツド・コア16及び17、スライダ
ー18及び19に斜面部21を設けてある。斜面
部21はあらかじめ設けておいてもよいし、後で
研摩等により形成してもよい。
ここでは第1及び第2の磁気ヘツド・ユニツト
3及び15の磁気ギヤツプG′及びG(第4図aの
16a)は点QとRの間に位置する様に設けられ
ている。
3及び15の磁気ギヤツプG′及びG(第4図aの
16a)は点QとRの間に位置する様に設けられ
ている。
以上のように構成された第1及び第2の磁気ヘ
ツド・ユニツト3及び15は、第6図に示すよう
に、第1の磁気ヘツド・ユニツト3は金属プレー
ト4を介して、キヤリツジ2に位置出し固定さ
れ、又、第2の磁気ヘツド・ユニツト15はアー
ム6に設けた押圧ピン7を中心として揺動可能な
様にジンドル・プレート9を介してアーム6に位
置出し固定され、又、アーム6は、その尾端の板
ばね部6aにおいて押え板10を介してネジ12
よりキヤリツジ2に対して位置出し固定され、且
つ、この時、前記アーム6と押え板10の間に押
圧力を発生させるためのスプリング11を介装し
て磁気ヘツド装置とするものである。
ツド・ユニツト3及び15は、第6図に示すよう
に、第1の磁気ヘツド・ユニツト3は金属プレー
ト4を介して、キヤリツジ2に位置出し固定さ
れ、又、第2の磁気ヘツド・ユニツト15はアー
ム6に設けた押圧ピン7を中心として揺動可能な
様にジンドル・プレート9を介してアーム6に位
置出し固定され、又、アーム6は、その尾端の板
ばね部6aにおいて押え板10を介してネジ12
よりキヤリツジ2に対して位置出し固定され、且
つ、この時、前記アーム6と押え板10の間に押
圧力を発生させるためのスプリング11を介装し
て磁気ヘツド装置とするものである。
第7図及び第8図は本発明の他の実施例を示す
ものである。
ものである。
第7図に示す他の実施例は、第4〜6図で説明
した実施例の構成において、押圧ピン7の押圧点
Pに対応する第2の磁気ヘツド・ユニツト15′
の当接面上の点Qからデイスク進入側端縁Rまで
の距離L2の半分(L2/2)の位置よりも更にデ
イスク進入側端縁Rに近いところに記録再生用の
磁気ギヤツプG(第4図aの16a)を配置する
様にしたものである。
した実施例の構成において、押圧ピン7の押圧点
Pに対応する第2の磁気ヘツド・ユニツト15′
の当接面上の点Qからデイスク進入側端縁Rまで
の距離L2の半分(L2/2)の位置よりも更にデ
イスク進入側端縁Rに近いところに記録再生用の
磁気ギヤツプG(第4図aの16a)を配置する
様にしたものである。
第8図に示す更に他の実施例は、第4〜6図で
説明した実施例の構成において更に押圧ピン7の
押圧点Pに対応する第1の磁気ヘツド・ユニツト
3の当接面上の点Q′からその磁気デイスク退出
側端縁Rまでの距離M1に対して、押圧ピン7
の押圧点Pに対応する第2の磁気ヘツド・ユニツ
ト15″の当接面上の点Qからその磁気デイスク
退出側端縁R″20bまでの距離M2がM1の1/2
以下となるように、第2の磁気ヘツド・ユニツト
15の当接面のデイスク退出側に斜面部27を設
けたものである。 斯かる構成においては、更に
スペーシングを押える効果が得られるものであ
る。
説明した実施例の構成において更に押圧ピン7の
押圧点Pに対応する第1の磁気ヘツド・ユニツト
3の当接面上の点Q′からその磁気デイスク退出
側端縁Rまでの距離M1に対して、押圧ピン7
の押圧点Pに対応する第2の磁気ヘツド・ユニツ
ト15″の当接面上の点Qからその磁気デイスク
退出側端縁R″20bまでの距離M2がM1の1/2
以下となるように、第2の磁気ヘツド・ユニツト
15の当接面のデイスク退出側に斜面部27を設
けたものである。 斯かる構成においては、更に
スペーシングを押える効果が得られるものであ
る。
尚、以上説明した第1の磁気ヘツド・ユニツト
3は金属プレート4に固定された構成であるが、
第9図に示すようなプラスチツク等により成るハ
ウジング28に固定された磁気ヘツド・ユニツト
3′を使用しても良いものである。
3は金属プレート4に固定された構成であるが、
第9図に示すようなプラスチツク等により成るハ
ウジング28に固定された磁気ヘツド・ユニツト
3′を使用しても良いものである。
第10図に、本発明によつて得られる磁気ヘツ
ド装置の特性の従来例との一比較例を示す。図は
分解能の分布を示すもので、従来の磁気ヘツド装
置では第2の磁気ヘツド・ユニツトの分布がXで
10%程度低く出ていたが、本発明の磁気ヘツド装
置においては、第2の磁気ヘツド・ユニツトは第
1の磁気ヘツド・ユニツトと同等の分解能が得ら
れており、充分スペーシングロスを防止している
効果がでていることがわかる。
ド装置の特性の従来例との一比較例を示す。図は
分解能の分布を示すもので、従来の磁気ヘツド装
置では第2の磁気ヘツド・ユニツトの分布がXで
10%程度低く出ていたが、本発明の磁気ヘツド装
置においては、第2の磁気ヘツド・ユニツトは第
1の磁気ヘツド・ユニツトと同等の分解能が得ら
れており、充分スペーシングロスを防止している
効果がでていることがわかる。
尚、以上には本発明の実施例として、本発明を
両面記録式のフレキシブル磁気デイスク装置用の
磁気ヘツド装置に適用した場合の例を示したが、
本発明は片面記録式のものにも勿論適用可能であ
り、その場合には前述の第1の磁気ヘツド・ユニ
ツト3をパツド乃至安定板等の対向部材とすれば
良い。更に記録媒体として磁気テープ等の帯状の
可撓性磁気記録媒体を使用する記録再生装置用の
磁気ヘツド装置にも本発明は適用可能である。
両面記録式のフレキシブル磁気デイスク装置用の
磁気ヘツド装置に適用した場合の例を示したが、
本発明は片面記録式のものにも勿論適用可能であ
り、その場合には前述の第1の磁気ヘツド・ユニ
ツト3をパツド乃至安定板等の対向部材とすれば
良い。更に記録媒体として磁気テープ等の帯状の
可撓性磁気記録媒体を使用する記録再生装置用の
磁気ヘツド装置にも本発明は適用可能である。
以上詳述した様に本発明によれば、冒頭に述べ
たような、可撓性磁気記録媒体に対する当接面及
び磁気ギヤツプを有し、弾性的に支持された磁気
ヘツド・ユニツトと、記録媒体に対する当接面を
有し、記録媒体を挟んで磁気ヘツド・ユニツトと
対向するように設けられた対向部材と、磁気ヘツ
ド・ユニツトをその所定の部分において対向部材
側に押圧するための押圧部材とを具えた磁気ヘツ
ド装置として、磁気ヘツド・ユニツトに与えるべ
き対向部材に対する附勢力が小さくても記録媒体
に対する磁気ヘツド・ユニツトの当接状態が安定
化され、磁気ギヤツプと記録媒体との間のスペー
シング・ロスが減少される様になるもので、斯種
磁気ヘツド装置において極めて有益なものであ
る。
たような、可撓性磁気記録媒体に対する当接面及
び磁気ギヤツプを有し、弾性的に支持された磁気
ヘツド・ユニツトと、記録媒体に対する当接面を
有し、記録媒体を挟んで磁気ヘツド・ユニツトと
対向するように設けられた対向部材と、磁気ヘツ
ド・ユニツトをその所定の部分において対向部材
側に押圧するための押圧部材とを具えた磁気ヘツ
ド装置として、磁気ヘツド・ユニツトに与えるべ
き対向部材に対する附勢力が小さくても記録媒体
に対する磁気ヘツド・ユニツトの当接状態が安定
化され、磁気ギヤツプと記録媒体との間のスペー
シング・ロスが減少される様になるもので、斯種
磁気ヘツド装置において極めて有益なものであ
る。
第1図は従来の磁気ヘツド装置の一例を示す側
面図、第2図a及びb並びに第3図a及びbは第
1図の従来装置における不都合を説明するための
図、第4図はa及びbは本発明の一実施例におけ
る第2及び第1の磁気ヘツド・ユニツトの斜視
図、第5図は第4図示ヘツド・ユニツトの詳細を
説明するためのモデル図、第6図は第4図示ヘツ
ド・ユニツトを含んでなる磁気ヘツド装置の斜視
図、第7図及び第8図は本発明の他の2つの実施
例を説明するための図、第9図は第1の磁気ヘツ
ド・ユニツトの他の例の斜視図、第10図は本発
明装置と従来装置の磁気ヘツドの分解能の分布の
比較を示す図である。 1……磁気ヘツド装置、2……キヤリツジ、
3,3′……第1の磁気ヘツド・ユニツト、5…
…フレキシブル磁気デイスク、6……アーム、7
……押圧ピン、9……ジンバル・プレート、11
……スプリンク、15,15′,15″……第2の
磁気ヘツド・ユニツト、R,20a,R′……デ
イスク当接面のデイスク進入側端縁、R″,20
b,R……デイスク当接面のデイスク退出側端
縁、G,16a,G′……磁気ギヤツプ、21,
27……斜面部。
面図、第2図a及びb並びに第3図a及びbは第
1図の従来装置における不都合を説明するための
図、第4図はa及びbは本発明の一実施例におけ
る第2及び第1の磁気ヘツド・ユニツトの斜視
図、第5図は第4図示ヘツド・ユニツトの詳細を
説明するためのモデル図、第6図は第4図示ヘツ
ド・ユニツトを含んでなる磁気ヘツド装置の斜視
図、第7図及び第8図は本発明の他の2つの実施
例を説明するための図、第9図は第1の磁気ヘツ
ド・ユニツトの他の例の斜視図、第10図は本発
明装置と従来装置の磁気ヘツドの分解能の分布の
比較を示す図である。 1……磁気ヘツド装置、2……キヤリツジ、
3,3′……第1の磁気ヘツド・ユニツト、5…
…フレキシブル磁気デイスク、6……アーム、7
……押圧ピン、9……ジンバル・プレート、11
……スプリンク、15,15′,15″……第2の
磁気ヘツド・ユニツト、R,20a,R′……デ
イスク当接面のデイスク進入側端縁、R″,20
b,R……デイスク当接面のデイスク退出側端
縁、G,16a,G′……磁気ギヤツプ、21,
27……斜面部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 可撓性磁気記録媒体に対する当接面及び磁気
ギヤツプを有し、弾性的に支持された磁気ヘツ
ド・ユニツトと、 前記記録媒体に対する当接面を有し、該記録媒
