JP3049202B2 - ガラス板状体の搬送装置 - Google Patents

ガラス板状体の搬送装置

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    • B65G49/00Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for
    • B65G49/05Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for for fragile or damageable materials or articles
    • B65G49/06Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for for fragile or damageable materials or articles for fragile sheets, e.g. glass
    • B65G49/061Lifting, gripping, or carrying means, for one or more sheets forming independent means of transport, e.g. suction cups, transport frames

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  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
  • Auxiliary Methods And Devices For Loading And Unloading (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種平面もしくは
曲面等のガラス板状体を載置して移送する搬送装置、こ
とに該ガラス板状体の表面に膜形成や表面処理を施す際
に、ガラス板状体を確実に位置決めでき、スパッタ法あ
るいはスプレ−法による膜形成の際に非被膜域を確実に
マスキングでき、該ガラス板状体の端面ならびに裏面ま
で被膜が及ぶことのないようマスクし、安定して移送す
るのに好適なガラス板状体の搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばスパッタ法等によって断熱
膜等の各種機能性膜を形成したガラス板状体としては、
ことに曲げ板ガラスが使用されている。これらガラス板
状体、特に曲げ板ガラスでは、周縁部のマスキングなし
の際には、平板ガラスや曲げ板ガラスの裏面のエッジか
ら約40〜100mm 程度の周辺域に被膜の裏回りが発現する
ことが通常であって、これにより色調や可視光透過率等
に変化を与え品質上、しばしば問題となり、このため基
台上にガラス板周縁部や裏面にマスキングテープを貼着
し載置してスパッタリングチャンバー内を移送する搬送
手段は、ガラス板の形状に合わせたモールドタイプすな
わちガラス板の形状が変わるごとに取り替える必要があ
る搬送手段で行っていた。
【0003】また例えば、断熱膜付きリヤ−ウインド−
の場合、熱線も同時に施されており、熱線に通電する端
子を半田付けする必要がある。この際スパッタリングや
スプレ−などで端子付けするところ、通常黒枠部分まで
成膜すると該半田付け性能が著しく低下するという課題
もあった。
【0004】そこで、例えば、本出願人がすでに出願し
ている実公平6-30817 号公報では、切欠き部を有する基
台上に、切欠き部を囲繞するようにガラス板支持部材を
立設し、該ガラス板支持部材に複数個の透孔および/ま
たは下辺部の隙間を配設し、かつ該ガラス支持部材の上
辺部が所要形状をなしているガラス板の搬送架台を記載
し、ガラス板周縁部に設けた可撓性部材と整合して載置
し得てより確実に安定して成膜できることを提案してい
る。
【0005】また例えば、本出願人がすでに出願してい
る特開昭64ー3035号公報では、所要形状のガラス板周縁
部に着脱自在な可撓性部材を嵌合せしめて、搬送架台の
ガラス板支持部材上に載置して膜を形成する膜の形成方
法を記載し、ガラス板周縁部表裏両面をカバーして周縁
部に膜が形成されないようにすることができることを提
案している。
【0006】さらに例えば、本出願人がすでに出願して
いる実開平4ー16736 号公報では、架台の中空な枠体部
内に金属線からなる弛緩した網部を配設する搬送架台、
ならびに実願平4ー34099 号では、搬送基台上に湾曲し
たガラス支持台、さらにその上に耐熱性材料よりなる可
撓性弾性部材を適宜配置し、可撓性弾性部材上にガラス
板を載置するガラス板の搬送台を提案している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、例え
ば実公平6-30817 号公報に記載のガラス板の搬送架台あ
るいは特開昭64ー3035号公報に記載の膜の形成方法等で
は、ガラス支持部材の上辺形状をガラス板によって逐一
整合するように準備する必要があるとともに、ワンロッ
トが大きいものに適するものであり、多種多様な形状お
