JP2004222711A - 水受け用容器と一体的な植木鉢 - Google Patents
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Abstract
【課 題】従来の植木鉢は水受け用の皿を別々に取り揃える必要があり、とりわけ室内で園芸を行う時に材料や道具を用意する時の障害ともなっていた。また水受け用の皿が浅いため少しの衝撃で水がこぼれることもあった。これを解決するため、水がこぼれにくく、室内での園芸に適した植木鉢を提供する。
【解決手段】内側容器(1)を支える外側容器(2)の内部に複数の隆起した形状を設け、容器同士の間にすき間を確保し、植物の根の生長に重要な通気性を高めたこと、水受け用容器兼植木鉢カバーとしての容器と植物を植えつける容器を一体的に組み合わせたことを特徴とする。
【選択図】図9
【解決手段】内側容器(1)を支える外側容器(2)の内部に複数の隆起した形状を設け、容器同士の間にすき間を確保し、植物の根の生長に重要な通気性を高めたこと、水受け用容器兼植木鉢カバーとしての容器と植物を植えつける容器を一体的に組み合わせたことを特徴とする。
【選択図】図9
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、室外はもちろんのこと室内でも手軽に園芸を楽しむことのできるようにした、水受け用容器と植物を植えつける容器からなる植木鉢に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来は園芸に取り組もうとすると、種子、球根、苗等の他に、植木鉢、土・培養土、肥料などの材料や道具を個別に揃える必要があった。その上、室内で園芸を行う時は、植木鉢から水が染み出しても植木鉢を置いた床や机や棚などが濡れないように植木鉢の下に置いて水を受ける皿が必要であった。
また、市場においては植木鉢と水受け用の皿の両方を一緒に取り扱っている小売店のみではなく、植木鉢だけの取り扱いにとどまる小売店も存在しており、庭やベランダのない住環境においては室内での園芸を楽しむことについて材料や道具を揃えることの障害ともなっていた。
【0003】
【問題が解決しようとする課題】
従来の植木鉢には次のような欠点があった。
イ.園芸を行う時に、植木鉢の他に植木鉢から染み出す水を受ける皿を準備するとなると、両方を一緒に取り扱っている小売店がない場合は、揃えるのに手間がかかることがあった。
ロ.道具や材料を揃えるのに手間がかかることで室内での園芸を断念することもあった。
ハ.植木鉢の下に設置して水を受ける皿は深さが浅くなっているため、衝撃によっては水がこぼれてしまうことがあった。
ニ.水もれを防ぐために深さのある容器を揃えようとしても、植木鉢の大きさに適する寸法の容器を探すことは困難であった。
ホ.運良く植木鉢と同じような大きさの容器を入手できたとしても、使用する時は、紙コップを積み重ねるような形での使用となるため、植物の根にとって重要な通気性が損なわれることになっていた。
本発明は以上の欠点を解決し、手軽に室内でも園芸を楽しめるようにしたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
草花・野菜の種子、球根、苗等を植えつける内側容器(1)を空間にとどめ置くために、外側容器(2)の内部に数箇所の隆起した形状を設ける。
本発明は、以上の構成よりなる水受け用容器と一体的な植木鉢である。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
草花・野菜の種子、球根、苗等を植えつける内側容器(1)を空間にとどめ置くために、外側容器(2)の内部に数箇所の隆起した形状を設ける。
外側容器(2)の内側に組み込むように内側容器(1)を入れ込む。
本発明は、以上の構成よりなっている。
本発明を使用するときは、外側容器(2)に内側容器(1)を入れ込み、内側容器(1)に土・培養土を入れ、種子や球根を植えつける。あとは水を注ぐだけで発芽を促すことになる。また、苗や苗木等も同様に植えつけることができる。
内側容器(1)と外側容器(2)が密着することなく、すき間があるため通気性が確保でき、植物の生育上好ましいことになる
なお、外側容器(2)は内側容器(1)のカバーとしての役割も有することから、内側容器(1)の底面部のみならず、側面部にも排水用の穴を設けたり、底面部・側面部を網目状に加工したりする場合でも全体の美観を損なうことなく、植物の生長にとっての排水性や通気性の向上を確保することができる。
内側容器(1)を支える外側容器(2)内部に設ける隆起した形状は、二箇所では不安定であるが、三箇所以上であれば、四箇所でも五箇所でも構わない。
