JP3047479B2 - ディスプレイ装置のテスト回路および方法 - Google Patents
ディスプレイ装置のテスト回路および方法Info
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- Picture Signal Circuits (AREA)
Description
障をテストするテスト回路および方法に関する。
されないときにCRTディスプレイ装置の故障の有無を
テストするために、CRTのカソード電圧を低くする
か、または複数のグリッド中の第1グリッドの電圧を高
めてCRTを光らせることが行われている。
ィスプレイ装置の偏向部および電源部が正常か否かをテ
ストするには有効であるが、映像信号を増幅するビデオ
アンプが正常か否かをテストするには有効ではない。ビ
デオアンプのテスト用の信号発生器が内蔵されたディス
プレイ装置もあるが、コストが高いという問題点があ
る。
もので、その目的は、ディスプレイ装置のビデオアンプ
を低コストにテストできるディスプレイ装置のテスト回
路を提供することにある。
プパルスを生成してこのクランプパルスによって映像信
号をペデスタルレベルにクランプするペデスタルクラン
プ回路を含むビデオアンプを有するディスプレイ装置の
ビデオアンプを簡単にテストできるディスプレイ装置の
テスト回路を提供することにある。
は、ディスプレイ装置のブランキングパルスから疑似映
像信号を生成してビデオアンプに供給する疑似映像信号
発生回路と、ブランキングパルスから疑似クランプパル
スを生成してクランプ回路に供給する疑似クランプパル
ス発生回路とを備えることを特徴とする。
レイ装置のブランキングパルスから疑似映像信号を生成
してビデオアンプに供給する疑似映像信号発生ステップ
と、ブランキングパルスから疑似クランプパルスを生成
してクランプ回路に供給する疑似クランプパルス発生ス
テップとを含むことを特徴とする。
記載のテスト方法においては、ディスプレイ装置のブラ
ンキングパルスから疑似映像信号が生成されてビデオア
ンプに供給され、ブランキングパルスから疑似クランプ
パルスが生成されてクランプ回路に供給される。
回路の一実施例の構成を示す回路図である。コンピュー
タ2の赤信号(R)出力端子2R、緑信号(G)出力端
子2G、青信号(B)出力端子2Bおよび接地端子2E
は、それぞれケーブル4R、4G、4Bおよび4Eを介
してディスプレイ装着6の赤信号入力端子6R、緑信号
入力端子6G、青信号入力端子6Bおよび接地端子6E
にそれぞれ接続されている。赤、緑および青の入力端子
6R、6Gおよび6Bは、それぞれ入力回路8R、8G
および8Bの入力に接続されている。3つの入力回路8
R、8Gおよび8Bは、構成が同一であり、それぞれ、
入力端子(6R、6Gまたは6B)と接地点間に接続さ
れた入力抵抗R1と、入力端子と出力線(9R、9Gま
たは9B)との間に接続されたコンデンサC1と、出力
線にカソードが接続され且つ接地点にアノードが接続さ
れた静電保護ダイオードD1と、出力線にアノードが接
続され且つ後述の疑似映像信号発生回路12の出力線1
2Sにカソードが接続された静電保護用ダイオードD2
とを備えている。
R、6Gまたは6B)に接地電位より低い負の電圧が入
力したときにオンし、接地電位より低い電圧が出力線
(9R、9Gまたは9B)に発生するのを防止する。静
電保護ダイオードD2は、入力端子(6R、6Gまたは
6B)に所定電圧(この実施例では、後述の疑似映像信
号発生回路12のバイアス電圧+Vcc)より高い正電
圧が入力したときにオンし、所定電圧より高い電圧が出
力線(9R、9Gまたは9B)に発生するのを防止す
る。
R、9Gおよび9Bは、それぞれ、ビデオプリアンプ1
0R、10Gおよび10Bの入力に接続される。ビデオ
プリアンプ10R、10Gおよび10Bの構成は同一で
あり、それぞれ映像信号を増幅する機能を有するととも
に、映像信号からクランプパルスCを生成してこのクラ
ンプパルスによって映像信号をペデスタルレベルにクラ
ンプするペデスタルクランプ回路を含んでいる。
0Bのペデスタルクランプ回路から出力されるクランプ
パルスCは、それぞれ、ORゲート14R、14Gおよ
び14Bを介して、ビデオプリアンプ10R、10Gお
よび10Bのペデスタルクランプ回路に供給される。
のブランキングパルスBを受けて疑似全白信号Eである
疑似映像信号を生成して出力線12Sを介して入力回路
8R、8Gおよび8Bの静電保護ダイオードD2のカソ
ードに出力する。また、疑似映像信号発生回路12は、
偏向部からのブランキングパルスBを受けて疑似クラン
プパルスDを生成してそれぞれ、ORゲート14R、1
4Gおよび14Bを介して、ビデオプリアンプ10R、
10Gおよび10Bのペデスタルクランプ回路に供給す
る疑似クランプパルス発生回路12Cを含んでいる。
回路12は、ブランキングパルスBを受ける直列入力抵
抗R2と、この抵抗R2に直列に接続されるコンデンサ
C2および抵抗R3と、この抵抗R3にベースが接続さ
れるインバータトランジスタQ1と、このトランジスタ
Q1のベース−エミッタ間抵抗R4と、トランジスタQ
1のエミッタバイアス負電圧電源−Vccと、トランジ
スタQ1のコレクタと正バイアス電圧電源+Vccとの
間に接続される抵抗R4と、正バイアス電圧電源+Vc
cと接地点との間に接続されるコンデンサC3と、トラ
ンジスタQ1のコレクタと出力線12Sとの間に接続さ
れる抵抗R5と、正バイアス電圧電源+Vccにカソー
ドが接続され且つ出力線12Sにアノードが接続される
