JP3049372B2 - ディジタル映像信号の記録装置及び記録再生装置 - Google Patents

ディジタル映像信号の記録装置及び記録再生装置

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JP3049372B2
JP3049372B2 JP3127380A JP12738091A JP3049372B2 JP 3049372 B2 JP3049372 B2 JP 3049372B2 JP 3127380 A JP3127380 A JP 3127380A JP 12738091 A JP12738091 A JP 12738091A JP 3049372 B2 JP3049372 B2 JP 3049372B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像(ビデオ)信号を
ディジタル化して、磁気テープ等の記録媒体に記録し、
また記録された映像信号を再生するディジタル映像信号
の記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】映像信号をディジタル信号化して磁気テ
ープ,磁気ディスク,光ディスク等の記録媒体に記録
し、記録媒体に記録された映像信号を再生する映像信号
ディジタル記録再生装置は、一般に次のような構成が取
られており、ここでは記録媒体を磁気テープとするディ
ジタルVTRについて説明する。図12は、D1,D2等
に代表される放送用業務用ディジタルVTRの基本的な
構成を示すブロック図であり、1は入力されたアナログ
映像信号をディジタル信号に変換するA/D変換器であ
る。A/D変換器1によりディジタル化された映像信号
は誤り訂正エンコーダ2へ出力される。誤り訂正エンコ
ーダ2は、ディジタル化された映像信号を誤り訂正符号
化し、誤り訂正符号化されたデータを変調器3へ出力す
る。変調器3は、入力されたデータを記録符号化する。
記録符号化されたデータは、回転ドラム4に装着された
磁気ヘッド6により磁気テープ5に記録される。7〜9
は再生系の構成部材を示しており、7は再生データを
録復号化する復調器であり、記録復号化されたデータは
誤り訂正デコーダ8へ出力される。誤り訂正デコーダ8
は、再生されたデータの誤りを訂正し、訂正後の再生デ
ータをD/A変換器9へ出力する。D/A変換器9は、
前段までに処理された映像データをアナログ映像信号に
変換して出力する。
【0003】次に、動作について説明する。入力アナロ
グ映像信号がA/D変換器1によりディジタル化された
後、誤り訂正エンコーダ2により誤り訂正符号化され変
調器3により記録符号化されて回転ドラム4に装着され
た磁気ヘッド6により磁気テープ5に記録される。ま
た、磁気ヘッド6により再生された信号は復調器7によ
り記録復号化され誤り訂正デコーダ8で再生データの訂
正及び誤り検出を行いD/A変換器9によりアナログ映
像信号化される。
【0004】ところで、高画質で長時間記録を目的とし
て映像信号をディジタル信号化した後に画像圧縮して記
録するディジタルVTRが公知である。図13はこのよう
な映像信号ディジタル記録再生装置の構成を示すブロッ
ク図であり、図中、図12と同番号を付した部分は同一部
材を示す。記録系において、A/D変換器1と誤り訂正
エンコーダ2との間に、A/D変換器1によりディジタ
ル信号化された映像信号を映像信号帯域上で周波数分割
するサブバンド分割フィルタ10と、画面を画像圧縮ブロ
ックにブロック化しブロック単位にシャフリング処理を
行うインターリーブ回路11と、各ブロックについてサブ
ブロック単位にて直交変換を施す直交変換回路12と、変
換後の各成分を適応量子化し画像に応じて可変長に符号
化を行う量子化/可変長符号化回路13とがこの順に設け
られている。また、再生系において、誤り訂正デコーダ
8とD/A変換器9との間に、記録側での符号化に基ず
き復号し逆量子化を行う逆量子化/可変長復号化回路14
と、再生された各成分にサブブロック単位にて逆直交変
換を施す逆直交変換回路15と、ブロック単位にデシャフ
リング処理を行って元の画面を再生するデインターリー
ブ回路16と、記録側で帯域分割したデータを合成し元の
映像帯域とするサブバンド合成フィルタと17と、誤り訂
正デコーダ8で訂正不可能と検出された部分の映像に対
して画素補間処理を施す補間回路18とがこの順に設けら
れている。
【0005】次に、動作について説明する。ディジタル
化された映像信号はまずサブバンド分割フィルタ10によ
り映像信号帯域をいくつかの帯域(以後サブバンドと称
する)に分割された画面が構成される。ただし、ここで
は低域(LL)、中低域(LH)、中高域(HL)、高
域(HH)の4つのサブバンドに分割する場合について
説明する。分割された各サブバンド画面はインターリー
ブ回路11のメモリ内で数サンプル×数ラインの二次元サ
ブブロック、もしくは数サンプル×数ライン×数フィー
ルドの三次元サブブロックを構成し、4つのサブバンド
画面上での同一サブブロックを合わせて1ブロックとす
る。従って1ブロックはLL,LH,HL,HHの各サ
ブブロックで構成されている。またインターリーブ回路
11内のメモリからの読出し時には1ブロック単位でシャ
フリングが行われる。次に、直交変換回路12によりイン
