JP3047713U - パテ仕上用天井見切縁 - Google Patents
パテ仕上用天井見切縁Info
- Publication number
- JP3047713U JP3047713U JP1997007923U JP792397U JP3047713U JP 3047713 U JP3047713 U JP 3047713U JP 1997007923 U JP1997007923 U JP 1997007923U JP 792397 U JP792397 U JP 792397U JP 3047713 U JP3047713 U JP 3047713U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- putty
- ceiling
- plate portion
- edge
- ridge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Finishing Walls (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 天井見切縁部分のパテ塗り作業を熟練を要さ
ずに容易に行え、パテ塗りの作業能率を向上することの
できるパテ仕上用見切縁を提供する。 【解決手段】 上板部、縦板部及び下板部で断面が略逆
ユ字状に形成された天井見切縁において、下板部の元端
に長さ方向に沿って、下方に突出する突条を設けたパテ
仕上用天井見切縁、及び、上板部、縦板部及び下板部で
断面が略コ字状に形成された天井見切縁において、下板
部の元端に長さ方向に沿って、下方に突出する突条を設
けたパテ仕上用天井見切縁である。上記の突条を設けた
ので、パテ塗りにあたっては、この突条が定規となり、
突条の下端にパテ仕上面をあわせることで容易に均一の
厚さでパテを塗ることができる。パテ仕上を行った見切
縁側の端部は、突条の下端が露出して、波打つことな
く、奇麗に直線的に仕上がる。
ずに容易に行え、パテ塗りの作業能率を向上することの
できるパテ仕上用見切縁を提供する。 【解決手段】 上板部、縦板部及び下板部で断面が略逆
ユ字状に形成された天井見切縁において、下板部の元端
に長さ方向に沿って、下方に突出する突条を設けたパテ
仕上用天井見切縁、及び、上板部、縦板部及び下板部で
断面が略コ字状に形成された天井見切縁において、下板
部の元端に長さ方向に沿って、下方に突出する突条を設
けたパテ仕上用天井見切縁である。上記の突条を設けた
ので、パテ塗りにあたっては、この突条が定規となり、
突条の下端にパテ仕上面をあわせることで容易に均一の
厚さでパテを塗ることができる。パテ仕上を行った見切
縁側の端部は、突条の下端が露出して、波打つことな
く、奇麗に直線的に仕上がる。
Description
【0001】
本考案は、天井の周囲に設け、壁との見切を構成する天井見切縁で、特に、見 切縁と天井との取り合いにパテ仕上を行うのに適したパテ仕上用天井見切縁に関 する。
【0002】
従来のパテ仕上に用いる天井見切縁は、図3に示すように、断面が単に逆ユ字 状に形成されたものや、断面が単にコ字状に形成されたものであった。図3は、 断面が単に逆ユ字状に形成された見切縁20の施工状態を示している。同図に示 すように、見切縁20は天井の周囲の壁8との間に設けられ、上板部と下板部の 隙間に天井板7を挟み込むように設置される。見切縁の下板部と天井板下面との 段差を解消するためにパテ仕上が施され、更に、天井板及びパテ仕上の表面はク ロス貼りを行うなどして最終仕上が行われる。
【0003】
従来のパテ仕上用の見切縁は上記の構成であったから、パテ塗り作業において パテを一様の厚さに塗るのが困難で、特に見切縁側の端部6aを波打たないよう に奇麗に仕上げるのが困難であった。したがって、パテ塗り作業には熟練を要し 、作業能率も悪いものとなっていた。
【0004】 本考案は、このパテ塗り作業を熟練を要さずに容易に行え、したがってパテ塗 りの作業能率を向上することのできるパテ仕上用見切縁を提供するものである。
【0005】
本考案は、上板部、縦板部及び下板部で断面が略逆ユ字状に形成された天井見 切縁において、下板部の元端に長さ方向に沿って、下方に突出する突条を設けた ことを特徴とするパテ仕上用天井見切縁、及び、上板部、縦板部及び下板部で断 面が略コ字状に形成された天井見切縁において、下板部の元端に長さ方向に沿っ て、下方に突出する突条を設けたことを特徴とするパテ仕上用天井見切縁である 。
【0006】 本考案においては、見切縁の下板部の元端に長さ方向に沿って、下方に突出す る突条を設けたので、パテ塗りにあたっては、この突条が定規となり、突条の下 端にパテ仕上面をあわせることで容易に均一の厚さでパテを塗ることができる。 そしてパテ仕上を行った見切縁側の端部は、突条の下端が露出して、波打つこと なく、奇麗に直線的に仕上げることができる。
【0007】
以下、実施例を表した図面に基づいて本考案を詳細に説明する。図1は実施例 の見切縁1の施工状態の1例を示す断面図。図2は実施例の見切縁10の施工状 態の1例を示す断面図である。
