JP3048332B2 - 表示装置および表示方法 - Google Patents

表示装置および表示方法

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JP3048332B2
JP3048332B2 JP9005061A JP506197A JP3048332B2 JP 3048332 B2 JP3048332 B2 JP 3048332B2 JP 9005061 A JP9005061 A JP 9005061A JP 506197 A JP506197 A JP 506197A JP 3048332 B2 JP3048332 B2 JP 3048332B2
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伴昭 福良
文彦 岩瀬
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株式会社ジャストシステム
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、入力された文章
情報を表示する表示装置に関し、特に、用紙枠表示状態
における表示方法に関する。
【0002】
【従来技術およびその課題】今日、ワードプロセッサに
おいては、実際に印刷した時のイメージで、入力された
文字列や図形等の文章情報を画面に表示できるようにな
っており、さらに、この状態で編集作業が可能となって
いる。かかる表示モードはイメージ編集モードと呼ばれ
ている。イメージ編集モードでは、図11に示すように
画面上に用紙枠50、文章領域51を表示する。文章領
域51の周辺に各々、余白S1、余白S2、余白S3、
余白S4が表示される。イメージ編集モードにおいて
は、実際に印刷した時のイメージで編集作業が可能であ
るので、全体の体制を整えながら文字入力が可能とな
る。
【0003】しかしながら、従来のイメージ編集モード
における表示には以下のような問題点があった。
【0004】図11に示すように、1つの画面に複数ペ
ージの文章領域を表示している場合に、入力している文
字が1ページの終わりから2ページの始めにわたってい
る場合がある。このような場合に、その領域の文字列を
選択して編集等を行なうような場合に、余白S1および
余白S2の分だけ指定領域が離れるためにドラッグ指定
をしにくいという問題があった。
【0005】また、1つの画面に複数の用紙枠を表示す
る場合、余白S1および余白S2の分だけ表示できる文
章領域が少なくなり、小さい画面のワードプロセッサー
においては表示される文章量が少なく、入力する文章の
流れ等を操作者が把握しにくいという問題があった。
【0006】この発明は、上記問題を解決し、イメージ
編集モードにおいても上記文章情報の選択等の入力作業
の操作性を向上させた表示装置またはその方法を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の表示装置にお
いては、文字列や図表等からなる文章情報を入力するた
めの文章情報入力領域と前記文章情報の入力が行なえな
い余白領域とを有する文書情報を画面に表示する表示装
置において、1)前記画面のスクロール方向に存在する余
白領域を削除して、前記画面のスクロール方向において
前記文章情報を連続して表示させる表示制御手段、2)前
記画面のスクロール方向に存在する余白領域を削除する
か否かを指定する削除指定手段を備え、3)前記表示制御
手段は、前記削除指定手段によって削除が指定された場
合に、前記画面のスクロール方向に存在する余白領域を
削除して、前記画面のスクロール方向において前記文章
情報を連続して表示させる。
【0008】請求項2の表示装置においては、前記削除
指定手段は、前記画面のスクロール方向に存在する余白
領域の中から所望の余白領域を指定する削除余白指定手
段を備え、前記表示制御手段は、前記削除余白指定手段
により指定された余白領域に基づいて、該当する余白領
域のみを削除して、前記画面のスクロール方向において
前記文章情報を連続して表示させる
【0009】請求項3の表示装置においては、前記表示
制御手段によって削除された余白領域を表示するか否か
を指定する余白表示指定手段を備え、前記表示制御手段
は、前記余白表示指定手段によって表示が指定された場
合に、前記削除された余白領域を表示させる。
【0010】請求項4の表示装置においては、前記余白
領域にヘッダ情報あるいはフッタ情報が付されている場
合に、前記ヘッダ情報あるいはフッタ情報を直接または
間接に、前記連続して表示させた文章情報の間の境界近
傍に前記文章情報とは区別可能に表示させるヘッダ・フ
ッタ情報表示制御手段を備えている。
【0011】請求項5の表示装置においては、前記余白
領域の削除指定は、マウスを用いた前記余白領域のクリ
ックである。
【0012】請求項6の文書情報を画面に表示する表示
方法においては、文字列や図表等からなる文章情報を入
力するための文章情報入力領域と前記文章情報の入力が
行なえない余白領域とを有する文書情報を画面に表示す
る表示方法において、前記画面のスクロール方向に存在
する余白領域が指定されると、前記余白領域を削除して
前記画面のスクロール方向において前記文章情報を連続
して表示させる。
【0013】なお、表示制御手段は、実施形態において
は、CPU23のステップST7およびステップST9
の処理、またはステップST19およびステップST9
の処理が該当する。削除指定手段、余白表示指定手段、
または削除余白指定手段は、実施形態においてはマウス
31が該当する。ヘッダ・フッタ情報表示制御手段13
は、図8、図9または図10に示す様にCRT30にヘ
ッダ・フッタ情報を表示させるCPU23の処理が該当
する。
【0014】また、本明細書において、前記スクロール
方向の余白領域を削除するとは、後述する実施形態のよ
うに、クリック領域を残して、前記スクロール方向の余
白領域を削除し、この結果各ページの文章領域がクリッ
ク領域を介して近接された状態はもちろん、各ページの
文章領域がクリック領域なしに近接した状態、さらに、
クリック領域もなく各ページの文章領域の間隔がなくな
る場合を含む。
【0015】
【発明の効果】請求項1の表示装置または請求項6の
書情報を画面に表示する表示方法においては、前記画面
のスクロール方向に存在する余白領域が指定されると、
前記余白領域を削除して前記画面のスクロール方向にお
いて前記文章情報を連続して表示させる。したがって
前記余白領域を指定するだけで、前記文章情報を前記余
白領域とともに表示する場合画面表示モードにおいて、
複数のページにまたがる作業の操作性を向上させること
ができる。
【0016】請求項2の表示装置においては、前記削除
指定手段は、前記画面のスクロール方向に存在する余白
領域の中から所望の余白領域を指定する削除余白指定手
段を備え、前記表示制御手段は、前記削除余白指定手段
により指定された余白領域に基づいて、該当する余白領
域のみを削除して、前記画面のスクロール方向において
前記文章情報を連続して表示させる。したがって、操作
者が前記削除指定手段に削除命令を与えるだけで、前記
画面のスクロール方向に存在する余白領域を全て削除す
ることができる。
【0017】請求項3の表示装置においては、前記表示
制御手段によって削除された余白領域を表示するか否か
を指定する余白表示指定手段を備え、前記表示制御手段
は、前記余白表示指定手段によって表示が指定された場
合に、前記削除された余白領域を表示させる。したがっ
て、操作者が再度余白領域の表示を望む場合に、これを
表示することができる。
【0018】請求項4の表示装置においては、前記余白
領域にヘッダ情報あるいはフッタ情報が付されている場
合に、前記ヘッダ情報あるいはフッタ情報を直接または
間接に、前記連続して表示させた文章情報の間の境界近
傍に前記文章情報とは区別可能に表示させるヘッダ・フ
ッタ情報表示制御手段を備えている。したがって、前記
余白領域にヘッダ情報あるいはフッタ情報が付されてい
る場合に、前記余白領域を削除しても、前記ヘッダ情報
あるいはフッタ情報を操作者に報知することができる。
【0019】請求項5の表示装置においては、前記余白
領域の削除指定は、マウスを用いた前記余白領域のクリ
ックである。したがってマウスで前記余白領域をクリッ
クするだけで、前記余白領域を削除することができる。
【0020】
【発明の実施の態様】
1.機能ブロック図の説明 本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。図1に示
す表示装置1は、文字列、図表等のいずれかまたは双方
によって構成される文章情報を入力するための文章情報
入力領域および前記文章情報の入力が行なえない余白領
域を有する文書情報を画面に表示する表示装置であり、
文章情報記憶手段3、表示制御手段5、削除指定手段
7、余白表示指定手段9、ヘッダ・フッタ情報表示制御
手段13、および表示手段11を備えている。
【0021】文章情報記憶手段3は入力された文章情報
を記憶する。前記文章情報には、文字列情報、図表等の
データのいずれかまたは双方の情報が含まれる。
【0022】削除指定手段7は、前記画面のスクロール
方向に存在する余白領域を削除するか否かを指定する。
表示制御手段5は、前記文章情報の表示制御情報を記憶
するとともに、前記文章情報を画面に表示するための画
像情報を、前記表示制御情報に基づいて演算する。これ
により、表示制御手段5は、削除指定手段7によって削
除が指定された場合に、前記画面のスクロール方向に存
在する余白領域を削除して、前記画面のスクロール方向
において前記文章情報を連続して、表示手段11に表示
させる。
【0023】余白表示指定手段9は、表示制御手段によ
って削除された余白領域を表示するか否かを指定する。
表示制御手段5は、余白表示指定手段9によって表示が
指定された場合に、前記削除された余白領域を表示手段
11に表示させる。
【0024】ヘッダ・フッタ情報表示制御手段13は、
前記余白領域にヘッダ情報あるいはフッタ情報が付され
ている場合に、前記ヘッダ情報あるいはフッタ情報を直
接または間接に、前記連続して表示させた文章情報の間
の境界近傍に前記文章情報とは区別可能に表示させる。
【0025】なお、前記画面のスクロール方向に存在す
る余白領域の中から所望の余白領域を指定する削除余白
指定手段を設け、表示制御手段5は、削除余白指定手段
により指定された余白領域に基づいて、該当する余白領
域のみを削除して、前記画面のスクロール方向において
前記文章情報を連続して表示させるようにしてもよい。
【0026】2.ハードウェア構成 図2に、図1に示す表示装置1をCPUを用いて実現し
たハードウェア構成の一例を示す。
【0027】表示装置1は、CPU23、メモリ27、
ハードディスク26、表示手段であるCRT30、FD
D25、キーボード28、マウス31およびバスライン
29を備えている。CPU23は、ハードディスク26
に記憶された制御プログラムにしたがいバスライン29
を介して、各部を制御する。
【0028】この制御プログラムは、FDD25を介し
て、プログラムが記憶されたフレキシブルディスク25
aから読み出されてハードディスク26にインストール
されたものである。なお、フレキシブルディスク以外
に、CD−ROM、ICカード等のプログラムを実体的
に一体化したコンピュータ可読の記憶媒体から、ハード
ディスクにインストールさせるようにしてもよい。さら
に、通信回線を用いてダウンロードするようにしてもよ
い。
【0029】本実施形態においては、プログラムをフレ
キシブルディスクからハードディスク26にインストー
ルさせることにより、フレキシブルディスクに記憶させ
たプログラムを間接的にコンピュータに実行させるよう
にしている。しかし、これに限定されることなく、フレ
キシブルディスクに記憶させたプログラムをFDD25
から直接的に実行するようにしてもよい。なお、コンピ
ュータによって、実行可能なプログラムとしては、その
ままのインストールするだけで直接実行可能なものはも
ちろん、一旦他の形態等に変換が必要なもの(例えば、
データ圧縮されているものを、解凍する等)、さらに
は、他のモジュール部分と組合して実行可能なものも含
む。
【0030】メモリ27には各種の演算結果等が記憶さ
れる。メモリ27は表示制御データ記憶部27a、表示
アドレス記憶部27c、文章情報記憶手段である文章デ
ータ記憶部27k、ヘッダ・フッタ文字データ記憶部2
7bを有する。
【0031】表示制御データ記憶部27aに記憶される
表示制御データについて、図3を用いて説明する。表示
制御データとしてはページ情報「A4縦」、文章スタイ
ル情報「イメージ編集モード」、フォント情報「明
朝」、改行幅情報「10」、字サイズ情報「10.5ポ
イント」、ヘッダ表示「ON」、フッタ表示「ON」、
ヘッダ位置情報「右端」、フッタ位置情報「中央」、上
余白幅「30mm」、下余白幅「30mm」、右余白幅「2
5mm」、左余白幅「25mm」が設定されている。文章ス
