JPH07285041A - ディファレンシャルの組立方法及び装置 - Google Patents

ディファレンシャルの組立方法及び装置

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JPH07285041A
JPH07285041A JP7751194A JP7751194A JPH07285041A JP H07285041 A JPH07285041 A JP H07285041A JP 7751194 A JP7751194 A JP 7751194A JP 7751194 A JP7751194 A JP 7751194A JP H07285041 A JPH07285041 A JP H07285041A
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JP
Japan
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pinion
differential
pair
gear
shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP7751194A
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English (en)
Inventor
武雄 ▲吉▼地
Takeo Kichiji
Kazutoshi Takada
計利 高田
Shinobu Kobayashi
忍 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 1対のピニオンを1対の差動ギアに噛み合わ
せた状態でワッシャと共にデフケースの1対のピニオン
支承部に確実に能率良く装着できるようにする。 【構成】 第1と第2の1対のピニオンホルダ6、7を
設け、第1ピニオンホルダ6に伸び側に付勢されるダミ
ーシャフト64を介して一方のピニオンCとワッシャC
Wを重ねた状態で保持し、第2ピニオンホルダ7に他方
のピニオンCを保持する。両ピニオンホルダ6、7によ
り両ピニオンCをデフケースAに装着した1対の差動ギ
アBにデフケースAの両側の開口部A1において噛合さ
せ、第1ピニオンホルダ6からダミーシャフト64を押
出してこれを両ピニオンCに嵌合させる。両ピニオンC
を公転させて両ピニオン支承部A3に送り込む。ダミー
シャフト64の端部が孔A3aに嵌合して両ピニオンC
が芯決めされ、ダミーシャフトを押出しつつピニオンシ
ャフトDを孔A3aに挿入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、周囲両側の開口部を有
するディファレンシャルケースの軸方向両側のギア支承
部に1対の差動ギアを装着し、前記両開口部の対向方向
と直交方向に対向する1対のピニオン支承部に1対のピ
ニオンを該各ピニオンの背面にワッシャを重ねた状態で
装着してディファレンシャルを組立る、ディファレンシ
ャルの組立方法及び組立装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のディファレンシャルの組
立に際しては、先ず各差動ギアを各ギア支承部に装着
し、次に1対のピニオンをディファレンシャルケースの
両側の開口部において両差動ギアに噛み合わせ、この状
態で各ピニオンをその背面に重ねたワッシャと共に各ピ
ニオン支承部の内側に押し込み、最後に両ピニオン支承
部に形成したピニオンシャフト孔に両ピニオンを通して
ピニオンシャフトを嵌挿し、各ピニオンを各ピニオン支
承部に装着している。ここでディファレンシャルケース
のギア支承部に差動ギアを自動的に装着する差動ギアの
組立装置は特開平5−146927号公報により従来公
知であるが、ピニオンの装着は専ら人手によって行うを
一般としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したピニオンの装
着作業に際しては、ワッシャを押え付けたままピニオン
をピニオン支承部に押し込む必要があり、更にはピニオ
ンをピニオンシャフト孔に盲作業で芯合わせしなければ
ならず、また、ピニオン支承部にピニオンを或る程度押
し込むとワッシャを手で押え付けられなくなるためワッ
シャがピニオンに対しずれることがあり、この場合には
薄い専用工具をピニオンとピニオン支承部との間に差し
込んでワッシャのずれを修正する必要があり、作業が面
倒になって能率が悪くなる不具合がある。本発明は、以
上の点に鑑み、ピニオンの装着作業を能率良く行い得ら
