JP3047257B2 - 搬送装置 - Google Patents
搬送装置Info
- Publication number
- JP3047257B2 JP3047257B2 JP16714391A JP16714391A JP3047257B2 JP 3047257 B2 JP3047257 B2 JP 3047257B2 JP 16714391 A JP16714391 A JP 16714391A JP 16714391 A JP16714391 A JP 16714391A JP 3047257 B2 JP3047257 B2 JP 3047257B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic bearing
- floating body
- pair
- bearing portion
- magnetic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)
- Non-Mechanical Conveyors (AREA)
- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は真空のチャンバ内に有
するウエハ等を搬送する搬送装置に関する。
するウエハ等を搬送する搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の搬送装置は図4に示す如
く筒状隔壁1を有し、この隔壁1は一端が真空のチャン
バ内2に開口され、他端が蓋3により密閉されている。
く筒状隔壁1を有し、この隔壁1は一端が真空のチャン
バ内2に開口され、他端が蓋3により密閉されている。
【0003】また、上記隔壁1の内周部には搬送棒4を
有する浮上体5が設けられている一方、隔壁1の外周部
には駆動部6が移動可能に取り付けられており、駆動部
6はベース7上に設置されたボールネジ機構8により、
隔壁1の外周部に沿って往復移動するように構成されて
いる。
有する浮上体5が設けられている一方、隔壁1の外周部
には駆動部6が移動可能に取り付けられており、駆動部
6はベース7上に設置されたボールネジ機構8により、
隔壁1の外周部に沿って往復移動するように構成されて
いる。
【0004】さらに、上記駆動部6の内部には2組の磁
気軸受部9,9が配設されており、各磁気軸受部9,9
は複数の電磁石10,10…及び図示しないセンサ部を
それぞれ有し、センサ部は浮上体5の浮上位置を検出す
る。電磁石10,10…はセンサ部から出力される検出
値を基に励磁され、かつその磁力が隔壁1を介して浮上
体5に作用するよう構成されている。このようにして、
各磁気軸受部9,9は磁力により浮上体4を2点支持梁
の如く支持している。
気軸受部9,9が配設されており、各磁気軸受部9,9
は複数の電磁石10,10…及び図示しないセンサ部を
それぞれ有し、センサ部は浮上体5の浮上位置を検出す
る。電磁石10,10…はセンサ部から出力される検出
値を基に励磁され、かつその磁力が隔壁1を介して浮上
体5に作用するよう構成されている。このようにして、
各磁気軸受部9,9は磁力により浮上体4を2点支持梁
の如く支持している。
【0005】ところで、上記のような搬送装置は、予め
各磁気軸受部9,9で浮上体4を支持しておき、その
後、ボールネジ機構8を駆動することにより、駆動部6
を隔壁1の外周部に沿って往復移動させると、この動き
に追従して浮上体5が往復移動する。これにより、浮上
体5の搬送棒4がウエハWを搬送するように構成されて
いる。
各磁気軸受部9,9で浮上体4を支持しておき、その
後、ボールネジ機構8を駆動することにより、駆動部6
を隔壁1の外周部に沿って往復移動させると、この動き
に追従して浮上体5が往復移動する。これにより、浮上
体5の搬送棒4がウエハWを搬送するように構成されて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の搬送装置にあっては、上記の如く1つの駆動
部6に2組の磁気軸受部9,9が設けられているため、
駆動部6が大型化することは避けられず、これにより駆
動部6を移動せしめるボールネジ機構8も大型化するの
で、装置をコンパクトに構成することができない。しか
も、従来の装置はボールネジ機構8等を有するので、装
置の構造が複雑になる。
うな従来の搬送装置にあっては、上記の如く1つの駆動
部6に2組の磁気軸受部9,9が設けられているため、
