JP2583284Y2 - 電磁誘導によるアルミ材等の非鉄金属材料の搬送装置 - Google Patents
電磁誘導によるアルミ材等の非鉄金属材料の搬送装置Info
- Publication number
- JP2583284Y2 JP2583284Y2 JP1992028525U JP2852592U JP2583284Y2 JP 2583284 Y2 JP2583284 Y2 JP 2583284Y2 JP 1992028525 U JP1992028525 U JP 1992028525U JP 2852592 U JP2852592 U JP 2852592U JP 2583284 Y2 JP2583284 Y2 JP 2583284Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotating body
- conveyed
- rotation axis
- electromagnetic induction
- ferrous metal
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- Non-Mechanical Conveyors (AREA)
- Dynamo-Electric Clutches, Dynamo-Electric Brakes (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、電磁誘導によるアルミ
材等の非鉄金属材料の搬送装置に関するものである。
材等の非鉄金属材料の搬送装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来非鉄金属材料の搬送装置としてはバ
キュームで吸着搬送する装置、バキューム室とコンベヤ
による搬送装置及びエアによる吹き飛ばしによる装置が
公知である。真空パッドによる吸着搬送では真空パッド
による吸着動作、搬送行程及び真空パッドからの被搬送
物の降ろし行程が必要となり、搬送速度の増大が制限さ
れること、真空パッドにより被搬送物表面に汚れが残る
こと、及び真空パッドのリップ消耗度が高いこと等の欠
点がある。バキューム室とコンベヤによる搬送は大風量
のブロアが必要なこと、騒音が大きいこと及びノーフィ
ンガグリップのために搬送速度は真空パッドに比して高
いが高級化するので高価となることが欠点である。また
エアブローによる浮上搬送ではエアの吹き出し口の加工
が困難であること、大きい風量が必要であること及び騒
音が大きいこと等が欠点である。
キュームで吸着搬送する装置、バキューム室とコンベヤ
による搬送装置及びエアによる吹き飛ばしによる装置が
公知である。真空パッドによる吸着搬送では真空パッド
による吸着動作、搬送行程及び真空パッドからの被搬送
物の降ろし行程が必要となり、搬送速度の増大が制限さ
れること、真空パッドにより被搬送物表面に汚れが残る
こと、及び真空パッドのリップ消耗度が高いこと等の欠
点がある。バキューム室とコンベヤによる搬送は大風量
のブロアが必要なこと、騒音が大きいこと及びノーフィ
ンガグリップのために搬送速度は真空パッドに比して高
いが高級化するので高価となることが欠点である。また
エアブローによる浮上搬送ではエアの吹き出し口の加工
が困難であること、大きい風量が必要であること及び騒
音が大きいこと等が欠点である。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】本考案の課題は従来の
非鉄金属材搬送装置に代わって高速度かつ省エネルギ
ー、騒音の抑制等が達成される搬送装置を創造すること
を課題とする。
非鉄金属材搬送装置に代わって高速度かつ省エネルギ
ー、騒音の抑制等が達成される搬送装置を創造すること
を課題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案の課題は、実用新
案登録請求の範囲第１項から第４項に記載された構成に
よって解決される。
案登録請求の範囲第１項から第４項に記載された構成に
よって解決される。
【０００５】
【作用】本考案は磁界と金属板との関係について成立す
るフレミングの右手の法則及び左手の法則を利用する。
図に示すように磁界が作用している空間において電流、
