JP3049382U - 立体的花壇 - Google Patents

立体的花壇

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JP3049382U
JP3049382U JP1997010622U JP1062297U JP3049382U JP 3049382 U JP3049382 U JP 3049382U JP 1997010622 U JP1997010622 U JP 1997010622U JP 1062297 U JP1062297 U JP 1062297U JP 3049382 U JP3049382 U JP 3049382U
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JP
Japan
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flower bed
soil
dimensional flower
dimensional
watering
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JP1997010622U
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English (en)
Inventor
征四郎 富岡
勇 深沢
計助 望月
福久 薬袋
Original Assignee
征四郎 富岡
勇 深沢
計助 望月
福久 薬袋
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】省スペースであることはもちろん、飾ることの
できる草花の種類や数を大幅に増加させることができ、
しかも草花の植栽面にはまったく隙間がないので、目隠
しの役目を充分果たすことができる立体的花壇を提供し
ようとするものである。 【解決手段】少なくとも側壁の1つに植栽面を形成した
立体的花壇であって、内部に軽量土壌を充填し、植栽面
に土壌保持シートと、所定間隔に複数の開口を形成した
枠体と、軽量土壌に灌水する灌水手段とを備えたことを
特徴とする立体的花壇。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、間仕切りや室内装飾等の用途に利用できる立体的花壇に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
従来の立体的花壇としては、複数段の棚を所定の間隔で枠体に取り付け、各段 の棚板上に鉢植えの草花を並べたものが知られている。
【0003】 また、上記複数段の棚をひな壇状にしたり、樹枝状に配置して各段の棚板上に 鉢植えの草花を並べ、その装飾性を高めるよう配慮したものも市場に出回ってい る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような多段式の立体的花壇ではどのようなものでもかな り大きなスペースを必要とするばかりでなく、飾ることのできる草花の種類や数 も限られたものとなってしまうという欠点があった。
【0005】 したがって、室内の間仕切りや室内装飾等に使用するには、スペースを取り過 ぎるという欠点があり、また各段の間に大きい隙間が発生するので、目隠しの役 目を果たすことができないという、間仕切りや室内装飾等として使用する上で極 めて重要な機能上の問題があった。
【0006】 この考案の立体的花壇は従来例の上記欠点を解消しようとするもので、省スペ ースであることはもちろん、飾ることのできる草花の種類や数を大幅に増加させ ることができ、しかも草花の植栽面にはまったく隙間がないので、目隠しの役目 を充分果たすことができる立体的花壇を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案の立体的花壇は、少なくとも側壁の1つに植栽面を形成した立体的花 壇であって、内部に軽量土壌を充填し、植栽面に土壌保持シートと、所定間隔に 複数の開口を形成した枠体と、軽量土壌に灌水する灌水手段とを備えたことを特 徴とするものである。
【0008】 この考案の立体的花壇は、上記植栽面の軽量土壌と土壌保持シートとの間にネ ットを介在させたことをも特徴とするものである。
【0009】 この考案の立体的花壇は、上記土壌保持シートが透明プラスチックフィルムも しくはシートからなることをも特徴とするものである。
【0010】 この考案の立体的花壇は、上記灌水手段が、軽量土壌中にその高さに応じてほ ぼ均一に灌水する水圧調節機構を有してなることをも特徴とするものである。
【0011】 この考案の立体的花壇は、上記枠体の下部にキャスタが取り付けてあり、自在 に移動可能としてなることをも特徴とするものである。
【0012】 この考案の立体的花壇は以上のように構成したので、省スペースであることは もちろん、飾ることのできる草花の種類や数を大幅に増加させることができ、従 来にない極めて新規な装飾性を持った間仕切りや室内装飾類を提供することがで きるようになった。
【0013】 しかもこの考案の立体的花壇においては、草花の植栽面にはまったく隙間がな いので、目隠しの役目を充分果たすことができ、間仕切りや室内装飾等として使 用する上で充分満足を得ることができる機能を持った立体的花壇を提供すること ができるようになった。
【0014】
【考案の実施の形態】 以下この考案の立体的花壇の実施の形態を間仕切りを例にとって、図面に基づ いて詳細に説明する。
【0015】 図1はこの考案の立体的花壇の1実施例の基本構成を示す斜視図、図2は側壁 部分の部材を示す分解斜視図、図3は図1の中央縦断面図、図4は側壁に草花を 植栽した状態を示す斜視図である。
【0016】 図において、1はこの考案の立体的花壇で所定の厚さを有しており、好ましく はその4周を取り囲む側壁に複数の植栽面が形成される。そしてこの植栽面には 、種々の草花や観葉植物、芝生、苔その他の様々な植物を植栽することが可能で ある。
【0017】 上記立体的花壇1は、底板2および4周を囲繞する枠体3でその形状を保持さ れている。この上記枠体3は、図2のように木材その他の材料で所定間隔に開口 4を形成することによって格子状に構成されており、その内面には土壌保持シー ト5が取り付けてある。
【0018】 この土壌保持シート5は、好ましくは透明プラスチックフィルムもしくはシー トで構成され、花壇内部からの土壌の落下や水分の蒸散を防止している。上記透 明プラスチック素材としては、ポリエチレンやポリプロピレン、ポリカーボネー ト、、ポリエステル、サーリン樹脂等が挙げられる。またこれらの土壌保持シー ト5の適所には複数の植栽孔6が、パンチングやカッタによる切り込み等によっ て形成されている。この植栽孔6は、そのサイズにより植物の苗を直接植え付け たり、苗を植え付けた軟質プラスチック製の鉢そのものを移植することができる 。
【0019】 上記土壌保持シート5の内面は、さらに金網製やプラスチック製のネット7で 補強しておくことが望ましい。このネット7は、土壌保持シート5を補強してそ の破れ等を防止し、内部に充填した後述の軽量土壌の落下を防止するとともに、 植物の根を絡みつかせて植栽した植物を所定の位置に保持しておく機能をも備え ている。
【0020】 上記土壌保持シート5ないしはネット7の内部には軽量土壌8が充填される。 この軽量土壌8としては、気孔を大量に含む軽量骨材等からなる軽量土壌材のみ ならず、腐葉土や水苔、もみ殻等の軽量素材を使用することができる。これらの 軽量土壌は、下方に向かってその重みで密度が高くなるが、水分を保持したり、 立体的花壇1の重心を低くする上で好ましいことである。
【0021】 上記軽量土壌8の内部には、軽量土壌8に灌水する灌水手段が配設されている 。この灌水手段は、好ましくは水道その他の給水手段に連結した給水パイプ9と 、給水パイプ9上に立ち上げた灌水パイプ10とで構成され、灌水パイプ10に は所定の間隔で灌水ノズルが取り付けられている。
【0022】 この灌水ノズルは、軽量土壌中においてその高さに応じてほぼ均一に灌水する 水圧調節機構を有していることが望ましい。1例としては、灌水パイプ10の下 部においては少ない灌水量となるように、また上部に向かって灌水量が徐々に多 くなるようにサイズを小から大へと変えた灌水ノズルを配置することが挙げられ る。また例えば灌水パイプ10に小孔を所定の間隔で開け、小孔のサイズを下か ら上に向かって徐々に大きくしていけば、ほぼ均一に灌水する水圧を得ることが でき、これを上記灌水ノズルに置き換えることも可能である。
【0023】 このようにして得た立体的花壇1は、図4のように側壁の植栽面に、種々の草 花や観葉植物、芝生、苔その他の様々な植物11を植栽することにより完成する 。植栽を施した立体的花壇1は、両面が使用できる間仕切りや室内装飾として、 狭いスペースでも利用することが可能である。
【0024】 また上記立体的花壇1は底面にキャスタ12が設置してあり、自由に移動させ ることができる。したがって植栽作業やキャスタ12による移動等を用いて、身 体不自由者のリハビリ、ストレスに起因する心身症のセラピー等にも使用可能で ある。
【0025】 図5は、この考案の立体的花壇の他の実施例を示す断面図である。すなわち、 上記立体的花壇1を上方に向かって厚みが少なくなるように枠体3を構成し、立 体的花壇1の安定化を図ったものである。
【0026】
【考案の効果】
この考案の立体的花壇は以上のように構成したので、省スペースであることは もちろん、飾ることのできる草花の種類や数を大幅に増加させることができ、従 来にない極めて新規な装飾性を持った間仕切りや室内装飾類を提供することがで きるようになった。
【0027】 しかもこの考案の立体的花壇においては、草花の植栽面にはまったく隙間がな いので、目隠しの役目を充分果たすことができ、間仕切りや室内装飾等として使 用する上で充分満足を得ることができる機能を持った立体的花壇を提供すること ができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の立体的花壇の1実施例の基本構成を
示す斜視図である。
【図2】側壁部分の部材を示す分解斜視図である。
【図3】図1の中央縦断面図である。
【図4】側壁に草花を植栽した状態を示す斜視図であ
る。
【図5】他の実施例を示す正面図である。
【符号の説明】
1 立体的花壇 2 底板 3 枠体 4 開口 5 土壌保持シート 6 植栽孔 7 ネット 8 軽量土壌 9 給水パイプ 10 灌水パイプ 11 植物 12 キャスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)実用新案権者 597168169 薬袋 福久 山梨県東八代郡豊富村浅利3076番地 (72)考案者 富岡 征四郎 山梨県甲府市住吉本町1372番地 山梨園芸 療法研究会内 (72)考案者 深沢 勇 山梨県甲府市増坪町203番地 (72)考案者 望月 計助 山梨県甲府市宮原町90−2 (72)考案者 薬袋 福久 山梨県東八代郡豊富村浅利3076番地