駆動部6が大型化することは避けられず、これにより駆
動部6を移動せしめるボールネジ機構8も大型化するの
で、装置をコンパクトに構成することができない。しか
も、従来の装置はボールネジ機構8等を有するので、装
置の構造が複雑になる。
【0007】また、従来の装置は2組の磁気軸受部9,
9で浮上体8を支持しているものの、例えば必要に応じ
て搬送棒4を水平に回転させる際、浮上体8の両端側を
支持できないので、搬送棒4が外乱を受け易くウエハ等
を水平方向の安定に搬送できなかった。
9で浮上体8を支持しているものの、例えば必要に応じ
て搬送棒4を水平に回転させる際、浮上体8の両端側を
支持できないので、搬送棒4が外乱を受け易くウエハ等
を水平方向の安定に搬送できなかった。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は上述の事情に
鑑みてなされたもので、その目的とするところは、搬送
棒を有する浮上体のみを移動させることにより、コンパ
クトで簡単な構造の搬送装置を提供することにあり、上
記目的を達成するために、この発明は搬送棒を有する浮
上体の両端側に位置し、かつ上記浮上体の外周面を磁力
により支持する一対の第1磁気軸受部と、上記一対の第
1磁気軸受部間に設けられ、かつ上記浮上体の外周面を
磁力により支持する第2磁気軸受部と、上記一対の第1
磁気軸受部の一方側から他方側へ向かって上記浮上体を
直接に往復移動させる非接触駆動モータ部と、上記一対
の第1磁気軸受部及び第2磁気軸受部に個別に接続され
た複数のコントローラ部および上記一対の第1磁気軸受
部及び第2磁気軸受部に設けられ、上記浮上体の移動位
置を検出するセンサ部からなるシステムコントローラ部
とを具備し、 上記システムコントローラ部は、上記セン
サ部により検出される上記浮上体の移動位置に応じて、
上記一対の第1磁気軸受部及び第2磁気軸受部のうちか
ら駆動する磁気軸受部を任意に選択し、上記コントロー
ラ部は上記選択された磁気軸受部の電磁石を励磁するこ
とを特徴とする。
鑑みてなされたもので、その目的とするところは、搬送
棒を有する浮上体のみを移動させることにより、コンパ
クトで簡単な構造の搬送装置を提供することにあり、上
記目的を達成するために、この発明は搬送棒を有する浮
上体の両端側に位置し、かつ上記浮上体の外周面を磁力
により支持する一対の第1磁気軸受部と、上記一対の第
1磁気軸受部間に設けられ、かつ上記浮上体の外周面を
磁力により支持する第2磁気軸受部と、上記一対の第1
磁気軸受部の一方側から他方側へ向かって上記浮上体を
直接に往復移動させる非接触駆動モータ部と、上記一対
の第1磁気軸受部及び第2磁気軸受部に個別に接続され
た複数のコントローラ部および上記一対の第1磁気軸受
部及び第2磁気軸受部に設けられ、上記浮上体の移動位
置を検出するセンサ部からなるシステムコントローラ部
とを具備し、 上記システムコントローラ部は、上記セン
サ部により検出される上記浮上体の移動位置に応じて、
上記一対の第1磁気軸受部及び第2磁気軸受部のうちか
ら駆動する磁気軸受部を任意に選択し、上記コントロー
ラ部は上記選択された磁気軸受部の電磁石を励磁するこ
とを特徴とする。
【0009】
【作用】この発明によれば、非接触駆動モータ部が一対
の第1磁気軸受部の一方側から他方側へ向かって浮上体
を直接に往復移動せしめる一方、システムコントローラ
部が浮上体の移動位置に応じて一対の第1磁気軸受部と
第2磁気軸受部とのうちから駆動する磁気軸受部を任意
に選択する。
の第1磁気軸受部の一方側から他方側へ向かって浮上体
を直接に往復移動せしめる一方、システムコントローラ
部が浮上体の移動位置に応じて一対の第1磁気軸受部と
第2磁気軸受部とのうちから駆動する磁気軸受部を任意
に選択する。
【0010】
【実施例】以下、この発明に係る搬送装置の一実施例に
ついて図1ないし図3を用いて詳細に説明する。
ついて図1ないし図3を用いて詳細に説明する。
【0011】この搬送装置は図1に示す如く、真空のチ
ャンバ内に搬送棒20を有する浮上体21を備え、浮上
体21の両端21a,21b側には一対の第1磁気軸受
部22,22が配設されており、一対の第1磁気軸受部
22,22間には2つの第2磁気軸受部23,23が設
けられている。
ャンバ内に搬送棒20を有する浮上体21を備え、浮上
体21の両端21a,21b側には一対の第1磁気軸受
部22,22が配設されており、一対の第1磁気軸受部