ターリーブ回路11からの各ブロックについてサブブロッ
ク単位で直交変換が行なわれ、変換された各成分につい
て量子化/可変長符号化回路13により適応量子化が行な
われた後可変長符号化が行われる。符号化が行われた圧
縮データは、誤り訂正エンコーダ2によりトラック単位
で誤り訂正符号が付加され、変調器3により記録符号化
された後、磁気ヘッド6により磁気テープ5に記録され
る。
【0006】再生時は、磁気ヘッド6により再生された
信号は、復調器7により記録復号化され誤り訂正デコー
ダ8により誤り訂正及び訂正不可能な誤りの検出が行わ
れる。誤り訂正された圧縮データは、逆量子化/可変長
復号化回路14により記録時の符号化に基ずき復号され逆
量子化されることで各成分が再生される。再生された各
成分は、逆直交変換回路15により逆直交変換が行なわれ
デインターリーブ回路16内のメモリにデシャフリングを
行って書き込まれ、各4つのサブバンド画面が再生され
る。再生された各サブバンド画面は、サブバンド合成フ
ィルタ17により帯域合成され再生映像信号帯域となる。
その後、補間回路18により前段の誤り訂正デコーダ8で
訂正不可能な誤りと検出された部分において画素間演算
を伴った補間処理が行なわれ、D/A変換器9によりア
ナログ映像信号化される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上の様な構成で圧縮
処理を施し記録再生を行なう従来の映像信号ディジタル
記録再生装置では、映像信号圧縮の際に適応量子化及び
可変長符号方式を用いているので、対象となる画像の内
容(情報量)によって量子化, 符号化データ量が各ブロ
ックで異なる。ところが、磁気テープ5上での1トラッ
ク当りの記録データ量は一定量であり、また信号処理回
路の簡略化のためにも1画面当りの記録トラック数を固
定しなければならない。従って、圧縮後の映像信号のデ
ータ量が非常に減少する場合、たとえば圧縮ブロックを
2次元構成したときでは縦横に非常に相関がある単調な
画像の場合、また3次元構成したときでは静止画である
場合、トラック内でデータが記録されない未記録な部分
が発生し非常に効率が悪い記録となる。
【0008】また、サブバンド分割処理しそれぞれに圧
縮処理するので、再生時における伸長(復号、逆量子
化)時には分割されたすべての帯域が正常でなければ完
全に復元できない。ブロック化した後に圧縮処理を行な
うので、ブロック内で発生した部分的な誤りに対しても
再生画面上では、ブロック内全域に渡って影響する場合
もあり、補間回路18による誤り部分の補間精度が向上せ
ず結果として画質劣化の大きな原因となる。
【0009】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、記録媒体の容量を有効活用できると共に、記
録再生時に発生した誤りに対して補間精度を向上させて
高画質な映像を再生できるディジタル映像信号の記録装
置及び記録再生装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1発明に係るディジタ
ル映像信号の記録装置は、圧縮後の全帯域データに基づ
いて記録媒体の残留記録エリアを判定する手段を設け、
残留記録エリアに圧縮後の低帯域データが記録可能であ
れば、この低帯域データを残留記録エリアに再度記録す
るように構成したことを特徴とする。
【0011】第2発明に係るディジタル映像信号の記録
再生装置は、第1発明の記録系に加えて、再生時に検出
された画像誤り部分の低帯域データを2重記録された低
帯域データにて書き換えて、補間処理を行なうような再
生系を備えることを特徴とする。
【0012】第3発明に係るディジタル映像信号の記録
装置は、記録媒体の残留記録エリアを算出する手段を設
け、残留量により低帯域データの圧縮率を制御し、圧縮
後の低帯域データを再度残留記録エリアに必ず記録する
ように構成したことを特徴とする。
【0013】第4発明に係るディジタル映像信号の記録
再生装置は、第3発明の記録系に加えて、再生時に検出
された画像誤り部分の低帯域データを2重記録された低
帯域データにて書き換えて、補間処理を行なうような再
生系を備えることを特徴とする。
【0014】第5発明に係るディジタル映像信号の記録
装置は、記録媒体の残留記録エリアを算出する手段を設
け、残留量に応じて、低帯域データの圧縮率を制御して
再度残留記録エリアに必ず記録するか、もしくは、低帯
域データの直交変換後の直流成分を圧縮して再度残留エ
リアに必ず記録するように構成したことを特徴とする。
【0015】第6発明に係るディジタル映像信号の記録
再生装置は、第5発明の記録系に加えて、再生時に検出
された画像誤り部分の低帯域データを2重記録された低
帯域データもしくは低帯域データの直交変換後の直流成
分にて書き換えて、補間処理を行なうような再生系を備
えることを特徴とする。
【0016】
【作用】第1発明では、記録媒体に未記録部分が大量に
発生した場合には、低帯域データは2重に記録媒体に記
録される。従って、記録媒体の記録エリアに無駄なくデ
ータが記録される。
【0017】第2発明では、再生時に未訂正のデータエ
ラーが発生した場合に、このデータエラーに相当する低
帯域データが、2重記録したもう一方の低帯域データに
