JP3047308B2 - ノズルガン装置 - Google Patents

ノズルガン装置

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JP3047308B2
JP3047308B2 JP6089200A JP8920094A JP3047308B2 JP 3047308 B2 JP3047308 B2 JP 3047308B2 JP 6089200 A JP6089200 A JP 6089200A JP 8920094 A JP8920094 A JP 8920094A JP 3047308 B2 JP3047308 B2 JP 3047308B2
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永治 高橋
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Maruyama Manufacturing Co Inc
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B12/00Arrangements for controlling delivery; Arrangements for controlling the spray area
    • B05B12/002Manually-actuated controlling means, e.g. push buttons, levers or triggers
    • B05B12/0022Manually-actuated controlling means, e.g. push buttons, levers or triggers associated with means for restricting their movement
    • B05B12/0024Manually-actuated controlling means, e.g. push buttons, levers or triggers associated with means for restricting their movement to a single position

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、洗浄機等に装備され
て液体を噴射するノズルガン装置に係り、詳しくは作業
者がグリップから手を離すと液体の噴射を自動的に中止
するノズルガン装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】洗浄機のノズルガン装置では、作業者
は、グリップを把持する側の手の指で引き金式レバーを
グリップ側へ引いて、液体を噴射するようにしている。
液体の噴射を継続するためには、作業者は、引き金式レ
バーを引き続けていなければならず、長時間の噴射の場
合には、指が疲労する。そこで、実公昭58−4979
4号公報及び実公昭61−38693号公報等のノズル
ガン装置では、引き金式レバーを引いた状態に保持でき
る係止具が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】実公昭58−4979
4号公報及び実公昭61−38693号公報等の従来の
ノズルガン装置では、作業者が、転倒等により、ノズル
ガン装置を落としたときも、引き金式レバーは係止具に
よる係止を保持され、ノズルガン装置から高圧液体が噴
射したままとなる。
【0004】請求項1ないし4の発明の目的は、開閉弁
を開閉する操作部材を引いた位置に係止できるととも
に、万が一、作業者がグリップから手を外したときに
は、液体の噴射を中止できるノズルガン装置を提供する
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明を、実施例に対
応する図面の符号を使用して説明する。請求項1のノズ
ルガン装置(10)は次の(a)〜(e)の構成要素を有し
ている。 (a)開閉により液体の噴射を制御する開閉弁(25) (b)作業者により把持されるグリップ(14) (c)グリップ(14)を把持する側の手によりグリップ(1
4)の方へ変位可能でグリップ(14)側の位置では開閉弁(2
5)を開位置にする開閉用操作部材(36) (d)開閉用操作部材(36)をグリップ(14)から離反する
方向へ付勢する操作部材用付勢部材(30) (e)グリップ(14)を把持する側の手の指(64)に装着さ
れグリップ(14)及び開閉用操作部材(36)の挿通孔(42,4
4)に挿抜自在であり挿通孔(42,44)への挿入時では開閉
用操作部材(36)をグリップ(14)側の位置に係止する挿抜
片(46)
【0006】請求項2のノズルガン装置(10)は次の(a)
〜(d)及び(f)の構成要素を有している。 (a)開閉により液体の噴射を制御する開閉弁(25) (b)作業者により把持されるグリップ(14) (c)グリップ(14)を把持する側の手によりグリップ(1
4)の方へ変位可能でグリップ(14)側の位置では開閉弁(2
5)を開位置にする開閉用操作部材(36) (d)開閉用操作部材(36)をグリップ(14)から離反する
方向へ付勢する操作部材用付勢部材(30) (f)グリップ(14)に形成した窓(62)に対して係止され
る係止爪(60)を有し、開閉用操作部材(36)に揺動自在に
枢支され操作部材用付勢部材(36)をグリップ(14)側に揺
動するに際し、手によって係止爪(60)をグリップ(14)の
窓(62)に係止させ、手を離すことによって操作部材用付
勢部材(30)の付勢力により操作部材用付勢部材(36)をグ
リップ(14)の反対方向へ戻させる揺動片(56)
【0007】請求項3のノズルガン装置(10)は次の(a)
〜(d)及び(g)の構成要素を有している。 (a)開閉により液体の噴射を制御する開閉弁(25) (b)作業者により把持されるグリップ(14) (c)グリップ(14)を把持する側の手によりグリップ(1
4)の方へ変位可能でグリップ(14)側の位置では開閉弁(2
5)を開位置にする開閉用操作部材(36) (d)開閉用操作部材(36)をグリップ(14)から離反する
方向へ付勢する操作部材用付勢部材(30) (g)グリップ(14)及び開閉用操作部材(36)の一方に設
けられた係止孔(72)、及びグリップ(14)及び開閉用操作
部材(36)の他方に装備されグリップ(14)を把持する側の
手により押込み可能であり押込み時では係止孔(72)に挿
入される押込み片(78)、及び押込み片(78)を係止孔(72)
から抜く方向へ付勢する押込み片用付勢部材(84)
【0008】請求項4のノズルガン装置(10)は次の(a)
〜(d)及び(h)の構成要素を有している。 (a)開閉により液体の噴射を制御する開閉弁(25) (b)作業者により把持されるグリップ(14) (c)グリップ(14)を把持する側の手によりグリップ(1
4)の方へ変位可能でグリップ(14)側の位置では開閉弁(2
5)を開位置にする開閉用操作部材(36) (d)開閉用操作部材(36)をグリップ(14)から離反する
方向へ付勢する操作部材用付勢部材(30) (h)グリップ(14)及び開閉用操作部材(36)に装備され
て相互に吸引し合う第1及び第2の磁石(90,92)、及び
グリップ(14)を把持する側の手の指(64)により押込み可
能であり押込み解除時では第1及び第2の磁石(90,92)
の間に介在する非磁性部材(96)
【0009】
【作用】請求項1のノズルガン装置(10)では、ノズルガ
ン装置(10)から液体を噴射する場合、作業者は、グリッ
プ(14)を把持しつつ、その把持側の手の指(64)で開閉用
操作部材(36)をグリップ(14)の方へ引き寄せる。これに
より、開閉用操作部材(36)は、操作部材用付勢部材(30)
の付勢力に抗してグリップ(14)の方へ変位し、開閉弁(2
5)は開となって、液体が噴射する。作業者は、グリップ
(14)を把持する側の手の指(64)に装着されている挿抜片
(46)の挿入部(50)をグリップ(14)及び開閉用操作部材(3
6)の挿通孔(42,44)に挿入して、開閉用操作部材(36)を
グリップ(14)側の位置に係止する。作業者が転倒等によ
りグリップ(14)から手を離すと、同時に、指(64)がグリ
ップ(14)及び開閉用操作部材(36)から離れ、挿抜片(46)
の挿入部(50)は挿通孔(42,44)から抜かれる。開閉用操
作部材(36)は操作部材用付勢部材(30)の付勢力によりグ
リップ(14)の反対側へ戻される。