ダイオードD4と、抵抗R2およびコンデンサC2の接
続点にアノードが接続され且つ接地端子6Eにカソード
が接続されるダイオードD3とを備えている。疑似クラ
ンプパルス発生回路12Cは、抵抗R2およびコンデン
サC2の接続点と、ORゲート14R、14Gおよび1
4Bの入力とを結ぶ信号線から成っている。
レイ装置のテスト回路の一実施例の各部の信号波形の一
例を示す。以下、図2を参照して、図1のテスト回路の
動作を説明する。コンピュータ2の出力端子2R、2G
および2Bならびに接地端子2Eが、それぞれケーブル
4R、4G、4Bおよび4Eによってディスプレイ装置
2の入力端子6R、6Gおよび6Bならびに接地端子6
Eに接続される通常動作時においては、疑似映像信号発
生回路12にブランキングパルスBが供給されると、ダ
イオードD3がオンするため、抵抗R2とコンデンサC
2との接続点の電位が一定(接地電位)に保持されるの
で、出力線12Sには疑似全白信号Eは発生せず、また
疑似クランプパルス発生回路12Cは疑似クランプパル
スDを発生しない。
0Bのペデスタルクランプ回路は、それぞれ入力回路8
R、8Gおよび8Bから供給される映像信号Aのシンク
チップの後側のエッジに応じてクランプパルスCを生成
し、このパルスCをそれぞれORゲート14R、14G
および14Bを介して受けて映像信号をペデスタルレベ
ルにクランプする。
および6Bならびに接地端子6Eが、それぞれコンピュ
ータ2の出力端子2R、2Gおよび2Bならびに接地端
子2Eと接続されないときには、疑似映像信号発生回路
12にブランキングパルスBが供給されると、接地端子
6Eは接地端子2Eに接地されていないためダイオード
D3はオフ状態に維持されるので、インバータトランジ
スタQ1がブランキングパルスBを反転増幅させて疑似
全白信号Eを出力線12Sに発生させる。また、疑似ク
ランプパルス発生回路12Cは、入力されたブランキン
グパルスBをそのまま疑似クランプルパルスDとしてO
Rゲート14R、14Gおよび14Bを介してそれぞれ
ビデオプリアンプ10R、10Gおよび10Bのペデス
タルクランプ回路に供給する。
0Bのペデスタルクランプ回路は、疑似クランプパルス
Dを使用して疑似全白信号Eの黒レベルをペデスタルレ
ベル(黒レベル)にクランプする。従って、疑似全白信
号Eの白レベルは、そのまま白レベルとして維持でき
る。
ずに、ビデオプリアンプ10R、10Gおよび10B内
のペデスタルクランプ回路によって疑似全白信号Eの立
上がりエッジに応じてクランプパルスFを発生させる
と、クランプパルスFの発生タイミングが疑似全白信号
Eの白レベル時であるため、疑似全白信号Eの白レベル
がペデスタルレベル(黒レベル)にクランプされてしま
い、疑似全白信号Eが全白信号ではなくなってしまう。
従って、疑似全白信号Eに同期した疑似クランプパルス
2Dを発生できる回路12Cが必要となる。
生するのに、インバータトランジスタを使用している
が、他の電子素子を使用できることはもちろんである。
て疑似全白信号を発生させているが、例えば疑似赤信
号、青信号等他の疑似映像信号を発生させてもよい。た
だし、疑似全白信号は、赤、緑および青用のビデオプリ
アンプを同時にテストできるので、最も好ましい。
項2に記載のテスト方法によれば、ディスプレイ装置の
ブランキングパルスから疑似映像信号を生成してビデオ
アンプに供給し、ブランキングパルスから疑似クランプ
パルスを生成してクランプ回路に供給するようにしたの
で、少ない追加部品でビデオアンプをテストすることが
できるとともに、疑似映像信号の例えば黒レベルを正し
く黒レベルにクランプするこより、クランプ回路を有す
るビデオアンプも簡単に正しくテストすることができ
る。
施例の構成を示す回路図である。
信号波形の一例を示すタイムチャートである。
Claims (2)
- 【請求項1】 映像信号を増幅するビデオアンプを有
し、前記ビデオアンプが、前記映像信号からクランプパ
ルスを生成してこのクランプパルスによって前記映像信
号を所定のレベルにクランプするクランプ回路を含むデ
ィスプレイ装置のテスト回路において、 前記ディスプレイ装置のブランキングパルスから疑似映
像信号を生成して前記ビデオアンプに供給する疑似映像
信号発生回路と、 前記ブランキングパルスから疑似クランプパルスを生成
して前記クランプ回路に供給する疑似クランプパルス発
生回路と を備えることを特徴とするテスト回路。 - 【請求項2】 映像信号を増幅するビデオアンプを有
し、前記ビデオアンプが、前記映像信号からクランプパ
ルスを生成してこのクランプパルスによって前記映像信
号を所定のレベルにクランプするクランプ回路を含むデ
ィスプレイ装置のテスト方法において、 前記ディスプレイ装置のブランキングパルスから疑似映
像信号を生成して前記ビデオアンプに供給する疑似映像
信号発生ステップと、 前記ブランキングパルスから疑似クランプパルスを生成
して前記クランプ回路に供給する疑似クランプパルス発
生ステップと を含むことを特徴とするテスト方法。
Priority Applications (4)
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-
1992
- 1992-01-16 US US07/821,042 patent/US5214509A/en not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
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