JPS6315237Y2 - - Google Patents

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JPS6315237Y2
JPS6315237Y2 JP2755981U JP2755981U JPS6315237Y2 JP S6315237 Y2 JPS6315237 Y2 JP S6315237Y2 JP 2755981 U JP2755981 U JP 2755981U JP 2755981 U JP2755981 U JP 2755981U JP S6315237 Y2 JPS6315237 Y2 JP S6315237Y2
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JP
Japan
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belt
magnet
roller
paper
plate
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JP2755981U
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JPS57141937U (ja
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  • Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は紙、布、プラスチツク板その他の各
種板状体(帯板を含む)を移送する移送装置に関
する。
一般に複写機などにおいて磁石による吸引力を
利用して用紙を移送する紙送り装置としては、第
1図に示す形成のものが用いられている。図中1
は図示しない駆動装置により回転駆動される駆動
軸、2はこの駆動軸に固着した駆動プーリ、3は
軸受により回転自在に支持した従動軸、4はこの
従動軸に固着した従動プーリ、5はこの従動プー
リと駆動プーリ2とに巻掛けたゴムその他の非磁
性材料製のベルトである。また6は非磁性材料製
の弾性を有する磁石取付板で、両端部を図示しな
いフレームに固着されている。7は短円柱状の永
久磁石から成る磁石で、皿ねじ8およびナツト9
により磁石取付板6に固定されている。10は非
磁性材料製の摺板で、ベルト5の裏面に摺接する
位置に配置され、磁石7の表面に固着してある。
一方11は強磁性材料製のローラで、その外周面
をベルト5の表面に接近させて配置され、軸受に
より回転自在に支持した軸12に固着してある。
上記装置に紙Pを送入すれば、磁石7の吸引力
により摺板10がローラ11に接近する方向に付
勢されるため、ベルト5はローラ11に向つて押
圧され、この押圧力により紙Pとベルト5の間に
生ずる摩擦力によつて紙Pがベルト5の進行方向
に駆動されるのである。
しかし上記装置によると、第2図に示すように
磁石7の表面とローラ11の外周面との間隙T0
が大きいうえ、ローラ11から磁石7の裏面(磁
石取付板6側)に至る空間磁路M0が長いため、
磁石7による十分な吸引力が得られず、低湿度時
などに紙のスリツプ事故が多発していた。
この考案は上記従来の欠点を解消するもので、
磁石による吸引力が大きく確実に板状体が駆動さ
れる板状体移送装置を提供しようとするものであ
る。
以下第3図および第4図によりこの考案の第1
実施例を説明する。
図中、第1図と同一符号を付した部分は第1図
と同一部分を示す。15は磁性材料の弾性を有す
る摺板で、ベルト5の直進部において該ベルトの
裏面に摺接するように配設され、両端部を図示し
ないフレームに固着されている。16はローラ
で、摺板15に対向させてかつその外周面をベル
ト5の表面に接近させて配置してある。17はロ
ーラ16を固着した非磁性材料製の軸で、図示し
ない軸受により回転自在に支持されている。ロー
ラ16は強磁性材料製の円板状のヨーク18の両
側面に、2個の円板状の永久磁石から成る磁石1
9を、同極側を対向させて溶接あるいはねじ止め
などにより固着して構成されている。
上記構成の紙送り装置において、駆動プーリ2
を回転させ、紙Pを下側のローラ16とベルト5
の間に送入すれば、摺板15はローラ16の磁石
19により吸引され、ベルト5はヨーク18の外
周部に押圧されているため、この押圧力により紙
Pとベルト5の間に生ずる摩擦力によつて紙Pは
ローラ16とベルト5により挾持されつつベルト
5の進行方向に駆動される。このとき第4図に示
すようにヨーク18の外周面と摺板15との間隙
Tが第2図における間隙T0より小さいうえ、磁
石19の外側端面19a、摺板15との間の空間
磁路Mも短いため、摺板15は磁石19により強
力に吸引され、従つて紙Pは充分な摩擦力により
確実に駆動されるのである。
第5図はこの考案の第2実施例を示し、図中第
4図と同一符号を付した部分は第4図と同一部分
または相当部分を示す。(以下他の実施例におい
ても同じ。) すなわちこの実施例は、ローラ16を、円板状
の永久磁石から成る磁石19の両側面に、2個の
強磁性材料製の円板状のヨーク18を固着して構
成した点が第1実施例と異なるが、磁石とヨーク
の配列が異るのみで、第1実施例と同様な作用を
得ることができるものである。
第6図に示すこの考案の第3実施例は、ローラ
16を複数個の磁石19とヨーク18を交互に積
層した構成としたものであり、第2実施例と同様
な作用が得られる。
なお上記各実施例においては、ローラのヨーク
18の外周面が紙Pと接触するようにしたが、こ
のかわりに磁石19をヨーク18よりやや大直径
のものとしてこれらの磁石の外周面が紙Pと接触
するようにしてもよく、またこれらの磁石とヨー
クを同直径として両者の外周面が紙Pと接触する
ようにしてもよい。
第7図はこの考案の第4実施例を示し、ローラ
16を円板状の永久磁石から成る磁石19のみで
構成した点が第1実施例と異なるが、同じく第1
実施例と同様な作用を得ることができるものであ
る。
上記各実施例においては磁石19として永久磁
石を用いたので構造が簡潔であるが、この他に磁
石19として電磁石を用いてもよい。
以上はこの考案を紙送り装置に適用した場合に
ついて説明したが、この考案は紙以外の各種板状
体用の移送装置としても適用できるものである。
以上説明したようにこの考案によれば、磁石に
よる摺板吸引力が大きく板状体とベルト間には十
分な摩擦力が生じるので、板状体は確実に駆動さ
れ板状体のスリツプ事故を一掃することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の紙送り装置の一例を示す縦断面
図、第2図は第1図のA−A線拡大断面図、第3
図はこの考案の第1実施例を示す紙送り装置の縦
断面図、第4図は第3図のB−B線拡大断面図、
第5図乃至第7図はそれぞれこの考案の第2乃至
第4実施例を示す第4図相当図である。 2……駆動プーリ、4……従動プーリ、5……
ベルト、15……摺板、16……ローラ、17…
…軸、18……ヨーク、19……磁石。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駆動プーリと従動プーリとに巻掛けたベルトの
    裏面に摺接するように強磁性材料製の弾性を有す
    る摺板を配設し、磁性を帯びたローラを、上記摺
    板に対向させてかつ該ローラの外周面を上記ベル
    トの表面に接近させて回転自在に軸支し、上記ロ
    ーラと上記ベルトにより板状体を挾持しつつ移送
    するようにしたことを特徴とする板状体移送装
    置。
JP2755981U 1981-02-27 1981-02-27 Expired JPS6315237Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2755981U JPS6315237Y2 (ja) 1981-02-27 1981-02-27

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2755981U JPS6315237Y2 (ja) 1981-02-27 1981-02-27

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Publication Number Publication Date
JPS57141937U JPS57141937U (ja) 1982-09-06
JPS6315237Y2 true JPS6315237Y2 (ja) 1988-04-28

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ID=29825253

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JP2755981U Expired JPS6315237Y2 (ja) 1981-02-27 1981-02-27

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3064094B2 (ja) * 1992-04-06 2000-07-12 富士写真フイルム株式会社 画像記録シートの搬送装置

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JPS57141937U (ja) 1982-09-06

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