【0010】請求項2のノズルガン装置(10)では、作業
者がグリップ(14)を把持する手で開閉用操作部材(36)を
グリップ(14)側へ引き寄せ、手の指(64)で揺動片(36)を
押込むと、この操作片(56)の係止爪(60)はグリップ(14)
の窓(62)に係止され、その状態を保持する。これにより
開閉用操作部材(36)はグリップ(14)側の位置に係止さ
れ、液体の噴射は継続される。作業者の指(64)が揺動片
(56)から離れると、操作部材用付勢部材(30)の付勢力に
より係止爪(60)は窓(62)から引き離され、したがって開
閉用操作部材(36)はグリップ(14)とは反対側へ戻され
る。
【0011】請求項3のノズルガン装置(10)では、作業
者は、グリップ(14)を把持する側の手の指(64)で押込み
片(78)を押込んで、係止孔(72)へ挿入する。係止孔(72)
への押込み片(78)の挿入により、開閉用操作部材(36)は
グリップ(14)側の位置に係止される。作業者が転倒等に
よりグリップ(14)から手を離すと、同時に、指(64)が押
込み片(78)から離れ、押込み片(78)は押込み片用付勢部
材(84)の付勢力により係止孔(72)から抜かれて、グリッ
プ(14)と開閉用操作部材(36)との相互の係止は解除され
て、開閉用操作部材(36)は操作部材用付勢部材(30)の付
勢力によりグリップ(14)の反対側へ戻される。
【0012】請求項4のノズルガン装置(10)では、作業
者は、グリップ(14)を把持する側の手で、開閉用操作部
材(36)をグリップ(14)側の位置へ引き寄せるとともに、
その手の指(64)で非磁性部材(96)を押込む。第1及び第
2の磁石(90,92)は、相互に接近するとともに、第1及
び第2の磁石(90,92)の間には非磁性部材(96)が介在し
ないので、第1及び第2の磁石(90,92)の相互に吸引し
合う力は大きく、開閉用操作部材(36)はグリップ(14)側
の位置に保持される。作業者が転倒等によりグリップ(1
4)から手を離すと、同時に、指(64)による非磁性部材(9
6)の押込みが解除され、非磁性部材(96)は、第1及び第
2の磁石(90,92)の間に介在することになり、第1及び
第2の磁石(90,92)の間の相互の吸引力が減少する。こ
れにより、開閉用操作部材(36)は操作部材用付勢部材(3
0)の付勢力によりグリップ(14)の反対側へ戻される。
【0013】
【実施例】以下、この発明を図面の実施例について説明
する。図1はノズルガン装置10の基端部12の構造図であ
る。ノズルガン装置10は、洗浄機に装備され、洗浄機本
体から圧送されて来る高圧液体の噴射部となるものであ
り、洗浄作業中、作業者により携帯される。基端部12
は、作業者の片方の手により把持されるグリップ14と、
引き金式レバー36の揺動範囲の周囲をグリップ14と共に
囲う囲い枠16とを有している。入口18は基端部12の下端
部に設けられ、出口20は基端部12の上部の前端部に設け
られ、通路22は入口18よりグリップ14内を経て出口20へ
至っている。弁室24は、グリップ14の上側における基端
部12内に形成され、通路22の途中に位置し、開閉弁25を
収容している。開閉弁25は、弁座26、弁座26に上流側か
ら就座自在のボール28、及びボール28を弁座26へ付勢す
る圧縮コイルばね30を有している。押し棒32は、弁座26
の通孔より小径であり、一端側では弁座26の通孔を貫通
してボール28に当接自在となっているとともに、弁座26
の中心線方向へ基端部12内を弁座26より延び、他端側で
は基端部12の外へ突出している。プラグ34は、基端部12
からの押し棒32の出現部のシールを行うとともに、押し
棒32の案内としての役目を果たす。引き金式レバー36
は、上端部の支点38において揺動自在に基端部12に支持
され、グリップ14と囲い枠16とにより囲われている範囲
内へ延びている。
【0014】凹所40は、グリップ14の引き金式レバー36
側に形成され、グリップ14の方へ引き寄せられた引き金
式レバー36を内へ受け入れるようになっている。挿通孔
42,44は、引き金式レバー36の揺動方向に対して直角方
向へ貫通するように、グリップ14及び引き金式レバー36
にそれぞれ形成され、引き金式レバー36が凹所40内に挿
入された位置では、すなわちグリップ14側の引き金式レ
