JP3046111B2 - 文字認識方法及びその装置 - Google Patents

文字認識方法及びその装置

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JP3046111B2 JP3292650A JP29265091A JP3046111B2 JP 3046111 B2 JP3046111 B2 JP 3046111B2 JP 3292650 A JP3292650 A JP 3292650A JP 29265091 A JP29265091 A JP 29265091A JP 3046111 B2 JP3046111 B2 JP 3046111B2
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    • G06V10/70Arrangements for image or video recognition or understanding using pattern recognition or machine learning
    • G06V10/74Image or video pattern matching; Proximity measures in feature spaces
    • G06V10/75Organisation of the matching processes, e.g. simultaneous or sequential comparisons of image or video features; Coarse-fine approaches, e.g. multi-scale approaches; using context analysis; Selection of dictionaries

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は文字認識方法及びその装
置に関し、特に、入力パターンの標準パターンに対する
類似度を計算する文字認識方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の代表的な文字認識装置の一種であ
るOCR装置では、光学的に文字を読みとり、読み取っ
たデータを文字パターンの形に変換し、この文字パター
ン(入力パターン)と辞書に記憶されている標準パター
ンとの類似度を装置に組み込まれているパターン類似度
計算回路で計算することにより、その計算結果のうちで
最も類似度の高い標準パターンを認識結果として出力し
ていた。このパターン類似度計算回路は、処理の高速化
を図るために、通常、特公昭58−56911号に記載
されているように、1文字分の標準パターンデータが分
散されて記憶されるように複数の不揮発メモリを使用
し、これらメモリからのデータをラッチし、所定ビット
ごとにデータを選択的に出力していた。
【0003】図8は従来例に従う1文字分の標準パター
ンデータを複数メモリに分散して格納する構成を有する
パターン類似度計算回路の構成を示す図である。図8に
よると、メモリ81〜83には一文字分の標準パターン
データが9分割(φN1〜φN9)され、メモリ81にはφ
N1,φN4,φN7が、メモリ82にはφN2,φN5,φ
N8が、そして、メモリ83にはφN3,φN6,φN9が格納
される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、以下のような欠点があった。 (1)より高速な計算速度を追求するとメモリの数が多
くなり、メモリ実装のコストが高価になる。 (2)入力パターンの入力速度がパターン類似度計算回
路の演算能力より高速になると、演算が不可能になる
か、入力パターンの入力速度やタイミングを制限しなけ
ればならない。このため、入力パターンの入力速度を制
御する回路がよけいに必要となる。従って、トータルス
ループットは入力パターンの入力速度によって上限が抑
えられる。 (3)辞書が格納されているROM内の特定のアドレス
領域の標準パターンを使用したい場合、例えば、辞書R
OM内に漢字、英字、数字が格納されていて、数字のみ
の認識をしたいとき)を使用したい場合、その対応領域
がアクセス中であると、その領域に対してアクセス中の
処理が終了するまでアクセス待ちとなり、時間的ロスが
生じた。 (4)異なる類似度計算アルゴリズムを用いて演算した
いときは、演算回路を駆動するアルゴリズムをその度に
入れ替えて使用しなければならないので処理に時間を要
した。
【0005】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、必要とするメモリ容量の増大を防ぎ、かつ、トータ
ルスループットの向上を図った文字認識方法及びその装
置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の文字認識方法は、以下のような工程からな
る。即ち、入力パターンを複数の演算回路各々に設けら
れた記憶部に振り分けて記憶する記憶工程と、1つの辞