書き換えられ、この書き換えられたデータに基づいて補
間処理が施される。従って、誤り訂正における補間処理
が確実に行なわれる。
【0018】第3発明では、低帯域データが、記録媒体
に必ず2重に記録されている。従って、記録媒体の記録
エリアに無駄なくデータが記録される。
【0019】第4発明では、再生時に未訂正のデータエ
ラーが発生した場合に、このデータエラーに相当する低
帯域データが、2重記録したもう一方の低帯域データに
書き換えられ、この書き換えられたデータに基づいて補
間処理が施される。従って、誤り訂正における補間処理
が確実に行なわれる。
【0020】第5発明では、低帯域データ全部または低
帯域データの直流成分は、記録媒体に必ず2重に記録さ
れる。従って、記録媒体の記録エリアに無駄なくデータ
が記録される。
【0021】第6発明では、再生時に未訂正のデータエ
ラーが発生した場合に、このデータエラーに相当する低
帯域データが、2重記録した低帯域データまたは低帯域
データの直流成分に書き換えられ、この書き換えられた
データに基づいて補間処理が施される。従って、誤り訂
正における補間処理が確実に行なわれる。
【0022】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図面に基づ
いて具体的に説明する。
【0023】(第1実施例)図1は、本発明の第1実施
例の記録再生装置の記録系における構成を示すブロック
図である。図において、1は入力されたアナログ映像信
号をディジタル信号に変換するA/D変換器である。A
/D変換器1によりディジタル化された映像信号はサブ
バンド分割フィルタ10へ出力される。サブバンド分割フ
ィルタ10は、入力した映像信号を映像信号帯域上で周波
数分割し、インターリーブ回路19へ出力する。インター
リーブ回路19は、入力された画像データを画像圧縮ブロ
ックにブロッキングしブロック単位にシャフリングを行
って内部のメモリに蓄積し、適宜直交変換回路12へ出力
する。直交変換回路12は、各ブロックについてサブブロ
ック単位にて直交変換を施し、変換係数を量子化/可変
長符号化回路13へ出力する。量子化/可変長符号化回路
13は、変換後の各成分である変換係数を適応量子化し画
像に応じて可変長に符号化を行い、加算器33へ出力す
る。インターリーブ回路19からの画像データ読み出し
は、読出アドレス制御回路20により制御される。量子化
/可変長符号化回路13にて圧縮されたデータ量は、画像
圧縮量判定回路21により判定され、その判定結果は低域
サブブロック2重記録制御回路23へ出力される。低域サ
ブブロック2重記録制御回路23は、通常記録データの後
に低域サブブロック(LL)を付加するように、ブロッ
ク単位にブロックアドレスを発生するブロックアドレス
発生回路22と前記読出アドレス制御回路20とを制御す
る。ブロックアドレス発生回路22からのブロックアドレ
スは、加算器33に入力される。加算器33の出力は誤り訂
正エンコーダ2に入力され、誤り訂正エンコーダ2は、
加算器33からの出力を誤り訂正符号化し、誤り訂正符号
化されたデータを変調器3へ出力する。変調器3は、入
力されたデータを記録符号化する。記録符号化されたデ
ータは、回転ドラム4に装着された磁気ヘッド6により
磁気テープ5に記録される。
【0024】図2は、第1実施例の再生系の構成を示す
ブロック図である。図において、7は再生データを記録
復号化する復調器であり、記録復号化されたデータは誤
り訂正デコーダ8へ出力される。誤り訂正デコーダ8
は、再生されたデータの誤りを訂正し、訂正後の再生デ
ータを逆量子化/可変長復号化回路14へ出力し、訂正不
可能と検出された再生データをエラーフラグを付けてデ
インターリーブフラグメモリ25へ出力する。逆量子化/
可変長復号化回路14は、記録側での符号化に基ずき復号
し逆量子化を行い、再生した変換係数を逆直交変換回路
15へ出力する。逆直交変換回路15は、再生された各成分
にサブブロック単位にて逆直交変換を施し、各サブブロ
ックをデインターリーブ回路24へ出力する。デインター
リーブ回路24は、ブロック単位にデシャフリングを行な
って元の画面を再生し、再生データをサブバンド合成フ
ィルタ17へ出力する。デインターリーブ回路24内のメモ
リへの画像データの書き込みは書込アドレス制御回路26
により制御される。誤り訂正デコーダ8からの出力に基
づいて、ブロックアドレス検出回路27は各再生ブロック
のブロックアドレスを検出し、前記書込アドレス制御回
路26及び低域サブブロック書換制御回路28へ出力する。
低域サブブロック書換制御回路28は、通常記録データに
付加された低域サブブロック(LL)をデインターリー
ブ回路24内で書き換えるように書込アドレス制御回路26
を制御する。サブバンド合成フィルタ17は、記録側で帯
域分割したデータを合成し元の映像帯域とし、再生した
データを補間回路18へ出力する。補間回路18は、誤り訂
正デコーダ8で訂正不可能と検出された部分の映像に対
して画素補間処理を施して、処理後のデータをD/A変
換器9へ出力する。D/A変換器9は、前段までに処理
された映像データをアナログ映像信号に変換して出力す
る。
【0025】図3は、記録系における通常記録時のイン
ターリーブ回路19の読出デ−タ、読出アドレス、圧縮記