バー36の位置では、相互に合わさるようになっている。
挿抜片46は作業者の指64(図2)にはめられるリング部
48と、リング部48から突出して挿通孔42,44へ挿抜自在
の挿入部50とを有している。挿入部50は、側面視が先端
方向へ尖る三角状となっていて、挿通孔42,44への挿入
を円滑化されている。
【0015】図1のノズルガン装置10の作用について述
べる。作業者は、挿抜片46のリング部48を指64にはめ
て、グリップ14を把持して、同時に、その把持側の手で
引き金式レバー36をグリップ14の方へ引き寄せて、引き
金式レバー36を凹所40内へ挿入する。押し棒32は、開閉
弁25の圧縮コイルばね30の付勢力に抗して開閉弁25の方
へ押込まれ、ボール28は弁座26から離れて、開閉弁25は
通路22を開く。洗浄機本体のポンプよりホースを介して
入口18へ圧送されて来る高圧液体は、通路22を経て出口
20へ導かれ、ノズルガン装置10の先端のノズルから噴出
する。引き金式レバー36が凹所40内へ入っている位置
(以下、「グリップ14側の位置」と言う。)では、挿通
孔42,44は合わされている。そこで、作業者は、挿抜片
46をはめられている指64を動かして、挿抜片46の挿入部
50を挿通孔42,44へ挿入する。この結果、グリップ14及
び引き金式レバー36は相互に係止状態になり、引き金式
レバー36はグリップ14側の位置に係止される。作業者が
転倒等によりグリップ14から手を離すと、指64もグリッ
プ14から離れ、挿抜片46の挿入部50は挿通孔42,44から
抜かれ、グリップ14側の位置への引き金式レバー36の係
止は解除される。開閉弁25の圧縮コイルばね30は、押し
棒32を介して引き金式レバー36をグリップ14の反対側の
位置側へ移動させ、開閉弁25は通路22を閉じ、ノズルガ
ン装置10からの高圧液体の噴射は中止される。
【0016】図2及び図3は引き金式レバー36の別の係
止構造を解除状態及び係止状態で示す断面図である。揺
動片56は、支点58において揺動自在に引き金式レバー36
に取付けられ、後端側、すなわちグリップ14側は鈍角で
屈曲した係止爪60となっている。グリップ14は、係止爪
60を係止される窓62をグリップ14側に有している。作業
者は、指64等で引き金式レバー36をグリップ14へ引き寄
せて、グリップ14側の位置とし、係止爪60を窓62へ挿入
する。次に、指64を揺動片56の前端部に当てつつ、動か
して、揺動片56を揺動させ、係止爪60を窓62の上縁のグ
リップ14の内面側に引っ掛けて、その揺動位置を保持す
る。これにより、引き金式レバー36はグリップ14側の位
置に係止され、高圧液体の噴射が継続される。転倒等に
より、作業者の手がグリップ14から離れると、指64も揺
動片56から離れ、グリップ14の反対側の位置への引き金
式レバー36の戻り力により、揺動片56は揺動して、係止
爪60は窓62の上縁から外れ、グリップ14側の位置への引
き金式レバー36の係止は解除されて、引き金式レバー36
はグリップ14の反対側の位置へ揺動して、開閉弁25は閉
となる。
【0017】図4及び図5は引き金式レバー36のさらに
別の係止構造を解除状態及び係止状態で示す断面図であ
る。張出し部70は、引き金式レバー36の下端からグリッ
プ14の方へ張り出し、挿通孔72を備える。受け部74は、
引き金式レバー36のグリップ14側の位置において張出し
部70を挿入される凹所としてグリップ14の下端部に形成
される。指挿入孔76は、グリップ14の反引き金式レバー
36側へ開口するように、受け部74より適当に高い位置で
グリップ14に形成され、作業者の指64を挿入されるよう
になっている。変位体78は、ガイド80によりグリップ14
の長手方向へ案内されて、グリップ14内に配設され、下
部には挿通孔72に挿抜自在のピン部82を、また、上部に
は指挿入孔76に臨む斜面部86をそれぞれ備えている。圧
縮コイルばね84は変位体78を指64の方へ付勢している。
【0018】引き金式レバー36がグリップ14側の位置に
なっている場合に、指64が指挿入孔76の奥へ挿入されて
来ると、指64の先端が斜面部86をその上端の方へ摺動し
つつ、圧縮コイルばね84の付勢力に抗して斜面部86を押
し下げて、変位体78を下降させる。これにより、ピン部