22,22間には2つの第2磁気軸受部23,23が設
けられている。
【0012】各第2磁気軸受部23,23は図2に示す
如く軸線V上に2つの電磁石24,24を、軸線W上に
2つの電磁石25,25をそれぞれ有し、電磁石24,
24は浮上体21の外周面にそれぞれ臨むように設けら
れ、かつ浮上体21を介して互いに対向するように設置
されている。電磁石25,25は上記電磁石24,24
と同様に浮上体21の外周面にそれぞれ臨むように設け
られ、かつ浮上体21を介して互いに対向するように設
置されている。
如く軸線V上に2つの電磁石24,24を、軸線W上に
2つの電磁石25,25をそれぞれ有し、電磁石24,
24は浮上体21の外周面にそれぞれ臨むように設けら
れ、かつ浮上体21を介して互いに対向するように設置
されている。電磁石25,25は上記電磁石24,24
と同様に浮上体21の外周面にそれぞれ臨むように設け
られ、かつ浮上体21を介して互いに対向するように設
置されている。
【0013】また、上記各第2磁気軸受部23,23
は、図示しない2つのセンサ部をそれぞれ有し、一方の
センサ部は軸線V上における浮上体21の浮上位置を検
出するように、他方のセンサ部は軸線W上における浮上
体21の浮上位置を検出するように構成されている。
は、図示しない2つのセンサ部をそれぞれ有し、一方の
センサ部は軸線V上における浮上体21の浮上位置を検
出するように、他方のセンサ部は軸線W上における浮上
体21の浮上位置を検出するように構成されている。
【0014】なお、上記各第1磁気軸受部22,22は
上記第2磁気軸受部25と同様に軸線V上に2つの電磁
石24,24を、軸線W上に2つの電磁石25,25を
それぞれ有し(図2参照)、図示しない2つのセンサ部
を具備するように構成されている。
上記第2磁気軸受部25と同様に軸線V上に2つの電磁
石24,24を、軸線W上に2つの電磁石25,25を
それぞれ有し(図2参照)、図示しない2つのセンサ部
を具備するように構成されている。
【0015】さらに、上記のような第1磁気軸受部2
2,22及び第2磁気軸受部23,23は、各コントロ
ーラ部26〜29にそれぞれ接続されており、各コント
ローラ部26〜29は、図示しない2つのセンサ部から
出力される検出値を基に各電磁石24,25(図2参
照)を励磁するようにそれぞれ構成されている。
2,22及び第2磁気軸受部23,23は、各コントロ
ーラ部26〜29にそれぞれ接続されており、各コント
ローラ部26〜29は、図示しない2つのセンサ部から
出力される検出値を基に各電磁石24,25(図2参
照)を励磁するようにそれぞれ構成されている。
【0016】すなわち、このような第1磁気軸受部2
2,22及び第2磁気軸受部23,23は、上記のよう
な励磁により、磁力が浮上体21の外周面に直接に作用
し、かつその磁力で浮上体21の外周面を支持するよう
構成されている。
2,22及び第2磁気軸受部23,23は、上記のよう
な励磁により、磁力が浮上体21の外周面に直接に作用
し、かつその磁力で浮上体21の外周面を支持するよう
構成されている。
【0017】また、浮上体21は例えばリニアモータ等
の非接触駆動モ―タ部により移動せしめられるが、その
リニアモータはリニアモータコイル30及び図示しない
モータ2次導体とから構成されるもので、リニアモータ
コイル30は第1磁気軸受部22と第2磁気軸受部23
との間に設置され、図示しないモータ2次導体は浮上体
21の外周面に設けられ、かつリニアモータコイル30
に対面するように配設されている。
の非接触駆動モ―タ部により移動せしめられるが、その
リニアモータはリニアモータコイル30及び図示しない
モータ2次導体とから構成されるもので、リニアモータ
コイル30は第1磁気軸受部22と第2磁気軸受部23
との間に設置され、図示しないモータ2次導体は浮上体
21の外周面に設けられ、かつリニアモータコイル30
に対面するように配設されている。
【0018】すなわち、上記のようなリニアモータは、
リニアモータコイル30をモータドライバ30aで励磁
することにより、一対の第1磁気軸受部22,22の一
方側から他方側へ向かって、浮上体21を直接に往復移
動せしめるように構成されている。
リニアモータコイル30をモータドライバ30aで励磁
することにより、一対の第1磁気軸受部22,22の一
方側から他方側へ向かって、浮上体21を直接に往復移
動せしめるように構成されている。
【0019】さらに、この搬送装置ではシステムコント
ローラ部31が設けられており、このシステムコントロ
ーラ部30は、その浮上体21の移動位置に応じて、上
記一対の第1磁気軸受部22,22と2つの第2磁気軸
受部23,23とのうちから磁気軸受部を任意に選択
し、かつその選択された磁気軸受部を駆動するように構
成されている。
ローラ部31が設けられており、このシステムコントロ
ーラ部30は、その浮上体21の移動位置に応じて、上
記一対の第1磁気軸受部22,22と2つの第2磁気軸
受部23,23とのうちから磁気軸受部を任意に選択
し、かつその選択された磁気軸受部を駆動するように構
成されている。
【0020】この際、磁気軸受部は2つ以上選択される
が、この装置では、選択の仕方により磁気軸受部の間隔
が異なるので、搬送棒20を含む浮上体21の固有振動
数が変化するため、何等補償を行わないと浮上体21を
常時安定に支持できない。
が、この装置では、選択の仕方により磁気軸受部の間隔
が異なるので、搬送棒20を含む浮上体21の固有振動
数が変化するため、何等補償を行わないと浮上体21を
常時安定に支持できない。
【0021】そこで、上記システムコントローラ部31
は、浮上体21の移動位置を基に上記コントローラ部2
6〜29を補償して、浮上体21を常時安定に支持する
ように構成されている。
は、浮上体21の移動位置を基に上記コントローラ部2
6〜29を補償して、浮上体21を常時安定に支持する
ように構成されている。
【0022】なお、浮上体21の移動位置は、上記モー
タドライバ30a側より位置信号Sとしてシステムコン
トローラ部31に出力される。
タドライバ30a側より位置信号Sとしてシステムコン
トローラ部31に出力される。
【0023】次に、上記の如く構成された搬送装置の動
作について図1及び図3を用いて説明する。
作について図1及び図3を用いて説明する。
【0024】この搬送装置によれば図1に示す如く、例
えば予め各第1磁気軸受部22,22で浮上体21の外
周面を支持しておき、その後、モータドライバ30aで
リニアモータコイル30を励磁する。これにより、浮上
体21が一対の第1磁気軸受部22,22の一方側から
他方側へ向かって往復移動する。その結果、浮上体21
の搬送棒20がウエハWを搬送する。
えば予め各第1磁気軸受部22,22で浮上体21の外
周面を支持しておき、その後、モータドライバ30aで
リニアモータコイル30を励磁する。これにより、浮上
体21が一対の第1磁気軸受部22,22の一方側から
他方側へ向かって往復移動する。その結果、浮上体21
の搬送棒20がウエハWを搬送する。
【0025】また、浮上体21が図中左側に移動する途
中において、例えば図3(a)に示すような移動位置で
は、システムコントローラ部31が一対の第1磁気軸受
部22,22のうち左側と、2つの第2磁気軸受部2
3,23のうち右側との2つを選択する。図3(b)に
示すような移動位置では、システムコントローラ部31
が一対の第1磁気軸受部22,22のうち左側と、2つ
の第2磁気軸受部23,23のうち左側とを選択する。
そして、このように選択された2つの磁気軸受部で浮上
体が支持されかつ移動する。
中において、例えば図3(a)に示すような移動位置で
は、システムコントローラ部31が一対の第1磁気軸受
部22,22のうち左側と、2つの第2磁気軸受部2
3,23のうち右側との2つを選択する。図3(b)に
示すような移動位置では、システムコントローラ部31
が一対の第1磁気軸受部22,22のうち左側と、2つ
の第2磁気軸受部23,23のうち左側とを選択する。
そして、このように選択された2つの磁気軸受部で浮上
体が支持されかつ移動する。
【0026】一方、この装置では、例えば必要に応じて
搬送棒20を水平方向に回転させる際、各第1磁気軸受
部22,22で浮上体21を支持できる位置まで(図1
参照)、浮上体21が移動し、かつシステムコントロー
ラ部31が各第1磁気軸受部22,22を選択する。そ
して、このように選択された各第1磁気軸受部22,2
2により浮上体21の両端21a,21b側を支持した
上で、装置全体を水平方向に回転させる。
搬送棒20を水平方向に回転させる際、各第1磁気軸受
部22,22で浮上体21を支持できる位置まで(図1
参照)、浮上体21が移動し、かつシステムコントロー
ラ部31が各第1磁気軸受部22,22を選択する。そ
して、このように選択された各第1磁気軸受部22,2
2により浮上体21の両端21a,21b側を支持した
上で、装置全体を水平方向に回転させる。
【0027】したがって、上記のような実施例によれ
ば、非接触駆動モータ部が一対の第1磁気軸受部の一方
側から他方側へ向かって浮上体を直接に往復移動させる
一方、その移動の際、システムコントローラ部が浮上体
の移動位置に応じて、第1及び第2磁気軸受部のうちか
ら駆動する磁気軸受部を任意に選択するので、選択され
た磁気軸受部で浮上体が支持されながら移動するのみで
あるため、装置をコンパクトに構成できるとともに装置
の構造が簡単になる。
ば、非接触駆動モータ部が一対の第1磁気軸受部の一方
側から他方側へ向かって浮上体を直接に往復移動させる
一方、その移動の際、システムコントローラ部が浮上体
の移動位置に応じて、第1及び第2磁気軸受部のうちか
ら駆動する磁気軸受部を任意に選択するので、選択され
た磁気軸受部で浮上体が支持されながら移動するのみで
あるため、装置をコンパクトに構成できるとともに装置
の構造が簡単になる。
【0028】また、この実施例では、搬送棒を図1に示
した位置(右端)へ移動した後に水平方向に回転させる
際、一対の第1磁気軸受部で浮上体の両端側を支持した
上で、装置全体を水平方向に回転させるため、搬送棒が
外乱を受け難く、ウエハ等を水平方向へ安定に搬送でき
る。
した位置(右端)へ移動した後に水平方向に回転させる
際、一対の第1磁気軸受部で浮上体の両端側を支持した
上で、装置全体を水平方向に回転させるため、搬送棒が
外乱を受け難く、ウエハ等を水平方向へ安定に搬送でき
る。
【0029】なお、上記実施例にあっては、一対の第1
磁気軸受部間に2つの第2磁気軸受部を設けたが、これ
に限定されることはなく、第2磁気軸受部は1つまたは
3つ以上設けても良いことは勿論である。
磁気軸受部間に2つの第2磁気軸受部を設けたが、これ
に限定されることはなく、第2磁気軸受部は1つまたは
3つ以上設けても良いことは勿論である。
【0030】
【発明の効果】この発明に係る搬送装置は、上記の如く
非接触駆動モータ部が一対の第1磁気軸受部の一方側か
ら他方側へ向かって浮上体を直接に往復移動せしめる一
方、その移動の際、システムコントローラ部が浮上体の
移動位置に応じて、第1及び第2磁気軸受部のうちから
駆動する磁気軸受部を任意に選択するように構成したの
で、選択された磁気軸受部で浮上体が支持されながら移
動するのみであるため、装置をコンパクトに構成できる
とともに装置の構造が簡単になる。
非接触駆動モータ部が一対の第1磁気軸受部の一方側か
ら他方側へ向かって浮上体を直接に往復移動せしめる一
方、その移動の際、システムコントローラ部が浮上体の
移動位置に応じて、第1及び第2磁気軸受部のうちから
駆動する磁気軸受部を任意に選択するように構成したの
で、選択された磁気軸受部で浮上体が支持されながら移
動するのみであるため、装置をコンパクトに構成できる
とともに装置の構造が簡単になる。
【0031】また、この装置では、搬送棒を両端の磁気
軸受で支持したうえで搬送棒を回転させたとき、搬送棒
は両端で支持されているので、搬送棒が外乱を受け難
く、ウエハ等を水平方向へ安定に搬送できる。
軸受で支持したうえで搬送棒を回転させたとき、搬送棒
は両端で支持されているので、搬送棒が外乱を受け難
く、ウエハ等を水平方向へ安定に搬送できる。
【図1】この発明に係る搬送装置の要部説明図。
【図2】図1に示すII−II線断面図。
【図3】本搬送装置の動作を説明する説明図
【図4】従来の搬送装置の説明用断面図。
20 搬送棒 21 浮上体 22 第1磁気軸受部 23 第2磁気軸受部 28 リニアモータコイル
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−202204(JP,A) 特開 昭63−262006(JP,A) 特開 昭62−277004(JP,A) 特開 平2−36703(JP,A) 特開 平3−32306(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60L 13/03 - 13/10 H02P 5/00 H02P 7/00
Claims (1)
- 【請求項1】 搬送棒を有する浮上体の両端側に位置
し、かつ上記浮上体の外周面を磁力により支持する一対
の第1磁気軸受部と、 上記一対の第1磁気軸受部間に設けられ、かつ上記浮上
体の外周面を磁力により支持する第2磁気軸受部と、 上記一対の第1磁気軸受部の一方側から他方側へ向かっ
て上記浮上体を往復移動させる非接触駆動モータ部と、上記一対の第1磁気軸受部及び第2磁気軸受部に個別に
接続された複数のコントローラ部および上記一対の第1
磁気軸受部及び第2磁気軸受部に設けられ、上記浮上体
の移動位置を検出するセンサ部からなる システムコント
ローラ部とを具備し、 上記システムコントローラ部は、上記センサ部により検
出される上記浮上体の移動位置に応じて、上記一対の第
1磁気軸受部及び第2磁気軸受部のうちから駆動する磁
気軸受部を任意に選択し、上記コントローラ部は上記選
択された磁気軸受部の電磁石を励磁する ことを特徴とす
る搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16714391A JP3047257B2 (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16714391A JP3047257B2 (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0522808A JPH0522808A (ja) | 1993-01-29 |
JP3047257B2 true JP3047257B2 (ja) | 2000-05-29 |
Family
ID=15844223
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16714391A Expired - Fee Related JP3047257B2 (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3047257B2 (ja) |
-
1991
- 1991-07-08 JP JP16714391A patent/JP3047257B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0522808A (ja) | 1993-01-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5284411A (en) | Conveyor for conveying workpieces in a vacuum chamber | |
US5980193A (en) | Magnetically levitated robot and method of increasing levitation force | |
JPH04251026A (ja) | 搬送装置 | |
JPH0691683B2 (ja) | 浮上式搬送装置 | |
JP3235708B2 (ja) | リニアモータ利用の搬送設備 | |
JP3047257B2 (ja) | 搬送装置 | |
JPH08318612A (ja) | 電動モータ式の駆動ユニットを有した転写胴 | |
JPH02206306A (ja) | リニアモータ式搬送装置 | |
JP2607455B2 (ja) | 電磁推進装置 | |
JP2547403B2 (ja) | 真空装置用磁気浮上搬送装置 | |
JPS60160367A (ja) | 浮上式搬送装置 | |
WO2005112234A1 (ja) | リニアモータアクチュエータ | |
JP2583284Y2 (ja) | 電磁誘導によるアルミ材等の非鉄金属材料の搬送装置 | |
JP2005140190A (ja) | 電力増幅装置および磁気軸受 | |
JPH04125249U (ja) | 搬送装置 | |
JPH09166138A (ja) | 磁気軸受装置 | |
JP2644990B2 (ja) | 浮上式搬送装置 | |
JPH076541B2 (ja) | 磁気軸受装置 | |
JPH07109024A (ja) | 搬送装置 | |
JPH04292329A (ja) | 搬送装置 | |
JP3393696B2 (ja) | 停止位置決め装置 | |
JPH0669852B2 (ja) | 浮上式搬送装置 | |
JP2519537Y2 (ja) | 磁気軸受の制御回路 | |
JPH0739015A (ja) | 搬送装置 | |
JPH05238683A (ja) | 磁気浮上エレベータ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000223 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |