JP3048649U - 背負い袋兼自転車等のかご用袋 - Google Patents

背負い袋兼自転車等のかご用袋

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晧次 佐武
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 盗難防止とともに、かごへの袋の着脱が簡単
で、背負い袋としても使用できる自転車用袋。 【解決手段】 自転車等のかご31内に収容可能な袋本体
1 の後面に、二本の紐状体7 の一端を取付け、他端に連
結具9 を備えるとともに、連結具9 と連結可能な連結具
14を袋本体の前面に設ける。かごに袋本体1 を収容した
際、紐状体をかごの下方に巻回した状態で、連結具14を
連結具9 に連結させることで袋本体をかごに固定する。
さらに、背負い袋として使用するため、連結具9 と連結
可能な連結具19を袋本体の後面、紐状体7 の取付位置よ
り下方に設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、背負い袋兼自転車等のかご用袋に関し、より詳しくは、自転車、ス クータ等に付設されたかごに収容する袋として使用でき、しかも、リュックサッ クのような背負い袋としても使用することができる背負い袋兼自転車等のかご用 袋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、自転車、スクータ、オートバイ等(以下、自転車等という)のかご に入れた荷物の盗難が頻繁に発生しているため、これを防止する手段として、自 転車等のかご用袋が種々提案され、例えば、特開平8−310469号公報、実 開平6−71382号公報、又は実開平6−67285号公報所載なるものが公 知であった。
【0003】 上記特開平8−310469号公報所載の発明によると、上部が開口され、そ の開口部が開閉自在である袋に自転車等のかごの開口部周縁を部分的に被う保定 片が形成され、さらに、保定片にベルト状の締着体が設けられている。 そこで、保定片及びベルト状の締着体をかごの開口部周縁に沿って被せ、締着 体の留具をもって締着体をかごの開口部周縁に締着することで袋が自転車等のか ごに固定されるものである。 従って、かごに固定された袋に貴重品等を入れ、袋の開口部を閉めておくこと で盗難を防止することができるのである。
【0004】 また、上記実開平6−71382号公報所載の考案によると、筒状の袋の上方 開口部が開閉自在に構成される一方、下方開口部にはゴム紐が周設されている。 そこで、袋の下方開口部を広げて自転車等のかごの開口部周縁に外挿すること で、該下方開口部のゴム紐が収縮し、袋が自転車等のかごに固定されるものであ り、従って、袋の中の貴重品等の盗難を防止することができるのである。
【0005】 さらに、上記実開平6−67285号公報所載の考案によると、袋は、自転車 等のかごに外装可能な胴部と、該胴部の上部開口部を開閉自在な上蓋とからなり 、胴部下端内面に、複数の鉤部材が設けられている。 そこで、胴部を自転車等のかごに外装した後、複数の鉤部材を夫々自転車等の かごに引掛けることで、袋が自転車等のかごに固定されるものであり、袋の中に 貴重品等を入れ、上蓋を閉めておくことで盗難を防止することができるのである 。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特開平8−310469号公報所載の発明及び上記実開平 6−71382号公報所載の考案にあっては、袋は自転車等のかごの開口部周縁 で固定されているため、袋を強引に引張れば、袋をかごから離脱させることがで きる。 従って、上記構成の袋にあっては、袋自体が強奪されるおそれがあり、盗難を 完全に防止することができないという問題があった。
【0007】 また、上記実開平6−67285号公報所載の考案の袋にあっては、複数の鉤 部材によって自転車等のかごに確実に固定されているため袋自体が強奪されるお それはないものの、複数の鉤部材を夫々かごに引掛けるという構成であるため、 袋の着脱作業が非常に煩雑になるという問題があった。
