JP3047405B2 - レコードデータ処理装置 - Google Patents
レコードデータ処理装置Info
- Publication number
- JP3047405B2 JP3047405B2 JP63311344A JP31134488A JP3047405B2 JP 3047405 B2 JP3047405 B2 JP 3047405B2 JP 63311344 A JP63311344 A JP 63311344A JP 31134488 A JP31134488 A JP 31134488A JP 3047405 B2 JP3047405 B2 JP 3047405B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- record
- update
- file
- memory
- records
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、各種環境で生成された複数のレコードを
記憶し、その記憶されたレコードに基づいて、所定の処
理を順次実行するレコードデータ処理装置に関する。
記憶し、その記憶されたレコードに基づいて、所定の処
理を順次実行するレコードデータ処理装置に関する。
[従来の技術] 従来、売上伝票等のデータを処理するものとしてパー
ソナルコンピュータ、オフィスコンピュータ、汎用コン
ピュータ等の事務処理装置が一般に使用されている。こ
れらの事務処理装置においては、例えば売上明細ファイ
ル、売上集計ファイル、得意先別売上ファイル、在庫フ
ァイル等を記憶管理している。
ソナルコンピュータ、オフィスコンピュータ、汎用コン
ピュータ等の事務処理装置が一般に使用されている。こ
れらの事務処理装置においては、例えば売上明細ファイ
ル、売上集計ファイル、得意先別売上ファイル、在庫フ
ァイル等を記憶管理している。
[発明が解決しようとする課題] ところで、このようなファイルに記憶される各種レコ
ードは、そのレコードのキー、更新データよりなるレコ
ードが生成され、その生成されたレコードを上記ファイ
ルに順次記憶するようにしている。そして、そのファイ
ルに記憶された各レコードについて、そのレコードの記
憶内容に基づいて所定のレコード処理を実行するもので
あるが、その記憶された各レコードによるレコード処理
の過程において、レコード内容に特定状態にあるため不
具合があり、その結果として予め決められた処理を実行
できない、といった問題が発生することがあった。そし
て、このような問題発生は実際に個々のレコードに対す
る処理を実行しないことにはそれを発見することはでき
ないものであり、そのような特定状態にあるレコードが
複数あった場合には、そのレコードに対する所定処理毎
に処理の実行が一旦中断し、記憶された各レコードに対
する処理を順次スムースに実行することは困難であっ
た。
ードは、そのレコードのキー、更新データよりなるレコ
ードが生成され、その生成されたレコードを上記ファイ
ルに順次記憶するようにしている。そして、そのファイ
ルに記憶された各レコードについて、そのレコードの記
憶内容に基づいて所定のレコード処理を実行するもので
あるが、その記憶された各レコードによるレコード処理
の過程において、レコード内容に特定状態にあるため不
具合があり、その結果として予め決められた処理を実行
できない、といった問題が発生することがあった。そし
て、このような問題発生は実際に個々のレコードに対す
る処理を実行しないことにはそれを発見することはでき
ないものであり、そのような特定状態にあるレコードが
複数あった場合には、そのレコードに対する所定処理毎
に処理の実行が一旦中断し、記憶された各レコードに対
する処理を順次スムースに実行することは困難であっ
た。
そして特にこのような特定状態にあるレコードは、そ
のレコードを生成した際の生成環境、即ち生成プロセス
環境やその生成日時が同一であることが多かった。
のレコードを生成した際の生成環境、即ち生成プロセス
環境やその生成日時が同一であることが多かった。
本発明の課題は、生成された各レコードに基づく処理
を、その個々のレコードが特定状態にあることが原因で
あることにより処理実行が中断してしまうことを極力最
小限にできるようにすることである。
を、その個々のレコードが特定状態にあることが原因で
あることにより処理実行が中断してしまうことを極力最
小限にできるようにすることである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、各種レコードを生成する際に、そのレコー
ド生成を行った際の生成プロセス環境、生成日時等の生
成元情報を付加して、その生成元情報の付加されたレコ
ードを生成するレコード生成手段と、このレコード生成
手段により順次生成されたレコードを記憶するレコード
記憶手段と、このレコード記憶手段に記憶された各レコ
ードに基づいて所定の処理を実行する際、その処理実行
に当たってその対象となるレコードが特定のレコードで
あるか否かを判別する判別手段と、何れかのレコードに
おいて特定のレコードであると判別された場合には、そ
の特定のレコードに付加された上記生成元情報を読み出
す読出手段と、上記レコード記憶手段に記憶された複数
レコードの内で、上記読み出された生成元情報と同一の
生成元情報の付加されたレコードを抽出する抽出手段
と、この抽出手段により抽出された各レコードを表示画
面上に表示するレコード表示手段と、を具備し、上記表
示画面上に表示された生成元情報を同一にする各レコー
ドを確認した上でその各レコードに対する実際の処理の
前に事前の処置を可能としたことを特徴する。
ド生成を行った際の生成プロセス環境、生成日時等の生
成元情報を付加して、その生成元情報の付加されたレコ
ードを生成するレコード生成手段と、このレコード生成
手段により順次生成されたレコードを記憶するレコード
記憶手段と、このレコード記憶手段に記憶された各レコ
ードに基づいて所定の処理を実行する際、その処理実行
に当たってその対象となるレコードが特定のレコードで
あるか否かを判別する判別手段と、何れかのレコードに
おいて特定のレコードであると判別された場合には、そ
の特定のレコードに付加された上記生成元情報を読み出
す読出手段と、上記レコード記憶手段に記憶された複数
レコードの内で、上記読み出された生成元情報と同一の
生成元情報の付加されたレコードを抽出する抽出手段
と、この抽出手段により抽出された各レコードを表示画
面上に表示するレコード表示手段と、を具備し、上記表
示画面上に表示された生成元情報を同一にする各レコー
ドを確認した上でその各レコードに対する実際の処理の
前に事前の処置を可能としたことを特徴する。
[機能ブロック図の説明] 第1図は機能ブロック図であり、ファイル記憶手段1
と、更新レコード生成手段2と、この更新レコード生成
手段2により生成されたレコードを記憶する更新レコー
ド記憶手段3と、この更新レコード記憶手段2に記憶さ
れたレコードに基づいて上記ファイル記憶手段1に対す
るファイル更新処理を実行する更新処理手段4と、この
更新問にエラーとなったレコードに付加されているレコ
ード生成情報と同一の指定データが付加されたレコード
を上記更新レコード記憶手段3内から検索する検索手段
5と、を有する。
と、更新レコード生成手段2と、この更新レコード生成
手段2により生成されたレコードを記憶する更新レコー
ド記憶手段3と、この更新レコード記憶手段2に記憶さ
れたレコードに基づいて上記ファイル記憶手段1に対す
るファイル更新処理を実行する更新処理手段4と、この
更新問にエラーとなったレコードに付加されているレコ
ード生成情報と同一の指定データが付加されたレコード
を上記更新レコード記憶手段3内から検索する検索手段
5と、を有する。
[実施例] 以下、一実施例を第2図〜第9図を参照して説明す
る。
る。
第2図はデータ通信システムを構成するワークステー
ションとしてのレコードデータ処理装置を示したブロッ
ク回路図である。
ションとしてのレコードデータ処理装置を示したブロッ
ク回路図である。
入力装置11は伝票データ等の各種のデータや各種のコ
マンドキーを入力するもので、そのキーボード上には、
テンキー、文字キー、各種のファンクションキー等が備
えられている。この入力装置11から入力されたデータ
は、入力処理装置12に送られる。
マンドキーを入力するもので、そのキーボード上には、
テンキー、文字キー、各種のファンクションキー等が備
えられている。この入力装置11から入力されたデータ
は、入力処理装置12に送られる。
入力処理装置12は入力装置11からの入力データを処理
し、その処理結果のデータを入力レコードメモリ13に順
次書き込む。この場合、入力処理装置12は入力レコード
メモリ13に対して1伝票分の1レコードからなるデータ
もしくは1伝票分の複数レコードからなるデータを入力