れるようにし、更には、ディファレンシャルの組立作業
の自動化も図れるようにすることをその目的としてい
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本発明は、周面両側の開口部を有するディファレンシャ
ルケースの軸方向両側のギア支承部に1対の差動ギアを
装着し、前記両開口部の対向方向と直交方向に対向する
1対のピニオン支承部に1対のピニオンを該各ピニオン
の背面にワッシャを重ねた状態で装着してディファレン
シャルを組立る装置において、各差動ギアを前記各ギア
支承部に装着する1対のギアホルダと、少なくとも一方
の差動ギアをギアホルダを介して回転させる駆動手段
と、前記各開口部に向けて内方に移動自在な第1と第2
の1対のピニオンホルダとを備え、第1ピニオンホルダ
に、伸縮自在で且つ伸び側に付勢されるダミーシャフト
を抜差自在として、一方のピニオンをその背面にワッシ
ャを重ねた状態でダミーシャフトを介して第1ピニオン
ホルダに保持可能とすると共に、ダミーシャフトを内方
に押出す押出し手段を第1ピニオンホルダに設け、第2
ピニオンホルダに内方に出没自在なピンを設けて、他方
のピニオンをその背面にワッシャを重ねた状態で該ピン
を介して第2ピニオンホルダに保持可能とし、更に、第
1と第2の各ピニオンホルダに、前記各ピニオン支承部
の側縁に向かってのびる、各ピニオンのワッシャの背面
に当接可能なガイド部材を設けたことを特徴とする。
【0005】
【作用】第1ピニオンホルダと第2ピニオンホルダとに
夫々ダミーシャフトとピンとを介して一方と他方のピニ
オンを夫々背面にワッシャを重ねた状態で保持させる。
そして、1対のギアホルダにより1対の差動ギアをディ
ファレンシャルケースの1対のギア支承部に装着した
後、両ピニオンホルダを内方に移動させる。これによれ
ば、ディファレンシャルケースの両側の開口部において
1対のピニオンが1対の差動ギアに両側から噛み合う。
【0006】次に、押出し手段により第1ピニオンホル
ダからダミーシャフトを内方に押出して、該シャフトを
両ピニオンに該両ピニオンのワッシャに亘って嵌挿させ
る。この際、第2ピニオンホルダのピンはダミーシャフ
トに押されて第2ピニオンホルダ側に没入する。
【0007】次に、駆動手段によりギアホルダを介して
少なくとも一方の差動ギアを回転させる。これによれば
両ピニオンが公転して、各ピニオンが各開口部から各ピ
ニオン支承部に移行する。この際、各ワッシャは各ピニ
オンホルダに設けたガイド部材に案内されてダミーシャ
フトに嵌合したまま各ピニオンと一体に動き、ピニオン
に対するワッシャのずれは生じない。そして、ダミーシ
ャフトの軸線が両ピニオン支承部のピニオンシャフト孔
の孔軸に合致したところでダミーシャフトの両端部が自
己の付勢力で両ピニオンシャフト孔に嵌合し、両ピニオ
ンがワッシャと共にピニオンシャフト孔に対し芯決めさ
れる。
【0008】次に、一方のピニオン支承部のピニオンシ
ャフト孔からピニオンシャフトを押込む。これによれ
ば、他方のピニオン支承部のピニオンシャフト孔からダ
ミーシャフトが押出され、両ピニオンシャフト孔間に両
ピニオン及びワッシャを通してピニオンシャフトが嵌挿
され、ピニオンの装着が完了する。
【0009】この場合、前記各ピニオンホルダに各ピニ
オンの歯溝に係合可能な位相決め部材を設けておけば、
各ピニオンホルダの内方への移動で各ピニオンを差動ギ
アに確実に噛み合わせることができ、有利である。ま
た、前記両ピニオン支承部に形成したピニオンシャフト
孔に一方のピニオン支承部側からピニオンシャフトを嵌
挿するシャフト押込み手段を設けておけば、ピニオンシ
ャフトの押込み作業を含む全ての作業を自動化できる。
【0010】
【実施例】図示の実施例は、図12に示す如きディファ
レンシャルケースAに1対の差動ギアBと1対のピニオ
ンCとを装着してディファレンシャルを組立る装置に本
発明を適用したものである。ディファレンシャルケース
Aの周囲両側には開口部A1、A1が形成されており、
該ケースAの軸方向両側のギア支承部A2、A2に1対
の差動ギアB、Bを夫々背面にワッシャBWを重ねた状
態で装着すると共に、両開口部A1、A1の対向方向と
直交方向に対向する該ケースAの1対のピニオン支承部
A3、A3に1対のピニオンC、Cを夫々背面にワッシ
ャCWを重ねた状態で装着し、両ピニオン支承部A3、
A3に形成したピニオンシャフト孔A3a、A3a間に
両ピニオンC、C及びワッシャCW、CWを通してピニ
オンシャフトDを嵌挿し、ディファレンシャルを小組み
する。尚、後工程で両差動ギアB、Bに両ギア支承部A
2、A2に形成したドライブシャフト孔A2a、A2a
を通してドライブシャフトをセレーション嵌合させ、更
に、一方のギア支承部A2の外周に形成したフランジA
4にリングギアを組付ける。また、各ピニオン支承部A
3の内面は凹球面に形成されており、各ピニオンCの背
面及びワッシャCWも球面状に形成されている。
【0011】ディファレンシャルの組立装置は、図1及
び図2に示す如く、第1と第2の2つのステーションS
T1、ST2を備えており、ディファレンシャルケース
Aをパレット1に載置した状態で搬送レール2に沿って
両ステーションST1、ST2に順に搬送し、第1ステ
ーションST1で差動ギアBとピニオンCの組付けを行
い、第2ステーションST2でピニオンシャフトDの組
付けを行うようにした。
【0012】ディファレンシャルケースAはパレット1
に軸方向を上下方向に向けた垂直姿勢で載置されてお
り、パレット1に、図3乃至図5に示す如く、下方のギ
ア支承部A2に突設した筒部A2bを嵌合させるボス部
1aを設けて、ディファレンシャルケースAをパレット
1上に位置決めして載置し得るようにした。ディファレ
ンシャルケースAには予め1対の差動ギアB、Bが上下
に重ねた状態で収納されており、パレット1に両差動ギ
アB、Bを定位置に保持する1対のクランプ部材1b、
1bを設けた。各クランプ部材1bはパレット1に立設
した支軸1cに旋回自在に枢支されており、各クランプ
部材1bをディファレンシャルケースAの各開口部A1
に向けて内方に旋回させたとき、クランプ部材1bの先
端の爪部1dが両差動ギアB、Bの歯溝に係合して両差
動ギアB、Bが位相合わせされ、更に、クランプ部材1
bの先端に爪部1dの上方に位置させて取付けた押え片
1eが上側の差動ギアBの背面のワッシャBWに当接し
て、両差動ギアB、BがワッシャBW、BWと共に押え
付けられるようにした。
【0013】また、パレット1上に前記両クランプ部材
1b、1bと協働する1対のロック部材1f、1fを設
け、該各ロック部材1fにより各クランプ部材1bを内
方のクランプ位置と外方のアンクランプ位置とにロック
自在とした。各ロック部材1fは水平の枢支ピン1gに
よって上下方向に揺動自在に支持されており、ロック部
材1fを先端側が下がる方向にばね1hで付勢すると共
に、ロック部材1fの先端部にピン1iを垂設し、一
方、クランプ部材1bの尾端部にクランプ位置でピン1
iに整合する第1係合孔1jと、アンクランプ位置でピ
ン1iに整合する第2係合孔1kとを形成し、該各係合
孔1j、1kにピン1iを嵌合させてクランプ部材1b
をクランプ位置とアンクランプ位置とにロックし得るよ
うにした。ここで、クランプ部材1bはその尾端部に連
結したばね1mでアンクランプ位置側に付勢されてお
り、ロック部材1fをばね1hに抗して揺動させてピン
1iを第1係合孔1jから抜くと、クランプ部材1bが
クランプ位置からアンクランプ位置にばね1mの付勢力
で旋回復帰する。また、パレット1には、ディファレン
シャルケースAのフランジA4に形成した孔に係合し
て、ディファレンシャルケースAを開口部A1、A1が
搬送方向と直交方向、即ち、左右方向を向くように位相
決めするピン1nが設けられている。
【0014】第1ステーションST1には、図6に示す
如く、パレット1上の各ロック部材1fをばね1hに抗
して揺動させる1対のロック解除シリンダ3と、ディフ
ァレンシャルケースAに収納した1対の差動ギアB、B
を上下のギア支承部A2、A2に装着する上下1対のギ
アホルダ4、5と、1対のピニオンC、Cを組付ける左
右1対のピニオンホルダ6、7とが設けられている。各
ギアホルダ4、5は差動ギアBを芯決めして把持するコ
レットチャック40、50を備えている。コレットチャ
ック40、50は、差動ギアBに嵌合する先端のコレッ
ト部40a、50aと、コレット部を拡径するドローバ
ー40b、50bと、ドローバーを押し引きするシリン
ダ40c、50cとで構成されている。
【0015】上側ギアホルダ4のコレットチャック40
は第1ステーションST1の上方に設けた垂直の支持板
41に昇降自在に支持されている。これを詳述するに、
支持板41に固定した垂直の第1ガイドレール41aに
摺動自在に係合する第1スライダ42を設けて、該第1
スライダ42にコレットチャック40をこれに固定した
上方にのびる中空軸40dを介して回転自在に支持させ
ると共に、支持板41の上端の架台41bに立設した第
1シリンダ43から下方にのびるピストンロッド43a
の下端に図7に示す如く第2シリンダ44を連結し、該
第2シリンダ44から下方にのびるピストンロッド44
aを第1スライダ42に固定のブラケット42aに挿通
して、該ピストンロッド44aにその下端に取付けたば
ね受け44b上のばね44cを介して第1スライダ42
を弾性的に支持させるようにした。そして、第1シリン
ダ43のピストンロッド43aの下動で第1スライダ4
2を介してコレットチャック40を下動させて、コレッ
ト部40aをディファレンシャルケースAの上側のドラ
イブシャフト孔A2aを通して上側の差動ギアBに嵌合
させ、次いでシリンダ40cによるドローバー40bの
引上げでコレット部40aを拡径して上側の差動ギアB
を把持し、この状態で第2シリンダ44のピストンロッ
ド44aを上動させてコレットチャック40を引上げ、
上側の差動ギアBを上側のギア支承部A2にワッシャB
Wと共に装着し得るようにした。尚、第2シリンダ44
の振れを生じないよう、前記第1ガイドレール41aに
第1スライダ42の上方位置で係合する第2スライダ4
5を設け、該第2スライダ45に第2シリンダ44を支
持させた。
【0016】また、前記架台41bに回転駆動源たるナ
ットランナ46を搭載し、ナットランナ46に連結され
る異形断面の回転軸46aを前記中空軸40dの上端に
キー40eで回り止めして装着したスリーブ40fに摺
動自在に且つ相対回転不能に挿通し、ナットランナ46
によりコレットチャック40を介して上側の差動ギアB
を回転し得るようにした。
【0017】更に、前記支持板41の下部に垂直の第2
ガイドレール41cを固定して、該レール41cにディ
ファレンシャルケースAを上方から押えるケース押え4
7を摺動自在に係合させ、支持板41に取付けたシリン
ダ48によりケース押え47を上下動させるようにし
た。また、ケース押え47の下部両脇にディファレンシ
ャルケースAの各ピニオン支承部A3に向かってシリン
ダ47aにより進退される1対のスライダ47b、47
bを設け、各スライダ47bに各ピニオンシャフト孔A
3aに挿入される、ばね47cで先方に付勢されるクッ
ションピン47dと、該ピン47dの退動を検出する近
接スイッチ47eとを設けた。
【0018】下側ギアホルダ5のコレットチャック50
は第1ステーションST1の下側にシリンダ51により
上下動されるように設けられている。そして、コレット
チャック50の上動でコレット部50aをディファレン
シャルケースAの下側のドライブシャフト孔A2aを通
して下側の差動ギアBに嵌合させ、次にシリンダ50c
によりドローバー50bを介してコレット部50aを拡
径させ、下側の差動ギアBを下側のギア支承部A2にワ
ッシャBWと共に装着保持し得るようにした。
【0019】前記両ピニオンホルダ6、7は、図6に示
す如く、第1ステーションST1の両側にディファレン
シャルケースAの両側の開口部A1、A1に向けて夫々
内方に移動自在に設けられており、本実施例では各ピニ
オンホルダ6、7の筒状のヘッド部60、70をモータ
61、71により水平軸線回りに回動されるアーム6
2、72に取付けて、各ヘッド部60、70を上向き姿
勢となる外方の退避位置から各開口部A1に向けて内方
に旋回移動させ、各アーム62、72に当接するストッ
パ63、73により各ヘッド部60、70を水平姿勢と
なる所定の組付位置に制止し得るようにした。
【0020】両ピニオンホルダ6、7の一方の第1ピニ
オンホルダ6のヘッド部60には、伸縮自在で且つ内蔵
のばね63aにより伸び側に付勢されるダミーシャフト
64(図11参照)が抜差自在に保持されており、一方
のピニオンCをその背面にワッシャCWを重ねた状態で
ダミーシャフト64を介して第1ピニオンホルダ6に保
持し得るようにした。
【0021】また、他方の第2ピニオンホルダ7のヘッ
ド部70には内方に出没自在なピン74が設けられてお
り、他方のピニオンCをその背面にワッシャCWを重ね
た状態でピン74を介して第2ピニオンホルダ7に保持
し得るようにした。この場合、ピン74をばねで内方に
付勢されるクッションピンで構成しても良いが、本実施
例ではヘッド部70に組込んだシリンダ70bによりピ
ン74を出没させるようにした。
【0022】両ピニオンホルダ6、7には、更に、図8
に示す如く、ピニオンCの歯溝に係合可能な位相決め部
材65、75と、ディファレンシャルケースAの各ピニ
オン支承部A3の側縁に向かってのびる、ピニオンCの
ワッシャCWの背面に当接可能なガイド部材66、76
とが設けられている。位相決め部材65、75は、ピニ
オンCの歯溝に係合する内側の係合位置と外側の退避位
置とに揺動自在となるように枢支ピン65a、75aを