【0008】 そこで本考案は、上記の如き従来の問題点に鑑みてなされたもので、袋自体が 強奪されることもなく、盗難を完全に防止することができると共に、自転車等の かごへの袋の着脱が簡単に行え、しかも、袋をリュックサックのように背負い袋 としても使用することができる背負い袋兼自転車等のかご用袋を提供することを 課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】 上記課題を解決するために、本考案に係る背負い袋兼自転車等のかご用袋は、 自転車等のかご31内に収容可能な袋本体1 の後面に、二本の紐状体7,7 の一端が 取付けられ、該紐状体7,7 の他端に連結具9,9 が設けられると共に、該連結具9, 9 と連結可能な連結具14が袋本体1 の前面に設けられてなり、かご31に袋本体1 を収容した際、紐状体7,7 をかご31の下方に巻回せしめた状態で、連結具14を連 結具9,9 に連結させることで袋本体1 がかご31に固定されてなり、さらに、背負 い袋として使用すべく、前記連結具9,9 と連結可能な連結具19が袋本体1 の後面 であって、前記紐状体7,7 の取付位置より下方位置に設けられてなることを特徴 とする。
【0010】 上記構成からなる背負い袋兼自転車等のかご用袋は、自転車等のかご31に袋本 体1 を収容し、該袋本体1 の後面に取付けられた二本の紐状体7,7 の夫々を、か ご31の上方から側面、側面から下面、下面から前記側面と対向する側面に順に巻 回させた後、紐状体7,7 の先端の連結具9,9 を、袋本体1 の前面に設けられた連 結具14に連結させる。 すると、袋本体1 は、自転車等のかご31に固定されると共に、袋本体1 をかご 31から離脱させる方向において、二本の紐状体7,7 がかご31の下面と当接してい るため、袋本体1 のかご31からの離脱は制止される。
【0011】 また、二本の紐状体7,7 の先端に設けられた連結具9,9 を、袋本体1 の後面に 設けられた連結具19に連結させることで、二本の紐状体7,7 の両端が袋本体1 の 後面に取付けられた状態となるため、夫々紐状体7 と袋本体1 の後面との間に両 腕を通すことで、背負い袋となる。
【0012】 また、本考案に係る背負い袋兼自転車等のかご用袋は、請求項2記載の如く、 前記紐状体7 が長さ調整可能な構成を採用することができる。 かかる構成からなる請求項2記載の背負い袋兼自転車等のかご用袋は、紐状体 7 の長さを調整することで、紐状体7 と自転車等のかご31の外周との隙間を無く すことができる。
【0013】 さらに、本考案に係る背負い袋兼自転車等のかご用袋は、請求項3記載の如く 、自転車等のかご31内に収容可能な袋本体1 の後面に、二本の紐状体7,7 の一端 が取付けられ、該紐状体7,7 の他端に連結具9,9 が設けられると共に、該連結具 9,9 と連結可能な連結具14が紐状体17を介して袋本体1 の前面に設けられてなり 、かご31に袋本体1 を収容した際、紐状体7 又は紐状体17の少なくとも一方がか ご31の下方を巻回するように連結具14と連結具9 とを連結させることで袋本体1 がかご31に固定されてなり、さらに、背負い袋として使用すべく、前記連結具9, 9 と連結可能な連結具19が紐状体20を介して袋本体1 の後面であって、前記紐状 体7,7 の取付位置より下方位置に設けられてなることを特徴とする。
【0014】 上記構成からなる請求項3記載の背負い袋兼自転車等のかご用袋は、自転車等 のかご31に袋本体1 を収容し、該袋本体1 の後面に取付けられた紐状体7 と、袋 本体1 の後面に取付けられた紐状体17とが、かご31の下方を巻回するようにして 、連結具9 と連結具14とを連結させる。 すると、袋本体1 は、自転車等のかご31に固定されると共に、袋本体1 をかご 31から離脱させる方向において、紐状体7 又は紐状体17の少なくとも一方がかご 31の下面と当接しているため、袋本体1 のかご31からの離脱は制止される。
【0015】 また、本考案に係る背負い袋兼自転車等のかご用袋は、請求項4記載の如く、 前記紐状体7 又は前記紐状体17,20 の少なくとも一方が長さ調整可能な構成を採 用することができる。 かかる構成からなる請求項4記載の背負い袋兼自転車等のかご用袋は、紐状体 7 又は紐状体17の少なくとも一方の長さを調整することで、紐状体7 及び紐状体 17と自転車等のかご31の外周との隙間を無くすことができる。