82は挿通孔72に挿入され、引き金式レバー36はグリップ
14側の位置に係止される。作業者は、高圧液体を噴射し
ている間、指64を指挿入孔76内に入れたままにして、変
位体78を押し下げ位置に保持する。転倒等により、グリ
ップ14が作業者の手から落ちると、同時に、指64も指挿
入孔76から抜かれ、変位体78は、圧縮コイルばね84の付
勢力により上昇して、ピン部82を挿通孔72から抜く。こ
れにより、グリップ14側の位置への引き金式レバー36の
係止は解除されて、引き金式レバー36はグリップ14の反
対側の位置へ戻る。
【0019】図6及び図7は引き金式レバー36の別の係
止構造を解除状態及び係止状態で示す水平断面図であ
る。図8は図6の押込み板96の正面図である。磁石90
は、引き金式レバー36のグリップ14側の面に露出して引
き金式レバー36内に固定され、磁石92は、引き金式レバ
ー36がグリップ14側の位置にあるときに磁石90に対峙す
るように、グリップ14内に固定されている。第1及び第
2の磁石90,92は、対峙側の磁極を相互に吸引するもの
に設定されており、窓94は、磁石90に対峙するグリップ
14の部位に形成されている。押込み板96は、非磁性材料
から成り、グリップ14の内面側において窓94に沿って水
平方向へ移動自在であり、窓94と等径、等形状でありか
つ対峙可能な窓98、グリップ14の外へ突出する操作部10
2、及びグリップ14の内面へ当接してグリップ14の外へ
の抜けを阻止するためのストッパ100を有している。圧
縮コイルばね104は、ストッパ100に端部を当てて、操作
部102をグリップ14から押出す方向へ押込み板96を付勢
している。
【0020】作業者は、グリップ14を把持し、引き金式
レバー36をグリップ14へ引き寄せるとともに、指64によ
り圧縮コイルばね104の付勢力に抗して操作部102を押込
み、高圧液体の噴射中はその押込みを継続する。押込み
板96はグリップ14内へ押込まれた位置では、押込み板96
の窓98は窓94に合わさり、磁石90,92の相互の吸引力は
増大したものとなっている。これにより、引き金式レバ
ー36はグリップ14側の位置に係止される。作業者が転倒
等によりグリップ14から手を離すと、同時に、指64も操
作部102から離れ、押込み板96は圧縮コイルばね104の付
勢力により操作部102をグリップ14の外へ突出させた位
置へ変位する。この位置では、押込み板96は、窓98を窓
94から引き込ませて、窓98以外の部位を窓94の位置にし
ている。これにより、磁石90,92は、接近位置にあるも
のの、間に非磁性部を介在させられ、磁石90,92の相互
の吸引力は減少し、引き金式レバー36は反グリップ14側
の位置へ揺動して、開閉弁25は閉となる。
【0021】
【発明の効果】請求項1〜4の発明では、係止手段が開
閉用操作部材をグリップ側の位置に係止することによ
り、開閉用操作部材をグリップ側の位置に保持する操作
力が軽減されるとともに、作業者が転倒等によりノズル
ガン装置を手から離した場合には、係止手段は、グリッ
プ側の位置への係止を自動的に解除されて、グリップの
反対側へ戻り、高圧液体の噴射が自動的に中止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】ノズルガン装置の基端部の構造図である。
【図2】引き金式レバーの別の係止構造を解除状態で示
す断面図である。
【図3】引き金式レバーの別の係止構造を係止状態で示
す断面図である。
【図4】引き金式レバーのさらに別の係止構造を解除状
態で示す断面図である。
【図5】引き金式レバーのさらに別の係止構造を係止状
態で示す断面図である。
【図6】引き金式レバーの別の係止構造を解除状態で示
す水平断面図である。
【図7】引き金式レバーの別の係止構造を係止状態で示
す水平断面図である。
【図8】図6の押込み板の正面図である。
【符号の説明】
10 ノズルガン装置 14 グリップ 25 開閉弁 30 圧縮コイルばね(操作部材用付勢部材) 36 引き金式レバー(開閉用操作部材) 42,44 挿通孔 46 挿抜片 56 揺動片 60 係止爪 62 窓 64 指 72 係止孔 78 押込み片 84 押込み用付勢部材 90,92 第1及び第2の磁石

