JP2529250Y2 - 耳掃除具 - Google Patents

耳掃除具

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JP2529250Y2
JP2529250Y2 JP1990005781U JP578190U JP2529250Y2 JP 2529250 Y2 JP2529250 Y2 JP 2529250Y2 JP 1990005781 U JP1990005781 U JP 1990005781U JP 578190 U JP578190 U JP 578190U JP 2529250 Y2 JP2529250 Y2 JP 2529250Y2
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swab
absorbent cotton
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aqueous solution
cotton
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正雄 仲野
直樹 土橋
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Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd
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Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、耳垢等を具合良く除去することができる
耳掃除具に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の耳掃除具には、竹等からなる細い棒の先端を小
さな杓子形状とした耳掻や、合成樹脂等からなる細い棒
の先端に脱脂綿を巻付けた綿棒が存在した。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の耳掻では、竹等の硬質の材
料からなるため杓子形状とした先端も硬質であり、耳の
穴の皮膚を傷つけることがあるという課題を有してし
た。
また、上記従来の綿棒では、先端に巻付けた脱脂綿が
乾燥しているため、耳垢等が取り難いという課題を有し
ていた。
そこで、この考案は、上記従来の耳掃除具が有する課
題を解決することを目的としてなされたものである。
〔課題を解決するために手段〕
そのため、この考案の耳掃除具は、ボトル(1)に収
容された水溶液(2)と、綿棒(3)とを組み合わせて
なると共に、前記ボトル(1)の口部(4)を、綿棒
(3)に含浸させた水溶液(2)のしずくを切るための
フランジ(5)を有したものとしている。
さらに、この考案の耳掃除具では、前記綿棒(3)
を、一端に円柱形状の脱脂綿(3a)を有し、他端にボー
ル形状の脱脂綿(3b)を有したものとすることができ
る。
また、この考案の耳掃除具では、前記フランジ(5)
を、凹曲面形状としたものとすることができる。
〔作用〕
この考案の耳掃除具は、上記手段を施したため、綿棒
(3)端の脱脂綿に水溶液(2)を含浸させ、その脱脂
綿をフランジ(5)に擦り付けることにより、綿棒
(3)に含浸させた水溶液のしずくを切ることができ、
好ましい使用状態として、耳の穴の皮膚及び耳垢を柔ら
かくすることができる。
さらに、この考案の耳掃除具は、綿棒(3)の一端に
円柱形状の脱脂綿(3a)を有し、他端にボール形状の脱
脂綿(3b)を有したものとした場合には、何れかの脱脂
綿(3a、3b)によって、耳の穴の皮膚との接触状態を好
ましいものとすることができる。
また、この考案の耳掃除具は、フランジ(5)を凹曲
面形状とした場合には、綿棒(3)をフランジ(5)に
擦り付け易くなり、綿棒(3)に含浸させた水溶液
(2)のしずくがより切り易くなる。
〔実施例〕
以下、この考案の耳掃除具を実施例として示した図面
に基づいて説明する。
この考案の耳掃除具は、第1図に示したように、ボト
ル(1)に収容された水溶液(2)と、綿棒(3)とを
組み合わせてなるものとしている。
前記ボトル(1)は、口部(4)に、内方に向けて傾
斜させると共に凹曲面の受け皿形状としたフランジ