録データのデータ配列を示す図である。
【0026】図4は、記録系における低域サブブロック
2重記録時のインターリーブ回路19の読出デ−タ、読出
アドレス、圧縮記録データのデータ配列を示す図であ
る。
【0027】図5は、再生系における低域サブブロック
2重記録時の圧縮再生データ、デインターリーブ回路24
への書込データ、書込アドレスのデータ配列及びエラー
フラグ、デインターリーブ回路24のイネーブル信号を示
す図である。
【0028】次に、動作について説明する。まず記録時
は、A/D変換器1によりディジタル化された映像信号
はサブバンド分割フィルタ10に入力され、サブバンド分
割フィルタ10により帯域分割された4つのサブバンド画
面(LL,LH,HL,HH)がインターリーブ回路19
のメモリに書き込まれる。各サブバンド画面が読出アド
レス制御回路20からのアドレスにより二次元もしくは三
次元のサブブロックに構成されると共にブロック単位で
シャフリングされ、各サブブロックのデータが図3のよ
うに時分割多重(LL1,LH1,HL,HH,LL
2,LH2,・・・・LLn,LHn,HLn,HH
n)されてブロック単位でインターリーブ回路19から読
み出される。次に直交変換回路12によりブロック内のサ
ブブロック単位で直交変換された後、量子化/可変長符
号化回路13により変換された各成分について適応量子化
及び可変長符号化が行われる。圧縮された画像データ
(DATA1,DATA2,・・・・DATAn)は、
ブロックアドレス発生回路22によりブロックアドレス
(B1,B2,B3・・・・Bn)が加算器33にて付加
されて誤り訂正エンコーダ2へ送られる。
【0029】ここで量子化/可変長符号化回路13では画
像内容により圧縮率が変化し、符号化された圧縮データ
量は、各ブロックにより異なる。従って、1トラックに
記録されるブロック総数は、最低圧縮率となる場合に記
録出来るブロック数(n)となり、通常では1トラック
内にいくらかの未記録部分が発生する。そこで画像圧縮
量判定回路21により、1トラックに記録するnブロック
の圧縮記録データ総量及び圧縮低域サブブロック(DL
L)の総量を算出することにより、1トラックで未記録
となる部分に、そのトラックに記録した圧縮低域サブブ
ロック(DLL)データ総量及びブロックアドレス総量
を記録出来るか否かを判定する。
【0030】画像圧縮量判定回路21にて記録可能である
と判定された場合は、低域サブブロック2重記録制御回
路23により読出アドレス制御回路20及びブロックアドレ
ス発生回路22を制御して、図4のように、インターリー
ブ回路19のメモリから通常読出データを読み出した後に
各ブロックの低域サブブロック(LL1,LL2,LL
3,・・・・LLn)を再度読み出し、同様に直交変換
回路12及び量子化/可変長符号化回路13で画像圧縮した
後、ブロックアドレス発生回路22により各圧縮低域サブ
ブロック(DLL1,DLL2,DLL3,・・・・D
LLn)に再度ブロックアドレスを付加して誤り訂正エ
ンコーダ2に送ることで、通常では未記録となる部分に
圧縮低域サブブロックを2重記録できる。
【0031】再生時は、磁気ヘッド6により再生された
データは誤り訂正デコーダ8により記録再生時に発生し
た誤りを訂正し、訂正不可能な場合はそのデータにエラ
ーフラグを立てる。誤り訂正された圧縮再生データは、
逆量子化/可変長復号化回路14により記録時の量子化、
符号化に基ずき復号され逆量子化された後、逆直交変換
回路15により記録時の逆変換され圧縮画像が伸張され
る。伸張されたデータは、ブロックアドレス検出回路27
で圧縮再生データより検出されたブロックアドレスで書
込アドレス制御回路26を制御してデインターリーブ回路
24のメモリに書き込まれる。また同時に誤り訂正デコー
ダ8で検出されたエラーフラグも同様にデインターリー
ブフラグメモリ25に書き込まれる。(ここでは、デイン
ターリーブ回路24のメモリとデインターリーブフラグメ
モリ25とは同一のアドレス空間を持っている。)デイン
ターリーブフラグメモリ25に書き込まれたエラーフラグ
は画像データがデインターリーブ回路24から読み出され
ると同時に読み出され、後段の補間回路18への補間信号
とされる。
【0032】ここで、圧縮低域サブブロックが2重記録
されている場合は、図5のように圧縮再生データは通常
圧縮再生データに圧縮低域サブブロック(DLL1,D
LL2,DLL3,・・・・DLLn)が付加されてい
る。しかし、通常再生時と同様に復号化、逆量子化、逆
直交変換されnブロックまではデータ及びエラーフラグ
はデインターリーブ回路24のメモリ及びデインターリー
ブフラグメモリ25のそれぞれに書き込まれる。また、n
ブロック以降は、まずブロックアドレス検出回路27で圧
縮低域サブブロックに付加されたブロックアドレスを検
出し、低域サブブロック書換制御回路28の制御により、
ブロックアドレス検出回路27で検出されたブロックアド
レスと等しいブロックアドレスの低域サブブロックにあ
たるアドレスを、書込アドレス制御回路26からデインタ
ーリーブフラグメモリ25に与え、そのサブブロックのエ
ラーフラグ状態を読み出す。もし、そのサブブロックが
エラーであれば、デインターリーブ回路24のメモリ内の
同アドレスサブブロックのデータが、2重記録された低
