JP3047571U - 建物の屋根構造 - Google Patents

建物の屋根構造

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JP3047571U
JP3047571U JP1997009145U JP914597U JP3047571U JP 3047571 U JP3047571 U JP 3047571U JP 1997009145 U JP1997009145 U JP 1997009145U JP 914597 U JP914597 U JP 914597U JP 3047571 U JP3047571 U JP 3047571U
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roofing
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光成 牧田
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Makita Corp
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 丈夫で体裁の良さを持続する新規の建物の屋
根構造を提供する。 【請求項１】 上側被接部および下側被接部を上下縁部
に有する横葺用長尺屋根板を以て建物の屋根面を横葺す
る屋根の構造であって、横葺用長尺屋根板の長手方向横
線上個所に台形形状を呈する中空の落雪防止用突出部を
一体に折り出すと共にこれとは別個に、断面がＺの字形
状を呈する長尺の補強材を構成し、この長尺補強材の上
側横向部および縦向部を上記横葺用長尺屋根板の台形形
状の落雪防止用突出部内に嵌着した状態でこれ等長尺補
強材、横葺用長尺屋根板を建物の屋根面に固定するよう
にしたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【考案の属する技術分野】
本考案は、落雪防止機能を備えた建物の横葺屋根の構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来知られているこの種の横葺屋根構造は、横葺用長尺屋根板の一部を三角形 状に折り出して落雪防止用突出部を設けた形式（たとえば登録実用新案公報第３ ００８８６８号参照）であって、三角形落雪防止用突出部の頂端が尖って薄くな っているために潰れや変形を起し易い弱点があり、これが雪の無い時期には欠損 している不体裁な状態に見えてしまうことになり、不評を招く要因ともなってお り、また落雪防止用突出部の落雪阻止機能をアップさせようとして同部を高くす るにも強度的に制限を受ける等の理由からその設け間隔を狭くして設ける必要が あり、その分被接部の連結、その他の作業が多くなり、コスト高を招いたしまう 等の欠陥があった。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記欠陥を解消する工夫を施した新規の建物の屋根構造を提供する ことを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案に係る建物の屋根構造は、上側被接部および 下側被接部を上下縁部に有する横葺用長尺屋根板を以て建物の屋根面を横葺する 屋根の構造であって、横葺用長尺屋根板の長手方向横線上個所に台形形状を呈す る中空の落雪防止用突出部を一体に折り出すと共にこれとは別個に、断面がＺの 字形状を呈する長尺の補強材を構成し、この長尺補強材の上側横向部および縦向 部を上記横葺用長尺屋根板の台形形状の落雪防止用突出部内に嵌着した状態でこ れ等長尺補強材、横葺用長尺屋根板を建物の屋根面に固定するようにしたもので あり、 そして、台形形状等落雪防止用突出部における側面壁に長手方向に沿って細長 い樋状押し出し部を設けたものである。
【０００５】
【考案の効果】
本考案に係る建物の屋根構造は、上記のように落雪防止用突出部の断面を台形 形状とし且つ同部内に断面をＺの字形状とした補強材を嵌着してあるので、落雪 防止用突出部の頂部が平らで且つ内側から補強されることになって、上記した従 来例のような尖って薄くなっているためによる潰れや変形を起し難く、不評を招 く惧れの無いものであり、しかも台形形状落雪防止用突出部と補強材が相互に合 力する構成で強度アップされ且つ樋状押し出し部により補強されているので、上 記従来例のものよりも高くすること（このことは強度試験等でも合格確認できた 。）が可能であり、落雪防止用突出部の設け間隔を広くすることができ、その分 被接部の連結、その他の作業を少なくすることができ、低コスト化にも有利なも のである。
【０００６】 図１〜図４に示す第１実施例は、下辺縁部を裏側に鉤状に折り曲げて下側被接 部１をまた上辺縁部を表側に鉤形状に折り曲げて上側被接部２をそれぞれ設けた 横葺用長尺屋根板３を以て横葺された屋根４の構造であって、葺用長尺屋根板３ の長手方向横線上個所に台形形状を呈する中空の落雪防止用突出部５を一体に折 り出し、この台形形状落雪防止用突出部５における側面壁９、１０に長手方向に 沿って細長い樋状押し出し部１１、１２を設けると共にこれとは別個に、断面が Ｚの字形状を呈する長尺の補強材６を構成し、この長尺補強材６の上側横向部７ および縦向部８を上記横葺用長尺屋根板３の台形形状の落雪防止用突出部５内に 嵌着した状態でこれ等長尺補強材６、横葺用長尺屋根板３を建物の屋根面に固定 したものである。
【０００７】 図５に示す第２実施例は、上記第１実施例と、樋状押し出し部１１、１２が設 けられていない点で異っている。その他は同じである。
【図面の簡単な説明】
【図１】第１実施例を示す斜視図である。
【図２】図１Ａ−Ａ線に沿う断面略図である。
【図３】長尺屋根板および補強材を示す拡大断面図であ
る。
【図４】落雪防止用突出部内に補強材が嵌着された状態
を示す拡大断面図である。
【図５】第２実施例を示す長尺板および補強材の拡大断
面略図である。
【符号の説明】
１ 下側被接部 ２ 上側被接部 ３ 長尺屋根板 ４ 屋根 ５ 落雪防止用突出部 ６ 長尺補強材 ７ 上側横向部 ８ 縦向部 ９、１０ 側面壁 １１、１２ 樋状押し出し部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 上側被接部および下側被接部を上下縁部
    に有する横葺用長尺屋根板を以て建物の屋根面を横葺す
    る屋根の構造であって、横葺用長尺屋根板の長手方向横
    線上個所に台形形状を呈する中空の落雪防止用突出部を
    一体に折り出すと共にこれとは別個に、断面がＺの字形
    状を呈する長尺の補強材を構成し、この長尺補強材の上
    側横向部および縦向部を上記横葺用長尺屋根板の台形形
    状の落雪防止用突出部内に嵌着した状態でこれ等長尺補
    強材、横葺用長尺屋根板を建物の屋根面に固定するよう
    にしたことを特徴とする建物の屋根構造。
  2. 【請求項２】 台形形状落雪防止用突出部における側面
    壁に長手方向に沿って細長い樋状押し出し部を設けたこ
    とを特徴とする請求項１記載の建物の屋根構造。
JP1997009145U 1997-09-29 1997-09-29 建物の屋根構造 Expired - Lifetime JP3047571U (ja)

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