よびサイズガラス板では予めマスキング材を手作業で裏
面の周辺部に貼り付けあるいはマスキング材を嵌合せし
め、スパッタ後やはり手作業で剥すあるいは捲り取る
要があってその着脱時間に長時間を要し作業効率も悪
く、かつマスキングのクリーニングが困難な面と、マス
キング材(例えばゴム製)のマスキング部への密着性が
悪化しマスキング部へ回り込み被膜される等マスキング
材が充分とは言えずしかも必ずしもマスキング材が充分
再使用できるものとは言い難く、位置決め精度も時間と
ともに好ましくなくなり易く、これらの種々の作業中ガ
ラス表面に接触する機会が増えるため、成膜後に斑点、
汚れ等の不良が発生し易く、さらに半田付け性の劣化、
見切りの見栄え不良等も発生し易くなる場合があり、か
つ充分生産性がよくなるものとはなり難い場合もあっ
た。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、従来のかかる
課題に鑑みてなしたものであって、例えばガラス板状体
を搬送する台車の基台上に支持支柱を設け、該支柱の型
枠状突起部にガラス板状体の曲面と面するよう周縁辺域
表面を支持するとともにマスキングし、該支柱の天端部
を回動支点とする可動式ア−ムの先端にあるマスキング
部材(ゴム材等)で前記曲面の対面を含む面に載せ密接
せしめて覆うようマスキングすることで、該周縁辺域表
面等におけるマスキング機能を充分に発揮させ、しかも
ガラス板状体の多種多様の形状と大きさに、ことに大き
いサイズの自動車用ガラスや建築用ガラスに対しても確
実かつ短時間で位置精度よく、さらにマスキング部材を
直接さわるようなこともなく、比較的安価なマスキング
材を使用できて、比較的簡単にマスキングの交換もで
き、隙間の発生もなく見切りのはっきりしたマスキング
を行うことができ、裏面周辺部への被膜回りの防止もで
き、曲面ガラスの確実で安定な載置でもって搬送するこ
とができ、成膜にも充分確実で安定性をもたらす有用な
ガラス板状体の搬送装置を提供するものである。
【0009】すなわち、本発明は、ガラス板状体を載置
して移動する搬送装置において、方形状の基台と、搬送
するガラス板状体の周辺形状に沿って該基台から立設し
て配置した支持支柱と、該支持支柱の天端部の外側に一
体化した取付部材上縁部を回動支点として回動自在に設
けたア−ムと、前記ガラス板状体の周縁辺域表面および
/または部分域表面に当接しカバ−した当該ア−ムの先
端に設けたマスキング部材と、当該支持支柱の内側上部
に前記ガラス板状体の周縁辺域裏面に準じて当接する型
枠状突起部とを備えたことを特徴とするガラス板状体の
搬送装置。
【0010】また、前記マスキング部材が、前記ガラス
板状体の周縁辺の辺に対応して2分割以上にしたことを
特徴とする上述したガラス板状体の搬送装置。さらに、
前記部分域表面が、ハイマウントストップランプ部であ
ることを特徴とする上述したガラス板状体の搬送装置を
それぞれ提供するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】ここで、前記したように、本発明
は、方形状の基台と、搬送するガラス板状体の周辺形状
に沿って該基台から立設して配置した支持支柱と、該支
持支柱の天端部の外側に一体化した取付部材上縁部を回
動支点として回動自在に設けた可動式のア−ムと、前記
ガラス板状体の周縁辺域表面および/または部分域表面
に当接しカバ−した当該ア−ムの先端に設けたマスキン
グ部材と、当該支持支柱の内側上部に前記ガラス板状体
の周縁辺域裏面に準じて当接する型枠状突起部とを備え
ガラス板状体を載置して移動する搬送装置である。
【0012】上記ガラス板状体としては、無機質の透明
ガラス板が好ましいものであって、無色または着色、な
らびにその種類あるいは色調、形状等に特に限定される
ものではなく、さらに平板ガラスおよび曲げ板ガラスと
してはもちろん、各種強化ガラスや強度アップガラス、
単板で使用できるとともに、複層ガラスあるいは合せガ
ラスとしても使用できることは言うまでもない。
【0013】またさらに、該ガラス板状体の大きさなら
びに板厚としてはとくに限定されるものではないが、好
ましい大きさとしては、最大約2.5 mx3m程度から最
小約0.8 mx0.3 m程度であり、好ましい板厚としては
約1〜25mm程度、より好ましくは約1.5 〜15mm程度であ
る。
【0014】前記方形状の基台については、既存の例え
ばスパッタリング設備に整合する大きさであって、充分
基台の役目を果たすものであり、中央域にはガラス板状
体のセット、有無の検知、気流等も考慮に入れて開口部
を設けておくこともあり、材質は耐熱性、耐食性、軽量
かつ強度等を備えていれば特に制限はなく、例えばアル
ミ板等が好ましいものである。
【0015】また、前記ガラス板状体の周辺に沿って前
記基台から立設して配置した支持支柱については、少な
くとも四辺状のガラス板状体の各辺に2箇所以上バラン
スよく配置する。該支持支柱の天端縁部についてはガラ
ス板状体表面と面するような面とし、マスキング部材の
表面と当接した際密着するようにする。