介してヘッド部60、70に枢支されており、位相決め
部材65、75をばね65b、75bで係合位置に付勢
すると共に、位相決め部材65、75に背方から当接す
るプッシュロッド65c、75cを設けて、該プッシュ
ロッド65c、75cにより位相決め部材65、75を
ばね65b、75bに抗して退避位置に押圧揺動し得る
ようにした。また、位相決め部材65、75の先端にピ
ニオンCの歯山に当接する係合ピン65d、75dを取
付け、該ピン65d、75dによりピニオンCを抜け止
めし得るようにした。
【0023】前記ガイド部材66、76はヘッド部6
0、70に対し内方に進退自在に且つばね66a、76
aで外方に付勢して設けられている。そして、ヘッド部
60、70の先端部のガイド部材66、76側の側面に
内側に窪ませた段差部60a、70aを形成して、ワッ
シャCWが段差部60a、70aにおいてヘッド部6
0、70の先端面の外側に張り出すようにし、更に、ガ
イド部材66、76の先端部を段差部60a、70aに
入り込むように内側に膨出させ、ガイド部材66、76
を内方に前進させたとき、ガイド部材66、76の先端
面がヘッド部60、70から張り出すワッシャCWの部
分に当接するようにした。また、ヘッド部60、70の
先端面とガイド部材66、76の先端面とは共にピニオ
ン支承部A3の内面と同一曲率の凹球面に形成されてお
り、ヘッド部60、70を組付位置に移動すると共にガ
イド部材66、76を内方に前進させたとき、ヘッド部
60、70の先端面からガイド部材66、76の先端面
を介してピニオン支承部A3の内面に至る連続した凹球
面状のガイド面が形成されるようにした。尚、ガイド部
材66、76をヘッド部60、70に対し進退自在とし
たのは、ガイド部材66、76をワッシャCWの背面に
当接する内方位置に保持したままではヘッド部60、7
0を組付位置に旋回移動する際にガイド部材66、76
がディファレンシャルケースAに干渉するためであり、
干渉のおそれがなければヘッド部60、70にガイド部
材66、76を一体的に形成しても良い。
【0024】前記両ピニオンホルダ6、7の配置部外方
には夫々押圧シリンダ67、77が設けられている。そ
して、第1ピニオンホルダ6のヘッド部60に外方から
プッシュロッド68を挿入し、該プッシュロッド68と
位相決め部材65用の前記プツシュロッド65cとを共
通の可動子69に連結すると共に、該可動子69にガイ
ド部材66の尾端に対向する当接部69aを設け、ヘッ
ド部60を組付位置に移動したとき可動子69が押圧シ
リンダ67に対向し、押圧シリンダ67の作動で可動子
69を介してプッシュロッド65cが内方に前進して位
相決め部材65が外側の退避位置に揺動されると共に、
ガイド部材66が内方に前進され、更にプッシュロッド
68が内方に前進してダミーシャフト64がヘッド部6
0から押し出されるようにした。
【0025】また、第2ピニオンホルダ7のガイド部材
76の尾端に屈曲部76bを形成して、該屈曲部76b
に位相決め部材75用のプッシュロッド75cを連結
し、ヘッド部76を組付位置に移動したとき屈曲部76
bが押圧シリンダ77に対向し、押圧シリンダ77の作
動でガイド部材76が内方に前進されると共に、プッシ
ュロッド75cが内方に前進して位相決め部材75が外
側の退避位置に揺動されるようにした。
【0026】第1ステーションST1における組立作業
に際しては、先ず、第1と第2の両ピニオンホルダ6、
7のヘッド部60、70を退避位置に旋回した状態で第
1ピニオンホルダ6のヘッド部60にダミーシャフト6
4を挿入して、該シャフト64に一方のピニオンCをそ
の背面にワッシャCWを重ねた状態で外嵌セットすると
共に、第2ピニオンホルダ7のピン74に他方のピニオ
ンCをその背面にワッシャCWを重ねた状態でセットし
ておく。そして、パレット1が第1ステーションST1
に搬入されたとき、ケース押え47を下降させてパレッ
ト1上のディファレンシャルケースAを押え付けると共
に、ケース押え47に設けた1対のスライダ47b、4
7bを前進させて、各スライダ47bに設けたクッショ
ンピン47dを各ピニオン支承部A3のピニオンシャフ
ト孔A3aに挿入する。次に、上側のギアホルダ4のコ
レットチャック40を下降させると共に下側のギアホル
ダ5のコレットチャック50を上昇させ、各コレットチ
ャック40、50のコレット部40a、50aをディフ
ァレンシャルケースAに上下に重ねて収納されている各
差動ギアBに嵌合させ、各コレット部40a、50aを
拡径させて各差動ギアBを把持する。
【0027】次に、ロック解除シリンダ3によりパレッ
ト1上のロック部材1fを一旦上方に揺動させてパレッ
ト1上のクランプ部材1bをアンクランプ位置に揺動復
帰させ、次いで上側ギアホルダ4のコレットチャック4
0を上昇させる。これによれば、上側の差動ギアBが上
側ギアホルダ4によりワッシャBWと共に上側のギア支
承部A2に装着され、下側の差動ギアBが下側ギアホル
ダ5によりワッシャBWと共に下側のギア支承部A2に
装着保持される。また両差動ギアB、Bはクランプ部材
1bの爪部1dで決められた所定の位相に保たれる。
【0028】次に、第1と第2の両ピニオンホルダ6、
7のヘッド部60、70を組付位置に旋回移動し、図1
1(a)に示す如く1対のピニオンC、Cをディファレ
ンシャルケースAの両側の開口部A1、A1において前
記両差動ギアB、Bに噛み合わせる。この際、両差動ギ
アB、Bが上記の如く所定の位相に保持され、更に、両
ピニオンC、Cも両ピニオンホルダ6、7の位相決め部
材65、75により所定の位相に保持されているため、
両ピニオンC、Cは両差動ギアB、Bに確実に噛み合
う。
【0029】次に、両ピニオンホルダ6、7の押圧シリ
ンダ67、77を作動させて、図11(b)に示す如く
各ピニオンホルダ6、7の位相決め部材65、75を外
側の退避位置に揺動させると共に、ガイド部材66、7
6を内方に前進させ、更に、プッシュロッド68の内方
への前進で第1ピニオンホルダ6からダミーシャフト6
4を押し出し、該シャフト64を両ピニオンC、Cにそ
の背面のワッシャCW、CWに亘って嵌挿させる。この
際、第2ピニオンホルダ7のピン74を内方に押圧する
ヘッド部70内のシリンダ70bを大気開放して、ダミ
ーシャフト64によりピン74をヘッド部70に没入さ
せる。
【0030】次に、ナットランナ46を作動させて上側
ギアホルダ4のコレットチャック40を介して上側の差
動ギアBを回転させる。これによれば、両ピニオンC、
Cが自転しつつ公転して開口部A1、A1からピニオン
支承部A3、A3に移行する。この際、各ワッシャCW
は各ガイド部材66、76に案内されてダミーシャフト
64に嵌合したまま各ピニオンCと一体に公転し、ピニ
オンCに対するワッシャCWのずれは生じない。そし
て、ダミーシャフト64の軸線が両ピニオン支承部A
3、A3のピニオンシャフト孔A3a、A3aの孔軸に
合致したところで、図11(c)に示す如くダミーシャ
フト64の両端部が自己の付勢力によりピニオンシャフ
ト孔A3a、A3aに嵌合し、両ピニオンC、Cがワッ
シャCW、CWと共に両ピニオン支承部A3、A3に芯
決めされた状態で装着される。尚、ダミーシャフト64
がピニオンシャフト孔A3aに嵌合すると、各クッショ
ンピン47dがダミーシャフト64に押されて退動して
近接スイッチ47eがオンし、これによりナットランナ
46が停止される。また、各クッションピン47dによ
りダミーシャフト65が軸線方向一方側にのみ伸びるこ
とが阻止されるから、ダミーシャフト64の両端部が両
側のピニオンシャフト孔A3a、A3aに確実に嵌合す
る。
【0031】次に、両ピニオンホルダ6、7を退避位置
に復帰させると共に、各ギアホルダ4、5のコレットチ
ャック40、50による各差動ギアBの把持を解いて、
コレットチャック40、50を原位置に復帰させ、更に
ケース押え47を上昇させた後、パレット1を第1ステ
ーションST1から第2ステーションST2に搬送す
る。
【0032】第2ステーションST2には、図9及び図
10に示す如く、パレット1をリフトアップして90゜
旋回させるインデックステーブル8と、シャフト押込み
手段9と、ダミーシャフト64を回収するシュータ10
とが設けられている。
【0033】シャフト押込手段9は、パレット1の90
゜旋回でディファレンシャルケースAのピニオン支承部
A3、A3が横方向を向くのに合わせて第2ステーショ
ンST2の横方向一側部に配置されている。シャフト押
込手段9は、ピニオンシャフトDを供給するシュータ9
0と、シュータ90から供給されるピニオンシャフトD
を受取るシャフト受け91と、シャフト受け91上のピ
ニオンシャフトDを押出すプッシャー92とで構成され
ている。
【0034】シャフト受け91は、横方向に長手のガイ
ドレール93に摺動自在に係合させた第1スライダ91
a上に、ディファレンシャルケースAのピニオンシャフ
ト孔A3aの孔軸と同心になるように筒状のシャフト保
持部91bを設けて成るもので、シャフト保持部91b
の中間部分に上方に開口するピニオンシャフトDの投入
口91cを形成した。
【0035】プッシャー92は、前記ガイドレール93
に前記第1スライダ91aよりも外方位置において摺動