すると、1伝票分のデータの入力終了を指示するキーの
操作に応答してレコード生成装置14を起動させる。な
お、入力レコードメモリ13は入力レコードの各ワードを
記憶するもので、入力レコードの各ワードデータは、予
め定められたワードNoに対応して記憶されている。
し、その処理結果のデータを入力レコードメモリ13に順
次書き込む。この場合、入力処理装置12は入力レコード
メモリ13に対して1伝票分の1レコードからなるデータ
もしくは1伝票分の複数レコードからなるデータを入力
すると、1伝票分のデータの入力終了を指示するキーの
操作に応答してレコード生成装置14を起動させる。な
お、入力レコードメモリ13は入力レコードの各ワードを
記憶するもので、入力レコードの各ワードデータは、予
め定められたワードNoに対応して記憶されている。
レコード生成装置14は入力レコードメモリ13からの入
力レコードをレコード指定メモリ15内に予め設定されて
いる設定内容に基づいて処理することにより、後述する
マスタファイルの内容を更新する為の更新レコードを生
成して更新レコードメモリ16に書き込む。この場合、レ
コード生成装置14は設定メモリ17内に記憶されている各
種のデータ即ち、後述するPS名、ホストID、プロセスI
D、日時、ユーザIDのうち所定のデータ(ホストID、プ
ロセスID)を更新レコードの所定位置に挿入し、更新レ
コードメモリ16に書き込む。
力レコードをレコード指定メモリ15内に予め設定されて
いる設定内容に基づいて処理することにより、後述する
マスタファイルの内容を更新する為の更新レコードを生
成して更新レコードメモリ16に書き込む。この場合、レ
コード生成装置14は設定メモリ17内に記憶されている各
種のデータ即ち、後述するPS名、ホストID、プロセスI
D、日時、ユーザIDのうち所定のデータ(ホストID、プ
ロセスID)を更新レコードの所定位置に挿入し、更新レ
コードメモリ16に書き込む。
レコード指定メモリ15は入力レコードメモリ13のレコ
ードの各ワードをワードNoで表現してキーワード、デー
タワードに該当するワードNoを指定する他に、更新対象
のファイル名、更新内容を示すデータがレコード生成情
報として設定されるもので、複数ファイル分のレコード
生成情報が設定可能となっている。ここで、レコード指
定メモリ15に設定されるレコード生成情報は、予めPSフ
ァイルメモリ18に設定されている各種のレコード生成情
報のうち、伝票データの入力に先だってユーザ等が任意
に指定した指定データで指定されたレコード生成情報が
設定されたものである。また、PSファイルメモリ18から
レコード指定メモリ15にレコード生成情報が設定される
と、そのレコード生成情報を指定する前記指定データ
(以下PS名と称する)は設定メモリ17にセットされる。
なお、PSファイルメモリ18はPS名に対応して1つもしく
は複数レコード分のレコード生成情報を記憶するもの
で、PS名は、例えば売上伝票の処理、仕入伝票の処理等
を示し、レコード生成情報は前記各伝票の処理に必要な
更新レコードを生成する為の情報であり、これらはユー
ザ等が入力装置11から任意に設定したものである。
ードの各ワードをワードNoで表現してキーワード、デー
タワードに該当するワードNoを指定する他に、更新対象
のファイル名、更新内容を示すデータがレコード生成情
報として設定されるもので、複数ファイル分のレコード
生成情報が設定可能となっている。ここで、レコード指
定メモリ15に設定されるレコード生成情報は、予めPSフ
ァイルメモリ18に設定されている各種のレコード生成情
報のうち、伝票データの入力に先だってユーザ等が任意
に指定した指定データで指定されたレコード生成情報が
設定されたものである。また、PSファイルメモリ18から
レコード指定メモリ15にレコード生成情報が設定される
と、そのレコード生成情報を指定する前記指定データ
(以下PS名と称する)は設定メモリ17にセットされる。
なお、PSファイルメモリ18はPS名に対応して1つもしく
は複数レコード分のレコード生成情報を記憶するもの
で、PS名は、例えば売上伝票の処理、仕入伝票の処理等
を示し、レコード生成情報は前記各伝票の処理に必要な
更新レコードを生成する為の情報であり、これらはユー
ザ等が入力装置11から任意に設定したものである。
更新レコードメモリ16はレコード指定メモリ15の設定
内容に応じて複数ファイル分の更新レコードを記憶可能
なもので、レコード生成装置14は更新レコードメモリ16
内のテーブルメモリTMを参照し、更新レコードメモリ16
内のレコードをメンテナンスファイル記憶部19に書き込
む。この際、設定メモリ17に設定されているPS名、ホス
トID、プロセスID、日時、ユーザIDがレコードのヘッダ
ー情報としてメンテナンスファイル記憶部19に書き込ま
れる。
内容に応じて複数ファイル分の更新レコードを記憶可能
なもので、レコード生成装置14は更新レコードメモリ16
内のテーブルメモリTMを参照し、更新レコードメモリ16
内のレコードをメンテナンスファイル記憶部19に書き込
む。この際、設定メモリ17に設定されているPS名、ホス
トID、プロセスID、日時、ユーザIDがレコードのヘッダ
ー情報としてメンテナンスファイル記憶部19に書き込ま
れる。
設定メモリ17はPS名、ホストID、プロセスID、日時、
ユーザIDを記憶するもので、日時データは現在の日時デ
ータ、またはプロセスID、ホストID、ユーザIDは、入力
装置11から入力された設定データである。ここで、日時
データは更新レコードを生成した日時を示すデータであ
る。また、プロセスID、ホストID、ユーザIDは、更新レ
コードがどのプロセスでどのホストで、どのユーザで作
られたかその所属を示す為のデータで、プロセスIDはレ
コード入力処理、更新レコード生成処理等の処理の種類
を示す識別データ、ホストIDはネットワークシステムを
構成する各レコードデータ処理装置に夫々対応して予じ
め決められているマシンナンバのうち自己のマシンナン
バを示す。ユーザIDは一般使用者固有の識別データであ
る。
ユーザIDを記憶するもので、日時データは現在の日時デ
ータ、またはプロセスID、ホストID、ユーザIDは、入力
装置11から入力された設定データである。ここで、日時
データは更新レコードを生成した日時を示すデータであ
る。また、プロセスID、ホストID、ユーザIDは、更新レ
コードがどのプロセスでどのホストで、どのユーザで作
られたかその所属を示す為のデータで、プロセスIDはレ
コード入力処理、更新レコード生成処理等の処理の種類
を示す識別データ、ホストIDはネットワークシステムを
構成する各レコードデータ処理装置に夫々対応して予じ
め決められているマシンナンバのうち自己のマシンナン
バを示す。ユーザIDは一般使用者固有の識別データであ
る。
メンテナンスファイル記憶部19はフロッピーディスク
やハードディスク等によって構成され、レコード生成装
置14によって作成された更新レコードを各種ファイルに
対応して記憶するもので、ファイル更新装置20に対して
入力装置11からファイルの更新を指示すると、ファイル
更新装置20の制御下でメンテナンスファイル記憶部19の
内容が順次読み出される。
やハードディスク等によって構成され、レコード生成装
置14によって作成された更新レコードを各種ファイルに
対応して記憶するもので、ファイル更新装置20に対して
入力装置11からファイルの更新を指示すると、ファイル
更新装置20の制御下でメンテナンスファイル記憶部19の
内容が順次読み出される。
ファイル更新装置20はメンテナンスファイル記憶部19
から読み出した更新レコードのファイル名にしたがって
マスタファイル記憶部21内の対応するファイルを指定
し、更新レコードの「更新内容」に応じた更新処理を更
新要メモリ22を用いて行う。また、ファイル更新装置20
はファイル更新時のエラー検出を行い、エラー内容をエ
ラー表示部23から報知する。
から読み出した更新レコードのファイル名にしたがって
マスタファイル記憶部21内の対応するファイルを指定
し、更新レコードの「更新内容」に応じた更新処理を更
新要メモリ22を用いて行う。また、ファイル更新装置20
はファイル更新時のエラー検出を行い、エラー内容をエ
ラー表示部23から報知する。
また、ファイル更新装置20はファイル更新時にエラー
を検出した場合には、エラーとなった更新レコードをそ
のヘッダー情報と共にエラーレコードファイル記憶部24
に書き込む。
を検出した場合には、エラーとなった更新レコードをそ
のヘッダー情報と共にエラーレコードファイル記憶部24
に書き込む。
レコード検索装置25は入力装置11からその起動指令を
受け取ると、エラーレコードファイル記憶部24の内容を
読み出し、エラーとなったPS名をPSファイルメモリ18か
ら検索し、そのPS名に対応するレコード生成情報をPSフ
ァイルメモリ18から読み出す。そして、このレコード生
成情報に基づいて同一条件下で生成した全ての更新レコ
ードをメンテナンスファイル記憶部19から検索し、これ
らをメンテナンスファイル記憶部19から任意の削除可能
とする為にRAM26に記憶保持しておく。
受け取ると、エラーレコードファイル記憶部24の内容を
読み出し、エラーとなったPS名をPSファイルメモリ18か
ら検索し、そのPS名に対応するレコード生成情報をPSフ
ァイルメモリ18から読み出す。そして、このレコード生
成情報に基づいて同一条件下で生成した全ての更新レコ
ードをメンテナンスファイル記憶部19から検索し、これ
らをメンテナンスファイル記憶部19から任意の削除可能
とする為にRAM26に記憶保持しておく。
なお、送受信制御装置27はネットワークシステムを構
築する他のレコードデータ処理装置との間でっデータの
送受信を行う通信装置で、例えば、マスタファイル記録
部21に存在しない更新レコードが作成された場合、レコ
ード生成営巣値14はそれをメンテナンスファイル記憶部
19等から読み出し、送受信制御装置27を介して他のレコ
ードデータ処理装置に送信し、また、レコード生成装置
14はそれとは逆に他のレコードデータ処理装置から送受
信制御装置27を介して送信されて来た更新レコードを取
り込んでメンテナンスファイル記憶部19に書き込む。ま
た、レコード検索装置25は、エラーになった更新レコー
ド(エラーレコード)を生成した他のレコードデータ処
理装置に対してエラーレコードファイル記憶装置部24の
内容を送受信制御装置27を介して送信したり、送受信制
御装置27を介して受信したエラーレコードをエラーレコ
ードファイル記憶部24に書き込む。
築する他のレコードデータ処理装置との間でっデータの
送受信を行う通信装置で、例えば、マスタファイル記録
部21に存在しない更新レコードが作成された場合、レコ
ード生成営巣値14はそれをメンテナンスファイル記憶部
19等から読み出し、送受信制御装置27を介して他のレコ
ードデータ処理装置に送信し、また、レコード生成装置
14はそれとは逆に他のレコードデータ処理装置から送受
信制御装置27を介して送信されて来た更新レコードを取
り込んでメンテナンスファイル記憶部19に書き込む。ま
た、レコード検索装置25は、エラーになった更新レコー
ド(エラーレコード)を生成した他のレコードデータ処
理装置に対してエラーレコードファイル記憶装置部24の
内容を送受信制御装置27を介して送信したり、送受信制
御装置27を介して受信したエラーレコードをエラーレコ
ードファイル記憶部24に書き込む。
次に本実施例の動作を説明する。
いま、入力装置11から伝票データ等を入力すると、こ
のデータは入力処理装置12に入力される。すると、入力
処理装置12は入力データを処理し、その処理結果をワー
ドデータとして入力レコードメモリ13に順次書き込む。
この場合、第3図に示すように、入力レコードメモリ13
にはその各ワードNo「I1」、「I2」、「I3」……「In」
に対応して入力レコードの各ワードデータ「m1」、
「m2」、「m3」……「mn」が記憶されている。なお、図
中「,」はワードの区切りコードを示しており、各ワー
ドデータは可変長データから成っている(以下、同
じ)。
のデータは入力処理装置12に入力される。すると、入力
処理装置12は入力データを処理し、その処理結果をワー
ドデータとして入力レコードメモリ13に順次書き込む。
この場合、第3図に示すように、入力レコードメモリ13
にはその各ワードNo「I1」、「I2」、「I3」……「In」
に対応して入力レコードの各ワードデータ「m1」、
「m2」、「m3」……「mn」が記憶されている。なお、図
中「,」はワードの区切りコードを示しており、各ワー
ドデータは可変長データから成っている(以下、同
じ)。
しかして、入力レコードメモリ13に対して1伝票分の
レコードデータの入力が完了すると、入力処理装置12は
レコード生成装置14を起動させる。
レコードデータの入力が完了すると、入力処理装置12は
レコード生成装置14を起動させる。
これによってレコード生成装置14はレコード指定メモ
リ15内に予め設定されているレコード生成情報に基づい
て入力レコードメモリ13内の入力レコードから更新レコ
ードを生成する。
リ15内に予め設定されているレコード生成情報に基づい
て入力レコードメモリ13内の入力レコードから更新レコ
ードを生成する。
いま、レコード指定メモリ15には予め第4図に示すよ
うにPS名(例えば、PS1)で示される各種のレコード生
成情報が設定されているものとする。即ち、レコード指
定メモリ15には予めユーザが任意に設定した更新対象の
ファイル名、1つまたは複数のキーワード、更新の内容
を示すデータ、データワードがレコード生成情報として
記憶されており、このレコード生成情報のうちキーワー
ド、データワードは入力レコードメモリ13のワードNoで
表されている。例えば、第4図に示すように、レコード
生成情報RED1は、ファイル名が「Fa」、キーワードが
「I2、I3」、更新内容が「集計」、データワードが
「I5、I6、I1、I4」から構成され、また、レコード生成
情報RED2はファイル名が「Fc」、キーワードが「I1」、
更新内容が「集計」、データワードが「I13、I14」から
構成され、更に、レコード生成情報REDnは、ファイル名
が「Fk」、キーワードが「I5、I6」、更新内容が「追
加」、データワードが「I8、I9、I22、I23」から構成さ
れている。ここで、レコード生成情報内容の更新内容と
して本実施例においては「追加」、「削除」、「訂
正」、「集計」の4種類の中からいずれかが設定され
る。なお、図中「;」はファイル名とキーワードとの間
およびキーワードと更新内容との間の公開を示す区切り
コードである。
うにPS名(例えば、PS1)で示される各種のレコード生
成情報が設定されているものとする。即ち、レコード指
定メモリ15には予めユーザが任意に設定した更新対象の
ファイル名、1つまたは複数のキーワード、更新の内容
を示すデータ、データワードがレコード生成情報として
記憶されており、このレコード生成情報のうちキーワー
ド、データワードは入力レコードメモリ13のワードNoで
表されている。例えば、第4図に示すように、レコード
生成情報RED1は、ファイル名が「Fa」、キーワードが
「I2、I3」、更新内容が「集計」、データワードが
「I5、I6、I1、I4」から構成され、また、レコード生成
情報RED2はファイル名が「Fc」、キーワードが「I1」、
更新内容が「集計」、データワードが「I13、I14」から
構成され、更に、レコード生成情報REDnは、ファイル名
が「Fk」、キーワードが「I5、I6」、更新内容が「追
加」、データワードが「I8、I9、I22、I23」から構成さ
れている。ここで、レコード生成情報内容の更新内容と
して本実施例においては「追加」、「削除」、「訂
正」、「集計」の4種類の中からいずれかが設定され
る。なお、図中「;」はファイル名とキーワードとの間
およびキーワードと更新内容との間の公開を示す区切り
コードである。
このようなレコード生成情報に基づいて入力レコード
メモリ13内のレコードから更新レコードを生成する場
合、レコード生成装置14は第5図および6図のフローチ
ャートにしたがって処理動作を実行する。なお、第5図
は生成処理、第6図はその後処理を示したフローチャー
トである。
メモリ13内のレコードから更新レコードを生成する場
合、レコード生成装置14は第5図および6図のフローチ
ャートにしたがって処理動作を実行する。なお、第5図
は生成処理、第6図はその後処理を示したフローチャー
トである。
レコード生成装置14はその起動により第5図のフロー
チャートにしたがった動作を実行開始する。先ず、レコ
ード生成装置14はレコード指定メモリ15に予め設定され
ているファイル数分のメモリ領域を更新レコードメモリ
16に確保する(ステップA1)。次に、設定メモリ17内に
設定されている各種のデータ、即ち、PS名、ホストID、
プロセスID、日時、ユーザIDを読み出す(ステップA
2)。
チャートにしたがった動作を実行開始する。先ず、レコ
ード生成装置14はレコード指定メモリ15に予め設定され
ているファイル数分のメモリ領域を更新レコードメモリ
16に確保する(ステップA1)。次に、設定メモリ17内に
設定されている各種のデータ、即ち、PS名、ホストID、
プロセスID、日時、ユーザIDを読み出す(ステップA
2)。
このような初期設定処理が終わると、レコード指定メ
モリ15内に設定されているレコード生成情報をその先頭
から読み出し、このレコード生成情報内のファイル名が
テーブルメモリTMに登録されているかをチェックする
(ステップA3)。ここで、該当ファイル名がテーブルTM
に登録されていなければ、メンテナンスファイル記憶部
19の空エリアに当該ファイル名を書き込んで新たなファ
イルを作成する為のファイルエリアを確保する(ステッ