タイル情報としては、ドラフト編集モードおよびイメー
ジ編集モード、イメージ編集ページ間なしモードの3種
類のモードを選択することができる。
【0032】文章データ記憶部27kには、入力された
文字列(かな漢字変換されたものを含む)および図表等
の図形情報を含む文書情報が記憶される。
【0033】表示アドレス記憶部27cには、現在の文
書スタイルモードにおける文章領域および余白領域の表
示アドレス情報が記憶される。ヘッダ・フッタ文字デー
タ記憶部27bには、ヘッダおよびフッタの文字データ
が記憶される。
【0034】ハードディスク26は制御プログラム26
a、辞書部26bを有する。CRT30には、入力され
た文字列等が各種の文書スタイルモードにて表示され
る。
【0035】3.フローチャート つぎに、ハードディスク26に記憶されている制御プロ
グラム26aについて、説明する。CPU23は、表示
制御データ記憶部27aに記憶された表示制御データを
読み出す(図4ステップST1)。つぎに、CPU23
は現在の文書スタイルモードの判断を行なう(図4ステ
ップST3)。この場合、図3に示すように、現在の文
章スタイルモードは、イメージ編集ページ間ありモード
に設定されているので、ステップST7に進み、余白領
域にも表示アドレスを演算する処理を行なう。
【0036】このイメージ編集ページ間ありモードは、
クリック領域が設定されること以外は、従来のイメージ
編集モードと同様である。すなわち、CRT30に複数
のページが表示される場合には、図6Aに示すように、
用紙枠50および用紙枠60が表示されるとともに、用
紙枠50と用紙枠60間には、後述するクリック領域6
7が表示されている。用紙枠50内部には、文字列や図
表等からなる文章情報を入力するための文章情報入力領
域である文章領域51、および前記文章領域51の周辺
に文章情報の入力が行なえない余白領域52が設定され
ている。用紙枠60についても、同様に文章領域61お
よび余白領域62が設定されている。
【0037】図6Aに示すような状態で、用紙枠50と
用紙枠60間にクリック領域67が表示される場合の、
画像データの表示アドレスの演算処理について図5を用
いて説明する。なお、ここでの表示アドレスとは、画面
の縦方向のアドレスをいい、横方向のアドレスについて
は、従来と同様であるので説明は省略する。
【0038】CPU23は、まず、各ページの先頭にク
リック領域を設定する為のクリックアドレスを設定す
る。クリック領域とは、イメージ編集ページ間なしモー
ドとイメージ編集ページ間ありモードとを相互に切換え
る操作をする為の領域をいう。本実施形態においては、
イメージ編集ページ間ありモードにおいては、先頭のク
リックアドレスとして、スタートアドレス「000
0」、エンドアドレス「0002」を設定した。
【0039】つぎに、CPU23は、表示制御データ記
憶部27aの余白情報である「上余白幅」、「下余白
幅」、「右余白幅」、および「左余白幅」を読み込む。
そして、設定された画面倍率(図示せず)に基づき、当
該余白寸法に該当する表示アドレスを演算する。この場
合、上余白アドレスがスタートアドレス「0003」、
エンドアドレス「0012」となったものとする。
【0040】文章データ記憶部27kには、各ページ毎
に設定された文章データが記憶されており、CPU23
は現在設定されているページ情報(この場合、A4縦)
および前記余白情報に基づき、文章領域の大きさを演算
し、同様に表示アドレスを設定する。この場合、文章情
報アドレスが、スタートアドレス「0013」、エンド
アドレス「0042」となったものとする。
【0041】下余白アドレスについても上余白アドレス
と同様にスタートアドレス「0043」からエンドアド
レス「0052」が設定されたものとする。
【0042】CPU23は、各ページの末尾に、先頭と
同様に、クリック領域を設定する為のクリックアドレス
を設定する。この場合には、末尾のクリックアドレスと
して、スタートアドレス「0053」、エンドアドレス
「0055」を設定した。
【0043】そして、1ページ目と同様にして、2ペー
ジ目について、クリックアドレスとして、スタートアド
レス「0063」からエンドアドレス「006
5」...というようにし、末尾のクリックアドレスま
でが演算される。かかる処理を最終ページまで繰返す。
【0044】つぎに、CPU23は、演算結果に基づい
て表示を行なう(図4ステップST9)。これにより、
図6Aに示すように、用紙枠50および用紙枠60が表
示されるとともに、用紙枠50と用紙枠60間には、後
述するクリック領域67が表示される。用紙枠50およ
び用紙枠60にそれぞれ文章領域51、文章領域61が
表示される。また、文章領域51および文章領域61
に、文章データ記憶部27kに記憶されたデータが表示
される。
【0045】この状態で、もし、操作者が、編集作業の
容易化のため、上部余白および下部余白を削除して、画
面表示を行ないたい場合には、クリック領域67をマウ
ス31にてクリックすればよい。
【0046】この場合の、切換え処理について説明す
る。CPU23は、キー入力があった場合にはその種類
を判断する(図4ステップST11)。クリック領域6
7がマウス31にてクリックされると、CPU23は、
現在の文書スタイルモードを判断して、表示制御データ
記憶部27aに記憶された現在の文書スタイルモードを
変更する(ステップST17)。例えば、現在の文書ス
タイルモードがイメージ編集ページ間ありモードであれ
ば、イメージ編集ページ間なしモードに切換える。一
方、現在の文書スタイルモードがイメージ編集ページ間
なしモードであれば、イメージ編集ページ間ありモード
に切換える。この場合、現在の文書スタイルモードはイ
メージ編集ページ間ありモードであるので、図3に示す
文書スタイルモードはイメージ編集ページ間なしモード
に切換えられる。
【0047】つぎに、CPU23は、表示制御データを
読み出し(ステップST1)、現在の文書スタイルモー
ドを判断する(ステップST3)。この場合、CPU2
3は、イメージ編集ページ間なしモードが選択されてい
るものと判断し、上余白領域および下余白領域を除いて
表示アドレスを演算する(ステップST19)。
【0048】この場合、イメージ編集ページ間ありモー
ドとは異なり、先頭のクリックアドレスについては、ス
タートアドレス「0000」からエンドアドレス「00
01」とアドレス幅を小さくしている。これは、以下の
様な理由による。図6Aに示すようなイメージ編集ペー
ジ間ありモードにおいては、1ページの下余白と2ペー
ジの上余白との間に設けられるクリック領域は、各ペー
ジを区別しやすくするための空白領域としても用いるた
めに、ある程度のアドレス幅が必要である。これに対し
て、イメージ編集ページ間なしモードにおいては、クリ
ック領域についてもできる限り小さくして、各ページの
文章領域を近接させて表示させる方が望ましいからであ
る。
【0049】なお、上余白アドレスはスタートアドレス
「0001」からエンドアドレス「0001」、文章情
報アドレスはスタートアドレス「0002」からエンド
アドレス「0031」、下余白アドレスも上余白アドレ
スと同様に、スタートアドレス「0031」からエンド
アドレス「0031」が設定されている。さらに、末尾
のクリックアドレスが、先頭のクリックアドレスと同様
の幅で、スタートアドレス「0032」からエンドアド
レス「0033」が設定される。
【0050】同様に2ページ目についても、同じく先頭
のクリックアドレス、アドレスが設定されない上余白ア
ドレス、所定の幅の文章情報アドレス、アドレスが設定
されない下余白アドレス、さらに末尾のクリックアドレ
スが演算される。
【0051】かかる処理は、ステップST7と同様に最
終ページまで繰返される。
【0052】つぎに、CPU23は演算したアドレスに
基づき表示を行なう(ステップST9)。この場合、図
6Bに示すように文章領域51と文章領域61が近接し
て表示され、その間にクリック領域67が設けられてい
る。このように、イメージ編集ページ間ありモードか
ら、イメージ編集ページ間なしモードに現在の文書スタ
イルモードが切替えられた場合には、画面のスクロール
方向に存在する余白領域を削除して、画面のスクロール
方向において文章情報が連続して表示される。これによ
り、イメージ編集ページ間ありモードと同様に左右余白
領域を表示しつつ、かつ複数のページ間にわたった領域
をドラッグする場合に、その入力が非常に容易となる。
すなわち、印刷時と同様の書体および文字サイズで画面
に表示しつつ、ドラフト編集モードと同様に、複数のペ
ージに渡った文字列をドラッグ等する場合でも、入力が
容易となる。
【0053】さらに、本実施形態においては、文章領域
