JP3046598U - スポンジ付き綿棒 - Google Patents
スポンジ付き綿棒Info
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- JP3046598U JP3046598U JP1997007637U JP763797U JP3046598U JP 3046598 U JP3046598 U JP 3046598U JP 1997007637 U JP1997007637 U JP 1997007637U JP 763797 U JP763797 U JP 763797U JP 3046598 U JP3046598 U JP 3046598U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 主として精密機械内部、家庭用電気機器内
部、細長い隙間などを清掃するために簡便に用いられ
得、これらの清掃時に、綿棒およびハンディクリーナー
の両方を準備してこれらを使い分ける必要なく、精密機
械内部、家庭用電気機器内部、細長い隙間などを効率よ
く清掃することができる綿棒を提供すること。 【解決手段】 所定の長さの柄の一端に綿花が設けら
れ、そして他端にスポンジが備えられた綿棒。
部、細長い隙間などを清掃するために簡便に用いられ
得、これらの清掃時に、綿棒およびハンディクリーナー
の両方を準備してこれらを使い分ける必要なく、精密機
械内部、家庭用電気機器内部、細長い隙間などを効率よ
く清掃することができる綿棒を提供すること。 【解決手段】 所定の長さの柄の一端に綿花が設けら
れ、そして他端にスポンジが備えられた綿棒。
Description
【0001】
本考案はスポンジ付き綿棒に関し、より詳細には、主としてビデオ、テレビ、 コンパクトディスクプレーヤー、レコードプレーヤー、テープレコーダー、ラジ オ、ラジカセ、パーソナルコンピューターなどの精密機械または家庭用電気機器 の内部、エアコンの吹き出し口、窓のレール間の溝などの細長い隙間などを清掃 するための綿棒に関する。
【0002】
従来より、所定の長さを有する柄の両端に綿花が巻き付けられた綿棒が市販さ れている。このような綿棒は主として耳かきなどとして用いられている。また、 従来より、精密機械または家庭用電気機器の内部、エアコンの吹き出し口、窓の レール間の溝などの細長い隙間などの清掃には、このような綿棒、ハンディクリ ーナーなどが用いられている。
【0003】 しかし、上記のような従来の綿棒を用いて精密機械内部、家庭用電気機器内部 、細長い隙間などを清掃しようとすると、以下のような問題点があった。まず、 綿棒の両端に巻き付けられた綿花の大きさはさほど大きくないので、ほこりがた まった領域が広い場合には、清掃作業が極めて煩雑な作業となる。また、綿棒の 両端に巻き付けられた綿花に水、アルコール(例えば、エタノール)などの液体 を含浸させずに綿棒を用いた場合、綿花の毛羽立ちにより綿花から綿花くずが生 じる場合があり、この綿花くずがほこりになってしまう場合がある。このような 場合や、ほこりがたまった領域が広い場合などでは、ほこりを除去するためにハ ンディクリーナーを用いることも考えられるが、ハンディクリーナーでは精密機 械細部、家庭用電気機器細部、細長い隙間などのほこりを除去することは難しく 、さらにほこり除去作業に綿棒およびハンディクリーナーの両方を用意する必要 があるので、手間がかかる。
【0004】 一方、綿棒の両端に巻き付けられた綿花に水、アルコール(例えば、エタノー ル)などの液体を含浸させて綿棒を用いた場合には、綿花くずが生じることは防 止されるが、精密機械、家庭用電気機器、隙間などに液体が付着する場合がある 。このような場合には、その液体が自然蒸発するまで待つか、あるいは他の綿棒 などで液体を拭き取ることが必要となり、このため清掃作業に時間を要したり、 あるいは手間がかかる。
【0005】 精密機械、家庭用電気機器などは一般にそのケースを外すまで内部構造がわか らず、従って清掃が必要な領域の大きさがわからないことが多い。そのため、ケ ースを外す前に、綿棒およびハンディークリーナーの両方を準備するか、あるい はケースを外して清掃が必要な領域の大きさを確かめてから綿棒およびハンディ ークリーナーのいずれかを準備する必要がある。さらに、これらの準備にはいず れも手間がかかる上、清掃中には綿棒およびハンディークリーナーを適宜持ち替 える必要があり、清掃作業が煩雑になる。
【0006】 また、従来の綿棒の両端に巻き付けられた綿花はその中央部が太り、先端部は R状に曲成されているので、精密機械細部、家庭用電気機器細部、細長い隙間な どのほこりを除去する際には、その先端部が細部、隙間などにまで行き届かず、 充分な清掃作業ができないことが多かった。
【0007】
本考案は上記従来の課題を解決するためになされ、その目的とするところは、 主として精密機械内部、家庭用電気機器内部、細長い隙間などを清掃するために 簡便に用いられ得、これらの清掃時に、綿棒およびハンディクリーナーの両方を 準備してこれらを使い分ける必要なく、精密機械内部、家庭用電気機器内部、細 長い隙間などを効率よく清掃することができる綿棒を提供することにある。
【0008】
(クレーム1) 上記課題を解決するために、本考案に係る綿棒は、所定の長さの柄の一端に綿 花が設けられ、そして他端にスポンジが備えられた構造を有する。
