JP3046790U - 写真などを送ることができる葉書および葉書セット - Google Patents

写真などを送ることができる葉書および葉書セット

Info

Publication number
JP3046790U
JP3046790U JP1997008324U JP832497U JP3046790U JP 3046790 U JP3046790 U JP 3046790U JP 1997008324 U JP1997008324 U JP 1997008324U JP 832497 U JP832497 U JP 832497U JP 3046790 U JP3046790 U JP 3046790U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
postcard
transparent film
photograph
adhered
adhesive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1997008324U
Other languages
English (en)
Inventor
雅宣 坂本
Original Assignee
坂本文具株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 坂本文具株式会社 filed Critical 坂本文具株式会社
Priority to JP1997008324U priority Critical patent/JP3046790U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3046790U publication Critical patent/JP3046790U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Credit Cards Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 郵便を利用して写真などを送ることができる
葉書および葉書セットを提供する。 【構成】 裏面に接着可能で面積が葉書1面積の30%
以上である透明フィルム2を取付けて、裏面と該透明フ
ィルム2との間に写真3などのシート状材料を挟み込む
ことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、郵便葉書を利用して、発信人が写真などのシート状材料を受信人が 見得る状態で郵送することができる葉書および葉書セットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
郵便葉書は、親しい者への時候の挨拶や近況報告、絵葉書を利用した旅行先か らの連絡、電気会社、ガス会社、電話会社、水道局などからの利用状況や決済状 況の通知、各種企業からのダイレクトメールによる宣伝広告など各種の利用がな されている。
【0003】 特に、個人的な通信手段として葉書を利用する場合には、発信者やその家族の 写真を葉書裏面に印刷したり、該写真を接着可能なシール部材に印刷して貼り付 けることなどが行なわれている。
【0004】 また、上記した電気会社等からの通知の場合には個人情報の保護を図るために 葉書裏面に剥離可能な不透明フィルムを貼り付けた状態で受信人に発信すること も行なわれている。
【0005】 さらに、葉書裏面に写真などの薄いシート状のものを挟み込んで貼り付けるた めの接着可能な透明フィルムもそれなりに販売されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、写真を葉書に印刷したり、葉書に貼り付けるためのシールに印 刷する場合にはその特別な印刷のために印刷会社などに注文しなければならず、 したがって、1枚や2枚といった少ない枚数を注文することは実際的ではなく、 通常は数十枚または百枚単位で印刷を注文することとなるので、ある特定の受信 人に対して特定の写真を葉書で送るといった場合には現実的に利用することがで きない。
【0007】 また、剥離可能な不透明フィルムを葉書裏面に貼り付けるのは、受信者の個人 情報を保護する目的であるから受信者はフィルムを剥離しなければその情報に接 することができず、特に保護する必要のない写真などの情報を受信者に送るため のものとはなっていない。
【0008】 また、市販の透明フィルムを通常の葉書に貼り付けた場合には、挟み込んだ写 真等を取り出すためにフィルムを剥がす際に写真の表面や通信文を書いた葉書裏 面の表面の剥がれてしまいがちであり、葉書を受け取った者がきれいな状態で写 真等を取り出すことは困難である。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記したような従来の葉書による通信手段では解決されていない課題 を解消するために創案されたものであって、以下のような構成を有するものであ る。
【0010】 (1) 裏面に接着可能で面積が葉書面積の30%以上である透明フィルムを取 付けて、裏面と該透明フィルムとの間に写真などのシート状材料を挟み込むこと ができることを特徴とする写真などを送ることができる葉書。
【0011】 (2) 接着可能な透明フィルムが再剥離可能なものであることを特徴とする前 記(1)項に記載の写真などを送ることができる葉書。
【0012】 (3) 接着可能な透明フィルムに装飾的模様や文字のどちらか一方又は双方が 印刷されていることを特徴とする前記(1)項または(2)項に記載の写真など を送ることができる葉書。
【0013】 (4) 少なくとも葉書の裏面が合成紙であることを特徴とする前記(1)〜( 3)項の何れか1つに記載の写真などを送ることができる葉書。
【0014】 (5) 葉書と葉書面積の30%以上の面積を有する接着可能な透明フィルムと から成り、該葉書の裏面と該透明フィルムとの間に写真などのシート状材料を挟 み込むことができることを特徴とする写真などを送ることができる葉書セット。
【0015】 (6) 接着可能な透明フィルムが再剥離可能なものであることを特徴とする前 記(5)項に記載の写真などを送ることができる葉書セット。
【0016】 (7) 接着可能な透明フィルムに装飾的模様や文字のどちらか一方又は双方が 印刷されていることを特徴とする前記(5)項または(6)項に記載の写真など を送ることできる葉書セット。
【0017】 (8) 少なくとも葉書の裏面が合成紙であることを特徴とする前記(5)〜( 7)項の何れか1つに記載の写真などを送ることができる葉書セット。
【0018】 (9) さらに透明フィルム表面に貼り付けるための装飾シールをも組み合わせ たことを特徴とする前記(5)〜(8)項の何れか1つに記載の写真などを送る ことができる葉書セット。
【考案の実施の形態】