体を挟んで前記磁気ヘツド・ユニツトと対向する
ように設けられた対向部材と、 前記磁気ヘツド・ユニツトをその所定の部分に
おいて前記対向部材側に押圧するための押圧部材
と を具えた磁気ヘツド装置であつて、 前記磁気ヘツド・ユニツトにおける記録媒体当
接面の記録媒体進入側前端縁を、前記対向部材に
おける記録媒体当接面の記録媒体進入側前端縁よ
りも、前記記録媒体の相対的な移動方向において
後方に位置させるようにすると共に、その磁気ギ
ヤツプを、その記録媒体当接面の前記記録媒体進
入側前端縁と前記押圧部材の作用点に対向する該
記録媒体当接面上の位置との間に設けたことを特
徴とする磁気ヘツド装置。 2 前記磁気ヘツド・ユニツトにおける記録媒体
当接面の記録媒体進入側前端縁から前記押圧部材
の作用点に対向する該記録媒体当接面上の位置ま
での距離を、前記対向部材における記録媒体当接
面の記録媒体進入側前端縁から前記磁気ヘツド・
ユニツトに対する前記押圧部材の作用点に対向す
る該記録媒体当接面上の位置までの距離の1/2
以下とした特許請求の範囲第1項に記載の磁気ヘ
ツド装置。 3 前記磁気ヘツド・ユニツトにおける磁気ギヤ
ツプを、その記録媒体当接面の記録媒体進入側前
端縁と前記押圧部材の作用点に対向する該記録媒
体当接面上の位置との中間の位置よりも記録媒体
進入側前端縁寄りに設けた特許請求の範囲第1項
又は同第2項に記載の磁気ヘツド装置。 4 前記磁気ヘツド・ユニツトにおける記録媒体
当接面の記録媒体退出側後端縁を、前記対向部材
における記録媒体当接面の記録媒体退出側後端縁
よりも、前記記録媒体の相対的な移動方向におい
て手前に位置させるようにした特許請求の範囲第
1項から同第3項までの何れか1つに記載の磁気
ヘツド装置。 5 前記磁気ヘツド・ユニツトにおける記録媒体
当接面の記録媒体退出側後端縁から前記押圧部材
の作用点に対向する該記録媒体当接面上の位置ま
での距離を、前記対向部材における記録媒体当接
面の記録媒体退出側後端縁から前記磁気ヘツド・
ユニツトに対する前記押圧部材の作用点に対向す
る該記録媒体当接面上の位置までの距離の1/2
以下とした特許請求の範囲第4項に記載の磁気ヘ
ツド装置。 6 前記対向部材が磁気ギヤツプを有する磁気ヘ
ツド・ユニツトである特許請求の範囲第1項から
同第5項までの何れか1つに記載の磁気ヘツド装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19764384A JPS6174173A (ja) | 1984-09-20 | 1984-09-20 | 磁気ヘツド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19764384A JPS6174173A (ja) | 1984-09-20 | 1984-09-20 | 磁気ヘツド装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6174173A JPS6174173A (ja) | 1986-04-16 |
JPH0527180B2 true JPH0527180B2 (ja) | 1993-04-20 |
Family
ID=16377898
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19764384A Granted JPS6174173A (ja) | 1984-09-20 | 1984-09-20 | 磁気ヘツド装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6174173A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2790275B2 (ja) * | 1986-12-04 | 1998-08-27 | 株式会社東芝 | 磁気記録再生装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60115063A (ja) * | 1983-11-25 | 1985-06-21 | Seiko Epson Corp | フロッピ−・ディスク装置 |
-
1984
- 1984-09-20 JP JP19764384A patent/JPS6174173A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60115063A (ja) * | 1983-11-25 | 1985-06-21 | Seiko Epson Corp | フロッピ−・ディスク装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6174173A (ja) | 1986-04-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |