JP3048062U - 緩衝性保護袋 - Google Patents
緩衝性保護袋Info
- Publication number
- JP3048062U JP3048062U JP1997010338U JP1033897U JP3048062U JP 3048062 U JP3048062 U JP 3048062U JP 1997010338 U JP1997010338 U JP 1997010338U JP 1033897 U JP1033897 U JP 1033897U JP 3048062 U JP3048062 U JP 3048062U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- bag
- protective bag
- powder
- buffering protective
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Buffer Packaging (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自然環境に寄与する簡単で安価な緩衝性保護
袋を提供する。 【構成】 熱可塑性樹脂20〜80重量%と植物残滓物
粉末20〜80重量%と無機物粉末0.5〜60重量%
を所定の配合割合にて混合して得られた組成物を加熱溶
融しながら混練してシート状に押し出し成形し、得られ
た発泡シートを袋の内側の素材として貼りつけ緩衝性保
護袋を得る。
袋を提供する。 【構成】 熱可塑性樹脂20〜80重量%と植物残滓物
粉末20〜80重量%と無機物粉末0.5〜60重量%
を所定の配合割合にて混合して得られた組成物を加熱溶
融しながら混練してシート状に押し出し成形し、得られ
た発泡シートを袋の内側の素材として貼りつけ緩衝性保
護袋を得る。
Description
【0001】
本考案は、壊れやすい物品を輸送する際に衝撃から物品を保護するために適し た緩衝性保護袋に関するものである。
【0002】
壊れやすい物品を輸送する場合、袋の内側に発泡ポリスチレン、発泡ポリエチ レン、ポリウレタン、スポンジ等を貼りつけて使用したり、その物を物品に包ん で使用したりして物品を衝撃から保護している。
【0003】 また、それらは樹脂からなる発泡成形材であることから、使用後不要になった ときの廃棄処理に問題がある。即ち、地中に埋めると生分解性がなく、半永久的 に残存し、焼却すると発熱量の大きさから焼却炉を傷めたり、黒煙や有害ガスを 発生するという欠点がある。
【0004】 植物残滓物である食品残滓、木屑等は一部飼料や肥料に利用されているが、大 部分は焼却処理されており、他の製品への利用が求められていた。
【0005】
本考案が解決しようとする課題は従来発泡成形材の処理性の問題、植物残滓物 の用途が限られていることであって、本考案は上記課題を解決した耐衝撃性に優 れた緩衝性保護袋を提供しようとするものである。
【0006】
上記問題を解決するために本考案は、熱可塑性樹脂20〜80重量%と植物残 滓物粉末20〜80重量%と無機物粉末0.5〜60重量%含有してなる発泡シ ートを袋の内側に貼りつけていることによって構成されている。
【0007】
本考案の緩衝性保護袋は、耐衝撃性に優れ、使用後不要になったときの廃棄処 理が比較的容易に行うことができ、自然環境の汚染乃至は破壊を起こすことはな い。
【0008】 緩衝性保護袋使用時において、帯電率が従来品と比較して、60分の1程度で あり、埃もつきにくく、使用目的が拡大できる。
【0009】
以下において実施例を説明する。袋の内側に使用する発泡シートの原材料は、 熱可塑性樹脂としてポリプロピレン30重量%、高密度ポリエチレン3重量%と 植物残滓物粉末として小麦粕粉末65重量%及び無機物粉末としてタルク2重量 %を混合して得られた組成物を押し出し機により平均温度160℃にて加熱溶融 しながら混練して先端部に装着しているサーキュラーダイにより、シート状に押 し出し成形した。
【0010】 袋として封筒を使用し、得られた発泡シートを接着剤により封筒の内側に貼り つけた。
【0011】 次に、こうして得られた緩衝性保護袋を自然環境下で地中に埋めた結果、6ヶ 月で約60%が分解し、緩衝性保護袋は壊れやすいものになった。また、焼却時 の発熱量は約5,600cal/gであり、一般ごみとほぼ同等の発熱量であっ た。
【0012】
以上説明したように、本考案は使用後不要になったとき、容易に処理ができる ことで付加価値を高めることができる。即ち、地中に埋めると微生物等により分 解し、行政処分地の延命化が図れ、焼却した場合の発熱量が低く焼却炉を傷める ことも少なく、黒煙や有害ガスも発生せず、自然環境の汚染乃至は破壊を防止す る。
【0013】
【図1】本考案にかかる緩衝性保護袋内部構造を示すた
め一部切除した斜視図である。
め一部切除した斜視図である。
【図2】本考案にかかる袋の内側に使用する発泡シート
の概略図である。
の概略図である。
1 緩衝性保護袋 2 発泡シート 3 合成紙袋 4 物品
Claims (1)
- 【請求項1】 熱可塑性樹脂20〜80重量%と植物残
滓物粉末20〜80重量%と無機物粉末0.5〜60重
量%含有してなる発泡シートを袋の内側に貼りつけてい
ることを特徴とする緩衝性保護袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997010338U JP3048062U (ja) | 1997-10-15 | 1997-10-15 | 緩衝性保護袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997010338U JP3048062U (ja) | 1997-10-15 | 1997-10-15 | 緩衝性保護袋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3048062U true JP3048062U (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=43182355
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997010338U Expired - Lifetime JP3048062U (ja) | 1997-10-15 | 1997-10-15 | 緩衝性保護袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3048062U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004244037A (ja) * | 2003-02-12 | 2004-09-02 | Goto Honsha:Kk | クッション封筒 |
-
1997
- 1997-10-15 JP JP1997010338U patent/JP3048062U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004244037A (ja) * | 2003-02-12 | 2004-09-02 | Goto Honsha:Kk | クッション封筒 |
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