上記したような本考案によるものの具体的実施の態様を添付する図面に示すも のについて説明すると、図1は、本考案で使用する葉書1のおもて面を表した図 面で、このおもて面については通常の葉書と何等相違がなく、郵便番号記載欄、 切手貼付欄、受信者や発信者の住所や氏名を記載する欄、通信文記載欄などが適 宜な構成で配置されれはよい。
【0019】 図2は、本考案による葉書1の裏面を表した図面であり、葉書裏面の面積の8 0%程度の面積を有する透明フィルム2を葉書裏面中央部分に貼り付けた場合の 状態を示していて、該葉書裏面と該透明フィルム2との間に写真3を受信者が透 明フィルム2を介して見ることができる状態に挟み込んだ状態を表しており、こ のような葉書1、写真3、透明フィルム2の3層構造を断面図的に示したものが 図3である。ここで採用する透明フィルムの材質としてはPETなどが挙げられ る。
【0020】 この場合には、例えば図4に示すように透明フィルム2の4辺の少なくとも1 辺(図4では上端辺)を葉書裏面に接着した状態としておき、透明フィルム2の 内側の接着剤塗布部分には剥離紙4を貼着しておき、実際に写真を挟み込む際に 該剥離紙4を剥がして接着剤塗布部分をあらわして葉書1の裏面に透明フィルム 2を貼り付けるものとする。
【0021】 また、この図2に示すように、透明フィルム2の面積を葉書裏面の面積の80 %程度とすれば、通常の手札サイズの写真を葉書に貼り付けるのには充分である が、例えば、証明用顔写真などのように小さなサイズの写真を使用する場合には 、葉書裏面の面積の30%程度の面積の透明フィルム2であればよく、他の部分 は通信文などの記載欄として使用することが可能である。
【0022】 このように、葉書1の裏面を写真等を挟み込むと共に通信文記載欄としても使 用するような場合には、少なくとも葉書1の裏面を合成樹脂を主原料とする合成 紙によって形成することが望ましい。このような合成紙は表面の加工性に優れて いるので、透明フィルム2を再剥離した場合でも通信文記載欄の文字が透明フィ ルム2と共に剥がれてしまうなどといったことが起こり難く、特に商品名ユポ( 王子製紙社製)などの合成紙であれば、インキで通信文を記載してもこれをはじ くことがなく、鉛筆の記載であっても充分に鮮明な文字を記載することが可能で ある。
【0023】 また、透明フィルム2を葉書1の裏面に貼り付けるための接着剤としては、ア クリル系の粘着剤により再剥離可能なものとすることが可能であり、受信者は葉 書1を受領した後に透明フィルム2を剥がして写真を取り出し、それをアルバム 等に保管等することも可能である。
【0024】 接着剤として再剥離性のあるものを使用するか否かにかかわらず、透明フィル ム2に対して接着剤を塗布する箇所は、葉書との間に挟み込む写真3に影響を与 えないように透明フィルム2の4辺の周端部に限るのが望ましいが、再剥離性に 優れた接着剤を採用する場合には写真面に対する再剥離もスムースに行なわれる ので透明フィルム2の内側面全面に接着剤を塗布してもよい。
【0025】 更に、再剥離性のある接着剤を採用する場合には受信者などが挟み込まれた写 真などを取り出し易いように、例えば図4に示すように透明フィルム2の4隅の 中の一つに接着剤を塗布しない接着剤非塗布部5を設け、そこから透明フィルム 2を剥がし易いようにしておくことが望ましい。
【0026】 また、葉書1と透明フィルム2との間に挟み込むものとしては必ずしも写真に 限らず、葉書面以下の面積で薄いシート状のものであれば何でもよく、例えば、 旅行先で入手した紅葉の葉1枚などを透明フィルム2で挟み込むことも可能であ る。
【0027】 以上は、透明フィルム2の一端部を葉書1の裏面に取り付けた状態を前提とし ているものであるが、本考案はこれに限らず、葉書1と別個に接着可能な透明フ ィルム2を用意して両者をセットとすることでも実現可能である。
【0028】 すなわち、この場合には葉書1の裏面の面積以下の面積を有する内側に接着剤 を塗布した上で剥離紙4を貼った透明フィルム2を別個に用意し、写真3などを 挟み込む際に葉書1の裏面に剥離紙を剥がした透明フィルム2を使って貼り付け ればよい。このように葉書1と別個に透明フィルム2を準備する場合には、特に 葉書1の面積の3分の1以下のような小さめの写真などを貼り付ける場合には、 発信者の所望の箇所に貼り付けて他の部分を通信文記載欄などとして利用するこ とが可能となる。
【0029】 更に、図5に若干の例を示すように、透明フィルム2自体の表面に適宜な印刷 を施しておき、写真3を挟み込んだ状態でも望ましい装飾模様やメッセージを透 明フィルム上の印刷部6によって表現することが可能であり、このようにすれば 写真3自体の表面には何ら直接的加工を施さずに、その表面を飾ったり適宜なメ ッセージを記載した状態で送ることが可能である。また、透明フィルム2の表面 には油性のマジック等で手書きすることも可能であるから、写真3を挟み込んだ 透明フィルム2の表面に通信文を書くことも可能である。
【0030】 また、透明フィルムに印刷しておく装飾模様やメッセージを例えば雑誌等の表 紙の如きものとし、自分や家族、友人などの顔写真などを挟み込むようにすれば 、あたかも雑誌等の表紙に登場したものを葉書化したが如き印象を与えるものと なって、パロディ感覚やユーモア感覚を満たすものとすることが可能となる。
【0031】 更に、図6に若干例を示すような装飾的シール7を透明フィルム2の表面に更 に貼り付けることで葉書面を飾り付けることも可能である。
【0032】
【考案の効果】
以上のような本考案によるときは、写真などのシート状材料を透明フィルムを 介して葉書裏面に貼り付けて郵送することが可能となり、特別な写真印刷などを 行なわずに所望の写真を特定の相手に対して送ることが可能となるもので、様々 なメッセージや装飾的加工を透明フィルムに行うことで写真自体を加工するのと 同じ効果を与え、且つ透明フィルムを剥離すれば写真自体には何ら加工を受けた いない状態として保存等することが可能であるから、葉書による通信の利用範囲 を拡大するものであるから、実用上その効果の大きい考案である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案で採用する葉書の表面の一例を示した説
明図である。
【図2】本考案で採用する葉書の裏面の一例を示した説
明図である。
【図3】本考案により葉書と透明フィルムの間に写真を
挟み込んだ状態の断面図である。
【図4】本考案における葉書と透明フィルムとの関係の
一例を示した説明図である。
【図5】本考案で採用される透明フィルムの表面に印刷
される装飾模様や定型的メッセージの若干例を示した説
明図である。
【図6】本考案で採用される装飾的シールを使用した場
合の1例を示した説明図である。
【符号の説明】
1 葉書 2 透明フィルム 3 写真 4 剥離紙 5 接着剤非塗布部 6 透明フィルム上の印刷部 7 装飾的シール