【0016】また当該支持支柱の内側上部に前記ガラス
板状体の周縁辺域裏面に準じて当接する型枠状突起部を
備えたことについては、基本的に前記ガラス板状体の表
面に当接密着するようにしてマスキング効果を持たせつ
つ、該ガラス板状体を載置して支持できるようにする。
したがって該当接密着部のガラス板状体表面には接触跡
等の傷または傷に類する欠陥を生じないようにするとと
もに、型枠状突起部表面に何らかの傷対策をしておくこ
とが肝心である。さらには当該型枠状突起部面と前記支
持支柱の天端縁部面とはガラス板状体の板厚だけの高さ
違いでガラス板状体の周縁辺域の曲率と基本的に同一に
することである。
【0017】なお、前記型枠状突起部の上面に、該型枠
状突起部をそれぞれ連結するマスキング板状体をガラス
板状体の全周に亘り設け、マスキングするようにしても
よいことは言うまでもない。
【0018】また、前記支持支柱の天縁端部の外側に一
体化した取付部材上縁部を回動支点として回動自在に設
けた可動式のア−ムについては、ガラス板状体の端縁部
に接触するようなことのない形状を必要とし、あくまで
も一対の該ア−ムとそれに取り付けたマスキング部材と
その取付け部分の合計の自重でマスキング部材の表面が
ガラス板状体の黒枠等の周縁辺域表面および/または
イマウントストップランプ部等の部分域表面に当接し密
接したカバ−をするようにする。また該ア−ムの回動は
ガラス板状体をセットした後該ガラス板状体の周縁辺域
表面および/または部分域表面に当接しカバ−するよう
に該ア−ムを回動し、成膜後該一対のア−ムをオ−プン
して膜付きガラス板状体を取り上げられるように外側に
充分回動する。また人力または自動で可動作業をする。
【0019】さらに、前記ア−ムの先端に設けたマスキ
ング部材については、ガラス板状体の全周辺部をマスキ
ングする際には、ガラス板状体の周縁辺の辺に対応して
2分割以上、さらには各辺において可動できるようにコ
−ナ−部分付近で例えば4分割することが好ましく、マ
スキング部材はガラス板状体の所定の周縁辺域をカバ−
するようにし、かつ一辺にある一対のア−ムに多少フレ
キシブル性をもたせしめるように取り付ける。
【0020】またマスキング部材の材質としては可撓性
と弾力性とガラス板状体表面に対し密接性および非傷性
であるものが好ましく、例えば幅が約20〜150mm 程度で
厚みが約1〜5mm程度のフッ素樹脂系フイルム(商品
名:バイトン、フッ素系ゴム)やシリコンゴム等であ
り、特に曲面ガラスの周辺部端縁から被膜裏回りがほと
んど発現しないようにするか、また全く被膜裏回りがな
いようにする必要から、マスキング部材が帯状耐熱性か
つ非ガス発生性の物質であって、しかも曲面ガラスの曲
辺状周辺部面と支持支柱の天端縁部面に整合密接するこ
とが肝心である。
【0021】前述したとおり、本発明のガラス板状体の
搬送装置によれば、ガラス板状体の位置は架台に対し常
に一定となり、かつガラス板状体とマスキング部材の位
置関係も常に一定とすることができ、ガラス板状体の表
面膜形成ならびに表面処理を施す際にも、平面ガラスか
ら曲面ガラス等多種多様のガラス板状体に対応し得て、
該ガラス板状体の形状および大きさに左右されず、ガラ
ス板状体の周辺部表裏面に整合密着してガラス板状体の
必要なマスキング部分を囲繞するようになって確実に格
段なマスキング機能を発揮し得て、しかもガラス板状体
を安定して支持載置ができて搬送できることとなり、マ
スキング部材を直接触ることもなくまたマスキングの伸
びもなく密接性もよく優れた成膜ができることはもとよ
り、被膜の裏回りを防止せしめることができ、見切りの
不鮮明も解消し、斑点や汚れなどの不良も減少し製品品
質が格段に向上し、手作業でガラス板状体一枚毎の厄介
なマスキング作業や剥し作業も省力化でき、さらにマス
キング部材の節約に結びつき、比較的安価な部材で交換
も簡単に可能となる等、安定で確実かつ簡便な作業とな
って生産性が向上し、効率よく高品位なものとすること
ができ、建築用窓ガラスをはじめ、車輌用窓ガラス等、
広い分野で採用し得ることができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の−実施例を添付の図面に基づ
き説明する。ただし本発明は係る実施例に限定されるも
のではない。
【0023】図1は、本発明のガラス板状体の搬送装置
に係る一実施例におけるマスキング状態を部分拡大して
示す側断面図である。なお、該図1は図2においてA−
A視した部分である。
【0024】スパッタ法でもって実施した本発明のガラ
ス板状体の搬送装置は、方形状の基台3と、搬送する
曲面のガラス板状体2の周辺形状に沿って該基台から立
設して配置した支持支柱4と、該支持支柱4の天端縁部
14の外側に一体化した取付部材6上縁部14を回動支点
7として回動自在に設けた可動式のア−ム5と、前記ガ
ラス板状体2の周縁辺域9の表面と支持支柱4の天端縁
部14の表面に当接し密接カバ−した当該ア−ム5の先端
に設けたマスキング部材8と、当該支持支柱4の内側上
部に前記ガラス板状体2の周縁辺域9の裏面に準じて当
接する型枠状突起部10とを備えたガラス板状体を載置し
て移動する搬送装置である。