また、種子や球根を植えつけた内側容器(1)に水を注いだ後、発芽までの乾燥を防ぐためにフタをつけるのも良いし、外側容器(2)の上部に複数の穴を設け、そこへひもを通すことで吊り下げるといった使い方もできる。
さらに、本発明品に適した量の土・培養土や肥料、種子・球根をあらかじめ組み合わせて提供することで、それらを個別に揃える手段のなかった人々へも園芸を楽しむ機会を提供することができる。
【0006】
【発明の効果】
本発明を使用することによって、植木鉢と水受け皿を別々に揃える必要はなく、手軽に、また室内でも園芸を楽しむことができる。
水受け用容器部分に水があっても、少々の衝撃では水がこぼれることはなく、インテリアとしても十分に機能するものである。
さらに、本発明に土・培養土や肥料や種子・球根をあらかじめセットして提供することで、園芸のための材料や道具が全て揃うことになり、園芸を楽しむ人々の底辺拡大に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す正面図
【図2】本発明の実施形態を示す背面図
【図3】本発明の実施形態を示す右側面図
【図4】本発明の実施形態を示す左側面図
【図5】本発明の実施形態を示す平面図
【図6】本発明の実施形態を示す底面図
【図7】図1におけるA−A線断面図
【図8】図4におけるB−B線断面図
【図9】内側容器と外側容器の斜視図
【図10】使用状態を示す参考図
【符号の説明】
1 内側容器
2 外側容器
【発明の属する技術分野】
この発明は、室外はもちろんのこと室内でも手軽に園芸を楽しむことのできるようにした、水受け用容器と植物を植えつける容器からなる植木鉢に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来は園芸に取り組もうとすると、種子、球根、苗等の他に、植木鉢、土・培養土、肥料などの材料や道具を個別に揃える必要があった。その上、室内で園芸を行う時は、植木鉢から水が染み出しても植木鉢を置いた床や机や棚などが濡れないように植木鉢の下に置いて水を受ける皿が必要であった。
また、市場においては植木鉢と水受け用の皿の両方を一緒に取り扱っている小売店のみではなく、植木鉢だけの取り扱いにとどまる小売店も存在しており、庭やベランダのない住環境においては室内での園芸を楽しむことについて材料や道具を揃えることの障害ともなっていた。
【0003】
【問題が解決しようとする課題】
従来の植木鉢には次のような欠点があった。
イ.園芸を行う時に、植木鉢の他に植木鉢から染み出す水を受ける皿を準備するとなると、両方を一緒に取り扱っている小売店がない場合は、揃えるのに手間がかかることがあった。
ロ.道具や材料を揃えるのに手間がかかることで室内での園芸を断念することもあった。
ハ.植木鉢の下に設置して水を受ける皿は深さが浅くなっているため、衝撃によっては水がこぼれてしまうことがあった。
ニ.水もれを防ぐために深さのある容器を揃えようとしても、植木鉢の大きさに適する寸法の容器を探すことは困難であった。
ホ.運良く植木鉢と同じような大きさの容器を入手できたとしても、使用する時は、紙コップを積み重ねるような形での使用となるため、植物の根にとって重要な通気性が損なわれることになっていた。
本発明は以上の欠点を解決し、手軽に室内でも園芸を楽しめるようにしたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
草花・野菜の種子、球根、苗等を植えつける内側容器(1)を空間にとどめ置くために、外側容器(2)の内部に数箇所の隆起した形状を設ける。
本発明は、以上の構成よりなる水受け用容器と一体的な植木鉢である。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
草花・野菜の種子、球根、苗等を植えつける内側容器(1)を空間にとどめ置くために、外側容器(2)の内部に数箇所の隆起した形状を設ける。
外側容器(2)の内側に組み込むように内側容器(1)を入れ込む。
本発明は、以上の構成よりなっている。
本発明を使用するときは、外側容器(2)に内側容器(1)を入れ込み、内側容器(1)に土・培養土を入れ、種子や球根を植えつける。あとは水を注ぐだけで発芽を促すことになる。また、苗や苗木等も同様に植えつけることができる。
内側容器(1)と外側容器(2)が密着することなく、すき間があるため通気性が確保でき、植物の生育上好ましいことになる
なお、外側容器(2)は内側容器(1)のカバーとしての役割も有することから、内側容器(1)の底面部のみならず、側面部にも排水用の穴を設けたり、底面部・側面部を網目状に加工したりする場合でも全体の美観を損なうことなく、植物の生長にとっての排水性や通気性の向上を確保することができる。