【0009】 所定の長さの柄の一端に綿花を設ける手段としては特に限定されず、例えば、 柄の一端に綿花を巻き付ける手段が挙げられる。この場合、巻き付けられた綿花 が柄から外れないようにするという観点から、柄に綿花を取り付ける前に、柄の 一端には予め柄と綿花とを接着する接着剤を塗布しておくことが好ましい。
【0010】 柄の他の先端にスポンジを設ける手段としては特に限定されず、例えば、予め スポンジに柄の他端が嵌入するための穴を穿設し、その穴に柄の他端を埋め込む ようにして嵌入させてもよく、あるいは上記のような穴を穿設せず、柄の他端を やや尖らせ、このような柄の他端をスポンジ内部にねじ込むようにして入れても よい。柄からスポンジが外れないようにするという観点から、柄にスポンジを取 り付ける前に、柄の他端に柄とスポンジとを接着する接着剤を塗布することが好 ましい。また、予めスポンジに柄の他端が嵌入するための穴を穿設する場合には 、例えば、スポンジ内部の穴の形状および柄の他端の形状をT字型にし、スポン ジの弾性を利用してT字型のスポンジ内部の穴にT字型の柄の他端を嵌合させて もよい。
【0011】 (クレーム2) 上記の綿棒の一端に設けられた綿花の形状は特に限定されないが、1つの実施 態様において、先細り状に形成され得る。
【0012】 (クレーム3、4、5) 上記のスポンジとしては、弾力性のあるスポンジであれば任意のスポンジが用 いられ得るが、連続発泡体から構成され、吸収性を有することが好ましい。なお 、本明細書において用いられる「吸収性」とは、水、アルコール(例えば、エタ ノール)などの液体を吸い込む能力を指す。スポンジの形状は特に限定されず、 例えば、その先端が球面状、楕円球面状、または断面円弧状であるか、あるいは その全体が箱状、球状、楕円球状、先細り形状であってもよい。スポンジの全体 はほぼ箱状であることが好ましく、そしてその先端部分が傾斜していることが好 ましい。
【0013】
本考案を図面と共にさらに詳細に説明する。
【0014】 図1は、本考案に係るスポンジ付き綿棒の1実施態様を示す斜視図であり、本 実施の形態に係るスポンジ付き綿棒(1)には、所定の長さの柄(2)の一端に 先細り状に形成された綿花(3)が設けられ、そして他端にその先端部分(41 )が傾斜し、吸収性を有するスポンジ(4)が備えられている。
【0015】 本実施の形態に係るスポンジ付き綿棒(1)は上記のような構造を有するので 、以下のような効果を有する。
【0016】 ほこりがたまった領域が狭い場合には、柄の一端に設けられた綿花(3)を用 いてほこりを掻き出し、ほこりがたまった領域が広い場合には、柄の他端に設け られたスポンジ(4)を用いてほこりを掃き出すことができる。従って、清掃時 に、綿棒およびハンディクリーナーの両方を準備し、さらにこれらを持ち替えて 使い分ける必要なく、精密機械内部、家庭用電気機器内部、細長い隙間などを効 率よく清掃することができる。
【0017】 また、柄の一端に設けられた綿花(3)に水、アルコール(例えば、エタノー ル)などの液体を含浸させ、精密機械内部のほこりにそのような綿花(3)をあ てがうことにより、ほこりを綿花(3)に吸着させて清掃する場合には、綿花( 3)に含浸された液体が精密機械、家庭用電気機器、隙間などに付着する場合が あるが、柄の他端に設けられた吸収性のスポンジ(4)を乾いた状態で用いるこ とにより、機械に付着した液体を除去できるので、液体の自然乾燥を待つ従来の 清掃方法と比較して、速やかにかつ簡便に清掃を完了させることができる。また 、機械などに付着した液体を他の綿棒などにより除去する場合と比較して、スポ ンジ(4)には綿花(3)のような毛羽立ちがないので、毛羽立ちによるほこり の発生がない。また、綿棒とは別個にスポンジを準備する場合と比較して、綿棒 とスポンジとの間で持ち替える必要なく、速やかに綿花(3)とスポンジ(4) との間で使い分けることができる。
【0018】 スポンジ(4)は吸収性であるので、上記と同様に、スポンジ(4)に水、ア ルコール(例えば、エタノール)などの液体を含浸させ、精密機械内部、家庭用 電気機器内部、細長い隙間などのほこりにそのようなスポンジ(4)をあてがう ことにより、ほこりをスポンジ(4)に吸着させて清掃することもできる。この 場合には、広範囲の領域を能率良く清掃でき、必要に応じて柄の一端に設けられ た綿花(3)を乾いた状態で用いることにより、上記と同様に速やかにかつ簡便 に清掃を完了させることができる。
【0019】 本実施の形態に係るスポンジ付き綿棒(1)の柄の一端に設けられた綿花(3 )は、図のように先細り状に巻き付けられているので、従来の綿棒のように、中 央部が太り、先端部はR状に曲成されている綿花と比較して、精密機械細部、家 庭用電気機器細部、細長い隙間などの清掃を行いやすいという利点がある。
【0020】 本実施の形態に係るスポンジ付き綿棒(1)の柄の他端に設けられたスポンジ (4)は、図のように、その先端部分(41)が傾斜しているので、清掃作業が 必要な領域が面である場合には、本実施の形態に係るスポンジ付き綿棒(1)を 、その先端部分(41)をその面に当接した状態にして、ほうきのようにして用 いることもできる。従って、このようにして本実施の形態に係るスポンジ付き綿 棒(1)を用いることにより、従来の綿棒、ハンディークリーナーなどを用いる 清掃作業と比較して、速やかかつ簡便に清掃作業を行うことができる。