【0016】 さらに、本考案に係る背負い袋兼自転車等のかご用袋は、請求項5記載の如く 、前記袋本体1 の前面には、該袋本体1 をかご31に収容した際、かご31の上方開 口周縁部31a に沿って垂下するような化粧布23が設けられ、さらに、該化粧布23 に、反射性の部材24が設けられてなる構成を採用することもできる。
【0017】 上記構成からなる請求項5記載の背負い袋兼自転車等のかご用袋は、自転車等 のかご31に袋体1 を収容した際、かご31の上方開口周縁部31a に沿って化粧布23 が垂下され、該化粧布23に設けられた反射性の部材24がかご31の上方開口周縁部 31a に沿って表出した状態となり、夜間であっても、他者が自転車等の存在を認 識できるのである。
【0018】 また、本考案に係る背負い袋兼自転車等のかご用袋は、請求項6記載の如く、 前記袋本体1 に、開口部28を有する当て布26の周縁を取付けることで収納袋25が 形成され、しかも、前記開口部28を通じて当て布26の裏面26c を表出させること で、該裏面26c と対向する袋本体1 との間に、袋本体1 が収納される構成を採用 することができる。
【0019】 上記構成からなる請求項6記載の背負い袋兼自転車等のかご用袋は、開口部28 を開口するようにして当て布26を反転することで、裏面26c が表出し、該裏面26 c と対向する袋本体1 との間に、袋本体1 が収納可能となるものである。
【0020】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の一実施の形態について図面に従って説明する。 図1又は図2に示す如く、1 は袋本体であり、例えば、ポリアミド系合成樹脂 からなる生地を縫合することで形成されている。
【0021】 即ち、ポリアミド系合成樹脂からなる生地材から、略長方形状の前部1aと、該 前部1aと略同一形状の後部1bと、該後部1bより小さめの略長方形状の底部1cとの 三枚の生地を裁断した後、前部1aと後部1bとの長辺同士を縫合して筒状にし、該 筒状の一端開口部の端縁と底部1cとを縫合して袋本体1 を形成してなる。 従って、前記袋本体1 の他端側は開口され、開口部2 が形成されている。
【0022】 尚、便宜上、後部1bに対して前部1a側を「前」とし、前部1aに対して後部1b側 を「後」とする。 また、底部1cに対して開口部2 側を「上」とし、開口部2 に対して底部1c側を 「下」とする。 さらに、袋本体1 の前半分、即ち、前部1a及び底部1cの前部1a側半分を「前面 」とし、袋本体1 の後半分、即ち、後部1b及び底部1cの後部1b側半分を「後面」 とする。
【0023】 前記開口部2 を開閉するための開閉手段5 としては、前部1a及び後部1bの上方 端縁を内側に折り返して縫合して形成した紐通し部3 に紐4 を環状に通した構成 が採用されている。 該開閉手段5 によれば、紐4 を締めたり緩めたりすることによって開口部2 を 開閉自在とすることができる。
【0024】 7 は、帯状の紐状体であり、二本の紐状体7,7 の一端が袋本体1 の後面上方で あって、開口部2 中央部の略近傍に縫合され、しかも、補強を目的とした人口皮 革製の当て部材13が二本の紐状体7,7 の一端を被覆するようにして袋本体1 に縫 合されている。
【0025】 また、前記紐状体7 の他端は、平面視略日の字状の長さ調整具8 に挿通され、 さらに連結具9 の挿通部9aに挿通された後、折り返されて前記調整具8 の中央部 に固着されてなる。 従って、前記紐状体7 に対する長さ調整具8 の位置を変更することで、紐状体 7 の他端から連結具9 までの長さを任意に変更することが可能となる。
【0026】 前記連結具9 は、例えばプラスチックで形成されたものであり、本体10と、該 本体から突設された一対の可撓性の突片11,11 と、該突片11の先端に形成された 爪部12とからなる。
