JP3282241B2 - 信号切り換え回路 - Google Patents

信号切り換え回路

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JP3282241B2 JP29513392A JP29513392A JP3282241B2 JP 3282241 B2 JP3282241 B2 JP 3282241B2 JP 29513392 A JP29513392 A JP 29513392A JP 29513392 A JP29513392 A JP 29513392A JP 3282241 B2 JP3282241 B2 JP 3282241B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ビデオ信号処理系に
適用して好適な信号切り換え回路に関する。
【0002】
【従来の技術】TV受像機やVTR(ビデオテープレコ
ーダ)などにおいては、複数の外部機器を接続し、これ
らの機器から供給される信号を切り換えて処理すること
ができるようになっているのが一般的である。
【0003】図3は一般的なTV受像機10の系統を示
す。同図において、アンテナ11から入力した放送電波
はチューナ12で中間周波数に変換され、これが映像検
波回路13でコンポジット信号に復調される。このコン
ポジット信号は、ビデオ信号切り換え回路14を介して
Y/C分離回路15に供給され、ここで輝度信号Yとク
ロマ信号Cに分離される。
【0004】クロマ信号CはYC信号切り換え回路16
を介して色差復調回路17に供給され、ここで色差信号
B−Y,R−Yに復調された後、Y色差信号切り換え回
路18を介してY色差マトリックス回路19に供給され
る。また、Y/C分離回路15で分離された輝度信号Y
は、YC信号切り換え回路16及びY色差信号切り換え
回路18を介してY色差マトリックス回路19に供給さ
れる。
【0005】Y色差マトリック回路19では、輝度信号
Yと色差信号B−Y,R−Yから原色信号R,G,Bが
生成され、これが原色信号切り換え回路20を介してブ
ラウン管21に供給され、これによって選択したチャネ
ルの映像が画面に映しだされるようになる。
【0006】このTV受像機10では、ビデオ信号切り
換え回路14、YC信号切り換え回路16、Y色差信号
切り換え回路18及び原色信号切り換え回路20で内部
の処理回路から供給された信号と外部から供給された信
号とを切り換えることができるようになっている。すな
わち、ビデオ信号切り換え回路14では、映像検波回路
13の出力信号と例えばVTR(図示せず)などから供
給されるビデオ信号とを切り換えるようになっている。
【0007】また、YC信号切り換え回路16では、Y
/C分離回路15から供給された信号Y,CとVTRな
どから供給された信号Y,Cとを切り換え、Y色差信号
切り換え回路18ではYC信号切り換え回路16から供
給されたY色差信号と例えばハイビジョン用のMUSE
デコーダ(図示せず)などから供給されたY色差信号と
を切り換え、原色信号切り換え回路20ではY色差マト
リックス回路19から供給された原色信号R,G,Bと
MUSEデコーダなどから供給された原色信号R,G,
Bとを切り換えるようになっている。
【0008】これらの各種の切り換え回路14,16,
18,20で内部の処理回路からの信号と切り換えられ
た外部入力信号は、それ以降の回路で上述と同様に処理
されてブラウン管21に供給される。これによって外部
機器から供給された画像が画面に映しだされるようにな
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した各
種の切り換え回路14,16,18,20には6dB増
幅器が付いていないタイプと、6dB増幅器を内蔵した
タイプとがあり、次に説明するようにそれぞれ問題点が
ある。
【0010】すなわち、図4(a)に示すように6dB
増幅器外付けタイプの信号切り換え回路31では、例え
ば1V(ボルト)の2系統の入力信号SA,SBを切り
換えて外部に出力する場合、直列に75Ωの抵抗器Rを
接続して信号を出力しなければならないが、この抵抗器
Rで信号の電圧が減衰されるため、信号切り換え回路3
1の後に6dB増幅器32を接続して信号を2Vに増幅
しておく必要がある。この場合は、信号切り換え回路3
1と抵抗器Rとの間に6dB増幅器32を接続しなけれ
ばならないから、作業が面倒で手間が掛かり、これによ
ってコストアップになるという問題がある。
【0011】また、同図(b)に示すように切り換えス
イッチ31Aと6dB増幅器32を一体化した信号切り
換え回路40では、例えば4系統の入力信号SA〜SD
から1系統の入力信号を選択する場合、信号切り換え回
路40の後にアッテネータ33(減衰器)を接続しなけ
ればならないという問題がある。これは、信号切り換え
回路40では出力信号が2Vに増幅されているため、こ
れをアッテネータ33で1Vに戻してから出力する必要