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)開閉により液体の噴射を制御する
    開閉弁(25)、 (b)作業者により把持されるグリップ(14)、 (c)前記グリップ(14)を把持する側の手により前記グ
    リップ(14)の方へ変位可能でグリップ(14)側の位置では
    前記開閉弁(25)を開位置にする開閉用操作部材(36)、 (d)前記開閉用操作部材(36)を前記グリップ(14)から
    離反する方向へ付勢する操作部材用付勢部材(30)、及
    (e)前記グリップ(14)を把持する側の手の指(64)に装
    着され前記グリップ(14)及び前記開閉用操作部材(36)の
    挿通孔(42,44)に挿抜自在であり前記挿通孔(42,44)への
    挿入時では前記開閉用操作部材(36)を前記グリップ(14)
    側の位置に係止する挿抜片(46)、 を有している ことを特徴とするノズルガン装置。
  2. 【請求項2】 (a)開閉により液体の噴射を制御する
    開閉弁(25)、 (b)作業者により把持されるグリップ(14)、 (c)前記グリップ(14)を把持する側の手により前記グ
    リップ(14)の方へ変位可能でグリップ(14)側の位置では
    前記開閉弁(25)を開位置にする開閉用操作部材(36)、 (d)前記開閉用操作部材(36)を前記グリップ(14)から
    離反する方向へ付勢する操作部材用付勢部材(30)、及
    び、 (f)前記グリップ(14)に形成した窓(62)に対して係止
    される係止爪(60)を有し、前記開閉用操作部材(36)に揺
    動自在に枢支され、前記開閉用操作部材(36)の前記グリ
    ップ(14)側への引き寄せ時に、前記グリップ(14)を把持
    する側の手の指(64)によって前記係止爪(60)を前記グリ
    ップ(14)の前記窓(62)に係止させ、前記指(64)を離すこ
    とによって前記操作部材用付勢部材(30)の付勢力により
    前記グリップ(14)を反対方向へ戻させる揺動片(56)、 を有している ことを特徴とするノズルガン装置。
  3. 【請求項3】 (a)開閉により液体の噴射を制御する
    開閉弁(25)、 (b)作業者により把持されるグリップ(14)、 (c)前記グリップ(14)を把持する側の手により前記グ
    リップ(14)の方へ変位可能でグリップ(14)側の位置では
    前記開閉弁(25)を開位置にする開閉用操作部材(36)、 (d)前記開閉用操作部材(36)を前記グリップ(14)から
    離反する方向へ付勢する操作部材用付勢部材(30)、及
    び、 (g) 前記グリップ(14)及び前記開閉用操作部材(36)の
    一方に設けられた係止孔(72)、及び前記グリップ(14)
    及び前記開閉用操作部材(36)の他方に装備され前記グリ
    ップ(14)を把持する側の手の指(64)により押込み可能で
    あり押込み時では前記係止孔(72)に挿入される押込み片
    (78)、及び前記押込み片(78)を前記係止孔(72)から抜く
    方向へ付勢する押込み片用付勢部材(84)、 を有していることを特徴とするノズルガン装置。
  4. 【請求項4】 (a)開閉により液体の噴射を制御する
    開閉弁(25)、 (b)作業者により把持されるグリップ(14)、 (c)前記グリップ(14)を把持する側の手により前記グ
    リップ(14)の方へ変位可能でグリップ(14)側の位置では
    前記開閉弁(25)を開位置にする開閉用操作部材(36)、 (d)前記開閉用操作部材(36)を前記グリップ(14)から
    離反する方向へ付勢する操作部材用付勢部材(30)、及
    び、 (h) 前記グリップ(14)及び前記開閉用操作部材(36)に
    装備されて相互に吸引し合う第1及び第2の磁石(90,9
    2)、及び前記グリップ(14)を把持する側の手の指(64)
    により押込み可能であり押込み解除時では前記第1及び
    第2の磁石(90,92)の間に介在する非磁性部材(96)、を有している ことを特徴とするノズルガン装置。
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