自在に係合させた第2スライダ92aと、第2スライダ
92aを進退させるシリンダ92bと、第2スライダ9
2aに固定した、前記シャフト保持部91bに挿入され
るプッシュロッド92cとで構成されている。
【0036】第1スライダ91aは、1対のストッパ9
1d、91eにより移動ストロークが規制されると共
に、ばね91fにより内方に付勢されており、更に、第
1スライダ91aに、第2スライダ92aに固定の連結
片92dを貫通して外方にのびる連結ロッド91gを固
定した。図中92eは第2スライダ92aの内方への移
動ストロークを規制するストッパである。
【0037】以上の構成によれば、シリンダ92bによ
り第2スライダ92aを外方に後退させると、当初は第
2スライダ92aのみが動いてプッシュロッド92cが
シャフト保持部91bの投入口91cより外方部分に移
動し、次いで第2スライダ92aの連結片92dが連結
ロッド91gの外端に係合して、該ロッド91gを介し
て第1スライダ91aが外方に牽引される。そして、投
入口91がシュータ90の直下位置に移動したところで
第1スライダ91aの外方への後退がストッパ91eに
より規制され、この状態でシュータ90から図外の切出
機構により1個のピニオンシャフトDを供給し、投入口
91cを介してシャフト保持部91bにピニオンシャフ
トDを落し込む。
【0038】第2ステーションST2にパレット1が搬
送されたときは、先ず、インデックステーブル8により
パレット1をリフトアップして90゜旋回させ、次いで
シリンダ92bにより第2スライダ92aを内方に前進
させる。これによれば、ばね91fにより第1スライダ
91aが内方に前進し、シャフト保持部91bの先端が
パレット1上のディファレンシャルケースAの一方のピ
ニオン支承部A3の外面近傍に到達したところで第1ス
ライダ91aの内方への前進がストッパ91dで規制さ
れる。以後、第2スライダ92aが引続き内方に前進
し、プッシュロッド92cによりピニオンシャフトDが
シャフト保持部91bから押出される。これによれば、
図11(d)に示す如く一方のピニオン支承部A3のピ
ニオンシャフト孔A3aから他方のピニオン支承部A3
のピニオンシャフト孔A3aに向かってダミーシヤフト
64を押出しつつピニオンシャフトDが押込まれ、両ピ
ニオンシャフト孔A3a、A3a間に両ピニオンC、C
及びワッシャCW、CWを通してピニオンシャフトDが
嵌挿される。尚、ピニオンシャフトDが正規位置に押込
まれたところで第2スライダ92aの内方への前進がス
トッパ92eで規制され、また、押出されたダミーシャ
フト64は第2ステーションST2の横方向他側部に設
けるシュータ10に落し込まれて回収される。
【0039】ところで、上記実施例では1対のピニオン
C、Cを公転させて1対のピニオン支承部A3、A3に
装着する際、上側の差動ギアBのみを回転させるように
したが、上側と下側の両差動ギアB、Bを同期回転させ
るようにしても良い。然し、これでは上下両側のギアホ
ルダ4、5に夫々上記したナットランナ46等から成る
駆動手段を設ける必要があって構造が複雑になり、上記
実施例の如く片側の差動ギアBのみを回転させる方が構
造を簡素化でき、有利である。更に、片側の差動ギアB
のみを回転させると、各ピニオンCが自転しつつ公転す
ることになり、この自転により両差動ギアB、Bに対す
る各ピニオンCの噛み合い状態が自動修正されて、各ピ
ニオンCが両差動ギアB、Bに正しく噛み合った状態で
各ピニオン支承部A3に装着されるようになり、この点
でも片側の差動ギアBのみを回転させることが望まし
い。
【0040】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、1対のピニオンを1対の差動ギアに噛み合わ
せた状態でワッシャと共にディファレンシャルケースの
1対のピニオン支承部に確実に能率良く装着でき、更に
は、ディファレンシャルの組立作業の自動化も図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明装置の一例の全体正面図
【図2】 図1の平面図
【図3】 ディファレンシャルケースを搬送するパレ
ットの拡大平面図
【図4】 図3のIV−IV線截断面図
【図5】 図3のV−V線截断面図
【図6】 図1のVI−VI線拡大截断面図
【図7】 図6の矢印VII方向から見た上側ギアホル
ダの正面図
【図8】 図6のVIII−VIII線から見た平面図
【図9】 第2ステーションの拡大平面図
【図10】 図9のX−X線截断面図
