JP2001199179A - 名 刺 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 名刺の裏側に、表側に記載された書誌事項の
うちの必要事項を記載し、複数枚に分割可能の剥離紙を
貼着しておき、名刺交換した人が剥離紙を剥がして電話
帳や住所録に張り付けて使用できるようにする。 【解決手段】 表面２側に、少なくとも社名、事業所
名、マーク、営業品目、所属部署、肩書き、氏名、郵便
番号、住所、電話番号、ＦＡＸ番号、Ｅメールアドレ
ス、インターネットアドレス等の書誌事項を記載した名
刺１であって、この名刺１の裏面３側に、表面２側に記
載した書誌事項のうちの必要事項が記載されると共に、
複数枚に分割可能の剥離紙３ａ，３ｂを貼着しておき、
名刺１を交換した人が、剥離紙３ａ，３ｂを剥がして電
話帳や住所録に張り付けて使用することにより、表面２
側に記載した書誌事項を転記する必要がなく、名刺１の
使用効果が拡大される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、名刺の裏側に、表
側に記載された書誌事項のうちの必要事項を記載し、複
数枚に分割可能の剥離紙（シール）を貼着しておき、名
刺を交換した人が剥離紙を剥がして電話帳や住所録に張
り付けて使用できる名刺に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、一般に使用されている名刺は、表
面側に、社名、事業所名、マーク、営業品目、所属部
署、肩書き、氏名、郵便番号、住所、電話番号、ＦＡＸ
番号、Ｅメールアドレス、インターネットアドレス等の
書誌事項を記載し、裏面側には、英文名、所在場所の地
図などを記載している。そして、名刺を交換した人は、
名刺ファイルに整理したりして利用している。

【０００３】上記従来の名刺では、名刺ファイルに整理
しておいて、必要なときに利用するほか、別途、電話帳
や住所録に必要事項を転記して利用している。場合によ
っては、必要事項を早見表に転記しておいて、高頻度に
使用している。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の名
刺においては、必要なときに名刺自体を探して直接利用
する場合、その検索が面倒であった。また、名刺から電
話帳や住所録、あるいは早見表等に必要事項を転記して
おくのも面倒な作業であった。

【０００５】本発明は、上記の事情にかんがみなされた
もので、名刺を交換した人が、裏側に貼着されていて、
必要事項が記載されて複数枚に分割可能の剥離紙を剥が
して電話帳や住所録、早見表などに張り付け、名刺本体
とは別途使用できるようにした名刺を提供することを目
的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、表面側に、少なくとも社名、事業所名、
マーク、営業品目、所属部署、肩書き、氏名、郵便番
号、住所、電話番号、ＦＡＸ番号、Ｅメールアドレス、
インターネットアドレス等の書誌事項を記載した名刺に
おいて、上記名刺の裏面側に、表面側に記載した書誌事
項のうちの必要事項が記載されると共に、複数枚に分割
可能の剥離紙を貼着したことを特徴としている。

【０００７】

【作用】上記の構成によって本発明の名刺は、名刺を交
換した人は、名刺本体とは別に、剥離紙を剥がして電話
帳や住所録、早見表などに張り付けておき、必要に応じ
て有効に使用できる。

【０００８】

【発明の実施の形態】以下、本発明による名刺の実施の
形態を、添付の図面に基づいて具体的に説明する。

【０００９】図１ないし図３において、符号１で示す名
刺は、表面２側に、社名、事業所名、マーク、営業品
目、所属部署、肩書き、氏名、郵便番号、住所、電話番
号、ＦＡＸ番号、Ｅメールアドレス、インターネットア
ドレス等の書誌事項が記載されている。

【００１０】本発明の名刺１においては、その裏面３側
に、表面２側に記載された書誌事項のうちの必要事項が
記載されると共に、複数枚に分割可能の剥離紙３ａ，３
ｂか貼着されている。剥離紙（シール）３ａ，３ｂの裏
面には接着剤４が塗布されており、図４に示すように、
各剥離紙３ａ，３ｂを名刺１から剥ぎ取って、電話帳や
住所録、早見表などに張り付けられるようになってい
る。

【００１１】この剥離紙３ａ，３ｂは実施例のように２
枚に限らずそれ以上にしてもよく、また、それぞれに、
例えば営業品目、社名、郵便番号、住所、電話番号、Ｆ
ＡＸ番号、携帯電話番号等を記載し、周囲を飾り罫によ
って囲んで目立つようにし、紙の色も名刺本体の色とは
変えて目立つものにしてもよい。また、裏面３側の剥離
しない部分には、「こちらはシールになっております。
電話帳・住所録などに貼ってお使い下さい。」といった
メッセージを印刷しておくとよい。

【００１２】このような構成の名刺１においては、名刺
１を交換した人は、名刺本体から剥離紙を剥がして電話
帳や住所録、早見表などに張り付けておくことで、必要
に応じて有効に使用することができる。また、名刺本体
は名刺ファイルに整理しておくことで、従来と同様に利
用することができる。

【００１３】

【発明の効果】以上説明したように本発明の名刺によれ
ば、名刺の裏面側に、表面側に記載した書誌事項のうち
の必要事項が記載されると共に、複数枚に分割可能の剥
離紙を貼着したので、名刺を交換した人は、名刺から剥
離紙を剥がして電話帳や住所録、早見表などに張り付け
ておくことにより、必要に応じて有効に使用することが
できる。従って、名刺から電話帳や住所録、早見表など
に転記する必要がなく、電話帳や住所録、早見表などに
張られた剥離紙は目立つので、宣伝効果も大きい。ま
た、名刺本体は名刺ファイルに整理しておくことによ
り、従来と同様に利用することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明による名刺の表面側を示す斜視図であ
る。

【図２】同裏面側を示す斜視図である。

【図３】同裏面側を上にした側面図である。

【図４】同剥離紙を剥がして使用する状態の斜視図であ
る。

【符号の説明】 １ 名刺 ２ 表面（書誌事項を記載） ３ 裏面 ３ａ，３ｂ 剥離紙（シール）（表面側に記
載した書誌事項のうちの必要事項を記載） ４ 接着剤

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 表面側に、少なくとも社名、事業所名、
   マーク、営業品目、所属部署、肩書き、氏名、郵便番
   号、住所、電話番号、ＦＡＸ番号、Ｅメールアドレス、
   インターネットアドレス等の書誌事項を記載した名刺に
   おいて、 上記名刺の裏面側に、表面側に記載した書誌事項のうち
   の必要事項が記載されると共に、複数枚に分割可能の剥
   離紙を貼着したことを特徴とする名刺。