書に格納された標準の文字パターンを前記複数の演算回
路に読み込むため、前記辞書のアドレスを指定するカウ
ンタのカウンタ値を、前記標準の文字パターンを読み込
む度にカウントアップするカウント工程と、前記複数の
演算回路各々では各演算回路に設けられた記憶部に記憶
された入力パターンと前記辞書に格納された標準の文字
パターンとの類似度を演算するために、各演算回路が互
いに独立したタイミングで前記辞書へのアクセスを開始
した時の前記辞書のアドレスを類似度演算の停止条件と
して保持する保持工程と、前記複数の演算回路各々にお
いて前記カウンタがカウントアップされる度に、前記類
似度演算の停止条件を示すアドレス値と前記カウンタが
示すカウント値とを比較する比較工程と、前記比較工程
における比較結果、前記類似度演算の停止条件を示すア
ドレス値と前記カウンタが示すカウント値とが一致した
前記演算回路では前記類似度の演算を停止するよう制御
する制御工程とを有することを特徴とする文字認識方法
を備える。
【0007】また他の発明によれば、振り分けられた入
力パターンを記憶する複数の演算手段各々に設けられた
記憶手段と、1つの辞書に格納された標準の文字パター
ンを前記複数の演算手段に読み込むため、前記辞書のア
ドレスを指定するカウンタのカウンタ値を、前記標準の
文字パターンを読み込む度にカウントアップするカウン
トアップ手段と、前記複数の演算手段各々では各演算手
段に設けられた記憶手段に記憶された入力パターンと前
記辞書に格納された標準の文字パターンとの類似度を演
算するために、各演算手段が互いに独立したタイミング
で前記辞書へのアクセスを開始した時の前記辞書のアド
レスを類似度演算の停止条件として保持する保持手段
と、前記複数の演算手段各々において前記カウンタがカ
ウントアップされる度に、前記類似度演算の停止条件を
示すアドレス値と前記カウンタが示すカウント値とを比
較する比較手段と、前記比較手段による比較結果、前記
類似度演算の停止条件を示すアドレス値と前記カウンタ
が示すカウント値とが一致した前記演算手段では前記類
似度の演算を停止するよう制御する制御手段とを有する
ことを特徴とする文字認識装置を備える。
【0008】
【作用】以上の構成により本発明は、入力パターンを複
数の演算回路各々に設けられた記憶部に振り分けて記憶
し、1つの辞書に格納された標準の文字パターンを複数
の演算回路に読み込むため、辞書のアドレスを指定する
カウンタのカウンタ値を、標準の文字パターンを読み込
む度にカウントアップし、複数の演算回路各々に設けら
れた記憶部に記憶された入力パターンと辞書に格納され
た標準の文字パターンとの類似度を演算するために、各
演算回路が互いに独立したタイミングでその辞書へのア
クセスを開始した時の辞書のアドレスを類似度演算の停
止条件として保持する一方、複数の演算回路各々におい
てそのカウンタがカウントアップされる度に、類似度演
算の停止条件を示すアドレス値とカウンタが示すカウン
ト値とを比較し、その比較結果、両者の値が一致した演
算回路では類似度の演算を停止するよう制御する。
【0009】
【実施例】以下添付図面を参照して本発明の好適な実施
例を詳細に説明する。
【0010】[装置構成の概要(図1)]図1は本発明
の代表的な実施例である文字認識装置の構成を示すブロ
ック図である。図1において、1は画像の入力、文字画
像の切り出し等の処理や本装置全体の制御等を行なうC
PU、2は文字の入力や修正等を行なうキーボード(K
B)、3はマウス等のポインティングデバイス(P
D)、4はCPU1が実行するプログラム等を格納する
ROM、5は文字画像や文字切り出し結果や認識結果等
を記憶するRAM、6は切り出された文字画像について
各文字との類似度を計算する類似度計算回路部、7は画
像を読み取るイメージスキャナ(SCAN)であり、8
はイメージスキャナのインタフェース(I/F)、9は
文字認識結果などを表示するディスプレイである。
【0011】[類似度計算回路部の構成説明(図2)]
図2は、本実施例の最も特徴的な部分である類似度計算
回路部6の構成を示すブロック図である。図2(a)に
おいて、101は標準パターンが格納されている辞書メ
モリであり、本実施例の場合はROMで構成されてい
る。この辞書メモリ101はRAMで構成しても良く、
その場合は外部補助記憶装置より標準パターンがロード
される。102は辞書メモリをアクセスする為のカウン
タで辞書メモリ101のアドレス線に接続される。10
3はフリップフロップのレジスタでカウンタ102の先
頭アドレスが格納される。104はフリップフロップの
レジスタでカウンタ102の最終アドレスが格納され
る。105は比較器で辞書メモリ101をアクセスする
カウンタ102の出力とレジスタ104で設定された最
終アドレスが一致したかどうかを判定し、一致した場
合、カウンタ102にレジスタ103の内容がロードさ
れる。106は第1計算部、107は第2計算部、及
び、108は第N計算部である。
【0012】さて、N個の計算部は図2(b)に示すよ
うな共通の構成となっている。即ち、第n計算部(n=