があるからである。
【0012】この場合も、アッテネータ33を接続する
手間が掛かり、コストアップになるという問題がある。
なおこの場合、6dB増幅器32を内蔵した信号切り換
え回路40と単独の信号切り換え31とを混合して使用
すれば、アッテネータ33を使用することなくもっと簡
単な回路構成とすることも可能であるが、図4(b)の
ような回路構成となるのは、同一の機器には同一の信号
切り換え回路40を使用することによりコスト低減を図
っているからである。
【0013】このように、従来使用されていた6dB増
幅器外付の信号切り換え回路31及び6dB増幅器内蔵
の信号切り換え回路40では、使用状況によっては後段
の回路構成が複雑になる場合があり、これがコストアッ
プの原因になるという問題があった。
【0014】そこでこの発明は、上述したような課題を
解決したものであって、使用状況に対応して後段の回路
構成を簡略化することが可能で、これによってコスト低
減が可能な信号切り換え回路を提案するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明に係る信号切り
換え回路は、複数の入力信号を切り換える第1の切り換
え手段と、第1の切り換え手段の出力信号レベル
dB増幅する増幅手段と、第1の切り換え手段の出力
増幅手段の出力切り換えて出力する第2の切り換え
手段とを有し、第2の切り換え手段に直列に75Ωの抵
抗器を接続して入力信号を外部に出力するときは増幅手
段の出力を出力し、第2の切り換え手段に直列に75Ω
の抵抗器を接続しないで入力信号を出力するときは第1
の切り換え手段の出力を出力するものである。
【0016】
【0017】
【作用】図1において、2系統の入力信号SA,SBの
うちどちらかが信号切り換え回路50の第1切り換えス
イッチ31Aで選択され、これが6dB増幅器32で増
幅されて第2切り換えスイッチ31Bの端子aに供給さ
れる。また、第1切り換えスイッチ31Aの出力は共
に、第2切り換えスイッチ31Bの端子bにも直接供給
される。
【0018】そして、例えば図2(a)に示す信号切り
換え回路50に直列に75Ωの抵抗器Rを介して信号を
出力する場合は、第2切り換えスイッチ31Bを端子a
側に設定する。これによって、抵抗器Rで減衰される分
の1Vが、6dB増幅器32で増幅されるため、6dB
増幅器を外付けする必要がなくなる。なお、75Ωの終
端用の抵抗器は入力機器側で信号入力部と接地線との間
に並列に接続される。
【0019】また、同図(b)に示すように多数の入力
信号SA〜SDを切り換える場合は、第2切り換えスイ
ッチ31Bを端子b側に設定する。これによって、入力
信号SA〜SDのうち前段の信号切り換え回路50の第
1切り換えスイッチ31Aで選択された入力信号SA,
SCがそのまま後段の信号切り換え回路50に供給さ
れ、ここで例えば入力信号SAが選択されて1Vのまま
出力されるようになる。したがって、アッテネータ33
(図4(b))を接続する必要がなくなるので、回路構
成が簡単になる。
【0020】
【実施例】続いて、本発明に係わる信号切り換え回路の
一実施例について、図面を参照して詳細に説明する。な
お、上述と同一の部分には同一の符号を付けて詳細な説
明を省略した。
【0021】図1は本発明による信号切り換え回路50
の系統を示す。この信号切り換え回路50は図3に示し
たTV受像機10の各種の信号切り換え回路14,1
6,18,20に適用可能である。図1において、入力
信号SA,SBは第1切り換えスイッチ31Aで選択さ
れる。そしてこの第1切り換えスイッチ31Aの出力
は、6dB増幅器32を介して第2切り換えスイッチ3
1Bの端子aに供給されると共に、第2切り換えスイッ
チ31Bの端子bに直接供給される。
【0022】ここで、第1切り換えスイッチ31Aは例
えばTV受像機10(図3)のリモコンなどから供給さ
れる選択信号KAによって切り換えられる。また、第2
切り換えスイッチ31Bもリモコンから供給される増幅
有無選択信号KBによって切り換えられる。なお、切り
換え信号KA及び増幅有無選択信号KBは1ビットの信
号で「ハイ」と「ロー」を切り換えるようにすれば良
い。このように本発明の信号切り換え回路50では、1
Vの入力信号SA,SBを切り換えてこれをそのまま1
Vで出力するか、もしくは2Vに増幅して出力すること
が可能になる。
【0023】図2はこの信号切り換え回路50の使用例
を示す。同図(a)は信号を外部に出力する場合であ
り、1Vの2系統の入力信号SA,SBのうち例えば一
方の入力信号SAが第1切り換えスイッチ31Aで選択
され、これが6dB増幅器32を介して2Vとなり第2
切り換えスイッチ31Bの端子aに供給される。また、
第1切り換えスイッチ31Aの出力信号SAは直接第2
切り換えスイッチの端子bに供給される。ここで第2切
り換えスイッチ31Bは端子a側に設定され、これによ
って2Vに増幅された方の信号が、直列に接続された7