プA4)。次に、初期設定時に設定メモリ17から読み出し
たPS名、ホストID、プロセスID、日時、ユーザIDをメン
テナンスファイル記憶部19内に確保した新たなファイル
エリアにそのヘッダー情報として書き込む(ステップA
5)。また、テーブルメモリTMにもそのファイル名を書
き込んでおく(ステップA6)。このようにテーブルメモ
リ入TMに登録されていない新たなファイル名が指定され
た場合には、メンテナンスファイル記憶部19にそのファ
イルエリアを確保した上で当該ファイル名がテーブルメ
モリTMに記憶される為、テーブルメモリTMにはメンテナ
ンスファイル記憶部19内の全ての更新レコードに対応す
るファイル名が登録されることになる。
モリ15内に設定されているレコード生成情報をその先頭
から読み出し、このレコード生成情報内のファイル名が
テーブルメモリTMに登録されているかをチェックする
(ステップA3)。ここで、該当ファイル名がテーブルTM
に登録されていなければ、メンテナンスファイル記憶部
19の空エリアに当該ファイル名を書き込んで新たなファ
イルを作成する為のファイルエリアを確保する(ステッ
プA4)。次に、初期設定時に設定メモリ17から読み出し
たPS名、ホストID、プロセスID、日時、ユーザIDをメン
テナンスファイル記憶部19内に確保した新たなファイル
エリアにそのヘッダー情報として書き込む(ステップA
5)。また、テーブルメモリTMにもそのファイル名を書
き込んでおく(ステップA6)。このようにテーブルメモ
リ入TMに登録されていない新たなファイル名が指定され
た場合には、メンテナンスファイル記憶部19にそのファ
イルエリアを確保した上で当該ファイル名がテーブルメ
モリTMに記憶される為、テーブルメモリTMにはメンテナ
ンスファイル記憶部19内の全ての更新レコードに対応す
るファイル名が登録されることになる。
しかして、指定ファイル名がテーブルメモリTMに既に
登録されている場合または上述の如くテーブルメモリTM
に新規登録した場合には、ステップA7に進み、更新レコ
ードメモリ16のフル状態をチェックする。ここで、更新
レコードメモリ16に予め決められている最大レコード長
分のデータを書き込むだけの空エリアが残っていれば、
更新レコードの生成処理を行う(ステップA8〜A12)。
登録されている場合または上述の如くテーブルメモリTM
に新規登録した場合には、ステップA7に進み、更新レコ
ードメモリ16のフル状態をチェックする。ここで、更新
レコードメモリ16に予め決められている最大レコード長
分のデータを書き込むだけの空エリアが残っていれば、
更新レコードの生成処理を行う(ステップA8〜A12)。
いま、レコード指定メモリ15に設定されている1番目
のレコード生成情報RED1(第4図参照)に対応する更新
レコードを生成する場合を例に挙げて説明する。なお、
第5図中(a1)〜(a5)はステップA8〜A12の更新レコ
ード生成過程に対応し、生成された更新レコードが更新
レコードメモリ16にセットされた場合の具体的な内容を
示したものである。
のレコード生成情報RED1(第4図参照)に対応する更新
レコードを生成する場合を例に挙げて説明する。なお、
第5図中(a1)〜(a5)はステップA8〜A12の更新レコ
ード生成過程に対応し、生成された更新レコードが更新
レコードメモリ16にセットされた場合の具体的な内容を
示したものである。
先ず、レコードのスタートを示す区切りレコー
ド「(」を更新レコードメモリ16に書き込んでアドレス
の更新を行う(ステップA8)。次に、ホストID、プロセ
スIDを読み取って更新レコードメモリ16に書き込みなが
らアドレスの更新を行い、そして区切りコード「,」を
書き込む(ステップA9)。次に、1番目のレコード生成
情報RED1内の「I2」、「I3」のワードNoで示される入力
レコードメモリ13内のワードデータ「m2」、「m5」を区
切りコード「,」と共に順次書き込みながらアドレスの
更新を行う(ステップA10)。そして、日時データを更
新レコードメモリ16に書き込みながらアドレスの更新を
行い、区切りコード「,」を書き込む(ステップA1
1)。続いて、1番目のレコード生成情報RED1内の更新
内容を更新レコードメモリ16に書き込み、次で区切りコ
ード「,」を書き込んだのち、当該レコード生成情報RE
D1内のワードデータ(入力レコードメモリ13の各ワード
Noで示されている)に基づいて更新レコードメモリ16内
の各入力ワードを配列し、もしくは特定ワードを生成し
て更新レコードメモリ16に書き込む。例えば、第4図に
示すように、レコード生成情報RED1が入力ワードNo.「I
5」、「I6」、「I1」、「I4」で示されている場合には
入力レコードメモリ13内のワードデータを「m5」、
「m6」、「m1」、「m4」の順に配列して更新レコードメ
モリ16に書き込む。
ド「(」を更新レコードメモリ16に書き込んでアドレス
の更新を行う(ステップA8)。次に、ホストID、プロセ
スIDを読み取って更新レコードメモリ16に書き込みなが
らアドレスの更新を行い、そして区切りコード「,」を
書き込む(ステップA9)。次に、1番目のレコード生成
情報RED1内の「I2」、「I3」のワードNoで示される入力
レコードメモリ13内のワードデータ「m2」、「m5」を区
切りコード「,」と共に順次書き込みながらアドレスの
更新を行う(ステップA10)。そして、日時データを更
新レコードメモリ16に書き込みながらアドレスの更新を
行い、区切りコード「,」を書き込む(ステップA1
1)。続いて、1番目のレコード生成情報RED1内の更新
内容を更新レコードメモリ16に書き込み、次で区切りコ
ード「,」を書き込んだのち、当該レコード生成情報RE
D1内のワードデータ(入力レコードメモリ13の各ワード
Noで示されている)に基づいて更新レコードメモリ16内
の各入力ワードを配列し、もしくは特定ワードを生成し
て更新レコードメモリ16に書き込む。例えば、第4図に
示すように、レコード生成情報RED1が入力ワードNo.「I
5」、「I6」、「I1」、「I4」で示されている場合には
入力レコードメモリ13内のワードデータを「m5」、
「m6」、「m1」、「m4」の順に配列して更新レコードメ
モリ16に書き込む。
このようにして1番目のファイル名「Fa」のレコード
生成情報RED1に基づいてそれに対応する更新レコードを
生成したら、次にステップA13に進み、レコード指定メ
モリ15に予め設定されているファイル数分の更新レコー
ドを生成する為の処理を全て終了したかのチェックを行
う。ここで、レコード指定メモリ15には、第4図に示す
ように複数ファイル分のレコード生成情報が記憶されて
おり、いま、最初のファイル名「Fa」のレコード生成情
報RED1に基づいてそれに対応する更新レコードを生成し
た段階であるから、次に、ファイル名「Fc」のレコード
生成情報RED2に基づいてそれに対応する更新レコードを
生成する為にステップA3に戻り、以下、同様の処理を行
う。これによって、次にファイル名「Fc」のレコード生
成情報RED2に対応する更新レコードが生成されて更新レ
コードメモリ16に書き込まれる。
生成情報RED1に基づいてそれに対応する更新レコードを
生成したら、次にステップA13に進み、レコード指定メ
モリ15に予め設定されているファイル数分の更新レコー
ドを生成する為の処理を全て終了したかのチェックを行
う。ここで、レコード指定メモリ15には、第4図に示す
ように複数ファイル分のレコード生成情報が記憶されて
おり、いま、最初のファイル名「Fa」のレコード生成情
報RED1に基づいてそれに対応する更新レコードを生成し
た段階であるから、次に、ファイル名「Fc」のレコード
生成情報RED2に基づいてそれに対応する更新レコードを
生成する為にステップA3に戻り、以下、同様の処理を行
う。これによって、次にファイル名「Fc」のレコード生
成情報RED2に対応する更新レコードが生成されて更新レ
コードメモリ16に書き込まれる。
以下、同様にレコード指定メモリ15内のレコード生成
情報数分の更新レコードを順次生成して更新レコードメ
モリ16に書き込んでゆくが、この場合、更新レコードメ
モリ16がフル状態となって空エリアが無くなると、ステ
ップA7でそのことが検出されてステップA14に進み、更
新レコードメモリ16内の更新レコードをその先頭から1
レコードずつ読み出し、この更新レコードに含まれるフ
ァイル名で指定される。メンテナンスファイル記憶部19
内のエリアに書き込む。したがって、更新レコードメモ
リ16の内容はそれがフル状態となったときにメンテナン
スファイル記憶部19に書き込まれる。そして、次のステ
ップA15に進み、更新レコードメモリ16の内容をクリア
したのち、ステップA8に進み、更新レコードの生成処理
を行う。
情報数分の更新レコードを順次生成して更新レコードメ
モリ16に書き込んでゆくが、この場合、更新レコードメ