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裏面に接着可能で面積が葉書面積の30
    %以上である透明フィルムを取付けて、裏面と該透明フ
    ィルムとの間に写真などのシート状材料を挟み込むこと
    ができることを特徴とする写真などを送ることができる
    葉書。
  2. 【請求項2】 接着可能な透明フィルムが再剥離可能な
    ものであることを特徴とする請求項1に記載の写真など
    を送ることができる葉書。
  3. 【請求項3】 接着可能な透明フィルムに装飾的模様や
    文字のどちらか一方又は双方が印刷されていることを特
    徴とする請求項1または2に記載の写真などを送ること
    ができる葉書。
  4. 【請求項4】 少なくとも葉書の裏面が合成紙であるこ
    とを特徴とする請求項1〜3の何れか1つに記載の写真
    などを送ることができる葉書。
  5. 【請求項5】 葉書と葉書面積の30%以上の面積を有
    する接着可能な透明フィルムとから成り、該葉書の裏面
    と該透明フィルムとの間に写真などのシート状材料を挟
    み込むことができることを特徴とする写真などを送るこ
    とができる葉書セット。
  6. 【請求項6】 接着可能な透明フィルムが再剥離可能な
    ものであることを特徴とする請求項5に記載の写真など
    を送ることができる葉書セット。
  7. 【請求項7】 接着可能な透明フィルムに装飾的模様や
    文字のどちらか一方又は双方が印刷されていることを特
    徴とする請求項5または6に記載の写真などを送ること
    ができる葉書セット。
  8. 【請求項8】 少なくとも葉書の裏面が合成紙であるこ
    とを特徴とする請求項5〜7の何れか1つに記載の写真
    などを送ることができる葉書セット。
  9. 【請求項9】 さらに透明フィルム表面に貼り付けるた
    めの装飾シールをも組み合わせたことを特徴とする請求
    項5〜8の何れか1つに記載の写真などを送ることがで
    きる葉書セット。
JP1997008324U 1997-09-02 1997-09-02 写真などを送ることができる葉書および葉書セット Expired - Lifetime JP3046790U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997008324U JP3046790U (ja) 1997-09-02 1997-09-02 写真などを送ることができる葉書および葉書セット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997008324U JP3046790U (ja) 1997-09-02 1997-09-02 写真などを送ることができる葉書および葉書セット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3046790U true JP3046790U (ja) 1998-03-17

