JP3047157B2 - ディファレンシャルの組立方法 - Google Patents

ディファレンシャルの組立方法

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JP3047157B2
JP3047157B2 JP5751895A JP5751895A JP3047157B2 JP 3047157 B2 JP3047157 B2 JP 3047157B2 JP 5751895 A JP5751895 A JP 5751895A JP 5751895 A JP5751895 A JP 5751895A JP 3047157 B2 JP3047157 B2 JP 3047157B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、周囲両側の開口部を有
するディファレンシャルケースの軸線方向両側のギア支
承部に1対の差動ギアを装着し、前記両開口部の対向方
向と直交方向に対向する1対のピニオン支承部に1対の
ピニオンを該各ピニオンの背面にワッシャを重ねた状態
で装着してディファレンシャルを組立てる、ディファレ
ンシャルの組立方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のディファレンシャルの組
立方法として、特開平6−156338号公報に見られ
るように、ピニオンに嵌合する軸部を有する1対のピニ
オンホルダに1対のピニオンを夫々背面にワッシャを重
ねた状態で保持させ、両ピニオンホルダをディファレン
シャルケースの両開口部に向けて移動して、両ピニオン
を両開口部においてディファレンシャルケースの両ギア
支承部に装着されている両差動ギアに噛み合わせ、次い
で両ピニオンホルダをディファレンシャルケースの軸線
回りに公転させて各ピニオンの公転方向前方部分をワッ
シャと共に各ピニオン支承部の内側に進入させた後、各
ピニオン及びワッシャの公転方向後方の周縁部分に各ワ
ッシャ押えを係合させると共に、各ピニオンから各ピニ
オンホルダを離脱させ、この状態で1対のワッシャ押え
をディファレンシャルケースの軸線回りに更に公転させ
て、各ピニオンをワッシャと共に各ピニオン支承部の内
側に完全に押し込むようにしたものは知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例ではディフ
ァレンシャルケースをその軸線が鉛直になるように支持
しており、ピニオンの背面のワッシャがワッシャ押えに
よる押し込み時に自重でずれ落ちないようにピニオンと
ワッシャとの間に潤滑油を滴下してピニオンに対するワ
ッシャの密着力を高めているが、ワッシャの自重による
ずれを完全に防止することはできず、両ピニオン支承部
のピニオンシャフト孔間にピニオンシャフトを挿通する
際、ワッシャの偏心でこれにピニオンシャフトが干渉す
ることがある。また、上記従来例では、ピニオンホルダ
やワッシャ押えをディファレンシャルケースの軸線回り
に公転させる必要があって、装置が大型複雑化する不具
合もある。本発明は、以上の点に鑑み、小型簡素な装置
でワッシャのずれを生ずることなくディファレンシャル
の組立てを行い得られるようにした、信頼性の高い組立
方法を提供することをその目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本発明は、周囲両側の開口部を有するディファレンシャ
ルケースの軸線方向両側のギア支承部に1対の差動ギア
を装着し、前記両開口部の対向方向と直交方向に対向す
る1対のピニオン支承部に1対のピニオンを該各ピニオ
ンの背面にワッシャを重ねた状態で装着してディファレ
ンシャルを組立てる方法において、 ディファレンシャ
ルケースをその軸線が水平になり、且つ、両開口部が夫
々上方と下方を向くように支持し、ピニオンに嵌合する
軸部を有する上下1対のピニオンホルダに1対のピニオ
ンを夫々背面にワッシャを重ねた状態で保持させ、両ピ