域サブブロックデータに書き換えられる。ここで図5に
おいて、例えばブロック2が誤った場合はブロック2の
データ(LL2,LH2,HL2,HH2)は一旦デイ
ンターリーブ回路24のメモリに書き込まれ、同時にエラ
ーフラグも立てられデインターリーブフラグメモリ25に
書き込まれる。nブロックのデータ書き込みが終了した
後は、圧縮低域サブブロックが伸張されてくると同時に
デインターリーブフラグメモリ25からエラーフラグ状態
を読み出し、エラーであるブロック2の低域サブブロッ
ク2(LL2)のデータのみ、デインターリーブ回路24
のメモリ内で上で書き換えられる。また、その他のサブ
ブロック2(LH2,HL2,HH2)は補間時に零レ
ベルとされる。
【0033】(第2実施例)前述の第1実施例では、低
域サブブロックの2重記録が可能か否かを判定し、可能
である場合に限り低域サブブロックを2重記録すること
にしたが、第2実施例では、圧縮率を制御することによ
り強制的に必ず低域サブブロックを2重に記録するよう
にする。
【0034】図6は、本発明の第2実施例の記録再生装
置の記録系における構成を示すブロック図であり、図
中、図1と同番号を付した部分は第1実施例と同様の構
成である。図中30は、量子化/可変長符号化回路13で圧
縮されたデータ量に基づき磁気テープ5の1トラックの
残りエリアを算出する残りエリア算出回路、29は、低域
サブブロック2重記録時の低域サブブロックの量子化を
制御する低域サブブロック量子化制御回路である。低域
サブブロック2重記録制御回路23は、読出アドレス制御
回路20とブロックアドレス発生回路22とこの低域サブブ
ロック量子化制御回路29とを制御する。なお、第2実施
例における再生系の構成は、第1実施例における再生系
の構成(図2参照)と同一であるので、その説明は省略
する。
【0035】次に、動作について説明する。図7は、記
録系におけるインターリーブ回路19の読出デ−タ、読出
アドレス、圧縮記録データのデータ配列を示した図、図
8は、記録系における低圧縮時の圧縮記録データ及び高
圧縮時の圧縮記録データのデータ配列を比較した図であ
る。
【0036】記録時は、前述の第1実施例と同様に、直
交変換回路12及び量子化/可変長符号化回路13により、
映像信号が圧縮される。残りエリア算出回路30により、
1トラックに記録できるデータ量と圧縮処理後のnブロ
ックの圧縮記録データ総量とに基づいて、残りエリアの
記録容量が算出される。次に、インターリーブ回路19か
ら通常読出データを読み出した後、低域サブブロック2
重記録制御回路23により読出アドレス制御回路20及びブ
ロックアドレス発生回路22を制御して、図7のように、
インターリーブ回路19から各ブロックの低域サブブロッ
ク(LL1,LL2,LL3,・・・・LLn)を再度
読み出し、同様に直交変換回路12及び量子化/可変長符
号化回路13にて圧縮処理を行う。ここで、残りエリア算
出回路30により算出された残りエリアの記録容量を基
に、低域サブブロック量子化制御回路29により必ず残り
エリアに低域サブブロックを記録できるように量子化/
可変長符号化回路13での低域サブブロックの量子化精度
は制御される。圧縮された低域サブブロックデータは、
ブロックアドレス発生回路22により各圧縮低域サブブロ
ック(DLL1,DLL2,DLL3,・・・・DLL
n)に再度ブロックアドレスを付加して誤り訂正エンコ
ーダ2に送ることで、必ず残りエリアに量子化精度が異
なる圧縮低域サブブロックを2重記録できる。ここで、
低圧縮時(図8(a))には、1トラック記録エリアの
ほとんどが通常圧縮データでしめられるので、圧縮低域
サブバンドデータは量子化精度が悪い量子化(粗い量子
化)が行われる。一方、高圧縮時(図8(b))には、
1トラック記録エリアで大量に残りエリアが発生するの
で、圧縮低域サブバンドデータは量子化精度が良い量子
化(細かい量子化)が行われる。
【0037】再生時における動作は、前述した第1実施
例において圧縮低域サブブロックが2重記録されている
場合における動作と全く同じであるので、その説明は省
略する。
【0038】(第3実施例)前述の第2実施例におい
て、通常の記録データを記録した後の磁気テープにおけ
る残り記録エリアが少なくて、最低の量子化精度におい
ても低域サブブロックの2重記録を行なえないことがあ
る。このような場合には低域サブブロックのDC(直
流)成分のみを2重記録しておけば良い。第3実施例で
は、残り記録エリアの大きさにより、低域サブブロック
の全成分を記録するかまたは低域サブブロックのDC成
分のみを記録するかを選択できるようにしている。
【0039】図9は、本発明の第3実施例の記録再生装
置の記録系における構成を示すブロック図であり、図
中、図1または図6と同番号を付した部分は第1実施例
または第2実施例と同様の構成である。図中31は、低域
サブブロック2重記録時の低域サブブロックのDC成分
のみを量子化及び可変長符号化出来るように量子化/可
変長符号化回路13を制御するDC成分量子化/符号化制
御回路、32は残りエリア算出回路30により算出された残
りデータ量に応じて量子化モードを切り換える量子化モ
ード切換回路である。低域サブブロック2重記録制御回
路23は、読出アドレス制御回路20とブロックアドレス発