【0025】図2は、図1に示した本発明のガラス板状
体の搬送装置に係る全体の平面図である。図示してい
ない架台にある基台3上部を上から見た状態であって、
ガラス板状体2の周辺の形状にしたがって各辺に対し各
々一対の支持支柱4,4を配置し、ガラス板状体を支持
した状態、ならびに各辺において可動できるようにコ−
ナ−部分付近にある分割部12で4分割してガラス板状体
の周縁辺域9をカバ−したマスキング部材の状態を示す
ものである。また、ガラス板状体2の下辺部に設けた
分域11(ハイマウントストップランプ形成部)にマスキ
ング部材を設けてマスキングした状態を示すものであ
る。
【0026】図3は、従来のガラス板状体のマスキング
部を部分拡大した側断面図である。なお、該図3は図4
においてB−B視した部分である。また、図4は図3に
おける従来のガラス板状体のマスキングに係る全体の平
面図である。
【0027】ガラス板状体2の周縁辺域9に、成膜前後
においてその都度マスキング材13を着脱する必要があ
り、当然なから人手でマスキング材13を伸縮の繰り返し
をする必要があって、当然ガラス板状体の表面に触れる
機会があり、マスキングの弾力性や可撓性の劣化は免れ
ず、煩雑な作業を余儀なくされ、前述した種々の課題を
もたらすこととなる。
【0028】
【発明の効果】以上前述したように、本発明のガラス板
状体の搬送装置によれば、基台上に設けた支持支柱に備
えた型枠状突起部で支えるようガラス板状体を配置し、
ガラス板状体の周縁辺域表面および/または部分域表面
を回動自在になるア−ムの先端に設けたマスキング部材
でマスクすることとしたので、以下に記載されるような
効果を奏する。
【0029】短時間でマスクすることができ、該マスキ
ングの位置決め精度も高めることができ、多種多様のガ
ラス板状体の載置と被膜の裏回り防止を確実に安定して
なし得ることができ、ガラス表面に直接触れることがな
くマスキング作業ができ、製品品質が格段に優れるもの
となり、しかも貼り付けならびに剥しの両手作業が無く
なり、歩留りの向上とともに生産性の向上が図れ、さら
に繰り返し使用可能で安価なマスキング兼支持部材とな
ることとにより、より経済的なものとすることができる
等、各種ガラス板状体に広く有用なガラス板状体の搬送
装置を提供するものである。
【0030】ことに、車輌用窓ガラスや建築用窓ガラス
などの曲面ガラス板、なかでも自動車用曲面窓ガラスに
有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガラス板状体の搬送装置に係る一実施
例におけるマスキング状態を部分拡大して示す側断面図
である。
【図2】図1に示した本発明のガラス板状体の搬送装置
に係る全体の平面図である。
【図3】従来のガラス板状体のマスキング部を部分拡大
した側断面図である。
【図4】図3におけるガラス板状体のマスキングに係る
全体の平面図である。
【符号の説明】 ガラス板状体の搬送装置 2 ガラス板状体 3 基台 4 支持支柱 5 ア−ム 6 取付部 7 回動支点 8 マスキング部材 9 周縁辺域 10 型枠状突起部 11 部分域 12 分割部 13 マスキング材 14 支持支柱の天端縁部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−175625(JP,A) 特開 昭64−3035(JP,A) 実開 昭64−2044(JP,U) 実開 平5−89334(JP,U) 実開 平4−16736(JP,U) 実公 平6−30817(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C03B 35/20 B65G 49/06

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス板状体を載置して移動する搬送装
    置において、方形状の基台と、搬送するガラス板状体の
    周辺形状に沿って該基台から立設して配置した支持支柱
    と、該支持支柱の天端部の外側に一体化した取付部材上
    縁部を回動支点として回動自在に設けたア−ムと、前記
    ガラス板状体の周縁辺域表面および/または部分域表面
    に当接しカバ−した該ア−ムの先端に設けたマスキング
    部材と、当該支持支柱の内側上部に前記ガラス板状体の
    周縁辺域裏面に準じて当接する型枠状突起部とを備えた
    ことを特徴とするガラス板状体の搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記マスキング部材が、前記ガラス板状
    体の周縁辺の辺に対応して2分割以上にしたことを特徴
    とする請求項1記載のガラス板状体の搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記部分域表面が、ハイマウントストッ
    プランプ部であることを特徴とする請求項1乃至2記載
    のガラス板状体の搬送装置。
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