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも側壁の1つに植栽面を形成し
    た立体的花壇であって、内部に軽量土壌を充填し、植栽
    面に土壌保持シートと、所定間隔に複数の開口を形成し
    た枠体と、軽量土壌に灌水する灌水手段とを備えたこと
    を特徴とする立体的花壇。
  2. 【請求項2】 植栽面の軽量土壌と土壌保持シートとの
    間にネットを介在させてなる請求項1に記載の立体的花
    壇。
  3. 【請求項3】 土壌保持シートが透明プラスチックフィ
    ルムもしくはシートからなる請求項1または2に記載の
    立体的花壇。
  4. 【請求項4】 灌水手段が、軽量土壌中にその高さに応
    じてほぼ均一に灌水する水圧調節機構を有してなる請求
    項1ないし3のいずれかに記載の立体的花壇。
  5. 【請求項5】 枠体の下部にキャスタが取り付けてあ
    り、自在に移動可能としてなる請求項1ないし4のいず
    れかに記載の立体的花壇。
JP1997010622U 1997-11-15 1997-11-15 立体的花壇 Expired - Lifetime JP3049382U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009183253A (ja) * 2008-02-08 2009-08-20 Shimizu Corp 緑化フェンス
JP2018191531A (ja) * 2017-05-12 2018-12-06 株式会社竹中工務店 植栽基盤及び緑化装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009183253A (ja) * 2008-02-08 2009-08-20 Shimizu Corp 緑化フェンス
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