ニオンホルダを前記両開口部に向けて上下方向に移動し
て、両ピニオンを両開口部においてディファレンシャル
ケースの両ギア支承部に装着されている両差動ギアに噛
み合わせ、ディファレンシャルケースを軸線を水平にし
たまま周方向一方に回動させて、各ピニオン支承部を各
ピニオンのワッシャの背面に部分的に重ね合わせ、ワッ
シャの周縁に係合可能な各ワッシャ押えを各ピニオンの
ワッシャにディファレンシャルケースの周方向他方から
係合させると共に、各ワッシャ押えを各ピニオンの歯部
に亘って係合させて各ピニオンを回り止めし、この状態
で各ピニオンから各ピニオンホルダを離脱させてディフ
ァレンシャルケースを軸線を水平にしたまま周方向一方
に更に回動し、各ピニオン支承部に形成したピニオンシ
ャフト孔を各ピニオンの軸線に合致させ、両ピニオン支
承部のピニオンシャフト孔間にピニオンシャフトを嵌挿
する、ことを特徴とする。
【0005】
【作用】ディファレンシャルケースの周方向一方への回
動で各ピニオンのワッシャの背面に各ピニオン支承部を
部分的に重ねると共に、ワッシャに周方向他方からワッ
シャ押えを係合させれば、ピニオンホルダをピニオンか
ら離脱させても、ワッシャはピニオンと同心位置に保持
される。特に、本発明では、各ピニオンの軸線が鉛直と
なって各ワッシャが水平姿勢に保持されるから、ワッシ
ャが自重でずれることはなく、ディファレンシャルケー
スの更なる回動でピニオンの軸線にピニオンシャフト孔
が合致すると、ピニオンとワッシャとピニオンシャフト
孔とが同一軸線上に整列し、両ピニオン支承部のピニオ
ンシャフト孔間に両ピニオン及びワッシャを通してピニ
オンシャフトを確実に嵌挿できる。尚、ディファレンシ
ャルケースの回動で差動ギアが連れ回りすると、ピニオ
ンが回転してワッシャのずれを生ずる可能性があるが、
各ワッシャ押えを各ピニオンの歯部に亘って係合させ
て、各ピニオンを回り止めしておけば、かかる不具合は
生じない。
【0006】
【実施例】図示の実施例は、図6に示す如きディファレ
ンシャルケースAに1対の差動ギアBと1対のピニオン
Cとを装着してディファレンシャルを組立てる方法に本
発明を適用したものである。ディファレンシャルケース
Aの周囲両側には開口部A1、A1が形成されており、
該ケースAの軸線方向両側のギア支承部A2、A2に1
対の差動ギアB、Bを夫々背面にワッシャBWを重ねた
状態で装着すると共に、両開口部A1、A1の対向方向
と直交方向に対向する該ケースAの1対のピニオン支承
部A3、A3に1対のピニオンC、Cを夫々背面にワッ
シャCWを重ねた状態で装着し、両ピニオン支承部A
3、A3に形成したピニオンシャフト孔A3a、A3a
間に両ピニオンC、C及びワッシャCW、CWを通して
ピニオンシャフトDを嵌挿し、ディファレンシャルを小
組みする。尚、後工程で両差動ギアB、Bに両ギア支承
部A2、A2に形成したドライブシャフト孔A2a、A
2aを通してドライブシャフトをセレーション嵌合さ
せ、更に、一方のギア支承部A2の外周に形成したフラ
ンジA4にリングギアを組付ける。また、各ピニオン支
承部A3の内面は凹球面に形成されており、各ピニオン
Cの背面及びワッシャCWも球面状に形成されている。
【0007】ディファレンシャルの組立装置は、図1及
び図2に示す如く、左右に分離した1対の分離台10,
11から成る機台1を備え、該機台1上に、ディファレ
ンシャルケースAをその軸線が左右方向の水平線に合致
するような水平姿勢で保持するケースホルダ2と、差動
ギアBを保持する左右1対のギアホルダ3,4と、ピニ
オンCを保持する上下1対のピニオンホルダ5,6と、
ピニオンCの背面のワッシャCWに係合可能な前後1対
のワッシャ押え7,8と、ピニオンシャフトDを押込む
シャフト押込み手段9とを設けた。
【0008】ケースホルダ2は、右側の分離台11上に
左右方向の中空軸20aを介して軸支した、ディファレ
ンシャルケースAを左方からセット可能な回転板20
と、左側の分離台10上の縦板部10aにシリンダ21
aによりガイドレール21bに沿って左右方向に進退さ
れるように設けた、ディファレンシャルケースAを左方
から押えるケース押え21とで構成されている。そし
て、回転板20に植設したピン20bにディファレンシ
ャルケースAのフランジA4に形成したリングギア取付
孔A4aを嵌合させて該ケースAを回転板20に対し回
り止めし、中空軸20aの外端に取付けたギア20cに
連結されるサーボモータ等の図外の駆動源により回転板
20と共にディファレンシャルケースAを回動し得るよ
うにした。
【0009】各ギアホルダ3,4は、差動ギアBに嵌合
する先端のコレット部30a,40aと、コレット部を
拡径するドローバー30b,40bと、ドローバーを押
し引きするシリンダ30c,40cとから成るコレット
チャック30,40を備えている。そして、左側のギア
ホルダ3のコレットチャック30を左側の分離台10上
にシリンダ31によりガイドレール32に沿って左右方
向に進退されるように設け、該チャック30のコレット
部30aをディファレンシャルケースA内に左端のギア
支承部A2のドライブシャフト孔A2aを通して突出さ
せ、左端の差動ギアBをその背面にワッシャBWを重ね
た状態でコレット部30aに把持させて左端のギア支承
部A2に装着し得るようにした。また、右側のギアホル
ダ4のコレットチャック40を右側の分離台11上にシ
リンダ41によりガイドレール42に沿って左右方向に
進退されるように設け、該チャック40のコレット部4
0aをディファレンシャルケースA内に中空軸20aと
右端のギア支承部A2のドライブシャフト孔A2aを通
して突出させ、右端の差動ギアBをその背面にワッシャ
BWを重ねた状態でコレット部40aに把持させて右端
のギア支承部A2に装着し得るようにした。
【0010】上下1対のピニオンホルダ5,6は夫々右
側の分離台11の上下に垂設した上縦板部11aと下縦
板部11bとに設けられている。各ピニオンホルダ5,
6は、ピニオンCにその背面のワッシャCWを通して嵌
合可能で且つワッシャCWの背面に当接する段差部を有
する段付形状の軸部50,60を備えており、シリンダ
51,61によりガイドレール52,62に沿って前記
ケースホルダ2の配置部に向けて上下方向に進退され
る。尚、軸部50,60の図2で時計方向側の側面部分
には径方向内方に凹入した凹入部50a,60aが形成
されている。また、本実施例では軸部50,60をピニ
オンCに嵌合する内軸50b,60bと、前記段差部を
構成する外軸50c,60cとの内外2重構造とし、内
軸50b,60bを外軸50c,60cの先方に所定長
さ突出する状態からシリンダ50d,60dにより少許
引込み可能とした。そして、図3に示す如く、内軸50
b,60bの先端にすり割りを形成して、該すり割りに
レバー状のチャック片50e,60eを枢着し、常時は
図3(a)に示す如くチャック片50e,60eの先端
が前記凹入部50a,60a側から径方向外方に突出し
てピニオンCの内周面に当接し、ピニオンCが軸部5
0,60に把持されるが、内軸50b,60bの引込み
によればチャック片50e,60eの尾端が外軸50
c,60cの内周面に形成したカム溝50f,60fに
ばね50g,60gの付勢力で落ち込み、ピニオンCの
把持が解かれるようにした。
【0011】また、下側のピニオンホルダ6は下縦板部
11bにシリンダ12aによりガイドレール12bに沿
って前後方向に移動されるように設けたシフトテーブル
12に搭載されており、該シフトテーブル12にピニオ
ンホルダ6に対し前後方向に離間させてシャフト押込み
手段9を搭載した。該押込み手段9は、ピニオンシャフ
トDを挿入セット可能な上下方向に長手のスリーブ90
と、スリーブ90からピニオンシャフトDを押出すプッ
シュロッド91と、プッシュロッド91を押し引きする
シリンダ92とで構成されている。図中12cはシリン
ダ12aとシフトテーブル12とを連結する連結片、1
2dは連結片12cを挿通するために機台1に形成した
長孔、93はプッシュロッド91をその基部に取付けた
スライダ91aにおいて案内するガイドレールである。
【0012】前後1対のワッシャ押え7,8は上縦板部
11aに設けられている。各ワッシャ押え7,8は、ピ
ニオンCの背面のワッシャCWの周縁及びピニオンCの
歯部に係合可能な図4に示す如きフォーク状の係合片7
0,80を備えており、該係合片70,80をシリンダ
71,81によりガイドスリーブ72,82に沿って進
退されるロッド73,83に取付け、各ピニオンCを左
右の差動ギアB,Bに噛み合わせた状態で各ワッシャC
Wの周縁に図2の時計方向から各係合片70,80を係
合し得るようにした。
【0013】次に、上記組立装置によるディファレンシ
ャルの組立手順について説明する。先ず、ディファレン
シャルケースAをその周囲両側の開口部A1,A1が上
下方向を向くように水平姿勢でケースホルダ2の回転板
20にセットし、次いでケース押え21を右動させて該
ケースAを左方から押えると共に、左右のギアホルダ
3,4により1対の差動ギアB,Bをその背面にワッシ
ャBWを重ねた状態で左右のギア支承部A2,A2に装
着する。
【0014】また、上下のピニオンホルダ5,6の軸部
50,60に夫々ピニオンCをその背面にワッシャCW
を重ねた状態でセットし、次いで上側のピニオンホルダ
5を下降させると共に下側のピニオンホルダ6を上昇さ
せて、図5(a)に示す如く、各ピニオンCを各開口部
A1において1対の差動ギアB,Bに噛み合わせる。
【0015】次に、ターンテーブル20と共にディファ
レンシャルケースAを反時計方向に回動させて、図5
(b)に示す如く各ピニオン支承部A3を各ピニオンC
のワッシャCWの背面に部分的に重ね合わせる。この場
合、各軸部50,60に形成した凹入部50a,60a
がピニオン支承部A3に対する逃げとなり、ワッシャC
Wの時計方向側の端部にピニオン支承部A3が確実に重
ね合わされる。
【0016】次に、前後のワッシャ押え7,8の係合片
70,80を前進させて、図5(c)に示す如く各係合
片70,80を各ワッシャCWの周縁に時計方向から係
合させる。この際、各係合片70,80は各ピニオンC
の歯部にも係合して、各ピニオンCが回り止めされる。
【0017】次に、各ピニオンホルダ5,6の軸部5
0,60による各ピニオンCの把持を内軸50b,60
bの引込みで解除した後、上下のピニオンホルダ5,6
を上下方向に後退させて各ピニオンCから離脱させ、こ
の状態でディファレンシャルケースAを反時計方向に更
に回動させ、図5(d)に示す如く各ピニオン支承部A
3を各ワッシャCWの背面に完全に重ね合わせて、ピニ
オンシャフト孔A3aをピニオンCの軸線に合致させ
る。ここで、各ピニオンホルダ5,6を各ピニオンCか
ら離脱させても、ワッシャCWはその背面に予めピニオ
ン支承部A3が部分的に重ね合わされているため脱落す
ることはなく、また、ピニオン支承部A3からの摩擦力
によるワッシャCWのずれが各ワッシャ押え7,8によ
り防止され、且つ、ワッシャCWは水平姿勢に保持され
ているため自重によるワッシャCWのずれも防止され
る。更に、ディファレンシャルケースAの回動で差動ギ
アBが連れ回りしようとしても、各ピニオンCは各ワッ
シャ押え7,8により回り止めされているため、各ピニ
オンCの回転によるワッシャCWのずれを生ずることも
ない。従って、ディファレンシャルケースAの回動によ
り、同一軸線上にピニオンCとワッシャCWとピニオン
シャフト孔A3aとが確実に整列する。
【0018】次に、シフトテーブル12を移動してシャ
フト押込み手段9をピニオンシャフト孔A3aと同軸上
となる位置にシフトし、プッシュロッド91によりスリ
ーブ90からピニオンシャフトDを押し出して、図5
(e)に示す如く両ピニオン支承部A2,A2のピニオ
ンシャフト孔A2a,A2a間に各ワッシャCW及び各
ピニオンCを通してピニオンシャフトDを押し込む。
【0019】その後、ワッシャ押え7,8とギアホルダ
3,4とケース押え21を夫々原位置に復帰させ、この
状態でディファレンシャルケースAを回転板20から取
外し、1回の組立作業を完了する。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ピニオンとその背面のワッシャとピニオン支
承部のピニオンシャフト孔とを同一軸線上に簡単に且つ
正確に整列させることができ、組立ミスの発生頻度を可
及的に減少して、信頼性を向上できる。また、回動する
のはディファレンシャルケースのみであるため、装置構
造も小型簡素化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明方法の実施に用いる組立装置の截断側
面図
【図2】 図1のII−II線截断平面図
【図3】 ピニオンホルダの軸部の拡大断面図
【図4】 図2の矢印III方向から見たワッシャ押えの
側面図
【図5】 (a)〜(e)ディファレンシャルの組立手順を示
す図
【図6】 (a)ディファレンシャルの分解斜視図、(b)デ
ィファレンシャルの縦断面図
【符号の説明】
A ディファレンシャルケース、 A1 開口部
、A2 ギア支承部 、 A3
ピニオン支承部、A3a ピニオンシャフト孔
、 B 差動ギア 、C ピニオン
、 CW ワッシャ 、D ピニオ
ンシャフト 、 2 ケースホルダ 、2
0 ターンテーブル 、 5,6 ピニオン
ホルダ、50,60 軸部 、
7,8 ワッシャ押え 、9 シャフト押込み手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−156338(JP,A) 特開 平6−254732(JP,A) 特開 平5−192830(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23P 21/00 303 F16H 48/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周囲両側の開口部を有するディファレン
    シャルケースの軸線方向両側のギア支承部に1対の差動
    ギアを装着し、前記両開口部の対向方向と直交方向に対
    向する1対のピニオン支承部に1対のピニオンを該各ピ
    ニオンの背面にワッシャを重ねた状態で装着してディフ
    ァレンシャルを組立てる方法において、 ディファレン
    シャルケースをその軸線が水平になり、且つ、両開口部
    が夫々上方と下方を向くように支持し、 ピニオンに嵌合する軸部を有する上下1対のピニオンホ
    ルダに1対のピニオンを夫々背面にワッシャを重ねた状
    態で保持させ、両ピニオンホルダを前記両開口部に向け
    て上下方向に移動して、両ピニオンを両開口部において
    ディファレンシャルケースの両ギア支承部に装着されて
    いる両差動ギアに噛み合わせ、 ディファレンシャルケースを軸線を水平にしたまま周方
    向一方に回動させて、 各ピニオン支承部を各ピニオンのワッシャの背面に部分
    的に重ね合わせ、 ワッシャの周縁に係合可能な各ワッシャ押えを各ピニオ
    ンのワッシャにディファレンシャルケースの周方向他方
    から係合させると共に、各ワッシャ押えを各ピニオンの
    歯部に亘って係合させて各ピニオンを回り止めし、この
    状態で各ピニオンから各ピニオンホルダを離脱させてデ
    ィファレンシャルケースを軸線を水平にしたまま周方向
    一方に更に回動し、各ピニオン支承部に形成したピニオ
    ンシャフト孔を各ピニオンの軸線に合致させ、 両ピニオン支承部のピニオンシャフト孔間にピニオンシ
    ャフトを嵌挿する、 ことを特徴とするディファレンシャルの組立方法。
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