1,N)109は、入力パターンを格納する為の入力パ
ターンメモリ110と、入力パターンメモリ110と辞
書メモリ101からのデータを照合して類似度を算出す
る演算回路111と、フリップフロップのラッチ112
と、ラッチ112の出力とカウンタ102の出力とを比
較して2つの信号が一致した場合演算回路111の処理
を終了させる比較器113とで構成される。
【0013】[類似度計算回路部の動作説明(図3〜図
5)]上記構成の類似度計算回路部6は、辞書メモリ1
01に予め標準パターンが格納されてことを前提とする
と次のように動作する。
【0014】(1)辞書メモリ101へのアクセスのた
めに、アクセス先頭アドレスをレジスタ103に、アク
セス最終アドレスをレジスタ104にセットし、レジス
タ103の内容をカウンタ102にロードする。ここで
述べるアクセスアドレスとは、類似度計算のために辞書
メモリ101に格納されている多数のパターン各々の先
頭アドレスを指し、類似度計算の対象となる標準パター
ンが切り替わるごとにカウントアップされるものであ
る。図3は辞書メモリ101に標準パターンが格納され
る時の格納アドレスを示す図である。本実施例の場合、
1文字分の標準パターン(φm :m=0,M)は8ワー
ドで構成され、一文字単位に書き込まれている。即ち、
メモリ内に標準パターンのデータが連続的に格納されて
いるとすると、1文字分の標準パターンが切り替わるご
とにアクセスアドレスは8ワードずつカウントアップさ
れる。また、各標準パターンは1ワード毎にアクセス可
能なように、図3に示されるように1ワード毎の辞書メ
モリアドレス(b012,…,bk )をもつ。従っ
て、本実施例の場合、一文字8ワード構成であるから、
各文字について下位3ビット(b012 )の辞書メ
モリアドレスが1文字分の標準パターンをアクセスする
アドレスとなり、辞書メモリアドレスのb34,…,b
k が各文字についての先頭アドレスとなる。
【0015】(2)パターン類似度計算の要求命令がC
PU1より発行されたなら、SCAN7より読み取られ
た入力パターンを第1計算部106の入力パターンメモ
リ110にセットし、第1計算部106を演算開始信号
START1で起動する。
【0016】(3)演算開始信号START1の第1計
算部106への入力を契機として、ラッチ112にその
時点でのカウンタ102の出力値がセットされ、演算回
路111が起動される。このときのカウンタ102の出
力値とは、類似度計算の対象となる標準パターンのアド
レス、即ち、辞書メモリアドレスである。
【0017】(4)演算回路111によって演算が実行
され、入力パターンメモリ110に格納された入力パタ
ーンと辞書メモリ101に格納された標準パターンとの
類似度計算が行われる。ここで、1パターンの計算が実
行される毎に、カウンタ102は+8ずつカウントアッ
プされ、カウンタ102の出力が類似度計算の対象とな
る最終パターンを差すレジスタ104に格納された最終
アドレスの値になると、比較器105が作動し、カウン
タ102にレジスタ103に格納された先頭アドレスの
値を再度ロードし、カウンタ102は演算開始信号ST
ARTn(n=1,N)の全てがインアクティブになる
迄巡回する。
【0018】(5)第1計算部106の演算処理は、ラ
ッチ112の出力値と巡回しているカウンタ102の出
力値とが一致した場合に比較器113から信号が演算回
路111に出力されることによって終了する。また比較
器113の出力は第1計算部101の外部へも信号EN
D1として出力され、演算処理の終了が外部に通知され
る。
【0019】(6)第1計算部106の動作中に、次の
パターン類似度計算要求がCPU1によって発行された
場合、動作スタンバイ中の第2〜第N計算部を用いて、
(2)〜(5)と同様な手順で類似度計算を実行する。
【0020】さてここで、CPU1から発行されるパタ
ーン類似度計算の要求命令の発行間隔をT1 、類似度計
算の演算時間をT2 、そして、演算結果出力間隔をT3
としたとき、図4(a)に示すタイムチャートのよう
に、2T1 <T2 <3T1(CPU1からの命令の間に
類似度演算が完了する)で、かつ、T3≒T1 (演算命
令の発行間隔と演算結果の出力間隔がほぼ同等)である
ならば、計算部の数が3つ、つまり、N=3であるな
ら、CPU1からの類似度計算の要求命令に対し、連続
した処理が可能となり、計算要求から演算結果出力迄の
時間は常にT2 となる。ここで、図4(b)に示す計算
部が1つしかない従来例の類似度計算に従うタイムチャ
ートと比較してみると、類似度計算の要求命令に対する
実行待ちがなくなりトータルスループットが向上してい
るようすがわかる。
【0021】トータルスループット向上について、さら
に、メモリアクセス競合の点から、演算回路の起動・停
止と辞書メモリ101へのアクセスとの関係を示す図5
を参照してもう少し詳細に説明する。
【0022】今、辞書メモリ101に対するアクセスが
開始されていて2文字目(φ1 )の標準パターンと入力
パターンとの類似度計算中に演算開始信号STARTn
が入力されたとすると、STARTnを受け取った計算