モリ16がフル状態となって空エリアが無くなると、ステ
ップA7でそのことが検出されてステップA14に進み、更
新レコードメモリ16内の更新レコードをその先頭から1
レコードずつ読み出し、この更新レコードに含まれるフ
ァイル名で指定される。メンテナンスファイル記憶部19
内のエリアに書き込む。したがって、更新レコードメモ
リ16の内容はそれがフル状態となったときにメンテナン
スファイル記憶部19に書き込まれる。そして、次のステ
ップA15に進み、更新レコードメモリ16の内容をクリア
したのち、ステップA8に進み、更新レコードの生成処理
を行う。
このようにして入力レコードメモリ13内の1つの入力
レコードをもとに、レコード指定メモリ15内に設定され
ているファイル数分の更新レコードを生成する。直、入
力レコードメモリ13内に複数の入力レコードが記憶され
ていれば各入力レコード毎に上述した更新レコードの生
成処理を行う。入力レコードメモリ13内の全ての入力レ
コードについて更新レコードの生成処理が終了した後
に、第6図のフローチャートにしたがった後処理を実行
開始する。
レコードをもとに、レコード指定メモリ15内に設定され
ているファイル数分の更新レコードを生成する。直、入
力レコードメモリ13内に複数の入力レコードが記憶され
ていれば各入力レコード毎に上述した更新レコードの生
成処理を行う。入力レコードメモリ13内の全ての入力レ
コードについて更新レコードの生成処理が終了した後
に、第6図のフローチャートにしたがった後処理を実行
開始する。
先ず、テーブルメモリTMの先頭を指定し、その位置に
ファイル名が記憶されていれば(ステップB1)、当該フ
ァイル名が自己のマスターファイルのファイル名と一致
するかを調べる(ステップB2)。ここで、本実施例にお
いては、ファイル名とホストIDとの対応を示すホストテ
ーブル(図示せず)が容易されており、このホストテー
ブルを参照することによりステップB2の判断を行う。い
ま、自己のマスターファイルと一致するファイル名であ
ればそのファイル名に対応するレコードがメンテナンス
ファイル記憶部19に書き込まれていない場合、つまり、
更新レコードメモリ16内にそのレコードが残っている場
合には更新レコードメモリ16から当該ファイル名に対応
するレコードを読み出し、それをメンテナンスファイル
記憶部19に書き込む(ステップB4)。また、自己のマス
ターファイルに存在しないファイル名である場合には、
そのファイル名に対応するレコードを更新レコードメモ
リ16またはメンテナンスファイル記憶部19から読み出す
と共に、上述したホストテーブルを参照して当該マスタ
ーファイルが存在する他のレコードデータ処理装置へ送
受信制御装置27を介して送信する(ステップB3)。
ファイル名が記憶されていれば(ステップB1)、当該フ
ァイル名が自己のマスターファイルのファイル名と一致
するかを調べる(ステップB2)。ここで、本実施例にお
いては、ファイル名とホストIDとの対応を示すホストテ
ーブル(図示せず)が容易されており、このホストテー
ブルを参照することによりステップB2の判断を行う。い
ま、自己のマスターファイルと一致するファイル名であ
ればそのファイル名に対応するレコードがメンテナンス
ファイル記憶部19に書き込まれていない場合、つまり、
更新レコードメモリ16内にそのレコードが残っている場
合には更新レコードメモリ16から当該ファイル名に対応
するレコードを読み出し、それをメンテナンスファイル
記憶部19に書き込む(ステップB4)。また、自己のマス
ターファイルに存在しないファイル名である場合には、
そのファイル名に対応するレコードを更新レコードメモ
リ16またはメンテナンスファイル記憶部19から読み出す
と共に、上述したホストテーブルを参照して当該マスタ
ーファイルが存在する他のレコードデータ処理装置へ送
受信制御装置27を介して送信する(ステップB3)。
次に、ステップB5に進み、テーブルメモリTMから当該
ファイル名をクリアする。そして、ステップB6に進み、
テーブルメモリTMの次のファイル名を指定したのち、ス
テップB1に戻り、以下、同様の処理を実行する。
ファイル名をクリアする。そして、ステップB6に進み、
テーブルメモリTMの次のファイル名を指定したのち、ス
テップB1に戻り、以下、同様の処理を実行する。
そして、テーブルメモリTM内に記憶されていた全ての
ファイル名に対して同様の処理を行うと、その時点でテ
ーブルメモリTM内のファイル名が全てクリアされるの
で、そのことをステップB1で検出してステップB7に進
み、更新レコードメモリ16の内容をクリアする。
ファイル名に対して同様の処理を行うと、その時点でテ
ーブルメモリTM内のファイル名が全てクリアされるの
で、そのことをステップB1で検出してステップB7に進
み、更新レコードメモリ16の内容をクリアする。
これによってメンテナンスファイル記憶部19には各種
マスタファイルに対応する更新レコードのみがセットさ
れることになる。
マスタファイルに対応する更新レコードのみがセットさ
れることになる。
なお、他のレコードデータ処理装置から伝送されて来
た更新レコードを受信すると、レコード生成装置14はそ
れが自己のマスタファイルに対応する更新レコードであ
ることを条件にメンテナンスファイル記憶部19に書き込
む。
た更新レコードを受信すると、レコード生成装置14はそ
れが自己のマスタファイルに対応する更新レコードであ
ることを条件にメンテナンスファイル記憶部19に書き込
む。
次に、入力装置11からファイル更新を指示する命令を
入力すると、ファイル更新装置20はこれに応答して起動
し、第7図のフローチャートにしたがってファイル更新
処理を実行する。
入力すると、ファイル更新装置20はこれに応答して起動
し、第7図のフローチャートにしたがってファイル更新
処理を実行する。
なお、第7図は更新処理の概要を示すフローチャート
である。
である。
なお、マスタファイル記憶部21内の1ファイルの記憶
形態は、キーワードおよびデータワードからなる多数の
レコードをファイル名順でかつキーワード順に配列した
構成となっている。
形態は、キーワードおよびデータワードからなる多数の
レコードをファイル名順でかつキーワード順に配列した
構成となっている。
しかして、ファイル更新装置20は第7図のフローチャ
ートを実行開始すると、先ず、メンテナンスファイル記
憶部19内にファイルが有るかを調べ(ステップC1)、無
ければこのフローから抜けるが、有れば、1ファイル分
の各レコードのうち更新要メモリ22に入るだけのレコー
ドをメンテナンスファイル記憶部19から読み出して更新
用メモリ22に書き込む(ステップC2)。そして、更新用
メモリ22内から2レコード分のデータを読み出し予め決
められている順序にしたがってソートする(ステップC
3)。そして、ソート済の更新用メモリ22の内容をメン
テナンスファイル記憶部19に書き込む(ステップC4)。
そして、1ファイル分の全レコードをソートするまで
(ステップC5)および全てのファイルをソートするまで
(ステップC6)、上述の動作を繰り返す(ステップC2〜
C4)。
ートを実行開始すると、先ず、メンテナンスファイル記
憶部19内にファイルが有るかを調べ(ステップC1)、無
ければこのフローから抜けるが、有れば、1ファイル分
の各レコードのうち更新要メモリ22に入るだけのレコー
ドをメンテナンスファイル記憶部19から読み出して更新
用メモリ22に書き込む(ステップC2)。そして、更新用
メモリ22内から2レコード分のデータを読み出し予め決
められている順序にしたがってソートする(ステップC
3)。そして、ソート済の更新用メモリ22の内容をメン
テナンスファイル記憶部19に書き込む(ステップC4)。
そして、1ファイル分の全レコードをソートするまで
(ステップC5)および全てのファイルをソートするまで
(ステップC6)、上述の動作を繰り返す(ステップC2〜
C4)。
このようにしてメンテナンスファイル記憶部19内の全
ファイルに対して各ファイル内の全レコードを予め決め
られている順序にしたがってソートしたら、ステップC7
に進み、ソート済の更新ファイルのうち同一ファイル名
の更新ファイルが複数有るかを調べ、有れば同一ファイ
ル名の各更新ファイルをマージする(ステップC8)。そ
して、ステップC7に戻り、他にも同一ファイル名の更新
ファイルが複数有れば、それらを同様にマージしてゆ
く。
ファイルに対して各ファイル内の全レコードを予め決め
られている順序にしたがってソートしたら、ステップC7
に進み、ソート済の更新ファイルのうち同一ファイル名
の更新ファイルが複数有るかを調べ、有れば同一ファイ
ル名の各更新ファイルをマージする(ステップC8)。そ
して、ステップC7に戻り、他にも同一ファイル名の更新
ファイルが複数有れば、それらを同様にマージしてゆ
く。
このようにして同一ファイル名の複数の更新ファイル
