JP3047787U - 弁当ケース - Google Patents

弁当ケース

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JP3047787U
JP3047787U JP1997009299U JP929997U JP3047787U JP 3047787 U JP3047787 U JP 3047787U JP 1997009299 U JP1997009299 U JP 1997009299U JP 929997 U JP929997 U JP 929997U JP 3047787 U JP3047787 U JP 3047787U
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JP
Japan
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opening
lunch box
case
lid
lunch
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JP1997009299U
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English (en)
Inventor
イ−シン シェン
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シェン イ シン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 環境に与える悪影響が少なくて済み、防水性
が高く、製造が簡単でコストが低廉な弁当ケースを提供
すること。 【解決手段】 弁当ケースは、エチレン酢酸ビニル樹脂
を素材とするシートを融着して成形され、適宜箇所に開
口部113を有すると共に、開口部113に沿ってこれ
を開閉する係脱可能なファスナー20が融着される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、弁当を収納して携帯するのに好適な弁当ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、図5及び図6に示すように、塩化ビニル等の防水性に富む合成樹脂を素 材とし、ケース本体aの上面に形成された開口部に開閉自在の蓋bを設け、ケー ス本体aの上周縁及び蓋bの周縁にファスナーcを装着して、開口部を開閉可能 とした弁当ケースが知られている。 しかし、塩化ビニルは焼却の際に有害ガスを発生するので、環境汚染を引き起 こす一因となっている。
【0003】 また、上記従来の弁当ケースは、素材となる合成樹脂シートを縫着して成形さ れ、しかも、ファスナーcをケース本体a及び蓋bに縫着してあるため、弁当の 汁が縫い目dから外部に漏れ出したり、雨に当たると雨水が縫い目dを通して内 部に侵入する心配がある。 さらに、ファスナーcを縫着するためには、ケース本体a及び蓋bの縁部分を 折り返して縫い付けることにより、ファスナー取り付け部e,fを補強しなけれ ばならないので、加工が繁雑で縫着箇所も多くなり、この結果、製造コストが増 大しやすいという欠点がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、環境に与える悪影響が少なくて済み、防水性に富み、製造が簡単で コストが低廉な弁当ケースを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の弁当ケースは、エチレン酢酸ビニル樹脂を素材とするシートを融着し て成形され、適宜箇所に開口部を有すると共に、該開口部に沿ってこの開口部を 開閉する係脱可能なファスナーが融着される。 エチレン酢酸ビニル樹脂は、加工性が良好で耐磨耗性に富み、塩化ビニル樹脂 に比較すると、有害ガス等の発生が少ない。 シートを融着して成形すると共に、ファスナーを融着して取付けたことにより 、加工が容易となり、水を通過させる縫い目が形成されない。
【0006】
【考案の実施の形態】
図1及び図2は、本考案の第1の実施形態を示す。 弁当ケースは、エチレン酢酸ビニル樹脂を素材とするシートを融着して成形さ れ、図1に示すように、矩形シートの両端を高周波により融着してなる側壁11 1の上縁及び下縁に、それぞれ円形の上板114及び底板112の周縁を高周波 により融着して、上下端面が閉塞する円柱形に形成される。
【0007】 また、側壁111を円柱状に形成する前に、矩形シートの上縁寄りに、該上縁 に沿う切断線を両端部を僅かに残して形成しておき、これにより、弁当ケースを 下方のケース本体11と上方の蓋12とに分割する。 さらに、ケース本体11の上縁の一部と蓋12の周縁の一部とが可撓性を有す る連結片115によって連結され、連結片115を中心として蓋12を上下に回 動することにより、ケース本体11の上端面に形成された開口部113を開閉で きるようになっている。
【0008】 図3に示すように、ケース本体11の開口部113に沿う内面には、スライデ ィングファスナー20より成るファスナーの一方の歯列が高周波により融着され 、蓋12の開口部113に沿う内面には、一方の歯列に係脱可能に噛み合う他方 の歯列が高周波により融着されている。 そして、図2に示すように、蓋12を倒してスライディングファスナー20を 係合させると、弁当ケースの開口部113が閉塞され、スライディングファスナ ー20を外すと、蓋12を上げて開口部113を解放することができるようにな っている。
【0009】 なお、スライディングファスナー20は、矩形シートの両端を融着して側壁1 11を円柱形に形成する前に、ケース本体11と蓋12とを分割する切断線に沿 って取り付けておくと、扱いやすく加工が容易となる。 また、図2に示すように、蓋12の上面には、取っ手32の両端がリベット3 1等の適宜手段により取付けられている。
【0010】 図4は、本考案の第2の実施形態を示す。 この弁当ケースは、比較的多量の弁当を収納する家族用弁当ケースとして好適 なものであり、側壁111の上下端面に矩形の上板114及び底板112が取付 けられて、直方形に形成される。 その他の構成は、図1及び図2に示す弁当ケースとほぼ同様なので、共通する 部分に同一符号を付して説明を省略する。
【0011】
【考案の効果】
本考案の弁当ケースは、エチレン酢酸ビニル樹脂を素材とするので、環境に与 える悪影響が少なくて済み、耐久性に優れ、加工しやすい。 また、シートを融着して成形すると共に、ファスナーを融着により取付けてあ るため、縫い目が無くて防水性に富み、弁当の汁が漏れ出したり、雨水等が内部 に侵入する心配がない。
【0012】 さらに、ファスナーとその他の部分との継ぎ目が目立たないので、一体感があ って体裁が良い。 また、ファスナーを縫着により取付けたものに比べて、取り付け代が狭くて済 むばかりか、縁部を折り返して縫い付けることにより補強する必要が無く、この ため、加工が簡単でコストが低廉で済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施形態を示す弁当ケースの蓋
解放時の斜視図
【図2】本考案の第1の実施形態を示す弁当ケースの蓋
閉塞時の斜視図
【図3】ファスナー取り付け部の斜視図
【図4】本考案の第2の実施形態を示す弁当ケースの蓋
解放時の斜視図
【図5】従来の弁当ケースの斜視図
【図6】従来の弁当ケースのファスナー取り付け部の斜
視図
【符号の説明】
11 ケース本体 111 側壁 112 底板 113 開口部 114 上板 115 連結片 12 蓋 20 スライディングファスナー 31 リベット 32 取っ手

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エチレン酢酸ビニル樹脂を素材とするシ
    ートを融着して成形され、適宜箇所に開口部を有すると
    共に、該開口部に沿ってこの開口部を開閉する係脱可能
    なファスナーが融着されたことを特徴とする弁当ケー
    ス。
JP1997009299U 1997-10-06 1997-10-06 弁当ケース Expired - Lifetime JP3047787U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7165240B1 (ja) 2021-06-09 2022-11-02 落合 久美子 バックパック

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7165240B1 (ja) 2021-06-09 2022-11-02 落合 久美子 バックパック
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