部は、ラッチ112に辞書メモリアドレス(b34,
…,bk )をラッチする。なお、下位3ビット(b0
12 )は“0”がセットされる。ここで、ラッチされ
るアドレスはb34,…,bk について各々、1,0 ,
…, 0である。
【0023】本実施例の場合、ラッチされたアドレス
(ここでは、2文字目(φ1 ))がアクセス中のアドレ
スであると、実際の演算は次の文字の先頭標準パターン
(3文字目(φ2 )で、アドレスはb34,…,bk
各々、0,1,…,0)から演算を開始する。この演算
は3文字目から始まり、最終文字(φM )を経て先頭文
字(φ0 )に戻り、2文字目(φ1 )で終了する。最後
の演算対象文字(φ1 )のアドレスがセットされたと
き、比較器113がアクティブとなり、演算処理が一巡
した事が判別される。そして、二番目の文字(φ1 )が
終了した時点(比較器113の出力がアクティブからイ
ンアクティブに変化した時点)で演算回路111の動作
が終了する。
【0024】以上のように類似度計算を開始するアドレ
スを管理することによって、類似度計算の開始文字のづ
れに対応できる。
【0025】従って本実施例に従えば、複数の計算部を
類似度計算回路に内蔵することによって、CPUからの
類似度計算要求命令の実行待ちがなくなり、また、各計
算部における標準パターンを読み込むアドレスがずれて
も1つの記憶媒体中の全ての標準パターンをアクセスで
きるので、より高速な類似度計算を実行することができ
る。
【0026】なお本実施例では、辞書メモリ101の標
準パターンを一巡して類似度計算を行ったかどうかを判
断するために比較器113を用いたが、本発明はこれに
限定されるものではない。例えば、図6に示すように、
外部より予め辞書メモリ101の文字数がセットされる
減進カウンタ121と1文字毎の標準パターンアクセス
終了を示すデコーダ122とを組み合わせて、辞書メモ
リ101のアクセスアドレスをデコードし、1文字アク
セス終了毎にパルス信号を発生し、減進カウンタ121
にセットされた値をカウントダウンし、そのカウンタ値
がゼロになった時に演算回路111の演算を終了させ外
部に演算終了を通知するような構成とすることもでき
る。また、図6のラッチ112は前述の実施例同様に、
計算部に演算開始信号STARTn入力を契機として、
辞書メモリ111をアクセスするアドレスをラッチして
演算回路111に演算開始を指示する。
【0027】また本実施例では、第1〜第N計算部で扱
われる辞書メモリ101に格納されている標準パターン
に対するアクセス可能アドレスの範囲を制限することは
しなかったが本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、図7に示すように各計算部109で辞書メモリ
101に格納されている標準パターンのアクセス可能範
囲を指定可能とする構成にすることもできる。
【0028】図7において、131は第n計算部109
が演算開始時に参照する辞書メモリ01の先頭アドレス
をセットするラッチ、132は第n計算部109が演算
終了直前に参照する辞書メモリ101の辞書アドレスを
セットするラッチ、そして、133、134は比較器で
ある。比較器133は先頭アドレス用ラッチ131の出
力値が辞書メモリ101をアクセスする為のカウンタ1
02の出力と一致したかを判定する。演算開始信号ST
ARTnがアクティブで比較器133の2つの入力が一
致した時に演算回路111が起動される。また、比較器
134は最終アドレス用ラッチ132の出力値が辞書メ
モリ101をアクセスする為のカウンタ102の出力と
一致したかを判定し、比較器134の2つの入力が一致
したとき、演算回路111の処理を終了させる。
【0029】さらに上記実施例ではN個の計算部に内蔵
される演算回路111が実行する計算のアルゴリズムに
ついては特に説明しなかったが、それぞれの演算回路が
異なったアルゴリズムで動作するように構成しても良
い。この構成によって、1つの入力パターンを複数の異
なる計算部に入力しで異なったアルゴリズムに依る演算
出力を得ることができる。
【0030】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても良いし、1つの機器から成る装置
に適用しても良い。また、本発明はシステム或は装置に
プログラムを供給することによって達成される場合にも
適用できることは言うまでもない。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、1
つの辞書を複数の演算回路が共用して並行に類似度の演
算処理を行なう場合に、全ての演算回路に文字認識の対
象となる入力パターンが記憶されるのを待ちわせること
なく、各演算回路が互いに独立なタイミングで類似度演
算の開始と停止とを行なうので、辞書を重複して保持す
ることによる必要なメモリ容量が増大することを抑えつ
つ、よりトータルスループットを向上させた文字認識を
行なうことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施例である文字認識装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】類似度計算回路部6の詳細な構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】辞書メモリの内部構造を示す図である。
【図4】パターン類似度計算のトータルスループットを
示すタイムチャートである。
【図5】辞書メモリアクセス中に演算開始信号が入力さ
れた場合の辞書メモリアクセス順序を示す図である。
【図6】第n計算部の別の構成を示す図である。
【図7】第n計算部のさらに別の構成を示す図である。
【図8】従来例に従う類似度計算回路部の構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 キーボード 3 ポインティングデバイス 4 ROM 5 RAM 6 類似度計算回路 7 イメージスキャナ 8 イメージスキャナインタフェース 9 ディスプレイ 101 辞書メモリ 102 カウンタ 103 先頭アドレス用レジスタ 104 最終アドレス用レジスタ 105 比較器 106 第1計算部 107 第2計算部 108 第N計算部 109 第n計算部 110 入力パターンメモリ 111 演算回路 112 ラッチ 113 比較器

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力パターンを複数の演算回路各々に設
    けられた記憶部に振り分けて記憶する記憶工程と、 1つの辞書 に格納された標準の文字パターンを前記複数
    の演算回路に読み込むため、前記辞書のアドレスを指定
    するカウンタのカウンタ値を、前記標準の文字パターン
    を読み込む度にカウントアップするカウント工程と、 前記複数の演算回路各々では、各演算回路に設けられた
    記憶部に記憶された入力パターンと前記辞書に格納され
    た標準の文字パターンとの類似度を演算するために、各
    演算回路が互いに独立したタイミングで前記辞書へのア
    クセス開始した時の前記辞書のアドレスを類似度演算
    の停止条件として保持する保持工程と、 前記複数の演算回路各々において前記カウンタがカウン
    トアップされる度に、前記類似度演算の停止条件を示す
    アドレス値と前記カウンタが示すカウント値とを比較す
    る比較工程と、 前記比較工程における比較結果、前記類似度演算の停止
    条件を示すアドレス値と前記カウンタが示すカウント値
    とが一致した前記演算回路では前記類似度の演算を停止
    するよう制御する制御工程 とを有することを特徴とする
    文字認識方法。
  2. 【請求項2】 振り分けられた入力パターンを記憶する
    複数の演算手段各々に設けられた記憶手段と、 1つの辞書 に格納された標準の文字パターンを前記複数
    の演算手段に読み込むため、前記辞書のアドレスを指定
    するカウンタのカウンタ値を、前記標準の文字パターン
    を読み込む度にカウントアップするカウントアップ手段
    と、 前記複数の演算手段各々では各演算手段に設けられた
    記記憶手段に記憶された入力パターンと前記辞書に格納
    された標準の文字パターンとの類似度を演算するため
    に、各演算手段が互いに独立したタイミングで前記辞書
    へのアクセス開始した時の前記辞書のアドレスを類似
    度演算の停止条件として保持する保持手段と、 前記複数の演算手段各々において前記カウンタがカウン
    トアップされる度に、前記類似度演算の停止条件を示す
    アドレス値と前記カウンタが示すカウント値とを比較す
    る比較手段と、 前記比較手段による比較結果、前記類似度演算の停止条
    件を示すアドレス値と前記カウンタが示すカウント値と
    が一致した前記演算手段では前記類似度の演算を停止す
    るよう制御する制御手段 とを有することを特徴とする文
    字認識装置。
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EP92310122A EP0541365B1 (en) 1991-11-08 1992-11-05 Character recognition method and apparatus
DE69230166T DE69230166T2 (de) 1991-11-08 1992-11-05 Verfahren und Gerät zur Zeichenerkennung
US08/235,150 US5465305A (en) 1991-11-08 1994-04-28 Character recognition method and apparatus for preparing a plurality of character recognition processes in parallel

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