生回路22とこの量子化モード切換回路32とを制御する。
なお、第3実施例における再生系の構成は、第1実施例
における再生系の構成(図2参照)と同一であるので、
その説明は省略する。
【0040】次に、動作について説明する。記録系にお
けるインターリーブ回路19の読出デ−タ、読出アドレ
ス、圧縮記録データのデータ配列は、前述の第2実施例
(図7参照)と同じである。図10は記録系における量子
化モード切換回路32での判定方法をフローチャートで示
したものである。また、図11は、圧縮時における各量子
化モードの1トラック内のデータ構成を示す図である。
【0041】記録時は、前述の第1,第2実施例と同様
に、直交変換回路12及び量子化/可変長符号化回路13に
より、映像信号が圧縮される。残りエリア算出回路30に
より、1トラックに記録できるデータ量と圧縮処理後の
nブロックの圧縮記録データ総量とに基づいて、残りエ
リアの記録容量が算出される。次に、インターリーブ回
路19から通常読出データを読み出した後、低域サブブロ
ック2重記録制御回路23により読出アドレス制御回路20
及びブロックアドレス発生回路22を制御して、図7のよ
うに、インターリーブ回路19から各ブロックの低域サブ
ブロック(LL1,LL2,LL3,・・・・LLn)
を再度読み出し、同様に直交変換回路12及び量子化/可
変長符号化回路13にて圧縮処理を行う。ここで、量子化
は残りエリア算出回路30により算出された残りエリアの
記録容量を基に、量子化モード切換回路32にて次のよう
な3モードのいずれかに切り換えられる。モード1は、
低域サブブロックデータを通常データと同様に量子化し
可変長符号化して2重記録する。モード2は、低域サブ
ブロック量子化制御回路29により、残りエリアに低域サ
ブブロックデータを全て記録できるように量子化の精度
を下げて(量子化を粗くして)量子化し可変長符号化し
て2重記録する。モード3は、DC成分量子化/符号化
制御回路31により、低域サブブロックの直交変換後のD
C成分のみ量子化し可変長符号化して2重記録する。こ
のようなモードの切り換えは、図10に示すような手順で
行われる。まず、通常データ圧縮時に低域サブブロック
のみの総圧縮データ量(低域圧縮量)を記憶しておき
(S1)、残りエリア算出回路30にて1トラックの残
り記録容量を算出する(S2)。次いで、残り記録容量
と低域圧縮量とを比較する(S3)。残り記録容量が低
域圧縮量より大きい場合は、モード1である通常データ
と同じ量子化で圧縮する(S5)。小さい場合には、1
トラックの残り記録容量と、低域サブブロック量子化制
御回路29により可変できる最も粗い量子化で圧縮され
た場合のデータ量とを比較し(S4)、残り記録容量の
方が大きいときにはモード2である量子化精度を下げて
圧縮する(S6)。小さいときには、モード3であるD
C成分のみ量子化及び符号化して圧縮する(S7)。圧
縮された低域サブブロックデータは、ブロックアドレス
発生回路22により各圧縮低域サブブロックまたは各低域
サブブロックの圧縮DC成分(DLL1,DLL2,D
LL3,・・・・,LLn)に再度ブロックアドレスが
加算器33にて付加されて誤り訂正エンコーダ2に送るこ
とで、通常記録データ量に応じて圧縮低域サブブロック
または低域サブブロックの圧縮DC成分が2重記録され
る。
【0042】以上のモード切換で1トラック内のデータ
記録は、各モードで図11のようになる。モード1では、
画像データが高圧縮された場合であり、残り記録エリア
に低域サブブロックの圧縮データが記録される。モード
2では、画像データがあまり圧縮されず十分なエリアが
残ってない場合であり、残り記録エリアに低域サブブロ
ックデータを残りエリアに必ず記録できるように量子化
を可変した圧縮データを記録する。モード3では、画像
データをほとんど圧縮出来なかった場合であり、残り記
録エリアに低域サブブロックデータのDC成分のみ圧縮
して記録する。
【0043】再生時における動作は、2重記録されてい
るデータが圧縮低域サブブロックまたは圧縮低域サブブ
ロックDC成分である点(第1,2実施例では圧縮低域
サブブロックを2重記録)を除けば、圧縮低域サブブロ
ックが2重記録されている場合の第1実施例と第2実施
例とにおける動作と全く同じであるので、その説明は省
略する。
【0044】なお、本発明では低域サブバンド画面を2
重記録することにしている。これは、低域サブバンド画
面はその映像帯域は狭いが比較的原画に近い画面であっ
て、他のサブバンド画面はあまり原画をイメージ出来な
い様な画面であり、補間時に用いる画面としては他のサ
ブバンド画面よりも低域サブバンド画面が適しているか
らである。
【0045】
【発明の効果】以上のように、第1発明では、画像内容
により高圧縮率となる場合に、本来記録媒体の未記録と
なる部分に再度低帯域データを圧縮して2重記録するの
で、記録媒体へのデータ記録を効率良く行なえるという
効果がある。
【0046】第2発明では、画像内容により高圧縮率と
なる場合に、第1発明に加えて、再生時に訂正不可能な
データエラーに対して2重記録された低帯域データを用
いて補間処理を行えるように構成したので、エラー部分
周辺より補間を行う等の従来の方式よりもより原画に近
い低帯域データを用いることができて補間精度が向上