【0008】 図1の見切縁1は塩化ビニル製で、上板部2、縦板部3及び下板部4で断面が 略逆ユ字状に形成されており、下板部4の元端には、長さ方向に沿って、下方に 突出する突条5が設けられている。その大きさは、幅が約32mm、厚みが約1 3mmで、長さが2m程度の長尺材として製造される。そして、図1に例示する ように、天井の周囲の壁8との間に設置され、上板部2と下板部4の隙間に天井 板7を挟み込むように施工される。見切縁1の下板部4と天井板7下面との段差 を解消するためにパテ仕上6が施される。このパテ塗り作業に際しては、突条5 が定規の役を果たし、図1に示すように、一様の厚さに容易にパテを塗ることが できる。そのパテ仕上部の端部は、突条5の下面を露出させるようにすることで 、波打つことなく、奇麗に直線的に仕上がるのである。この見切縁1を用いると 、天井と壁との間に凹目地が形成される。天井板及びパテ仕上6の表面は、クロ ス貼などにより最終仕上が行われる。
【0009】 図2の見切縁10は塩化ビニル製で、上板部11、縦板部12及び下板部13 で断面が略コ字状に形成されており、下板部13の元端には、長さ方向に沿って 、下方に突出する突条14が設けられている。見切縁10の大きさは、幅が約2 6mm、厚みが約13mmで、長さが2m程度の長尺材として製造される。突条 14は、上述の実施例の突条5と同様に作用し、パテ仕上を容易に美しく行うこ とができる。この見切縁10は、天井と壁との間に凹目地を形成しない場合に用 いられる。天井板及びパテ仕上6の表面は、クロス貼などにより最終仕上が行わ れる。
【0010】
本考案においては、見切縁の下板部の元端に、長さ方向に沿って、下方に突出 する突条を設けたので、パテ塗りにあたっては、この突条が定規となり、突条の 下端にパテ仕上面をあわせることで容易に均一の厚さでパテを塗ることができる 。そしてパテ仕上を行った見切縁側の端部は、突条の下端が露出して、波打つこ となく、奇麗に直線的に仕上がるのである。したがって、パテ塗り作業を熟練を 要さずに容易に行うことができ、パテ塗りの作業能率を向上する。
【図1】実施例の見切縁1の施工状態の1例を示す断面
図である。
図である。
【図2】実施例の見切縁10の施工状態の1例を示す断
面図である。
面図である。
【符号の説明】 1 見切縁 2 上板部 3 縦板部 4 下板部 5 突条 6 パテ仕上 7 天井板 8 壁 10 見切縁 11 上板部 12 縦板部 13 下板部 14 突条 20 見切縁
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年11月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の見切縁1の施工状態の1例を示す断面
図である。
図である。
【図2】実施例の見切縁10の施工状態の1例を示す断
面図である。
面図である。
【図3】従来の見切縁の施工状態の1例を示す断面図で
ある。
ある。
【符号の説明】 1 見切縁 2 上板部 3 縦板部 4 下板部 5 突条 6 パテ仕上 7 天井板 8 壁 10 見切縁 11 上板部 12 縦板部 13 下板部 14 突条 20 見切縁
Claims (2)
- 【請求項1】 上板部、縦板部及び下板部で断面が略逆
ユ字状に形成された天井見切縁において、下板部の元端
に長さ方向に沿って、下方に突出する突条を設けたこと
を特徴とするパテ仕上用天井見切縁 - 【請求項2】 上板部、縦板部及び下板部で断面が略コ
字状に形成された天井見切縁において、下板部の元端に
長さ方向に沿って、下方に突出する突条を設けたことを
特徴とするパテ仕上用天井見切縁
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997007923U JP3047713U (ja) | 1997-08-22 | 1997-08-22 | パテ仕上用天井見切縁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997007923U JP3047713U (ja) | 1997-08-22 | 1997-08-22 | パテ仕上用天井見切縁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3047713U true JP3047713U (ja) | 1998-04-24 |
Family
ID=43182016
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997007923U Expired - Lifetime JP3047713U (ja) | 1997-08-22 | 1997-08-22 | パテ仕上用天井見切縁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3047713U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021011699A (ja) * | 2019-07-04 | 2021-02-04 | フクビ化学工業株式会社 | 枠部材及びこれを備えた天井点検口構造 |
-
1997
- 1997-08-22 JP JP1997007923U patent/JP3047713U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021011699A (ja) * | 2019-07-04 | 2021-02-04 | フクビ化学工業株式会社 | 枠部材及びこれを備えた天井点検口構造 |
JP7263157B2 (ja) | 2019-07-04 | 2023-04-24 | フクビ化学工業株式会社 | 枠部材及びこれを備えた天井点検口構造 |
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