【0027】 また、14は、前記連結具9 と連結可能な連結具である。該連結具14は、連結具 9 の突片11,11 が挿入可能に形成されると共に、挿入された際、突片11の爪部12 と係合すべく、係止孔15が設けられている。 即ち、連結具9 の突片11,11 を連結具14に挿入する際、爪部12が連結具14内側 と当接するため、突片11,11 同士がその間隔を狭めるように撓み、挿入が完了し た際に、係止孔15に爪部12が係合するため、突片11,11 の撓みが解除されると共 に、連結具9 が連結具14に連結され、自然と抜けることもない。 尚、連結具9 と連結具14との連結を解除するには、係止孔15,15 から臨出した 爪部12,12 をその間隔を狭めることで突片11,11 を撓ませておき、連結具9 を連 結具14から引張るのである。
【0028】 また、前記連結具14は、袋本体1 の前面略中央であって、横方向に一定間隔を 有した位置に配され、帯状の紐状体17を連結具14の挿通部14a に挿通して折り返 し、該紐状体17の両端を一緒に袋本体1 に縫合することで、連結具14が袋本体1 に取付けられている。
【0029】 さらに、前記連結具14と同一である連結具19が、袋本体1 の後面下方であって 、横方向に一定間隔を有した位置に配されると共に、帯状の紐状体20を連結具19 の挿通部19a に挿通して折り返し、該紐状体20の両端を一緒に袋本体1 に縫合す ることで、連結具14が袋本体1 に取付けられている。 しかも、補強を目的とした人口皮革製の当て部材21が紐状体20の端部を被覆す るようにして袋本体1 に縫合されている。
【0030】 従って、袋本体1 の後面上方に取付けられた二本の紐状体7,7 に設けられた夫 々の連結具9,9 は、袋本体1 の前面に一定間隔を有して取付けられた二本の紐状 体17,17 に設けられた夫々の連結具14,14 と、袋本体1 の後面に一定間隔を有し て取付けられた二本の紐状体20,20 に設けられた夫々の連結具19,19 と、の何方 とでも連結可能である。
【0031】 23は、袋本体1 の前面略中央に横設された帯状の化粧布であり、長手方向の上 側端縁が袋本体1 に縫合されると共に、化粧布23上には、下側端縁部に沿うよう に帯状の光反射体24が縫合されている。
【0032】 25は、収納袋であり、袋本体1 の前面略中央であって、化粧布23の上位置に設 けられている。 即ち、ポリアミド系合成樹脂からなる生地材から、略方形状の当て布26を裁断 した後、該当て布26を上部26a と下部26b に分割し、該上部26a と下部26b との 間にファスナー27を介在させて、開口部28を形成し、当て布26の周縁を袋本体1 に縫合して取付けることで、袋本体1 と当て布26の裏面26c との間に空間が形成 された収納袋25を形成するものである。 従って、ファスナー27を開閉することで、収納袋25内に小物等を収納すること ができる。
【0033】 本実施の形態における背負い袋兼自転車等のかご用袋は以上の構成からなるも のであり、以下、図3乃至図5に基づいて、自転車等のかご用袋としての使用方 法について説明する。 まず、図3に示す如く、袋本体1 の前面を自転車のかご31の前側方向となる状 態にする。 尚、この時には、連結具9 と連結具14とは、連結が解除されている状態である 。
【0034】 次に、図4に示す如く、袋本体1 をかご31に収容する。 この状態にあっては、袋本体1 の後面上方に取付けられた紐状体7 の一端が自 転車のかご31の上方開口周縁部31a の後側近傍に位置する一方、袋本体1 の前面 略中央に設けられた連結具14がかご31の上方開口周縁部31a の前側近傍に位置す ることとなる。 しかる後、二本の紐状体7,7 をかごの後側上方から下方に巻きかける。
【0035】 そして、図5に示す如く、二本の紐状体7,7 の夫々を、かご31の上方からかご 31の後側面、かご31の側面からかご31の下面、かご31の下面からかご31の前側面 に順に巻回させた後、紐状体7,7 の先端の連結具9,9 を、連結具14に連結させる 。 従って、紐状体7,7 がかご31に縛り付けられた状態で、袋本体1 はかご31に固 定されることとなり、袋本体1 をかご31から離脱させる方向、即ち、上方に袋本 体1 を引張ろうとしても、二本の紐状体7,7 がかご31の下面と当接しているため 、袋本体1 のかご31からの離脱は制止されるのである。
【0036】 因みに、かご31に対する二本の紐状体7,7 は、図6に示す如く、かご31の下面 の中心から略左右対称に位置するように巻回されてなる。 また、連結具9,9 が連結具14,14 と連結した状態で、巻回された二本の紐状体 7,7 がかご31の外周と全体的に略当接状態となるために、予め、二本の紐状体7, 7 の長さを調整しておくものであってもよく、また、連結具9,9 と連結具14,14 とを連結した後、二本の紐状体7,7 の長さを調整するものであってもよい。
【0037】 また、上述のように、かご31に袋本体1 が取付けられた状態にあっては、袋本 体1 の前面略中央に横設された帯状の化粧布が、かご31の上方開口周縁部31a に 沿って垂下され、該化粧布23に設けられた反射性の部材24がかご31の上方開口周 縁部31a に沿って表出した状態となる。 従って、夜間走行中、対向車等のライトが反射性の部材24で反射されることで 、対向車等が自転車等の存在を認識することが可能となる。
【0038】 尚、本考案に係る背負い袋兼自転車等のかご用袋は、リュックサックのような 背負い袋としても使用可能である。 即ち、図7に示す如く、二本の紐状体7,7 の先端の連結具9,9 を、袋本体1 の 後面の連結具19に連結させることで、二本の紐状体7,7 の両端が袋本体1 の後面 に取付けられた状態となるため、夫々紐状体7 と袋本体1 の後面との間に両腕を 通すことで、背負い袋とすることができる。
【0039】 また、上記背負い袋兼自転車等のかご用袋の不使用時には、簡単に収納するこ とができる。 即ち、図8(イ)に示す如く、収納袋25のファスナー27を開け、上部26a と、 下部26b とを広げるようにして当て布26を裏返す。 すると、図8(ロ)に示す如く、表出した当て布26の裏面26c と、該当て布26 に縫合された袋本体1 の前部1aの裏側との間に空間が形成され、該空間に袋本体 1 、紐状体7,7 等が収納可能な状態となり、図8(ハ)に示す如く、袋本体1 等 を順次収納していくと、図8(ニ)に示す如く、袋本体1 等が完全に収納されて 、コンパクトな収納袋として早変わりするのである。 従って、この状態にあっては袋本体1 の保管状態が良好となると共に、携帯性 に優れたものとすることができる。
【0040】 尚、本考案は、上記実施の形態に限定されるものではなく、適宜設計変更可能 である。 即ち、上記実施の形態において、袋本体1 はポリアミド系合成樹脂からなる生 地材から形成されてなるが、これに限定されるものではなく、この他に、ポリエ ステル系合成樹脂、人口皮革、天然皮革、布、不織布等であってもよく、要は内 部に荷物を収容可能な袋状であれば本考案の意図するところである。
【0041】 また、前記袋本体1 に防水処理を施すか、若しくは袋本体1 自体を防水性の布 地にすることが好ましく、この場合にあっては、雨の日、又は突然の雨であって も、荷物が雨に濡れるのを気にする必要もない。
【0042】 さらに、袋本体1 の開口部2 の開閉手段5 としては、上記実施の形態のもの以 外に、例えば、ファスナー、ボタン等を採用してもよく、要は、何れの開閉手段 であっても、袋本体1 内部の荷物が容易に盗難されない構造となるものであれば よい。
【0043】 また、上記実施の形態においては、連結具9 の紐状体7 が長さ調整可能となっ ており、該紐状体7 の長さを調整することで、連結具9 が連結具14及び連結具19 と連結可能となるものであるが、これに限定されず、連結具14の紐状体17及び連 結具19の紐状体20を長さ調整可能な構成としてもよく、全ての紐状体7,17,20 を 長さ調整可能な構成としてもよい。
【0044】 さらに、紐状体7 、紐状体17、紐状体20の取付位置は、上記実施の形態に限定 されない。 要は、連結具9 が連結具14と連結するに際して、紐状体7 若しくは紐状体17が 自転車等のかごの下部を巻回できると共に、袋本体1 をかごに確実に固定できれ ば、紐状体7 と紐状体17とが袋本体1 のどの位置に取付けられていてもよい。 また、連結具9 が連結具19と連結した際、紐状体7 と袋本体1 との間に人の腕 部を通すだけの大きさが確保できれば、背負い袋として使用することができ、紐 状体7 と紐状体20とが袋本体1 のどの位置に取付けられていてもよい。
【0045】 また、連結具14及び連結具19は、紐状体17及び紐状体20を介在させて袋本体1 に設けるのみならず、直接袋本体1 に取付けて設けるものであってもよい。 この場合、連結具9 が連結具14と連結するに際して、紐状体7 が自転車等のか ごの下部を巻回できると共に、袋本体1 をかごに確実に固定できれば、連結具14 が袋本体1 のどの位置に取付けられていてもよい。 また、連結具9 が連結具19と連結した際、紐状体7 と袋本体1 との間に人の腕 部を通すだけの大きさが確保できれば、背負い袋として使用することができ、連 結具19が袋本体1 のどの位置に取付けられていてもよい。
【0046】 さらに、連結手段の構成も上記実施の形態に限定されるものではなく、マジッ クテープで連結するものであってもよい。 また、互いの紐状体を紐状のものとし、紐同士を結んで連結するものであって もよく、この場合には、紐の先が連結手段となる。
【0047】
【考案の効果】
以上のように、本考案に係る背負い袋兼自転車等のかご用袋は、袋本体の後面 に取付けられた二本の紐状体を自転車のかごの下方に巻回せしめた状態で、該紐 状体の先端に設けられた連結具を、袋本体の前面に設けられた連結具と連結させ るものであるため、袋本体をかごに確実に固定することができると共に、袋本体 をかごから離脱させようとしても、二本の紐状体がかごの下面に当接し、袋本体 の、かごからの離脱を制止することができるので、袋本体が強奪されることを好 適に防止することができ、従って、袋本体内の荷物も盗難に会うことを好適に防 止することができる。
【0048】 また、二本の紐状体の先端に設けられた連結具を、袋本体の後面に設けられた 連結具に連結させることで、二本の紐状体の両端が袋本体の後面に取付けられた 状態となるため、夫々紐状体と袋本体の後面との間に、袋本体を背負うように両 腕を通せば、背負い袋として使用することができ、しかも、自転車等を使って買 物に行く際、上記のように、自転車等のかご用袋として使用していたものを、そ のまま背負い袋として背負って買物に行くこともできる点で実用的な価値は著大 である。
【0049】 さらに、本考案に係る背負い袋兼自転車等のかご用袋は、請求項2記載の如く 、紐状体が長さ調整可能な構成であるため、紐状体をかごの外周に完全に当接さ れることができ、袋本体をかごに確実に固定することができると共に、背負い袋 として使用する際にも、人の体型の相違に対応することができる。
【0050】 さらに、本考案に係る背負い袋兼自転車等のかご用袋は、請求項5記載の如く 、自転車等のかごに袋体を収容した際、かごの上方開口周縁部に沿って化粧布が 垂下され、該化粧布に設けられた反射性の部材がかごの上方開口周縁部に沿って 表出するため、夜間時、対向車等のライトの反射によって対向車等が自転車等の 存在を認識できるので、夜間であっても安心して自転車等を運転することができ る。
【0051】 さらに、本考案に係る背負い袋兼自転車等のかご用袋は、請求項6記載の如く 、袋本体に、開口部を有する当て布の周縁を取付けることで収納袋が形成されて いるため、普段は物の収納用として使用することができると共に、開口部を開口 するようにして当て布を反転させることで、当て布の裏面と、対向する袋本体と の間に、袋本体全体を収納することができるので、非常に携帯性の優れたものと することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施の形態を示す背負い袋兼自転車
等のかご用袋の斜視図。
【図2】同実施の形態の背負い袋兼自転車等のかご用袋
の斜視図。
【図3】同実施の形態の背負い袋兼自転車等のかご用袋
であって、袋本体を自転車のかごに収容する前の状態の
要部側面図。
【図4】同実施の形態の背負い袋兼自転車等のかご用袋
であって、袋本体を自転車のかごに収容した状態の要部
側面図。
【図5】同実施の形態の背負い袋兼自転車等のかご用袋
であって、袋本体をかごに収容し、袋本体をかごに固定
した状態の要部側面図。
【図6】同実施の形態の背負い袋兼自転車等のかご用袋
であって、袋本体をかごに収容し、袋本体をかごに固定
した状態の要部斜視図。
【図7】同実施の形態の背負い袋兼自転車等のかご用袋
であって、背負い袋としての使用態様の斜視図。
【図8】同実施の形態の背負い袋兼自転車等のかご用袋
を収納する態様の概要図であって、(イ)は当て布を反
転させる前の状態、(ロ)は当て布を反転させた状態、
(ハ)は袋本体を完全に収容した状態、(ニ)はファス
ナーを閉めた状態。
【符号の説明】
1 …袋本体、2 …開口部、4 …紐、5 …開閉手段、7 …
紐状体、8 …長さ調整具、9 …連結具、14…連結具、17
…紐状体、19…連結具、20…紐状体、24…反射体、25…
収納袋

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自転車等のかご(31)内に収容可能な袋本
    体(1) の後面に、二本の紐状体(7,7) の一端が取付けら
    れ、該紐状体(7,7) の他端に連結具(9,9) が設けられる
    と共に、該連結具(9,9) と連結可能な連結具(14)が袋本
    体(1) の前面に設けられてなり、かご(31)に袋本体(1)
    を収容した際、紐状体(7,7) をかご(31)の下方に巻回せ
    しめた状態で、連結具(14)を連結具(9,9) に連結させる
    ことで袋本体(1) がかご(31)に固定されてなり、さら
    に、背負い袋として使用すべく、前記連結具(9,9) と連
    結可能な連結具(19)が袋本体(1) の後面であって、前記
    紐状体(7,7) の取付位置より下方位置に設けられてなる
    ことを特徴とする背負い袋兼自転車等のかご用袋。
  2. 【請求項2】 前記紐状体(7) が長さ調整可能に構成さ
    れてなる請求項1記載の背負い袋兼自転車等のかご用
    袋。
  3. 【請求項3】 自転車等のかご(31)内に収容可能な袋本
    体(1) の後面に、二本の紐状体(7,7) の一端が取付けら
    れ、該紐状体(7,7) の他端に連結具(9,9) が設けられる
    と共に、該連結具(9,9) と連結可能な連結具(14)が紐状
    体(17)を介して袋本体(1) の前面に設けられてなり、か
    ご(31)に袋本体(1) を収容した際、紐状体(7) 又は紐状
    体(17)の少なくとも一方がかご(31)の下方を巻回するよ
    うに連結具(14)と連結具(9) とを連結させることで袋本
    体(1) がかご(31)に固定されてなり、さらに、背負い袋
    として使用すべく、前記連結具(9,9) と連結可能な連結
    具(19)が紐状体(20)を介して袋本体(1) の後面であっ
    て、前記紐状体(7,7) の取付位置より下方位置に設けら
    れてなることを特徴とする背負い袋兼自転車等のかご用
    袋。
  4. 【請求項4】 前記紐状体(7) 又は前記紐状体(17,20)
    の少なくとも一方が長さ調整可能に構成されてなる請求
    項3記載の背負い袋兼自転車等のかご用袋。
  5. 【請求項5】 前記袋本体(1) の前面には、該袋本体
    (1) をかご(31)に収容した際、かご(31)の上方開口周縁
    部(31a) に沿って垂下するような化粧布(23)が設けら
    れ、さらに、該化粧布(23)に、反射性の部材(24)が設け
    られてなる請求項1乃至4記載の背負い袋兼自転車等の
    かご用袋。
  6. 【請求項6】 前記袋本体(1) に、開口部(28)を有する
    当て布(26)の周縁を取付けることで収納袋(25)が形成さ
    れ、しかも、前記開口部(28)を通じて当て布(26)の裏面
    (26c) を表出させることで、該裏面(26c) と対向する袋
    本体(1) との間に、袋本体(1) が収納されるよう構成さ
    れてなる請求項1乃至4記載の背負い袋兼自転車等のか
    ご用袋。
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