(5)を有したものとしている。尚、このボトル(1)
は、実施例に示したような捩じ込み式や、その他嵌め込
み式等の任意のキャップ(6)を有している。
前記水溶液(2)は、耳の穴の皮膚及び耳垢を柔らか
くするものであればよく、皮膚の清浄と保湿作用による
皮膚の保護を兼ね備えた化粧水、耳垢を溶解する成分を
含有したもの、アルコール分を含有したもの等とするこ
とができる。
前記綿棒(3)は、外周を凹凸面とした略円柱形状の
脱脂綿(3a)を一端に有したものとし、横方向に細長く
したボール形状の脱脂綿(3b)を他端に有したものとし
ている。
次に、上記構成としたこの考案の耳掃除具の使用状態
について説明する。
先ず、第2図に示したように、綿棒(3)の一端をボ
トル(1)に収容された水溶液(2)に浸け、脱脂綿
(3b)に水溶液(2)を含浸させる。次に、水溶液
(2)を含浸させた脱脂綿(3b)をフランジ(5)に擦
り付け、脱脂綿(3b)に含浸させた水溶液(2)のしず
くを切る。
そして、この綿棒(3)の脱脂綿(3b)を耳の穴に突
っ込んで皮膚に擦り付け、掃除をする。さらに、前記綿
棒(3)の水溶液(2)を含浸させていない脱脂綿(3
a)を耳の穴に突っ込んで皮膚に擦り付け、掃除後の手
入れをする。
尚、この使用例では、水溶液(2)を綿棒(3)の脱
脂綿(3b)に含浸させたが、綿棒(3)の脱脂綿(3a)
に含浸させてもよい。すなわち、この場合には水溶液
(2)を含浸させた脱脂綿(3a)を先に耳の穴に突っ込
んで皮膚に擦り付け、掃除をする。そして、水溶液
(2)を含浸させていない脱脂綿(3b)を耳の穴に突っ
込んで皮膚の擦り付け、掃除後の手入れをする。このよ
うにすると、脱脂綿(3a)は外周を凹凸面とした略円柱
形状としているので皮膚との接触面が大きくなり、耳垢
を効率良く取ることができる。したがって、耳の穴の汚
れがひどい場合には、このように使用するのが好ましい
と言える。また、水溶液(2)を綿棒(3)の脱脂綿
(3a)及び脱脂綿(3b)の両方に含浸させて使用しても
よい。
〔考案の効果〕
この考案の耳掃除具は、以上に述べたように構成され
ており、綿棒(3)端の脱脂綿に水溶液(2)を含浸さ
せ、その脱脂綿をフランジ(5)に擦り付けることによ
り、綿棒(3)に含浸させた水溶液のしずくを切ること
ができ、好ましい使用状態として、耳の穴の皮膚及び耳
垢を柔らかくすることができるので、耳の穴の皮膚を傷
つけることがなく、しかも耳垢が非常に取り易くなる。
さらに、この考案の耳掃除具は、綿棒(3)の一端に
円柱形状の脱脂綿(3a)を有し、他端にボール形状の脱
脂綿(3b)を有したものとした場合には、何れかの脱脂
綿(3a、3b)によって、耳の穴の皮膚との接触状態を好
ましいものとすることができるので、使用者に応じた好
ましい使用状態を得ることができる。
また、この考案の耳掃除具は、フランジ(5)を凹曲
面形状とした場合には、綿棒(3)端の脱脂綿をフラン
ジ(5)に擦り付け易くなり、脱脂綿に含浸させた水溶
液(2)のしずくがより切り易くなるので、より好まし
い使用状態を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の耳掃除具の斜視図。第2図は、こ
の考案の耳掃除具の使用状態を示す説明図。 (1)……ボトル、(2)……水溶液、(3)……綿棒 (3a)(3b)……脱脂綿、(4)……口部、(5)……
フランジ

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボトル(1)に収容された水溶液(2)
    と、綿棒(3)とを組み合わせてなると共に、前記ボト
    ル(1)の口部(4)を、綿棒(3)に含浸させた水溶
    液(2)のしずくを切るためのフランジ(5)を有した
    ものとしたことを特徴とする耳掃除具。
  2. 【請求項2】綿棒(3)が、一端に円柱形状の脱脂綿
    (3a)を有し、他端にボール形状の脱脂綿(3b)を有し
    たものであることを特徴とする請求項1記載の耳掃除
    具。
  3. 【請求項3】フランジ(5)が、凹曲面形状であること
    を特徴とする請求項1記載の耳掃除具。
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