JP3047291U - 事務用キャビネットの棚板取付構造 - Google Patents

事務用キャビネットの棚板取付構造

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JP3047291U
JP3047291U JP1997006410U JP641097U JP3047291U JP 3047291 U JP3047291 U JP 3047291U JP 1997006410 U JP1997006410 U JP 1997006410U JP 641097 U JP641097 U JP 641097U JP 3047291 U JP3047291 U JP 3047291U
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track
locking hole
hook
hole
office cabinet
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JP1997006410U
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English (en)
Inventor
希孔 董
Original Assignee
台湾防潮科技股▲ふん▼有限公司
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Abstract

(57)【要約】 【課題】構造が簡単で操作が便利な、内部空間の活用が
より便利になった事務用キャビネットの棚板取付構造を
提供する。 【解決手段】その事務用キャビネット(10)の左右両
側壁に予め設けられる少なくとも一対の係止孔帯条(1
1)及び棚板(30)が引き出し可能に装着する一対の
軌道ユニット(20)を具えて、該係止孔帯条(11)
が前係止孔(111)と後係止孔(112)とを含み、
該軌道ユニット(20)がそのメイン軌道(21)に該
前,後係止孔(111,112)と対応する前,後係合
爪(211,212)を設けて、該メイン軌道(21)
に更に弾性作動可能な掛鈎(22)を形成し、該軌道ユ
ニット(20)の前,後係合爪(211,212)をそ
れぞれ該前,後係止孔(111,112)に係着させた
時に、該掛鈎(22)と該係合爪(212)の何れかが
その対応する係止孔(112)の孔縁に緊着当接して定
着するように構成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は事務用キャビネットの棚板取付構造に関し、特に構造,操作が簡単・ 便利で内部空間を有効に運用できる事務用キャビネットの棚板取付構造に関する 。
【0002】
【従来の技術】
因に、異なる事務用品を分別格納するため、通常、事務用キャビネットは内部 に複数の棚板を設けて、これら棚板の両端縁をキャビネット内側壁に固定し、或 いは互いの間隔を調整可能に棚板両端縁をキャビネット内側壁に可動係止して、 充分且つ有効にキャビネットの内部空間を利用するようにしている。そして、棚 板上面の品物をより便利に取り出せるようにするため、該キャビネット内部の左 右両内側壁に互いに対応するそれぞれ棚板取付軌道を設けて、棚板両端縁に該取 付軌道沿いに滑り移動できるローラーを装設し、棚板を普通の抽出し同様に引き 出せるようにしたものが既に提案されている。
【0003】 一般に、品物を載せた棚板を引き出した時、重心が前へ移動するので、そのバ ランスが崩れて取付軌道が動揺或いはがたつくのを避けるため、該取付軌道は螺 締方式によりキャビネット両内側壁に固定されて、安定性よく棚板を支承できる のであるが、棚板と棚板の間隔が固定されてしまい、キャビネット内部空間の活 用に弾力性を欠き、その実用性が割り引かれる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の事務用キャビネットの棚板取付構造における問題点に鑑み、本考案 は、構造が簡単で操作が便利な、内部空間の活用がより便利になった事務用キャ ビネットの棚板取付構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するため、本考案は、その事務用キャビネットの左右両側壁に 予め設けられる少なくとも一対の係止孔帯条、及び該係止孔帯条の係止孔に係止 して該棚板が引き出し可能に装着する一対の軌道ユニットを具えて、該係止孔帯 条が前係止孔と後係止孔とを含み、該軌道ユニットがメイン軌道に該前,後係止 孔と対応する前,後係合爪を設けて、該メイン軌道に更に弾性作動可能な掛鈎を 形成し、該軌道ユニットの前,後係合爪をそれぞれ該前,後係止孔に係着させた 時に、該掛鈎と該係合爪の何れかがその対応する係止孔の孔縁に緊着当接して定 着するように構成される。
【0006】 そして、上記メイン軌道の後係合爪近くに穿孔を貫設して、該メイン軌道の他 方側に枢支ラグを形成し、上記掛鈎の中段部位を該枢支ラグに枢支して、該掛鈎 一端をばねの突っ張り作用により該メイン軌道に当接させ、該掛鈎他端を該穿孔 より伸出させて該後係合爪とで上記後係止孔の孔縁に緊着当接して定着させるよ うにすると一層好ましくなる。
【0007】 上記のように構成された本考案は、その棚板の事務用キャビネット内における 高さ位置を変える時は、該棚板を該軌道ユニットから引き出して、しかる後にそ れぞれ軌道ユニットを取り外し、且つ掛鈎のメイン軌道に当接している一端を押 圧すると、該掛鈎の他端がその係着していた後係止孔から退出してメイン軌道の 穿孔内に退避して内縮するので、該軌道ユニットを該事務用キャビネットの開口 から引き出すことができる。そして、該両軌道ユニットのメイン軌道の前係合爪 及び後係合爪をそれぞれ事務用キャビネット内側壁の適当な高さ部位にある互い に前後対応する前,後係止孔に係着固装して、即ち、掛鈎の上記他端を穿孔から 伸出して該後係合爪とで後係止孔孔縁に緊着当接させ、及び該前係止孔と該後係 止孔とを横長通孔で形成したことと相俟って、該軌道ユニットを牢固に事務用キ ャビネット内側壁に好む高さに定着させることができ、更に棚板を該軌道ユニッ トのメイン軌道の欠口から該軌道ユニットに挿入して好む高さに位置付けて使用 することができる。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、本考案を実施の形態の例に基づいて具体的に説明するが、本考案はこの 例のみに限定されない。