【図11】 (a)〜(d)ディファレンシャルの組立手順を
示す図
【図12】 (a)ディファレンシャルの分解斜視図、(b)
ディファレンシャルの縦断面図
【符号の説明】
A ディファレンシャルケース、 A1 開口部 A2 ギア支承部、 A3 ピニオン支
承部 A3a ピニオンシャフト孔、 B 差動ギア C ピニオン、 BW、CW ワッシャ D ピニオンシャフト、 4、5 ギアホルダ 46 ナットランナ(駆動手段)、 6 第1ピニオ
ンホルダ 64 ダミーシャフト、 67 押圧シリン
ダ(押出し手段) 7 第2ピニオンホルダ、 74 ピン 65、75 位相決め部材 66、76 ガイ
ド部材 9 シャフト押込み手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周囲両側の開口部を有するディファレン
    シャルケースの軸方向両側のギア支承部に1対の差動ギ
    アを装着し、前記両開口部の対向方向と直交方向に対向
    する1対のピニオン支承部に1対のピニオンを該各ピニ
    オンの背面にワッシャを重ねた状態で装着してディファ
    レンシャルを組立る方法において、 各差動ギアを前記各ギア支承部に装着する工程と、 両ピニオンを前記両開口部において両差動ギアに噛み合
    わせる工程と、 伸縮自在で且つ伸び側に付勢されるダミーシャフトを両
    ピニオンに該両ピニオンの背面に重ねたワッシャに亘っ
    て嵌挿させる工程と、 各ピニオンのワッシャの背面に前記各ピニオン支承部の
    側縁に向かってのびるガイド部材を当接させた状態で少
    なくとも一方の差動ギアを回転させて両ピニオンを公転
    させ、前記ダミーシャフトの両端部を前記両ピニオン支
    承部に形成したピニオンシャフト孔に嵌合させる工程
    と、 両ピニオン支承部のピニオンシャフト孔間にダミーシャ
    フトを押出しつつピニオンシャフトを嵌挿する工程と、 から成ることを特徴とするディファレンシャルの組立方
    法。
  2. 【請求項2】 周囲両側の開口部を有するディファレン
    シャルケースの軸方向両側のギア支承部に1対の差動ギ
    アを装着し、前記両開口部の対向方向と直交方向に対向
    する1対のピニオン支承部に1対のピニオンを該各ピニ
    オンの背面にワッシャを重ねた状態で装着してディファ
    レンシャルを組立る装置において、 各差動ギアを前記各ギア支承部に装着する1対のギアホ
    ルダと、 少なくとも一方の差動ギアをギアホルダを介して回転さ
    せる駆動手段と、 前記各開口部に向けて内方に移動自在な第1と第2の1
    対のピニオンホルダとを備え、 第1ピニオンホルダに、伸縮自在で且つ伸び側に付勢さ
    れるダミーシャフトを抜差自在として、一方のピニオン
    をその背面にワッシャを重ねた状態でダミーシャフトを
    介して第1ピニオンホルダに保持可能とすると共に、ダ
    ミーシャフトを内方に押出す押出し手段を第1ピニオン
    ホルダに設け、 第2ピニオンホルダに内方に出没自在なピンを設けて、
    他方のピニオンをその背面にワッシャを重ねた状態で該
    ピンを介して第2ピニオンホルダに保持可能とし、 更に、第1と第2の各ピニオンホルダに、前記各ピニオ
    ン支承部の側縁に向かってのびる、各ピニオンのワッシ
    ャの背面に当接可能なガイド部材を設けたことを特徴と
    するディファレンシャルの組立装置。
  3. 【請求項3】 前記各ピニオンホルダに各ピニオンの歯
    溝に係合可能な位相決め部材を設けたことを特徴とする
    請求項2に記載のディファレンシャルの組立装置。
  4. 【請求項4】 前記両ピニオン支承部に形成したピニオ
    ンシャフト孔に一方のピニオン支承部側からピニオンシ
    ャフトを嵌挿するシャフト押込み手段を設けたことを特
    徴とする請求項2又は3に記載のディファレンシャルの
    組立装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015123513A (ja) * 2013-12-25 2015-07-06 トヨタ自動車株式会社 ダミーシャフト及びダミーシャフトを用いるデファレンシャルユニットの組立装置並びにデファレンシャルユニットの製造方法
CN114939782A (zh) * 2022-05-27 2022-08-26 江西新驱变速科技有限公司 一种差速器外壳装配装置
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