51と文章領域61の間にクリック領域67が表示され
ている。クリック領域67をマウス31でクリックする
ことにより、現在の文書スタイルモードが、イメージ編
集ページ間ありモードに切換えることができる。
【0054】この場合の処理について以下説明する。ク
リック領域67がマウス31にてクリックされると、C
PU23は、現在の文書スタイルモードを判断して、表
示制御データ記憶部27aに記憶された現在の文書スタ
イルモードを変更する(ステップST17)。この場
合、現在の文書スタイルモードがイメージ編集ページ間
なしモードであるので、図3に示す文書スタイルモード
はイメージ編集ページ間ありモードに切換えられる。
【0055】CPU23は、表示制御データの読み出し
を行ない(ステップST1)、現在の文書スタイルモー
ドを判断する(ステップST3)。この場合、現在の文
書スタイルモードはイメージ編集ページ間ありモードで
あるので、ステップST7に進み、余白領域にもアドレ
スを演算する処理を行なう。かかる処理については、既
に説明したのと同様である。
【0056】また、ステップST13にてドラフト編集
モードが設定された場合には、従来と同様にドラフトモ
ードにて表示アドレスを演算して、入力された文字列を
表示する(ステップST5)。なお、ステップST13
にて、現在の文書スタイルモードをイメージ編集ページ
間ありモード、またはイメージ編集ページ間なしモード
に切換えることもできる。かかるモード切換えキーにて
文書スタイルモードが切換えられた場合の処理は、既に
説明したのと同じである。また、終了キーが押された場
合には処理を終了する。
【0057】なお、ステップST11にて、これら以外
のキーが選択された場合には対応する処理(例えば、か
な漢字変換処理、スクロール処理等)を行なう(ステッ
プST15)。
【0058】4.第2の実施形態 なお、本実施形態においては、上余白幅および下余白幅
をほぼ0としてCRT30に表示する。従って、上余
白、下余白または双方にヘッダ情報またはフッタ情報が
表示されている場合、当該情報が画面上に表示されなく
なる。このような場合には、図8に示すように、フッタ
マーク81およびヘッダマーク83をクリック領域67
の近傍に表示するようにしてもよい。そして、フッタマ
ーク81またはヘッダマーク83がマウス31でクリッ
クされた場合には、図9に示すようにヘッダ・フッタ文
字データ記憶部27bに記憶されたヘッダ文字データま
たはフッタ文字データを、バルーン91およびバルーン
93に表示するようにしてもよい。
【0059】なお、図8に示す状態でフッタマーク81
またはヘッダマーク83がクリックされた場合に、図9
に示すようにバルーン91またはバルーン93を表示す
るのではなく、当初から図9に示すように、バルーン9
1およびバルーン93を自動的に表示するようにしても
よい。特に、ヘッダ・フッタ文字データ記憶部27bに
記憶されたヘッダ文字データまたはフッタ文字データの
データ量に基づいて、バルーン91およびバルーン93
の大きさを求め、現在の余白領域に表示可能か否かを判
断して、表示可能な場合には前記バルーン91およびバ
ルーン93を自動的に表示するようにしてもよい。
【0060】また、ヘッダ、フッタ情報が多い場合に
は、図10に示すように、ウインドゥ95を設けてお
き、図8に示すフッタマーク81またはヘッダマーク8
3がマウス31でクリックされた場合に、図10に示す
ように、ウインドゥ95の内部にヘッダ、フッタ情報を
表示するようにしてもよい。この場合も同様に、ヘッダ
・フッタ文字データ記憶部27bに記憶されたヘッダ文
字データまたはフッタ文字データのデータ量に基づい
て、ウインドゥ95の大きさを求め、現在の余白領域に
表示可能か否かを判断して、表示可能な場合には前記ウ
インドゥ95を自動的に表示するようにしてもよい。
【0061】なお、ヘッダ・フッタ情報を表示する方法
は、直接または間接にヘッダ・フッタ情報を表示するも
のであればどの様なものであってもよく、前記フッタマ
ーク81およびヘッダマーク83を用いる方法、バルー
ンを用いる方法、またはウィンドウを用いる方法に限定
されるものではない。
【0062】5.他の実施形態 本実施形態においては、イメージ編集ページ間なしモー
ドおいて、全ページの上余白を表示しない構成としてい
るが、文章の先頭であることがわかるように先頭ページ
の上余白のみ表示するようにしてもよい。同様に最終ペ
ージの下余白のみ表示するようにしてもよい。これによ
り、文末を知ることができる。
【0063】また、クリック領域については、先頭ペー
ジの先頭のクリックアドレスおよび最終ページの末尾の
クリックアドレスについては、表示しないようにしても
よく、逆に、他のページと同様の幅となるように設定し
てもよい。具体的には、図5に示す先頭のクリックアド
レスは、スタートアドレス「0000」からエンドアド
レス「0002」となる。最終ページの末尾のクリック
アドレスについても同様である。
【0064】また、上記実施形態においては、イメージ
編集ページ間なしモードで上余白および下余白を表示し
ていない場合に、クリック領域67をマウス31で1回
クリックすると上余白および下余白を表示するようにし
た。しかしこれに限定されず、1回でヘッダ情報および
フッタ情報のみ表示するようにし、再度クリックされた
場合に余白全体を表示するようにしてもよい。
【0065】上記実施形態においては、クリック領域6
7がクリックされた場合には、全ページの余白領域を表
示するようにしたが、クリックされた余白領域のみ、余
白を表示するようにしてもよい。
【0066】また、余白を表示させる処理を行なった場
合、現在表示されているページ以外の全てのページにお
いても余白が表示されるように演算が行なわれる。これ
により、各ページで余白を開く操作をする必要がなく、
操作性が向上する。
【0067】一方、このように、全てのページについて
余白を表示する演算を行なうのではなく、指定されたペ
ージについてだけ余白を表示させることもできる。この
場合、クリック領域67がクリックされた該当する余白
のみが表示され、それ以外のページにおいては余白が表
示されないため、メモリの画像領域を削減でき、さらに
スクロール動作を高速化することができる。
【0068】また、一旦表示された余白を再度なくすた
めに、境界部分をクリックした場合に同様に全ページに
わたって余白が表示されないようにしたが、逆に指定さ
れた部分だけ余白が表示されないようにしてもよい。
【0069】上記実施形態においては、イメージ編集ペ
ージ間ありモードにおいても、クリック領域を表示し、
クリック領域67をクリックすることによりイメージ編
集ページ間なしモードへ切換え可能としている。しか
し、これに限定されず、イメージ編集ページ間ありモー
ドにて、クリック領域67を表示しないようにしてもよ
い。この場合には、イメージ編集ページ間なしモードに
は、文書スタイル切換えスイッチ(図示せず)をクリッ
クすることにより切換えるようにすればよい。
【0070】また、本実施形態においては、文章領域の
周り四方に余白領域を設けているが上下のみ設けた場合
にも同様に、余白領域を削除した処理を行なうことがで
きる。
【0071】また、横書きのワードプロセッサーの表示
を例にして説明したが、縦書きの場合についても同様に
右余白および左余白を削除して表示することもできる。
【0072】また、文章だけでなく、図表等がある場合
にも、余白領域を削除して、文章領域を連続して表示す
ることにより、同様の効果を奏することもできる。
【0073】また、本発明を、コンピュータが実行可能
なプログラムを記憶したコンピュータ可読の記憶媒体で
あって、前記プログラムは、請求項1ないし請求項6の
いずれかの装置又は方法を実現するものであることを特
徴とする記憶媒体として把握することもできる。
【0074】なお、本実施形態においては、本発明を日
本語ワードプロッセッサに適用した場合について説明し
たが、他の言語のワードプロッセッサ、例えば英文ワー
ドプロッセッサの表示装置としても適用することができ
る。
【0075】なお、本実施形態においては、図1に示す
機能を実現する為に、CPU23を用い、ソフトウェア
によってこれを実現している。しかし、その一部もしく
は全てを、ロジック回路等のハードウェアによって実現
してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる表示装置1の機能ブロック図で
ある。
【図2】図1に示す表示装置1のハードウエア構成の一
例を示す図である。
【図3】表示制御データのデータ構造の一例を示す図で
ある。
【図4】表示処理のフローチャートである。
【図5】イメージ編集ページ間ありモードにおける表示
アドレス記憶部27cのデータ構造を示す。
【図6】CRT30における表示の一例を示す図であ
る。
【図7】イメージ編集ページ間なしモードにおける表示
アドレス記憶部27cのデータ構造を示す。
【図8】ヘッダ情報およびフッタ情報の存在を示すフッ
タマーク81、ヘッダマーク83を用いた画面表示例を
示す。
【図9】ヘッダ情報およびフッタ情報をバルーンを用い
て表示した画面表示例を示す。
【図10】ヘッダ情報およびフッタ情報をウィンドウ中
に表示した画面表示例を示す。
【図11】従来のイメージ編集モードにおける画面表示
例である。
【符号の説明】
5・・・・・・・表示制御手段 7・・・・・・・削除指定手段 9・・・・・・・余白表示指定手段 13・・・・・・ヘッダ・フッタ情報表示制御手段 23・・・・・・CPU 27・・・・・・メモリ 27a・・・・・表示制御データ記憶部 27c・・・・・表示アドレス記憶部 27k・・・・・文章データ記憶部 27b・・・・・ヘッダ・フッタ文字データ記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/21 - 17/27 G06F 3/14

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文字列や図表等からなる文章情報を入力す
    るための文章情報入力領域と前記文章情報の入力が行な
    えない余白領域とを有する文書情報を画面に表示する表
    示装置において、 前記画面のスクロール方向に存在する余白領域を削除し
    て、前記画面のスクロール方向において前記文章情報を
    連続して表示させる表示制御手段、前記画面のスクロール方向に存在する余白領域を削除す
    るか否かを指定する削除指定手段を備え、 前記表示制御手段は、前記削除指定手段によって削除が
    指定された場合に、前記画面のスクロール方向に存在す
    る余白領域を削除して、前記画面のスクロール方向にお
    いて前記文章情報を連続して表示させること、 を特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】請求項1の表示装置において、前記削除指定手段は、 前記画面のスクロール方向に存在
    する余白領域の中から所望の余白領域を指定する削除余
    白指定手段を備え、 前記表示制御手段は、前記削除余白指定手段により指定
    された余白領域に基づいて、該当する余白領域のみを削
    除して、前記画面のスクロール方向において前記文章情
    報を連続して表示させること、 を特徴とする表示装置。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2の表示装置におい
    て、 前記表示制御手段によって削除された余白領域を表示す
    るか否かを指定する余白表示指定手段を備え、 前記表示制御手段は、前記余白表示指定手段によって表
    示が指定された場合に、前記削除された余白領域を表示
    させること、 を特徴とする表示装置。
  4. 【請求項4】請求項1〜3記載のいずれかの表示装置に
    おいて、 前記余白領域にヘッダ情報あるいはフッタ情報が付され
    ている場合に、前記ヘッダ情報あるいはフッタ情報を直
    接または間接に、前記連続して表示させた文章情報の間
    の境界近傍に前記文章情報とは区別可能に表示させるヘ
    ッダ・フッタ情報表示制御手段、 を備えたことを特徴とする表示装置。
  5. 【請求項5】請求項1〜4記載のいずれかの表示装置に
    おいて、 前記余白領域の削除指定は、マウスを用いた前記余白領
    域のクリックであること、 を特徴とする表示装置。
  6. 【請求項6】文字列や図表等からなる文章情報を入力す
    るための文章情報入力領域と前記文章情報の入力が行な
    えない余白領域とを有する文書情報を画面に表示する表
    示方法において、前記画面のスクロール方向に存在する余白領域が指定さ
    れると、 前記余白領域を削除して前記画面のスクロール
    方向において前記文章情報を連続して表示させること、 を特徴とする文書情報を画面に表示する表示方法。
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