運動及び磁界の方向はそれぞれ直交する。従って磁界中
で金属板を運動させれば金属板中に渦電流が発生する。
本考案では磁界を金属板に対して運動させることにより
金属板中に渦電流を発生させ、それによって金属板に金
属板の運動方向と反対方向、従って磁界の運動方向に電
磁力が生ずることを利用して、磁界の運動速度と同等な
速度で又はコンベヤベルトによる搬送との組み合わせに
よりコンベヤベルトの走行速度よりも高い搬送速度で金
属板の搬送を行うことができる。
るフレミングの右手の法則及び左手の法則を利用する。
図に示すように磁界が作用している空間において電流、
運動及び磁界の方向はそれぞれ直交する。従って磁界中
で金属板を運動させれば金属板中に渦電流が発生する。
本考案では磁界を金属板に対して運動させることにより
金属板中に渦電流を発生させ、それによって金属板に金
属板の運動方向と反対方向、従って磁界の運動方向に電
磁力が生ずることを利用して、磁界の運動速度と同等な
速度で又はコンベヤベルトによる搬送との組み合わせに
よりコンベヤベルトの走行速度よりも高い搬送速度で金
属板の搬送を行うことができる。
【０００６】以下本考案を図示の実施例に基づいて詳し
く説明する。
く説明する。
【０００７】
【実施例】図１〜図５に基づいて本考案の実施例を説明
する。図１は電磁誘導の原理を説明する。磁界中を金属
板が運動するとフレミングの右手の法則により磁界の方
向と直交する方向に起電力（電流）が生ずる。一方磁界
中に於いて金属板に電流が流れるとフレミングの左手の
法則により電流の方向と直交する方向に電磁力が作用す
る。従って図１において金属板が磁界の方向と直交する
方向に運動する場合又は金属板が静止していて相対的に
磁界が図１における金属板の運動方向と反対に運動する
と、電流が実線で示す矢印方向に発生し、それによって
金属板に点線で示す矢印方向、従って磁界の運動方向に
電磁力が作用することとなる。本考案はこれを利用する
ものである。
する。図１は電磁誘導の原理を説明する。磁界中を金属
板が運動するとフレミングの右手の法則により磁界の方
向と直交する方向に起電力（電流）が生ずる。一方磁界
中に於いて金属板に電流が流れるとフレミングの左手の
法則により電流の方向と直交する方向に電磁力が作用す
る。従って図１において金属板が磁界の方向と直交する
方向に運動する場合又は金属板が静止していて相対的に
磁界が図１における金属板の運動方向と反対に運動する
と、電流が実線で示す矢印方向に発生し、それによって
金属板に点線で示す矢印方向、従って磁界の運動方向に
電磁力が作用することとなる。本考案はこれを利用する
ものである。
【０００８】図２によれば円筒状回転体１の回転軸線に
対して垂直の端面平面上に、永久磁石２を永久磁石２の
Ｎ極及びＳ極が交互にかつ磁極の向きが前記回転体のラ
ジアル方向外になるような形で同一円周上に順次隣接し
て配列して成る前記回転体１の回転により前記端面平面
上で前記回転体の回転方向に被搬送物を搬送するように
構成されている。この回転体１が矢印３の方向に回転す
れば被搬送物５は回転体１の回転方向と同方向で矢印６
の方向に回転体１の周速度と同等な速度で搬送される。
この回転体１が矢印４の方向に回転すれば、被搬送物５
は回転体１の回転方向と同方向で矢印７の方向に回転体
１の周速度と同等な速度で搬送される。この回転体１が
矢印４の方向に回転すれば、被搬送物５は回転体１の回
転方向と同方向で矢印７の方向に回転体１の周速度と同
等な速度で搬送される。図２の被搬送物５の位置に非磁
性材料である合成樹脂から成る搬送路用薄板を固定して
配置して、その上を同様に電磁誘導作用により被搬送物
を搬送するようにすることもできる。
対して垂直の端面平面上に、永久磁石２を永久磁石２の
Ｎ極及びＳ極が交互にかつ磁極の向きが前記回転体のラ
ジアル方向外になるような形で同一円周上に順次隣接し
て配列して成る前記回転体１の回転により前記端面平面
上で前記回転体の回転方向に被搬送物を搬送するように
構成されている。この回転体１が矢印３の方向に回転す
れば被搬送物５は回転体１の回転方向と同方向で矢印６
の方向に回転体１の周速度と同等な速度で搬送される。
この回転体１が矢印４の方向に回転すれば、被搬送物５
は回転体１の回転方向と同方向で矢印７の方向に回転体
１の周速度と同等な速度で搬送される。この回転体１が
矢印４の方向に回転すれば、被搬送物５は回転体１の回
転方向と同方向で矢印７の方向に回転体１の周速度と同
等な速度で搬送される。図２の被搬送物５の位置に非磁
性材料である合成樹脂から成る搬送路用薄板を固定して
配置して、その上を同様に電磁誘導作用により被搬送物
を搬送するようにすることもできる。
【０００９】図３によれば、円盤状回転体１１はその回
転軸線に対して垂直の端面平面上に永久磁石１２のＮ極
とＳ極とを交互にかつ磁極の向きが前記回転体の軸線方
向になるように、同一円周上に順次隣接して配列して成
り、前記回転体１１の回転により前記回転体１１の回転
方向に図示しない被搬送物を搬送するように配列されて
いる。搬送路用薄板１３は回転体１１の上方に位置し、
搬送路用薄板１３上には直線ガイド１４及び転向ガイド
１５が搬送方向に延在する形で固定されている。この構
成で回転体１１が矢印１６の方向に回転すれば、図示し
ない被搬送物は直線ガイド１４及び転向ガイド１５に沿
って回転体１１の回転方向と同方向で矢印１８の方向に
回転体１１の周速度と同等な速度で搬送される。回転体
１１が矢印１７の方向に回転すれば、図示しない被搬送
物は直線ガイド１４及び転向ガイド１５に沿って回転体
１１の回転方向と同方向で矢印１９の方向にガイドに対
して殆ど固体摩擦のない状態で回転体１１の周速度と同
等な速度で搬送される。矢印１８及び矢印１９の一方又
はと双方に被搬送物を搬送するためには、ガイド１４、
１５を回転体１１の中心に関して図３に示す位置とは反
対の位置に配置することも可能である。
転軸線に対して垂直の端面平面上に永久磁石１２のＮ極
とＳ極とを交互にかつ磁極の向きが前記回転体の軸線方
向になるように、同一円周上に順次隣接して配列して成
り、前記回転体１１の回転により前記回転体１１の回転
方向に図示しない被搬送物を搬送するように配列されて
いる。搬送路用薄板１３は回転体１１の上方に位置し、
搬送路用薄板１３上には直線ガイド１４及び転向ガイド
１５が搬送方向に延在する形で固定されている。この構
成で回転体１１が矢印１６の方向に回転すれば、図示し
ない被搬送物は直線ガイド１４及び転向ガイド１５に沿
って回転体１１の回転方向と同方向で矢印１８の方向に
回転体１１の周速度と同等な速度で搬送される。回転体
１１が矢印１７の方向に回転すれば、図示しない被搬送
物は直線ガイド１４及び転向ガイド１５に沿って回転体
１１の回転方向と同方向で矢印１９の方向にガイドに対
して殆ど固体摩擦のない状態で回転体１１の周速度と同
等な速度で搬送される。矢印１８及び矢印１９の一方又
はと双方に被搬送物を搬送するためには、ガイド１４、
１５を回転体１１の中心に関して図３に示す位置とは反
対の位置に配置することも可能である。
【００１０】図４によれば複数の永久磁石２２を円周上
に亘って円盤状回転体２１の回転軸線に対して垂直の端
面平面上に、前記永久磁石２２のＮ極とＳ極とを交互に
かつ磁極の向きが前記回転体の軸線方向になるように、
同一円周上に順次隣接して配列して成る前記回転体２１
の回転により被搬送物を搬送するように構成され、その
際回転体２１の回転軸線に対して垂直の端面平面がベル
トコンベヤ２４の搬送平面に対して平行に向かい合って
位置する。永久磁石がその極性を軸線方向に向けて円周
上に順次隣接してＮ極Ｓ極が繰り返し配列された磁石デ
ィスク２２から成る回転体２１の軸線方向の端面に沿っ
てガイド２３が配置されており，ガイド２３から僅かな
空隙をおいてかつこれと平行にコンベヤベルト２４が駆
動ローラ又は転向ローラ２５に巻掛られてかつテンショ
ンローラ２６を介して緊張されて配設されている。この
場合にコンベヤベルト２４が図４の一部分に示されたよ
うに水平方向に又は直接図４中には示されていないが水
平方向に対してある角度傾けられた方向に、即ち床面に
対して水平方向に又は床面に対してある角度傾けられた
方向に走行する場合のため通常のコンベヤベルト（マグ
ネットコンベヤではない）をもって構成されている。図
４の一部分に示されたようにコンベヤベルト２４が垂直
の方向に向けられている場合、矢印２７の方向へのコン
ベヤベルト２４の走行により被搬送物２８は回転体２１
によってのみその回転によりその周速度の方向に搬送さ
れることができ、一方コンベヤベルト２４が図４の一部
分に示されたように水平方向に又は直接図４中には示さ
れていないが水平方向に対してある角度傾けられた方向
に向けられている場合には、矢印２７の方向へのコンベ
ヤベルト２４の走行により被搬送物２８は搬送されつつ
同時に、回転体２１の周速度がコンベヤベルト２４の走
行速度よりも大きい場合、回転体２１の回転によりコン
ベヤベルト２４の走行速度に回転体２１による周速度が
追加されて矢印２７の方向に搬送されることとなる。
に亘って円盤状回転体２１の回転軸線に対して垂直の端
面平面上に、前記永久磁石２２のＮ極とＳ極とを交互に
かつ磁極の向きが前記回転体の軸線方向になるように、
同一円周上に順次隣接して配列して成る前記回転体２１
の回転により被搬送物を搬送するように構成され、その
際回転体２１の回転軸線に対して垂直の端面平面がベル
トコンベヤ２４の搬送平面に対して平行に向かい合って
位置する。永久磁石がその極性を軸線方向に向けて円周
上に順次隣接してＮ極Ｓ極が繰り返し配列された磁石デ
ィスク２２から成る回転体２１の軸線方向の端面に沿っ
てガイド２３が配置されており，ガイド２３から僅かな
空隙をおいてかつこれと平行にコンベヤベルト２４が駆
動ローラ又は転向ローラ２５に巻掛られてかつテンショ
ンローラ２６を介して緊張されて配設されている。この
場合にコンベヤベルト２４が図４の一部分に示されたよ
うに水平方向に又は直接図４中には示されていないが水
平方向に対してある角度傾けられた方向に、即ち床面に
対して水平方向に又は床面に対してある角度傾けられた
方向に走行する場合のため通常のコンベヤベルト（マグ
ネットコンベヤではない）をもって構成されている。図
４の一部分に示されたようにコンベヤベルト２４が垂直
の方向に向けられている場合、矢印２７の方向へのコン
ベヤベルト２４の走行により被搬送物２８は回転体２１
によってのみその回転によりその周速度の方向に搬送さ
れることができ、一方コンベヤベルト２４が図４の一部
分に示されたように水平方向に又は直接図４中には示さ
れていないが水平方向に対してある角度傾けられた方向
に向けられている場合には、矢印２７の方向へのコンベ
ヤベルト２４の走行により被搬送物２８は搬送されつつ
同時に、回転体２１の周速度がコンベヤベルト２４の走
行速度よりも大きい場合、回転体２１の回転によりコン
ベヤベルト２４の走行速度に回転体２１による周速度が
追加されて矢印２７の方向に搬送されることとなる。
【００１１】図５によれば、駆動ローラ又は転向ローラ
３０に亘って巻掛られたコンベヤベルト３１上に一定の
間隔で永久磁石のＮ極及びＳ極が交互に配置されてい
る。コンベヤベルト３１の上方にはコンベヤベルト３１
から僅かな空隙をおいて搬送路となる薄板３３が配置さ
れており、コンベヤベルト３１が矢印３５の方向に走行
すると、被搬送材３４は搬送路となる薄板３３上を殆ど
固体摩擦のない状態でコンベヤベルト３１の走行速度と
同等な走行速度で矢印３６の方向に搬送される。勿論コ
ンベヤベルト３１の走行方向を矢印３５の方向と反対方
向にすれば、被搬送材３４は矢印３６と反対方向に搬送
される。
３０に亘って巻掛られたコンベヤベルト３１上に一定の
間隔で永久磁石のＮ極及びＳ極が交互に配置されてい
る。コンベヤベルト３１の上方にはコンベヤベルト３１
から僅かな空隙をおいて搬送路となる薄板３３が配置さ
れており、コンベヤベルト３１が矢印３５の方向に走行
すると、被搬送材３４は搬送路となる薄板３３上を殆ど
固体摩擦のない状態でコンベヤベルト３１の走行速度と
同等な走行速度で矢印３６の方向に搬送される。勿論コ
ンベヤベルト３１の走行方向を矢印３５の方向と反対方
向にすれば、被搬送材３４は矢印３６と反対方向に搬送
される。
【００１２】
【考案の効果】本考案によれば生産ラインにおいて非鉄
金属材の搬送装置の新しい手段が提供され、それによっ
て搬送速度が任意に変更されかつガイドやコンベヤベル
トとの組合せにより搬送路となる薄板上をガイドなしに
又はガイドに沿って回転体の周速度で、また水平方向又
は水平方向に対してある角度傾けられた方向にコンベヤ
ベルトの走行速度に回転体の周速度が追加されて搬送が
行われることができる。また本考案によりコストが低く
かつコンパクトで製造ラインの設計上の条件に適合した
搬送装置が提供されることができる。
金属材の搬送装置の新しい手段が提供され、それによっ
て搬送速度が任意に変更されかつガイドやコンベヤベル
トとの組合せにより搬送路となる薄板上をガイドなしに
又はガイドに沿って回転体の周速度で、また水平方向又
は水平方向に対してある角度傾けられた方向にコンベヤ
ベルトの走行速度に回転体の周速度が追加されて搬送が
行われることができる。また本考案によりコストが低く
かつコンパクトで製造ラインの設計上の条件に適合した
搬送装置が提供されることができる。
【図１】電磁誘導の原理を示す図である。
【図２】回転体が円筒体である場合の搬送装置の斜視図
である。
である。
【図３】回転体が円盤である搬送装置の斜視図である。
【図４】回転体とベルトコンベヤとを組合せた搬送装置
の正面図である。
の正面図である。
【図５】ベルトコンベヤに永久磁石を付設して成る搬送
装置の正面図である。
装置の正面図である。
１・・・・回転体 ２・・・・永久磁石 ３・・・・矢印 ４・・・・矢印 ５・・・・被搬送材 ６・・・・矢印 １１・・・・回転体 １２・・・・永久磁石 １３・・・・搬送路となる薄板 １４・・・・直線ガイド １５・・・・転向ガイド １６・・・・矢印 １７・・・・矢印 １８・・・・矢印 １９・・・・矢印 ２１・・・・回転体 ２２・・・・永久磁石 ２３・・・・搬送路となる薄板 ２４・・・・コンベヤベルト ２５・・・・駆動ローラ又は転向ローラ ２６・・・・テンションローラ ２７・・・・矢印 ２８・・・・被搬送材 ３０・・・・駆動ローラ又は転向ローラ ３１・・・・コンベヤベルト ３２・・・・永久磁石 ３３・・・・搬送路となる薄板 ３４・・・・被搬送材 ３５・・・・矢印 ３６・・・・矢印 ４１・・・・搬送装置 ４２・・・・電磁石 ４３・・・・基板 ４４・・・・ガイド ４５・・・・被搬送材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−124428（ＪＰ，Ａ) 特開 昭48−54655（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−164718（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B65G 54/02 H02K 49/02
Claims (4)
- 【請求項１】 電磁誘導によるアルミ材等の非鉄金属材
料の搬送装置において、 円筒状回転体（１）はその回転軸線に対して平行な円筒
面上に永久磁石（２）をそのＮ極とＳ極とを交互にかつ
磁極の向きが回転体のラジアル方向になるように同一円
周上に順次隣接して配列して成り、前記回転体（１）の
回転により前記回転軸線に対して平行でかつ非磁性材料
から成る搬送用薄板（５）上前記回転体（１）の周速度
の方向に被搬送材を搬送するように構成されたことを特
徴とする搬送装置。 - 【請求項２】 電磁誘導によるアルミ材等の非鉄金属材
料の搬送装置において、 円盤状回転体（１１）はその回転軸線に対して垂直の端
面平面上に永久磁石（１２）をそのＮ極とＳ極とを交互
にかつ磁極の向きが回転体の軸線方向になるように同一
円周上に順次隣接して配列して成り、前記回転体（１
１）の回転により前記端面平面上前記回転体の回転軸線
に対して垂直でかつ非磁性材料から成る搬送路用薄板
（１３）上前記回転体の周速度の方向に被搬送材を搬送
するように前記搬送路用薄板（１３）上に搬送方向に延
在するガイド（１４、１５）が固定して配置されている
ことを特徴とする搬送装置。 - 【請求項３】 電磁誘導によるアルミ材等の非鉄金属材
料の搬送装置において、 円盤状回転体（２１）は円周上に亘って複数の永久磁石
（２２）をその回転軸線に対して垂直の端面平面上にそ
のＮ極とＳ極とを交互にかつ磁極の向きが前記回転体の
軸線方向になるように同一円周上に順次隣接して配列し
て成り、前記回転体（２１）の回転軸線に対して垂直な
搬送路用薄板（２３）上に僅かな空隙をおいて水平方向
に又は水平方向に対してある角度だけ傾けられた方向に
ベルトコンベヤ（２４）の搬送平面が位置するように構
成されており、ベルトコンベヤ（２４）上を搬送される
被搬送材が、前記回転体（２１）がベルトコンベヤ（２
４）の走行速度よりも大きな周速度で回転することによ
りベルトコンベヤ（２４）の走行速度に回転体（２１）
の周速度が追加されて搬送されることを特徴とする搬送
装置。 - 【請求項４】 搬送路用薄板（２３）が円盤状回転体
（２１）の回転軸線に対して垂直の平面上前記回転体の
端面平面に対して平行かつ一定の距離に配置されてい
る、請求項３に記載の電磁誘導によるアルミ材等の非鉄
金属材料の搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992028525U JP2583284Y2 (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | 電磁誘導によるアルミ材等の非鉄金属材料の搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992028525U JP2583284Y2 (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | 電磁誘導によるアルミ材等の非鉄金属材料の搬送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0586928U JPH0586928U (ja) | 1993-11-22 |
| JP2583284Y2 true JP2583284Y2 (ja) | 1998-10-22 |
Family
ID=12251088
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992028525U Expired - Lifetime JP2583284Y2 (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | 電磁誘導によるアルミ材等の非鉄金属材料の搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2583284Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101335695B1 (ko) * | 2011-04-19 | 2013-12-04 | 주식회사 에스에프에너지 | 자기부상 표시패널 이송 시스템 |
| KR101299712B1 (ko) * | 2011-04-19 | 2013-08-26 | 주식회사 에스에프에너지 | 자기부상 인쇄회로기판 이송 시스템 |
| KR101335687B1 (ko) * | 2011-04-19 | 2013-12-04 | 주식회사 에스에프에너지 | 자기부상 도체판 이송 시스템 |
| CN112452776A (zh) * | 2020-11-16 | 2021-03-09 | 史洪扬 | 一种物流分拣机永磁履带式底面传动机构及物流分拣机 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4854655A (ja) * | 1971-11-10 | 1973-08-01 | ||
| JPS50136189U (ja) * | 1974-04-26 | 1975-11-10 | ||
| JPS61124428A (ja) * | 1984-11-22 | 1986-06-12 | Shinko Electric Co Ltd | 磁気浮上装置 |
| JPS62182075U (ja) * | 1986-05-06 | 1987-11-18 | ||
| JPS62264127A (ja) * | 1986-05-07 | 1987-11-17 | Hitachi Kiden Kogyo Ltd | 搬送装置用駆動装置 |
| JP2893926B2 (ja) * | 1990-10-25 | 1999-05-24 | 神鋼電機株式会社 | 推力発生装置 |
-
1992
- 1992-04-28 JP JP1992028525U patent/JP2583284Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0586928U (ja) | 1993-11-22 |
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