JP3049842U - 地下掘削物排出用バケット - Google Patents

地下掘削物排出用バケット

Info

Publication number
JP3049842U
JP3049842U JP1997009080U JP908097U JP3049842U JP 3049842 U JP3049842 U JP 3049842U JP 1997009080 U JP1997009080 U JP 1997009080U JP 908097 U JP908097 U JP 908097U JP 3049842 U JP3049842 U JP 3049842U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bucket
peripheral surface
surface portion
bottom member
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1997009080U
Other languages
English (en)
Inventor
正一 眞鍋
Original Assignee
眞鍋重工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 眞鍋重工株式会社 filed Critical 眞鍋重工株式会社
Priority to JP1997009080U priority Critical patent/JP3049842U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3049842U publication Critical patent/JP3049842U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Earth Drilling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この考案は深さが深くても吊下げ用ワイヤロ
−プがもつれることなく、かつ容量が大きく出来て例え
ば1回に従来の3倍程度等の掘削物が排出できる地下掘
削物排出用バケットを提供するものである。 【解決手段】 周面部と、この周面部の下端部に対向し
て設けたヒンジに回り動き可能にして底面を開閉可能に
覆う1対の底部材とを包含し、周面部の上端部の対向し
た2個所にクレ−ンから伸びるフックを連結して昇降可
能にしたことを特徴とする地下掘削物排出用バケットを
提供する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は掘削物排出用バケットに関するものである。例えば地下鉄を建設す る場合等には大きく50m以上の深い立坑を掘削してその底部分から水平に掘削 して進むようになっている。したがって、掘削物は立坑を通って排出することに なりそのような場合に適するバケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の立坑を通って地下掘削物を排出する装置としては両側から回動してほぼ 円弧状断面になる閉塞状態にしたり開放状態にするバケットが一般的に用いられ ているが、先端部にはそれぞれ短い爪があったり或は爪のないものが用いられて いる。このようなバケットでは容量が小さくて例えば地下鉄建設用立坑を通って 掘削物を排出する場合1日かかって200m3 程度しか排出できないものである 。また、クレ−ンからワイヤロ−プを介して吊下げるようになっており、同じク レ−ンから開閉操作用ワイヤロ−プが伸びていてもつれ易く深さも36m程度ま でが限度であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は深さが深くてももつえることが全く無くかて容量が大きく出来て例 えば1日に従来の3倍程度以上の掘削物も排出できるバケットを提供するもので ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は周面部と、この周面部の下端部に対向して設けたヒンジに回動可能 にして底面を開閉可能に覆う1対の底部材とを包含し、周面部の上端部の対向し た2個所にクレ−ンから伸びるフックを連結して昇降可能にしたことを特徴とす る立杭掘削物排出用バケットを提供するものである。
【0005】
【考案の実施の形態】
以下図面を参照しながらこの考案の一実施例について説明する。 図に示すこの発明の一実施例において、10は全体としてのバケットを示し、 このバケットは上面が開放した容器状で平面形状が例えばほぼ正方形状または長 方形状の周面部12を有している。13はこの周面部の対向して配置する1対の 表面の中央上端に固着した吊下げ用係合部である。周面部12の下面開放部には 対向して配置しそれぞれ周面部12の下端部にヒンジ14により回動可能に連結 した1対の底部材15があって閉塞したり開放出来るようになっている。底部材 15の外側には横方向に伸びる取付部材16が固着してあり、かつ先端部には短 い爪17が多数あって他方側のものととかみ合うようになっている。主として砂 を排出するものでは爪17は無くてもよいが、小石等がある場合には爪17があ ると全体に隙間ができるのを防止できるものである。
【0006】 19は各底部材15を開閉させる開閉装置で、周面部12に対向して固着した 油圧シリンダ21が設けてある。22はこの油圧シリンダから伸びるピストンロ ッド、23はこのピストンロッドを貫通させて固着した水平に伸びる昇降部材、 25はそれぞれ昇降部材の両側と底部材15の両側に伸びる取付部材16にピン 26により回動可能に連結した1対のリンクである。図1に実線で示す状態で底 部材15は開放状態であり、かつピストンロッド22が鎖線で示すように昇降部 材23を上昇させると底部材15は閉塞状態になる。
【0007】 周面部12の一面には2個の蓄電池29、オイルタンク31、前記蓄電池29 より給電する電動機33、この電動機により駆動されオイルタンク31から圧油 を油圧シリンダに供給するオイルポンプ35等が設けてある。更に図示してない リモコンが設けてあって、離れた位置からこのリモコンを操作して信号を送り電 磁弁を開閉することにより油圧シリンダ21に底部材15を開放させたり、閉塞 させたり、油漏れを防ぐためロックさせることができるようになっている。37 はこの部分を覆って土砂が入るのを防止する例えば可撓性のある合成樹脂製等の カバ−である。39はこれらと反対側に取り付けたバランス用の鉄板である。
【0008】 この考案のバケット10を使用する場合には各係合部13にそれぞれチェ−ン 43を連結しておきクレ−ンのフック45を係合させて吊下げて昇降させるよう になっている。
【0009】
【考案の効果】
この考案は前述したように構成してあるから、容量をいくらでも大きくできて 能率が大きくなり、かつ深さもいくら深くても対応できるものである。したがっ て、例えば3m3 の容量のものを50mの深さで使用すると1日に600m3 位 の掘削物を排出できて従来の3倍の能率で排出するようになるという効果を有し ている。
【提出日】平成10年1月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は地下掘削物排出用バケットに関するものである。例えば地下鉄を建 設する場合等には大きく50m以上の深い立坑を掘削してその底部分から水平に 掘削して進むようになっている。したがって、掘削物は立坑を通って排出するこ とになりそのような場合に適する地下掘削物排出用バケットに関するものである 。
【0002】
【従来の技術】
従来の立坑を通って地下掘削物を排出する装置としては両側から回動してほぼ 円弧状断面になる閉塞状態にしたり開放状態にする地下掘削物排出用バケットが 一般的に用いられているが、先端部にはそれぞれ短い爪があったり或は爪のない ものが用いられている。このようなバケットでは容量が小さくて例えば地下鉄建 設用立坑を通って掘削物を排出する場合1日かかって200m程度しか排出で きないものである。また、クレーンからワイヤロープを介して吊下げるようにな っており、同じクレーンから開閉操作用ワイヤロープが伸びていてもつれ易く深 さも36m程度までが限度であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は深さが深くてももつえることが全く無くか容量が大きく出来て例 えば1日に従来の3倍程度以上の掘削物も排出できる地下掘削物排出用バケット を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は周面部と、この周面部の下端部に対向して設けたヒンジに回動可能 にして底面を開閉可能に覆う1対の底部材とを包含し、周面部の上端部の対向し た2個所にクレーンから伸びるフックを連結して昇降可能にしたことを特徴とす る地下掘削物排出用バケットを提供するものである。
【0005】
【考案の実施の形態】
以下図面を参照しながらこの考案の一実施例について説明する。 図に示すこの発明の一実施例において、10は全体としての地下掘削物排出用 バケットを示し、この地下掘削物排出用バケットは上面が開放した容器状で平面 形状が例えばほぼ正方形状または長方形状の周面部12を有している。13はこ の周面部の対向して配置する1対の表面の中央上端に固着した吊下げ用係合部で ある。周面部12の下面開放部には対向して配置しそれぞれ周面部12の下端部 にヒンジ14により回動可能に連結した1対の底部材15があって閉塞したり開 放出来るようになっている。底部材15の外側には横方向に伸びる取付部材16 が固着してあり、かつ先端部には短い爪17が多数あって他方側のものととかみ 合うようになっている。主として砂を排出するものでは爪17は無くてもよいが 、小石等がある場合には爪17があると全体に隙間ができるのを防止できるもの である。
【0006】 19は各底部材15を開閉させる開閉装置で、周面部12に対向して固着した 油圧シリンダ21が設けてある。22はこの油圧シリンダから伸びるピストンロ ッド、23はこのピストンロッドを貫通させて固着した水平に伸びる昇降部材、 25はそれぞれ昇降部材の両側と底部材15の両側に伸びる取付部材16にピン 26により回動可能に連結した1対のリンクである。図1に実線で示す状態で底 部材15は開放状態であり、かつピストンロッド22が鎖線で示すように昇降部 材23を上昇させると底部材15は閉塞状態になる。
【0007】 周面部12の一面には2個の蓄電池29、オイルタンク31、前記蓄電池29 より給電する電動機33、この電動機により駆動されオイルタンク31から圧油 を油圧シリンダに供給するオイルポンプ35等が設けてある。更に図示してない リモコンが設けてあって、離れた位置からこのリモコンを操作して信号を送り電 磁弁を開閉することにより油圧シリンダ21に底部材15を開放させたり、閉塞 させたり、油漏れを防ぐためロックさせることができるようになっている。37 はこの部分を覆って土砂が入るのを防止する例えば可撓性のある合成樹脂製等の カバーである。39はこれらと反対側に取り付けたバランス用の鉄板である。
【0008】 この考案の地下掘削物排出用バケット10を使用する場合には各係合部13に それぞれチェーン43を連結しておきクレーンのフック45を係合させて吊下げ て昇降させるようになっている。
【0009】
【考案の効果】
この考案は前述したように構成してあるから、容量をいくらでも大きくできて 能率が大きくなり、かつ深さもいくら深くても対応できるものである。したがっ て、例えば3mの容量のものを50mの深さで使用すると1日に600m位 の掘削物を排出できて従来の3倍の能率で排出するようになるという効果を有し ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す正面図である。
【図2】その一部を切り欠いて示す左側の側面図であ
る。
【図3】吊下げ状態を示す一部の斜視図である。
【符号の説明】
10 バケット 12 周面部 13 係合部 14 ヒンジ 15 底面部材 19 開閉装置 21 油圧シリンダ 29 蓄電池 31 オイルタンク 33 電動機 35 オイルポンプ 43 チェ−ン 45 フック
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年1月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 地下掘削物排出用バケット
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す正面図である。
【図2】その一部を切り欠いて示す左側の側面図であ
る。
【図3】吊下げ状態を示す一部の斜視図である。
【符号の説明】 10 地下掘削物排出用バケット 12 周面部 13 係合部 14 ヒンジ 15 底面部材 19 開閉装置 21 油圧シリンダ 29 蓄電池 31 オイルタンク 33 電動機 35 オイルポンプ 43 チェーン 45 フック
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周面部と、この周面部の下端部に対向し
    て設けたヒンジにより回動可能に連結して底面を開閉可
    能に覆う1対の底部材とを包含し、周面部の上端部の2
    個所にクレ−ンから伸びるフックを連結して昇降可能に
    したことを特徴とする地下掘削物排出用バケット。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のバケットであって、前記
    バケットは更に蓄電池と、この蓄電池により駆動される
    電動機と、この電動機により駆動される油圧ポンプと、
    この油圧ポンプからの圧油により底部材を開閉するため
    対向して配置した1対の油圧シリンダとを包含すること
    を特徴とする地下掘削物排出用バケット。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の装置であって、前記バケ
    ットに設けた受信装置に底部材を開放させる信号と、底
    部材を閉塞させる信号と、底部材の閉塞時油圧シリンダ
    をロックさせる信号とを送るリモコンと、このリモコン
    の信号を受信し電磁弁を操作して前記油圧シリンダを動
    作させることを特徴とする地下掘削物排出用バケット。
JP1997009080U 1997-09-27 1997-09-27 地下掘削物排出用バケット Expired - Lifetime JP3049842U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997009080U JP3049842U (ja) 1997-09-27 1997-09-27 地下掘削物排出用バケット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997009080U JP3049842U (ja) 1997-09-27 1997-09-27 地下掘削物排出用バケット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3049842U true JP3049842U (ja) 1998-06-26

Family

ID=43184071

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1997009080U Expired - Lifetime JP3049842U (ja) 1997-09-27 1997-09-27 地下掘削物排出用バケット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3049842U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6296436B1 (en) Multipurpose counterweight housing and counterweight
US4939855A (en) Excavator dipper with lightweight replaceable section
JP3049842U (ja) 地下掘削物排出用バケット
KR101861688B1 (ko) 크레인 버켓 인양기
CN207047922U (zh) 采掘机械组件和曳引绳附接组件
CN207760907U (zh) 一种地基挖掘用防撒落的土方抓斗
CN205707187U (zh) 挖运一体船
JP2001090118A (ja) 旋回式建設機械
CN212104249U (zh) 一种铲斗和推土机
CN207792472U (zh) 一种挖掘机支重轮安装辅助工装
JP3072339U (ja) 土砂搬出バケット
CN217380544U (zh) 一种暗挖车站施工竖井垂直运输平台
JPH0712557U (ja) 建設機械のカウンタウエイト
JP4683589B2 (ja) 吊り環付き建設機械
CN211849589U (zh) 一种综合管廊逃生口凸形井盖
CN211421203U (zh) 一种新型农用前装载机
CN219009729U (zh) 一种用于土方作业的物料提升装置
JPH0351405Y2 (ja)
CN215099644U (zh) 一种用于深基坑出渣的料斗
JP3475161B2 (ja) カウンタウエイト
JP3371111B2 (ja) クラムシェルバケット
JPH048151Y2 (ja)
JPH0338285Y2 (ja)
JPH08284200A (ja) 懸垂型掘削機
US9783954B1 (en) Single line bucket