Family

ID=43181114

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1997008324U Expired - Lifetime JP3046790U (ja) 1997-09-02 1997-09-02 写真などを送ることができる葉書および葉書セット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3046790U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU759100B2 (en) Static cling greeting card
JPH01214485A (ja) 重ね通信シート用擬似接着体及びそれを用いた重ね通信シート
JP3046790U (ja) 写真などを送ることができる葉書および葉書セット
JP2003122258A (ja) 粘着ラベル類
JP3304113B2 (ja) カード発行帳票
US20040084898A1 (en) Static cling greeting card
JPH1148648A (ja) 折り畳み式ハガキ
JP3010777U (ja) ハガキ等のカード印刷物
JPH08300856A (ja) 折り畳み式郵便はがき
JP3135688B2 (ja) プリペイドカード付きシートおよびその製造方法
JP3007197U (ja) はがき用写真台紙
JP3004215U (ja) はがき等への貼着カード
JP2004306520A (ja) メモ用紙及びメモ帳
JP3056095U (ja) 写真シール貼付用カード
JPS60247596A (ja) 絵葉書作成方法
JPH0568673U (ja) 秘密文書用はがき
JP3103312B2 (ja) 印刷カード
JP3045094U (ja) 葉 書
JP3155337U (ja) 送付カード一体型マグネットシート
JP3010778U (ja) ハガキ等のカード印刷物
JP2001199179A (ja) 名 刺
JPH0582581U (ja) カード
JP2004009600A (ja) 同報通知シート組
JPH075764U (ja) 写真の裏貼り用メッセージシート
JPH0612071U (ja) プリペイドカ−ド付台紙およびハガキ