5Ωの抵抗器Rで1Vに減衰されて出力される。
【0024】この場合は、信号切り換え回路50に抵抗
器Rを接続するだけであり、従来のように6dB増幅器
32を接続する必要がないので後段の回路構成が簡単に
なり、これによってコストダウンが可能になる。
【0025】同図(b)はこの信号切り換え回路50を
用いて多数の信号を切り換える場合である。例えば4系
統の入力信号SA〜SDを切り換えて出力する場合は、
まず、2系統の入力信号SA,SBのうち例えば入力信
号SAが信号切り換え回路50の第1切り換えスイッチ
31Aで選択される。また、残り2系統の入力信号S
C,SDのうち例えば入力信号SCが別の信号切り換え
回路50の第1切り換えスイッチ31Aで選択される。
【0026】ここで、両方の信号切り換え回路50の第
2切り換えスイッチ31Bは端子b側に設定されてい
る。したがって、両方の第1切り換えスイッチ31Aか
ら出力される信号SA,SCは6dB増幅器32を通ら
ないで出力される。これらの出力信号SA,SCは後段
の信号切り換えスイッチ50に入力され、このうち例え
ば信号SAが切り換えスイッチ31Bで選択される。そ
して、この信号切り換え回路50の第2切り換えスイッ
チ31Bのも端子b側に設定されており、これによって
信号SAが1Vで出力されるようになる。
【0027】この場合には、従来のようにアッテネータ
33(図4(b))を接続することなく回路を構成する
ことが可能になるから後段の回路構成が簡単になり、こ
れによってコストダウンが可能になる。
【0028】なお、上述の実施例では2系統の入力信号
を切り換える場合について説明したが、2系統以上の入
力信号を切り換える場合にも本発明を適用することが可
能である。また、本発明は信号切り換え回路として単独
に構成するだけでなく、例えばY/C分離回路15(図
3)や色差復調回路17などのICに内蔵することも可
能である。さらに、本発明はTV受像機10以外にもV
TR(ビデオテープレコーダ)やAVスイッチなどのA
V機器に適用することが可能である。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、複数の入
力信号を切り換える第1の切り換え手段と、第1の切り
換え手段の出力信号を増幅する増幅手段と、第1の切り
換え手段の出力信号と増幅手段の出力信号とを切り換え
る第2の切り換え手段を備えたものである。
【0030】したがって本発明によれば、信号切り換え
回路に直列に75Ωの抵抗器を接続して切り換えた信号
を外部に出力する場合は、第2の切り換え手段を増幅器
側に設定することにより、6dB増幅器を外付けする必
要がなくなると共に、多数の入力信号を切り換える場合
は、第2の切り換え手段を第1の切り換え手段側に設定
することにより、アッテネータを接続する必要がなくな
るなど、いずれの状況でも後段の回路構成が簡単でしか
も接続作業が簡単になり、これによってコストダウンが
可能になるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる信号切り換え回路の系統図であ
る。
【図2】本発明に係わる信号切り換え回路の使用例を説
明する図である。
【図3】一般的なTV受像機の系統図である。
【図4】従来例に係わる信号切り換え回路の使用例を説
明する図である。
【符号の説明】
10 TV受像機 12 チューナ 14 ビデオ信号切り換え回路 16 YC信号切り換え回路 18 Y色差信号切り換え回路 20 原色信号切り換え回路 31A 第1切り換えスイッチ 31B 第2切り換えスイッチ 32 6dB増幅器 33 アッテネータ 31,40,50 信号切り換え回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−56420(JP,A) 特開 昭64−86605(JP,A) 実開 昭62−19863(JP,U) 実開 昭58−138465(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/44 - 5/46

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の入力信号を切り換える第1の切り
    換え手段と、 記第1の切り換え手段の出力の信号レベルを6dB
    幅する増幅手段と、前記第1の切り換え手段の出力と前記増幅手段の出力と
    を切り換えて出力する第2の切り換え手段とを有し、 前記第2の切り換え手段に直列に75Ωの抵抗器を接続
    して前記入力信号を外部に出力するときは前記増幅手段
    の出力を出力し、前記第2の切り換え手段に直列に75
    Ωの抵抗器を接続しないで前記入力信号を出力するとき
    は前記第1の切り換え手段の出力を出力する ことを特徴
    とする信号切り換え回路。
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