内側容器(1)を支える外側容器(2)内部に設ける隆起した形状は、二箇所では不安定であるが、三箇所以上であれば、四箇所でも五箇所でも構わない。
また、種子や球根を植えつけた内側容器(1)に水を注いだ後、発芽までの乾燥を防ぐためにフタをつけるのも良いし、外側容器(2)の上部に複数の穴を設け、そこへひもを通すことで吊り下げるといった使い方もできる。
さらに、本発明品に適した量の土・培養土や肥料、種子・球根をあらかじめ組み合わせて提供することで、それらを個別に揃える手段のなかった人々へも園芸を楽しむ機会を提供することができる。
【0006】
【発明の効果】
本発明を使用することによって、植木鉢と水受け皿を別々に揃える必要はなく、手軽に、また室内でも園芸を楽しむことができる。
水受け用容器部分に水があっても、少々の衝撃では水がこぼれることはなく、インテリアとしても十分に機能するものである。
さらに、本発明に土・培養土や肥料や種子・球根をあらかじめセットして提供することで、園芸のための材料や道具が全て揃うことになり、園芸を楽しむ人々の底辺拡大に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す正面図
【図2】本発明の実施形態を示す背面図
【図3】本発明の実施形態を示す右側面図
【図4】本発明の実施形態を示す左側面図
【図5】本発明の実施形態を示す平面図
【図6】本発明の実施形態を示す底面図
【図7】図1におけるA−A線断面図
【図8】図4におけるB−B線断面図
【図9】内側容器と外側容器の斜視図
【図10】使用状態を示す参考図
【符号の説明】
1 内側容器
2 外側容器
Claims (1)
- 草花・野菜の種子、球根、苗、樹木等の植物を植えつける内側容器(1)と、その内側容器(1)を空間にとどめ置くために、数箇所の隆起した形状を内部に設けた外側容器(2)を一体的に組み合わせた植木鉢。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003056415A JP2004222711A (ja) | 2003-01-27 | 2003-01-27 | 水受け用容器と一体的な植木鉢 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003056415A JP2004222711A (ja) | 2003-01-27 | 2003-01-27 | 水受け用容器と一体的な植木鉢 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004222711A true JP2004222711A (ja) | 2004-08-12 |
Family
ID=32905900
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003056415A Pending JP2004222711A (ja) | 2003-01-27 | 2003-01-27 | 水受け用容器と一体的な植木鉢 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004222711A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006011545A1 (ja) | 2004-07-30 | 2006-02-02 | Hitachi Medical Corporation | 医用画像診断支援方法、装置及び画像処理プログラム |
US7771291B1 (en) | 2007-10-12 | 2010-08-10 | Taylor Made Golf Company, Inc. | Golf club head with vertical center of gravity adjustment |
-
2003
- 2003-01-27 JP JP2003056415A patent/JP2004222711A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006011545A1 (ja) | 2004-07-30 | 2006-02-02 | Hitachi Medical Corporation | 医用画像診断支援方法、装置及び画像処理プログラム |
US7771291B1 (en) | 2007-10-12 | 2010-08-10 | Taylor Made Golf Company, Inc. | Golf club head with vertical center of gravity adjustment |
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