【0021】 また、同様の理由により、先端が球面状、断面円弧状となっているスポンジと 比較して、精密機械細部、家庭用電気機器細部、細長い隙間などの清掃を行いや すいという利点がある。
【0022】 上記の考案の実施の形態における本考案に係るスポンジ付き綿棒(1)に関す る説明では、精密機械内部、家庭用電気機器内部、細長い隙間などにおいて本考 案に係るスポンジ付き綿棒(1)が用いられているが、本考案に係るスポンジ付 き綿棒(1)によって清掃される領域は、これらに限定されない。
【0023】
請求項1に記載された本考案により、主として精密機械内部、家庭用電気機器 内部、細長い隙間などを清掃するために簡便に用いられ得、清掃時に、綿棒およ びハンディクリーナーの両方を準備してこれらを使い分ける必要なく、効率よく 清掃することができる綿棒が提供される。
【0024】 また、請求項2に記載された考案により、従来の綿棒のように、中央部が太り 、先端部はR状に曲成されている綿花を一端に備えた綿棒と比較して、精密機械 細部、家庭用電気機器細部、細長い隙間などの清掃をより行いやすい綿棒が提供 される。
【0025】 さらに、請求項3に記載された考案により、清掃の際に精密機械、家庭用電気 機器、隙間などに付着した液体をより除去しやすく、清掃の際に毛羽立ちによる ほこりの発生がない綿棒が提供される。
【0026】 そして、請求項4に記載された考案により、ほうきのようにして用いることが でき、そして精密機械細部、家庭用電気機器細部、細長い隙間などの清掃をより 行いやすい綿棒が提供される。
【図1】 図1は、本考案に係るスポンジ付き綿棒を表
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】 図2は、本考案に係るスポンジ付き綿棒の正
面図である。
面図である。
【図3】 図3は、本考案に係るスポンジ付き綿棒の背
面図である。
面図である。
【図4】 図4は、本考案に係るスポンジ付き綿棒の右
側面図である。なお、本考案に係るスポンジ付き綿棒の
左正面図は、図4と左右対称に現れる。
側面図である。なお、本考案に係るスポンジ付き綿棒の
左正面図は、図4と左右対称に現れる。
【図5】 図5は、本考案に係るスポンジ付き綿棒の平
面図である。
面図である。
【図6】 図6は、本考案に係るスポンジ付き綿棒の底
面図である。
面図である。
1 スポンジ付き綿棒 2 柄 3 綿花 4 スポンジ 41 先端部分
Claims (4)
- 【請求項1】 所定の長さの柄の一端に綿花が設けら
れ、そして他端にスポンジが備えられた綿棒。 - 【請求項2】 前記綿花が先細り状に形成されている、
請求項1に記載の綿棒。 - 【請求項3】 前記スポンジが吸収性を有する、請求項
1または請求項2のいずれかに記載の綿棒。 - 【請求項4】 前記スポンジの先端部分が傾斜してい
る、請求項1から請求項3のいずれかに記載の綿棒。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997007637U JP3046598U (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | スポンジ付き綿棒 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997007637U JP3046598U (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | スポンジ付き綿棒 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3046598U true JP3046598U (ja) | 1998-03-10 |
Family
ID=43180932
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997007637U Expired - Lifetime JP3046598U (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | スポンジ付き綿棒 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3046598U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108945720A (zh) * | 2018-07-27 | 2018-12-07 | 无锡市第五人民医院 | 一种检验科用棉棒盒 |
-
1997
- 1997-08-27 JP JP1997007637U patent/JP3046598U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108945720A (zh) * | 2018-07-27 | 2018-12-07 | 无锡市第五人民医院 | 一种检验科用棉棒盒 |
CN108945720B (zh) * | 2018-07-27 | 2024-03-05 | 无锡市第五人民医院 | 一种检验科用棉棒盒 |
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