JPH05238683A - 磁気浮上エレベータ - Google Patents

磁気浮上エレベータ

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Publication number
JPH05238683A
JPH05238683A JP4291492A JP4291492A JPH05238683A JP H05238683 A JPH05238683 A JP H05238683A JP 4291492 A JP4291492 A JP 4291492A JP 4291492 A JP4291492 A JP 4291492A JP H05238683 A JPH05238683 A JP H05238683A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
magnetic bearing
supported body
bearing mechanism
elevator
Prior art date
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Pending
Application number
JP4291492A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Shinozaki
弘行 篠崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Ebara Corp filed Critical Ebara Corp
Priority to JP4291492A priority Critical patent/JPH05238683A/ja
Publication of JPH05238683A publication Critical patent/JPH05238683A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 真空等の雰囲気を汚染せず、且つ寿命が長い
磁気浮上エレベータを提供する。 【構成】 垂直方向にかかる被支持体の自重量を支持す
る磁気軸受機構を超電導材料19,20で構成する。超
電導材料19,20を冷却すると、ピン止め効果によ
り、円柱5は永久磁石21,22を介して浮上し、円筒
2との間には、環状隙間Cが形成される。そこで、駆動
モータを正転してボールスクリュー13を下方から見て
反時計方向に回転すると、アーム11、ハウジング40
を介して超電導材料19,20が上動する。よって、永
久磁石21,22を介して円柱5が上動し、搬送台4に
載置された被支持体が上昇する。駆動モータを逆転して
ボールスクリュー12を時計方向に回転すると搬送台4
が降下する。又は、前記磁気軸受機構をラジアル磁気軸
受で構成し、移動用磁気軸受機構に超電導材料を用い
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は真空等の雰囲気中の搬送
台を非接触で昇降させる磁気浮上エレベータに関する。
【0002】
【従来の技術】かかるエレベータの一例を図3について
説明する。図において、例えば真空雰囲気の搬送室30
には、半導体ウエハWを載置した搬送台31がリニアベ
アリング32を介し上下動自在に設けられ、例えばエア
アクチュエータ33により上下動されるようになってい
る。そして、搬送台31の周縁部と搬送室の底部との間
には、ベローズ34が介装され、真空雰囲気が外部から
シールされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の装置に
おいては、搬送台31の昇降によりベローズ34が伸縮
する。したがって、ベローズ34の寿命が他の機構に比
べて短くなり、また、伸縮変形によるベローズの微細粉
が発生し、搬送台31回りの真空雰囲気を汚染する。ま
た、特願平2−306176号、特願平3−43087
号にある様な、非接触式のエレベータにおいては、永久
磁石と搬送側、被搬送側の両方にあるため(隔壁内
外)、その吸着力が組立を困難にしていた。
【0004】本発明は、真空等の雰囲気を汚染しない長
寿命の磁気浮上エレベータを提供することを目的として
いる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、被支持
体を隔壁を介して磁気力により支持し、垂直軸方向に移
動停止位置を決める磁気浮上エレベータにおいて、垂直
軸方向にかかる被支持体の自重量を支持する磁気軸受機
構に超電導材料を用いている。
【0006】また本発明によれば、被支持体を隔壁を介
して磁気力により支持し、垂直軸方向に移動停止位置を
決める磁気浮上エレベータにおいて、垂直軸方向にかか
る被支持体の自重量を支持する磁気軸受機構をラジアル
磁気軸受で構成し、前記被支持体を移動させる移動用磁
気軸受機構に超電導材料を用いている。
【0007】前記磁気軸受機構に用いた超電導電磁石、
又は磁気軸受機構を構成するラジアル磁気軸受及び移動
用磁気軸受機構に用いた超電導電磁石は一つのハウジン
グに収めて該ハウジングの上下駆動手段を設け、該上下
駆動手段は、ハウジングにアームを介して連結されたボ
ールナット、ボールスクリュー及びボールスクリューの
駆動モータで構成するのが好ましい。
【0008】
【作用】上記のように構成された磁気浮上エレベータに
おいては、駆動モータを正逆転しケーシングを介して上
下動すると、被支持体は超電導材料のピン止め効果で支
持されて上下動される。この際、被支持体は隔壁により
外部からシールされて非接触に昇降するので真空雰囲気
等が外部環境により汚染されことはない。
【0009】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
【0010】図1において、真空雰囲気に保持された搬
送室1の底部の透孔1aには、薄肉非磁性材製の円筒2
が固設され、その円筒2は、ベース3に立設され、内部
の空間は真空雰囲気に保持されている。
【0011】前記搬送室1内には、搬送台4が設けら
れ、その搬送台4の下面には、円柱5が垂設され、この
円柱5は、円筒2内に環状隙間Cを設けて垂下されてい
る。
【0012】前記円柱5の外周には、上下に被支持体の
自重量を支持する磁気軸受機構である環状の超電導材料
19、20が設けられている。これらの磁石19、20
は、ハウジング40に収められており、そのハウジング
には、アーム11を介してボールナット12が設けら
れ、このボールナット12に螺合するボールスクリユー
13は、図示しない駆動モータにより正逆回転されるよ
うになっている。そして、ボールナット12、ボールス
クリュー13及び駆動モータによって、超電導材料1
9、20の上下動手段が構成される。
【0013】他方、円柱5には、超電導材料19、20
に対向する永久磁石21、22が設けられている。
【0014】次に作用について説明する。
【0015】超電導材料19、20を冷却すると、ピン
止め効果により、円柱5は永久磁石21、22を介して
浮上し、円筒2との間には、環状隙間Cが形成される。
【0016】そこで、駆動モータを正転してボールスク
リュー13を下方から見て反時計方向に回転すると、ア
ーム11、ハウジング40を介して超電導材料19、2
0が上動する。したがって、永久磁石21、22を介し
て円柱5が上動し、搬送台4に載置された半導体ウエハ
W(図3)を上昇させる。前述と逆に、駆動モータを逆
転してボールスクリュー12を前述と逆に時計方向に回
転すると、搬送台4が降下される。
【0017】図2には、本発明の別の実施例が示されて
いる。
【0018】前記円筒2の外周には、上方から順に、浮
上隙間検出用の第1センサ6、磁気軸受機構であるラジ
アル磁気軸受の第1浮上用軸受7、移動用磁気軸受機構
である超電導材料8、第1浮上用軸受7と同様な第2浮
上用軸受9及び第1センサ6と同様な第2センサ10が
設けられている。前記センサ6、10は、図示しない制
御ユニットに接続され、その制御ユニットは、センサ
6、10からの信号に基づき、環状隙間Cを常時一定に
保つように磁気軸受7、9の電磁コイル7a、9aに制
御電流を供給するようになっている。そして、これらの
部材であるセンサ6、10、磁石8、磁気軸受7、9は
ハウジング40に収められている。
【0019】円柱5には、それぞれ第1センサ6、浮上
用第1軸受7、浮上用第2軸受9及び第2センサ10に
対向する第1センサ用磁極14、第1軸受用磁極15、
第2軸受用磁極17及び第2センサ用磁極18が設けら
れており、他は図1と同様に構成されている。この実施
例でも、前記実施例と同様の作用効果がある。
【0020】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、真空雰囲気の外部環境による汚染を防止す
ることができる。
【0021】また、組立に際して永久磁石により不用意
な吸着力は作用せず、組立が容易になる。
【0022】また、変形する部材をなくし、寿命を長く
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す側断面図。
【図2】本発明の別の実施例を示す側面図。
【図3】従来のエレベータを示す側断面図。
【符号の説明】
C・・・環状隙間 1・・・搬送室 2・・・円筒 4・・・搬送台 5・・・円柱 6・・・第1センサ 7・・・第1浮上用軸受 8・・・超電導材料 9・・・第2浮上用軸受 10・・・第2センサ 12・・・ボールナット 13・・・ボールスクリュー 14・・・第1センサ用磁極 15・・・第1軸受用磁極 16・・・昇降用磁極 17・・・第2軸受用磁極 18・・・第2センサ用磁極 19、20・・・超電導材料 21、22・・・永久磁石 30・・・搬送室 31・・・搬送台 32・・・リニアベアリング 33・・・アクチュエータ 34・・・ベローズ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被支持体を隔壁を介して磁気力により支
    持し、垂直軸方向に移動停止位置を決める磁気浮上エレ
    ベータにおいて、垂直軸方向にかかる被支持体の自重量
    を支持する磁気軸受機構に超電導材料を用いたことを特
    徴とする磁気浮上エレベータ。
  2. 【請求項2】 被支持体を隔壁を介して磁気力により支
    持し、垂直軸方向に移動停止位置を決める磁気浮上エレ
    ベータにおいて、垂直軸方向にかかる被支持体の自重量
    を支持する磁気軸受機構をラジアル磁気軸受で構成し、
    前記被支持体を移動させる移動用磁気軸受機構に超電導
    材料を用いたことを特徴とする磁気浮上エレベータ。
JP4291492A 1992-02-28 1992-02-28 磁気浮上エレベータ Pending JPH05238683A (ja)

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JP4291492A JPH05238683A (ja) 1992-02-28 1992-02-28 磁気浮上エレベータ

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JPH05238683A true JPH05238683A (ja) 1993-09-17

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JP4291492A Pending JPH05238683A (ja) 1992-02-28 1992-02-28 磁気浮上エレベータ

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JP (1) JPH05238683A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08203977A (ja) * 1995-01-27 1996-08-09 Seiko Seiki Co Ltd 真空内上下受渡し装置
EP1387473A2 (de) * 2002-06-12 2004-02-04 Leibniz-Institut für Festkörper- und Werkstoffforschung Dresden e.V. Vorrichtung zur Bewegung von Einbauteilen in Vakuumanlagen
US7048824B1 (en) * 1999-04-27 2006-05-23 Gebrüder Decker GmbH & Co. KG Device for treating silicon wafers

Cited By (4)

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EP1387473A3 (de) * 2002-06-12 2004-10-27 Leibniz-Institut für Festkörper- und Werkstoffforschung Dresden e.V. Vorrichtung zur Bewegung von Einbauteilen in Vakuumanlagen

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