し、また単調な画像や静止画等のエラーが目立つ画像に
対して有効である等、優れた効果を奏する。
【0047】また、第3発明では、1トラックの残り記
録エリアに必ず低帯域データを再度記録するようにした
ので、第1発明と同様の効果を有する。
【0048】第4発明では、第3発明に加えて、再生時
に訂正不可能なデータエラーに対して2重記録された低
帯域データを用いて補間処理を行えるように構成したの
で、第2発明と同様の効果を奏する。
【0049】更に、第5発明では、1トラックの残りエ
リアに必ず低帯域データまたは低帯域データの直流成分
を再度記録するようにしたので、第1発明と同様の効果
を有する。
【0050】第6発明では、第5発明に加えて、再生時
に訂正不可能なデータエラーに対して2重記録された低
帯域データまたは低帯域データの直流成分を用いて補間
処理を行えるように構成したので、第2発明と同様の効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例の記録再生装置の記録
系の構成を示す図である。
【図2】本発明の記録再生装置の再生系の構成を示す図
である。
【図3】第1実施例の記録系における通常記録時のデー
タ配列を示す図である。
【図4】第1実施例の記録系における低域サブブロック
2重記録時のデータ配列を示す図である。
【図5】本発明の記録再生装置の再生系における低域サ
ブブロック2重記録時のデータ配列を示す図である。
【図6】本発明に係る第2実施例の記録再生装置の記録
系の構成を示す図である。
【図7】第2,第3実施例の記録系におけるデータ配列
を示す図である。
【図8】第2実施例の記録系における低圧縮時のデータ
配列及び高圧縮時のデータ配列を示す図である。
【図9】本発明に係る第3実施例の記録再生装置の記録
系の構成を示す図である。
【図10】第3実施例における量子化モード切換えの判
断手順のフローチャートを示す図である。
【図11】第3実施例における1トラック内の記録デー
タを示す図である。
【図12】従来の記録再生装置の構成を示す図である。
【図13】従来の記録再生装置の画像圧縮記録する場合
の構成を示す図である。
【符号の説明】
5 磁気テープ 10 サブバンド分割フィルタ 12 直交変換回路 13 量子化/可変長符号化回路 14 逆量子化/可変長復号化回路 15 逆直交変換回路 17 サブバンド合成フィルタ 18 補間回路 19 インターリーブ回路 21 画像圧縮量判定回路 24 デインターリーブ回路 29 低域サブブロック量子化制御回路 30 残りエリア算出回路 31 DC成分量子化/符号化制御回路 32 量子化モード切換回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大西 健 京都府長岡京市馬場図所1番地 三菱電 機株式会社 電子商品開発研究所内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/91 - 5/956 G11B 20/12 103 H04N 7/24 - 7/68

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル化された映像信号を記録媒体
    に記録するディジタル映像信号の記録装置において、
    記ディジタル化された映像信号を複数の周波数帯域に分
    割する手段と、各帯域の映像信号を複数の画素毎にブロ
    ック化する手段と、各ブロックに直交変換を施す手段
    と、直交変換後の各帯域のデータを量子化及び符号化し
    て圧縮する手段と、圧縮後の全帯域データを前記記録媒
    体の所定記録エリアに記録する記録手段と、前記所定記
    録エリアに圧縮後の低帯域データが更に記録可能である
    か否かを判定する手段とを備え、記録可能である場合に
    前記記録手段は前記圧縮後の低帯域データを前記所定記
    録エリアに再度記録することを特徴とするディジタル映
    像信号の記録装置。
  2. 【請求項2】 ディジタル化された映像信号を記録媒体
    に記録し、該記録媒体から映像信号を再生するディジタ
    ル映像信号の記録再生装置において、前記ディジタル化
    された映像信号を複数の周波数帯域に分割する手段と、
    各帯域の映像信号を複数の画素毎にブロック化する手段
    と、各ブロックに直交変換を施す手段と、直交変換後の
    各帯域のデータを量子化及び符号化して圧縮する手段
    と、圧縮後の全帯域データを前記記録媒体の所定記録エ
    リアに記録する記録手段と、前記所定記録エリアに圧縮
    後の低帯域データが更に記録可能であるか否かを判定す
    る判定手段と、再生された圧縮後のデータを復号化及び
    逆量子化して伸張する手段と、伸張後の各帯域のデータ
    に逆直交変換を施す手段と、逆直交変換後の各ブロック
    から各帯域の映像信号に戻す手段と、各帯域の映像信号
    を帯域合成する手段と、再生時に検出された誤り部分を
    補間処理する補間手段とを備え、前記判定手段が記録可
    能であると判定した場合に、前記記録手段は前記圧縮後
    の低帯域データを前記所定記録エリアに再度記録し、再
    生時に検出された誤り部分の低帯域データを再度記録さ
    れた低帯域データに変更して前記補間手段は補間処理を
    施すことを特徴とするディジタル映像信号の記録再生装
    置。
  3. 【請求項3】 ディジタル化された映像信号を記録媒体
    に記録するディジタル映像信号の記録装置において、
    記ディジタル化された映像信号を複数の周波数帯域に分
    割する手段と、各帯域の映像信号を複数の画素毎にブロ
    ック化する手段と、各ブロックに直交変換を施す手段
    と、直交変換後の各帯域のデータを量子化及び符号化し
    て圧縮する圧縮率可変の圧縮手段と、圧縮後の全帯域デ
    ータを前記記録媒体の所定記録エリアに記録する記録手
    段と、前記所定記録エリアに圧縮後の低帯域データが更
    に記録されるように前記圧縮手段における圧縮率を制御
    する手段とを備え、前記記録手段は前記圧縮後の低帯域
    データを前記所定記録エリアに再度記録することを特徴
    とするディジタル映像信号の記録装置。
  4. 【請求項4】 ディジタル化された映像信号を記録媒体
    に記録し、該記録媒体から映像信号を再生するディジタ
    ル映像信号の記録再生装置において、前記ディジタル化
    された映像信号を複数の周波数帯域に分割する手段と、
    各帯域の映像信号を複数の画素毎にブロック化する手段
    と、各ブロックに直交変換を施す手段と、直交変換後の
    各帯域のデータを量子化及び符号化して圧縮する圧縮率
    可変の圧縮手段と、圧縮後の全帯域データを前記記録媒
    体の所定記録エリアに記録する記録手段と、前記所定記
    録エリアに圧縮後の低帯域データが更に記録されるよう
    に前記圧縮手段における圧縮率を制御する手段と、再生
    された圧縮後のデータを復号化及び逆量子化して伸張す
    る手段と、伸張後の各帯域のデータに逆直交変換を施す
    手段と、逆直交変換後の各ブロックから各帯域の映像信
    号に戻す手段と、各帯域の映像信号を帯域合成する手段
    と、再生時に検出された誤り部分を補間処理する補間手
    段とを備え、前記記録手段は前記圧縮後の低帯域データ
    を前記所定記録エリアに再度記録し、再生時に検出され
    た誤り部分の低帯域データを再度記録された低帯域デー
    タに変更して前記補間手段は補間処理を施すことを特徴
    とするディジタル映像信号の記録再生装置。
  5. 【請求項5】 ディジタル化された映像信号を記録媒体
    に記録するディジタル映像信号の記録装置において、
    記ディジタル化された映像信号を複数の周波数帯域に分
    割する手段と、各帯域の映像信号を複数の画素毎にブロ
    ック化する手段と、各ブロックに直交変換を施す手段
    と、直交変換後の各帯域のデータを量子化及び符号化し
    て圧縮する圧縮率可変の圧縮手段と、圧縮後の全帯域デ
    ータを前記記録媒体の所定記録エリアに記録する記録手
    段と、前記所定記録エリアに圧縮後の低帯域データが更
    に記録されるように前記圧縮手段における圧縮率を制御
    することと低帯域における直交変換処理後の直流成分の
    圧縮データを前記記録媒体に記録することとを切り換え
    る手段とを備え、前記記録手段は前記圧縮後の低帯域デ
    ータまたは前記直流成分の圧縮データを前記所定記録エ
    リアに再度記録することを特徴とするディジタル映像信
    号の記録装置。
  6. 【請求項6】 ディジタル化された映像信号を記録媒体
    に記録し、該記録媒体から映像信号を再生するディジタ
    ル映像信号の記録再生装置において、前記ディジタル化
    された映像信号を複数の周波数帯域に分割する手段と、
    各帯域の映像信号を複数の画素毎にブロック化する手段
    と、各ブロックに直交変換を施す手段と、直交変換後の
    各帯域のデータを量子化及び符号化して圧縮する圧縮率
    可変の圧縮手段と、圧縮後の全帯域データを前記記録媒
    体の所定記録エリアに記録する記録手段と、前記所定記
    録エリアに圧縮後の低帯域データが更に記録されるよう
    に前記圧縮手段における圧縮率を制御することと低帯域
    における直交変換処理後の直流成分の圧縮データを前記
    記録媒体に記録することとを切り換える手段と、再生さ
    れた圧縮後のデータを復号化及び逆量子化して伸張する
    手段と、伸張後の各帯域のデータに逆直交変換を施す手
    段と、逆直交変換後の各ブロックから各帯域の映像信号
    に戻す手段と、各帯域の映像信号を帯域合成する手段
    と、再生時に検出された誤り部分を補間処理する補間手
    段とを備え、前記記録手段は前記圧縮後の低帯域データ
    または前記直流成分の圧縮データを前記所定記録エリア
    に再度記録し、再生時に検出された画像誤り部分の低帯
    域データを再度記録された低帯域データまたは前記直流
    成分の圧縮データに変更して前記補間手段は補間処理を
    施すことを特徴とするディジタル映像信号の記録再生装
    置。
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