を全てマージしたら、ステップC9に進み、メンテナンス
ファイル記憶部19から1ファイル分の更新ファイルを読
み出してそのファイル名にしたがってマスタファイル記
憶部23内の対応するファイルを指定し、当該更新ファイ
ルのレコードに含まれている「更新内容」にしたがって
「集計」、「訂正」、「削除」等の更新処理を更新用メ
モリ22を用いて行う。即ち、「更新内容」が「追加」で
あれば、この更新レコード(キーワードとデータワード
からなる)を対応するマスタファイル内にキーワード順
に挿入する。また、「削除」であれば、更新レコードの
キーワードに一致するマスタファイル内のレコードを削
除する。また、「訂正」であれば、更新レコードのキー
ワードと一致するマスタファイルのレコードのうち更新
レコードのデータワードで示されるデータに対応するワ
ードを訂正する。更に、「更新内容」が「集計」の場合
には更新レコードのキーワードと一致するマスタファイ
ルのレコードのうち、更新ファイルのデータワードで示
されるデータを該当ワードに加算集計する。なお、更新
レコードのデータワードのデータが負であれば、減算集
計される。
を全てマージしたら、ステップC9に進み、メンテナンス
ファイル記憶部19から1ファイル分の更新ファイルを読
み出してそのファイル名にしたがってマスタファイル記
憶部23内の対応するファイルを指定し、当該更新ファイ
ルのレコードに含まれている「更新内容」にしたがって
「集計」、「訂正」、「削除」等の更新処理を更新用メ
モリ22を用いて行う。即ち、「更新内容」が「追加」で
あれば、この更新レコード(キーワードとデータワード
からなる)を対応するマスタファイル内にキーワード順
に挿入する。また、「削除」であれば、更新レコードの
キーワードに一致するマスタファイル内のレコードを削
除する。また、「訂正」であれば、更新レコードのキー
ワードと一致するマスタファイルのレコードのうち更新
レコードのデータワードで示されるデータに対応するワ
ードを訂正する。更に、「更新内容」が「集計」の場合
には更新レコードのキーワードと一致するマスタファイ
ルのレコードのうち、更新ファイルのデータワードで示
されるデータを該当ワードに加算集計する。なお、更新
レコードのデータワードのデータが負であれば、減算集
計される。
そして、1ファイル分の更新処理が終ると、ステップ
C10に進み、全てのマスタファイルに対して更新を行っ
たかを調べ、終了してしていなければステップC9に戻
り、次のファイルに対する更新処理を行う。しかして、
全てのマスタファイルを更新したら、ステップC11に進
み、ファイル更新時に生じたエラー処理を行う。
C10に進み、全てのマスタファイルに対して更新を行っ
たかを調べ、終了してしていなければステップC9に戻
り、次のファイルに対する更新処理を行う。しかして、
全てのマスタファイルを更新したら、ステップC11に進
み、ファイル更新時に生じたエラー処理を行う。
第8図はファイル更新時において実行されるエラー処
理(第7図のステップC11)の内容を具体的に示したフ
ローチャートである。
理(第7図のステップC11)の内容を具体的に示したフ
ローチャートである。
先ず、更新エラーの種別を判断し(ステップD1)、そ
の結果、更新レコードに問題のあるエラーか、その他の
エラーかを調べる(ステップD2)。
の結果、更新レコードに問題のあるエラーか、その他の
エラーかを調べる(ステップD2)。
ここで、メンテナンスレコード自身に問題のあるエラ
ーとしては、例えば、(1)マスタファイルに存在しな
いキーワードのレコードを削除しようとした場合、
(2)マスタファイルに既に存在しているキーワードの
レコードを追加しようとした場合、(3)マスタファイ
ルに存在しないキーワードのレコードを訂正しようとし
た場合、(4)マスタファイルに存在しないキーワード
のレコードを集計しようとした場合等である。また、更
新レコードには問題がない他のエラーとしてはマスタフ
ァイル記憶部21に空スペースがない場合等である。
ーとしては、例えば、(1)マスタファイルに存在しな
いキーワードのレコードを削除しようとした場合、
(2)マスタファイルに既に存在しているキーワードの
レコードを追加しようとした場合、(3)マスタファイ
ルに存在しないキーワードのレコードを訂正しようとし
た場合、(4)マスタファイルに存在しないキーワード
のレコードを集計しようとした場合等である。また、更
新レコードには問題がない他のエラーとしてはマスタフ
ァイル記憶部21に空スペースがない場合等である。
しかして、更新レコード自身に問題のあるエラーが発
生すると、当該エラーレコードをメンテナンスファイル
記憶部19から読み出してエラーレコードファイル記憶部
24へ記憶させる(ステップD3)。そして、当該エラーレ
コード中に含まれているホストID、プロセスID、日時を
抽出し、同一のホストID、プロセスID、日時をもったフ
ァイルをメンテナンスファイル記憶部19から検索し、当
該ファイルのヘッダー情報を読み出す(ステップD4)。
そして、ホストID別にヘッダー情報をエラーレコードフ
ァイル記憶部24へ書き込む(ステップD5)。また、この
ヘッダー情報に基づいてエラーとなった更新レコード
が、いつ、どのホストで、誰が何というプロセスで作成
したレコードであるかを示すエラー表示を行う(ステッ
プD6)。
生すると、当該エラーレコードをメンテナンスファイル
記憶部19から読み出してエラーレコードファイル記憶部
24へ記憶させる(ステップD3)。そして、当該エラーレ
コード中に含まれているホストID、プロセスID、日時を
抽出し、同一のホストID、プロセスID、日時をもったフ
ァイルをメンテナンスファイル記憶部19から検索し、当
該ファイルのヘッダー情報を読み出す(ステップD4)。
そして、ホストID別にヘッダー情報をエラーレコードフ
ァイル記憶部24へ書き込む(ステップD5)。また、この
ヘッダー情報に基づいてエラーとなった更新レコード
が、いつ、どのホストで、誰が何というプロセスで作成
したレコードであるかを示すエラー表示を行う(ステッ
プD6)。
一方、更新レコードに問題のないその他のエラーが発
生した場合には、ステップD7に進み、その旨をメッセー
ジ表示させたのち、更新取消処理(ステップD8)を行
う。
生した場合には、ステップD7に進み、その旨をメッセー
ジ表示させたのち、更新取消処理(ステップD8)を行
う。
しかして、上述の如く、更新レコードに問題がある場
合にはいつ、どのホストで誰が何というプロセスで作っ
たレコードであるかを示すエラー表示が行われるので、
それを確認し、入力装置11からレコード検索装置25に対
して起動指令を与えると、レコード検索装置25は第9図
のフローチャートにしたがった動作を実行する。
合にはいつ、どのホストで誰が何というプロセスで作っ
たレコードであるかを示すエラー表示が行われるので、
それを確認し、入力装置11からレコード検索装置25に対
して起動指令を与えると、レコード検索装置25は第9図
のフローチャートにしたがった動作を実行する。
なお、この場合のエラー表示には、ホストIDも表示さ
れているので、エラーとなった更新レコードを作成した
ホストが自己ではなく、しかもエラーレコードファイル
記憶部24がフロッピーディスク等のように抜き差し可能
な記憶媒体によって構成されている場合には、レコード
探索装置25を起動させる前に、エラーレコードファイル
記憶部24を抜き取ってその更新レコードを発行したホス
トへ出向き、エラーレコードファイル記憶部24をそのホ
ストへセットする。あるいは、エラーレコードファイル
記憶部24の内容をそのレコード中のホストIDで示される
ホストへ送信し、そのホストのエラーレコードファイル
記憶部24に書き込んでおく。
れているので、エラーとなった更新レコードを作成した
ホストが自己ではなく、しかもエラーレコードファイル
記憶部24がフロッピーディスク等のように抜き差し可能
な記憶媒体によって構成されている場合には、レコード
探索装置25を起動させる前に、エラーレコードファイル
記憶部24を抜き取ってその更新レコードを発行したホス
トへ出向き、エラーレコードファイル記憶部24をそのホ
ストへセットする。あるいは、エラーレコードファイル
記憶部24の内容をそのレコード中のホストIDで示される
ホストへ送信し、そのホストのエラーレコードファイル
記憶部24に書き込んでおく。
しかして、レコード検索装置25が起動すると、先ずエ
ラーレコードファイル記憶部24からエラーレコードを読
み出し(ステップE1)、そのレコードのヘッダー情報に
含まれているPS名に基づいてPSファイルメモリ18を検索
する(ステップE2)。これによって検索されたPS名に対
応するレコード生成情報をPSファイルメモリ18から1レ
コード分読み出す(ステップE3)。この場合、検索され
たPSに対応してレコード生成情報が複数レコード分記憶
されていれば、先ずその先頭レコードを読み出す。そし
て、ステップE4に進み検索されたPS名に対応してPSファ
イルメモリ18に設定されている全てのレコード生成情報
を読み出しそれに基づく処理(ステップE5、E6等)が終
了したか否かを調べるが、最初は終了していないので、
ステップE5に進む。
ラーレコードファイル記憶部24からエラーレコードを読
み出し(ステップE1)、そのレコードのヘッダー情報に
含まれているPS名に基づいてPSファイルメモリ18を検索
する(ステップE2)。これによって検索されたPS名に対
応するレコード生成情報をPSファイルメモリ18から1レ
コード分読み出す(ステップE3)。この場合、検索され
たPSに対応してレコード生成情報が複数レコード分記憶
されていれば、先ずその先頭レコードを読み出す。そし
て、ステップE4に進み検索されたPS名に対応してPSファ
イルメモリ18に設定されている全てのレコード生成情報
を読み出しそれに基づく処理(ステップE5、E6等)が終
了したか否かを調べるが、最初は終了していないので、
ステップE5に進む。
ここでは、PSファイルメモリ18から読み出したレコー
ド生成情報の中に含まれている対象ファイル名と同一の
ファイル名をメンテナンスファイル記憶部19から検索し
アクセスする。そして、この中から更にエラーレコード
と同一プロセスIDで同一ホストIDで同一日時に発行され
た更新レコードがメンテナンスファイル記憶部19に記憶
されているか否かの検索を行う(ステップE6)。
ド生成情報の中に含まれている対象ファイル名と同一の
ファイル名をメンテナンスファイル記憶部19から検索し
アクセスする。そして、この中から更にエラーレコード
と同一プロセスIDで同一ホストIDで同一日時に発行され
た更新レコードがメンテナンスファイル記憶部19に記憶
されているか否かの検索を行う(ステップE6)。
即ち、ステップE5、E6においては、エラーレコードと
同一条件下で生成された更新レコードはエラーレコード
と同様にエラーとなる蓄然性が極めて高い為、その更新
レコードの検索を行う。この場合、対象ファイル名が同
一であっても同一条件下で生成されたものとは限らない
為、対象ファイル名が同一である他に、プロセスID、ホ
ストID、日時が夫々エラーレコードと同一であることを
条件に、更新レコードの検索を行う。
同一条件下で生成された更新レコードはエラーレコード
と同様にエラーとなる蓄然性が極めて高い為、その更新
レコードの検索を行う。この場合、対象ファイル名が同
一であっても同一条件下で生成されたものとは限らない
為、対象ファイル名が同一である他に、プロセスID、ホ
ストID、日時が夫々エラーレコードと同一であることを
条件に、更新レコードの検索を行う。
しかして、ステップE7でこれらの条件を満す更新レコ
ードがメンテナンスファイル記憶部19内に存在すること
が検出されると、該当する更新レコードをそのファイル
名に対応させてRAM26に書き込んで記憶保持させておく
(ステップE8)。そして、次のステップE9に進み、PSフ
ァイルメモリ18から同一PS名内に含まれている次のレコ
ード生成情報を読み出してステップE4に戻る。なお、ス
テップE7において、該当レコード無しが検出された場合
にはそのままステップ99からステップE4に戻る。
ードがメンテナンスファイル記憶部19内に存在すること
が検出されると、該当する更新レコードをそのファイル
名に対応させてRAM26に書き込んで記憶保持させておく
(ステップE8)。そして、次のステップE9に進み、PSフ
ァイルメモリ18から同一PS名内に含まれている次のレコ
ード生成情報を読み出してステップE4に戻る。なお、ス
テップE7において、該当レコード無しが検出された場合
にはそのままステップ99からステップE4に戻る。
このような動作はステップE4で「YES」と判断される
まで繰り返される。この結果、エラーレコードと同一条
件下で生成された更新レコードがRAM26内にファイル名
と共に順次書き込まれる。
まで繰り返される。この結果、エラーレコードと同一条
件下で生成された更新レコードがRAM26内にファイル名
と共に順次書き込まれる。
しかして、このような検索処理を同一PS名内に含まれ
ている全てのレコード生成情報に対して行うと、ステッ
プE4でそのことが検出されてステップE10に進み、RAM26
内の更新レコードをファイル別に表示出力する。そし
て、入力装置11から削除指示の入力待ち状態となる(ス
テップE11)。いま、その実行入力が指示されると、ス
テップE12に進み、削除指示された更新レコードをメン
テナンスファイル記憶部19から削除する。なお、この場
合、RAM26内の更新レコード中には、エラーレコードも
含まれているので、メンテナンスファイル記憶部19内に
エラーレコードが記憶されていればメンテナンスファイ
ル記憶部19から同様に削除される。
ている全てのレコード生成情報に対して行うと、ステッ
プE4でそのことが検出されてステップE10に進み、RAM26
内の更新レコードをファイル別に表示出力する。そし
て、入力装置11から削除指示の入力待ち状態となる(ス
テップE11)。いま、その実行入力が指示されると、ス
テップE12に進み、削除指示された更新レコードをメン
テナンスファイル記憶部19から削除する。なお、この場
合、RAM26内の更新レコード中には、エラーレコードも
含まれているので、メンテナンスファイル記憶部19内に
エラーレコードが記憶されていればメンテナンスファイ
ル記憶部19から同様に削除される。
なお、上記実施例は計時データとして日時データを示
したが連続番号を一次時間毎に自動的にカウントするカ
ウンタの値を用いてもよく、更にエラー報知を印字等で
行ってもよい。勿論、ネットワークシステムを構成する
ワークステーション等に限らず、スタンドアロン機であ
っても適用可能である。
したが連続番号を一次時間毎に自動的にカウントするカ
ウンタの値を用いてもよく、更にエラー報知を印字等で
行ってもよい。勿論、ネットワークシステムを構成する
ワークステーション等に限らず、スタンドアロン機であ
っても適用可能である。
[発明の効果] 本発明によれば、複数のレコード生成の際に、その個
々のレコードの生成元となった生成プロセス環境、生成
日時等の生成元情報をその対象とするレコード毎に付加
して記憶するようにし、その記憶された各レコードに基
づいて所定の処理を実行する際、その処理対象レコード
が特定のレコードであった際は、そのレコードを生成し
た際の生成環境と同一のレコードも上記特定レコードと
同様の状態にある可能性が高いため、その特定されたレ
コードと同一の生成環境のレコードを抽出してそれを確
認対象のレコードとして表示するようにしたので、生成
した複数のレコードの内で、その中でも更に複数のレコ
ードが特定の状態にある可能性が高い場合があっても、
それがその各レコードを生成する際の生成環境が同一で
あることに起因するような場合には、その特定状態にあ
る可能性の高いレコードを事前に確認してその各レコー
ドに対する実際の処理の前に事前に処置する手だてが可
能となるものであり、特に記憶された複数のレコードに
基づいて処理を実行するような場合に、個々のレコード
が特定状態であることに起因して度々処理が中断してし
まう、といった不都合を極力回避する事が可能でなる。
々のレコードの生成元となった生成プロセス環境、生成
日時等の生成元情報をその対象とするレコード毎に付加
して記憶するようにし、その記憶された各レコードに基
づいて所定の処理を実行する際、その処理対象レコード
が特定のレコードであった際は、そのレコードを生成し
た際の生成環境と同一のレコードも上記特定レコードと
同様の状態にある可能性が高いため、その特定されたレ
コードと同一の生成環境のレコードを抽出してそれを確
認対象のレコードとして表示するようにしたので、生成
した複数のレコードの内で、その中でも更に複数のレコ
ードが特定の状態にある可能性が高い場合があっても、
それがその各レコードを生成する際の生成環境が同一で
あることに起因するような場合には、その特定状態にあ
る可能性の高いレコードを事前に確認してその各レコー
ドに対する実際の処理の前に事前に処置する手だてが可
能となるものであり、特に記憶された複数のレコードに
基づいて処理を実行するような場合に、個々のレコード
が特定状態であることに起因して度々処理が中断してし
まう、といった不都合を極力回避する事が可能でなる。
第1図はこの発明の機能ブロック図、第2図〜第9図は
実施例を示し、第2図はレコードデータ処理装置全体の
回路構成図、第3図はレコードメモリ13に入力されたレ
コードデータを示す図、第4図はレコード指定メモリ15
の設定内容の具体例を示す図、第5図はレコード生成装
置14の生成処理を示すフローチャート、第6図はその後
処理を示すフローチャート、第7図はファイル更新装置
20が行うファイル更新処理の概要を示すフローチャー
ト、第8図はファイル更新時のエラー処理を具体的に示
すフローチャート、第9図はレコード検索装置25の動作
を示すフローチャートである。 11……入力装置、12……入力処理装置、13……入力レコ
ードメモリ、14……レコード生成装置、15……レコード
指定メモリ、16……更新レコードメモリ、17……設定メ
モリ、18……PSファイルメモリ、19……メンテナンスフ
ァイル記憶部、20……ファイル更新装置、21……マスタ
ーファイル記憶部、22……更新用メモリ、24……エラー
レコードファイル記憶部、25……レコード検索装置、26
……RAM。
実施例を示し、第2図はレコードデータ処理装置全体の
回路構成図、第3図はレコードメモリ13に入力されたレ
コードデータを示す図、第4図はレコード指定メモリ15
の設定内容の具体例を示す図、第5図はレコード生成装
置14の生成処理を示すフローチャート、第6図はその後
処理を示すフローチャート、第7図はファイル更新装置
20が行うファイル更新処理の概要を示すフローチャー
ト、第8図はファイル更新時のエラー処理を具体的に示
すフローチャート、第9図はレコード検索装置25の動作
を示すフローチャートである。 11……入力装置、12……入力処理装置、13……入力レコ
ードメモリ、14……レコード生成装置、15……レコード
指定メモリ、16……更新レコードメモリ、17……設定メ
モリ、18……PSファイルメモリ、19……メンテナンスフ
ァイル記憶部、20……ファイル更新装置、21……マスタ
ーファイル記憶部、22……更新用メモリ、24……エラー
レコードファイル記憶部、25……レコード検索装置、26
……RAM。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−52742(JP,A) 特開 昭62−120534(JP,A) 特開 昭60−218156(JP,A) 情報処理学会第36回(昭和63前期)全 国大会講演論文集(▲I▼)(昭63− 3)、「関係データベースにおけるイン テグリティーの誘導におけるデータ操 作」、p.501−502 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 12/00
Claims (1)
- 【請求項1】各種レコードを生成する際に、そのレコー
ド生成を行った際の生成プロセス環境、生成日時等の生
成元情報を付加して、その生成元情報の付加されたレコ
ードを生成するレコード生成手段と、 このレコード生成手段により順次生成されたレコードを
記憶するレコード記憶手段と、 このレコード記憶手段に記憶された各レコードに基づい
て所定の処理を実行する際、その処理実行に当たってそ
の対象となるレコードが特定のレコードであるか否かを
判別する判別手段と、 何れかのレコードにおいて特定のレコードであると判別
された場合には、その特定のレコードに付加された上記
生成元情報を読み出す読出手段と、 上記レコード記憶手段に記憶された複数レコードの内
で、上記読み出された生成元情報と同一の生成元情報の
付加されたレコードを抽出する抽出手段と、 この抽出手段により抽出された各レコードを表示画面上
に表示するレコード表示手段と、 を具備し、上記の表示画面上に表示された生成元情報を
同一にする各レコードを確認した上でその各レコードに
対する実際の処理の前に事前に処置を可能としたことを
特徴とするレコードデータ処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63311344A JP3047405B2 (ja) | 1988-12-09 | 1988-12-09 | レコードデータ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63311344A JP3047405B2 (ja) | 1988-12-09 | 1988-12-09 | レコードデータ処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02157946A JPH02157946A (ja) | 1990-06-18 |
JP3047405B2 true JP3047405B2 (ja) | 2000-05-29 |
Family
ID=18016019
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63311344A Expired - Lifetime JP3047405B2 (ja) | 1988-12-09 | 1988-12-09 | レコードデータ処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3047405B2 (ja) |
-
1988
- 1988-12-09 JP JP63311344A patent/JP3047405B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
情報処理学会第36回(昭和63前期)全国大会講演論文集(▲I▼)(昭63−3)、「関係データベースにおけるインテグリティーの誘導におけるデータ操作」、p.501−502 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02157946A (ja) | 1990-06-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8201079B2 (en) | Maintaining annotations for distributed and versioned files | |
KR100919441B1 (ko) | 문서 처리 장치, 컴퓨터 판독 가능한 기록 매체, 및 문서처리 방법 | |
JP4878527B2 (ja) | テストデータ作成装置 | |
US7653663B1 (en) | Guaranteeing the authenticity of the data stored in the archive storage | |
US11625366B1 (en) | System, method, and computer program for automatic parser creation | |
JPH0895767A (ja) | プログラム部品を用いたプログラム生成方法 | |
JP2000222215A (ja) | 手順ベース事例検索システム | |
JP3047405B2 (ja) | レコードデータ処理装置 | |
JPH07319897A (ja) | 情報処理方法及び装置 | |
JP2001216319A (ja) | 文書管理方法及びその実施装置並びにその処理プログラムを記録した記録媒体 | |
JP2925042B2 (ja) | 情報リンク生成方法 | |
JP2002197114A (ja) | データベース管理システム、顧客管理システム、記録媒体 | |
JPH096653A (ja) | データベースのチェックを行う情報処理装置 | |
JP3902188B2 (ja) | データベースセキュリティシステム | |
JP6361472B2 (ja) | 対応情報生成プログラム、対応情報生成装置及び対応情報生成方法 | |
CN111314417B (zh) | 应用数据处理的方法及装置、存储介质、处理器 | |
JP3052380B2 (ja) | 項目選択装置 | |
JP2000076358A (ja) | 再出力機能付き帳票出力管理システム及び方法 | |
JP6849910B2 (ja) | 差分ログ適用プログラム、差分ログ適用装置及び差分ログ適用方法 | |
JP3318754B2 (ja) | ファイル更新処理装置 | |
JP3255121B2 (ja) | データベース検索装置、データベース検索方法、情報処理装置、データベース検索方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録した記録媒体 | |
JP3537052B2 (ja) | ファイル処理装置 | |
JP2000066931A (ja) | データベースシステム、データ変更方法およびデータベースプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体 | |
JP2002328819A (ja) | 情報管理システム、情報管理方法、及び情報管理プログラム | |
JP3771753B2 (ja) | 統合リソース管理方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090324 Year of fee payment: 9 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090324 Year of fee payment: 9 |