【0009】 図1,2に示す如く、本考案における比較的好ましい実施形態は、主として、 事務用キャビネット10、対の軌道ユニット20,20’及び棚板30を含み、 そのうち、 該事務用キャビネット10は、その両左右内側壁にそれぞれ互いに対応する一 対の係止孔帯条11を設けて、該係止孔帯条11は複数の前係止孔111及び同 様複数の後係止孔112からなり、且つ該前,後係止孔111,112はともに 横長通孔に形成される。
【0010】 該軌道ユニット20は、メイン軌道21及び掛鈎22を具えて、該メイン軌道 21の片側に上記事務用キャビネット10の前側係止孔111及び後側係止孔1 12と対応してそれぞれ前係合爪211及び後係合爪212を設け、且つ該後係 合爪212近くに穿孔213を貫設して、該穿孔213を該前係合爪211と該 後係合爪212との間に位置付け、更に該メイン軌道21の他方側に枢支ラグ2 14を形成する。該掛鈎22は長条状板体を呈して、その中段部位を上記枢支ラ グ214に枢接し、該掛鈎22一端を押圧端部221に形成して他端を係止端部 222に形成し、且つ該押圧端部221をばね223の突っ張り弾性により常時 メイン軌道21に当接させて、該係止端部222を該穿孔213から該後係合爪 212と同一側に伸出させ、該係止端部222を側視ほぼ三角形状に設けて、そ の三角形状の垂直面を当接面224に形成する。そして、該掛鈎22の押圧端部 221を押圧すると、該係止端部222が該穿孔213から退出すると共に、図 4に示すように該メイン軌道21の表面へ伸出せずに、該ばね223は押圧端部 221に押圧されて収縮するように設ける。また、該押圧端部221に対する押 圧を解けば、該押圧端部221が該ばね223の突っ張り作用を受けて、該掛鈎 22他端の係止端部222が再び該穿孔213より該メイン軌道21の表面へ伸 出する。更に、該メイン軌道21の該掛鈎22を装設した同一側面前端部には前 ローラー215が設けられており、該前ローラー215及び該メイン軌道21と 同一側面沿いに当接壁216を形成して、該当接壁216の該前ローラー215 と隣接する部位に欠口217を設けると共に、互いに相対する該軌道ユニット2 0’と該軌道ユニット20を対称的に設置して、該軌道ユニット20’の関連部 材の取付位置及び作動形態を該軌道ユニット20と等しいように形成する。
【0011】 該棚板30は、その両側端上縁にそれぞれ跨着板31を設けて、各跨着板31 の後端部下方にそれぞれ後ローラー32を装設し、該棚板30は更に適当な浅さ に凹陥する載置部33を具えて、該棚板30を抽出しとして使用することもでき る。即ち、本実施形態は事務用キャビネットの棚板として使用できるばかりでな く、事務用キャビネットの抽出しとしても使用できる。
【0012】 上記のような構成により、本考案を組立る時は、図1から図4に示すように、 先ず、一方の軌道ユニット20のメイン軌道21の前係合爪211及び後係合爪 212を、それぞれ事務用キャビネット10の一方内側壁の互いに前後対応する 前,後係止孔111,112に係着固装して、この際該掛鈎22の係止端部22 2は該穿孔213から伸出して該後係止孔112に係着すると共に、該係止端部 222の当接面224が該後係止孔112の孔縁に緊着当接するので、該後係合 爪212と該掛鈎22のそれぞれ該後係止孔112の孔縁に対する緊着当接、お よび該前係止孔111と該後係止孔112が横長通孔を呈していることと相俟っ て、該軌道ユニット20を牢固に事務用キャビネット10の内側壁に定着させる ことができる。同様な理屈から、もう一方の軌道ユニット20’を該事務用キャ ビネット10のもう一方の内側壁における同じ高さに装着して、しかる後に、該 棚板30を該軌道ユニット20のメイン軌道21の欠口217から該軌道ユニッ ト20に挿入して組合わせて使用するのである。そして、該メイン軌道21の前 ローラー215、当接壁216及び棚板30の後ローラー32、跨着板31は共 に一般の滑り軌道の従来技術に属するので、その関連動作や操作原理については ここでは冗舌しないとする。
【0013】 また、該棚板30の該事務用キャビネット10内における高さ位置を変えて、 該事務用キャビネット10の内部空間を適宜に運用する時は、該棚板30を該軌 道ユニット20,20’から取外して、しかる後にそれぞれ軌道ユニット20, 20’を取り外すのであるが、この時は、該掛鈎22の押圧端部221を押圧す れば、該掛鈎22の係止端部222が該後係止孔112から退出してメイン軌道 21の穿孔側に退避して内縮するので、該軌道ユニット20を該事務用キャビネ ット10の開口向きに引き出せば、該軌道ユニット20を取り外すことができ、 他方の軌道ユニット20’も同様にして取り外すことができる。そして棚板30 及び軌道ユニット20,20’を取り外した後、上記の組立操作により該棚板3 0を再び事務用キャビネット10内の好む高さ位置に取付けることができる。
【0014】
【考案の効果】
本考案が開示した事務用キャビネット及び横長通孔状の前,後係止孔は、棚板 の高さ位置を調整できる事務用キャビネットに適用され得る設計なので、本考案 の軌道ユニットを使用することにより、元来高さ位置の変更調整ができない棚板 が、抜き出して高さ位置を調整できる棚板となり、且つ該棚板や該軌道ユニット を取り外す或いは組立る際に何の工具も必要としないので、操作が極めて便利で 、従来の組立るに工具が必要である操作上の不便を免れることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案における比較的好ましい実施形態の立体
分解図
【図2】上記実施形態の軌道ユニットの側視断面図
【図3】上記軌道ユニットを事務用キャビネットに装着
した表示図
【図4】上記軌道ユニットを事務用キャビネットから取
り外す際の作動表示図
【符号の説明】
10…事務用キャビネット 11…係止孔帯
条 111…前係止孔 112…後係止
孔 20…軌道ユニット 21…メイン軌
道 211…前係合爪 212…後係合
爪 213…穿孔 214…枢支ラ
グ 22…掛鈎 223…ばね

