JPH072070U

JPH072070U - 名刺

Info

Publication number: JPH072070U
Application number: JP3805193U
Authority: JP
Inventors: 治之秋田
Original assignee: 治之秋田
Priority date: 1993-06-05
Filing date: 1993-06-05
Publication date: 1995-01-13

Abstract

(57)【要約】【目的】従来の名刺整理を住所録等で、写し変える手
間を簡単にしさらに正確なファイル作成を可能にする極
めて安価な名刺のシステムを提供することを目的とした
ものである。【構成】従来の名刺の文字列の各項目を簡単に部分的
に剥がすことが出来るように各項目に切り込み枠を施し
かつ剥離して他の紙面等へ張りつける事が可能な様に二
枚の紙によって構成された名刺である。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、名刺一般に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来からの名刺においては、名刺の材質に様々なものを使用したものや、写真を張りつけたもの、又写真技術を用いて何等かの画像を取りいれたもの、更バーコードを印刷したもの、等があるが現在のところ、名刺の整理において、名刺入れで収納する方法がほとんどであり、電子的に収納するかたちを取るにしても機器が大きいとか金額的にも比較的高価であり、さらに操作がわずらわしいとかの、種々の難点があるのが現状である。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来の名刺の整理のわずらわしさを、極めて安価な手段によって解決しようとするものである。

【０００４】本考案は名刺の整理において、名刺入れ、ケース等を使用しないで、住所録、電話帳等に、書き込むことなく簡単でしかも正確にすばやく、整理できるための名刺を提供することを目的とするものである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

課題を解決するには、名刺等、に印刷された印字の部分は、紙面に対しての比率が極め少ないものがほとんど出あるので、したがって剥離紙等、を用いて名刺大の、大きさの紙面に内容を印刷して、印刷面の印字された部分、文字、記号等、の連続した一連の各ブロック毎に、その輪郭にそって、個々のブロックを囲む様にして切り込みを入れる。

【０００６】剥離紙等の紙に、あらかじめ名刺に必要な文書項目を、いくとおりかのパターンを想定して規格を設定し、同規格にあわせて、抜き型を作りこれによって切り込みを入れておき、しかる後に切り込みの都分の囲われた内側に印刷を施す。

【０００７】

【作用】

本考案によって、名刺の印字された部分のみを住所録や電話帳等に張りこむ事が出来るようになり、名刺に印字されている名前や住所、電話番号等を改めて書き込む必要性がなくなり、極めて正確に記録できることになる。

【０００８】

【実施例】

図１は本考案より以前の名刺の概観図である。

【０００９】図２は本考案における実施例である、１は名刺表面の紙であり、その下にのり２をひいてあり、さらにその下にうら面の紙３を張りあわせたところの、側面図図である、さらにその下に表面からみた、本考案の名刺の図があり、表面の紙１と内容項目５，６，７，８，９があり各項目を囲むようにして切り込み１０が施されている。

【００１０】そして図３においては、住所録１１の紙面の上に図２における切り込みで囲われた各項目５，６，７，８，９が名刺からはがして再度張りつけられている、このようにしておくと名刺の整理が極めて簡単になるのである。

【００１３】

【考案の効果】

本考案によって名刺の整理が住所録や電話帳、ノート等によって簡単にしかもすばやく、正確にでき、そしてこの事によって名刺の収納スペースが極めて少なくてすみ、又検索の便利さもいっそう向上するので、名刺による情報交換においては非常に便利なものとなるのである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本案における以前の一実施例における大まかな
構造概観図である。

【図２】本案による一実施例による側面図と表面の図で
あるあり、紙の張りあわせと項目の切り込みが示してあ
る。

【図３】図２における項目の個々の部分を住所録に張り
こんである、ところを図示したものである。

【符号の説明】

１．．．名刺の台紙２．．．名刺の台紙の側面３．．．張り合わせ用の糊４．．．裏紙５．．．内容項目６．．．内容項目７．．．内容項目８．．．内容項目９．．．内容項目１０．．切り込み線１１．．住所録

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】上下、あるいは裏面として二枚の紙を、
それぞれ、剥離可能な様に、接着剤で張りあわせ一枚と
した、剥離用紙に印刷を施し、印刷面の印刷されている
部分、文字、記号等を内側にして囲むように、ブロック
単位で切りこみを入れ、あるいは、あらかじめ一定の規
格を設けて、いくつかのブロックに分けて切りこみを入
れておき、後にその切り込みの枠の内側にあてはまる様
に印刷を施した名刺。
【請求項２】請求項１における印刷された、または印
刷される紙の剥離される部分には、少なくとも剥離後な
んらかの他の紙面等に張りつける事が可能であるよう
に、印刷面の裏の部分に接着剤が塗布されいること、剥
離された部分の下側の面にも同剥離部分と同様な文字
列、記号等が印刷出来る様になっいる事、若しくは確答
紙面にもあらかじめ印刷を施しておけること。
【請求項３】請求項１と請求項２において、二枚の紙
と接着剤で構成された名刺において、印刷された部分又
はされる部分の各ブロックがそれぞれ独立に剥離可能で
あり、剥離した部分のそれぞれを他の紙面等に張りつけ
る事が可能であること、及び剥離後のブロック枠内に、
取り去った紙の部分と同様な文字等が印刷されている、
若しくはすることも、可能であることを特徴とする名
刺。