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その事務用キャビネットの左右両側壁に
    予め設けられる少なくとも一対の係止孔帯条、及び該係
    止孔帯条の係止孔に係止して該棚板が引き出し可能に装
    着する一対の軌道ユニットを具えて、該係止孔帯条が前
    係止孔と後係止孔とを含み、該軌道ユニットがメイン軌
    道に該前,後係止孔と対応する前,後係合爪を設けて、
    該メイン軌道に更に弾性作動可能な掛鈎を形成し、該軌
    道ユニットの前,後係合爪をそれぞれ該前,後係止孔に
    係着させた時に、該掛鈎と該係合爪の何れかがその対応
    する係止孔の孔縁に緊着当接して定着するようにしてな
    る事務用キャビネットの棚板取付構造。
  2. 【請求項2】 上記メイン軌道の後係合爪近くに穿孔を
    貫設して、該メイン軌道の他方側に枢支ラグを形成し、
    上記掛鈎の中段部位を該枢支ラグに枢支して、該掛鈎一
    端をばねの突っ張り作用により該メイン軌道に当接さ
    せ、該掛鈎他端を該穿孔より伸出させて該後係合爪とで
    上記後係止孔の孔縁に緊着当接して定着させるようにし
    てなる請求項1に記載の事務用キャビネットの棚板取付
    構造。
JP1997006410U 1996-12-23 1997-07-23 事務用キャビネットの棚板取付構造 Expired - Lifetime JP3047291U (ja)

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TW85220329 1996-12-23
TW085220329U TW312107U (en) 1996-12-30 1996-12-30 Partition and sliding track structure of cabinet

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